のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

昨日お休みをいただいた理由  

昨日は臨時のお休みをいただきましたが、理由はいろいろあります。
一番大きな理由は のむラボホイール用のリムが大量入荷したので
それを検品して さばくためです。いま、リムが店を埋め尽くしています。
依然ハブが無いので組めませんが、集計をしないといけません。
直接ご来店時に、コメントからメールで、電話で、など色んな方法で
ご注文をいただいていますが、時系列に並べた表をまだ作っていません。
それと関係して、店用のパソコンと家用のパソコンを交換しました。
ああ、このキーボード打ちにくい!
CAPS LOCKとNUM LOCKをもぎたい衝動にかられます。
このパソコンには表計算ソフトが無かったのでオープンオフィスを
入れてみたのですが、何らかの文字を打ったセルをDELETEするたびに
「消すのは文字だけ?書式設定なども消す?」と出るので
うっとうしいこと この上ありません。
あと、計算式の頭の=(イコール)が全角になっていると
計算式としてではなく文字列として扱うのも不便です。
エクセルならそんなこと無いのに(勝手に半角扱いにして計算式として処理する)。
でもフリーソフトに文句を言ってはいけませんね。
それに不便と感じるポイントは 私がエクセル慣れしているだけかもしれませんし、
特許がらみでエクセルと同じに出来ないのかも知れません。
ということでエクセル2013年版を買いました。
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いま囲ってあるセルと違うセルを左クリックすると、
ワープしないで「スッ」と囲いが動きます。
他にも細かい点で使いやすくなっているように感じます。

こういうのは良くなった点を 当たり前のこととして享受していると
気づきにくいのですが、それ以後に 以前のヴァージョンに触れると
使いにくさを痛感します。
軽いホイールに換えても3日もすれば それが当たり前になりますが、
ふと重いホイールに戻すと
いままで重たかったのが分かるというのもそうです。

それはともかく今から集計します。

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ライトニングのアルパインを組み換えました(後編)  

今日もホイー(以下略)。
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サピムのCX-RAYが入荷しました。
が、一部欠品している長さがあります。
いまから組むホイールに関しては問題ありませんでした。

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組み換え前。

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ナローフランジのせいで横剛性が低いから、が
組み換えの理由ではありません(それは事実ですが)。
ハブのベアリングが死んでいるのが理由です。
アメクラはじめチェンハウ系のハブは
リムよりも寿命が短いことが多いです。

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不思議なことに このリム、外側の穴の穴振りが
「右・左・右・左・・・」ではなく「右・右・左・・・」となっています。
フリー側:反フリー側のスポーク数が2:1のリム用の穴振りなのかと
思いましたが、内側の穴(ニップル穴)は すべてリムの頂点なので
そういうわけではなさそうです。
組み換え前も左右同数スポークで交互穴振りです。

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組み換えました。
ホイール組みだけでなく これに付随した自転車組み換えがあるので
実はけっこう急いでいます。

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フルCX-RAYヨンロク組み結線ありです。

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臨時休業のお知らせ  

明日5月30日(木)は臨時休業とさせていただきます。
大変申し訳ありませんがよろしくお願いします。

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低重心化  

私事ですが、ダウンチューブの中途半端な位置に
ボトルケージが付くようなフレームが気に入りません。
フレームサイズが大きくて、必然 体格の大きな乗り手が
ボトルを取りやすいようにという配慮を感じる位置なら話は別です。
フレームサイズが小さい場合はもっとBB寄りにしてほしいのに・・・。
と思うようなフレームが多いです。
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センス皆無の位置です。
エアロフレーム(というか本来はTTフレーム)なのですが
見た目のバランスが悪くないですか?

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ということでボトルケージ穴を増設しました(一番下)。

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よしよし低重心。これでロングボトルも使いやすい。

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このフレームは 元よりシートチューブ側にボトルケージ穴が無いので
ボトルとフレームが干渉しないかぎり いっぱいまで下げるつもりでした。
下げたところでボトルが取りにくいということはありません。

category: 新手のスタンド使い

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CX-RAYが尽きかけてます  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんからパワータップのハブをお預かりしました。

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のむラボホイール1号のリムで組みました。
1号のリムは近日中に大量に再入荷する予定です。

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フリー側コンペ反フリー側CX-RAY組み結線ありです。
これを組むのに必要な長さと本数のCX-RAYは何とか確保できました。
CX-RAYのシルバーですが、
294mmから280mmまでが問屋さん在庫も全滅です。
もしくは今日 私が全滅にしました。
CX-RAYは6mmカットまでが当店の内規なので
294mmからは 288mmを生成するのが限界です。
なので 長さが287mmから280mmまでのCX-RAYは
欠品になるかもしれません。困った。

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一部カーボンの見えるハブ胴はかっこいいですね。
私の、パワータップのハブの原イメージは このハブです。

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ライトニングのアルパインを組み換えました(前編)  

今日もホイー(以下略)。
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当店ではノヴァテックの取り扱いがありません。
すべてお客さんのお持ち込みです。
先ほどの記事で ハブの検証記事を書いたので 時間的に
今日ホイールが組めないかと思いましたが、そんなことはなかったぜ。

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ライトニングのアルパインを組み換えることになりました。

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ハブは前後ともチェンハウ製なので ほぼアメリカンクラシックと同じものです。
今まで書きませんでしたが、ここのハブは前後ともベアリングの傷みが早く
防水も甘いので非常に低寿命です。
頻繁にメンテすればいいだけのことですが、
他社のハブはメンテナンスフリーに近いくらいのものも多いので
そういうホイールと同じように使っていると、
あっという間にフリーの爪周りのグリスが浸水で乳化したり
シールドベアリングの中身が錆びたりします。

リムのブレーキゾーンを見るかぎり リムはまだまだ使えるので
組み換えすることになりました。

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組めました。

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ハブの差し色とリムのステッカーの色が合うので
元々こういうものかと思ってしまいそうです。

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前後輪ともフルCX-RAYをご希望なのですが、
当店のCX-RAYの、必要な長さの在庫が尽きました。不覚。
今日ホイールが組めるかと思いましたが、そんなことはなかったぜ。

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Tniエボリューションハブのシマノ11S互換性について  

Tniエボリューションハブの長期欠品が
のむラボホイールを長らく組めていない原因です。
6月初旬に入荷予定なのですが、
次回入荷分からはシマノ11Sに対応したハブも出ます。
(シマノ10S用も併売になります)
同時に値上げもあるので のむラボホイールも値上げせざるを得ませんが、
それについては後日書きます。
今日は互換性の話について。
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Tniのエボハブはノヴァテックの「482」と同じものです。
この482ですが、シマノ11S対応後の「新482」と
現行のTniエボハブと同じものである「旧482」の2つがあります。
見分け方ですが、旧482はフランジ幅が57.3mm、
新482は56.8mmとなっています。
(どちらも私のノギス計測です)
0.5mmくらいならホイール体の横剛性を脅かすほどの違いはありません。

上の画像の482ハブは左がシマノ11S用、右がシマノ10S用です。
これらはともに新482です。

見分け方
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↑この2つは新482です。
右フランジとフリーボディーの間の幅を見てください。

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↑こちらはTniの現行エボ、つまり旧482です。
新482よりも右フランジとフリーボディーの幅が狭いのが
分かるでしょうか。
この旧482ですが、シマノ11Sに対応していません。
(とメーカーは言っています)

フリーボディーの交換は物理的に可能なようです。
旧482も新482もハブのオーバーロックナット寸法は130.6mmでした。
10S/11Sのフリー交換でホイールセンターも狂いません(理由は後ほど)。
ただ、旧482に11Sフリーボディを付け、さらに11Sスプロケットを付けて
使うとローギヤ(特にアウター×ロー)にかけたときに リヤメカとスポークが
干渉する可能性があります。

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↑これが新旧482の相違点です。

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新482(10Sと11S)同士で
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右フランジとハブの右エンドを当ててみました。

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双方ピッタリ当たります。
11Sフリーボディは10Sフリーボディよりも当然長いのですが、
同じフランジ幅のハブボディで右側エンドの寸法が同じということは
これらの間でフリーボディを換えてもセンターはずれないということです。

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次に新482と旧482で同じことをしました。
右フランジから右側の幅の違いの分だけ すき間が空きます。
しかしどちらのハブも同じオーバーロックナット寸法
(130.6mm)です。

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で、左フランジから左エンドまでの寸法は新旧 同じなのです。
これでオーバーロックナット寸法も同じなのですから、
フリーボディの交換によるオーバーロックナット寸法の変化はありません。
ということはそれでセンターがずれることもないということです。

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ちょっと注意。
旧482の左キャップは一体の部品なのですが、
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新482ではワッシャーを1枚かませています。
ワッシャーのさらに内側にスペーサーがあるのですが、
単なる丸い平板ではなくて ベアリングを押さえつけないように
凸型形状になっています。
先日組んだホイールで これが逆に入っていたため
ハブの回転が異常に重いという事例がありました(後述します)。
お客さんは ばらしていないそうなので
工場での組み付け時に間違ったのでしょう。
間違っていた場合 両側エンドの5mmアーレンキー穴を
「キュッ」と締めただけで ホイールがほとんど回らなくなるので
同じものをお持ちの方はチェックしてみてください。

