のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

WH-6800さん  

お客さんから WH-6800の後輪をお預かりしました。
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リヤハブから ギュルギュルという感じの異音がするとのことです。
フレームから外して触ってみると、ハブシャフトを手で回せませんでした。
玉当たり調整を締めすぎているのかと思いましたが、
このリヤハブのデジタルラチェットは
そういう調整にすることは むしろ出来ません。
で、気付いたのですがハブシャフトを前に回すのは
重たいなりに出来るものの
後ろに回すのは手の力では ほぼ無理でした。
これは・・・覚えがあるぞ(→こちら)と同じ症状です。

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やはり、フリーボディのダストシールが逆向きに付いていました。

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↑これは新品のFH-6800のリヤハブから
ハブシャフトを抜いた状態です。
たまたま手近にあったので お客さんに見せました。

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直しました。
リンク先の件では お客さんがオーバーホールを試みて
失敗しているので別にいいのですが、
これは多店舗展開している あるショップでの仕事です。
ハブのオーバーホールついでに振れ取りもしているはずだそうですが、
ごく最近の話にしては現状の振れの量があまりに大きく、
スポークのニップル側をねじった箇所があるうえ
センターずれもありました。
前輪も点検していますが そちらはほぼ振れ無しセンタードンピシャです。

リヤハブのシールが擦っていて
ハブシャフトが ほぼ手で回せないほどの抵抗と
ギュルギュルした異音が発生していることについて、
作業したショップに お客さんが3回ほど「これ絶対おかしいって」と
お持ち込みされていますが「こんなもんですよ」と突っ返されたので
当店に来られたそうです。
おのれのスカタンを雪ぐチャンスを3度も与えられながら
いずれも見過ごすとは。
ていうかハブシャフト触ったら 何かが明らかにおかしいことに
気付かんわけがないだろ、と思うのですが
それに気付かん奴に それを言っても仕方がないですね。

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アサルトの後輪の結線をしました  

今日もホイー(以下略)。には 該当しませんが
むしろ それ以上の作業時間がかかっています。
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お客さんから レイノルズのアサルトの後輪を お預かりしました。
お持ち込みされた方がオーナーですが、友人が組み換えたもので
結線はんだ付けをしてほしいとのことです。
当店には よく遠方から お客さんが来られますが、
関東から高速バスで直接お持ち込みされています。
帰りは新幹線だそうです。

組み換え後の状態は
エボライトハブ24H 黒コンペ/エアロライトヨンロク組みです。
半コンペこと コンペ/CX-RAYとほぼ同じスポーク比重差なので
ほぼ同じ仕様になります。

以前にも書きましたが、
私が組んだわけではないホイールで結線のみを引き受ける場合、
振れ取り精度やテンションが 私の妥協点以下であれば
ダメ出し的調整を入れますし、それをしても妥協点に達しない場合は
結線は やりません。
と エラソーなことを書きましたが
これの組み手は むしろ「これどうですか?見てください!」という感じで
評価を求めているということなので、遠慮なく書かせてもらいます。

横振れほぼ無し、センタードンピシャ、
ナメているニップルが ひとつもなし、という状態でした。

吊るしのレイノルズを、点検と称して触って
センターをかえってずらし ニップルをナメてしまう
プロショップもどき(→こちら)もあるくらいなので、
素人さんの仕事としては優秀です。

縦振れが かすかに取りきれていませんでした。
作業前後の縦振れの量を お客さんに確認してもらっています。
ただこれもイチャモン程度のことで、
乗って分かるほどのものではありません。

スポークテンションですが、まだ張れます。
張れば張るほどいい、というものでもないのですが、まだ張れました。
ここが難しいところだと思います。
当店のホーザンのテンションメーターに出る数値
H1ST(ホーザンの第1スポークテンション)を
3つの段階でお客さんに見てもらっています。

作業内容ですが、まず反フリー側を きっかりニップル3周ぶん ゆるめました。
そこから、フリー側を増し締めしていますが
結果として 2周弱は締めています。
そのうち初手は1周ずつ増し締めました。
このフリー側の増し締めと同時に 微細な縦振れ取りもしています。

それから反フリー側のニップルを再び 3周ぶん締めました。
フリー側を増し締めたので、ホイールセンターがまだフリー側に寄っています。
ここからホイールセンターが出るまで
一方的に反フリー側を増し締められる
ぶんが
「増し締めボーナス」です。

作業前のセンタードンピシャ状態でのフリー側のH1ST(A)と、
反フリー側マイナス3周から フリー側プラス2周弱の時点の
最もセンターずれが大きい状態でのフリー側のH1ST(B)が
だいたい同じか後者のほうが やや数値が大きいのと、
そこから反フリー側の増し締めで
センターを出したあと(結線をする前)の フリー側のH1ST(C)の
スポーク12本の数値のバラつきの最小値が
作業前のH1STのスポーク12本のバラつきのうちの最大値より上で
かすりもしていないのを 確認してもらっています。
これについて お客さんは「レンジが変わった」と言っていましたが
私は「化けた」という表現をします。
反フリー側だけの増し締めでも、ホイール全般でテンションが上がるので
フリー側のスポークテンションも上がります。

