のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

ENVEの1-45を組み換えました  

今日もホイー(以下略)。
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ENVEの後輪をお預かりしました。

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かつて私が組んだものですが、
フルCX-RAYヨンヨン組み反フリー側結線ありという仕様です。
いま見るとハンダ付けが やや荒々しいですね。いや お恥ずかしい。
組み換えの理由は「このハブがシマノ11S非対応で、11S化も無理だから」です。
TniのエボリューションハブとウイングハブにはそれぞれI型とII型があります。
これらは併売されていたわけではなくI型→II型へのモデルチェンジになるのですが、
I型が細いスチールシャフト、II型が太いアルミシャフトとなっていて
11S化に対応するのはII型のみとなっています。
スチールシャフトモデル用の11Sフリーが出ていないからです。
エボハブの場合 I型とII型の外観はそっくりなのですが、
ウイングハブは左フランジに肉抜きがあるのがI型なので すぐに分かります。

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ばらしました。リム重量ですが、
このホイールの持ち主はリムセメント派なので
リムにセメントがこびりついているのと
何よりバランス取りにおもりを貼り付けているので
実際の重量は300g前後だと思われます。

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組み換えました。
ハブはTniエボハブII、
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スポークはCX-RAYです。

いや配慮さん もう遅いから。あんたの出番 組み換え前やから。

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のむラボホイール1号をパワータップで組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール1号を組みました。

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前輪のヌポークラジアル組みはお客さんの希望です。

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後輪のハブはお客さんお持ち込みのパワータップです。
半コンペヨンロク組みにしました。

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「新品のパワータップハブの場合は ばらしてまでマグネットのテープを処断しない」
というのが基本方針ですが、お客さんが希望される場合はその限りではありません。

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というわけで開けてみました。
うわー やる気がない。

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ということで恒例の熱収縮チューブです。

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のむラボホイール5号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号を組みました。
前輪20H CX-RAY・後輪24H 半コンペというのは
お客さんとのやり取りで決まったことですが、
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前輪をヌポークラジアルにしてください、とは言われていません。
が、より良いと思われるようにお任せで とは伺いましたので
ヌポーク通しにしました。

伺った使用用途から より最適な選択は5号だと思われたので
本来は1号になるはずでしたが5号に変更になっています。

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EA90RTさん  

イーストンのチューブレスホイールをお預かりしました。
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振れとセンターのチェックをご希望です。
前輪はセンターがバッチリで 振れが1ヵ所ありました。
おそらくは 使って出た振れではなく 丸スポークのねじれが「パキーン」と
戻ったために出た 振れです。
「スポークが1ヵ所だけ ゆるむ」も そうですが、
初期振れとしては よくある現象です。

後輪は かなりセンターがずれていました。
前輪ほどではないですが 振れも少しあったので
それも取りつつセンター出しをしました。

イーストンのホイールはショップが触ってはいけません。
これはメーカーの意向です。
メーカーの意向なので日本の代理店の意向も同様です。
「振れ取りやスポーク交換、リム交換は代理店まで送るように。
そこ以外での作業は認めません」というのは
イーストンホイールの前身のヴェロマックスホイールから
そもそもそういう方針です。

現行のイーストンホイールの代理店さんが開いた
技術講習会を受講した人間は制約付きで触ってもいいのですが、
私個人はこれに該当します。
のむラボとしては受講していません。

もし 今日したこの作業を罪というのであれば、
フレームにセットすれば一発で看破できるようなセンターずれのホイールを
世に出すことのほうが罪だと思うのですが・・・。

メーカーが出したセンターずれのあるホイールを、
代理店も 売ったショップもそのままの状態で
最終的にお客さんに渡しています。
センター出しするのはどこでもいいんですよ、メーカーや代理店でなくとも。
最悪でも 売ったショップが水際阻止すればいいんです。
売ってないショップ(当店)にされてしまっているようではいけません。

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「後輪の反フリー側がゆるいんですが・・・」ということですが、
このスポークの構成で この組み方なら この程度です。
一概には言えませんが スポークテンションは 大雑把には
「前輪≦フリー側」で「フリー側×0.7≒反フリー側」くらいです。
いま0.7と書いた係数も組み方によって変わります。
私が手組みホイールでしたいことは つまるところ
この係数を なるべく1に近づけたいということです。

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チューブレスなのでリム内側にしかニップル用の穴がないわけですが、
ハトメのようなものを入れています。
これがより良い構造だから、というのもあるかもしれませんが 多分特許侵害避けです。

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↑このロードチューブレスとあるロゴですが、
「ロードチューブレスという一般名詞」ではなく、
「RoadTubelessという名前の規格」です。
言いだしっぺのハッチンソンのタイヤについているロゴでもあり、
スペシャライズドやソーヨーのタイヤにも同様のロゴがあります。
だって作ってるところは同

世界的に見ればRoadTubelessは
ロードチューブレスのシェアを寡占的に支配していますが、
それでも非RoadTubelessのロードチューブレスを
可能な限り排除しようという動きがあります。

某社の2WAY-FITも、当初IRCのチューブレスタイヤには
適合しないというアナウンスをしていました。
政治的理由ではなく安全が確認されていないから、
という建前の政治的理由にしか思えないのは邪推でしょうか。

あれ来客かなこんな時間に誰だろう

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のむラボホイール1号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール1号を組みました。

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スポークを黒コンペで 赤ニップル、というお客さんの希望です。

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後輪はヨンロク組みをしましたが
左右同径組みで結線無しとなるので
普通のホイールとの構造的な違いは この点くらいです。
作業内容の中で「ここをこうしてます」という秘密は色々ありますが書けません。

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アンブロージオのクロノ20を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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アンブロージオのクロノ20リムを現行レコードハブで組みました。
リムの入荷も遅れていましたが ハブの入荷がそれ以上に遅れました。

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後輪は32Hヨンパチ組み・・・が出来ないローハイトリムなので
ヨンロク組みにしています。スポークは半コンペです。

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で、次に前輪を組もうと思ったのですが 気に入らないことが・・。
ハブの文字が読める方向に対して、リヤハブでは左側についている
玉当たり調整ナットが右側についています。

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気に食わないのでシャフトを抜いて 左右を入れ替えました。