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↑図にするとこうです。新旧の違いは一言でいうと
右フランジ位置が0.5mm内側にあるかどうかだけです。
上の図では その0.5mmをかなり大げさに描いています。

旧482に11Sフリーと11Sスプロケを入れることは可能ですが、
ローギヤに変速したときリヤメカと干渉する可能性があります。
これについてはローギヤの大きさ(歯数)やリヤメカのモデルによって
条件が変わりますが、純正の場合(新482に11S)は
どんな組み合わせでもまず問題ないのに対し
非純正(旧482に11S)だと干渉するかもしれないということです。
メーカー用語でこれを表すと「互換性がありません」となります。

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新旧482の10Sフリー同士を突き合わせてみました。
同じです。

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ついでに、先ほどちょっと触れた
スペーサーが逆だった事例について。

新旧482ハブの左エンドキャップのパーツです。
旧では1点のものが 新では3点になっています。

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旧ではベアリングの回転を抑えないように こういう段差がありますが、

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新でも同様になっています。
このパーツを逆に入れると、反対側は凸のない平板なので
ベアリングの回転を抑えてしまいます。

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あと、フリーボディが赤いのは11Sだからではありません。
「アンチバイトガード」なる スプロケ噛みこみ防止措置の
鉄のパーツが接着してあるフリーボディが赤いのです。

次回入荷の新482準拠のTniエボハブがこのフリーボディなのかは
不明です。多分違うと思います。この仕様、けっこう高いので。

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↑噛みこみというのはこれですね。
これはパワータップのフリーボディです。
パワータップのフリーボディはノヴァテック製です。
しかしノヴァテックのハブのエンドキャップが
アーレンキーねじ込み式なのに対し
パワータップは キュポンとはめ込み式なので
右エンドキャップのパーツが全く違い、
そのためフリーボディの互換性はありません。
(あと、爪の部分の深さも違います)
かつて「Tniのフリーボディをパワータップに流用できるかも」という
邪念を粉々に打ち砕かれた私が言うことなので 間違いはありません(笑)。

category: ホイールの話

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BR-7800について  

コンポの組み換えをしているのですが、
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BR-7800を外しました。
このブレーキ、フロントとリヤはシャフト長さ以外 同じに見えます。
が、実はもうひとつ違うポイントがあります。
ブレーキシューを取り付けるアームのうち
Y型のものをYアーム(フロントなら右シューホルダー)、
C型のものをCアーム(フロントなら左シューホルダー)というのですが、
リヤのみCアームの裏側を肉抜きしているのです。

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↑上の画像がフロント、下がリヤです。

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↑上の画像がフロント、下がリヤです。

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コンポメーカーやブレーキメーカーの中には
リヤのみシングルピボットブレーキを採用したり
リヤブレーキのアーチサイズをフロントより小さくしているものもあります。
これは、リヤブレーキはフロントほど制動力を必要としないので
軽量化に傾注しているということです。
BR-7800は前後ともデュアルピボットブレーキで
外見上は同サイズですが、リヤのみ かすかな軽量化に腐心しているという
隠れた努力をしています。

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「じゃあリヤブレーキを買ってフロントのシャフトに付け替えたら
ちょっと軽いフロントブレーキになるんじゃね?」と思う方もいるでしょう。
もちろん自己責任ですが上の画像がそうです。
これでもBR-7700よりは利くので十分すぎると個人的には思っています。
あっ、「個人的には」とか書いてもうた。はい、すいません。私物です。

category: のむラボ日記

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コンチネンタルのススメ!  

当店は政治的理由に依らず私の扱いたい商品だけを並べるという
展開なので売り物としての商品は全然並んでいません。
実際に見た方はあまりのしょぼさに愕然としたことでしょう。
同業者にも「こんだけの在庫で店が維持できるのがおかしい」と言われました。

商品点数を増やしたくないのは やまやまなのですが、
私が取り扱いたいと思っているものは別です。
ということでコンチネンタルの取り扱いを始めました。
もう一つの理由は、お預かりする自転車やホイール、
または取り付け希望のお持ち込みタイヤの
コンチネンタル率が非常に高いからです。
個々のお客さんはそれぞれいろんなメーカーのタイヤを使ってきたはずで、
その中で結果コンチネンタル(というよりグランプリ4000S)を
選んだわけですから、多くの方の支持するものだという裏付けがあるわけです。

ということで今日はコンチネンタルの中でも
当店でよく売れるモデルについて ご紹介します。
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まずはグランプリ4000Sから。
同名のチューブラーもありますがこれはWOです。
直進のみの単純な転がり軽さではシュワルベのアルトレモが一番ではないかと
私は思っているのですが、あれは耐久性に難があり過ぎです。
紫外線劣化が激しい、トレッドの摩耗が早い、サイドカットに弱い、
(現行モデルはだいぶ改善していますが)北斗神拳を知らない間に食らうなど
問題の多いモデルです。実測重量は195g前後でしょうか。

グランプリ4000Sは、転がりの軽さはそこそこですが
レース本番に使ってもいいレベルの決戦タイヤとしては耐久性が非常に高いです。
パンクも不思議なくらい しません。
摩耗やサイドカットにも強く、それでいてコーナーでホイールを倒しこんでも
不安感を感じません。ここが大きなポイントです。
転がりだけは軽くてもコーナーや下りが怖いタイヤは使いたくありません。
転がりが重いのはそれ以前の問題で論外です。
これはタイヤ重量だけの問題ではなく、測って軽いものでも
引きずるような粘っこさのあるタイヤがあるのです。
アスファルトをひきたての、タールでネチネチした路面を走る感じといえば
大げさですが、感触としてはそれに近い転がり感のあるタイヤも多いです。
このタイヤも新品時のみ 劣化防止のワックスのような表面が細かい砂を拾いますが、
一皮むけたあとは そんなことはありません。

上の画像は実測重量です。すべて23Cです。
説明書が10gくらいあるので抜いています。
タイヤとゴムひもの重量ですが、ゴムひもは1gもありません。
正直、もう少し重いかと思っていました。
ものが変わっているのかもしれません。
重量にばらつきがありますが、2年前に測ったときは220gのものもあったのです。
乗り心地に関しては変わったように感じないので別にいいのですが。

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つづいてウルトラスポーツです。これもすべて23Cです。
これについては重くなった気がします。
10本ずつ測ればグランプリ4000Sの最も重いものと
ウルトラスポーツの最も軽いものが
同じくらいの重さだったことがあるからです。
グランプリ4000Sと比べて コーナリング時の信用度は
はるかに及びませんが、後輪にはめている分には あまり分からないので
私個人のWOホイールは前輪4000S・後輪ウルトラスポーツが
練習時の状態です。価格が4000Sの半分ほどなので、
減りやすい後輪に常用するのがオススメです。
同価格帯の他メーカーのタイヤよりも全体的な性能が高い気がするので
「安物」と一言で片づけるには惜しいモデルです。

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コンチネンタルのほとんどのタイヤは
「ドイツ製だ!」とうるさいくらいの主張をしたパッケージですが、
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ウルトラスポーツはおとなしいですね。空白がさびしい・・・。
箱の横に台湾製と書いてます。
が、決して悪いモデルではありません。普段履きにオススメです。

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グランプリ4000Sについて。
ここ1年ほどのモデル(たぶん2013年モデルから)は
タイヤ幅が大きく表記してあります。

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ビードの部分の布?がピラピラとめくれて来たり
糸がほどけてきたりしますが実使用に問題はありません。
これはコンチネンタル特有の「良くないポイント」ですが
他メーカーのタイヤの中には
コンチネンタルがこうなるまでかかる時間で比較すると
トレッドが減りきったり サイドカットしたりするものも多いのです。
耐久性が高く寿命が長いからゆえの特徴だと思って
大目に見てあげてください。

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進行方向に対して右サイドにあたる側にのみ 進行方向の表示があります。
4000Sには前後方向があるのですが、非常に分かりにくいです。
おかげで4000Sを見かけたら方向を確認する癖が
付いてしまいました(笑)。

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↑これは1年ちょっとで3000kmちょっと 使用した4000Sです。
トレッドはまだまだいけそうですが、亀裂が出ています。

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同じ部分をよじってみました。こんな感じです。
さっきも同じようなことを書いていますが、
乗った距離に関わらず 紫外線劣化などで1年もたないタイヤもあるので
(特に決戦タイヤはそうです)これは ましな方です。

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↑1年3000kmタイヤ(上の画像左)と
いま私のホイールに付いている1ヵ月1000kmタイヤ(同右)を
並べてみました。丸い穴が2つあるのはインジケーターです。
これが無くなったときがタイヤ交換の目安らしいのですが・・・。

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↑サイドに当て布をした4000Sです。
前後のローテーション無しで21000km使っていて
未だ使用中です。
しつこく書きますが、他メーカーの決戦タイヤならもうとっくに(以下略)。

