のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

続・サピムのニップルについて  

サピムのCX-RAYを仕入れました。
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わりと まとまった数です。
いつもはもっと小まめに仕入れるのですが、
問屋さんで長期欠品していた長さの補充もあるので 今回は多めです。
CX-RAYの問屋さんの取り扱い長さは偶数の2mm刻みで、
私は252~276mmまでは6mm刻み
(252・258・264・270・276)、
それ以降は280~300mmまで4mm刻み
(280・284・288・292・296・300)、
あと、また6mmとんで306mmの計12種類の長さを
銀と黒で常備するように努めています。

カット可能な限界は8mmくらいでしょうが内規で6mmにしています。
これで246~306mmのスポークが全て得られることになりますが、
300mmが長らく欠品していたので
299mmは302mmをイレギュラーで仕入れて対応していました。
300mmと302mmからそれぞれ作った299mmを
混ぜて使うことは やりません。
バテッド部分とプレーン部分の割合が変わるのが嫌だからです。

DSC00492amx8.jpg
で、黒スポークの一部に黄色い袋入りのニップルがありました。
以前に、黄色い袋入りの銀ニップルが12mm長さのものになっている
と書きましたが(→こちら)、

DSC00493amx8.jpg
今回の黄色い袋の黒ニップルは間違いなく 14mm長さで、
従来のものと同じです。
ややこしい。黄色い袋は12mmじゃなかったのか。
銀ニップルでしか見たことが無いとはいえ
この例までは100%「黄色い袋=12mm」だったのです。

DSC00494amx8.jpg
14mmニップルだったので それ用の容れ物に混ぜました。
この容れ物に14mmニップル以外の異物を入れたくないのです。

DSC00495amx8.jpg
根元の部分の球体関節的な形状「だけ」でいえば
DTより優秀なのですが、使う気がしません。

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さらにややこしいのは、今回仕入れた銀スポークの中にも
黄色い袋があったのですが、
DSC00497amx8.jpg
こちらもなぜか 従来通りに14mmでした。
この前と違う結果です。

なので今後は、袋の色に関わらず 長さを見極めることにします。

category: スポークの話

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バレットさん  

お客さん(一応)から バレットをお預かりしました。
DSC00427amx8.jpg
DSC00430amx8.jpg
ヌルいので張ってほしい、ということですが
バレット相手にヌルいと言えるほど大層な脚してんのかコラと
言いかけたところ・・・本当にヌルいわ こいつ。
吊るしの下限は超えていましたが。
前輪は 振れ取りついでの増し締め程度にしか上げていませんが
後輪は かなりの増し締めをしました。

DSC00428amx8.jpg
DSC00429amx8.jpg
前後リムとも バルブブッシュが無いので補填しましたが、
とくに使っていると思われるフロントブレーキのせいなのか
(リヤリムのブレーキ痕が フロントリムより明らかに少ない)
フロントリムのバルブ穴の前後が削れているようで、
バルブブッシュがスカスカになっていて すぐに外れます。
チューブのバルブ部分は ねじ山が切っていないタイプだったので
バルブナットで押さえることもできません。
なので瞬間接着剤で貼り付けました。

ところで、カンパニョーロ・フルクラムのホイールの
吊るしのスポークテンションの上限・下限については
憶測でなく断言ができます。
それは ある資料が根拠なのですが、
DSC00453amx8.jpg
たまたま あるページの一番上がユーラスだったので
それで見てみると
DSC00454amx8.jpg
スポークの公称寸法と長さ、
(スポーク長さがLengthではなくLenghtなのは
スペルミスとも言い切れないところです)
DSC00455amx8.jpg
出荷基準のスポークテンションが載っています。
ここで重要なのが、アルミスポークの第1スポークテンション
書いてあるということです。
DTのテンションメーターの第1STなので D1STですが、
カンパニョーロのアルミスポークが あるD1STであったとき、
第2ST(上の表のSpoke tension)がいくらになるのか定義できるのは
DTではなく カンパニョーロになります。