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前輪も組めました。

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先日のアトランタのリムのホイールですが、
あえて前輪の画像をここに上げませんでした。
カンパニョーロのハブはラジアル組みを禁止しているので、
お客さんのご希望ではありますがラジアル組みした前輪の画像を上げると
その点にツッコんでくる方が たまにおられるからです。

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↑カンパニョーロのレコードハブのフランジの穴の外側は
反ヌポーク側のスポークヘッドの収まりがいいような形状になっています。

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「田んぼの様子が気になるので ちょっと用水路を見てくる」  

明日10月25日金曜日ですが、お休みとさせてください。
午前11時と午後9時にアポがあるので その時間には店にいます。
これらは遠方のお客さんがホイールを取りに来られるという用件です。
が、それ以外の時間でのっぴきならない用事があるので
その間の時間は店にいない可能性があります。

その代わりというわけではないですが最終土曜日のあさっては店をやります。
これもお客さんとの約束があるからなのですが・・・。

のっぴきならない用事もホイール関係です。

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ZIPP404ファイアクレストのリムでパワータップを組み換えました  

今日もホイー(以下略)。
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ZIPP404の組み換えをお預かりしました。
ホイール自体に 何が悪いというのは無いのですが、
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このパワータップのハブの機械的部分が故障していて、
修理に出そうかG3ハブに新調しようか 迷った末
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ハブを新調することになったとのことです。
お客さんは気づいていないかもしれませんが、
ベアリングが死んでいたので その点でも新調は良い選択だったと思います。

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組み換えました。

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組み換え前は全CX-RAYヨンヨン組み、
組み換え後は半コンペヨンロク組みです。

画像では分かりにくいですが 赤ニップル化もお客さんの希望です。

組み換え後はフリー側がスポークの太さのせいで、
反フリー側が組み方のせいでスポークの重量的には重たくなってしまいました。
この場合はハブがそれ以上に軽くなったので
ホイール体としては軽くなっています。

ZIPPといえば「スポークテンションを上げられないリム」というイメージが
ありましたが、なかなかどうして 現行のものはしっかりしています。
多分「俺たちが世界最高のカーボンリムを作ってやるぜイヤッホウゥ!」的な
小規模ガレージメーカーから トッププロ選手が使うブランドまで成長してしまったので
リスクのあるものづくりが逆に出来なくなってしまったのでしょう。
8年前の同社のリムと比べると、同じリム高あたりの実測重量は確実に増していますが、
それ以上に堅牢さが増しているので「持って軽い」ではなく
「踏んで進む、あと壊れない」については はるかに向上しています。

私としては「フリー側を組み換え前のスポークテンションにしたときに、
反フリー側のスポークテンションが組み換え前以上」であれば 勝ちなのですが、
往年のZIPPでは不可能なくらいの高テンションで組まれていたので
組み換え前に測ったスポークテンションに持っていくのが難しかったくらいです。

おまけ
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↑ZIPPのステッカーは ディンプル穴にきっちり沿って貼られていますが、
これは職人の技です。
詳しくはYouTubeの「Zipp Decals」という動画で見ることが出来ます。

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古いリムのステッカーを剥がすところです。
新たに貼るときにステッカーの位相がきっちり決まるように、
机に補助線が引いてあります。

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脱脂したリムにステッカーを貼ったのち、バレン(のようなもの)で
リムのディンプルにステッカーをピッタリと沿わせます。
この画像から わずか2秒後が
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↑この画像なのですが、すごいですね。
え?何がすごいって?
リム高が縮んでいるんですよ・・・。
この手品の謎が未だに分かりません。

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左右異径組みで スポークの断面積がフリー側<反フリー側の場合  

私物の槍玉用試作品のハイペロンを引っ張りだしてきました。
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タイヤはチャレンジの真っ白クリテリウムを張りました。

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ハブはニュートロンのものです。
で、スポークなのですが
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フリー側がCX-RAY相当の太さで
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反フリー側がCX相当の太さのものにしています。

普段私が組んでいる「半コンペ」などの左右異径スポーク組みは
フリー側のほうが太い・断面積が大きい・比重が重いように
スポークを選定していますし、カンパニョーロやシマノやレイノルズなどで
左右異径スポークの場合も同様にフリー側を太いスポークとしています。

それの逆というわけですが、反フリー側がぐにゃぐにゃです。
乗れないことはないでしょうが、下りで攻めると よれるかもしれませんし
シュータッチをするように横方向に強くもがいたらシュータッチをするでしょう。

フリー側に増し締めしろがまだあると判断し、
これ以上締められないくらいにカンカンに張ってみました。
フリー側だけを増し締めすれば リムは当然フリー側に寄ります。
それをセンターに戻す分だけ 反フリー側をさらに張れるのですが、
ニップル1周分のリムの移動量はフリー側と反フリー側では異なります。
同じねじの巻き取り量では 反フリー側のほうがたくさん動くので、
フリー側で回した量ほどは増し締めできません。

増し締め前よりは反フリー側がカッチリしましたが、
普段の私の手組みの反フリー側(タンジェント組み)には ほど遠いですし、
純正市販品のハイペロンにも遠く及びません。
やっぱりホイールは理屈ですね。
それなりのハイローフランジでオフセットリムであれば、左右同数スポークでも
反フリー側ラジアル組みが なんとか許容される・・・とは思っていますが
逆異径組みはそれをぶっ壊すほどのマイナス要素だということです。

「センターが出ている」「フリー側が十分に張っていて増し締めがほとんど出来なさそう」
という状態であることを確認してもらったうえで
「反フリー側ラジアル組みで逆異径組みだとこんなに反フリー側がヌルいんだぜ」と
いうのを見てもらう槍玉用ホイールではありますが、そこから
フリー側の増し締めしろをほぼ使い切っても 反フリー側がまだ甘いという結果になりました。

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WH-RS21さん  

シマノのRS21をお預かりしました。
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シクロクロスで使うそうです。
振れはそんなにありませんでした。
センターは前後ともバッチリです。
もし振れ取りを手こずれば むしろ狂うんじゃないかというくらい
バッチリでていました。

