のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

ビームチャートが便利です  

キャットアイのライトですが、
例えば VOLT1600や VOLT400の最高に明るいモードは
ペットネーム通りに1600ルーメンであるとか
400ルーメンであることは分かります。
ところが、それより下のモードが どれくらいの明るさであるのかは
実は 紙のカタログにも 説明書にも
メーカーサイトでの「詳細仕様」のタブにも一切書いてありません。
各モードの連続使用時間についての記述はあります。

では どこにも書いていないのかというと、
製品のパッケージにのみ表記があります。
なので 箱を捨てれば終りです。

という問題が、先月からキャットアイのメーカーサイトにある
「ビームチャート」という項目で一気に解決しました。

16001600.png
↑これは VOLT1600のハイ(1600ルーメン)のビームチャートですが、
左右それぞれに画像を分割する線があり、
別のライトや 別のモードの明るさを比較することができます。

60000400.png
左をVOLT6000のハイ、右をVOLT400のハイにしました。
これによって明るさの比較ができますが、
それだけでなく左右の分割線自体を動かすこともできます。

60001600.png
これは 左がVOLT6000のオールナイトで
右がVOLT1600のミドルですが、どちらも500ルーメンです。

60001600l.png
↑左側に分割線を寄せました。端いっぱいに寄せることもできます。
VOLT1600の500ルーメンです。
60001600r.png
↑右側いっぱいまで分割線を寄せました。
VOLT6000の500ルーメンです。

500ルーメンという光束に対して照射範囲が違うので、
画像の舗装してある部分に限れば VOLT1600のほうが明るい、
ということが分かります。

ビームチャートの画像の下に各モードの明るさ(エコノム系は除く)と
連続使用時間の表記があるのも助かります。
これ以前だと本当に パッケージ以外には無かったので。

ビームチャートの対象モデルは
VOLT系の現行モデル(1200や700や300や100は無い)と
エコノム系に限られますが、それでも十分 有用です。

category: キャットアイのステマ

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VOLT6000を買いました  

キャットアイのVOLT6000を買いました(仕入れました、ではありません)。
DSC01985amx6.jpg
ぜいべつていか じゅうまんえん

これについて書く前に。
DSC00990amx6.jpg
VOLT1600ですが、私の友人が仕事の都合で
あるド田舎の県(※)に異動となり
夜中になると街灯の1本もないので 練習もできない、
というので あげました。

※こういう書き方をしたからには どこの県かは書けません。
ちなみに「異動は1年半ほどの予定」というのは口約束だから
信じるんじゃねーぞ。

VOLT1600は、性能面には これと言って不満はなかったのですが
明るいモードで使用中に ドロップバーの上側を握っていると
本体の熱が手に伝わって けっこう熱いのです。
ライト本体の横幅が広いので仕方がありません。

DSC00991amx6.jpg
あと、LEDバルブ(電球)が2個で最大1600ルーメンということですが、
月明かり以外は真っ暗闇の状況で 片方を指で塞いだところ、
照射範囲は狭くなり 明るさも当然暗くはなりますが
視覚的には半減といった感じではありません。
両方塞ぐと 真っ暗闇になります(当たり前だ)。
2灯で1600ルーメンということは、もしかしてこれは
800ルーメンのバルブ2つを 1つの光源と見なして
足しているだけなのでは?と思い
先日 展示会でキャットアイの人に訊いたのですが、
やはり ざっくり言うと そういうことで間違いありませんでした。
つまり VOLT1600は「2つ並べたVOLT800が
バッテリーと点灯モードを共有しているライト」ということで、
実質は VOLT800+800になるということです。
じゃあVOLT800でいいじゃん、とも思いますが
明るさを控えめで使った際の持続時間は
バッテリーが大きいぶん VOLT1600のほうが優れています。
この件で「バルブが1つの充電式ライト沼」に はまり
キャットアイ以外のメーカーのライトに久々に手を出したのですが
その話は また今度。

DSC01986amx6.jpg
筒状の外箱を引き抜くと、ちょっと豪華なケースが出てきました。

DSC01987amx6.jpg
↑内容物一式です。

DSC01993amx6.jpg
VOLT6000の光源は、メーカーサイトでは
「超高輝度COB」となっています。
COBというのは チップ オン ボードの略で、
LEDチップをシート状に敷き詰めた形式のことです。
これらの合計が最大で約6000ルーメンになるというわけです。

追記:COBをクリップ オン ボードと書いていました。
頭の中ではチップ オン ボードだったのですが
なぜかクリップと打っていました。
その次の行に「LEDチップを」って書いてるのに・・・
ご指摘のコメントありがとうございました。訂正しました。