D1STは ホーザンテンションメーターでのH1STに変換可能なので
これを知っておけばカンパニョーロのアルミスポークのテンションを
H1STで管理することが出来るようになります。
ちょっとだけ書いておくと
D1STの1.6mmが H1STの235(2.35mm)に相当します。

こういうのを見て いつも思うのですが、
スポークテンションの指定は フロントとリヤ右だけでいいのではないでしょうか?
リヤ右を指定テンションの上限付近まで張った状態で
リムのホイールセンターが出ていれば、
リヤ左のテンションは ホイールの寸法的条件で勝手に決まってしまうので
どうすることもできません。
なので 寸法的条件のほうを 与えられた材料で最大限 良くしようというのが
私が普段書いていることですし、
完組みホイールも 寸法的条件をよく見て選んでほしいのです。

具体的に どれとは書きませんが、
マヴィックのホイールで リヤ右を上限に張ったときに
リヤ左が下限に達するかどうかというホイールがあるのです。
ああなるほど。そこから(指定テンションにすべく) リヤ左だけ増し締めするから
マヴィックの後輪のセンターずれは
リムが反フリー側に寄っている場合が多いんだ(←これは憶測)。

category: スポークの話

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サピムのニップルについて  

サピムのCX-RAYには 14mm長さのアルミニップルが付属していますが、
私は いくつかの事情から それを使いません。
DTの12mmアルミニップルを使っています。
DSC07073amx6.jpg
で、最近CX-RAYのニップルの袋が白から黄色になったのですが
よく見るとこれ、12mm長さになっています。

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↑白い袋とは これ

DSC07075amx6.jpg
長さが違います。
まあ、どっちみち使いませんけど。

DSC07076amx6.jpg
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それでも 捨てはしないという性分。
12mmニップルは これと混ぜたくないので 別の容れ物を考えます。

category: スポークの話

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カンパニョーロとフルクラムのアルミスポークの刻印について  

カンパニョーロとフルクラムのアルミスポークですが、
DSC06955msn.jpg
スポークヘッドの端に線で刻印が入れてあります。
長手方向を水平と見て 縦なら縦、横なら横として
その本数と合わせて 例えば「縦3本」などと呼ぶことにします。
上の図は縦3本の実例です。
この刻印ですが、カンパニョーロ・フルクラム問わず
同じ刻印であれば 同じ長さ
という法則があり、
いまのところ例外はありません。

また、フロントスポークは年代やモデルによっては
リヤ左と兼用になっている場合があります。

DSC06913msn.jpg
↑これは縦3本で リヤ左のスポークです。
赤はレーシングゼロの赤、銀はレーシング1の銀ですが
黒はレーシングゼロの黒か シャマルウルトラの黒か判別が出来ません。
縦3本なら同じ長さです。

なので シャマルウルトラのリヤ左の黒スポークが縦3本であったなら、
縦3本の赤または銀のスポークで おしゃれ泥棒が出来るということになります。

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↑これは縦4本です。
画像では銀スポークの縦線の長さが違いますが、他の色と全く同じ長さです。

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↑これはリヤハブがメガG3化する以前のシャマルウルトラのスポークで、
初代の金と その次のグレーです。
当店では これらは長さではなく 色で分けているので
縦3・4・5本が混在しています。
3種類あるということはフロントとリヤ左は 同じ長さではありません。

グレーの縦4本にドットが打ってありますが、少なくとも長さに関して違いはありません。
同じ長さでスポークのねじ山始まりが違う、という例もあり 後述しますが、
それに関しても全く同じでした。

DSC06906msn.jpg
こういうケースに入れていますが、
DSC06908msn.jpg
フロントスポークの長さが
DSC06909msn.jpg
リヤ右未満で
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リヤ左以上なので、ケースのフタに貼ってある
フロントスポークと同じ長さを引いた紙に当てることで
同じ→フロント、スポークが長い→リヤ右、スポークが短い→リヤ左と
判別が出来るようにもしてあります。
ちなみに、縦5本はメガG3以前の 旧G3のフリー側なので、
現行のメガG3および2:1で合う長さはありません。
私が おしゃれ泥棒をするときに フロントとリヤ左でするのは
この刻印が合う可能性を高くしたいからというのもあります。

