のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

特価の700Cチューブが入荷しました  

少し前の 半分ねじ山のバルブの記事で、
「300拍手いったら税込300円で700Cチューブ祭りしたるわ」
と書きましたが、拍手する条件として
半分ねじ山のチューブを使ったことがある方だけでお願いします
とも書きました。

結果、現時点で460拍手を超えていますが
この大半はチューブを安く買いたいだけの嘘つき
占めていると思われます。
もちろん、拍手した人の中には
半分ねじ山のチューブを使ったことがある方もいるでしょうし
さらに、実体験に基づく有用なコメントを数件いただいてもいます。

約束は約束なので、チューブ300円祭りをすることにしました。
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↑チューブの現物です。
定価無しのオープン価格のはずですが、
某AMAZ○Nでは定価907円となっており
1%OFFの900円で販売されています。
メーカーは誰でも知っている有名メーカーのものですが、
パッケージなどは政治的理由により 出せません。
店頭での販売形態はバルク品ではなく ちゃんと箱に入っています。
公称サイズは700×18~26Cで、23Cと25Cで共用できるのは
売る側としても都合がいいです。

このメーカーの同サイズのチューブには 他にも
48mmバルブと60mmバルブがありますが、
これらはバルブコアが外せません。
48mmと60mmというと、パナレーサーのR’-AIRも全く同じサイズ展開ですが
R’-AIRもバルブコアが外せないタイプのチューブになります。
で、60mmバルブだと 旧コスミックカーボンで
ぎりぎり空気が入れられないという絶妙な長さであり、
同じ公称50mm高のボーラだと ぎりぎりOK、
いま現物で検証しましたが スピード55Cだと無理でした。

ということもあり 今回は 第3の仕様である
「バルブコアが外せる40mm長さ」のものを仕入れています。
これ以上は ここには書けませんので、
詳しくは「客寄的大熊猫」で検索をしてください。

category: 新着情報!

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レイノルズの32の後輪を組み直しました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから レイノルズの32の後輪をお預かりしました。

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のむラボホイール6号と ほぼ同じリムです。

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パワータップのGSハブを小径フランジ化しつつ 多少ハイローにした
DTのストレートスポーク用24Hハブ(本当の順序は逆です念のため)で
全黒エアロライトヨンヨン組み相当で組まれていますが、
反フリー側がヌルいです。
それ自体は お客さんの指摘でもありますが、
ほとんど同じような寸法に見える 新レイノルズのハブ(→こちら)よりも
スポークテンションの左右差が大きいのも確かです。
シマノ11S用フリーハブの場合 右エンドが長い(オチョコがきつい)という
DTのスターラチェットハブの特性も関係しているのかもしれません。

増し締めを試みましたが、センターずれほぼ無しで
フリー側のテンションが袋小路寸前とあって 大したことはできませんでした。
そこで お客さんから ある提案があったのですが、
それは もし私がこの後輪を組み換えるとして 仕様を一任されたら
同じことをするだろうというものでして、これは慧眼・・・というより
お客さんも のむラボ的ホイール観に侵されているので
結局 同じ結論に至っただけの可能性が高いです。

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ストレートスポークの最終交差ですが、左右ともに編んでいません。

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反フリー側は 扁平方向が回っているスポークが ちらほらありました。

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バラしました。
お客さんの希望で リム重量を量っています。

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組めました。

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フリー側のスポークを スポーク比重100%の
黒リーダー14番プレーンに変更しました。
最終交差は編もうと思えば編めましたが 編んでいません。

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反フリー側はスポークを使い回したものの
組み直し前と違い 最終交差を編んであり、

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結線はんだ付けをしています。
要は ハブを生かしたまま 疑似のむラボホイール6号を組んだわけです。

