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のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

のむラボホイール2号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール2号を組みました。
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前輪はエボライトハブ18H CX-RAY反ヌポークラジアル組み、

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後輪はリーフハブ24H 半コンペヨンロク組み結線ありです。

category: のむラボホイール

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オープンプロでホイールを組みました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんからオープンプロをお預かりしました。

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リムのステッカーが点対称なので左右の区別がありません。
リム外周側(リムテープを張る部分)に貼ってある
シリアルナンバーのシールだけが左右を決める属性です。

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組めました。

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前輪は5800ハブ32H 全コンペロクロクイタリアン組み、

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後輪は5800ハブ32H 全コンペヨンパチ組み結線ありです。

category: のむラボ日記

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休まないけど 休みます  

明日・・・じゃなかった今日になってしまいましたが
10月28日(火)は対外的には お休みをいただきます。
店を開けながら片手間では到底できない仕事が溜まりに溜まっております。
申し訳ありませんが よろしくお願いします。

多分しませんが、火曜日も休みにしたほうが
かえって仕事が回るような気が・・・。

category: のむラボ日記

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グランプリ4000SIIが再々入荷しました!  

コンチネンタルのグランプリ4000SIIの
700×23Cオールブラックが再々入荷しました!

先日(→こちら)の20本入荷分ですが、2日で完売しました。
20本・30本・20本という形で合計70本の注文残があるのですが、
先日のが第1便、今回が第2便です。
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本当は今回入荷分から値上げするはずだったのですが、
前回の20本のときに、せっかく こんな場末の怪しい店に
買いに来られたのに すでに売り切れていたという
お客さんが多かったので 今回の分だけは旧価格据え置きにします。

category: 新着情報!

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BMCのSL01を内装仕様に配線しました  

ドリルがうなる!
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お客さんからBMC(電動非対応)のフレームをお預かりしました。
電動アルテグラにするにあたって、
このフレームに内装式の配線をしてほしいとのことです。
出来るかどうかの判断をするのに
BBやシートポストを外して見てみましたが、これは無理です。

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調べてみたところ、
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BBが密室だったからです。
もし内装化がOKなら お客さんに連絡して
コンポ一式を送ってもらう手はずでしたが、
これでは お断りの電話をしないといけません。
が、なぜか「多分出来ます」と言ってしまったのでした。

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↑密室です。
ワイヤーリードのねじを外せば M5ねじ穴はありますが、
それを除けば密室です。

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さらに調べてみたところ、シートチューブとダウンチューブ、右チェーンステーの間に
一切の抜け道が無いことが分かりました。
ということは BB穴からそれぞれに穴をあけないといけません。
上の図の数字は穴に通すコードの数です。

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右チェーンステー以外は2本以上のコードを通すので、
最低限 上の図のような長穴をあける必要があります。
もう断れないぜ!と、届いたコンポ一式を眺めてもアフターカーニバル。

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↑最終的には このようにします。
内装バッテリーになっていますが、多分いけますと言ったのは私です。
これについては後で書きますが、
フレームサイズが小さい場合は 出来ない可能性大です。

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まず、右チェーンステーの穴をあけました。
それから探査用のワイヤーを通し どこまで空洞なのか、
それ以前にワイヤーが通るのかを調べました。
結果はOKでした。
これが一番の不安要素だったのです。
チェーンステーにマグネットが張り付いていますが、
これはワイヤーに反応しています。
ワイヤーを引っぱると・・・
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ずずずっと動きました。
(スチールフレームの場合はどうしよう、などと考えてはいけません)

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コードの長さは お客さんにお任せしていたので 一般的な長さが届きました。
上ジャンクションから左右レバーまでの350mmが2本あるのを除けば
1200・800・750・300mmが1本ずつです。
このうち1200mmは上下ジャンクションの連結で確定、
300mmはフロントメカで確定となります。
800mmと750mmは状況次第でどちらか決めます。

内装用の下ジャンクションに各コードをパチンとはめるのは
フレームの外でないと無理ですが、
BBから下ジャンクションを入れることが出来ないので
例によって ヘッドチューブの外で はめます。
それからダウンチューブ内に引きずり込むわけですが
このとき、300mmだけはダウンチューブよりも短いので
ガイドワイヤーになるものを取り付けます。

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ダウンチューブに通しました。

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これを右チェーンステーとシートチューブに分けて通します。

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↑こんな感じ
幸運にもBBシェル内部がアウトバテッドしていたので
BBのウォーターシース(防水用のパイプ)との干渉が容易に避けられます。
アウトバテッドしていなくても一応はOK(→こちら)なのですが、
その場合は ちょっと難しいです。