DSC01989amx6.jpg
DSC01990amx6.jpg
DSC01991amx6.jpg
ライト本体は、後部に冷却ファンが付いていて 熱くなるバルブを冷やします。
点灯中は常に「ふぃおー」と音がして なかなかうるさいです。

画像に10109というシリアルナンバーが見えていますが
売り物ではなく 私物なので構いません。

DSC01996amx6.jpg
コントロールユニット(後述)と、下4桁の品番が同じなのは偶然とは考えにくいので、
一番上の数字が 1→ライト本体 2→コントロールユニットとして
(スペアパーツとしての出荷は別として)完品出荷分では
シリアルナンバーを合わせているようです。
ちなみにこれ、受注生産品です。

DSC02024amx6.jpg
↑画像右上から
ライト本体、コントロールユニット、バッテリー、充電器です。

DSC02025amx6.jpg
DSC02026amx6.jpg
充電器は よくあるタイプの、コンセントコード別体のものです。

DSC02027amx6.jpg
充電器から伸びている、バッテリーに挿す側の端子ですが
これはBCG接種の はんこ注射ににていることと
Blue Connector Guideとのダブルミーニングで
BCG端子と呼ばれている端子です。

という嘘を いま思いつきました。

DSC02028amx6.jpg
バッテリーにはBCG端子のメス側が付いていて、
これらをつなぐと充電できます。

DSC02029amx6.jpg
で、コントロールユニットなるパーツにも
BCG端子のオス側があり
ここにバッテリーを差し込むようになっています。
差し込んだ後は 下側にあるツマミを回すと
脱落防止の爪がかかるようになっています。

DSC02030amx6.jpg
コントロールユニットの外側には このような丸い端子があり、

DSC02031amx6.jpg
ライト本体から伸びているコードと合わせます。
ここで疑問なのが「充電をこちら側から
することが出来なかったのか?」ということですが、
まあこういう構造にしてある以上 無理なのでしょう。
もし可能なら 取り扱いが多少簡便になります。
コントロールユニットは、BCG端子を丸端子に
変換しているだけに思えるのですが、他にも基板などが入っていて
ライトの挙動を「コントロール」しているのかもしれません。

DSC02033amx6.jpg
あとは 付属のベルクロバンドで バッテリーをトップチューブの下に固定する、
というのが基本的なスタイルとなります。

DSC02034amx6.jpg
ところで、出荷状態でのバッテリーとコントロールユニットの
BCG端子の間には このようなものが はさまっています。
要るとも要らないとも説明書に無く スペアパーツとしても出ていないので
単なる養生目的だと思うのですが、
かなり強くBCG端子間に食い込んでいたので

DSC02035amx6.jpg
DSC02036amx6.jpg
最初にバッテリーを引き抜いたときに
この部分ごと抜けてしまいました。
私が使うぶんなので 別に交換しろなどとは言いませんが、
自己救済することに関しても文句を言わないでいただきたい。

DSC02037amx6.jpg
やはり 端子の変換のほかに、基板がはさんであります。
ライト本体の放熱のために前面以外を空ける必要があるので
基板をこっちに持ってきたかったのでしょう。
高輝度モード時の熱がすさまじい(レンズの10cm先に手をかざしても熱い)ので、
その意味でも 基板はこっちにあるほうが良さそうです。

DSC02038amx6.jpg
ワイヤーカバーなるものが3本付いています。
DSC02039amx6.jpg
これは、トップチューブにバッテリーを固定する際に
ベルクロバンドが ワイヤーを押さえつけないようにするためのものです。

DSC02041amx6.jpg
ヘルメットへの取り付けを想定して、それ用の固定台座付きバンドと
ライト本体~バッテリー間の延長コードも付属しています。
この場合は、バッテリーはバックパックなどに入れます。

DSC01999amx6.jpg
DSC02000amx6.jpg
リモコンスイッチも付属していました。
リモコンと言う以上 無線ですが、本体とのペアリングは出荷時に済ませてあります。
電池交換後や これをスペアパーツとして別に買った場合は
ペアリング作業が必要になります。

あるイギリス人男性がインポテンツの治療として
体内に電子機器を埋め込んだところ、
隣の家のガレージの電動シャッターのリモコンと周波数が合っていたために
隣人が車の出し入れをするたび強制的に勃起してしまう、
という話を思い出しました。


DSC02002amx6.jpg
ボタンを押した感じが 妙にヘコいのですが、
私はこれを使わないので気にしません。
ヘルメットにライト本体を取り付ける派の方は必須です。
ヘルメット側に リモコンスイッチを取り付ける人はいないと思います。

