のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

開いてたのを閉じました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから パワータップハブの後輪をお預かりしました。

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過去に私が組んだものです。
ちょっと特殊なPROハブ32H 半コンペヨンパチ組み結線ありですが、
3本ローラー中にタイヤがバーストして落車し、
ひどい振れが出たとのことです。
振れ取りを試みましたが、明らかにリムが反っています。
というより、一部が うねっているような感じなのですが。
バーストの衝撃が主因で、3本ローラーから落ちたのは
あまり関係なさそうです。

仕方がないので リム交換になりますが、
その際は オープンプロチューブラーで
組み直してほしいとのことなので そうします。

ホイールをバラしましたが、リムは やはり反っていました。

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オープンプロチューブラーリムです。
DTのニップルには珍しく、黒アルマイトがかった
不良が混じっていたので はねました。

この手の不良はサピムのニップルで よく見ます(→こちら)。
黒ニップルのなり損ね、ではなく 銀ニップルに混じっている点と
色のかかり方が ほとんど同じなので、
製造工程が似通っていれば 同じミスも発生するということなのでしょうか。

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つづきはあとでかくでよ

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スーパーシックスのボトルケージ穴を増設しました  

ドリルがうなる!
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お客さんから、キャノンデールのスーパーシックスの44サイズの
シートチューブのボトルケージ位置を
もっと下げられないかとお願いされました。

上の画像、確かに 妙に高い位置にボトルケージがあります。
スペシャライズドの横出し式ケージを付けていますが、
このケージ自体は低い位置に付くような ねじ穴の設定にはなっていません。
しかし、多少低い位置に取り付け可能な上出し式ボトルケージよりは
こちらのほうがボトルが抜きやすいとのことです。

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このケージなりに 下限に取り付けてはいます。

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ボトルケージ穴を増設しました。
シートチューブに3つ目を設けるのは珍しい例です。
今までは、シートチューブの下の穴で ボトルケージの上の穴を固定し、
下側はタイラップ2本で縛っていたとのことで、
フレームにその跡があります。

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だいぶ下がりました。
今度はボトルケージの調整範囲の上限から やや下で
固定しています。

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下限で固定するとボトルの角がダウンチューブに接触するからです。

ボトルケージの位置を上げ下げするアダプターも試したそうですが、
元の位置が上過ぎて あまり意味が無かったそうです。

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コスミック プロ カーボン SLさん  

お客さんから コスミックカーボンをお預かりしました。
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後輪にタイヤを履いているのには、理由があります。

まずは来歴から。
昔から行きつけのマヴィックの正規ショップで買ったホイールだそうですが、
腕のほうが信用できないので 当店に持って来られたとのことです。
実は以前に シャマルウルトラなどを当店で修理したことがある方なので
これが初めてというわけではないのですが。

前後輪ともセンターずれありで、
後輪は特にひどく リムがガッツリ反フリー側に寄っていました。
実は、このホイールは8気圧ほど入れると
リムがかすかにフリー側に寄ることが分かっています
(これに限った話ではないですが)。
それを勘案して反フリー側にリムを寄せている・・・という説を
補強するかのように、マヴィックの後輪は
リムが反フリー側へずれていることが非常に多いのです。
R-SYSに限れば その説明がつくのですが(いずれ書きます)、
それ以外のホイールでも大抵は反フリー側にリムが寄っています。

しかし、元からのずれの量は 空気圧でセンターが出るほどの微量ではないことと
フリー側にリムが寄っている場合もあること、
あと今回もそうですが 前輪のセンターずれが散見される以上
単にまともに組めていないだけと見るのが良さそうです。

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コスミックの名を冠したモデルですが、
イソパルス(フリー側ラジアル組み)になっています。

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レーシングゼロ 2WAY-FITさん  

お客さんから レーシングゼロの後輪をお預かりしました。
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スポークが1本ひどく曲がっていて、
テンションが抜けているので リムがポテチになった「かのように」振れています。
先日 事前に電話をいただいていて 話をしたのですが、
リムサイドやビードフックに凹みなどが無ければ
変形したスポークの交換で直る場合がほとんどです。

