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のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

インフライトからボトルケージを外しました  

ドリルがうなる!
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お客さんから キャニオンのインフライト CF SLXという
シクロクロスバイクを お預かりしました。
ダウンチューブのボトルケージのねじの六角穴(3mm対辺)が
上下どちらもナメて ボトルケージが外せなくなったということです。

なにが困るって、出走するカテゴリーにもよりますが
ボトルケージを付けていると シクロクロスのレースに出れないんですよね。


さらに、ねじのトラス頭が ボトルケージの凹み形状に
ツライチから ややマイナスで入っているので
(プラスだと ねじの頭がボトルに擦る)、
ネジザウルス(商標)で 頭をつかむこともできません。

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ダウンチューブ上側のねじは トラス頭をドリルで切り飛ばして
イモネジ状態の残りを回収しました。
上の画像の時点では イモネジを すでに少し出しています。
もし ねじ山が錆びなどで固着していたら・・・
リベットナットの打ち直しになります。

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下側のねじは ボトルケージを回転させれば
供回りで ゆるんでくると思ったのですが
そうでもなかったので マイナスドライバーのつかみしろを作って ゆるめました。

少し 余計なことをした痕跡があったので
当店に持ち込まれる前に どこかで見てもらったのか訊いたところ
某ショップで30分くらい見て 匙を投げたそうです。

ちなみに 当店での作業時間は全部で10分足らずです。
余計なことをしていなければ
私が こんな荒事に出る必要は無かったかも知れません。

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フィブラ2のダウンチューブ裏にボトルケージ台座を増設しました  

ドリルがうなる!
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お客さんから カレラのフィブラ2のダウンチューブ裏に
ボトルケージ台座を増設してほしいとお願いされました。

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トピークの「QR ケージマウント」という
ボトルケージごと 横にスライドさせて取り外せるようになるアダプターに
エリートのボトルケージを取り付けていますが、

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後付けバンド(どこのメーカーかは不明)から
QRケージマウントの固定ねじ(構造上 非常に短い)が
ブルベの走行中に外れて エライ目に遭ったとのことです。
ボトルケージにある 汚れた擦り傷は その痕跡です。

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↑こんな感じに擦ったらしい

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ダウンチューブ裏にボトルケージ台座を設けますが、
それとは別に フレームに
シマノの電動コンポの外付けバッテリー用の台座(M4×2個)と
コードを出すための穴が すでにあります。

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取り付け位置を吟味したところ、
フロントタイヤと フロントインナー変速時のチェーンに干渉しない
ちょうどいい位置が バッテリーの下側の穴と
コード用の穴に重なることが分かりました。
今後 電動コンポにする可能性が無いということなので
これらの穴を拡張することにします。
M5ねじのリベットナット用の穴径は7mmですが、
コード用のいびつな形状の穴が 上下は すでに7mm以上あり、
左右は 7mm未満となっています。
7mm以上の部分は うまくすれば リベットナットのフランジに隠れると判断し、
そうなるように拡張することにしました。

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まずは M4リベットナットをM5化するために
ギリギリまでフランジを削り、
DSC01900amx12.jpg
めくり上げて・・・
DSC01901amx12.jpg
フランジ以外の部分をフレームに落とします。

DSC01988amx12.jpg
時系列が飛びますが 回収しています念のため。

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バッテリー台座のM4リベットナット×2ですが、
穴がフレームの中心線から外れていて まっすぐにあいていません。

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M5化する穴と コード用の穴は
ほぼ芯ずれしていないので まあいいか。

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M5リベットナット用の下穴をあけました。

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リベットナットをカシメました。

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元のいびつな穴ですが、リベットナットのフランジで ほぼ隠れました。
この角度からは見えないのですが、
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厳密には、うっすら フランジから出ています。
問題となる程度では無いでしょう。

DSC01889amx12.jpg
作業前の画像になりますが、
ROTORの「コボ エディション」赤クランクに
こんなチェーンリングを取り付けているフィブラ2とか
誰のバイクか 特定されるんじゃないのと言ったところ
別にかまわないと言われました。






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DSC01989amx12.jpg
コボ エディション

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アミラのダウンチューブ裏にボトルケージ台座を増設しました  

ドリルがうなる!
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お客さんから、スペシャライズドのアミラ フレームのダウンチューブ裏に
ボトルケージ台座を取り付けてほしいと言われました。

理由は ブルベによく出るので ここにもボトル(というよりツール缶)を
取り付けたいからということです。
すでに バンド式のボトルケージ台座を取り付けて使っていた痕跡がありましたが、
上の画像は タイラップでボトルケージをくくりつけて
位置決めをしているところです。

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フレームにバンドの痕があります。

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ボトルケージを上にしすぎると
フロントタイヤとのクリアランスが厳しくなりますが、
下にしすぎると(重心を下げたいので なるべく下にしたい、と考えがちでもある)
インナーギヤへの変速時に チェーンが擦ることがあります。
上の画像は その瞬間ですが わりとギリギリです。

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ぎゅいーん。お客さんに 1~1.5mmほど穴を左側に寄せてもいいかと
許可をもらい、下穴をあけました。
上の画像では右クランクが下側にあり
マゼンタの差し色が上側にあります。
次の画像以降は逆向きから撮っていますが
とくにそうした意味はないので 気にしないでください。