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時系列が前後しますが、
これは いっぱいまで引き出してそろえた750mmと800mmです。
どう見ても50mmの差はありません。

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というのも、下ジャンクションの接続の都合上
1200mm以外の3本のうち1本は折り返す形になるからです。
いろいろ考えた結果これがベストだと思ったのですが
長さが足りるかどうか・・・。

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全然 余裕でした。

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リヤメカ側の穴はチェーンステーの上側にあけました。
くさび形断面で 下側がとがっているので横か上にしか あけられません。
チェーン跳ねとの干渉があるので上にはあけたくなかったのですが
横にあけたくない事情もあり こうしました。
コードは もっとチェーンステー内に引き込みます。

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フロントメカはシートチューブ前側にあけました。
前にも書きましたが、後ろにあけるより こっちのほうが
コードが浮いたり暴れたりしません。
サポートボルトや台座でコードをはさんだりつぶしたりしやすいので
その点には要注意です。

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シートチューブの内装バッテリーが 次なる問題です。
フレームに付属の専用シートポストは かなり長く、
カットが出来ません。

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斜ウスと同じ角度にシートポストを切り、
引き上げ棒をそれに合わせて作り直せば 話は別ですが・・・。
不可能ではないですが かなりの力技なので最後の手段にします。
シートポストの中にバッテリーを仕込むのは 寸法上無理でした。

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内装用バッテリーですが、シートチューブ内部の
ある箇所で引っかかってしまいます。
その上からシートポストを突っ込んでも ほとんど入りません。
という状態でしたが 何とかしました。
「何とか」については書けません。
フレームサイズが これより1つでも小さければ たぶん無理でした。
無理な場合は・・・お客さんに訊いてから
シートポストを加工するか
ダウンチューブにバッテリーを仕込むか
あきらめて外装バッテリーにするか といったところでしょうか。

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上下ジャンクションの連結をする1200mmのコードは
暴れ止めのパーツを付けてから
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ここから出しました。位置は お客さんの希望ですが、
ここは たいへん穴をあけにくい位置です。
(文字が大きくなった理由は不明)

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リヤブレーキアウターに沿わせて留めるには絶好の位置ですね。
というより それがここにした動機ですが。

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外したパーツ類は、再度すぐ取り付けるかどうかに関わらず
すべて洗っておきました。

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BMCのトップキャップですが、
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裏にヌスミ寸法があります。

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これのおかげでコラムの上端がステムと ツライチ、
または1mmほど出ていても ヘッドパーツにプレッシャーをかけられます。
ということを主張したいのか 完成車のコラム長さもツライチちょうどにしています。
ほとんどのトップキャップでは この状態にプレッシャーをかけられません。

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あと、完成車の出荷状態でのコラムの端面の処理が異常にきれいです。
いい道具を使ってそうですね。
道具というほど こじんまりしたものではないと思いますが。

category: ドリルがうなる!

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コメントのお返事(ということは)  

先日の記事でデュラエーストラックのリヤハブの件について書きましたが(→こちら)、
それについて

「ということは」の件はおかしいと思います。
メーカーの製品(片ねじのピストハブ)の多く(全て?)がそうなっているから正しい、
と言っていいのであれば、
「反フリー側をラジアル組みしているホイールが多いからこれは正しい」
ということになってしまいます。
のむラボさんの言うところの「思考停止」です。
そういう製品が多いこととそのものの本質がどうかということは別の話です。
のむラボさんの真意はそうではないとは思いますが、
そう読めてしまう内容だったのでコメントしました。

というコメントをいただきました。
これについて補足します。
まず「最も一般的に見られる仕様が そうなっている以上正しい」という
ニュアンスで書いたわけではありません。
私自身そう思ってもいません。
なので思考停止ではありませんし、
「そういう製品が多い=本質的に優れている」わけではないという点は同意します。
あと、白いカラス(片ねじリヤハブでオチョコ無しのもの)は存在します。

結線ハンダ付けには 巻きと結びの2種類があると先日書きました。
このうち 結びだけがハンダ無しで交点のずれを殺しています。
が、私が見たことのある限り 私以外の手による結線ハンダ付けの工作は
素人さん・プロ問わず圧倒的に巻きのほうが多いのです。
どう考えても 結びのほうが「結線の本質」にとって優れていますし、
巻きのほうが多い=巻きのほうが優れている、とは思いません。
反フリー側ラジアル組みについて はっきり書いてしまうと、
2:1組みなどでない限り ただのアホです あんなもん。