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↑これ、インジケーターです。
お客さんは「まだある」と言っていますが
交換時期は はるか後方に過ぎ去っている気がします。

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しかし、それでもサイドは健在です。
薄くなっているものの削れ切れてはいません(1ヵ所当て布してますが)。
ここまで使うかどうかは別として、高耐久長寿命なタイヤであることは確かです。

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続いてアタック&フォースです。
アタックが22Cで前輪専用、フォースが24Cで後輪専用という位置づけです。
抱き合わせ前後セットとバラ売りがあるのですが、
前後セットのほうがバラ売りよりもお買い得になっています。
とはいえ後輪に履いたタイヤのほうが たとえ太くとも減ります。
交換のタイミングが違ってきて あとからバラ売りが必要になるのは確実です。
当店ではバラ売りのみの扱いですが、価格は前後セットに準拠して販売しています。

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↑フォースの実測重量
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↑アタックの実測重量
あれ?細いほうが重い・・・。
さっきの4000Sとウルトラスポーツのばらつきを見るに、
個体差でたまたまそうだったということにしてください。
メーカー公称値はアタックが190g、フォースが210gなので
このフォースが飛びぬけて軽いだけのようです。

練習時は前輪アタック・後輪フォース、レース時は後輪を4000Sに換えるという
お客さんがいるのですが、それもバラ売りだけの販売にした理由です。

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最後にチューブラーのコンペティションです。
なぜか異常に内径の小さい、はめにくいタイヤの筆頭です。
19Cと22Cがありますが、19C表記のものでも20Cちょっとあることと
表記上の細さの割りにはコーナーが全然怖くないので
当店では19Cを主にオススメしています。
高級チューブラータイヤはエア抜けの激しいラテックスチューブを
採用していることが多いのですが、このタイヤは極薄ブチルチューブです。
エア抜けが非常に少ないのでパンクしたこれを切開して確かめました。
トライアスロンでバイクを前日預けの場合、
ヴィットリアのラテックスチューブ仕様のタイヤだと
次の日には「スローパンクか!」というくらいエア抜けするものがあります。
ライバルの陰謀ではなく、これはそういうものです。
この点でもブチルチューブは安心です。
一般に、ラテックスチューブのほうがタイヤの中でしなやかに変形するので
コーナリング性能はブチルチューブ以上だとされていますが、
コンペティションは例外的に?ブチルとは思えないコーナーでの信頼度です。
単純な転がり軽さとコーナーの信頼度ではヴェロフレックスがオススメですが、
それプラス「パンクしにくい」「サイドが強い」「エア抜けが遅い」
という条件を加味すると これが最もいいタイヤなのではないかと思います。
チューブラーは他にもスプリンターとジロを常時在庫するよう努めていますが、
これらのタイヤは特段 内径が小さいということはありません。

WOなら4000S、チューブラーならコンペティションの
お持ち込みまたは指名買いが非常に多いので
コンチネンタルを始めました。オススメです。

category: その他 機材の話

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7800のハブでホイールを組みました  

今日もホイー(以下略)。
7800のハブでホイールを組みました。
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ハブの写真を撮り忘れたので いきなり完成品です。

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懐かしの10S専用フリーボディ。
このときは最善のものだと信じていたかもしれませんが、
結局は 一時の思い付きにすぎなかった こいつのせいで
これ以降、または以前のフリーボディに
1mmロースペーサーなるものを入れ続けなければ
ならない羽目になりました。
ロースペーサーはアルミで作れない事情があるので、
スプロケットに1mm厚の鉄のスペーサーを挟むという
重量的なネガを引きずり続けることになります。
このフリーボディには関係のない話ですが。

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フルコンペヨンパチ組み結線ありです。

ホイール組み以外のお仕事が多くて
すでに私ひとりのキャパシティを超えています。
そのうえホイール組みもあります。
やり方如何で もう少し効率的には出来るでしょうが、
どっちみち その拡張されたキャパシティも超えることは目に見えています。

仮に、対外的な休日を週3日にして店内で作業に従事する日を作ったとしても
近隣のお客さんは店をのぞきに来られるでしょうし、
本当に危急の用件であれば対応しないわけにいきません。
ということで、定休日を増やしても一緒というのが現状の結論です。

category: のむラボ日記

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ロンブローゾ  

私の自画像の元ネタはショッカー首領ですが、
「一つ目タイタンだと思ってました」というコメントをいただきました。

首から下の服装を見るかぎり、
「ともだち」の元ネタはショッカー首領ではなく 一つ目タイタンのようです。

一つ目タイタンの元ネタはショッカー首領だと思いますが。


この手のキャラでは黄金バットのナゾー様も好きなのですが、
四つ目の色の配置が スーパーファミコンのABXYボタンと
全く同じなのは偶然なのでしょうか。
もちろんナゾーさまのほうがずっと先です。

category: のむラボ日記

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時には完組みも売るでよ  

デジャヴ?気のせいです。
たまには完組みホイールも売ります。
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レーシングZEROを販売しました。

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「このハイローフランジ具合と2:1スポークに起因する
スポークテンションの左右差の無さ、
それとアルミスポークに起因するスポーク自体の変形の少なさに
勝てるという手組みホイールがあるか!」
と魏延が言っても
馬岱のように「ここにいるぞ」と言えないのが悔しい。むむむ。

手組みホイールでは、このクラスに比して
リムの単純軽さが優れているものと
値段なりの軽さでお得感のあるものなら組めます。

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実はチューブラーです。
セメントならディスクホイールよろしく バルブ穴の部分以外の全面に塗布でき、
テープならアルミリムなので表層剥離は起きません。
(アルマイトの黒い膜が持っていかれた例は少数ありますが)

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「WOならリムテープが要るようになるので かえって重量増になるが、
チューブラーなら穴をあければ軽量化兼スポーク交換がしやすくなる」
「これよりずっと軽いリムでも32個くらい同じサイズの穴が
あいてるものが普通にあるので大丈夫」
などと言って穴をあける奴もいますが(私です)、
良い子は真似しないようにしましょう。
「おれ、悪い子でいいから 穴あけて」と頼まれてもやりません。あしからず。

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リヤホイールのセンターが出ていなかった以外は
特に問題はありませんでした。

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リムの切削カスは今回 皆無でした。
昔はボロボロ出てきたのに、最近は極端に少ないので、
製造工程のなかに「切削カスの除去」が加わったのかもしれません。
バルブ穴の横にポンチングがありますが、
これはリムの左右の穴振りを間違えると組めないので
正しい方向を示すための印です。
打ち方は ちょっと違いますが、マヴィックのリムでも同じような印があります。

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USBベアリングだということなので、玉押しの色を見たくて ちょっと開けました。
黒です。鉄球用の玉押しは黒、CULTの玉押しは銀、これは間違いありません。
USBは「鉄球用の玉押しにセラミック球ベアリング」なのか
「USB専用の玉押し」なのか気になっていました。
どうも前者のようです。
ということは やはり私のREDWIND105 USB仕様(→こちら)は
中身がCULTと取り違えになっています。

REDWIND105はUSB仕様とCULT仕様がありますから、
USB仕様のみのレーシングZEROと違い
取り違えが起き易いのでしょう。
世界のどこかに「自称CULT仕様で 中身USBのREDWIND」が
ないことを祈ります。

category: のむラボ日記

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ステッカーが遅れています  

蟹光線のステッカーを作っていますと言って
だいぶ経ちますが、最初に頼んだところがちょっとダメだったので
他のところに頼むことになりました。
なので遅れています。

「エヘン虫のステッカーも作ってくれ」と
お客さんに言われたこともありますが、
えーと、どんなキャラでしたっけ?忘れたぜ。
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↑こんなんだったような気がします。

category: のむラボ日記

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今日はお休み  

のはずでしたが
ちょっと店に出てきました。
このところ お問い合わせのお返事ができないくらい忙しく、
無視した形になっていました。すみません。
このブログの長文記事に匹敵する文字量のお返事を書くこともままあり、
なかなか書く時間がありません。
ブログをやめればいいのですが、それだと本末転倒になります。
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どうでもいいことですが、当ブログでの私の自画像の元ネタは
20世紀少年の「ともだち」だと思っている方もいるかもしれませんが、
仮面ライダーのショッカー首領が元ネタです。
「ともだち」の元ネタもたぶんショッカー首領です。

category: のむラボ日記

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話半分というか「話10分の1」でいいです  

今日もホイー(以下略)。
今日は家から書いていますが、へへへ、いかんウイスキーが回ってきたぜ。
牛乳割りはガブガブいけますが、ウイスキーはアルコール40%なので
酔いがヤバイ。
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紺屋の七人4人目と5人目です。
38mmのカーボンチューブラーリムで、20Hと24Hです。

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ハブは フロントが例の超ワイドフランジ、リヤがノヴァテックの
Tniエボリューション相当品です。

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組めました。

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フォーク形状の都合でスポークとのクリアランスがギリギリのはずなのですが、
練習及びレースで もがき倒してOKらしいので今回もヌポーク通しです。
前回以上のディープリムなので、理論上はスポーク角がより鈍角になるので
干渉に関しては有利な条件です。
ということでヌポーク通しにしました。

