のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

のむラボホイール2号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール2号を組みました。

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前輪はリーフハブ20H CX-RAY反ヌポークラジアル組み、

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後輪はFH-9000 24H半コンペヨンロク組み結線ありです。

category: のむラボホイール

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ボーラ ワンさん  

お客さんから ボーラ ワンをお預かりしました。
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ハブの回転が 触って明らかに軽かったので
「これ、中身 CULTですよね?」と伺おうと思ったら
先に CULT化していると言われてしまいました。
前輪はほぼ問題なし、
後輪はセンターずれがひどかったのと
大きな振れが1ヵ所あったのを取っています。

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↑例によって 手でゆるみました。
フリーボディの空転音が 使っているうちに
やや うるさくなっている気がするということですが、
この音について ある程度はうるさくも静かにもできると
お客さんに言ったところ、静かにしてほしいとのことです。

それはともかく、フリーボディの
ジーコジーコ感にムラがあるような気が・・・。

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爪起こしバネが割れていました。
3つ中1つだけは 仕事をしていたので
一応は使えていたようです。

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もちろん交換しました。
このパーツはFH-RE114という品番ですが、
現状では5-FH-RE114となっており
5個セットでの販売となっています。
当店では単品売りしていますのでご安心ください。
残り4つも買えとは言いません(実際にそういうショップもあるらしいですが)。
あと これは、当店で常備を努めているパーツでもあります。

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WH-7850-C24-CLさん  

お客さんから7850のC24のWOホイールをお預かりしました。
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具体的に どこがおかしいなどの自覚症状は
とくに無いということですが、全般的に見てほしいということです。
使用歴なりの振れがあったので取ったのと、
センターずれが前後ともにあったので直しました。

珍しかったのは、エアロスポークの扁平部分の向きが
何ヵ所も あっちこっちにねじれた状態になっていたことです。
エアロスポークのねじれ自体は よく見かけますが、
たいていはスポークテンションのヌルい個体でしか発生しません。
今回のこれは前後とも まあまあ張ってあったにも関わらず
そこかしこで ねじれていたのが不思議でした。

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ブルベの最中に パンクしたまま走ったことが少しあるということで、
リムのビードフックの上が ガリガリに削れていました。
ガリガリの部分を、触っても分からない程度に
軽く ヤスリがけしました。
シューの位置設定を リムの上端から0.5mmほど下げてもらえれば
使用感に問題はありません。

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のむラボホイール1号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
昨日のとは別件です。
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のむラボホイール1号を組みました。

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前輪はリーフハブ20H CX-RAY反ヌポークラジアル組み、

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後輪は昨日のものと まったく同スペックで
リーフハブ24H 半コンペヨンロク組み結線ありです。

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昨日の分と合わせて 結線ハンダ付けをしました。

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のむラボホイール1号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール1号を組みました。

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前輪はエボライトハブ20H CX-RAYヌポークラジアル組み、

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後輪はリーフハブ24H 半コンペヨンロク組みです。
結線ハンダ付けは 後でやる予定です。

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マイルシュタインさん  

お客さんからライトウェイトのマイルシュタインをお預かりしました。
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ちなみに クリンチャー仕様です。
用件といえば簡単なことで、DT製のスターラチェットフリーボディを
シマノ11Sからカンパニョーロに交換してほしいということでした。

DTのフリーボディは それに付随する右エンドナットごと交換する必要があります。
なので その寸法が違う仕様に換えた場合、必ずホイールセンターが狂います。
仮にシマノ11Sフリーボディでセンターが出ていた場合、
カンパニョーロフリーボディに換えると必ずセンターがずれるということです。

同じような構造のマヴィック コスミックカーボンアルチメイトでは
反フリー側でニップル調整によるセンター出しができるようになっており、
レイノルズ RZRでは 左エンドナットに たくさん入っている
薄いスペーサーの枚数を調整することでセンターを出します。

ライトウェイトの場合は・・・対処のしようがないですが
まずはシマノ11Sフリーボディの状態でセンターを見てみます。
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フリー側でゲージを当てると
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↑反フリー側でこれくらい空きました。