DSC02005amx6.jpg
押すと 一瞬光ります。

DSC01998amx6.jpg
さて このライト、明るすぎるので
「公道での使用は控えてください」という
禅問答のような注意書きがあります。
やむをえず(←やむをえずってなんだ)公道で使う場合、
5つある点灯モードのうち 低輝度なほうの2つで使うことを
厳守してください、とのことです。

DSC02042amx6.jpg
VOLT6000のモード切り換えについて。
VOLT1600とほぼ同様ですが(→こちら)、
今回も Wクリックのダイナミックと
通常循環モードの中にあるダイナミックは別物で、
「ダイナミックから Wクリックのダイナミックに切り替える」
「Wクリックのダイナミックから Wクリックのダイナミックに切り替える」
ことも 可能となっております。あと、点滅モードがありません。

やむをえず(←やむをえずってなんだ)公道で使う場合
ローまたはオールナイトでの使用を厳守するように、とのことですが
オールナイトからローに切り替えるには
それよりも明るいモードを経由する必要があります。

DSC02043amx6.jpg
点けました。
当店のマンションの敷地内で、道には向けていません。
これはオールナイトモードです。

どうでもいいことですが、
私のシクロクロスは トップチューブ上に3つあるアウター受けを
ひとつも使っていないのでワイヤーカバーは不要です。

DSC02045amx6.jpg
↑オールナイトモード
DSC02047amx6.jpg
↑ダイナミックモード

DSC02046amx6.jpg
ダイナミックモードを横から。
説明書にもあるように 超広角配光ということですが、
上にも広くなっています。
画像では撮影用にライト本体をほぼ水平にしていますが、
ハンドルバーに取り付ける場合は
光軸をかなり下向きにする必要があり、、
あと できれば逆さに取り付けたほうがいいかもしれません。

DSC02049amx6.jpg
今回は シクロクロスに取り付けて撮影しましたが、
私の通勤用ロードバイクは、回転している前輪に光が当たると
ニップルがキラキラと輝くようにしてあります。
いつも使っているLEDライトでは通常の使用範囲で これを照らすことは無く、
昼間の日なたか 夜に青信号を渡ったとき車のライトに照らされて
輝く程度です。

DSC02050amx6.jpg
前輪を光らせたければ、ライトとしての用をなさないほど
本体を下に向ける必要があります。

DSC02052amx6.jpg
ところが、VOLT6000では水平取り付け時で前輪が輝きました。

DSC02048amx6.jpg
たいていのライトでは y=xの2乗のグラフ状になる照射範囲の境目が、
ほぼ横一文字になっています。

説明書には公道での使用を控えてくださいとしかありませんが、
VOLT6000が想定している用途は(超広角の照射範囲であることから)
オフロードでのナイトランでの、ヘルメットに取り付けての使用だと思われます。
照射範囲が狭いと首を動かしただけで
スポットライトがあっちこっちに向くことになりますが、
VOLT6000のような配光だと視界が安定するからです。

もしVOLT6000に興味がある方は、
なるべく店頭に置いておくようにするので見に来てください。
たぶん買わないものを 見るだけ見るというのは楽しいですよ。



~おまけ~
DSC02053amx6.jpg
これはサンツアーのマグライト型ライトで、

DSC02054amx6.jpg
単3電池2本・クリプトン球というモデルです。

DSC02055amx6.jpg
まだ生きてた

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これは そのライト用のホルダーで、
フロントクイックの反レバー側に取り付けるためのアダプターです。

DSC02057amx6.jpg
クイックを締めると、ワッシャーが
グレーのプラスチックの部分を押し出して

DSC02058amx6.jpg
ライトが固定されるという仕組みになっています。

DSC02059amx6.jpg
取り付けました。

DSC02061amx6.jpg
記事書いてたら 夜が明けてしまった

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ハイは「2つ」あったッ!  