で、変形したスポークを交換して
まずはそのスポークのニップル「だけ」で振れ取り調整をして
最も大きな振れが 交換したスポーク直下で無くなった時点が
スポークにダメージが及ぶ寸前の状態だと考えられる、
というのは いつも書いていることですが
その状態で「ちょっと振れているだけの後輪」となったので
横振れをちょこちょこっと取り、リムがかすかにフリー側に寄っていたので
最後に センター出しをしました。

仕事の研修(勉強会)で大阪市内に来ているところを抜けてきたので
すぐに戻らないといけない、ホイールを預けるので
直してもらってていいですか、と言われたのですが
10分あれば たぶん直せますと言って 結果 お預かりにはなりませんでした。
作業後にタイヤを取り付けて、急いでいるところ すみませんが
ブログに載せていいなら写真を撮らせてくださいということで
あわてて撮ったのが上の画像です。

作業中に聞いた話ですが、
近所の某ショップ(どこかは聞きましたが ここでは寝屋川市とだけ)では
リムとスポークの全交換が必要で 6万円ほどかかると言われたそうです。
6万円もらえるなら面倒くさいけど 受けてやるということなんでしょうか。
リムとスポークが定価販売だとすれば 工賃をボッているわけではないですが、
リム交換の場合に スポークの全交換を要することは まずありません。
そして 揃いもそろってお決まりのウソ、
「スポークはホイール1セットの単位でしか売ってくれない」
ということを言われています。

フルクラムのスペアパーツを取り寄せできるショップであれば
1本単位で入手可能であることは知っているはずなのですが・・・おかしいですね。

ちなみに、今回の件は 当店でスポーク代と工賃で2600円(税込)です。

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バイクフライデー用の後輪をカプレオのハブで組みました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから バイクフライデーの後輪をお預かりしました。

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ジョイテックのハブ24H 全チャンピヨンヨン逆イタリアン組みで
交差を編んでいます。これは16インチのホイールですが、
あまりに小径になると交差を編めなくなります。

スポークの左右バランスが非常に良いと思ってセンターを見ると、
リムが反フリー側にガッツリずれていました。
どうりで左右のスポークテンションが近いわけです。

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スラムの8Sギヤが付いています。
8・9・10Sフリーボディなので10Sまでの多段化であれば
リヤハブは このまま使えますが、
カプレオのトップ9T歯に(キューティーハニ)したいそうなので
専用のリヤハブで組み換える必要があります。

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米英式の穴を仏式に変換するアダプターの具合が 非常に悪そうです。
あとで何とかします。

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シングルウォールリムなので、
スポークがニップルから飛び出すのは厳禁です。
パンクの原因になります。
ということもあって 短めのスポーク長さで組んでありますが、
もう少し長いほうがいいです。すり割りとツライチくらいがいいでしょう。

すり割りをマイナスドライバー状のビットで回して仮組みしています。
私も同様の趣旨の道具を使っていますが、上の画像のように
ニップルに痕を残すようなことが無い形状にしてあります。

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カプレオのハブですが、箱にもあるように穴数の展開が
24・32・36Hとなっています。

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シマノのコンポはグレードの数字の前に
アルファベット無しがロード用コンポ、
Mが付くのがMTB用コンポとなっていました。
9100系デュラエースからはR9100というように
ロード系はRが付くようです。
MTBから派生したトレッキング用コンポはTが付きます。
カプレオの場合はFで、フォールディングバイクのFなのでしょうか。
取り付けるバイクが単なる小径車で、
折りたたみ(フォールディング)機構があるかどうかは別として。
で、2017年のカタログでは 上の画像2点のみの展開となっています。

当初のカプレオのリヤメカは、
4400系ティアグラの色違いだと思われる RD-F700と、
MTBと同じシャドーになった後継モデルの
RD-F800(SSとGSがある)がありますが、
どちらも廃版で流通在庫しかありません。
ちなみにRD-F800-SSは、ショートケージでシャドーという珍品です。
(R9100はミドルケージと呼ぶべき長さなので
シャドーのショートというのは本当に珍しいのです)。