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つづいて、カンパニョーロフリーに交換してから
反フリー側でゲージを当てると
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↑フリー側でこれくらい空きました。
ずれの量が見やすいように ハブ側ですき間が出る当て方にしています。

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↑まとめると こうなります。
フリーボディ+右エンドナットの寸法は
シマノ11Sフリーボディのほうが長いので、
ホイールセンターから見たリムの位置は
シマノ11Sからカンパニョーロにすると フリー側にずれ、
カンパニョーロからシマノ11Sにすると 反フリー側にずれることになります。

実際は右エンドナットの寸法違いにより
上の図の「ホイールセンター」のほうがずれていて
ハブ体とリムの絶対的な位置関係は不動なのですが、
リムの見かけ上の移動に注目したいので こう描きました。

ライトウェイトで困るのが、今回 たまたまカンパニョーロにしたほうが
(図のように)センターずれが少ないだけであって、
個体差が かなりあるということです。
例えば シマノ11Sでドンピシャ、カンパニョーロに換えると
フリー側にガッツリずれるというような事例もあります。
ある箇所で、寸法上の都合がよい場合は
さらにセンター出しを狙えますが 今回はそれに該当したのでやりました。
実は 仔細に画像を撮ったのですが ここに上げるのは没にします。
そういえば以前にアウトバーンで同じような事をしました(→こちら)。
あのときはシマノ10Sから シマノ11Sでしたが。

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WH-9000-C24-TUさん  

お客さんからWH-9000-C24のチューブラーホイールをお預かりしました。
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前輪は ほぼ何もしていません。
小さな振れを1ヵ所だけ取りました。
後輪も一応は問題無しなのですが、
スポークテンションがヌルい気がすると お客さんが言うように
明らかにややヌルめだったので全体的な増し締めをしています。
といっても 過度に張ったわけではありませんが。

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WH-7850-C24-TLさん  

お客さんから7850のチューブレスホイールをお預かりしました。
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センターずれはありませんでした。
ハブに ごくかすかなガタがありましたが、
お客さんのこだわりで クイックを強く締めたときの玉当たりで
ベストな状態を出しているということなので
教科書的な調整はあえてしていません。
振れはそこかしこにあったので、振れ取り後は少しセンターがずれました。
もちろん最終的には直しています。

後輪はスポーク折れの修理が必要でしたが
部品がないので お預かりになりました。

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フロントローラーブレーキ仕様のハブダイナモハブのホイールを組み直しました  

お客さんから一般車(ママチャリ)の前輪をお預かりしました。
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ハブは フロントローラーブレーキとハブダイナモを兼ねた
シマノ ネクサスのHB-NX60、
リムは27インチのステンレスリムです。
ステッカーにある品番はHB-NX60-Jとあったので
日本国内仕様なのかもしれません。

事故か何か原因は詳しく訊いていませんが、
リムがポテチになっているので要組み換えです。
ハブダイナモで無くなってもいいのであれば
一般車のショップで吊るしの前輪を買うという手もありますが、
NX60ハブの前輪を新規に別途買うと 自転車自体の価格に肉薄するので
ハブを使いまわしての組み換えが 元の状態に戻すのに最も安価です。

ということで 近所のショップに頼んだところ、
ホイール組みを断られたということで当店に持ってこられました。

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36Hハブを 13-14番スポーク(ほぼ13番で ねじ山部分のみ14番)で
ロクロクJIS組みにしています。

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組み換え前はステンレスリムですが、
組み換え後はアルミリムにすることになりました。
一般車の、価格のうえでの上位仕様は
ステンレスリムということになっていますが
重量は当然アルミリムのほうが軽量です。

一般車を販売していて 1日に何十台もの自転車を
店の前に出し入れした経験があれば分かることですが、
ステンリムの自転車はハンドルを持って押したときの転がりが
アルミリムより明らかに重いのです。
乗って走ればなおさらです。

ステンリムが優れているのは座屈に強く 振れが出にくいという点です。
(今回は振れ取りで対処できないほど振れが出ていますが
アルミリムなら もっと派手に曲がったはずです)