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先日、レーシングゼロカーボンで おしゃれ泥棒をしましたが
レーシングゼロカーボンはフロントとリヤ左のスポークが
同じ長さ(縦4本で同じ刻印)だったので
従来のレーシングゼロの赤スポークが使えました。

で、ひとつ前の記事のレーシングゼロナイトですが、
DSC06926msn.jpg
横2本です。

DSC06915msn.jpg
これはシャマル ミレのフロント(上の画像)と同じ長さです。
ややこしい話になりますが、この横2本は「横並び横2本」と呼ぶことにします。
フロントベアリングを小径化した関係で ハブフランジも小径になり、
従来よりスポークが少し長くなっています。

ここで、レーシングゼロカーボンも小径フロントベアリングなのに
スポークが横並び横2本ではなく 縦4本なの?
という疑問が湧いてくると思いますが、これについて書いておきます。
フルクラムのアルミスポーク・ニップルの供給は
「フロントスポークのみ一式16本」
「リヤスポークのみ一式21本」
「スポーク1本とニップル1個」
「ニップルのみ10個」
という4つの形があります。

このうち「フロントスポークのみ一式」の品番は
レーシングゼロ(アルミリム)と レーシングゼロカーボンで同じですが、
「スポ-ク1本とニップル1個」になると違う品番になります。
なぜかというと、

DSC06935msn.jpg
DSC06937msn.jpg
ニップルが違うからです。
スポークは同じ縦4本なので スポークのみの品番は同じですが、
ニップルとセットになると品番が違ってきます。
上の画像、なべネジの頭のように丸くなっているほうが
レーシングゼロカーボンのニップルです。
この違いと リム内径がアルミリムと違うことによって
レーシングゼロカーボンのフロントスポークは 小径ハブながら
横並び横2本ではなく 縦4本となっているわけです。

話を戻しますが、レーシングゼロナイトでおしゃれ泥棒をする場合、
フロントスポークは 横並び横2本の赤スポークを
用意する必要があるわけですが、そんなものは存在しません。
もちろん、従来のレーシングゼロの赤スポークで長さが合うものもありません。
こりゃ困った。

というわけで 色々調べたのですが、
レーシングゼロ コンペティツィオーネのスポークの品番が
旧来から一新されていることに気が付きました。
ハブとリムの寸法が同じなのに、スポーク長さが違います。
これはどういうことかと思い 現物を取り寄せました。

DSC06919msn.jpg
コンペティツィオーネの フロントスポークのみ一式16本です。
刻印は 斜め3本です。1本だけ赤いコスメチックスポークですが、
当然 他の15本と同じ長さなので、法則通り「同じ刻印なら 同じ長さ」となります。

DSC06922msn.jpg
コンペティツィオーネの リヤスポークのみ一式21本です。
斜め2本の刻印が7本で 左スポーク(1本が赤スポーク)、
縦並び横2本が14本で 右スポークです。

DSC06925msn.jpg
↑こいつのせいで横2本という表現を さらに区別する必要が出てきました。
この縦並び横2本と レーシングゼロナイトのフロントの横並び横2本は
全く違う長さです。

DSC06938msn.jpg
DSC06927msn.jpg
小径フロントハブの新旧スポークを比べてみます。
いずれも画像上が横並び横2本、下が斜め3本です。

DSC06928msn.jpg
スポーク全体の長さは全く同じなのですが、

DSC06929msn.jpg
ねじ山部分の長さが異なります。

DSC06930msn.jpg
実は、新スポークは「スポーク1本とニップル1個」
または「ニップルのみ10個」の形で注文すると分かるのですが
ニップルも新しくなっていて ねじ山の長さも それに対応しています。

DSC06931msn.jpg
新ニップルは、ゆるみ止めのナイロンが埋め込まれています。
2つ前の記事で リムから異物が出るとあるのは、ちぎれたこれのことです。
これによって ニップルのねじ山始まりの深さも変わっていて、

