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のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

勝率99.1%くん  

固着シートポストをほぼ100%の確率で抜く「勝率99%くん」ですが、
今後は勝ち負けを名前に反映させようと思います。
勝ったら(抜けたら)勝率が0.1%増え、負けたら1%減ります。
実際の確率ではなく足し算引き算で変動します。
99.9%に達したときの展開は すでに考えてありますが
それについては そのときに。(そのときが来ればですが)
DSC01189amx8.jpg
お客さんから デダのネリッシモをお預かりしました。
実はこれ ツールド沖縄の直前なんですが、
シートポストの固着に気付いたのが
それのための輪行に関係しているのかどうかは知りません。
勝率99%くんを取り付けました。
固着しているシートポストが抜けるかどうかは
まず「回るかどうか」、次に「1mm抜けるかどうか」にかかっています。
1mm抜ければ、それを続ければ1cmでも10cmでも抜けるはずだからです。
そして、抜ければ抜けるほどシートポストとフレームの面圧が下がるので
抜くのに必要な力が少なくなっていきます。

勝率100%くんでは無くなった竹製フレームのときは、
その場にいた お客さんと合わせて5人で
上の画像の棒の両端を2人ずつで回し、
1人がフレームが浮くのを押さえるという作業で
回るところまでは行きましたが1mmたりとも抜けてきませんでした。
フレームがぶっ壊れるのが怖いので
サドルをまっすぐにしてシートクランプを再度締めて その場は終わりました。

DSC01190amx8.jpg
今回の件では、カキッ!という初動でシートポストが回りました。
お客さんが「おお!動いた!」と びっくりしていましたが
そこから頑張ったところ1mmほど抜けたので ほぼ勝利確定です。
上の画像の状態では すでに1cmほど抜けてます。

DSC01191amx8.jpg
ほぼ抜けました。
摩擦でフレームが ほんのり温かくなってます。
あ、あと きしょいステッカーをフレームに貼るのは やめましょうね。

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なんか粉が出てきてるんですが・・・。

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取ったど!
今日からお前の名前は「勝率99.1%くん」だ!

DSC01194amx8.jpg
↑これ、クラックではなく 錆びのかさぶたみたいなものです。
サンドペーパーの水研ぎで 落としましたが、
一度こうなったシートポストは固着予備軍なので
本当は もう使わないほうがいいです。

DSC01422amx8.jpg
勝率99.1%くんの 現状での つかみ部分について。
DMRのSECTというグレードのステムを流用しています。
SECTには フレームやグリップやシートクランプなどがありますが、
いま問屋さんのサイトを見てみたら ステムは取り扱い終了になっていました。

ハンドル側のクランプ径は31.8mmですが、
31.6mmのシートポストや それ以下の径をシムで挟んでつかむときに
負けてズリッと回らないようにするための条件として、
M6ボルトの4本締めであること
ステムの長さが短いこと

の2点がとくに重要です。

DSC01423amx8.jpg
DSC01424amx8.jpg
M6ボルトを 下側は前から、上側は後ろから締めるデザインですが、
重要なことが もうひとつ。
ボルトの6角穴が6mmアーレンキー対応であることです。

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これ以前に つかみ部分だったFSAのステムです。
M5ボルトの4本締めですが、4mmアーレンキー穴だったので
シートポストをしっかりつかむべく思いっきり締めたら
6角穴のほうで ナメてしまいました。

DSC01426amx8.jpg
かつて、ブルーノの小径車で
どうしても抜けないシートポストがあったときに
FSAのステムをやめてDMRにしました。
シムを使って27.2mmに対応させていたのですが
それでも滑るので原因を考えたところ、原因が分かり対処したので
ブルーノの件も最終的には勝ちました。

このステム、上側をピッチリ閉じてから
下側の締め付けでハンドルバーを固定するという構造になっており、
31.8mm径のハンドルバーでも上側に「割り」が発生するようになっていません。
31.6mm径のシートポストだと なおさらです。

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そこで、31.6mm径に取り付けても
上下ともに割りが出来るようにステム本体側を削ぎました。
これ以降、シートポストに対して ステムが滑ったことはありません。

category: 勝率99%くん

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勝率99%くん  

「シートポストのヤグラが割れて、フレームとも固着気味なので抜けない」
と お客さんから連絡があり、
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持って来てもらいました。
シートクランプは ゆるめてありますが、シートポストは びくともしません。
サドルを取り付けて サドルを持ってグリグリすれば抜けそうですが、
ヤグラが壊れて サドルが取り付けできないので それもできません。

うえむr・・・某ショップに持ち込んだところ
「ドリルで穴開けてどうこうすればいけるかも、
成功報酬じゃないから取りかかった時点で5000円」
と言われたそうです。

当店には27.2mmないし31.6mmの丸シートポストであれば、
かなりえげつない固着も含めて 固着したピラーを
99%抜いた実績がある「勝率99%くん」という工具があります。

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取ったど!(こうちんにせんえん)

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M6ボルト(←重要)4本締めの31.8mmクランプのステムに、
28.6mmの長い棒を取り付けたものです。
31.6mmのシートポストであれば(0.2mm差を無視して)
そのまま つかみますが、27.2mmのときは 竹を縦に割ったような形状で
2分割してあるダウンサイザーをはさみます。
このダウンサイザー、すべりにくいものの
つかんだところに擦り傷を付けやすいアルミのものと
その逆の性質のプラスチックのものがありますが、
再使用不可な こいつにプラスチックを使ったのは、
つかみ幅が短かったためです。
クランプも2ボルトだけでしていますが、固着予備軍であったものの
ひどい固着では無かったので これで抜けました。
ただ、シートポストを手でつかんで抜くのが不可能だったのは確かです。
(それぐらいで抜けるのなら 当店にお持ち込みされないでしょうが)

Tniの このシートポスト、価格のわりに軽量で 私も好きなのですが、
こいつが悪いというわけではありません。
お客さんはブルベによく出る人で、
非常に容量の大きなサドルバッグを取り付けたりなどしているからです。

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鉄フレームから もらい錆びをしているだけで、
電位差による天然アルマイト的な錆びではないので
固着には至っていません。

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↑これは別件ですが、固着の場合は
シートポストがアルミでもカーボンでも 白い粉がでます。
とはいえ こちらも固着ではなく、サドルを持ってグリグリすれば抜けました。
フレームに入っている長さが短かったのが 幸いしたのかもしれません。

もっともっとえげつない固着ですら抜いてきた 勝率99%くんですが、
年々 バージョンアップを続けています。
現行のステム部分はDMRですが、ちょっと前まではFSAでした。
かつては勝率100%くんという名前でしたが、
竹製フレームの固着で どうしようもない件があり
無理にすれば シートチューブが割れかねなかったので諦めました。
DMRのステムになったのは、
ブルーノの小径車でどうしても抜けない固着があり
そのときは勝率98%くんという名前だったものの
DMRのステムにしつつ さらにステムに ある加工を施したことで
お客さんに3回ほど来てもらった結果 ついに抜くことに成功したので
勝率99%くんに返り咲きました。

くだんの竹製フレームは そのフレームのビルダーの方が何とかしたので、
勝率100%くんに返り咲く機会は無くなりました。

category: 勝率99%くん

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