ハブの在庫ですが、私が調べた限りでは
廃版になったHB-F700フロントハブは32Hのみ入手可能、
廃版になっていないFH-F700リヤハブは24Hのみ入手可能で
それ以外の仕様はメーカー在庫も終了のようです。
おいちょっと待てや。FH-F700はカタログに載せている以上
2017年時点で32・36Hが入手不可になるのはおかしいだろうが。
今回、たまたま24Hが必要で 取り寄せ可能な状況であったのは
運が良かっただけです。

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カプレオのリヤハブのオーバーロックナット寸法は公称135mmですが、
バイクフライデーは130mmなので 左エンドを切り詰める必要があります。
左のWナットのつかみ幅は内側が15mm、外側が17mmとなっていますが
内側のナットのつかみ部分がダストシールに
かすかに埋まっているのはどうかと思いました。
スペーサーは3枚入っていて、ノギスで測ったところ どれも3.8mmです。
公称では3.75mmなので、3.75mmなのでしょう。

カタログを繰ったところ、カプレオが出た2003年時点での資料では
ここのスペーサーは3.75mm1枚と 8mm1枚ということになっていました。

3.75mmを1枚抜くことでオーバーロックナット寸法が131mmほどとなり、
組み換え前のハブと同じくらいになったので
それ以上の微調整(他のサイズのスペーサーを入れたりなど)無しでいきます。

左エンド側を詰めるとオチョコの関係で
左右のスポークバランスが劇的に悪化しますが、
130mmのロードハブが そもそもそれくらいの寸法です。

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新品のハブにしては回転がゴソゴソするので、グリスアップをしました。

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組めました。
全チャンピヨンロクイタリアン組みで交差を編んでいます。
スポークは全て新調していますが、フリー側に限れば
「チャンピオンスポークの4本組み」という点は同じです。
逆イタリアン組みを こっそりイタリアン組みにしていますが。
あと、スポークの長さをやや長めにしました。

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フリー側が わりとギリギリです。
これでもマイナス補正を入れたのですが。
反フリー側は これより やや内側になりました。
リムテープを厚めに張るのと、今後の振れ取りで
大々的な増し締めをするとは考えにくいほどに張ってあるので
飛び出すことは ありません。

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カプレオのフリーボディですが、

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ロー側から6枚目までは
通常のシマノのフリーボディと同じスプラインになっていて、

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トップ側3枚 外側
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トップ側3枚 内側

ロー側から7枚目の内側が通常のスプラインのどん突きとなり、
それ以降は 歯の外側が小径スプラインの形状になっていて
嵌合するようになっています。

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カプレオ規格のロックリングを専用工具で締めて
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9~26Tの9Sギヤの取り付けとなります。

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バルブ穴のアダプターですが、
キャリパーブレーキを固定する沈頭ナット状のパーツを
リムの溝に合わせて平行に削りを入れたものでした。

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バルブ穴から覗いたハブの印字の位相は、
これ以上近いところにできませんでした。

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ファブリックリムテープを、
右寄り・左寄り・真ん中というふうに3周に渡って巻き、
バルブ穴の部分は半田ごてで穴をあけ
溶着させたところにアダプターを入れました。

ここからタイヤとチューブを取り付け8気圧(タイヤの表記の上限)まで入れて
再度タイヤを外したところ、リムテープが凹みに落ち込んで
グチャグチャになりました。
リムテープとしての仕事はしていますし、ニップルとチューブの接触も
完全に避けられていますが、リムの内幅の全幅をカバーしていないのは
ちょっと嫌なので、他の方法を考えます。
ちなみに 元の状態はシュワルベの青くて薄いファブリックテープが
1周だけで、リムの凹みの奥だけに貼ってある状態でした。

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スタンズのチューブレスレディ用のテープを3周、
バルブ穴は半田ごてで溶着しつつ穴をあけ、
8気圧入れたあとタイヤを外した状態です。
リムテープが凹みにずり落ちずに
全幅をカバーしているので これで行きます。
スタンズのテープを何周も巻くと、
リムより リムテープ代のほうが高くなるかもしれません。


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バルブアダプターは真っ直ぐ かつ ぐらつきません。

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タイヤを再度装着しました。

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左エンドは切り詰めています。
組み換え前の、テンション差が縮まる方向でセンターずれありの後輪と
左右のテンション差が大差ありませんが、
ヨンロク組みにしなかったなら もっとひどかったはずです。

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