振れやセンターとは関係ないですが、
前輪の回転がかなりゴリゴリしていました。
使用期間からすればボールレースの虫食いなど起こるはずもなく、
玉当たりをやり直すと「横ガタ無しで回転スルスル」になりました。
そのまま使っていたら短期間で虫食いを誘発していたでしょう。
最近カップ&コーンのハブが減ったので
絶妙な玉当たりを追求するような作業も少なくなりました。

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ストレートスポークのメリットのひとつに、
「ハブフランジからスポークがはみ出さない」というのがあります。
スプロケットやリヤメカのプーリーケージと スポークとの干渉が
まず起こらなくなります。
設計上これを上手く使えば 11S対応ながら右フランジを最大限に
外側に持っていけるわけですね。

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内蔵ニップルではない範囲で最大限のオフセットリム具合です。

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ENVEの組み換えをしました  

今日もホイー(以下略)。
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ENVEの1-45リムのホイールの組み換えをお預かりしました。
ハブは前後ともアメリカンクラシックですが、
ハブをTniに、
スポークを黒CX-RAYから前輪 銀CX-RAY・後輪 銀半コンペにして
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反ヌポークラジアルをヌポークラジアルに、
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ヨンゼロ組みをヨンロク組み+反フリー側結線に、というのをご希望です。

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おりゃっ!

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コンチネンタルのコンペティション19を
ストレッチャーYダブルで伸ばしておいて下さいとのことなので
ストレッチしてます。
コンペティション22は 箱から出してすぐ取り付けられるのですが
(でもタイヤ内径は小さめではあります)、
19は無理です。内径が小さすぎます。

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リムとリムをつなぐバンドですが、厚ゴム板など色々試しましたが
本革が最適との結論に達しました。
2本同時に伸ばせるように 新たに増設したほうですが、ブラウンにしてみました。
どうでもいいこだわりです。

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ライナー技  

お客さんとのやり取りの中で
「BB裏のワイヤーリードが短くて、フレームとシフトインナーが干渉します」
というお問い合わせをいただいたのですが、
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↑こういう足の長いワイヤーリードに換えてみてはいかがでしょうか。

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これはカンパニョーロのものですが、今も出しているのかどうかは知りません。

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もうひとつの答えとして「ライナーを入れる」というのがあります。
上の画像は全ライナーの例です。

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ライナーとは こういうやつです。
ジャグワイヤーでこれよりも細いものが出ています。
ブレーキインナーが通る内径(1.6mm以上)であれば
細い方が何かと都合がいいです。
私はジャグワイヤーのものも使っています。

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この端面を・・・

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ライターの火であぶり(ずっと火にさらすのではなくカチカチと火を出して当てる感じ)、
適当に端面を指で押さえると(熱いので注意)

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こういうツバ付きにできます。冷えるとこの状態で固まります。
ツバの径は任意に変えられます。

これ関係の裏技も多いが秘密だぜ!

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で、こう通すと部分ライナーの完成です。
この場合は、実際はこれよりも小さいツバのほうがいいです。
クッと引っ張って後ろに抜けなければOKです。

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↑端面がこうなるという場合は
いろいろと間違っているので やり直してください。

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私はこの「ヤッターマンコーヒーライター」という
特殊なライターを使うこともありますが、
100円ライターで十分です。
ターボライターはダメです。火力が低い方が適しています。

category: 新手のスタンド使い

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紀元96年は中国では後漢王朝、ヨーロッパではローマ帝国  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんからカンパニョーロのアトランタ1996をお預かりしました。
カンパニョーロは「オリンピックのあった都市+年」の名前で
リムをラインナップしていた時期がありますが、これはそのときのものです。

昔はこれでもエアロリムと呼ばれていましたが、今から見れば普通ですね。
ただ、スポーク本数は少なくても28Hという時代のものなので
このリムは、この高さでは珍しい36Hという仕様になっています。
お客さんのリムを見て「欲しい」と思ったのは久しぶりです。ハァハァ。

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1996年はアトランタオリンピックの開催年です。

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アトランタ96というリムもありますが、紀元96年は(以下表題の通り)。
いや、単なるバージョン違いです。

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ハブは当時のレコードをお預かりしています。

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このハブが最新であった時分に カンパニョーロのハブでホイールを組むと、
「オチョコがひどすぎてフリー側がすぐカンカンに張り切ってしまう!」と
思っていたものです。
フリーボディの奥はスペーサーではなく、こういう形になっています。
フリーボディのローギヤがおさまる位置が右フランジから かなり離れています。
フランジ幅約57mm、右フランジ幅18mm台なのですが、
現行の11Sハブも結局これくらいの寸法になったので
時代を先取りしていたといえば先取りしています。
(いや、したらダメなんですが)
この9Sフリーボディ、10Sと11Sにも対応しているので
その点では先見の明があったと言えます。
現行の11Sハブと変わらないような寸法なので、
左右異本組みして やっと普通のホイール、という感じです。
スポークは全コンペなので左右同径組みとなります。

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チタン軸の特別仕様です(レコードハブでも通常はスチール軸です)。
シャフトの端にCAMPAGNOLOとレーザー刻印が入っているのが芸が細かい!

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組めました。
36Hの36は4で割ると奇数になるので真の最接線組み
(この場合はヨンジュウ組み)が可能ですが、
今回はヨンパチ組みにしました。

このホイールと関係ない話ですが
28Hのヨンパチ組みを 実験的要素が大きいにもかかわらず
指定される方が最近多く、驚いています。
データが集まるので助かりますが。フヒヒ。

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36Hともなると4本組みがかなりラジアルに近づきますね。

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フリー側のスポークの伸張方向をラジアルに近づけることに
それなりに固執しているのに、
反フリー側はスポークの伸張方向がラジアル線と直交する円の接線、
に必ずしもなるわけではない
「ハブの二分線を越えない範囲でn本組みのnを大きく取る」組み方にする理由、
真の最接線組みは スポークの伸張方向が「接線に」「最も近い」わけではないので
非常にまぎらわしい呼び方であること、
この2点がメシノタネコードに深くかかわっています。

category: のむラボ日記

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ボーラウルトラ 35さん  

コメットさんで盛大にスベっておきながら
このシリーズは続くようです。
今日はボーラの新しいリム高、35mmモデルの
振れ取りやセンター出しをお願いされました。
結果を先に書くと振れはほとんど無し、
でしたが 珍しいことに 後輪のセンターが出ていて 前輪がずれていました。
たいていは逆なのですが。
DSC07306amx.jpg
内蔵ニップルから外出し式に変わりました。
工具のつかみ幅がシマノと同じサイズの四角アルミニップルです。
(厳密には0.05mm違うかもしれませんが)
リム外側(タイヤを張る側)はバルブ穴以外の穴がありません。
ニップルは磁石で誘導して通しています。