「そういう仕様が多い=それが正しい」と書いてあるように
読み取れたというのであれば申し訳ありません。
コメントありがとうございました。

category: のむラボ日記

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パワータップハブでメカニコのカーボンWOリムを組みました  

今日もホイー(以下略)。
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メカニコのカーボンリムでホイールを組みました。
当初は のむラボホイール5号になるはずでしたが、
リムをお持ち込みされたので こっちで組みました。

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WO仕様です。

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G3ハブ28H 半コンペヨンパチ組み結線ありで組みました。

category: のむラボ日記

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WH-9000-C24-TUさん  

お客さんから9000のC24チューブラーの後輪を お預かりしました。
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センターずれを直してほしいということですが、
お客さんが確実に「ずれている」と申告するとは
よっぽどだなと思っていたら・・・

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ガッツリずれていました。
いやいやいや これはおかしい。
確実に出荷状態のそれではありません。
リムが反フリー側に寄っていますが、
これではシュータッチどころか まともなセッティングも無理です。
事情は知りませんが、間違いなく「夢中で振れ取り」をしています。

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直りました。
ただセンターに寄せるだけなら 反フリー側をゆるめれば済むのですが、
それだけだと反フリー側が異常にゆるかったので
全般的な張り直しをしています。
フリー側もだるんだるんにゆるめたので
実際は ホイールの組み直しに相当するくらいになりました。

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3度目のワイドフランジ詐欺(→こちら)により フランジ幅を広く取っています。
スポークヘッドが ハブ体の端っこに来るくらいなので たいへん優秀です。

このホイールとは関係ないですが、
ピスト用のリヤハブには 両ねじと片ねじがありまして、
片側しかスプロケットが付かない片ねじのハブには
若干のオチョコがあるのです。
デュラエーストラックもそうです。
ということは、左右のスポークテンションが揃わなくなっても
フランジ幅が広いほうが大事ということですね。
それで発生するスポークテンションの左右差は
なにか他の方法で改善すればいいのです。
(いつもの論調)

category: のむラボ日記

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WH-7900-C24-TLさん  

お客さんから7900のチューブレスホイールをお預かりしました。
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ホイール自体は大きな問題がありませんでしたが、
これをつけて乗ってきたバイクの異音はひどいものでした。
私としては そちらのほうこそ問題です。
本当にちょっとしたことで パーツの寿命というのは変わってきます。
当店でないと直せないというような箇所ではなかったので
もっとちゃんと見てあげればいいと思うのですが・・・。

category: のむラボ日記

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キシリウムエリートさん  

お客さんからキシリウムエリートをお預かりしました。
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ブレーキゾーンが汚れていない ほぼ新品状態ですが、
最後期だとしても2009年のモデルになります。
ずっとショップの片隅で眠っていたそうです。
おろしてからバイクにはめて当店に乗ってこられた程度しか走っていません。
前後輪とも、特に後輪のセンターが大きくずれていました。
持ってこられた理由は それとは別で
「後輪のスポークテンションが明らかにヌルいから」とのことです。
確かに かなりヌルかったです。
明らかに出荷状態の下限を割っています。
これが推定5年間の静止状態のスポーク張力によるものか
単なる個体差なのかは不明ですが、増し締めで張りました。

category: のむラボ日記

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ボーラ ウルトラIIさん  

お客さんからボーラを お預かりしました。
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知り合いが 幅広リムの新ボーラを買ったので ゆずってもらったそうです。
いやあなたフルクラムのレーシングスピード持ってるでしょうが。
同じようなホイールまた買ってどうするんですか。
(一応、こちらのほうが乗り心地がいいそうです)

ただ、後輪が経年使用でタレている気がしたので少しだけ張りました。
センターがずれていたので それの修正も兼ねています。
あと シマノ10Sフリーボディを 11S用に交換しました。

category: のむラボ日記

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キシリウム125さん  

お客さんからキシリウム125をお預かりしました。
新品ですがタイヤはあらかじめ外してきて来られました。
作業しやすいです!