あと あまり知られていないことですが、
ステンリムはブレーキシューが減りにくいです。
ゴムとの摩擦で起きる現象がアルミと違うのかもしれません。
このホイールはハブ側ブレーキなので それを気にする必要がないことから
外周部の軽さ重視でアルミリムで組み換えることにしました。

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ニップルの、工具でつかむ部分の寸法は
現状では 対辺3.2mmと3.4mmの2種類でほぼ100%です。
DTやサピムが3.2mm、国産スポークが3.4mmなので
一般車のニップルは 通常3.4mmとなり
3.2mmのものは まず無いのですが
これはなぜか3.2mmでした。

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組み換えました。

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シマノのディスクブレーキフロントハブの場合、
説明書で指定された組み方は逆イタリアン組みです(→こちら)。
同じハブ側ブレーキである HB-NX60ハブの説明書を見ると
イラストが逆イタリアン組みになっていたので
組み換え前のJIS組みから逆イタリアン組みにしました。
ロクロク組みなのは同じです。
スポークは14番プレーンのDTチャンピオンにしました。

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シングルウォールリムの場合 しんちゅうニップルで
組んだほうがいい場合が多いです。詳しくは書けませんが。
リムはアラヤのLP-60にしました。
組み換え前後で リム重量が861g→632gとなっています。

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のむラボホイール5号の前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号の前輪を組みました。

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エボライトハブ28H CX-RAY反ヌポークラジアル組みです。

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WH-7900-C24-TLさん  

お客さんから C24のチューブレスホイールをお預かりしました。
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前後とも振れは大して無かったのですが、
厚紙1枚ほどセンターがずれていたので
片側に偏重した振れ取りをして
かすかな増し締めついでに直しました。

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WWHH--RRSS2211ささんん  

お客さんから WH-RS21をお預かりしました。
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前後ともセンターばっちり、振れもほぼ無しでした。
フロントハブは珍しいことに玉当たりを締めすぎていたので
適度にゆるめています。
(ガタがあるというのは よくあるのですが)



お客さんから WH-RS21をお預かりしました。
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前後ともセンターばっちりで 前輪はごくわずかな振れがあり、
後輪はお客さんに自己申告されるくらいの横振れがありましたが
それも1ヵ所だけで、とくに問題はありません。

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もちろんこれらは別件です(念のため)。
どちらも同じショップで買っているのですが、
シマノホイールが4本続けてセンターバッチリというのは
まず無いので 販売前に ちゃんと点検しているのかもしれません。

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イーストンEA50エアロさん  

お客さんから EA50エアロをお預かりしました。
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よくある点検のご依頼ではありません。
この後輪のフリーボディを11S化してほしいとのことです。
このハブはV2というハブなのですが、
R4ハブと違い11Sハブは出ていなかったように思います。
で、よく見てみたのですが、

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どう見てもノヴァ○ック製のハブです。
ということは、もしかするとエボラ○トハブのパーツを流用して
11S化できるかもしれません。

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まずはフリーボディを外しました。
固定ローラー台専用ホイールとして使っていたそうで、
グリスが切れてカラッカラ、さらに錆びが回りきって
ベアリングの回転も腐っています。

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ばらしました。
シャフトのバテッドしている部分の径が特殊で、
フリーボディのベアリング内径および
その直下のシャフト外径が12mmでした。
エ○ライトハブは当該部分が15mmなので合いません。

じゃあシャフトごと換えればいいじゃん。

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シャフトを換えました。
実は ポン付けでは無理です。
ベアリングもエボライ○ハブのものを流用したかったのですが、
フリー側は外径が合わず 反フリー側は内径と厚みが異なります。
フリー側のベアリングは当店に在庫がある規格品だったので交換しました。
反フリー側は何とか(※)しました。

元のベアリングは「だましだましグリスアップ」も
到底通用しないほど中身が腐りきっていたので
使い回す気にはなれません。

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できました。

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色々やって(※)11S化できました。

※大事なところを わざと はしょるのは
いつものことなので気にしてはいけません。

センターがずれていた、のではなく
この作業でずれたので 振れ取りついでに出し直しています。

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ノヴァテックの482SLハブで のむラボホイール1号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
昨日の前輪の相方の後輪を組みました。
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後輪も のむラボホイール1号です。