マヴィックのキシリウムのリムは、リム内側だけにニップル用の穴があいています。
リム外側はバルブ穴だけというわけです。
この「内側のみニップル穴」に加えて「ねじをリムに直接切ってある」というのが
マヴィックの特許です。
キシリウムが世に出て6年後にフ○○○ムというメーカーが
「内側のみニップル穴」のホイールを出しました。
マヴィックの構造を丸パクリしなかったのは特許避けのつもりです。
磁石でひとつひとつニップルを呼ぶというのは
不自然かつ作業性の悪い構造ですが、致し方ありません。
訴えられて 負けた場合に会社をすぐたたんだとしても
カ○○○ョ○ロ(黒幕)の名前に傷が付かないようにするため、というのが建前で
シマノユーザーでも抵抗なくホイールを買ってもらえるようにするため、
というのが本音です。
しまった建前と本音が逆だった。

DSC07313amx.jpg
蟹 光 線 が 逃 げ る 身 支 度 を 始 め ま し た。

DSC07307amx.jpg
前輪の左右と後輪の反フリー側のフランジは
ユニディレクショナルカーボンになっています。
カーボンリムがスポークテンションに耐えられるのですから、
こっち側もカーボンに出来るというわけですね。

DSC07308amx.jpg
このホイール、聞いたところによると
ブレーキが今までのボーラやハイペロンよりも利くらしいです。

追記:
信じられないかもしれませんが この記事、上げる前に
内容を大幅カットしています(これでも)。
ふー危ない危ない。

追記の追記:
「私のシマノのチューブレスホイールもねじ切ってますが・・・」
というコメントをいただきました。

えーと これ、まさにカットした部分です(笑)。
マヴィックのパテント期間切れかもしれませんし、
jiri krampera wheelsの特許を買っている部分に
これが含まれているのかもしれません。
(後者は 多分オフセットリムについてでしょうが)

あとボントレガーが昔 うわなにをするやめr

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KOGEIのリムを組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC07309amx.jpg
工藝サイクリングさんが出しているカーボンリムをお客さんからお預かりしました。

KOGEIで検索すると出てきますよ!(宣伝)

前輪が20Hで 後輪が24Hです。
やることは普段と変わりありません。

DSC07310amx.jpg
前輪はCX-RAYでお客さんのご希望でヌポークラジアル、
DSC07311amx.jpg
後輪は半コンペヨンロク組み結線ありです。
このリム、スポークテンションが180kgfまでOKとありますが
通常の首折れスポークでは そんなに張れません。
どのみち130~140kgf以上は
スポークの変形量の軽減 または乗り味の硬さには
ほぼ反映されないと思いますので そこまで張る必要もありません。
でも180kgfという表記に甘えて ちょっと張り気味にはしました。

category: のむラボ日記

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コメットさん  

最近、「お預かりしたホイールの名前+さん付け」のタイトルで記事を書いていますが
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元々は この「コメットさん」という記事を書くための前フリでしか無かったのです。
が、「振れとセンター見てください」という方が よく来られるようになりました。

「完組みは振れとセンターがきちっと出ていない」的な
不安をあおるような意図は なかったのですが、
お客さんの方で 私が点検した結果スッキリされたのであれば
もちろんそれはいいことです。

コメットさんは横山光輝原作ですが、画像のコメットに描いてあるのは
横山三国志の趙雲です。

コメットは振れ取りもセンター出しも できませんので
お こ と わ り い た す

category: 新手のスタンド使い

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レーシングゼロ ツーウェイフィットさん  

レーシングゼロをお預かりしました。
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例によって振れ取り・センター出しなどをご希望です。

後輪のセンターがずれていました。
振れについては最近誰かが(店か お客さんの知り合いの方かは知りませんが)
けっこうバッチリ取れていました。

ホイールを2つ以上持っていると、
入れ替えたときに ブレーキのクリアランスに左右差が出て
「どっちか、または両方のセンターが狂ってるな」と気づくことがありますが
これもそうだったようです。

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クイックがローラー用なので「おもにローラー用ですか?」と訊くと
「フ○○○ム(名前は伏せておきます)のクイックはスタンドにかけづらいので・・・」
とのこと。まあ そうですね。

category: のむラボ日記

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ニュートロンウルトラさん  

ニュートロンウルトラをお預かりしました。
DSC07197amx.jpg
振れ取りやセンター出しでお預かりしたのですが、
それらについては ひどくはありませんでした。
ただ、後輪のスポークテンションがどう見てもゆるい・・・。
経年使用でそうなった風にも見えません。
どうも最初からのようです。
多分これは乗ってヌルいと分かるでしょうし、
私が増し締めした後に乗ってもカッチリしたと分かるでしょう。

完組みホイールの出来不出来は運次第、
それをショップが修正して売るかどうかも運次第ですが
振れとセンターの精度に関してはアタリ、
テンションについてはハズレといった感じです。
いや本当にゆるかったです。増し締めしましたが
カンカンに張ったわけではないですよ。

DSC07198amx.jpg
どうでもいいことですが、このオフセットリムは内部に壁があるので
前輪のリムより少し重たくなっています。

DSC07199amx.jpg
さらにどうでもいいことですが、
私はニュートロンの前輪を外出しニップル仕様に改造したものを持っています。
が、後輪では無理でした。
反フリー側のニップル穴(画像右上のほう)が
リムの角すれすれにあいているんです。
なので通常のニップルが通るように拡張できません。
逆に言うと内蔵ニップルだからこそ 反フリー側の穴をリムの外ギリギリに
設定できているということです。