H1STのABCについては あとで図を描き加えておきます。
追記:長くなったので(→こちら)に描きました。

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せっかく右落としヨンロクイタリアン組みをしているのに、
穴振りを間違えているので バルブ穴の位相が
最終交差左右ペアの中になってしまっています。
そのこと自体は別にいいとして、逆穴振りで組んでいるのが問題です。
アサルトのリム穴は、外周側は左右とも中央になっていて 穴振りがありません。
これは、チューブレスレディのハンプ(ビードを保持する突起)を
リム穴で切らないようにするためだと思われます。
穴振りを設けてハンプを切ってしまっている例は(→こちら)をどうぞ。
といっても リンク先の件では オフセットリムなので仕方が無いことではあります。

そして内周側の穴ですが、穴そのものは中央にありますが
穴の向きを 左右交互にかすかに振ってあるようで

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スポークの角度がちょっときびしい箇所が いくつかありました。
全ての箇所で こうなっているわけではないので、
穴の指向性が ものすごく強いというわけではありません。
ただ、穴振りを間違えなければ ほぼ起こらなかったことだとは思います。
あるいは、リム内周側に穴振りを設けていないものの
レイノルズの吊るしの状態が正穴振りなので
1回目のホイール組みで癖が付き、
2回目で それと逆の向きに振ったので
これが起きた箇所が多かったという結果になったのかもしれません。

これについては 完全にバラすほどのことでもないと判断し、
ニップルをゆるめての半バラしからの調整という形で作業をしました。

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組めました。
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結線もしました。
ホイールの調整作業全てをお客さんの目の前でやりつつ
細かい注意点の説明をし、
結線については 巻きの結線と結びの結線の違いの実演と
結線の有無の違いを確認してもらいました。

あとこれとは関係ないですが、ミドリル処理を見たいというので
処理前の のむラボホイール5号のリムで実演しました。

さらにそれとは別に 今日、のむラボホイール2号のお渡し時に
チューブラータイヤ装着のレクチャー、
チューベラーテープ(誤字じゃないよ)を持ち運び状態にする方法、
スペアタイヤの「サドルの裏たたみ」と
「ジャージ背中ポケットたたみ」のたたみ方、
延長バルブの「中継ぎ」と「かぶせ」の違い、
カーボンリム用ブレーキシューの性質の違い、などを説明していたときに
ミドリル処理について訊かれたので
もう1本 のむラボホイール5号のリムを出してきて実演しています。
明日のホイール組みが ちょっとだけ楽になるぞい

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ゾンダさん  

お客さんから ゾンダの後輪をお預かりしました。
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スポークが1本曲がっているとのことですが、
それは置いておいてハブの玉当たり調整が なんか変です・・・。
異常に重いというか 擦った感触があります。

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フリー側のリテーナーベアリングが 逆向きに入っていました。
明らかに どこかおかしいのに 原因が分からず、
これに行き着くまでが 地味に難問でした。
お客さんが オーバーホールをやってみた結果とのことなので
辛辣なことは書きませんが、これで ちょっとだけ乗ったそうです。

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↑曲がっているスポークは、反フリー側です。
位置からして リヤメカの巻き込みなどではありません。

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一瞬、固着を疑う手応えでしたが
歯周ポケットいっぱいに パリパリ系ねじ止め剤が塗布されていただけでした。

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直りました。

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↑交換したスポーク

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のむラボホイール1号の後輪と 2号の前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール1号の後輪を組みました。
昨日の続きです。
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エボライトハブ24H 半コンペヨンロク組み結線ありです。

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のむラボホイール2号の前輪を組みました。

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エボライトハブ20H 黒CX-RAY反ヌポークラジアル組みです。
後輪の材料も そろっていますが、
ステッカーを剥がしたあとの糊落としと
スポークを切り出すところで力尽きました。

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キシリウムSLRさん  

コンポ組み換えで お預かりしているフレームに
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キシリウムSLRが付いていたのですが、
後輪のフリー側のテンションが異常にヌルい気がしたので
点検しました。

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センターずれがありますが、ゴクッと大きく振れている位相があるので
この暫定センターには あまり意味はありません。
探せば もう少しドンピシャ寄りの位相もありそうですし、
もっとすき間が開く位相もありそうです。

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リムに座屈痕があり、
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ビードフックが変形していました。

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完全には元通りではないですが、かなりマシにはなりました。
さらに恐ろしいのは、この座屈の位相が
最も大きい横振れ・・・ではないという点です。
センターずれが減る方向で振れを詰めていき
ひと通り追い込んだところで まだうっすらセンターずれがあったので
最後に それのセンター出しを
DSC02996amx8.jpg
DSC02997amx8.jpg
しました。

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