先日、VOLT1600について書きましたが(→こちら
ボタンによるモードの切替について誤りがありましたので訂正します。
夜練の最中に気が付きました。
DSC08148amx5.jpg
先日の記事より。
Wクリックでハイに切替わると描いていますが、
この図は誤りでした。
しかし「ハイの明るさ」になるというのは本当です。
もしハイになっているのであれば短押し2回でローになるわけですが、
ローからWクリックでハイにしたのであれば
そこからの短押し2回は ハイパーコンスタントになります。
ということに 夜練の最中に気が付き 原因も判明しました。

DSC08352amx5.jpg
改めて図を描き直します。
まず 消灯からの長押しで点灯しますが、
このときに点くモードは「消灯の前に点けていたモード」となります。
そして 点灯の状態から 短押しするごとにモードが切替わり それは循環しています。
消灯または点灯の状態からWクリックすることで ハイの明るさになるわけですが、
これは循環モードの中のハイではなく

DSC08353amx5.jpg
ハイと同じ明るさの「Wクリックのハイ」という循環モードとは
別のモードになります。前回の図では ここが違っていました。

DSC08355amx5.jpg
そして「Wクリックのハイ」から短押しをした場合、
「Wクリックのハイ」にする直前のモードに帰ります。
ややこしいことに、通常のハイからWクリックしても
明るさが変わらないのに「Wクリックのハイ」にモードが切替わります。

なので 図では「Wクリックのハイ」からミドルにする場合
短押し2回が必要となるわけですが、実際にそうなります。
短押し1回目では通常のハイに戻っただけ、ということです。

DSC08357amx5.jpg
「Wクリックのハイ」から長押しすると消灯しますが、
再度点灯した場合の「消灯の前に点けていたモード」の記憶としては
「Wクリックのハイ」は除外されます。
例えば ハイパーコンスタント→「Wクリックのハイ」→消灯→再点灯 と操作した場合
再点灯のモードは ハイパーコンスタントになります。

DSC08356amx5.jpg
「Wクリックのハイ」のときにWクリックをしてもモードは変わりません。
通常のハイに切替わりもしません。
これは、モードが変わらないのではなく 内部的にはおそらく
「「Wクリックのハイ」から「Wクリックのハイ」へ切替わる」という
処理になっていると思われます。

Wクリックした場合、消灯していようが 通常のハイだろうが
「Wクリックのハイ」自身だろうが
とにかく「Wクリックのハイ」に切替わる、ということですね。

DSC08358amx5.jpg
私の場合、ローとハイの明るさを使えればいいだけなので
ローから「Wクリックのハイ」に切替えていましたが
これを通常のハイと混同していたため
「Wクリックのハイ」から短押しを2回してしまい
ハイパーコンスタントに切替えてしまったわけです。

DSC08359amx5.jpg
消灯からの長押しで 通常モードのいずれかで点灯する場合
記憶されている消灯前のモードで点くわけですが、
キャットアイでは これをモードメモリ機能と呼んでいます。

実は「Wクリックのハイ」からの短押しもモードメモリになっているので
そのように描き直すと

DSC08360amx5.jpg
こうなりました。
先ほど書いたことと重複しますが
「Wクリックのハイ」は モードメモリの対象からは除外されます。

この図の状態と同じものが
DSC08361amx5.jpg
↑キャットアイの説明書になるのですが、
確かにハイと「Wクリックのハイ」は別物として描かれています。
(★2とあるのがモードメモリです)

私のVOLT1600の使い方は
ハイの明るさ(通常orWクリックのどちらでもOK)と
ローだけで ほぼ事足りるので、
その2つだけを使う上でなるべくボタン操作回数を少なくした図にすると
DSC08362amx5.jpg
↑こうなります。
気を付けないといけないのは、
モードメモリの対象を ローにし続けるために
ローのときに短押しをしてはいけません。

うっとうしいことに気付いたのですが、
ハイと「Wクリックのハイ」が別物であるために
もしローからミドルに切り換えたい場合は
チカチカする奴らを通過する必要があります。

VOLT1200のときは Wクリックの切替先が点滅になっていて、
通常の循環モードに点滅が無かったため
「Wクリックしない限り点滅は封印状態」となっていたわけですが
VOLT1600では Wクリックの切替先もハイの明るさなので
「ハイの明るさが2つある」という一見ややこしい仕様になりました。



最後に モードの切替えとは別の話を。
ハイパーコンスタントですが、
当店のお客さんで「使っている」という人が2人いました。
1人目は、夜道のチャリ通帰りに街灯があるので
そこまでの明るさは必要ないものの、
ハイパーコンスタントにして「自転車ここにいますアピール」を
しているということでした。
道を見るために照らしているという使い方ではないそうです。
2人目は、ブルベにしょっちゅう出ている人ですが
ブルベとは関係なく
住宅地の暗がりで 十字路など見通しの悪いところを通るときに
飛び出しや出会い頭を防いでくれそう、という理由で
ハイパーコンスタントにすることがあるそうです。
私も 夜中に阪奈道路の下りでハイパーコンスタントにしてみましたが、
道が見にくいものの使えないということはありませんでした。
ただ、点滅は無理です。フラッシュの明るさが強すぎて むしろ危険です。
しょぼいライトの点灯モードのほうが まだ見やすいくらいです。