(なぜ文字が大きくなったのかは不明)
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振れは ほぼ無しでしたが
前後とも同程度の軽微なセンターずれがありました。
センターゲージで検知できている以上 こう言うのもおかしいですが
メーカー出荷OKな程度だと思います。

お客さんの持ち込まれるものの来歴に興味は無い、
などと いつも書いていますが
これについては「海外通販ですよね?」と訊いてしまいました(答えは○)。
シリアルナンバーから だいたい分かるようになったので
つい伺ってしまったのです。

category: のむラボ日記

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DTの結線ハンダ付けキット  

先日、DTスポークを取り扱っている代理店さんの展示会に行ったのですが、
私よりずっと年上の同業者が 代理店の人にある質問をしていました。
長机の端にある針金とハンダを指して
「これは何に使うものかな?」
と言っていたのですが、代理店の人が答えられなかったので
私が「スポークを縛ってからハンダ付けするキットです」と答えました。

さらに「それ、結線するには太いし 材質からして後から錆びてくるから
使わないほうがいいですよ」と言ったのですが、
「昔 結線したことがあるが これくらいの太さで間違いない」
と言い返されました。

そこで私は「うっせーな!こちとら ほぼ毎日結線ハンダ付けしてるんじゃ、
そんなもん使い物にならんわ クチゴタエすんなボケ!」
などと言えるはずもなく
「あっ、そうですか」とだけ答えたのですが・・・。

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↑私 それ持ってるんですよ。間違いなく 使い物になりません。
使い物にならないという意味は、この太さでは
先ほどの記事で書いた「巻きの結線」はできても
「結びの結線」ができないからです。

そもそも最初に「これは何に使うものかな?」と
訊いている時点で おかしいでしょうが。
年上の人に こう言ってはなんですが
知ったかぶりは見苦しいですよ。

私がステンレス線で結線するようになったのは10年くらい前からですが、
10年前の私の位置より さらに後ろをほっつき歩いている人に
こんなことを言われたぐらいでムカついているのは、
私の心がせまいからです。

category: ホイールの話

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カーボンホイールを組み換えました(後編)  

今日もホイー(以下略)。先日の続きです。
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フリー側は2ヵ所にステッカーが貼ってあるので
反フリー側から撮りました。

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ハブは前輪と同じくTniウイングハブで、
24H 半ストロングヨンロク組み結線ありで組みました。
ストロング/CX-RAYは通常入手できるスポークの範囲では
左右異径組みの最大差の組み合わせになります。

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こういうアングルも いいかもしれない。

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銀アルミニップルで組みましたが、
お客さんの希望でバルブの両脇のみ 金アルミニップルにしました。

ところで「結線ハンダ付け」ですが、
結線というのは「鋼線を結束」しています。
ただ巻いているだけではないのです。
ハンダは結束のほどけ止めでしかありません。
鋼線が結束されているかどうかの判別は、ハンダ付け前なら 容易です。
スポークの交差をしっかり握って結束がずれないなら
やる意味のある「結びの結線」、
交差の位置がガサガサと動くようであれば
単なる飾りの「巻きの結線」です。
ただ、巻きの結線でもハンダを十分に盛れば
いちおう交差は固まります。
本当は結びの結線をして 結線だけの状態で交差を固めるべきなのですが・・・。

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組み換え前は「巻きの結線」でした。

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組み換え後は「結びの結線」です。
ハンダが薄いように見えますが、十分に利いています。

category: のむラボ日記

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リベットナットを打ち込みました(豪華2本立て)  

ドリルがうなる!
ボトルケージ穴を新設しました、
というような工作を 過去に何度かしましたが
今日はこのときに使うリベットナットについて。
別件ですが 同じようなことを2件続けてやったので
一緒に書きます。

その前に。
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ボトルケージの ねじ山ですが、こういうものを打ち込んでいます。
リベットナットというものです。
これはM5なのでボトルケージねじ用ですが、
最近はシマノの電動コンポのショートバッテリー台座用に
M4を使うことも増えてきました。

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これを専用工具に取り付けて ねじ山を引っぱると、
縦ミゾの入っている部分がブチューッとつぶれて
穴の裏側周りに圧接します。

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こんな感じです。

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カーボンのパイプに下穴をあけたものを用意しました。

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リベットナットを入れて・・・

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カシメました。
パイプが丸いのと 肉厚なのとで平たくつぶれませんでしたが、
フレームが相手だと もっときれいにつぶれます。

前フリ おわり

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まずは1件目。
ボトルケージのリベットナットが永久に供回りするようになったということです。
それだけならいいのですが、どこかのショップが
リベットナットの供回りを止めようとして瞬間接着剤を垂らしたところ
ボルトのねじ山にも回ってしまい それを無理に外そうとして
六角穴をナメてしまったということです。

最悪です。

供回りが起こっているだけの当初の状態なら
もっと簡単に直るのですが、そこから余計なマネをしているので
それの対処のほうが難しい問題になっています。

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見てのとおり六角穴が ガバガバになってしまっています。
ほぼ新品のPBのアーレンキーですら まともにかかりません。
滑ります。

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DSC05311amx3.jpg
ということで Weraというメーカーの
ヘックスプラスアーレンキーを使います。