もしこれが お客さんの評価で「組み直し前よりも走る」となった場合、
スポークの重量が重たくなったことによる「要素の大小の重み付け」を
レイノルズよりは見誤っていないことになります。
完組みメーカーでは まず不可能な 結線をしてる時点で反則、
と言われるかもしれませんが、
ということは 結線はまやかしでは無いということになりますね。
レイノルズですが、本当にリムは良いのです。
「最高の畜産業者が ステーキを焼くのも上手いかというと
それはまた別問題。なので できればリムだけ寄越してほしい」
と思う メーカーはいくつかあります。
レイノルズ以外だと たとえばZ社とか。←あんまり伏せれていない

今回は疑似のむラボホイール6号を組んだ形になりましたが、
疑似のむラボホイール7号を安く得ようという
企みがあることについて触れておきます。
つい2日前まで、サイクリングエクスプレスで
レイノルズの旧アサルトが前後輪79999円で出ていました。
前輪とリヤリムの値段だと見ても破格に安いわけですが、
当店での組み直しをしても 10万円ほどで
疑似のむラボホイール7号を得られることになります。
いま見たら売り切れていました。
というかサイトに記載そのものがありません。
チッ、それ目的で売れたかもしれんな。めんどくせえ。

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ボーラ ワン 50 チューブラー ブライトラベルさん  

お客さんから ボーラワンをお預かりしました。
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知り合いから ゆずってもらったとのことです。
知らない人から買うよりはいいかもしれません。

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前後輪とも バルブ穴周りにビニールテープをガッチガチに貼ってあり

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それを剥がすと バルブにも巻いてありました。
おそらくですが、旧型の2つ爪タイプのバルブブッシュを
とばして 無くしたのでしょう。
新型のパイプ型を補填しておきました。
前輪は ほぼ振れ無しセンターずれ無し、
後輪は・・・振れ取りしてみたけど無理でした的な振れがあったので
嫌な予感がしたのですが、センターが ガッツリずれていました。
センターゲージ無しで振れ取りごっこをしています。
お客さんいわく 前のオーナーでは無く
その行きつけのショップだろうということですが、
壊滅的にグチャグチャにはしていなかったので
大した手間ではありませんでした。

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コスミック カーボン プロ SL USTさん×2  

お客さんから コスミックカーボンのUSTチューブレスモデルをお預かりしました。
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点検を ご希望です。

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後輪ですが、従来のコスミックと違い フリー側のほうがラジアル組みなので
リム以外の部分は むしろキシリウムエリートといったほうが実情に近い気がします。
私は イソパルス(フリー側ラジアル組み)のほうが
理に走っている感じで好きなので、
反フリー側ラジアル組みであるよりは いいと思っていますが。

カンパニョーロ用フリーボディですが、
このホイールのカンパニョーロ用フリーボディを点検するのは 初めてです。
と 唐突に書いたのには理由がありまして、
お客さんの 目の前で作業したわけではないので
ここを見たときに特定できる 手がかりについて
触れておきたかっただけです。

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お客さんいわく、後輪は ずれている気がするということですが
その通りでした。

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振れは ほぼ無しでしたが、振れ取りと センター出しをしました。

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つづいて前輪。
振れほぼ無しで かすかにずれています。
これくらいの量であれば

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増し締め方向で 微細な横振れを探して 追い込み続ければ

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そのうちセンターが出ます。

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作業の都合上 タイヤを一旦 外していますが、
申し訳程度にシーラントが入れてあったので

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元の量より やや多い程度に 新しいシーラントを入れてあります。

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リヤハブのポン当て式エンドですが 圧入がゆるく
梱包のエンド保護プラスチックを外した際に抜けることが
多々あるので要注意です。

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半分ねじ山のチューブレスバルブですが、
キシリウムUSTのそれより ポンプの口金の食いつきが良かったので
過去の画像と比べたところ
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リム高によって複数用意されているバルブ長さと リム高との関係により、
キシリウムUSTの場合は 露出している長さのほとんどが
細い径の部分になるということが 分かりました。



書き忘れたことがあるのですが、それに必要な画像を撮っていないので
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お客さんの前で作業したので、必ずしも記事にする必要が無い
別件での同じホイールを ついでに上げます。