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リベットナットを打ち込むサイズまで 拡張しました。

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リベットナットを取り付けて フレームを拭きましたが、
簡易式の台座が振動で擦った痕は 消せませんでした。

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この手の痕跡も、時間があれば ほぼ分からなくする方法がありますが
お預かりコースになるので 今日は やりません。

DSC01755amx12.jpg
できました。
作業自体より 位置の吟味のほうに時間がかかっています。

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GUSTOのフレームのボトルケージ穴位置を下げました  

ドリルがうなる!
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お客さん(たぶん)から グストのRCRチームというフレームで組まれた
完成車を お預かりしました。

このフレームを買おうかどうか相談されたときに
私はやんわりと「やめとけ」と言ったのですが、
本人が納得しているならそれでいいです。
コスパ抜群!とか言われているブランドは
それ以外の売りが弱いから そこを強調するのであって、
「コンポやホイールなどのアッセンブルパーツを定価で買ったとすると
実質フレーム代がタダ」みたいな売り方をしているブランドは
そもそも そういう計算を買い手のほうがしてしまうことまで想定しています。
商売としては「刺身と 刺身のつま」のどっちが主体なのか、
主客転倒しているわけですが、
この手の売り方で成功している別の某ブランドは、
この手の売り方をするブランドに付いて回りがちな
「有象無象のわけわからんブランド」というイメージを持たれないために
きっちり お金をかけてプロチームにフレームを供給して
ブランドイメージを高めています。
で、今回の件ではお客さんが買ったのはフレームだけなんですよね。
コンポやホイールなどのパーツを抜くために仕入れた完成車の
残りカスを売りつけられるようなものだから
(まあ実際かなり安い金額で買ってますが)やめといたらと言ったのですが
遅かりし由良之助 すでに現物が目の前にあるのであった。
もしかしたらフレームにお客さんのパーツを組み付けたショップが
ここを見るかもしれないので書いておきますが
ヘッドパーツのガタくらい まともに取れや クソが。


背景にあるBIKESANDという輪行ケースは
別のお客さんのもので 本件とは無関係です念のため。

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シートチューブのボトルケージ位置が高く、

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ロングボトルを挿すと トップチューブすれすれになるので
位置を下げたいとのことです。
ブルベで使うときに トップチューブの下側にフレームバッグを取り付けるので
この位置だと 実際はボトルとバッグが干渉します。
ダウンチューブのボトルケージに
横抜きタイプが付いているのも それが理由です。

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シートチューブの下側の穴と
ボトルケージの上側の穴で ボトルケージを仮付けしました。

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仮に ここにねじ穴を新設すると 新しい穴を含めて
シートチューブのボトルケージ穴は 3つになりますが、
この位置にしたときに 挿したボトルがフレームと干渉するのであれば
問題です。

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干渉はしません。
うっすら干渉する場合は、
ねじ穴の位置が下のほうについているボトルケージを選べば
いま付いているミノウラのデュラケージよりは
ボトルの位置が少し上がるので 干渉を避けられます。

ボトルケージの穴位置にかかわらず ガッツリ干渉する場合は
「ちょっとだけ ずらす」こととなり シートチューブのねじ山が4つになるので、
その場合はシマノの外装バッテリずらしアダプター SM-BA01で
対処してもらおうと思っていました。

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下穴ぎゅいーん。

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リベットナットを打ち込んで

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ボトルケージを取り付けました。

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できました。

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リドレー ヘリウム リミテッドのボトルケージ穴を打ち直しました  

ドリルがうなる!
DSC01358amx12.jpg
お客さんから リドレーのヘリウム リミテッド(LOTTOチームカラー)
フレームの シートチューブのボトルケージねじが 無限に回るのを
直してほしいと言われました。

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シートチューブ上側のねじが無限に回ります。
元々から リベットナットのカシメがゆるかったようです。

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ボトルケージを左右にゆすると
リベットナットのガタが大きいのが分かります。
昨日今日の話ではなく それなりの長期間
この状態で使っていたそうです。

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ボトルケージねじを ゆるめて外すことができなかったので
ドリルでブチ抜きました。

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(ほぼ)新品のドリルなので 気持ちよくブチ抜けました。

リベットナットがグルグルしていた期間が長いので
穴周りの塗装が剥がれています。
この状態から、リベットナットのツバを 穴径より小さくなるまで
折りたたむか切り飛ばすかして フレームの内側に叩き入れます。

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↑叩き入れる寸前の状態
このフレームはインテグレーテッドシートポスト仕様ですが、
サドル付きのヤグラを外してから フレームを傾けて、
シートチューブ側から リベットナットが落ちるようにして回収しています。
BB側に落とすと回収が非常に面倒になる場合があるので。

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回収しました。

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フレームを拭きました。

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新しいリベットナットを打ち込みました。
穴の下に垂れているのは、
お客さんのほうで かつて試みた 瞬間接着剤の跡です。
これはきれいに取れませんでした。

DSC01373amx12.jpg
残り3ヵ所も、M5ねじを きつく締め込んでみて
供回りが起きないのを確認しています。
リベットナットのねじ山の抵抗が大きかったので
タップで さらってから 新品のねじを取り付けました。

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