DSC06932msn.jpg
新スポークをニップルのねじ山に突き当たるまで突っ込んだ場合、
DSC06933msn.jpg
↑旧ニップル
DSC06934msn.jpg
↑新ニップル
歯周ポケットの深さに違いがあります。
これらの事情から、斜め3本の新スポークと
旧ニップルとの組み合わせは可能だと判断し、
斜め3本の赤スポークを レーシングゼロ ナイトのフロントに使いました。

DSC06939msn.jpg
同様に、リヤ左スポークも比べました。
上の画像 赤いほうが新スポークです。

DSC06940msn.jpg
こちらの場合は「スポーク長さは違うものの
ねじ山始まりの位置は同じ」ということになっていました。

DSC06941msn.jpg
新スポークと旧ニップルで、ねじ山を使い切るところまで 回してみました。
実際は、この状態になるまで張ることは不可能です。

DSC06942msn.jpg
組み上がりの状態だと このくらいでしょうか
(これでも相当に張っていると思いますが)。
新ニップルは旧ニップルよりも 全長が長いので、
上の画像で はみ出しているところが ゆるみ止めにかかるはずです。

カンパニョーロ・フルクラムのアルミスポークは、
1本だけガクガクにゆるんでくるという症状を(私は)見たことが無いので
ゆるみ止めは はっきり言って不要です。
固着ニップルが余計に固まって回しにくくなるだけだと思うのですが。

それはともかく、こちらの場合はスポークの実効長さが同じなので
フロントと事情は違うものの 新スポークと旧ニップルの組み合わせが
可能だと判断しコンペティツィオーネのリヤ左スポークを ナイトに使いました。

DSC06944msn.jpg
↑実際にナイトから外したリヤ左スポークと、新リヤ左の赤スポークです。

「フロントまたはリヤスポークのみ一式」から
早速 コスメチックスポークを抜いて大丈夫なのか、と思われそうですが
問題ありません。この記事の趣旨には大いに問題がありますが。

DSC06916msn.jpg
DSC06917msn.jpg
↑斜め3本(新フロント)と 斜め2本(新リヤ左)の
「赤スポーク+ニップル1個ずつ」を 別に仕入れてあるからです。
これについては、問屋さんからも
「どうせロクな使い方をしないんだろう」と
看破されてしまいました。カンパだけに。

DSC06958msn.jpg
初代レーシングゼロのネクタイスポークでは
縦線とも横線ともつかない感じの刻印でした。
一応、縦1本と縦2本ということにしています。

DSC06997amx6.jpg
ネクタイスポークでなく、メガ右フランジになる前の
2:1のフリー側は横1本です。
このスポークのみ「スポーク4本とニップル4個」という販売単位になっています。
このモデルが最新だった往時は そういう販売単位だったという名残です。

DSC06956msn.jpg
どの品番のスポークがどの刻印なのかは 調べが付いております。
例えば 縦4本なら上の図の 上から
レーシングゼロ フロント スポークブラック01
レーシングゼロ フロント スポークレッド01
レーシング1 フロント スポークシルバー01
ホイール 105 シャマル ブラック
という意味になりますが、刻印は全て縦4本なので 長さは同じです。
そして、黒スポーク同士に関しては
レーシングゼロとシャマルウルトラを 見た目で判別することはできません。

category: スポークの話

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マヴィックの第4のスポークについて  

お客さんから キシリウムプロエグザリットをお預かりしました。
DSC05940amx6.jpg
にもかかわらず この記事の表題は
「キシリウム プロ エグザリットさん」では ありません。
まずは そちらの趣旨の内容から。
後輪はリムが反フリー側にガッツリ寄っていました。
どこのスイスのベラチは忘れましたが、海外通販で買ったそうです。
前輪も 後輪ほどではないものセンターずれあり、
新品で未使用なので リムの反りやスポークの曲がりを疑う必要が無いので
作業そのものは それほど手間ではありませんでした。

ところで お客さんが なぜこのキシリウムを買ったのかというと、
「現状 キシリウムの高いモデルをよく分からんけど買った場合
後輪はキシリウムという名のR-SYSが付いてくる、けど
フルアルミスポークの後輪こそがイソパルス(フリー側ラジアル組み)であり
元祖キシリウムの流れを汲んだ正統派後継モデルだ!」
というようなことが書いてあるブログが どこかにあり(すっとぼけ)
それを読んだから らしいです。
まあR-SYSが悪いとまでは言いませんが、
R-SYSの後輪をキシリウムナントカっちゅう名前で売るのは
ちょっと違うじゃあないかということです。



