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のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

WH-RS300のハブで のむラボホイール1号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから シマノのWH-RS300の後輪をお預かりしました。

RIMG2759amx15.jpg
ストレートスポーク用ハブ 20H
左右同径エアロスポークで左右2クロス組みですが、

RIMG2760amx15.jpg
お客さんとしては ホイールではなく
「11Sスプロケットが使用可能な 20Hのリヤハブ」
としてしか見ていません。
バラしたリムもスポークも要らないということで、
このハブを使って のむラボホイール1号の
後輪を組んでほしいというのが希望です。

RIMG2762amx15.jpg
ホイールをバラしました。
上の画像は 元の黒スポークと銀CX-RAYです。
今回の後輪、スポーク長さが左右とも304mmで同じだったのですが
普通に後輪並みのオチョコがありますし
フランジもハイローなので スポークが同じ長さになるわけがありません。
カンパニョーロの完組みホイールのスチールスポークなどのように
汎用スポークより ずっと長いねじ山になっている 特殊な仕様で、
ねじ山の長さでスポークの長さの左右差を吸収しているのかと思ったら
汎用スポークと同じと言っていい長さでした。
テキトーが過ぎる。
私のほうで ハブの寸法を計った計算上の長さでは
約2.5mm違いと出ました。
これは 四捨五入して整数mm長さに均すと
リム内径によっては 左右で2mm違いになることもあれば
3mm違いだと判定されるときもあります。
元のリムは けっこうなオフセットリムなので
最大で1mm程度 スポーク長さの左右差は埋まりますが、
2mmや3mmが埋まるほどではありません。
実際、のむラボホイール1号のリムで組んだ際も
左右で2mm、長さを変えました。

RIMG2761amx15.jpg
奴を召喚する言霊を発しないので
アーカイブには残りませんが、
このリムの重量は むしろ案外
記事としてのバリューが高いかもしれません。

RIMG2763amx15.jpg
組めました。

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フリー側は 14番リーダーストレート
(14番チャンピストレートでもよかったのですが)、

RIMG2765amx15.jpg
反フリー側はCXスプリントストレートです。
結線は あとでやります。

category: のむラボホイール

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ボーラWTO45さん  

お客さんから ボーラWTO45の後輪をお預かりしました。
RIMG2739msn5.jpg
リムブレーキ用で、2WAY-FITリムです。
タイヤビードにチューブを噛んだまま
空気を入れた結果 ばくはつしたり、
チューブレスタイヤの取り付けに不備があったりして
タイヤがリムから一気に外れた場合などに
ホイールが振れることはありますが、
そこまでではないものの
チューブレスタイヤのサイドが上がりきっていない状態で
走行中にバチン!と上がったときから 振れが出たということで
近所のショップ(当店から140kmくらいのところ)で
振れ取りをしてもらったのだが信用できないので
見てほしいとのことです。

まず、ハブの玉当たり調整にガタがありました。
ハブシャフトの両端を 親指の腹で押すと
カキカキと鳴るくらいにはガタがあります。
ハブにガタがあると センターゲージの測定子の
当て位置が 一定でなくなりうるのと、
横振れを見るときに ハブのガタで振れが誤検知されるので、
振れを見た時点(←ごく最近)で
このガタを取っていないということ自体が
まず おかしいです。

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RIMG2736msn5.jpg
ハブのガタを取ってセンターゲージを当てました。
カンパニョーロの完組みホイールの、
とくに高級モデルでは まず見られない
左側へのセンターずれがあります。
振れを見てみると、まず振れ取りで目に付かないわけが無い
ゴクッと大きい横振れがありました。
さらに、G3のスポークの束直下の位相7ヵ所は
スポークが無い位相よりも リムの縦位置が
かすかに内側に入っているわけですが
その縦位置がメーカー出荷基準を超えているだろうというくらいに
そろっておらず、全て お客さんの見ている前で作業をしていますが
バルブ穴から数えてG3の束に1~7の番号を付けたときに
3と6の束に いぢくって出た縦振れがあるのを見てもらいました。
ニップルに擦れ跡などは残っていませんでしたが
触っているのは 確実です。

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RIMG2737msn5.jpg
画像で示せるのはセンターずれだけですが
縦横振れも取って直しました。
私は よく この手の作業を ルービックキューブの色をそろえて
元に戻すのに例えますが、これも そんな感じでした。
せめて 完組みホイールの出荷基準くらいまで戻すことに
自信が無いのであればホイールを触らないほうがいいと思うのですが。
ちなみに 当店にお持ち込みされる前の
振れ取りごっこでは 工賃を盗られています。

