のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

レイノルズの32の前輪のハブを交換しました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さん(一応)から レイノルズの
THIRTY TWOチューブラーホイールの 前輪をお預かりしました。
相方の後輪は、当店におけるレイノルズ(あとはシマノ・ZIPP・FF山口など)の
一般的な扱いの例に漏れず カッチリに組み直していますが、
前輪をリーフハブにしてほしいとのことです。
組み換えるのが面倒くさい、というのではありませんが
これはメリットが薄い話です。
組み換えるのが面倒くさい、というのではありませんが。

完組みの状態では DTエアロライトのストレートスポーク仕様で
組まれていて、フランジ幅も超ワイドなので
リーフハブで組み換えるとすれば 黒CX-RAY首折れ仕様といったところでしょうか。

「スポーク比重65%の加工硬化されたスポークで
リムの許す限りの袋小路寸前のテンションで組む」 という条件が
組み換え前後で ほぼ同じ、違いはフランジ幅くらいとあれば
ハブ重量など多少違っていたとて 組み換え前の状態のほうが
総合性能が上に決まっています。
リーフハブの方が回転性能は上ですが、
このレイノルズのハブは玉当たり調整ができるうえ
ベアリング径も大きいので耐久性はリーフハブより上です。
もしこれが私物であれば、後輪を組み換えないことはありえませんが
前輪は そのまま使います。
というわけだ 持って帰るように。

あと 組み換えるの面倒くさい。

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↑前輪の重量です。
先日のコリマのVIVA MCCと ほぼ同重量です。
あちらは ホイール全体に占めるリムの重量が不明ですが、
私の見立てでは リム単体も同じくらいだと思いますので
これと同重量で はるかに硬いVIVAのほうが上位互換、
このリムを ストレートまたは首折れスポークでカンカンに張ったところで
VIVAの硬さには絶対にならないので
あれは汎用材料のホイールを超えた境地にある、という話です。

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バラしました。

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レイノルズのハブ

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リーフハブ

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組めました。

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リーフハブ20H 黒CX-RAY反ヌポークラジアル組みです。

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確かに軽くはなりました。
フランジ幅の損失をスポークテンションで 取り戻せ・・・ませんが
私がリーフハブで組んだ20Hの前輪を、
とくに弱いとは言われないので 別に問題ないかとは思います。

体重が0.1㌧くらいの人であれば、完組みの状態には不満がなく
組み換え後の状態は横にヌルい気がする、
という評価になるかもしれません。

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アイオダイン2 27.5さん  

お客さんから クランクブラザーズのホイール、アイオダイン2をお預かりしました。
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クランクブラザーズのMTBホイールは XCレーシング用が「コバルト」、
エンデューロ用が「アイオダイン」というシリーズとなっており
末尾の数字が大きいほど上位モデルとなります。
ホイールに限った話ではないので アイオダイン2というハンドルバーや
コバルト3というステムやシートポストなどもあり ややこしいです。


これはアイオダイン2ですが、コバルト2というモデルもあり 価格も全く同じです。
アイオダイン2はリム幅が32.5mm、コバルト2は27.5mmで
お客さんの求める用途としてはコバルトのほうがいいのですが、
お客さんのMTBは27.5インチ規格であり、
それに対応するコバルトが無いので 仕方なくアイオダインにしたとのことです。
最近のMTBのハブの新規格にBOOST(ブースト)というのがありますが、
コバルト2は 29インチ・29インチブースト・27.5インチブーストという展開で
従来の27.5インチ規格がラインナップにありません。
アイオダイン2は 27.5インチと27.5インチブーストの2種類なので
前者を選べばOKです。
が、それだけではダメで 別売りのキットを使って
100/142mmスルーアクスルを 100/135mmクイックに変換したうえで
センター出しを希望です。

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リムから出ている餃子の羽根を引っ張ることでテンション構造としていますが、
従来のようなリム穴ではないので チューブレスリムを設計するのが容易です。
スポークヘッドは横が平らに潰してあるので、
丸断面スポークながら調整時に供回りが起きません。

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ハブから伸びている超ロングニップル全体が回ります。
強引に解釈すれば、スポークが短くなるので変形量が減るとか
超ロングニップル部分は実質アルミスポークだとか
ハブ体から伸びているニップルの部分までがハブに相当するとか
そういう見方もできるかも知れません。

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↑超ロングニップルに、3.2mm対辺のニップルレンチのつかみしろがあるので
汎用工具で調整が可能です。

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リヤハブは、まず左側の ポン当て式スルーアクスルエンドを抜きます。
圧入に近いので やや固めです。
そうすると ハブシャフトに12mmアーレンキー用の六角穴があるので、
右側の17mmハブスパナ対応の逆ねじエンドナット(上の画像)と
両方に工具をかけて ゆるめる形式となります。
クイックの右エンドナットは 5mmアーレンキー穴で、
ハブシャフトの12mmアーレンキーと共締めし
ポン当て式のクイック用 左エンドキャップを はめれば
142mmスルーアクスルを 135mmクイックに変換できます。