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VOLT1600を買いました  

キャットアイのHL-EL1010を買いました。
DSC08117amx5.jpg
ペットネームのVOLT1600のほうが通りがいいですね。
上の画像 左は今まで使っていたVOLT1200ですが、
以下それぞれ1200、1600と呼ぶことにします。

DSC08118amx5.jpg
はじめに見た画像では 1600のほうがスリムに見えたのですが、
本体が長くなっていただけでした。
バッテリーと本体の境目から操作ボタンまでの距離は同じなので、
それより先が長いわけです。

DSC08119amx5.jpg
1200より1600のほうがあかるかったです。
1200もあかるいですが1600のほうがあかるかったのでびっくりしました。

という感想で終わりたいところなのですが、
使い勝手が少し変わっているので それについて書きます。
DSC08138amx5.jpg
↑まず これが、公称の標準連続点灯時間です。
実際の使用感としては もう少し長持ちするのですが、
そこは控えめに発表する日本企業の奥ゆかしさです(たぶん)。

点灯モードの名前が それぞれ変わっていますが、
1600のほうが分かりやすいので問題はありません。
このうちのハイパーコンスタントというモードですが、
これは点灯状態のまま定期的にフラッシュするというモードです。
以前にも書きましたが、これは点灯状態で点滅するという性質上
消灯の瞬間が無いので 道交法上の前照灯の点灯という条件を満たしつつ
通常の点灯よりも存在をアピールできる・・・ということになっていますが
私には これの使い道がさっぱり分かりません。
フラッシュがかなり明るいので、車が走っているような路肩で
ハイパーコンスタントにすると煽っているような状態になり
車にとっては まぶしくて危ないと思うのです(どちらの身も)。
かといって 街灯の無い夜道や 山道でこれにすると、
地面の凹凸が 通常の点灯よりも分かりづらいので
急な穴ぼこや異物の存在に気づきにくく
前照灯としてはかえって危険だと思うのです。
「いや、ブルべではハイパーコンスタントは非常に有用で、
一番使うモードは これだ!」という方もおられるかも知れないので
その場合は 私の見識不足ということで お許しください。

DSC08140amx5.jpg
まずは1200の使い方から。
長押しが点灯/消灯で、短押しがモード切替えです。
私の使い方では、ダイナミックとオールナイトだけに切替えできればいいので
オールナイトからダイナミックにするには
ハイパーコンスタントを経由する必要があります。
これが状況によっては周りの車に迷惑になるという場合、
ライトの前を手で塞ぎつつ 操作ボタンを押して
ハイパーコンスタントをやり過ごすようにしています。

上の図では点滅に切替える矢印が無いですが、
DSC08142amx5.jpg
点滅へは通常の循環モードからWクリックすることで 切替えができます。
点滅から戻るのは短押しです。Wクリックしても何も起こりません。

ということで、1200ではWクリックしない限り
点滅モードになることはありません。

DSC08143amx5.jpg
説明書に書いてあるのに あまり知られていないことですが、
1200は消灯からWクリックすると 点滅でスタートします。

DSC08147amx5.jpg
つづいて1600です。
点滅が循環モードの中に組み込まれたので
操作手順はシンプルになりました。
が、私にとっては これが曲者でして
ローからハイに切替えるのに ハイパーコンスタントと
点滅の2つを経由しないといけません。
これが非常にうっとうしい、と思っていたら

DSC08148amx5.jpg
1600では「消灯も含めて ハイ以外の状態からのWクリックは全てハイに切替わる」
というふうに Wクリックが割り当てられており、これを知っていれば

DSC08150amx5.jpg
私の使い方では この範囲だけで切替えが出来ることになります。
これに気付いてからは かなり使い勝手が良くなりました。
(1200も1600も、長押しで点灯した場合は
記憶されている 消灯したときのモードで点灯します)

追記:訂正記事があります(→こちら


あとちょっと要望というかイチャモンですが、
充電に ACアダプタではなくUSBを使っているのだから、
専用ソフトをダウンロードして本体と接続し 用途をカスタマイズすることも
理論上はできると思うので、何とかしてほしいところです。
例えば使わないモードをスキップできるとか、
1600であれば 1600ルーメンを上限としてハイ・ミドル・ローを
それぞれ200ルーメン刻みで任意の明るさに設定できるとか、
あと繰返し充放電回数を数字で把握できるようにするとか・・・。