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↑先端形状が 通常のアーレンキーと違い
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面ではなく 角をつかんで回すようになっています(トルクスとは別物です)。
ナメはじめの状態であれば 普通のアーレンキーで回らない六角穴が
Weraのヘックスプラスであれば回ることもあります。

私はこれを常用しません。緊急時にのみ使います。
独特のつかみ感があり しっかり回るのですが、
六角穴に良くない気がするからです。

と、ここまで書いておいてなんですが
これでも無理でした。

追記:
私と同じく「常用PB・緊急用WERA」という使い方をしている
という方からコメントをいただきました。
ありがとうございます。
その方の言葉を借りますが「噛みこんでいるような感じ」がするとのことです。
そうです それです。
何となくねじ穴が傷んでいるような気がしますよね。


DSC05303amx3.jpg
さらに不幸なことに、ねじの頭が丸くて高さの低い形状(トラスねじ)なので
ペンチ系の工具で つかむことができません。
(それができるならWeraを使いませんが)
なのでドリルで破壊することにしました。

DSC05305amx3.jpg
まず ここまでドリルを入れれば
DSC05306amx3.jpg
ボトルケージを外せます。

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↑外れました。

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さらにドリルを進めれば
残りはフレームの中に落ちるのですが、
接着されたねじがスチールだったので なかなか削れません。
しかもドリルとの摩擦熱で 瞬間接着剤のにおいのする煙が立ちこめるので
気分が悪くなってきます。

DSC05308amx3.jpg
なので 斜めにドリルを入れて、
DSC05309amx3.jpg
こういうふうに落とし込むことにしました。

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↑落としました。
穴の周りのパリパリしたものは 瞬間接着剤です。
プロの仕事ではないですな。

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リベットナットを打ち込んで
DSC05098amx3.jpg
ボトルケージのねじも新調しました。
懲りずにトラスねじにしたのは、ボトルケージの形状の関係上
そうせざるを得ないからです。

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フレーム内部に落としたリベットナットを回収しました。

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↑こっちが斜めにドリルを当てた側、
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こっちがその反対側です。
フレームの厚みが分かります。



つづいて2件目。
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これもリベットナットが供回りするということで お預かりしました。
どこかのショップ(さっきとは違います)で
ロックタイトを垂らしてみたということですが、供回りは直らなかったそうです。
あとで原因を書きますが、それで留まるわけがありません。

このフレームの来歴は知りませんが、
こういう場合は正規代理店に相談すれば修理という形で
対処してくれることが ほとんどです。
ロックタイトを垂らしたショップ=売ったショップならば
まずはそれをすべきなのですが・・・。

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幸いにも ねじが外れたので、
カシメ直せばこのままでもいける可能性がありますと
お客さんに言ったのですが リベットナットを新調することになりました。
ドリルを真っ直ぐ入れてツバを切り飛ばした瞬間に手を止めればOKです。
と簡単に書いていますが難しいんですよ これ。

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できました。

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つつきました。

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打ち直しました。

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リベットナットを回収しました。

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どう見ても そもそものカシメが甘いです。
ほとんど変形していません。

なお、どういう確信があったのかは知りませんが
2件とも ほぼ飛び込みで持って来られています。
なぜなんだ。

category: ドリルがうなる!

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カーボンホイールを組み換えました(前編)  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんからカーボンホイールをお預かりしました。
配慮さんの仕事を尊重し どこのリムかは書きません。

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いろいろツッコミどころはありますが あまり細かいことは書きません。
書ける範囲で ひとつ気になったのは、ねじ止め剤についてです。

これは、ドロッとした赤い液体の 嫌気性の接着剤です。
接着剤としての強度は優秀(スポークのねじは径が細いので なおさら)
なのですが、あまり ねじ山に回らないことと
固まったときの固さが 固すぎるのが難点です。
なので 振れ取りなどの再調整時にニップルを回すのが まず困難、
なのに 一旦ねじが回ると 以降はねじ止め剤としての効果はほぼ無くなります。
スポークとニップルのねじ山に適した性質ではありません。
ホイール組みの後 絶対に再調整しないというのであれば
これでもいいのですが。

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ニップルの内周側の穴は、
いきなり ねじ山が始まっているわけではありません。
スポーク径より太い径の部分が少しあります。

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↑固まってからは この部分にしかねじ止め剤が利きません。
なので再調整時は初動させるのがかたいだけで、
それ以降は接着剤が ねじ山に回っていなければ ほぼ無意味です。

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↑ねじ山に回っていません。
固まった赤い接着剤も 今後は接着力を発揮しません。

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それはともかく組めました。

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Tniウイングハブ20H CX-RAYヌポークラジアル組みです。
組み換え前は反ヌポーク通しでした。
ハブの名前が見えないように撮っているのは
リムのステッカーが見えないようにするためです。

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とりゃー!