DSC07201amx.jpg
↑このくらいのハイローフランジが
私が「反フリー側がラジアル組みでも まあいいか」と思える寸法差です。
(具体的に何mmからというのはないですが)
特にロー側を小さくするのは首折れスポーク用フランジでは困難です。
フヒヒすばらしい。

category: のむラボ日記

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初代キシリウムSLさん  

初代キシリウムSLをお預かりしました。
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初代キシリウム、ではなく リムのスポーク間をえぐった「SL」の
ファーストモデルです。
このホイールですが、アルミWOホイールの傑作だと思うのです。
ちょうど10年前のモデルですが、10年進んだホイールでした。
このときにはフルクラムのレーシング1も存在していないので
「こういうホイール」はこれしかなかったのです。

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お預かりした用件ですが、振れ取りその他です。
使用感バリバリですが まだ使えますよ。

category: のむラボ日記

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大爆発  

パワータップのホイールをお預かりしました。
組み換えや振れ取りなどではありません。
DSC07241amx.jpg
↑リムは写せません あしからず。
あと これは直した後の画像です。

最初に電話で「シャフトにガタがある」と伺ってはいましたが、
左右方向のガタではなく上下方向のガタでした。
左側のベアリングが抜けていて、右側を軸に扇形に振れている感じです。
これはヤバイ。
原因ですが、左側のベアリングが破損してしました。

DSC07234amx.jpg
破損したリテーナーリングやボールはハブ内部に落ち込み、
マグネットにくっついていました。ぎゃああああ!
(上の画像では ボールはぬぐって取ってあります)

DSC07236amx.jpg
シャフトにボールレースの内側が、
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ハブ体にボールレースの外側が圧入気味に残ってしまっています。
これを取るのに非常に苦労しました。

DSC07242amx.jpg
↑これです。
ベアリングは交換になりましたが、当店の最後のひとつを使ってしまいました。
また仕入れておきます。

DSC07237amx.jpg
いつもの。

DSC07240amx.jpg
ここまで持っていくのに思ったより手こずりました。
ハブの異常は ローラー台に乗っているときに気づいたとのことで、
「固定ローラーが軸に与えるストレスが大きかったのかな?」と
思いましたが、実走でも使っているそうなので関係ないかもしれません。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール5号を組むことになってしまいました  

今日もホイー(以下略)。
DSC07262amx.jpg
スタンズ ノーチューブスのZTRアルファ340の振れ取りをお願いされました。

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このリムですが、よくよく見ずに振れ取り台にかけて
ニップル回しをニップルにかけてはいけません
振れ取りと聞いてピンときました。

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やっぱり割れとる。

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↑他にも数ヶ所 同じようにクラックが入っています。
このリム、限界テンションも低いですし
仮にゆるく組んでやったところで経年使用でだいたいこうなります。
お客さんは振れているだけだと思っていたので
かなりびっくりされていましたが、私はもう慣れました。
今までこれについて触れてこなかったのは、当店で扱っていないものについて
こういうことを書くと 単なるネガキャンだと受け取られかねないからです。

もう別にいいや そう思われても。
怪我する(かも知れない)人が減ればいいし。

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だいぶ捨てましたが(大阪市でリムを捨てるのはちょっと困難)、
当店のリム墓場で最も多いリムは これです。

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↑リム墓場より

私は「ニップルがリムにかけている力」のことを
RK(リムを食い破ろうとする力=RimをKui破ろうとする力)と
このブログで呼んでいますが、まさに食い破られています。
これらのリムは いまニップルがかかっていないので
あまり大きなクラックには見えませんが、ホイールの状態では
もう少し ニップルによって持ち上がった格好になっています。

DSC07272amx.jpg
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リムの名前が340なのは公称重量が340gだからです。
ALPHAの文字が小さい前期型は実測350~360g、
文字が大きい後期型は380g前後くらいです。

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前期型があまりに割れるので 後期型ではニップルの部分の肉厚を増やしています。
これが実測重量にも現れています。
外周側(リムテープを張る側)には顕著な差はないので
メーカーもやはり ここに後ろめたさがあったものと見えます。
生産時期にかかわらずこのリムをお使いの方は、
一度ニップル穴周辺のクラックを 調べてみることをオススメします。

DSC07263amx.jpg
「テンション張りすぎじゃないの?」と思われるかもしれませんが
むしろ ゆるいくらいです。


というわけで組み換えになりました。
持ってこられたホイールには 工具を一切かけていません。
私が触ってから割れに気づいたとなると
私が壊したと思われてしまうかも知れないので。

DSC07285amx.jpg
ハブは たまたまパワータップだったので
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ラチェット周りを洗いました。

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組めました。
リムはXR200になったので 一応のむラボホイール5号です。
配慮さんは仕事がなくなったので寝ています。

このホイールの持ち主の方は、のむラボでホイールを組んだということが
ばれないほうがいいだろうと思われる方なので
DSC07298amx.jpg
半コンペのヨンロク組みにして
DSC07299amx.jpg
反フリー側の交点を結線ハンダ付けしておきました。

どうか ばれないよう 頑張ってください。

category: のむラボホイール

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パワータップのハブで のむラボホイール5号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC07243amx.jpg
お客さんからパワータップのハブをお預かりしました。
元々のむラボホイール2号をご注文だったのですが
パワータップに変更となりました。

箱が変わってます。

DSC07245amx.jpg
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↑ロゴも変わっています。

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左のフタに網目模様が付くようになりました。
外す工具は同じなので 私にとっては問題はありません。

DSC07249amx.jpg
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DSC07252amx.jpg
「新品のハブは分解しない」というのが基本方針ですが
やる気の無いテープのやる気を確認したくて分解しました。
はい 処断。

DSC07253amx.jpg
組めました。
2号から1号への仕様変更でしたが さらに変更で5号になりました。

先日ちょうどキンリンのリムが200本入荷したのですが、
5号の28Hリムが初入荷したので それで組むことになりました。

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バルブ穴から見えるロゴは
DSC07256amx.jpg
こっちにしました。

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真の最接線組みこと28Hのヨンパチ組みです。
スポークは半コンペです。

category: のむラボホイール

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のむラボホイール5号を組み直しました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号をお預かりしました。
本来は点検だけのはずだったのですが、
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反ヌポークをヌポークに、
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ニップルの色を赤にしてほしいということなので
前後ともホイールの組み直しが必要となりました。