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エボライトハブとほぼ同仕様の482SLハブを、
28Hヨンパチ組み結線ありで組みました。

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エボライトハブとの違いは、
扁平エアロスポークが通せるスリット付きのフランジ穴であることと
スプロケットの噛み込みを防止する「アンチバイトガード」なる鉄板を
フリーボディのスプラインに仕込んでいることですが、後者はオプションです。

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お客さんの希望で 青アルミニップルにしています。

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ホワイトのT11ハブで のむラボホイール1号の前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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ホワイトインダストリーのT11ハブで のむラボホイール1号を組みました。

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20H CX-RAYヌポークラジアル組みです。

全てのモデルでというわけではないですが、
ホワイトのハブは フランジがリムに向かって
カーブしている場合が多いです。
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↑内側から
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↑外側から
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↑真上から
想定はしていないでしょうが、ヌポーク向きのハブなのかもしれません。

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エンドナットを固定するイモネジに工具をかけるための穴が
ハブ体の端にあいていますが、
リヤハブでは 構造上これを必ず反フリー側に設けないといけないので
この穴のある側を フロントハブでも「みなし左側」とすると・・・

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旧H2フロントハブ(画像 上)では ハブ胴のロゴの向きが逆になります。
現行のT11フロントハブでは正方向に読める向きに変更されました。
気まぐれやミスというわけではなく、どちらも必ずこうなっています。
(リヤハブは 年代に関わらずロゴが正向きです)

ディスク台座付きのハブの場合、ディスク台座のある側が
「みなし」ではなく 間違いなく左側になるわけですが、
現行モデルは前後とも ディスク台座を左側にすると
正向きロゴになっています。

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パウチすんな  

サピムのCX-RAYの仕様が 少し前から変わっています。
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といっても中身ではなくて 袋です。

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↑袋の上のほうをパウチしています。
これにより袋を破るか切るかしないと スポークが取り出せません。
よく使われると思われる(在庫の回転が速いと思われる)長さから
この仕様に切り替わっていっています。

問屋さんのほうでパウチしているわけではない、というのは確認しました。

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長さによっては旧仕様のものも届きますが、
その場合はここからスポークとニップルが取り出せます。

パウチ仕様のせいで何が困るかというと、
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CX-RAY袋コレクション
できなくなってしまうのです。

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ということでパウチ仕様は袋の下を薄く切って出すことにしました。

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カーボンWOリムの後輪を組み直しました  

今日もホイー(以下略)。
の前に。
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お客さんからカーボンWOリムの前後ホイールをお預かりしました。
後輪はいずれにしても組み換えますが、
その仕様は 前輪の整備で決まるので先にこちらからやります。

前輪は縦横の振れとセンターずれがあるそうですが、
特に縦振れがひどいとのことです。

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↑リムは180kgfまで張れるそうですが
さすがにそこまでは張りません。
(他のパーツが耐えられないので張れません)

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フロントハブは 謎の超ワイドフランジハブと同じメーカーの
普通のフランジ幅のもので、
黒CX-RAYで 反ヌポークラジアル組みで組まれています。

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リムで空く側でセンターゲージを当てると・・・
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↑反対側でこれくらい空きます。
かなりずれています。
それ以上にひどかったのは お客さんの申告どおり縦振れで、
かなり追い込んで きれいに取りました。
スポークテンションは元々から しっかり張ってありましたが、
増し締め傾向で作業したのでスポークテンションは さらに微増です。

この作業で ホイールをばらしたり
スポークを交換しなければならないのであれば
銀CX-RAYへの変更を希望、
もしそのまま使いまわせるなら そのまま、
ということでしたがスポークの交換無しでいけました。