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ノヴァテックはシマノ11S対応のフリーボディです。
赤いフリーボディなのは11Sとは別の理由です。
フリー側コンペ反フリー側CX-RAYイタリアンヨンロク組みです。



このブログをご覧の方の多くはこれが誰のホイールなのか
ご存知かと思います。
この方のブログは当ブログよりも閲覧数が多いくらいですから。
で、この方は紺屋の七人 1人目と2人目のホイールを
「元々所有していたコリマのホイール以上に走る」などと吹聴しておられますが、
私の色眼鏡なしの見立てでは 決してそんなことはありません。
後輪はパワータップであり、持って軽いものでもないのです。

私は 例えば99本のそれぞれ違うホイールの中に
自分の組んだあるホイールを混ぜたとき、
それが100本の中で軽さ、かかりの良さ、縦硬さ、横硬さなどの
各要素がどのくらいに位置するかという事に関して 可能な限り
客観的に見ているつもりです。
数だけは人並み以上にホイールを組んでいるという自負もありますが、
それに驕らず なるべく客観視に努めたときの結論が
「のむラボホイール1号パワータップ仕様はコリマよりは走らん」というのが
私の一応の理論上の見解ですので
この方に「(1号がコリマより走るということについて)そんなわけあるかいな」
ということは直接 再三にわたり言ってきました。
しかし、この方のブログを見ると のむラボホイールについて
まるで私が頼んだかのような絶賛の批評が書き連ねてあります。
頼むからやめてくれーーー。

今日もホイールを渡したときにスポークをにぎにぎしつつ
「硬いなー」「すごいなー」とずっと言ってました。
私が「のむラボ1号の後輪の
ファイティングアビリティ(元ネタはガンダムW)を100としたとき、
コリマの後輪は53万です(元ネタはフリーザ様)」と
言っても取り合ってくれません。

謙遜ではなく、客観視(したつもり)に努めたときの
私の組んだホイールの自己評価は そんなに高くありません。
縦硬さは何をしてもWOならレーシングゼロ、
チューブラーならライトウェイトに劣ります。
仮にリム重量だけは勝てても 特殊設計からくる硬さだけは手組みで出せないのです。
この点に関してはこのブログでも再三にわたり触れています。

たかが手組みホイールを組めるというだけで
自分の作った宗教に自分自身が狂信的に はまるようなショップ店主もいます
が、
そういう状態に陥らないよう私自身 気をつけているつもりです。
この場合の例で言うと
「のむラボホイール1号はコリマ以上の性能を持っていることが確認されている!」
ということになりますが、私いわく そんなことはありません。
両方のブログを見ている方も多いと思いますが、
あの方が私のホイールについて書いてあることは
話半分というか話10分の1くらいで読んでいただければ幸いです。

私が「のむラボホイールはたいしたこと無い」
お客さんが「いや そんなことは無い」とそれぞれ自論をたたかわせているのが
傍からみれば逆のようで滑稽ですが、私は大真面目です。

多分 今日お渡ししたホイールもいいように書いてくれるかもしれませんが、
そのこと自体はありがたく うれしくもありますが
「話10分の1」くらいで読んでいただければちょうどいいかと思います。

category: のむラボ日記

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予告通り  

今日もホイー(以下略)。
今日はホイール組み専従の日にしようと思っていましたが無理でした。
しかし何とか予告の分だけは組めました。
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ZIPPの303です。

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このZIPPのハブ、フリー側ラジアル組みです。
スチールスポークで これをしているのはキシリウムエリートや
SRAMなどでも例がありますので、
「フリーボディ前ねじれパワーでスポークが絞られ~る」現象が
乗って分かるほど出ないのかもしれません。
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反フリー側がスモールフランジではないので目立ちませんが、
実はけっこうなハイローフランジです。
左右異本組みの究極型であるフリー側ラジアル組みに
ハイローフランジですから、スポークテンションの左右差是正度が
かなり大きなハブです。
リムも自社内製ですし、ハブも「設計」されたものなので
これぞ完組みホイールという感じです。

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組み換えました。

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軽さ重視でフルCX-RAYをご希望だったので その通りにしました。
リムが軽い・ハブが(G3なのでパワータップの割りには)軽いので
パワータップらしからぬ軽さになりました。
反フリー側6本組みと結線ハンダ付けは 反フリー側4本組み時比で
15gくらい重くなっていますがここはゆずれないポイントです。

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つづいて別件。さっきの件もそうですが、
ホイールに手を付ける前に同封のお菓子に手を付けていまいました。
許してください。

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組めました。

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これはお客さんのお持ち込みですが、Tniのハブがなかなか来ないので
のむラボホイールをこのハブで対応するかもしれません。
まだ未定なので何とも言えませんが。

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パワータップの後輪も組めました。

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こちらはフリー側コンペ反フリー側CX-RAYです。
左シュータッチの抑止と駆動トルクの伝達効率の良さ(簡単に言うとかかりの良さ)
重視ならフリー側のスポークを太くすればいいのですが、
かといって2.0mmプレーンは重さが気になります。
ということで私は2.0-1.8-2.0mmのコンペティションを多用しています。

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追記:F6Rのリムについて  

先ほどの記事でF6Rのリムサイドのエアロ凹みは
FFWDのオリジナル要素だと書いていますが、
これについて製造元のリム(非FFWD)からして
この形状だというツッコミを 複数いただきました。
私もそんな気がしていたのですが、
ちょっと調べた限りでは「F6Rのステッカー無しのリム」というのが
見当たらなかったのでそう書きました。
ご指摘ありがとうございます。

ということは FFWDのいうところの「DARCテクノロジー」なる
リムサイドのエアロシェイプはFFWDの肝いりの技術ではなく
「たまたま買ったリムがそもそも その形だったから値打ちをこいてみよう」
という程度のものでしかないということですね。

ひとつ擁護しておくと、
F2RとF6Rのリムの実測重量は それぞれ266gと385gなのですが
これは20mm高や60mm高近辺の他社のリムと比べても軽いほうです。
ENVEで25mmが254g、68mmが374gなくらいですから。
組んでみても弱いリムではありませんので、
ホイールの要素のうち、リム部分の素材として見て 悪いものではありません。
むしろいい方です。

FFWDが本当にブランドを大事にするのであれば
同じ形状のリムを 他社ブランドで世に出さないようにX社と契約するか、
またはFFWDの技術的な独自要素をふんだんに盛り込みつつ
でも製造自体はX社に依頼するという形式をとればいいのです。

FFWDのホイールは色眼鏡なしで見れば
「細部の仕上げとステッカーのみ ちょっと変えた出来あいのリムを
DTなどの普通のハブで普通に組んだ手組みホイール」でしかないですが、
この「出来あいのリム」については非常にいい材料であり、
しかもほぼ同じものが他社ブランドで手に入ります。
首折れスポークの手組みホイールでハブも市販品なので
FFWDには「設計」というほど大層な技術的特徴はありません。
「設計」というのは材料の成立に関して
根幹から関わっている場合にだけ使っていい言葉です。

F6Rのリムサイドの形状はFFWDの「設計」ではないとなると、
じゃあオリジナル要素は「オランダで手組み」くらいしかないことになります。

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コメントのお返事のお返事  

コメントのお返事のお返事の時間です。
別に時間が決まっているわけではないですが、
いまなら何とかお答えできそうです。
まず、リムセメントの付いたチューブラーリムから
セメントを除去するコツについてコメントをいただきました。
「リムセメ除去。包帯をリムに何周か巻いて、トルエンを染み込ませます。
乾かさないように適時トルエンを追加しながら放置。
セメントがグズグズになったら銅管継手で削り取る、が
今のところ自分の中の答えです。」
という内容です。
揮発性が高いので常に浸潤させるというのがポイントですね。
ちょっと話は変わりますが、のむラボホイール2号のステッカー剥がし作業で
リムにペーパータオルをかぶせて糊剥がしスプレーを吹くというのを
していました。濡れ半紙、おっと この表現はやめておこう
とにかく染み込ませるということが重要です。
コメントありがとうございました。