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リヤハブはパワータップなのですが、シャフトを抜いて点検しました。
これのさらに前歴が「パワータップのステッカーのリム」からの組み換えだったので
その時すでに熱収縮チューブにしています。
実は私も それなりの時間が経過した熱収縮チューブを見るのは初めてなのですが、
ただれず くさらず仕事をしているようです。えらいぞ熱収縮チューブ。

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組み換えました。

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結線は明日まとめてします。
(これ以外のホイールで結線待ちがいろいろあるので)

category: のむラボホイール

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コメントのお返事(ヘッドホンの話など)  

ヘッドホン関係の話をあんまり突っ込んで書く気は無かったのですが、
色々とコメントをいただきました。

ティアックとラトックですが、完全なOEMではなくて
一部パーツなどを供給しているなどの関係だよ~
というコメントを2件いただきました。

一般的なアンプであればティアックは非常に良いもの揃いだと断言できますが、
USB-DAC内蔵ヘッドホンアンプの分野で
廉価モデルに限ってなら ラトックのほうが品揃えが豊富です。
あの「金属感丸出しの直方体に ヘッドホンジャックと
ツマミが付いているだけ」というシンプルなデザインが
個人的に好きなのです。

近々フォステクスでHP-A4、オーテクでAT-HA90USBが出ます。
もしこのあたりのモデルで音がよければ買うかもしれません。

オーテクの現行のAT-HA70USBですが、
表面のシルバーの仕上げが汚れに弱いのか 試聴機や中古品では
かすれたような曇り(拭いても落ちなさそう)が付いているのが散見されるので
ブラック仕様のAT-HA90USBはその点 良さそうです。
↑音と関係ないがな

でも70と90は外見ほぼ同じの色違いで5000円違いなので
実質モデルチェンジのようなものですね。

あと開放型でAKGもいいですよというコメントを・・・。
おっと危ない そのワードは危険だ K702欲しくなるがな
AD2000X買ったときに Q701の黒と
ひたすら聞き比べたのを思い出します。
密閉式(もどき)ではベイヤーのDT880がオススメだそうです。
私は開放型が好きなのですが、密閉型なら そんなに値段が高くないモデルでも
低音が逃げてないというかちゃんと出ているものが多いですね。
一概には言えないですが 高価な開放型モデルは解像度が高いので
低音もそこそこ聴こえているだけのような気もします。
普段使いのゼンハイザーのHD700は開放型にしては
低音が割りと出ていると思うのですが・・・。


STAXを持っている方から STAXをオススメされました。

えーと、STAXは「ヘッドホン」ではありません。
STAXが自称しているように「イヤースピーカー」という名の違う何かです。
そしてイヤースピーカーは神です。
でもPCオーディオだとちょっと配線が・・・。
あと今までのとは別に 新規でコンデンサ式の機材一式をそろえるのが・・・。
(買わないのではなく 高いから買えないと素直に認めるんだ!)

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それとは関係ないですが、今日もヘッドホンを衝動買いしました。
オーテクのATH-BB500です。
めっちゃ小さいヘッドホン、ではありません。

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首の後ろからかけるタイプです。
側圧もまあまあ強めです。
ハウジングが真横から平行ではなく ハの字で押さえているのも ずれにくい理由です。
3本ローラーの上で暴れても ずり落ちないものを探していたのですが、
試着した結果これになりました。
前傾姿勢をとれば ほぼ上からかけている格好になります。

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↑最大限伸ばしてもここまで

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↑DJホン的な用途も想定しているのかハウジングが180°回転します。
私にはどうでもいいことですが。

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3本ローラー用ヘッドホンは密閉型のほうがいいです。
ローラーの音が よりかき消される方がいいからです。

もうひとつ。イヤーパッドはベロア調のふかふかしたものや
スポンジ系は不向きです。汗を吸うので。

あっと もうひとつ。ローラー台用にカールコードは不向きです(重要)。
私は 目の前の台に置いたDVDプレーヤーに
ヘッドホン直挿しで使っているのですが、まっすぐコードを伸ばすと
垂れて 前輪と干渉するので一旦天井を経由してつないでいます。
延長コードも使っていますが、どのみちカールコードだと
伸ばしっぱなしになります。
このときの「カールコードが縮もうとする力」がローラー台には都合が悪く、
オススメできません。
でも「密閉型でハウジング大きめで側圧強め」で探すとDJモデルに行き当たることが多く、
そういうヘッドホンはカールコードが多いのです。


このモデルはデジタル柄エンボスで ひんやりした耳さわりの合成皮革の
イヤーパッドになっています。
この柄はバーテープ(PROとかLOOKとかOGKカブトとか)や
グローブ(イントロとか)でもよく見かけます。
イントロのグローブは本革なので問題ないですが、
バーテープの場合 レバーブラケットの後ろで一皮むけてボロボロになります。
これの展示機のイヤーパッドも まさにそういう感じでボロボロになっていました。
いずれそうなるということを知りつつ買ったのは 個人で注意しつつ使えば
劣化も抑えられるかもと思ったからですが、その点だけは気になりました。
試聴もせずに試着しまくって、首を振ったりしたときのホールド力「だけ」で
選ぶと これが最高だったので どのみち仕方ありません。

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本当はビクターのHA-XM30Xを見に行ったのですが・・・。
これ、画像では伝わりにくいですが異常に ごついです。
が、見た目ほど側圧が強くなかったので却下となりました。
試着は重要です(←試聴もしろよ)。

このHA-XM30Xと今回買ったATH-BB500、
どちらも密閉型にしては音漏れが大きいです。

koss_pro4aaat_3amx.jpg
↑これはコスのPRO4AAATというモデルですが、
吸い付くような独特のイヤーカップです。
汗にも強そうで 音も実際いいのですが、残念ながらカールコードです。
今調べたらインピーダンスが250Ωでした。
感度は98dBですが 直挿しで音量をとるのは厳しそうです。