つづいて、表題の趣旨の内容を。
前輪の画像を撮ってませんが、
前輪は 先日のアルミスポークの記事でいうとマヴィックの2のスポーク、
後輪はフリー側が4のスポークで 反フリー側が2のスポークです。
DSC05941amx6.jpg
2のスポークは フルクラムの供回り押さえ工具のスリットAが ちょうど合います。
この工具は押さえの幅が広いので スポークのねじれが起きにくく、
私は ホイールやスポークのメーカー問わず
これが合うなら これを使うことが多いです。

DSC05942amx6.jpg
ところが、4のスポークは スリットAに入りません。
なので他のスポーク押さえで 合うものを使いました。

スポークのバテッド部分のサイズですが、
ノギスの実測で 2のスポークが4.0/1.9mm、
4のスポークが4.2/2.2mmでした。
先日、4のスポークは 2のスポークに対して
断面形状が正方形に近いと書きましたが、
マヴィックは基本的に 左右異径組みをしないので
(「R-SYSの後輪」はスポークの材質そのものが違うので
異径組みの考えに含みません 一応)、
4のスポークは 2のスポークより左右に厚いぶん 前後は短いと
過去に触った先入観から そう書いてしまいました。
記事中に4のスポークだけ画像が無いのは
その時点で現物が当店に無かったからです。

実際はどちらの径も かすかに増しているので
4のスポークは 2のスポークよりスポーク比重が大きいことは間違いなく、
フリー側4のスポーク、反フリー側2のスポークの後輪は
かすかながら 左右異径組みということになります。

しかも、4のスポークと2のスポークの見分け方も見つけました!
DSC05944amx6.jpg
↑4のスポークは、バテッドの端が尾ひれっぽくなっています。

DSC05947amx6.jpg
H1STは、スポーク幅が2.35mm以内なので
測定子の底に当たるほうの数字で

DSC05945amx6.jpg
DSC05946amx6.jpg
250~260というところです。
画像は、反フリー側にずれていたリムをフリー側に寄せたところ
吊るしの平均より うっすらっ張った状態になったので264弱になっています。

260にしたければ センター出しをフリー側の締めだけでなく
かすかに反フリー側のゆるめを混ぜればいいのですが、
わざわざゆるめる必要もないと判断したので フリー側の締めだけにしました。

このブログで書いてある アルミスポークの第1STは、
私なりに調べた吊るしのホイールの平均値です。
だから書きたくねーんだよ
新品で それより明らかに低ければ
お客さんに了解を得たうえで張りますし、
リム交換で一旦バラす際には 第1STを採っておきます。

フルクラムやマヴィックの、アルミスポークの
第1STと第2STとの関係を示す山なり曲線は
明らかにされていませんので、
第1STを作業上のスポークテンションとするしかありません。

DSC05958amx6.jpg
↑マヴィックのアルミスポークについての表を 作り直しました。
スポークの寸法も調べ直しています。
先日の記事の表は こちらに差し替えておきます。

4のスポークは2のスポークより正方形に近いという
誤りがあったのを消すことになりますが、
間違ってたことは こっちに書き残したので お許しください。

4のスポークのH1STですが、260くらいというのは知っていたのですが
記事を書いた時点で店内に確実なソース(現物)が無かったので
「?」としていましたが、あれから数本で確認が取れたので260としておきます。
後輪のフリー側と前輪、ラジアル組みと4本組み相当(←キシリウムディスクの前輪)で
スポークの種類が同じであれば 同程度のH1STになります。

DSC05959amx6.jpg
↑例として、これは初代キシリウムSSCのリム穴間を切削した
初代キシリウムSLですが、
全てのスポークが 1のスポークで(当初はそれのみ)
フロントと リヤ右の平均がそれぞれ308と311でした。

category: スポークの話

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