あと、別の方からセメントを塗ったタイヤの携行について
「セメントを塗って、乾いたあとぐるぐるとふんどし同士を合わせて巻いたら、
使いたいときには剥がれませんか?
もしくはセメントが片側にもっていかれますか?
薄く塗っておいてなら大丈夫でしょうか?
その場合は帰ったら張り直す方向ですよね。」
というコメントをいただいています。
DSC04479amx.jpg
↑左が「サドル裏用巻き」です。フンドシとトレッドが接します。
右が「背中のポケット用巻き」です。フンドシ同士が接します。
いずれにしてもフンドシのセメントが張りついて困るということはありません。
フンドシ同士の場合は多少くっつきますが、剥がせないほどくっつくことはありません。
セメントが片側に持っていかれるということもないです。
新品の「生まれつきスペアタイヤ」または使い古しのパンクしていないタイヤの
フンドシにリムセメントを塗ります。たっぷり塗って大丈夫です。
その後、塗った部分に触っても 糸を引かず指にも残らないくらいまで乾かしてください。
それから任意の巻き方で巻くだけでスペアタイヤの準備の出来上がりです。
出先のパンクではセメントを持ち歩かず、この状態のスペアタイヤを貼ります。
空気を十分に入れていれば めったなことでは剥がれませんし、ずれません。
(かといって下りやコーナーを攻めたりするのはダメです)
無事帰れたらタイヤの貼り直しをします。
スペアタイヤがもともと新品のタイヤで、それを継続して使う場合でも
張り直しをします。私個人の場合は後輪ならそのままでもいいか・・・と
放っておくこともありますが、ここでは「絶対に張り直しが必要です」くらいに
書かないといけないので(笑)貼り直しをしてください。
あと私信ですが、やっぱりライトウェイト、「別物」だったようで何よりです。
通常のホイールの物差しであれを測るのは無理です。
あれを常用してしまうと大抵のホイールが霞んでしまいます。
もうひとつ。代理店の方に訊いたのですが、
コンチネンタルのカーボン用リムセメント、カーボンリムへのダメージが
少ないそうです。反面 接着力自体は通常のものよりも弱いそうです。

続いて。1.8mmのスポークを使わないのはどうして?というコメントを
いただいています。2.0mmスポークと比べて1割細いだけなのに、
首折れスポークの場合1割増しどころではないくらい
よく切れるので基本的には使いません。
完組みホイールも(例えストレートスポークであっても)ほぼ全て2.0mmです。
ENVEのリムに付属のニップルは某社のものなのですが、
トライスポーツさんが持っているENVE用ニップルは2.0mmスポーク用のみです。
サピムのCXスーパーも スーパースポークスも1.8mmなので
現状ENVEを1.8mmスポークで組むのは難しいです。
などなどいろんな理由がありますが、ネガティブなものが多いので
私は1.8mmのスポークは吊るしには使いません。
もちろん お客さんの希望であれば別です。

つづいて。
「fastforwardとplanetXが同じリムという記事に対してですが、
fastforwardはツールにも使われていたりと
そこそこのブランド力を持っていると思います、
不良品をだすことのリスクはplanetXと比べものにならないかと。
製造元が同じだったとしても品質管理がまったく違うものを
同じリムというのは正しくないのではないでしょうか。
TniがKinlinのリムをだしているというのとはワケが違うと思います。」
というコメントをいただきました。

同じ製造元だと示唆して 同じ断面形状だとは書きましたが、
同じリムとは書いていません。
このあたりについては言葉足らずな部分がありました。

このリムの製造元を仮にX社と呼ぶとします。
X社では玉石混交にカーボンリムを作っているとして、
FFWDではOEMの特注仕様で強度に気を配り、
かつホイール組みの際に社内の内規でリムをはねることがあるとします。
PLANET Xではその点 杜撰かもしれないというわけですね。
FFWDのF2RとPLANET Xの20mmカーボンを
重量面で比べてみれば特に差異は無いように思われます。
ブレーキゾーンの仕上げは違うのですが、
旧F2Rのリムではそれについて「玄武岩(原文ママ)」というラベルが
付いていました。PLANET Xと差があるとすれば この点ですね。
私はF2Rも組んだことがありますが、PLANET Xのほうが
・ブレーキゾーンが波打っていて横振れが追い込めない
・継ぎ目が粗くて縦振れが追い込みにくい
・リムが弱くてスポークテンションを上げにくく、カッチリ組めない
などの差を感じたことは一切ありませんでした。

X社のリムが玉石混交だとして(これも仮定の話ですが)
FFWDのリムが「玉」でPLANET Xが「石」ということはないと思います。
品質に関しては両方「玉」ではないでしょうか。
少なくともホイールを組んだ感触では そうです。
「ブランド力」についてですが、
確かにツールなどで使われていて露出が多いという意味では
ブランド力があると言えます。
で、「FFWDを買う理由」として構造的理論的な面で
他社の特殊設計完組みホイールに対して
有利な点があるかといえば、特にありません。
F2Rはローハイトリムですが、シマノのC24やマヴィックのキシリウムや
フルクラムの新レーシング5のようにオフセットリムではありません。
F6Rはリムのサイドが丸く凹んでいて空力的に有利だと謳っていますが
これくらいでしょうか。FFWDオリジナルと言える要素は。
ハブについても、自社設計のものを使って 自社の考えの優位性を世に問うような
面白いものを使っているわけでもありません。
ハイローフランジ、2:1スポーク、アルミスポーク、カーボンスポーク、
トリプルフランジ、ローハイフランジ、フリー側ラジアル組みなどの
要素が一切ない、
DTのハブ またはFFWDとプリントした普通のハブで組んでいるだけです。
このFFWDとプリントしたハブですが、全てではないですが
リヤハブのフランジ幅が約50mmのものがあります。
これはちょうどスモールフランジにしたアメクラのようなハブで、
アメクラ同様 横剛性が稼げません。
組み方についても単純に左右同径スポーク左右同本組みですから、
スポークと組み方の選択如何で まだより良く組み換える余地があります。
FFWDは完組みホイールというより吊るしの手組みホイールです。
残った売りは「オランダで手組みされている」という点ですね。
「ブランド力」といいますがリムのラベルやら名前やらを取っ払った状態で
客観的に見た場合 技術面で「FFWDでないと出来ないこと」を
何かしているかというと皆無です。
この点に関して究極が何になるというと先ほど私信で触れましたが
ライトウェイトになるのではないでしょうか。
ホイールは名前で走るわけではありません。
色眼鏡無しで見れば、FFWDは多少の品質管理を経ているとしても、
「X社のリムを首折れスポークで普通に組んだホイール」です。

DSC04318amx.jpg
↑ラベルの中に「3K」という字がありますね。
これはカーボンの仕上げです。
3Kカーボン編み編み模様ということです。

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↑これもX社のリムです。
50mm高で「UD」とあるのはユニディレクショナル模様ということです。

DSC04481amx.jpg
↑かと言って これがF5Rと同じものとは言いません。
組んだ感触ではこっちのほうが硬いような気がしますので。

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たまには完組みも売るでよ  

日が回ったので昨日の話です。
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シャマルウルトラのWOを販売しました。

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リムから
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切削カスを出したり
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ホイールセンターを出したり。
右エンドでピッタリ ゲージが当たってますが、
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左エンドでかすかに空いています。
あと、振れ取りもしました。
ハブのガタもチェックしています。

センターの出ていない完組みホイールですが、
特にどこのメーカーがひどいとか多いというのはありません。
逆にセンターずれの全くないメーカーというのもありません。
もし、私も顔の見えないお客さん相手に
一日中 工場の中でホイールを組みまくる仕事をしたとすると
「これで組み上がり!」という最終妥協点が
下がることもあるかとは正直思います。

なので完組みホイールの組み上げ精度に関してはある程度 寛容に考えて、
振れ取りやセンター出しやハブのガタについては お渡し前に
ショップで水際阻止すればいいと思っています。
今日(いや 昨日だった)、別件で他店購入の新品のレーシングゼロで
同じ点検をしましたが、振れもなく センターもバッチリ出ていました。
こういう言い方もなんですが、アタリハズレでいうとアタリです。
何度も書きますが、ハズレが問題なのではありません。
全てアタリに変えて売ればいいのです。

問題なのは、例え私でも道具無しの目視で
アタリハズレを看破することは出来ないという点です。
なのでハズレであってもお客さんのほうで看破するのはまず無理です。
というのにつけ込んで、あるいは甘えて
右から左にホイールを売ると天罰が下る、または桶屋がもうかります。
桶屋というのはこの場合 当店ですが、別にうれしくありません。

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ちょっと昨日の続き  

私の中でまとまっていない考えを書くのは好きではないのですが、
昨日の記事のコメントでたいへん参考になる話をいただきました。
それ自体はここには書きませんが、個別にお礼のメールは送らせてもらいました。

それと関係あったりなかったり。
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ある長さになると切れる輪ゴムというのを考えます。
これはスポークの例えです。
輪ゴムが切れるというのは「破断」ですが、
ここではその前段階の塑性変形、つまり「うにょーん」に
突っ込んだ瞬間として考えることにします。

DSC04477amx.jpg
その輪ゴムを針金とゴムひもそれぞれに通して
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引っ張った場合どちらが先に切れるのかというのを今考えていました。
まとまってない考えなので続きはありません。すいません。

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WH-7900-C24のスポーク交換をしました  

昨日の話ですが、
DSC04390amx.jpg
C24のスポーク交換をしました。
スポークを換えた理由は
DSC04392amx.jpg
前輪も
DSC04393amx.jpg
後輪も
スポークに擦り傷があったからです。
もしこれが私のホイールで、傷が軽微であれば
油性マジックで黒く塗って終わりにしたかもしれません。
油性インクの防錆効果は意外に大きく、スポークの見栄えだけでなく
錆びの防止にもなりえます。
が、よく見ると深い擦り跡もあることや お客さんの希望もありますので
少しでも傷のあるものは交換ということになりました。

DSC04399amx.jpg
前輪も後輪も擦り傷は左側だけです。リムに振れや傷はないので
落車ではなく 立てかけたか寝かした状態で何かあったのでしょう。
前輪は2本だけ無事でした。