繰返し充放電回数ですが、電動アシスト自転車のバッテリーでは
ボタン操作でだいたい把握できる機能があります。
あまり知られていないので裏モードみたいなものですが。

1200も1600も、300回の使用で定格容量が
70%まで低下するということになっていますが
現状 私の1200は回数がそれぐらいで
連続使用時間が 新品の公称値より少し短いかな、
という程度です。この点は非常に満足しております。

DSC08149amx5.jpg
1200は、日頃お世話になっている人に差し上げるので
その前に バッテリーを新品にします。
ボルト300型のライトと違い 交換には工具が必要ですが、
この ゴキブリの卵システム(最悪なネーミング)は
たいへんよく出来ております。

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キャットアイのVOLT300を買いました(後編)  

キャットアイの高輝度LEDライト「VOLT300」を買いました。
DSC02594amx3.jpg
VOLT300はペットネームで 品番はHL-EL460RCですが
そう呼ぶ人はあまりいないので 以下VOLT300と呼ぶことにします。

DSC02595amx3.jpg
元々 私はナノショット プラス(HL-EL625RC)を持っているのですが
それでもVOLT300を買う理由がいくつかあったので買いました。

ナノショット プラス以前に エコノムフォースの電池式モデル(HL-EL540)を
使っていましたが、これは夜練で重宝しました。
電池の持ち時間が ハイ2時間/ロー9時間でしたが
単三電池4本式なので 充電池を別に持っていれば 倍の時間使えますし、
それがなくとも コンビニでアルカリ乾電池を買えば済みます。

ナノショット プラスの欠点は内蔵電池でUSB充電のため
「出先で充電ができないこと」です。

一応いろいろ悪あがきはしました。
スマホの急速充電器にナノショット プラスをつなげると、
充電中は通常 赤点灯となるはずのランプが 黄点滅になります。
これは説明書によれば「適正な充電器が接続されていない場合」になります。
おそらくですが、充電に必要な電圧が足りないためだと思われます。

ナノショット プラスもVOLT300も、電池がなくなって消える直前まで
明るさが一定で変わりません。
エコノムフォースの説明に「定電圧回路を内蔵」とあるのですが
キャットアイの ある年代以降の高輝度LEDライトは この仕様になっています。
(「電池が無くなりかけになると 芯が薄ぼんやり光るだけ」状態になりません)

これでかえって困るのが「いつ切れるのか判別しにくい」ということです。
定電圧回路のせいで、切れるときはスイッチをオフにしたように
フッと いきなり切れます。
真っ暗な山道を下っているときに 急に切れるとたいへん危険です。

DSC02601amx3.jpg
↑ナノショット プラスの公称値です。
満充電から ローのみ使用で2.5時間くらいしか もたなくなったので
買い換えを検討しました。

上記の機能の ハイパーコンスタントというのは点滅の一種ですが、
消灯と点灯の繰り返しではなく
常時点灯の状態から明るさが明滅するというモードです。

消灯の瞬間がある 通常の点滅は
道交法での 自転車の前照灯の条件の「点灯」にあたらないのでは、
という解釈に対して「この点滅は常時点灯してるから」ということにしたいのでは、
というのが私の解釈です。

街中では明るすぎて車を煽っているようにしか見えず、
真っ暗な山道ではかえって視認性が落ちるので
私は ハイパーコンスタントは使いません。
スイッチ長押しでON/OFF、短押しでハイ/ローの切り替え、
ダブルクリックでハイパーコンスタントに切り替えなので
通常 使う範囲で切り替えることがない点がありがたいです。

DSC02602amx3.jpg
↑つづいてVOLT300の公称値です。
私は使わないので 表から省きましたが「点滅 60時間」という機能もあります。
スイッチ長押しでON/OFFなのはナノショット プラスと同じですが、
短押しがハイ→ノーマル→ロー→ハイパーコンスタント→ハイと循環しており
この中にハイパーコンスタントが入っているのが少しうっとおしいです。
どのモードからも ダブルクリックで点滅に移行します。

ナノショット プラスと比較した実際の明るさですが・・・
DSC02603amx3.jpg
視認した際の主観ですが 1灯あたりの明るさは
ナノショット プラスのハイとVOLT300のハイが同じくらい、
ナノショット プラスのローとVOLT300のノーマルが同じくらいです。
ハイ状態の明るさの公称値がナノショット プラスで600ルーメン、
VOLT300で その名の通り300ルーメンですが、
ナノショット プラスはVOLT300を横に連ねたようなものになるのでしょうか。
点灯時間から見れば大体そんな感じです。
充電時間はナノショット プラスのほうが長いですが。