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つづいて後輪です。

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リーフハブっぽい24Hリヤハブを
全黒CX-RAYヨンゼロ組みしてあります。
バイクを振ったときにシュータッチするとのことですが、
フリー側をカンカンに張ってあるので
反フリー側をこれ以上増し締めできません。
普段 反フリー側ラジアル組みを悪し様に書いている私ですが、
この後輪は まあまあ張れてはいました。
この組み方にしては、という意味ですが。

後輪をばらしたのですが、
ハブフランジへのスポークの食い込みをみると
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↑フリー側ヌポーク
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↑フリー側反ヌポーク
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↑反フリー側
反フリー側の食い込み量が大きくないのが分かります。
リムへの入射角の違いはありますが、
概ね スポークテンションの多寡=食い込み量です。

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組み換えました。
前輪が黒スポークなので 後輪も黒スポークにしています。

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24H半コンペヨンロク組み結線ありにしました。

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組み換え前
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組み換え後
スポークを左右から はさむように握ったときの変形量が激減しました。
フリー側の変形量はほぼ同じで、
反フリー側の変形量が激減します。
反フリー側のスポークの横方向の変形量が減ると
左シュータッチしにくくなります。

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オープンプロをクリスキングのハブで組みました(再)  

半年ほど前に組んだ後輪(→こちら)が
落車でポテチになったので組み直しました。
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ばらしました。
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ハブが汚れているので
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きれいにしました。
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組めました。
リムは組み換え前と同じものを
お客さんにお持ち込みしてもらっています。

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組み換え前と同じく全コンペヨンパチ組み結線ありです。

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下り坂でのオーバースピードからの単独落車ですが、
・ハンドルセットの固定位置が フォークコラムに対して曲がった
・ジャージの真ん中のポケットに入れていたインフレーターが
 背骨に当たって痛い
・リヤエンドがほとんど曲がっていない
・後輪が座屈で激しく曲がっていて、リヤブレーキのワイヤーを解放
 (クイックではなくてワイヤーの固定を工具で解除)しても
 振れたリムがシュータッチしている
などの状況から、激しく縦回転して 後輪で着地したと思われます。

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↑曲がったリム

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↑リムが反っている箇所は 床からけっこう浮いているのですが
見た目に分かりにくいので、

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彼らが来ました。

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レーシング3 2WAY-FITさん  

お客さんからレーシング3をお預かりしました。
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チューブレスホイールとして使ったことは無いそうです。
チューブドのWOタイヤのビードが
パチンと上がりにくいので、空気圧を一時 高めにして
ビードを上げてやるのがちょっとだけ手間です。

使用感はありますが、センターバッチリで
振れも ひどくはありませんでした(後輪は やや苦戦)。

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レーシングゼロ NITEさん  

お客さんからレーシングZEROナイトをお預かりしました。
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新品です。リムのブレーキゾーンに
使用前に剥がす注意書きのステッカーが貼ってありますが、
それすら剥がしていない状態です。

前後ともハブにガタ無し、フリーボディの固定ナットは手でゆるまず、
振れも ほぼ無しでした。
センターだけが紙1枚ほど 前後ともずれていたので
お客さんに作業前後の状態を見てもらった上で直しています。

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↑専用シューが必要なブレーキゾーン

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付属のシマノフリーボディは プラズマ電解処理された
白いアルミ製フリーボディですが、これ単体での販売も始まっています。
従来のスチール製フリーボディは廃版では無いのですが
アルミ製がスチール製より450円ほど高いだけなので、
カンパニョーロの取り扱い代理店さんでは
「これくらいの価格差ならスチール製を買う人は
まずいないだろう」という判断から
スチール製は取り扱い終了→アルミ製に移行という展開になるようです。

廃版ではないので カンパニョーロジャパンさんで
注文すれば旧スチールフリーボディも取り寄せは可能です。

アルミ製フリーボディの単品分は 当店にも いくつか在庫があり、
しばらくは常時在庫を心がけます。

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ENVEの1-45リムを組みました  

今日もホイー(以下略)。
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ENVEの1-45チューブラーリムを組みました。

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前輪はリーフハブ20H CX-RAY反ヌポークラジアル組み、

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後輪はリーフハブ24H 半コンペヨンロク組み結線ありです。