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ここまでばらすとニップルを一切ゆるめなくても ハブ側の引っかけを乗り越えて
スポークとニップルが外せます。

DSC04396amx.jpg
一切ゆるめていないニップルを見ると、
このホイールの場合はスポーク長さがニップルのツライチくらいで終わっていました。
スポーク交換後の仮組みも同じ見た目くらいまで回せば、
ほとんど縦振れがなく ほとんど横振れがなく ほとんどセンターが出ている
状態になるので作業的には非常に楽です。
私はこれを「状況再現」と勝手に呼んでいますが、
状況再現をしても完成状態から ほど遠い状態にしかならない場合もあります。
それはスポークに「うにょーん」が出た場合です。
スポークの長さがまちまちになっているようなものなので、
それで見た目の出しろをそろえても「だいたい組めてる」状態にはなりません。
ということを書きたかったので「うにょーん」の話が完結するまで
このホイールのことを書きませんでした。

DSC04401amx.jpg
組めました。

DSC04402amx.jpg
DSC04403amx.jpg
今見るとワイドフランジでいいホイールではないですか。
この前輪は非常に良く出来ていると思います。
385gくらいのリムをこのテンションで張っているスチールスポークの
完組みWOホイールというのが唯一無二だからです。

DSC04404amx.jpg
DSC04405amx.jpg
後輪は左側全てのスポークを交換します。
これも状況再現ができたほうですが、前輪のスポークヘッドが「引っかけ」なのに対し
後輪は「通し」なので スポーク交換にはニップルを緩めきる必要があります。
少し手間です。

DSC04411amx.jpg
組めました。

DSC04400amx.jpg
ハブのオーバーホールもお願いされていたので再び前輪。
回転がしぶくなったりしていれば「手遅れ」ですが、
手遅れでないハブを開けるべきかどうかは難しいところです。
使った距離や時間を勘案して定期的に開ければいいのですが、
ボールレースがピカピカでグリスも汚れていなければ
実は開けなくてもよかったのでは・・・と思うこともあります。
しかしそれは開けてみないと分からないことで、
開けた以上 工賃が発生する・・・。
というシュレーディンガーの猫が「触った感じはいけてそうなハブ」です。
このフロントハブも「いけてそう」でした。
実際そうでしたが、開けた以上は洗浄とグリスアップをちゃんとします。

DSC04408amx.jpg
リヤハブも「いけてそう」です。
まずは洗浄からしてみます。

DSC04410amx.jpg
ギャー!
いやー、やっぱり分からないものですね、ハブの中身って(笑)。

category: のむラボ日記

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泣ける  

材料が無いという場合を除いて オーダーの順番通りにホイールを組んでいっています。
多少 身バレになるかもしれませんが、九州のある同じ県から
パワータップの組み立てと組み換えをそれぞれ お預かりしています。
同じ県ですが別件なのでおそらく お客さん同士に面識はないと思うのですが、
パワータップのハブ入りの箱と 組み換えホイール入りの箱それぞれに
DSC04406amx.jpg
お菓子が同封されていました。
博多通りもんと、
補給食とあるのは
DSC04407amx.jpg
千鳥饅頭です。
お気遣い本当にすいません。
いえ、あの、ありがたいのですが今後は固辞させて下さい。
たいへんたいへん恐縮です。

DSC04474amx.jpg
↑と言いながら
ホイールに手を付けてもないのに
お菓子には手を付けるというクズの図


お預かりしたハブおよびホイールはネクストホイールズサークルに入りました。
次に組むホイールは間違いなくこの2件のパワータップになります。
しばしお待ちください。
ごちそうさまでした。

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ヌルいホイールを組み換えました(後編)  

昨日の続きです。
今日もホイー(以下略)。
後輪も前輪と同じく6700ハブ・DTレボリューションスポーク・オープンプロリムです。
DSC04415amx.jpg
DSC04416amx.jpg
フリー側にぎにぎ

DSC04424amx.jpg
DSC04423amx.jpg
反フリー側にぎにぎ

やっぱりスポークテンションが非常に甘いですね。
かかりが悪そうです。

DSC04451amx.jpg
といってもスポークにぎにぎは 上の図でいうと赤い矢印のような力のかかり方です。
実走では スポークにこのような力のかかり方はしません。
実走時にかかる作用は青い矢印のほうです。

DSC04449amx.jpg
で、さっきの図の青い矢印その3に相当するような負荷をかけてみました。
リムを静止状態(剛体扱い)にしているのは実走と異なりますが、
ホイールをしっかりと保持したままスプロケットにかけた空転止め工具を
進行方向に向かって回します。
するとスポークの交点部分でかすかに(でも はっきりと)
たわみを観察できました。
手組み・完組み問わず 当店にあるホイールのいくつかで同じことをしてみましたが、
このホイールと同じくらい はっきりスポークの交点が
たわみが見えるものはありませんでした。
いま当店にあるホイール全てで試したわけではありませんが、
おそらくは いま当店にあるホイールで
最もかかりが悪いホイールになると思います。
これは「レボリューションで組んだから」ではなく
「レボリューションで低テンションで組んだから」です。
とはいえこれ以上 増し締めすれば少なくともフリー側は
うにょーんゾーンに突っ込むでしょう。
このホイールのそもそもの組み手は それを知っていて踏み込まないと思うのですが
(なぜなら ここのホイールは揃いもそろってこんな感じなので)
それならそれで レボリューションにそこまで固執する理由が分かりません。

スポークテンションが低いのは経年使用で甘くなったから、
というのは なさそうです。各部を見るかぎりそれほど使った感じがありません。

DSC04470amx.jpg
組み換えました。
フリー側コンペ反フリー側CX-RAYのヨンパチ組みです。
反フリー側は ヨンパチ組みがギリギリ出来るスポーク長さで助かりました。
結線はしましたが、する前でも左右ともスポークの変形量が
かなり減っているのは確認しました。

DSC04471amx.jpg
デメリットも書いておきます。
組み換え前はフリー側6本組みレボ・反フリー側6本組みレボのロクロク組みで
リムテープ・クイック無しの実測重量が960gでした。
組み換え後はリムテープ・クイック無しの結線後で989gになっています。
もっと重くなるかと思いましたが、レボより重いコンペが4本組みになるので
スポーク長さが 短くなることが幸いしたようです。

DSC04459amx.jpg
ついでにスプロケットも洗っておきました。

category: のむラボ日記

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のむラボでしょくぎょうたいけんしてみよう  

のむラボは たいへんわかりにくいばしょにあります。
DSC04468amx.jpg
ようやく たどりついたとおもっても、おなじなまえの
ちがうおみせの かのうせいもあります。
ここがそうなのかな・・・?というばあいは
かんばんのすみっこをみてください。

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かんばんのすみっこに(たぶん)とあるのが ほんものです。

DSC04462amx.jpg
「><ぼくにもできることがあるかな?」
だいじょうぶ。かんたんだよ。

DSC04463amx.jpg
パーツクリーナーのあきかんに いらないスポークをいれていくだけの
かんたんなおしごとです。

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さあ、きょうじゅうにすべてしあげるんだ!おわるまではかえさないぞ!

※とうてんではげんざいスタッフのぼしゅうはいたしておりません。

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ヌルいホイールを組み換えました(前編)  

今日もホイー(以下略)。
今日はテンションがヌルいホイールを組み換えました。
DSC04412amx.jpg
組み換え前

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配慮さん ナイスセーブ
ここのお店の組み換えが最近多いです。
どこかは当然書けません。

DSC04418amx.jpg
組み換え前のスポークはDTのレボリューションです。
「持って軽いホイール」は秤の計測上で少ない数字が出るという
分かりやすいアピールポイントがあります。
これに対して「かかりがいい」とか「踏んだら進む」というのは
数値には表しにくい要素です。
「持って軽い」だけでいいのならレボリューションは最高のスポークですが、
このスポーク、リムと組み方を選びます。
また後日書きますが、レボリューションで組むと
現行のリムでは多くの場合で
スポークの伸長方向に塑性変化を生じてしまいます。

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スポークの編みの交点の部分に目印のテープを貼ってにぎにぎしました。
見ての通りテンションがゆるすぎです。
張ればいいというものでもありませんが、それにしてもゆるいです。
それもそのはず、オープンプロでこれ以上張るとスポークに伸びが出るので
伸びの出ない範囲で組んでいるからです。
そこまでしてレボリューションを使う意味が分かりません。
数十グラム重たくなるでしょうが、コンペティションでカッチリ組んだほうが
より良いホイールになる可能性が高いです。
(ただ、重たいということは一般的な説得力には欠けます)

お客さんは「もっとカッチリになりませんか」という要件で当店に預けているので、
そもそも「レボリューションで組んでくれ」といったわけではないはずです。
結局、組み手の自己満足なんですよ。
持って軽いホイールを組みたいというだけの。
レボリューションありきで組んでいるので
乗り手の体重や使用用途も考慮していません。
これは前輪ですが、後輪はもっとひどいです。
(今日は時間が無いので明日以降組みます)

DSC04427amx.jpg
スポークの選定と組み方は一任されていたのですが、かなり迷いました。
CX-RAYの反ヌポークラジアル組みで組みましたが
これ以外でも組み換え前以上に良くなる組み方はいろいろ考えられます。

DSC04425amx.jpg
オープンプロにはヴィットリアの15mm幅のリムテープは合いません。
きっちり真ん中に張ってもいずれ ずれてきます。
タイヤを外すと この状態でしたが、内側パンクを頻発するところでした。
危ない危ない。

DSC04428amx.jpg
というわけで18mm幅のものに換えました.