DSC02604amx3.jpg
ハイパーコンスタントの、明滅のうち 暗いときの明るさ
(常時点灯のベースの明るさ)が ナノショットプラスはローの明るさ、
VOLT300はローの明るさとなっています。
同じ「ロー」という呼称で 明るさが全然違うのが ややこしいですね。
ハイパーコンスタントの持続時間から見ても これは確からしいです。

さっきの話の続きですが、VOLT300の説明書には
「夜間走行時は点灯でお使いください。
道交法上、点滅はあくまで補助灯としての使用に限定してください」
という一文がありますが、
ナノショット プラスにはありません。
やはり「ハイパーコンスタント=常時点灯」という解釈のようです。

DSC02598amx3.jpg
↑ともにハイで点灯しました。明るさは同じくらいですが、
実は ほんのちょっとナノショット プラスのほうが光の色が黄色いです。
キャットアイには「光色を黄色くして 実際のカンデラ以上の視認性」と
いうようなことを 謳っていたライトもありましたが、
ナノショット プラスの黄色みは そこまで露骨ではありません。
2年ほど使っていることと関係あるかもしれないので
新品同士で比べれば同じような色かもしれません。

当店のお客さんで
キャットアイのトリプルショット(HL-EL700)を持っている方がいまして、
VOLT300も最近買ったのですが 箕面の街灯が全く無い山道を
夜中や早朝に走ると 照射範囲がせまくて使えないという話を聞きました。

ただ 1灯あたりの明るさが同じくらいなことと、
トリプルショットはバッテリーをフレームにぶら下げるタイプなので
配線など無くハンドル上に乗るだけのナノショット系やVOLT系が
使い勝手に優れている点は認めています。

それを聞いてVOLT300を買い控えていたのですが、
ナノショット プラスの電池容量が低下したことで何か買わざるを得ず、
結局VOLT300を買ったという次第です。

ナノショット プラスは電池交換の確実性と安全性から
ユーザーの手による電池交換が出来ません。
メーカーに送って交換してもらう形となります。
バッテリーの交換も考えたのですが、
本体にクラックが入っているので断念しました。
これもVOLT300にした理由です。

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待たせたな!

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中心に白く見えるのが 配慮さんです。
真っ暗な場所探しに苦労しました。
カメラのフラッシュは焚かず、ハンドルバー上のブラケットは
同じ位置 同じ角度でライトを取り付けて比較します。

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ナノショット プラス ロー

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ナノショット プラス ハイ

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VOLT300 ロー

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VOLT300 ノーマル
(画像では分かりにくいですが
VOLT300のローはかなり暗く、ノーマルと全然違います)

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VOLT300 ハイ

ハイ同士を比べてみれば分かりますが、
1灯あたりの明るさがほぼ同じで 照射範囲が全く違います。
(エコノムフォースの照射範囲は丸ではなく四角です。 詳しくは→こちら

私は ハンドルバー上に ごちゃごちゃと物を付けるのが嫌いなのですが
フロントハブのクイックがライト台座になるパーツ、あれも使いません。
ハンドルバー上にライトがあれば 走行中にグジグジと触って
光軸の上下を調整できるからです。
画像の状態のナノショットプラスでは左右に広い部分が手前に来ていますが、
登りなら これくらいで使い、下りの際に少し起こして使います。

実は先日 夜練で
清滝峠から奈良県に入り、下ってR168を南へ、
近鉄の元山上口駅から十三峠を越えて大阪に戻るというコースを走ったのですが
十三峠の大阪側を下るのにVOLT300では怖くて
予備で持っていったナノショット プラスをハイで使いました。
(清滝峠の奈良側はVOLT300でいけたのですが)
十三峠の大阪側は何百回と下ってますが
丑三つ時に下ったのは初めてで、
荒れた道を ゆっくりであれ 下るには 照射範囲も大事だなと思いました。
深夜の箕面を走るのに トリプルショットでないと怖いといっていた
お客さんの言うことが分かった気がします。

とはいえ、ハンドルバー上に付けるだけのコンパクトなライトとしては
VOLT300は非常に明るい部類になるのは確かです。

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ナノショット プラスも VOLT300も
バッテリー容量が減った場合にスイッチ部分が点灯しますが、
これに関しての振る舞いが少し違います。

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ナノショット プラスは電池残量に応じてスイッチの点灯色が変わります。
横に添えている文はキャットアイの説明書の原文ママです。