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たー!

今回は配慮さんのブロックが強くて これが限界でした。
配慮さんは「ペナルティエリア外からのシュートなら 100%止める」
という能力を持っています。
止められなかった事例も多々あるような気がしますが、
それらはすべてエリア内からのシュートだったということになっています。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール5号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号の後輪を組みました。

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エボライトハブ24H 半コンペヨンロク組み結線ありです。
前輪はスポークの在庫がないので組めませんでした。

category: のむラボホイール

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のむラボホイール1号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール1号を組みました。

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前輪はエボライトハブ24H CX-RAYヌポークラジアル組み、

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後輪はエボライトハブ28H 半コンペヨンパチ組み結線ありです。

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お客さんの希望でニップルの色を赤半分・青半分にしました。

category: のむラボホイール

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レーシングゼロさん  

お客さんからレーシングゼロの後輪をお預かりしました。
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曲がっているスポークが1本あるので交換してほしいとのことです。

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↑ここですね。

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スポークテンションから解放してやると これくらい曲がっていました。
お客さんの希望では赤スポークにしてほしいとのことでしたが、
在庫がないので無理でした。
黒スポークで修理しています。すみません。





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お客さんにお渡ししたのと ほぼ入れ代りでしたが、
赤スポーク入荷しました!

category: のむラボ日記

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じっぷ さんまるさんさん  

お客さんからZIPPの303を お預かりしました。
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振れとセンターのチェック、あと可能なら増し締め、
それとハブの点検を ご希望です。
振れとセンターは ほぼ問題無しでした。
後輪は増し締めしたかったのですが、
フリー側のテンションが袋小路の頭打ちだったので 断念しました。

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リヤハブのベアリングが、片側だけ やや回転が濁っていたので交換しました。
といっても交換必須という程度ではなく、左右差があってかすかながら
回転が濁っている方を新品にしただけです。
外したベアリングは 今後のスペアになりえるからと
捨てずに お客さんにお渡ししたくらいなので、傷みは非常に軽微です。

ハブの玉当たりをかなり追い込みました。
調整ナットの割りをねじで締めるとかすかに回転が重くなるので
それを見越して やや甘めの状態から締めるようにします。
このナットの最終調整は「クッ!」とかすかに回す程度ですが、
角度でいうと1°くらいじゃないでしょうか。
なので9°ごとでしか調整できない現行デュラエースのハブで
ベストな玉当たりが出るわけがありません。

category: のむラボ日記

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POWERWAY SCORPIO 1さん  

パワーウェイのスコーピオ1というホイールを お預かりしました。
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白いアルミスポークで組まれた20Hヨンゼロ組みの後輪です。
ニップルは リム外周側に普通に穴があいているので
形状と対応工具こそ特殊ですが、形式は普通のホイールと変わりありません。
外周部にバルブ穴以外の穴がないフルクラムの形式とは違うので
訴えられる心配はありません。
フルクラムというブランド自体 キシリウムの特許侵害で
マヴィックから訴えられることを見越して
「カンパニョーロとは違う会社だ」という建前で始めたブランドであり、
もし訴えに負けたら 即たたむつもりだったはずなので
そんなフルクラムが よそのブランドに特許侵害を主張するのは
お笑いぐさだ、などと言ってはいけません。


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お客さんのほうで夢中になって振れ取りしまくったらしく、
反フリー側がギンギンに張ってありました。
それだけならいいのですが、
リムのセンターが リム幅2本分ほど左にガッツリとずれています。
シートステーが細いフレームであっても、
おそらくこのまま装着すればリムないしタイヤが干渉しそうです。

というわけで、一度 反フリー側を だるんだるんにゆるめてから
再度ホイール組みをするような感じで増し締めしていきました。
スポークテンションが低いと、ハブフランジでスポークヘッドが回ります。
フルクラムのスポークヘッドはスライスされたエリンギのような形状で
それ自体が回り止めになっていますが、
そういう工夫をしなかったのは、
しなかったわけではなく できなかったのだと思われます。

スポークを破損させた場合 換えの入手ができないので
かなり慎重に作業しました。

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反フリー側ラジアル組みはヌルい・・・と言いたいところですが
スポークの材質による変形しにくさのせいで
反フリー側のスポークも かなりカッチリとしています。
フルクラムにやや及ばない感じがするのは
2:1スポークでは無いからですが、
それでもスチールスポークのホイールでは実現不可能な域には達しています。