追記:先延ばしにしてはいけない気がしたので
DTレボリューションについて書きます。

DSC04431amx.jpg
針金(スポーク)を曲げたとき、少しくらいなら元の状態に戻ります。
この変形を弾性変形といいます。
もっと強く曲げると、変形したままで 元の形には戻りません。
この元通りにならない変形を塑性変形といいます。

スポークの伸長方向で起きるので見た目に分かりにくいですが、
スポークテンションを過度に張るとスポークに伸び(塑性変形)が起こります。

DSC04432amx.jpg
あるいは やわらかい餅を想像してください。
うにょーんと伸びた餅は元の長さに縮みません。

DSC04433amx.jpg
DTの丸スポークのうち、代表的な3モデルの寸法は上記のとおりです(単位はmm)。
レボリューションはバテッド部分の細さだけでなく、
スポークの長さに占めるバテッドの部分の長さが長いのも
軽さに一役買っています。

DSC04434amx.jpg
2.0mmプレーンのチャンピオンを100%とした場合の
同じスポーク長の場合の比重は上記の通りです(当店調べ)。

これも何度となく書いていることですが、
スポークの長さが50mmのときと1000mmのときでは
比重が大きく変わります。
50mmのレボリューションは1.5mmの部分がほとんどないですし、
1000mmのレボリューションは長さのうち ほとんどが1.5mmの部分になります。
が、実際の700Cホイールのスポーク長は240mmから306mmくらいの範囲です。
この範囲であれば端数が変わるほどの違いはありません。

DSC04435amx.jpg
サピムのCXとCX-RAYについては上記のとおりです。

DSC04436amx.jpg
メーカーは違いますが、比重がほぼ同じなので
CXはチャンピオンを平たく叩いて加工したもの、
CX-RAYはレボリューションを平たく叩いて加工したものと見ていいです。

余談ですが 完組みホイールのストレートスポークでサピム製のもののうち、
コンペティションくらいの比重の特注エアロスポークがあります。
そのあたりのものを首折れスポークで作ってくれればありがたいのですが・・・。

それはいいのですが、ここでいう「叩いて加工」というのは例えではなく
実際にCXやCX-RAYはプレス加工を経て製造されていると思います。
CX-RAYはサピムの他のモデルよりも引っ張り強度が強く、
磁石がより強くくっつきます。
磁石のくっつき易さは材質の違いではなく、
加工硬化の際に磁性が変化しているためだと私は考えています。
で、加工硬化についてですが
DSC04437amx.jpg
「引っ張り強度が強い」というのを図にすると上記のようになります。
スポークが破断するテンションがCX-RAYのほうが高いということです。
加工硬化によって硬くなるというのは
「硬い=もろい」という方向への変化でもあります。

DSC04438amx.jpg
レボリューションの場合、スポークテンションを上げていくと
先ほど書いた「うにょーん」が発生します。
うにょーんが出たままニップルを回し続けると、
スポークがどんどんニップルから飛びだしていきます。
最終的には数mmも伸びることがあります。
破断の前にスポークのねじ山をニップルの中で使い切ってしまえば
プツンと切れることはないですが、それくらい伸びることもあります。

DSC04439amx.jpg
対してCX-RAYですが、破断までの限界が高い反面 もろいので、
スポークテンションを上げていくと うにょーんをほとんど生じず
気持ちよく「バツーン」と切れます。
切れるポイントはニップル側の 丸とエアロの境目付近です。
上の図では うにょーんゾーンをそれなりの幅で書いていますが、
実際はほとんどないと思います。

DSC04440amx.jpg
ハブが床、リムが天井で スポークを床に引っかけて
天井のニップルとつないだ状態を考えてみます。

DSC04441amx.jpg
ニップルを締めると スポーク長さが縮むわけですが、
DSC04443amx.jpg
このとき、硬いリムであれば 天井が完全剛体のようなものなのでリムはひずみません。
軟らかいリムであればスポークテンションに耐えきれずに
リムは床に向かって ひずみます。

これは私の考えですが、軟らかいリム(ひずむ天井)はスポークテンションを
スポークとリムで分かち合っているのに対し、
硬いリム(ひずまない天井)はスポークテンションを
スポークだけで受けていると思うのです。
何が言いたいのかというと、硬いリムにレボリューションを使うと
軟らかいリム以上に うにょーんが出やすいのではないかということです。
これは私の経験上 確からしいことです。
ここでいう「軟らかいリム」とは何なのかというと明確な線引きは出来ませんが、
例えばマヴィックのGEL280などの軽量パイプリムはそれに当たります。
レボリューションのうにょーんが出る前にホイールとして組める気がします。

DSC04444amx.jpg
↑こういうことですね。
近年のアルミリムはほとんどの場合オープンプロを含め
「硬い」側に属すると思うのですが、そういうリムはホイールを組みきる前に
レボリューションの「うにょーんゾーン」に突っ込んでしまうということです。

冒頭の前輪、スポークテンションが低いのは うにょーんゾーン以下で
組んでしまおうという意図があるからではないでしょうか。
しかし、昔と違ってレボリューションと ほぼ同比重で
ほとんどの手組みホイールの成立範囲でうにょーんが発生しない
CX-RAYというスポークがあるのに、
それでもレボリューションで組むことに固執する理由が分かりません。

DSC04446amx.jpg
別件ですが、先日 同業者から間接的に
「アンブロ―ジオのフォーミュラクロノ20をレボで組んだら
スポークがどんどん伸びて組めない」という質問をされました。
間に立っている方には日頃たいへんお世話になっているので
メシノタネコードを含む話をせざるを得ませんでした。
クロノ20は軽量ながら「硬いリム」になると思います。
なじみ出し時のリムの変形量が リム重量の割りには非常に少ないからです。
これを説明抜きで「リムとスポークの相性が悪い」の一言で
納得してくれればいいのですが、それで納得するようならば
そもそも自己解決するはずです。

以上、私がレボリューションを使わない理由でした。
じゃあコンペティションの比重相当の加工硬化したスポークがあれば
コンペティションよりいいのかというと、あれば使うとは思いますが
コンペティションはめったなことでは うにょーんが出ないので
特に問題はありません。出たときの話は(→こちら
ほとんど同じことを書いています。
リンク先ではレボリューションの比重を64.2%と書いていて
この記事の63.5%と違う数字になっていますが、
この比重というのは たびたび実測しているのでたまに変わります。

2.0mmプレーンスポーク比70%未満というのが
ラインになると思いますが、それ以下の加工硬化なしのスポークは
うにょーんが出やすいので(サピムのレーザーもそうです)
私は基本的に使いません。
「出やすい」と書くと確率的な問題に聞こえますね。
「出ない場合もある」かのような。
そうではなく、ある閾値を超えると100%出る、その閾値が低い、
という意味の「出やすい」です。

私はCX-RAYをエアロ性能に期待して採用しているわけではありません。
お客さんにより金銭的な負担をかける(値段が高い!)という点以外、
CX-RAYがレボリューションに劣っている点はないと思っています。

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WOのカーボンリムを組みました  

今日もホイー(以下略)。
今日はお客さんお持ち込みのカーボンWOリムを組みました。
DSC04378amx.jpg
リムの写真を撮り忘れたので いきなり完成状態です。
実測88mm高のカーボンリムです。

DSC04379amx.jpg
結線の後処理で水滴がついていますが気にしないでください。
フリー側をCX、反フリー側をCX-RAYで組んでいます。
左右異径組みとしては かなり極端な差が出るのがいいですね。
これはお客さんのご希望ですが、私個人がこのリムで組むとしても
こうしたかもしれない選択です。
2.0mmプレーンスポークの比重を100とした場合
フリー側:反フリー側で100.3:64.0という差になります。
素晴らしい。フヒヒ。いかん、よだれが・・・。

DSC04377amx.jpg
CX-RAYの付属ニップルはアルミですが、CXはしんちゅうです。
今回はCXもアルミニップルにしています。

DSC04382amx.jpg
バルブ穴の位相の対岸にラベルが貼ってあります。
これによれば上限スポークテンションは130kgfだそうです。
助かりました。組んだことのないリムだと これが不明な場合
かなりビビりながら組まなければなりません。