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142mmの暫定センターを見ていないので、
135mmにしたせいで ずれたのかどうかは不明です。
左のポン当て式エンドキャップの形状が
やたらと凝っているのはポイントが高いですね。

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センター出しをしました。

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↑クイック化した後輪
前輪は、スルーアクスルエンド時の暫定センターを見るぞ!と

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思っていましたが それを忘れてクイック化してしまいました。

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しかし、左右の区別が無い同寸法の
圧入気味ポン当て式スルーアクスルエンドキャップから、
左右の区別が無い同寸法の
圧入気味ポン当て式クイックエンドキャップに変更して
いずれもオーバーロックナット寸法が100mmなので、
前輪に関しては エンドの交換とセンターずれは関係がありません。

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で、ずれていました。
ディスク台座のある側(左側)の寸法を
右側に当てるとハブで空くということは、
「リムが右側にずれている」ということです。

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センターずれを修正しました。

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エラソーに インスペクションシートをホイールに くくりつけてありましたが、
その前にまず センターずれを出すなと思います。
804gとあるので これは前輪ですが、
ドライバーサイド・ノンドライバーサイドとあるのは
後輪と同じ向きだと解釈して それぞれ右と左ということです。
クランクブラザーズのホイールは、日本の代理店のサイトいわく
「左右完全対象のスポークデザイン(原文ママ)」らしいので
左右完全対称であれば スポークテンションは前後輪とも左右均等になるはずです。
実際、表を見ると 右側のほうがやや高めであるものの
左側の最高値が 右側の最低値を超えていて
左右同数スポークのオチョコありホイールではありえない
スポークテンションの左右差になっています。
先ほど、前輪は右側にずれていたわけですが
これを修正するには 左側を締めて上げるか
右側をゆるめて下げることになるので、
センター出しをした後のスポークテンションの左右差は
ほぼ同じくらいになっているはずです。

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WH-9000-C35-TUさん  

お客さんから C35のチューブラーホイールをお預かりしました。
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前輪は、タイヤ付きでも使用可能な簡易センターゲージでドンピシャ判定だったので
タイヤを剥がさず 横振れ取りだけをしました。
後輪は、明らかにずれていたので タイヤを剥がして点検しています。

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フリー側にリムがずれていました。良かったですね。
このホイール、のむラボホイール6号よりも かかりが悪いというか
引きずる感じがして走らない(お客さんの感想)とのことですが、
このセンターずれを 反フリー側の増し締めだけで直せば
確実にホイールがカッチリになります。

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直りました。
が、この程度のスポークテンションの多寡で
ホイールが劇的に化けることはありません。

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20インチリムとディスクブレーキハブで後輪を組みました  

お客さんから ETRTO406の20インチHEリムをお預かりしました。
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↑すでに完成の図
リムサイドまで真っ黒アルマイトの片ハトメ32Hリムですが、
ディスクブレーキ専用リムであるようです(理由は後述)。

オーバーロックナット寸法135mmのクイック式リヤディスクハブで
黒くて安くて比較的品質がいいもの、という条件だったので
デオーレのリヤハブにしました。

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FH-M615ハブ32H 黒全コンペヨンロクJIS組み結線なしです。
最終交差は編んでいます。これは20インチリムですが、
16インチあたりから穴数次第で 交差を編まないほうがいい場合があります。

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ヨンロク組みは右落とし・・・なのはイタリアン組みのときです。

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今回はJIS組みなので 左落としとなります。
手が覚えているので たまに間違えてしまいます。

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リムサイドですが、外周側に向かって狭くなるテーパーがかかっているので
リムブレーキには対応していません。

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レーシングゼロ カーボンさん  

お客さんから レーシングゼロカーボンをお預かりしました。
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お持ち込みされたのは代理の人なので、
これのオーナーではありません。
点検ですが、ちょこっと振れ取りをしただけで済みました。
1000kmほど使っているそうです。

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ミシュランのラテックスチューブを使っている痕跡がありますが、
カーボンWOリムにラテックスチューブは避けたほうが無難です。

あと、後輪の回転がタルい気がすると
オーナーが言っているらしいですが、なかなか鋭いですね。
確かに、リヤハブの回転はスムースながら やや重いです。
ただ、あと5000kmでも使えば こなれて ちょう度良くなると思われるので
何かする必要はありません。が、一応 手出しはしました。

まず、リヤハブからフリーボディを抜いた「フロントハブ状態」の回転の軽さを
お持ち込みされた代理の人に確かめてもらいました。
それからグリスのちょう度をちょう度良いところにいじって 回転を軽くしました。
これは経年使用で軽くなるのとは作用が異なります。
再度 代理の人にフロントハブ状態の回転を確かめてもらったところ
かすかながら確実に軽くなっているのは見てもらえました。
ただ、ハブシャフトを手で触ったときは確実に感触の違いは分かるものの
実走でそれが分かるかどうかは 私としては正直疑問です。

グリスの硬さや粘さの具合のことを 稠度(ちょうど)と呼びますが、
「稠」は常用漢字ではないので ちょう度と表記することが一般的です。

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なので 漢字テストに このような問題が出ることもありません。たぶん。

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