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シャマルカーボンDBさん  

お客さんから シャマルカーボンDBをお預かりした・・・
という経緯では ありません。
RIMG2713amx15.jpg
シフトワイヤー交換でお持ち込みされたバイクに付いていた後輪です。
フレームに貼ってあった購入店のステッカーを見て
「そこで交換してもらえばいいじゃん」と言ったのですが
そこが信用できないらしく 人からの紹介で
当店にお持ち込みされたとのことでした。
で、シフトワイヤーを交換しようとしたら
ワイヤーが通っていない状態のリヤメカのまま クランクを回しても
トップギヤではなく その2つ上のギヤに
チェーンがかかったままになっています。
しかも、フリーの空転音がおかしいです。

RIMG2714amx15.jpg
で、後輪を外したら 右エンドナットが 異常に ゆるんでいました。

RIMG2715amx15.jpg
スプロケットつきのフリーボディも、
ハブ体から 明らかに飛び出しています。
これだと ディスクローターが擦りっぱなしに
なるんじゃないのかと思ったのですが、
右エンド側が伸びても 左エンドからローター台座までの
距離は変わらないので
その点で異常に気付くのは無理なようです。
しかしこれ、トップ側2枚に変速できないとか
そもそもホイールの回転の感触がおかしいとかで
異常に気づかないものかと思いますが、
私がプロだからか 異常の前兆の前兆あたりで気付くことを
普通だと思ってはいけないようです。

RIMG2718amx15.jpg
↑上側に押す
RIMG2719amx15.jpg
↑下側に押す
不動のハブシャフトに対して
スプロケット付きフリーボディが偏芯しています。

RIMG2721amx15.jpg
エンドナットと その次に入っているスペーサーを外しました。
ハブシャフトにベアリング(の内輪)が錆びて固着しているので
手の力程度では抜けず、
フリーボディ付きハブシャフトを 一旦 ハブ体から外して
フリーボディの内側から叩き抜く形でないと

RIMG2722amx15.jpg
フリーボディは外せませんでした。

RIMG2723amx15.jpg
外側のベアリングの中身が腐りきっていたので
内輪がベアリングから抜ける形で 外れました。

RIMG2724amx15.jpg
外輪は未だ 圧入状態でフリーボディ側に残っています。
これが起こるのは ほとんどの場合 外側のベアリングだけですが、
内側のベアリングで起こった場合 地獄を見ます。
それに対処する方法はメシノタネコードです。
今回は 内側のベアリングは
叩き抜ける程度には まともでした。
上の画像の状態でヤバイのは、フリーボディ内側の壁に
粘土状の泥汚れの層が分厚く形成されていたことです。

RIMG2725amx15.jpg
外側ベアリングの外輪を抜き、内側の壁の汚れを落としました。
内側ベアリングも 要交換な程度には回転が濁っていたので、

RIMG2727amx15.jpg
交換しています。サイズは6902なので在庫がありました。
持ち込んだのが当店で良かったですね。
乗っているバイクの購入店であれば
この対処は絶対に不可能です。少なくとも即日では。
なぜ断言できるかというと、ようく知ってる連中だからですよ。
無能、無能、無能!
まあ、このシャマルウルトラカーボンDBについては
海外通販での購入品なので
それを理由として「直せません」と言うと思いますが。

RIMG2728amx15.jpg
ハブシャフトは洗浄だけで この程度です。
ここから錆びを軽く削りました。

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ガタがあり 偏芯していた期間がそれなりに長かったようで、
フリーボディの爪周りの部分が
ラチェットの山と接触した痕があるだけでなく
内側の端が磨耗していました。

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パーツを組み付けました。
これは画像の撮影用に組み付けただけで
このあと またフリーボディを外してラチェット周りをグリスアップし、
画像にはありませんが エンドナットの次のスペーサーと
ベアリングの間にあるシールのパーツも取り付けています。

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↑交換したパーツ

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↑内側ベアリング

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↑外側ベアリング

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外側ベアリングのシール2枚は
サイズが違うように見えますが、

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重ねてみると分かりますが うち1枚の内側が
偏芯で削れていて そう見えるだけです。
削れ方も、きれいな真円になっているわけではありません。