ここで経験的なことを書きますが、ナノショットプラスは
満充電から使って 初めて黄色になったとき、
消灯→すぐに再点灯 とすると 緑色が30分ほど続きます。
これを私は「イケる黄色」と呼んでいます。
それから またいずれ黄色になりますが、ここから消灯→すぐに再点灯とすると
緑色が一瞬点きますが すぐに黄色に変わります。
これは「ヤバい黄色」です。
おそらくは 点灯時にバッテリーの電圧をたびたびチェックしているので
緑色が一旦点くのだと思われます。
赤色になった場合、再点灯時は緑色ですが
すぐに(黄色をすっ飛ばして)赤色になります。
消えるときは本当にフッと消えるので 赤色になると ビビリタイムです。
フッと消えてから しばらく(30分くらい)あとに
スイッチを長押しすると緑色→すぐ赤色→すぐ消える となりますが
一応 再点灯は可能です。

これがVOLT300ではちょっと違います。
ナノショット プラスと違い 普段は無点灯ですが、
赤色が出てから 消灯→すぐに再点灯とすると
赤色スタートとなります。無点灯の時間がありません。
どうも「一度でも赤色が出て 充電もされない場合、赤色スタートになる」という
機能が組み込まれているようです。
そして電池が切れて消灯した場合、スイッチを長押ししても
うんともすんとも反応がありません。
30分以上置いてから再点灯を試みましたが、
やはり一瞬たりとも点きませんでした。

機械的にセーブしているのではと思い 1秒だけUSB充電したところ、
無点灯スタート→すぐに赤色となりましたが
20分くらいは ハイで点いていました。
内部の回路に「USB充電された」という刺激がない限り
バッテリーの容量が完全に無いふりをするようです。
もちろん これはバッテリーに悪いのでやってはいけません。
未検証ですが バッテリーを 一旦外すことで
「交換したふり」をして最期の電気を搾り出すことが できるかも知れません。

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先ほど「山道で急にバッテリーが切れると危ない」ということを書きましたが、
ナノショット プラスも VOLT300も
説明書に「不意の電池切れに備えて予備のライトの携行をおすすめします」
というようなことが書いてあります。
私は 予備ライトはもともと携行しなかったのですが、
バッテリーの持ちが悪くなってからは携行しています。
山のふもとまでの街中は予備ライト、暗い山道はナノショット プラスと
使い分けることで ナノショット プラスの使用可能時間を伸ばすようにしました。
キャットアイのいいところは
取り付けブラケットが多くのモデルで共通だということです。

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VOLT300では、満充電から常時ハイの時間と
私の夜練の最大時間が 約3時間でちょうど合致します。
が、念のため 先ほどの予備ライトも持って出ます。
それだと買い換えで 下位互換のライトになっただけですね。
ただ、バッテリーが取り外しできるので
予備バッテリーを持っていれば「ゴキブリの卵方式」で交換が可能です。
この最悪なネーミングは公式のものではありません 念のため。
急速充電クレードルと予備バッテリーを買えば
夜練で2本とも使ったとしても 1本は本体に挿して、
もう1本はクレードルで充電すれば便利です。
(本体は6時間、クレードルは3時間充電ですが
同時にすれば 充電し忘れがなくなります)

私は今回VOLT300だけのパッケージを買いましたが
予備バッテリー1本とクレードル付きの
お得な(バラで買うよりちょっと安い)キットもあります。

VOLT300の上位モデルに VOLT1200というのがありますが、
なぜVOLT1200を買わなかったのかというと「ボディがごついから」です。
ナノショット プラスも取り付けブラケットから横に大きく張り出す形になるので
アップバーの内側を持つと 手に干渉します。
VOLT300は横への張り出しがないので アップバーポジションで
「こいつ うっとうしいな」と思うことがありません。

ただ、暗い山道ではVOLT300はちょっと 厳しいです。
そこまでの明るさを求めている人はむしろ少数だと思いますが・・・。

VOLTの開発意図だと思われるブルベでは
バッテリー交換機能は重宝すると思います。

ナノショット プラスには意図したものかどうか知りませんが(←多分違う)、
自転車用ライト史上唯一と思われる特徴があります。
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硬い机の上などでライトの上側が 下向きになるように
この状態から手を離します。

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するとカタカタと左右に振動して

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静止しますが、このカタカタの音が

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ベンチャーズのパイプラインのイントロの「デンデケデケデケ・・・」
に聞こえるんです!

DSC02627amx3.jpg
本体にクラックが入っていますが、原因はパイプラインのやり過ぎではなく
単に何度か うっかり落としたことがあるためです。



ナノショット プラスの明るさに慣れているので
VOLT300は常時ハイで使っています。
(街中はローではなく 予備ライト)
清滝峠からR168のあと 十三峠に上らず
平群→三郷→大和川河川敷で帰れば
VOLT300だけでOKです。

category: キャットアイのステマ

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