そういえば昔「レーシングゼロより走る」などとのたまう ある手組みホイールを
お客さんの希望で 左右異本異径組み結線ありに組み換えましたが、
「いままで、何となくヌルくて走らないのはフレームのせいだと思っていた」
というほどに見違えたとのことです。

でも私が思うところでは、組み換え後の状態であっても
レーシングゼロの「単純縦硬さ」には遠く及びません。
アルミスポークというのは絶大なのです。
なので組み換え前のホイールが
「レーシングゼロより走る」という根拠は さっぱり分かりません。

ところで「単純縦硬さ」というのはメシノタネコードがらみの のむラボ用語です。
「複雑縦硬さとかが別にあるのか?」と訊かれると非常に困るので
これ以上は触れません。すいません。


追記:
「リム2本分もずれてたら左フランジの真上まで行っちゃいますね。
実際はどれくらいずれてたんですか?」
というコメントをいただきましたが、本当にリム2本分くらいです。
40mmくらいでしょうか。
ニップルの調整で そうなってしまったわけですが、
その状態では使っていないはずです。というより使えません。
ある種のホイール組みで
「仮組み時にフリー側のみ ほぼ組み終わりのテンションにする」という
組み方をすることがありますが、その場合リムが リム2本分以上
フリー側にずれている瞬間がありますので
リム2本ほどのセンターずれはありえます。
反フリー側のほうが ニップル1周当たりのリムの横移動量が大きいことと
ニップルを増し締めする抵抗が大きくないことから、
素人さんがセンターをずらすのは フリー側より はるかに容易です。

category: のむラボ日記

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FALCO PROCELLA SLさん  

お客さんからファルコというブランドの

プロケッラSLというホイールをお預かりしました。
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私も はじめて見るホイールです。

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ステッカーの字体はカンパニョーロのパクリっぽいですね。
ボーラもギブリもシロッコもシャマルも「風の名前」なのですが、
プロケッラもラテン語で「暴風」という意味なので
風にちなんだ名前をホイールに付けるというところもパクっています。
で、このリムなのですが

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↑エキノックスの
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WH005です。
(これだけで通じる このブログの読者のほうもどうかと思いますが)

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リムだけ見れば のむラボホイール2.5号の亜種みたいな感じですが、
反フリー側ラジアル組みにしては そこそこ張ってありました。
ふーむ、ストレートスポークでもないのに なかなかやりおる。
持ってこられた用件ですが、振れもセンターも ほとんど問題無しでした。

category: のむラボ日記

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お客さんが旋盤で11Sの深さにスプラインを削ぎこんだフリーボディの        パワータップハブで のむラボホイール5号を組みました  

今日もホイー(以下略)。

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お客さんからパワータップハブを お預かりしました。
一見して10Sフリーボディですが、ある秘密があります。
それが何かは ちょっと言えません。

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フリーボディのスプライン上にあるイモネジを
うっかり中に落としたそうです。
振るとカラカラと音がするので、まずはこれを回収します。

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ベアリングを抜きました。
2つあるカートリッジベアリングのどちらとも 両側シールとなっており
フリーボディ内部にグリスが充填されているわけでもありません。
このイモネジはグリスホールのフタです。
ノヴァテックの他のハブでは 用を成す種類のものがあるのかもしれませんが、
パワータップハブにおいては痕跡器官のようなもので意味はありません。

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フリーボディを外しました。
ハブ側にはグリスが付いているのに
フリーボディの爪の周りは 拭き取られたかのようにきれいです。
これは クランプで固定するにあたり拭き取ったとのことです。
なぜフリーボディをクランプに固定する必要があったのかは秘密です。

再グリスアップをご希望ですが

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ハブ側のグリスが乳化ぎみだったので

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洗ってから別のグリスを差しなおしました。

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組めました。

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32H 半コンペヨンパチ組みの結線ありです。

category: のむラボホイール

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のむラボホイール2号に組み換えることになってしまいました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんからカーボンリムの後輪をお預かりしました。
組み換えてほしいそうです。
理由は「何となくというか 明らかにヌルいから」ということですが、
スポークテンションが過剰に張ってありました。
一応 このリムの限界値以下ではありますが、
私が組むとしても フリー側をここまで張ることはまずありません。
スポークと組み方は全黒CX-RAYのヨンゼロ組みです。
反フリー側ラジアル組みが ねじれに弱いだとか
左シュータッチしやすいだとかの知識が
お客さんにあったかどうかは 知りませんが、
組んでもらったショップで一度 ヌルいからもっと張ってと
さらに増し締めをしてもらったとのことです。