ところで、この作業により ハンドクリーナーでは取りきれず
風呂に入らないと落とせない油汚れが
爪の中や 指紋の奥まで付いたことにより
その日の晩に 手ナン(※)ができなくなりました。

※素手でナンを食べる行為のことです念のため

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ゾンダC15さん  

お客さんから ゾンダの後輪をお預かりしました。
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スポークが1本とんでいます。
これはC15リム時代のゾンダで、G3組みながら
フリー側のほうのスポーク比重を
大きくした仕様となっています。
これよりあとのC17リム仕様のゾンダは
反フリー側に合わせる形で 左右同径組みになったので
スポークの仕様も違います。

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直りました。

RIMG2754msn5.jpg
↑交換したスポーク

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ストレートスポークの首下が とんでいます。
何かを巻き込んだだの 落車しただのといった
外的要因ではなく 普通のスポークとびです。
普通の、といいながらスポーク交換をする理由としては
こちらのほうが はるかにレアケースなのですが。

RIMG2756msn5.jpg
このスポークの変形は、スポークがとんだ瞬間に
リム内部に向かって スポークが跳ねた結果
スポークの一部がリムの中に入ったことによる変形です。
私が昔 夜練で阪奈道路の下りで
のむラボホイール4号の前輪のスポークがとんだときは
スポークのほとんどが引きずり込まれるように
リムの中に入り込んだことがあり、
取り出すのに苦労したことがありました。
ちなみにそのときは 店まで また自走で戻って
その日のうちに修理しています。

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CLX32の前輪を組み直しました  

今日もホイー(以下略)。
RIMG2181amx15.jpg
お客さんから CLX32のリムブレーキ用の前後輪をお預かりしました。
以前にロヴァールのCLX50のディスクブレーキ用の
前後輪を組み直したお客さんから 了解無しで
突然 送られてきたものですが、了解の有無はいいとして

RIMG2182amx15.jpg
CLXはリム高が低いので 組み直しに必要なCXスプリントは
270mmではなく310mmのほうが必要です。
このホイールが送られてきた時点では
黒CXスプリントストレートの入荷時期が未定だったので
納期が不明だと お客さんに連絡しようと思っていたのですが
先日 運よく ちょうど必要なCXスプリントが入荷しました。

RIMG2750amx15.jpg
組めました。

RIMG2751amx15.jpg
黒CXスプリント 16H 強制ラジアル組みです。
元の状態、32m高で16Hとか どこかの
「首折れスポーク仕様の最廉価帯モデルを除いて
リムブレーキの前輪は リム高に関わらず絶対に16H!」にこだわる
下っ端の意見ガン無視で風通しの悪い社風なうえ
ホイール部門に関しては中の人の頭も悪い某メーカーを思い出しますが、
そこのホイールはディスクブレーキ用の最新モデルに関しては
だいぶマシになりました。未だに組み直し依頼が絶えませんが。

CL/CLX50は リムブレーキ用リムもディスクブレーキ用リムも
相当数の実測重量のデータがありますが
ブレーキの形式による有意な重量差がありません。
なので ディスクブレーキ用リムは穴数と穴振りの設定と
ブレーキゾーンの仕上げ以外に違いが無いというか、
少なくとも 始めからディスクブレーキ「専用」に
設計されたリムでは無いということです。
おそらくは、スルーアクスル仕様で
リムブレーキも選べるというフレームがあれば
(現実にも少数ながら存在します)
自己責任となりますが
CL/CLX50のディスクブレーキ用ホイールを
リムブレーキで使うことはできるでしょう。

今回のCLX32の実測重量を量りましたが、
CLX50のハイト/ウェイトレシオを保ったまま
リム高を低くすれば このくらいにはなるだろう
という感じの重量でした。
そして、リム高33mmと ほぼ同じリム高の
アルピニストCLX(IIではない)よりは ずっと重たかったので、
アルピニストCLXは 各部の肉厚がディスクブレーキ専用かつ
軽さに振って攻めている設計だということが
改めて分かりました。
え?それでCLX32のリム重量は いくらなのかって?
そんなん教えるわけないやろ
アルピニストCLXより重いってことだけで満足しとけや
↑うわなにこいつきわめてかんじわるい














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オ待タセシマシタ!私ハ毎回 描キオロシデスガ
今回ハ 昨日ノ使イ回シデス!ソレハ トモカク

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コチラノ画像ヲ ゴ覧クダサイ!
↑やーめーろー!

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