それともうひとつ。
バルブ穴の位相の対岸の位置の両側のニップル穴のみ
他の部分ほどニップルが出ません。
リムの継ぎ目なのか、なにか製法上の理由があるのでしょう。

DSC04380amx.jpg
ところでこれはWOリムですが、
DSC04385amx.jpg
お客さんのお持ち込みでTUFOのチューブラークリンチャーをはめます。
このタイヤはチューブラータイヤにWOリム用のビードがついている
特殊なタイヤで、WOリムにしか使えません。
DSC04386amx.jpg
WOリムでチューブラーの乗り味を体感・・・といいたいところですが
TUFOのチューブラータイヤは かなりクリンチャーライクな乗り味なので
その点は多分 望めません。
パンクに備えて 同種のスペアタイヤを持ち歩く必要がありますが、
モデルによっては軽いものもあり、リムテープがいらないので
決戦用WOタイヤに良い形式かもしれません。

あと、このリムのタイヤの空気圧の上限が約9気圧で
このタイヤの指定空気圧が8~12気圧なのですが、
ビードを保持する力と空気圧にあまり関係がないので
(仮に12気圧入れてもリムのビード部分を
左右に押し広げる力には ほとんど変換されない)、
リムへの継続的な応力が少なく かつ高圧で使えるかもしれません。

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PLANET Xのリムを組みました  

今日もホイー(以下略)。
PLANET Xの20mm高カーボンリムを組みました。
DSC04369amx.jpg
お客さんのお持ち込み品です。
紺屋の七人(→こちら)の3人目でもあります。
以前組んだホイールがそれなりに使えるそうで、
しばらくはそれでいくので
残りのリムについては寛大な納期をいただきました。

DSC04370amx.jpg
リムの製造元は某ホイールメーカーに使われているリムと
同じところなのですが、ちょっと書けません。

DSC04372amx.jpg
組めました。

DSC04373amx.jpg
DSC04374amx.jpg
今回もヌポークラジアル組みをしています。
実際にお客さんの自転車に取り付けると
クリアランスがあまりにもギリギリだったので
今回はどうしますかと訊いたところ「ヌポークで」ということなので
ヌポークラジアル組みで組みました。

nomu11.jpg
↑お客さんの許可をもらってブログから画像を転載。
ギリギリやがな!実走時にリム側は多少ぶれたとしても
ハブ側は大丈夫だと思われますし、実使用に際して問題はないそうですが・・・。
しかし、このハブでヌポーク組みするというのは
手組みホイールの前輪の横剛性について究極的な選択となるのも確かです。
フォーク形状の条件さえ許せば 試してみたくなるのも分かります。
以下余白。
























DSC04375amx.jpg
決定的ナ画像ヲ入手シマシタ!

DSC04318amx.jpg
WH-R38トアルりむハ 38mm高ノりむデアルコトヲ意味シマス!
同様ニ、R20トアルノハ 20mm高ノりむデスガ、
コレハ今回ノPLANET Xノりむデス!

DSC04317amx.jpg
「R38」ノ正体ハ・・・
DSC04320amx.jpg
ふぁすとふぉわーどノF4Rです!

DSC04192amx.jpg
F2Rノりむト並ベタ画像モ ゴ覧下サイ!

DSC04193amx.jpg
りむノ断面形状ガ全ク同ジデス!
↑やーめーろー!いらんこと書くなー

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こっそりナローフランジ化  

わざわざ作り分けしているので理由はあるのでしょうが、
シマノ7900系ホイールでは
DSC04351amx.jpg
C24のみワイドフランジのハブを採用しています(上の画像)。
C35とC50は なぜかわざわざナローフランジなんですね。
9000系のホイールではC24は従来のまま
C35とC50とC75では2:1スポーク数でフリー側逆イタリアン相当組み、
そのうえハイローフランジではない「オプトバル」という組み方になっていますので
C24はオプトバル化する必要のない完成されたホイールだと思っていました。
なぜ過去形なのかというと
DSC04352amx.jpg
9000系のC24は
なぜか7900系のナローフランジ相当のハブで組まれているからです。
さっきC24は従来のままと書きましたがウソです。
いや、さっきまで私も知りませんでした。
ナローフランジ化で スポークテンションは左右均等に近づきますが、
横剛性は確実に落ちます。
これが改悪でないという納得のいく理由があるのでしょうか。
7900系ハブは11S化非対応で切り捨てられた過去の遺物なので、
いつまでも使えるというわけではありません。

DSC04354amx.jpg
↑このフランジ幅を詰めた分の横剛性の損失ですが、
スポークテンションを上げたくらいでは到底取り戻せません。

DSC04368amx.jpg
シマノ自身 オプトバルの説明ではナローフランジを悪しざまに書いていますから、
WH-9000-C24はWH-7900-C24よりも
低い安定性で左右へのブレが大きい

と自己言及しているも同然です。

今度出るチューブラーはC24ながらオプトバルなので
もしそれに準拠してC24のCLとTLもオプトバルになれば
4度目のワイドフランジ詐欺になります。

category: のむラボ日記

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Tniカーボン38を組み換えました  

今日もホイー(以下略)。
Tniのカーボン38リムのTni吊るしホイールを組み換えました。
DSC04355amx.jpg
DSC04356amx.jpg
DSC04357amx.jpg
DSC04358amx.jpg
↑組み換え前
Tniエボリューションハブとサピム・レースで組まれています。
サピムのレースは2.0-1.8-2.0mmというバテッドの丸スポークで
その点では DTのコンペティションと同じですが、
スポーク全体に占める1.8mm部分の割合が大きいので
比重的にはコンペティションよりは軽いです。
これでペアの定価105000円です。
のむラボホイール2号はハブとリムこそ同じですが、
フロントがすべてCX-RAY、リヤがすべてコンペティションで
前後とも売価43000円、ペア86000円という価格設定です。
2号のリムが在庫なしということなので、
かつて このTniの吊るしを買ってばらし、
スポークの選択と組み方を変えて
のむラボホイール2号として売ろうとしたことがありました。
そろばんをはじくとギリギリ利益が出ます。
はっきり言って徒労ですが、注文分の消化のほうが大事です。
と思っていたら「リムの在庫が無いので組めません」というお返事。
どうもこのホイール、国内で組んでいるようです。
単品売りのリムの在庫と 吊るしのホイール用のリムの在庫を
共有しているということです。
というわけで吊るしの組み換えは断念せざるを得ませんでした。

これはTniの吊るしなのですが、以前に たまたま当店に来られたお客さんが
のむラボホイール2号を見たときに「全然スポークテンションが違う」といって
組み換えをするかもと言っていました。
というのもこの吊るし、テンションがだだ甘(特に後輪)だったからです。
で、買ったお店でスポークの増し締めをお願いしたら
「トライスポーツに訊かないと分からない」と言われたそうです。

DSC04359amx.jpg
カーボン38は リムのステッカーにも説明書にも「130kgfまで張れます」と
あるわけですが、問屋さんに訊くまでもなく スポークテンションを
許容値の上限以下の範囲で上げてやることには何の問題もありません。
結局 買ったお店ではやってくれなかったそうで(買ったお店なのに)、
当店で増し締めすることになりましたが、
ついでに反フリー側をCX-RAYに組み換えて
ヨンヨン組みをヨンロク組みにすることになりました。

DSC04360amx.jpg
組めました。

DSC04362amx.jpg
フリー側のスポークは使い回しています。
テンションについては詳しく書きませんが(調べてはいます)、
フリー側は平均1.75周 増し締めが出来ました。
まともに張ってあるホイールなら通常フリー側をそんなに増し締めは出来ません。
元々がゆるかっただけです。
それでも130kgfは超えていません。あんまり張るのも好きではないので。
結線もご希望だったのでしましたが、左右のスポークにぎにぎ変形量が
非常に近く組めたので、結線前に見てもらっても良かったかもしれません。

DSC04364amx.jpg
前輪は増し締めだけで行けると思ったのですが、
DSC04365amx.jpg
CX-RAYに組み換えました。
後輪の反フリー側だけエアロなのが バランス的にどうかというのもありますし、
なによりお客さんの希望でもあったので。

category: のむラボ日記

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ZIPP303を組み換えました  

今日もホイー(以下略)。
DSC04343amx.jpg
ZIPPの303の組み換えをお願いされました。

DSC04345amx.jpg
現状は7800のハブですが、回転に濁りが出ているので組み換えです。

DSC04342amx.jpg
たまたま18Hなので 18Hのみの特権? Tniカーボンフロントハブで
組み換えることにします。

DSC04346amx.jpg
組めました。

DSC04347amx.jpg
思うところあってヌポーク通しのラジアル組みです。

ホイール組みも たくさんお預かりしていますが、
店の中が組み換え・組み立ての自転車であふれかえっています。
当店はオープン以来 たった2台しか自転車を売っていませんが、
組み換え・組み立ては数えきれないくらいしています。
今日もフレームをひとつお預かりしました。
ホイールと違い「こんなん組みました」とめったに ここに上げないのは、
自転車は個人の特定が容易だからです。
フレームを売ったお店の気分を害したり いたずらに刺激してはいけないと思い、
しかも配慮さんで隠しきれるものでもないので
あまり上げないようにしています。
よくホイールばっかり組んでいるように思われますが、
最近は むしろ自転車を組んでばっかりでホイールがすすみません。
「作業に従事するための、対外的には定休日」というのを本気で考えています。

category: のむラボ日記

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