フリー側がこれ以上触れないくらいのスポークテンションの袋小路で
リムのセンターが出てしまっていますから、反フリー側の増し締めは出来ません。
なのに反フリー側がヌルい。
というわけで左右異径異本組みの結線ありで組み換えることになりました。

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スポークが1本とんだのも 組み換えの動機です。

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↑丸と扁平の境目付近で折れています。
スポーク以外の材料が完全剛体だとして、
際限なくニップルを増し締めしていったとすると
ほぼ全てのスポークが首の部分で破断するはずです。
途中で折れるということは まずありません。
他のスポークを見る限り チェーン落ちでスポークが曲がったことが
ここで折れた原因のようです。

で、組み換えようとしたのですが・・・、リムが曲がっていました。
カーボンが塑性変形するわけ無いだろ!
と思うかもしれませんが 事実です(熱が主な原因ならありえますが)。

このリムのリムサイド(ブレーキゾーンではなくてもっと内周の部分)が
コスミックカーボンのフード並みにペコペコなのも関係あるかもしれません。

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↑何ともなっていない部分

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↑スポークがとんだ部分ですが、リムが凹んでいます。

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↑その反対側は ふくらんでいます。

スポークを補填して張ってみましたが この変形は直らず、
ホイールをバラすと多少ましになりましたが まっすぐには戻りませんでした。

ということでリムも新調することになりました。

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ハブは リーフハブっぽいハブです。

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組めました。

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24H半コンペヨンロク組み結線ありです。
これの相方の前輪が存在するのかどうかは知りませんが
スポークの色はシルバーでいいそうです。
組み換え前より フリー側のスポークテンションがやや低いのですが、
それでも実際に使えば こっちのほうが かかりがいいというか
シュータッチしにくいというか とにかく「ヌルくない」という自信はあります。

category: のむラボホイール

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のむラボホイール1号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール1号を組みました。

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前輪はエボライトハブ20H CX-RAYヨンヨンイタリアン組みです。

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ハブのフランジ径とリム高の条件(特に前者)によりますが、
20Hハブの4本組みは 隣り合う穴から出て反対側に向かう2本のスポークが
1つの直線のようになることがあり(=フランジの円の概ね接線方向)、
その場合 スポークの最終交差までの部分が五芒星に見えます。

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後輪はエボライトハブ24H 半コンペヨンロク組み(もちろんイタリアン組み)です。

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結線は別のホイールとまとめて 後でやります。

現状で結線をしていないので むしろ
左右異本異径組みの効果がよく分かります。
仮に このホイールを全コンペヨンヨン組みにして
半コンペヨンロク組みのときの 反フリー側の追随度にするならば、
リムを反フリー側にリム幅1本近く ずらさないといけません。
というくらいのスポークの張りを センターを出した状態で 得られるわけです。

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お客さんの希望で赤アルミニップルにしました。

category: のむラボホイール

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レイノルズの アタック32カーボンリムを組みました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから レイノルズのアタックというリムをお預かりしました。

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32mm高のカーボンリムで、今回はWO仕様です。

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前輪はエボライトハブ20HをCX-RAY反ヌポークラジアル組みで組みました。

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後輪も組めました。

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パワータップハブ24H半コンペヨンロク組み結線ありです。



おまけ
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※正解してもエールフランス協賛によるパリ旅行などの賞品はありません。

category: のむラボ日記

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グランプリ4000SIIが再入荷しました!  

コンチネンタルのグランプリ4000SIIの
700×23Cオールブラックが再入荷しました!
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バックオーダーが70本ありますが、
鶏合え酢 20本だけ入荷しました。
残りの次回入荷は未定です。
今日さっそく7本売れたぜフヒヒ。

グランプリ4000SIIは10月1日から
税別700円の値上げをしましたが、
この20本は値上げ前の価格でいきます。
次回の50本(いっぺんに来るかどうかは分かりませんが)は
値上げ後の価格になる予定です。

category: 新着情報!

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お休みをいただきます  

明日10月16日(木)ですが、
のっぴきならない用事のため お休みをいただきます。
申し訳ありませんが よろしくお願いします。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール5号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号を組みました。

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前輪はエボライトハブ20H 反ヌポークラジアル組みです。
エボで反ヌポークは最近珍しいです。

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後輪はエボライトハブ24H 半コンペヨンロク組み結線ありです。

category: のむラボホイール

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でつ  

頼まれものです。
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能動的ドロヨケ付きサドルバッグを作りました。

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でつ
↑スヌーピーに見える

DSC05110amx3.jpg
スイッチを押すと・・・

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ぶいーん

category: 新手のスタンド使い

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