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当初は この画像で 半分ねじ山バルブの話を書く予定でした。

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後輪はセンターずれあり、フリーボディはシマノ用です。

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センターを出しました。
前輪は センタードンピシャ、ほぼ振れ無しです。

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で、書きたかったことというのは マヴィックのリム(とくにアルミリム)の
継ぎ目が粗いのを隠す黒いテープについてです。
通常はバルブ穴の対岸の位相に貼られているところ USTでは
バルブ穴に ほど近い位相に貼られているので なぜかと思っていたら、
このテープ、チューブレスレディのリムテープの貼り終わりの上に
剥がれ防止目的(たぶん)で 貼ってあります。
これが無くとも剥がれてきたりはしないと思いますが、
これの有無で「出荷状態からテープを換えたか」の判定はできます。

上の画像では リムテープの継ぎ目なのかどうか
判別できないと思いますので
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さらに別件。
これはマヴィックのMTBホイールですが
DSC03564amx9.jpg
↑こんな感じで貼られています。
黒いテープは ロードリムと同じものが使われているようです。
ロードリムの場合は テープの幅がリム幅とほぼ同じですが、
MTBリムだと リム幅に対して細くなります。

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SES2.2のリムとクリスキングのハブでホイールを組みました  

今日もホイー(以下略)。
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スマートエンヴィシステム2.2の前後リムと
クリスキングR45ハブでホイールを組みました。

リヤリムのみ黄色いステッカーが貼ってあるように見えますが、
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バルブ穴のステッカーのハンドメイド イン USA表記側を
見なし右側とした場合(もう片側はシリアルナンバーの表記)、
黄色いステッカー(これもシリアルナンバー入りで、使う前に剥がす)が
リヤリムは右側 フロントリムは左側となっていたためです。

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「スポークは黒で」ということ以外 仕様をお任せされていますが、
前輪は R45ハブ20H 黒CX-RAY反ヌポークラジアル組み、

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後輪はR45ハブ24H 黒半コンペヨンロク組みです。
結線は あとでやります。

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ごく最近のモデルなので、ブレーキゾーンは
例の(→こちら)ヤスリ仕上げになっています。

リンク先のSES4.5のときに はねたニップルがあるのですが、
書く機会を逃していたので 今回の件とは無関係ですが
ついでに上げておきます。
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現行のスマートエンヴィのリムに付属するニップルは
EDGE時代から数えて4代目になる内蔵ニップルですが、
1ヵ所 ポンチが打ってあります(ドリルの切削痕には見えない)。
スポークを手でねじ込んでいくと ポンチ直下で固い手応えに変わるので、
これが ねじ穴にかすかに変形させ
ゆるみ止めの効果を生んでいるのは確実です。
それ以降は 工具ではニップルを回せますが 手でスポークを通すのは無理です。

で、その加工にしくじったと思われるのが 上の画像のニップルです。
手の力+ペンチなどの工具程度では
しんちゅうニップルを このように潰すことはできませんので
すごい力が かかっています。
リムに付属するニップルの数は 穴数とちょうど同じ数なのですが、
当店にはそれなりの数の余剰があるので 何とかなりました。

現行のスマートエンヴィでは、ワランティの適用条件として
「純正のブレーキシューを使っていたか」に加えて
「リムに付属のニップルを使っていたか」も要求しているので
私は このニップルが好きではないのですが
これを使わざるを得ません。

今回のホイールに話を戻しますが、お客さんからの ご要望で
ホイールの完成重量を量っておいてほしいと言われています。
ホイールだけでなく リム単体でも量っていますので そちらも合わせてどうぞ。
DSC04051amx9.jpg
↑フロントリム
DSC04052amx9.jpg
↑リヤリム
申し遅れましたが チューブラーリムです。

DSC04056amx9.jpg
↑前輪
DSC04061amx9.jpg
↑後輪

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