こんなことを書いているうちに丑三つ時も過ぎましたが
お休みの日はメールやコメントのお返しに専従しています。
こないだ3日間店を閉めてまで これに当たりましたが全てお返しするのは無理でした。
すいません。いまは手一杯です。

category: ヘッドホンとか時計とか

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贅沢を覚えると・・・  

いけません。
DSC07214amx.jpg
結局オーディオテクニカの開放型のフラッグシップ、
ATH-AD2000Xを買ってしまいました。
1000Xと2000Xでは音場の広さは同じくらいに感じます。
試聴しても 私には 音質も含めた差がほとんど分かりませんでした。
(これは試聴環境のせいもあるかも知れませんが)

じゃあなぜ定価81900円の2000Xと 定価50400円の1000Xで
その差額を「出してもいいや」と思えたのかというと、
1000Xを買った場合「やっぱり2000Xにしておけば良かった」と
思うことがあるかもしれませんが、その逆はないからです。

これは フラッグシップとそのひとつ下のモデルでの間で
逡巡している場合にのみ 成立する売り文句でして、
自転車屋が お客さんにアルテグラではなくデュラエースを
売りつけるオススメする際にも使われることがあります。

「ほんのちょっとの違いでの価格差」がえげつないですが、
自転車だって軽くなればなるほど「1g軽くするのにかかる単価」が
高くなることを思えば同じようなものなのかもしれません。
↑これも常套句です。

関目・成育・今福・放出西・森之宮のあたりですね。
↑これは城東区です(大阪の人間しかわかりませんが)。

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700Xとの音の違いは歴然です。
低音の鳴りだけなら700Xのほうがいいような気がしますが、
そもそも音の情報量が段違いなので比較になりません。

DSC07173amx.jpg
DSC07174amx.jpg
見た目が似ているのは ある意味 罪ですね。
700Xは価格以上の性能だとは思いますが、2000Xは また別物です。
ただ他メーカーと比べた場合の「別物」とはまた違い、
基本的には同じ傾向の優劣といったものです。

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イヤーパッドの材質が違うのでフィット感も少し違います。

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2000Xのドライバーユニットはハウジングに対して平行になっていますが、
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700Xは前に向かってハの字になっています。
これが音の差にどう現れているのかは・・・分かりません。

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同社の特徴の「ウイングサポート」部分は同じですが、
左右ハウジングをつなぐアーチの材質が違います。
2000Xはマグネシウム、1000Xとそれ以下は
多分スチールだと思いますが 金属に被覆をしています。

DSC07179amx.jpg
この被覆が芯から浮いていて 触るとブニブニとよれるのが 何となく嫌なのですが、
使っているときに触るわけではないので気にしてはいけません。
マグネシウムのアーチは触ると すさまじいタッチノイズがします。が、
使っているときに触るわけではないので気にしてはいけません。


で、700Xと2000Xをとっかえひっかえして色んな音を聞き比べるのですが、
特に高音の鳴りと弦楽器の音(伸びのようなもの)が顕著に違うので
「ヘッドホンの性能の差が分かる曲」を探していろいろと聴いています。
パッヘルベルのカノンなどは全然別物です。
演奏している人数が違うんじゃないかというくらい情報量が違います。
このせいでクラシックを聴く機会が増えました。

しかし この場合 私が聴いているのは「音楽」ではなく「音」です。
ヘッドホンによって よく出ている音 あまり出ていない音を比較するための
ソースとして 分かりやすい曲をわざわざ引っぱりだしてきているだけです。

ある意味 芸術に対する冒涜かもしれません。

絵画でいうなら 絵全体から切り取ったある一部分の絵の具の色や成分を
評価しているようなもので、これは絵を鑑賞しているとは言えません。

が、いろいろと聴いているうちに クラシックもいいなと思うようになってきました。

同じ曲でも指揮者によって全然違います。面白い!
何百年も前の音楽が滅びずに残っているのには
やはりそれだけの理由があるということです。

イベントや行進や運動会やパロディウスで
耳なじみのある曲も多いですし、むしろ有名どころの曲になると
「一度も聞いた(←聴いた とは違う)ことがない」曲というのは
無いのではないかと思います。

という話を クラシック音楽に携わっているお客さんにしたら
「興味を持つきっかけは何でもいいんですよ」というようなことを言われました。
邪道な入り方ですいません(笑)。

DSC07181amx.jpg
ヘッドホンの価格からすればハイエンド層のモデルで
室内オーディオでの使用しか想定されないと思うのですが、なぜかミニプラグです。
標準プラグはアダプターで対応となり、それも付属していますが
ポータブルプレーヤー直挿しで聴く人は多分いないでしょう。
(それ以前に開放型なので音がダダ漏れです)

DSC07212amx.jpg
しかし私にとってはかえって好都合です。
USBアンプは ラトックシステムのRAL-2496HA1ですが、
廉価モデルだからかなのか ミニプラグのみの対応だからです。
これ、値段の割にはいい音が出ます。オーディオテクニカにも
AT-HA40USBというのがありますが(これもミニプラグ用)
本体側のケーブルがUSBミニBプラグ(高級ケーブルの選択肢が少ない)なのと
本体が小さすぎる(ツマミが回しにくい・自重が軽いのでケーブルに引きずられる)
のが気になります。

ラトックのUSBアンプは見た目もシンプルですし、
高級モデルによくあるドライバーのインストールなども必要ないので
パソコンにUSBを突っ込むだけですぐ使えるところがいいですね。
(ラトックでも上のほうのモデルは
ドライバーのインストールと設定が必要なものがあります)

ツマミにガタがあったのでイモネジを増し締めしたのですが、
一旦 ツマミを外してみました。

DSC07213amx.jpg
ティアックとありますが、これはアンプのメーカーです。
ティアックがラトックのアンプを作っているんでしょうか・・・?
(何か細部で違うという可能性はありますが)

追記:コメントをいただきましたが、ツマミの部分だけの供与のようです。
コメントありがとうございます。

○○○ゴの自転車を買ったら 実は○ャ○○○○製だった、みたいな衝撃です。
↑それが悪いとか言ってるわけではないですよー。
こんだけ伏字にしてもバレバレだとは思いますが コメントなどで
あそこあそこですね」というツッコミは無用です。
こら!そこの口さがない人!○ャ○○ゴとか言わないの!

category: ヘッドホンとか時計とか

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昨日の続き  

今日もホイー(以下略)。の前に。
DSC07205amx.jpg
「昨日書こうと思ったこと」ですが、いやー、このリム重たくなったなぁと。
公称274gで 実測がこれです。
公称195g実測204gの初期型EDGE1-25から見れば
隔世の感があります。

現行の1-25の公称値274gですが、
これはEDGE1-45の初期型の実測重量と同じくらいです。
現行の1-45は とうとう実測300gを超えてしまいました。
(ばらつきがありますが297~304gくらいです)

私は前から「外周部重量で考えれば1-45は1-25より ある意味 軽い」
というようなことを言っていますが、リムが高くなることによる
リム重量と ニップル・スポークの重量の内周部分散から考えて、
秤にのせた絶対重量が1-25のほうが軽くなるとしても
1-45のほうが かえってヒルクライム向き、
かつ平地系は1-45の圧勝だと思っています。

こんなことを書くと「この1-25リムを買った人が 気を悪くするのでは」と
思われるかもしれませんが、この方は1-45も組む予定があるので大丈夫です(笑)。
(いや、そのりくつはおかしい)

1-45からみれば リム高20mm増で20g増、
スポークの重量で 幾分か マイナスが発生しますから 差はさらに縮まります。
同スポークのホイールの状態で比べれば10gちょっとの差になるでしょうか。
スポークが短くなると硬いホイールになるので
持った重さとは別の 走行感・剛性感も1-45が有利です。

これがせめて1-25が250gくらいなのであれば
(後期EDGEと初期ENVEはそのくらいです)
1-25もありだと思うのですが・・・。

DSC07207amx.jpg
デュラエースのハブはフランジ穴が少し小さいのですが(わざとです)、
CX-RAYが詰まってしまいました。
公称2.3mm幅が通りません。

DSC07209amx.jpg
↑詰まったスポークを見ると バテッドがかすかにいびつですね。
他の大抵のハブでは問題なく通ります。
ごくまれにこういうことがあります。

DSC07210amx.jpg
組めました。

DSC07211amx.jpg
CX-RAYヨンロク組みです。

category: のむラボ日記

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終電との戦い  

今日もホイー(以下略)。
DSC07203amx.jpg
ENVEの1-25でホイールを組みました。

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ハブは9000デュラ、スポークはCX-RAYで 反ヌポークラジアル組みです。

このリムについては書きたいことがありますが
それは 後ほど後輪を組むときにでも。


今日は電車だ 終電やばい

category: のむラボ日記

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のむラボフヒヒーイル(←誤植ではありません)1号を組みました  

のむラボホイールにはサポートライダー、というような大層なものではありませんが
ホイールを使い倒してリズム&ブルース(※)してもらっている方が数人います。
(※リサーチ&デベロップメントの間違いです)

今日もホイー(以下略)。
DSC07184amx.jpg
のむラボホイール1号の後輪のみを組むことになりました。
リムがキンリンのXR-300またはTniのAL300であること以外は
私の一存で決定します。フヒヒ。

フリー側にはサピムのCXを使いたいのですが、
あいにく現行のTniエボハブは エアロスポーク用のスリット無しの
フランジ穴に 仕様が移行しており、CXは使えません。
そこで、絶版品ですが 星のエアロスターブライトIII型を使うことにしました。

DSC07187amx.jpg
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CX-RAYより厚く、四角に近い断面形状です。
これにより左右のスポークの比重を フリー側>反フリー側にできます。

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組めました。28Hのヨンパチ組みこと真の最接線組みです。フヒヒ。
ステッカーをあえて剥がさないのは お客さんの希望です。

DSC07190amx.jpg
赤色ニップルはお客さんの希望ではありません

DSC07191amx.jpg
DSC07192amx.jpg
スポークの変形量の左右差のなさに ビビるがいい ククク・・・。

報酬はキットカットまたはアルフォートに 愛のスコールでお願いします。

category: のむラボホイール

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チダヌ  

ドロップバーに取り付けるレバーの左右高さを同じにするにあたり
大げさなジグなどを使う方法もありますが、
糸を張ればかなり高い信頼度で左右の平行などが出ます。
DSC07171amx.jpg
私は この「チダヌ」という糸を使います。
4号というのは太さの番手で、公称0.33mmです。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール4号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC07161amx.jpg
お客さんからヴェロマックスのハブをお預かりしました。
ストレートスポークまたは両側ねじスポーク用の特殊ハブではなく、
通常のスポーク用のハブでペアスポーク位相の穴ではないので
穴数が同じ普通のリムでホイールが組めます。

TB-25チューブラーリムでホイールを組むことになりました。

DSC07164amx.jpg
ヴェロマックスは イーストンに買収されました。
イーストンが自転車パーツ事業を拡充する上で、
ホイールについてはヴェロマックスを買い取るのが都合が良かったのでしょう。
買収後も1年ちょっとくらいは「イーストン・ヴェロマックス」と
ダブルネームで展開していましたが、それ以降はイーストンブランドとなりました。
元々イーストンは各種合金を使ったスポーツ用品が得意なところで、
野球のバットやホッケースティックなどでは かなりのシェアがあったりします。
ロックショックスのフロントサスのインナーレッグや
デュラエースのシートポストのヤグラ以外の部分がイーストン製だったこともあります。

DSC07165amx.jpg
後輪が組めました。

DSC07167amx.jpg
全コンペヨンロク組みです。

DSC07168amx.jpg
前輪も組めました。

DSC07169amx.jpg
ヌポークラジアル組みをご希望でしたが、
フランジが厚いのでヌポークにした場合 干渉問題が起きるかも・・・
と思いましたが なんとかいけました。
フランジが分厚いこと自体はスポーク飛びが起きにくくなるので 良いことです。
(デュラエースハブなどは伝統的に少し厚めです)

DSC07170amx.jpg
「安価なアルミリムチューブラーホイール」はニッチな需要ですが、
ニッチなだけに完組みには存在しないゾーンです。
カーボンリムが当たり前な今の時代なら
チューブラー需要はむしろ 少し昔より多いと思うのですが、
採算ベースとなると難しいのかもしれません。

category: のむラボホイール

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