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ツノクロノを衝動買いしてしまいました  

セイコーのツノクロノの 復刻?モデルを衝動買いしてしまいました。
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復刻のあとに「?」を付けていますが、
今回のこれは 復刻とは名ばかりの出来で、
オマージュやインスパイアと言ったほうがいいのではないでしょうか。

「ツノクロノ」と呼ばれる理由は
竜頭と操作ボタンが12時側にあり、ボタンがツノに見えるからです。
70年代に存在していた国産ツノクロノは
セイコーの「黒馬」「茶馬」(文字盤とタキメーターが 黒もしくは茶)や
シチズンの「パンダ」(白文字盤に 黒のインダイヤル)
などがありますが、
このモデルは黒馬の復刻ということになるそうです。
いや、全然似ていませんが・・・。

黒馬やパンダについて興味のある方は検索してください。
これらは メーカーサイトでの公式画像が まず存在せず、
個人(や時計店)のネット上の画像は
なるべく転載したくないので ここには載せません。

このツノクロノ、品番はSCEB009、税別定価24000円で
セイコーの廉価グレード「スピリット」の1機種ということになっています。
廉価グレードといっても スピリットは定価3万円前後のモデルが中心ですが。

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↑これはスピリットのSBPY137(税別定価32000円)というモデルで、
ソーラー充電仕様のクロノグラフです。
横3ツ目インダイヤル+4時の位置に日付窓、というのが
最近のセイコーの定番スタイルになっています。

SCED017amx3.jpg
↑そもそもは このジウジアーロ復刻モデルを見に
ほぼ買う気ゼロで時計屋さんに行ったのですが、
ツノクロノを うっかり見かけて衝動買いしてしまいました。
流通限定モデルなので、現物を見て買う場合は
やや入手困難なのも 衝動買いした理由のひとつです。
画像のジウジアーロもスピリットグレードの商品で
品番はSCED017、税別定価32000円です。

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黒馬と この自称復刻モデルが全く違う点は、文字盤です。
こうして接写すると 単なるスピリットでしかありません。
文字盤中心の秒針はクロノグラフの秒針、
3時のインダイヤルはクロノグラフの積算計、
6時のインダイヤルは時計機能の秒針、
9時のインダイヤルはクロノグラフの1/20秒計です。
1秒で1周するダイヤルに 20目盛り切ってあるので1/20秒が計れます。

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↑この場合は8.7秒くらいということです。
1/20秒計は、電池を食うからなのか 計測開始から10分で止まります。
針が止まっていても内部では計測しているので
ラップかストップのボタンを押すと針が計測位置に動いてから止まります。
クロノグラフを再始動させると また10分間は1/20秒計が動くので、
正確な表現は「最後に操作してから10分間 動く」になります。

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3時のインダイヤルは分針による60分積算計だけでなく、
12時間計測の時針も付いているので、
小さい時計が別にあるような感じです。

ベゼル部分のタキメーターは黒馬にそっくりですが、
セイコーのタキメーターは 元々こんな感じです。

DSC06884amx3.jpg
最近のセイコーがこだわる ほぼ正方形のバックルです。
細かい調整に必要な「半コマ」は 付属していませんでした。
代わりに、バックルに 微調整用の穴があります。
バックルの位置がかなり6時寄りに見えますが

DSC06886amx3.jpg
内側から見た 三つ折れバックルの位置が
ほぼ真ん中なので これでOKです。

DSC06891amx3.jpg
DSC06890amx3.jpg
バンドの調整は割りピン式です。
価格相応の仕様なので 不満はありません。

DSC06881amx3.jpg
ケースの分厚さと形状だけは 黒馬によく似せてあります。
黒馬は機械式ということもあって もっと分厚いですが、
これもクォーツにしては分厚いほうなので
ちょっとは意識したのでしょう。
バンドの端がフラッシュフィットでなく直線なのも
オリジナルに準じています。

DSC07119amx3.jpg
↑フラッシュフィットというのは
メタルバンドの端がケースに沿って丸くカットされていて、
ピッタリ合った形状になっているものをいいます。

DSC07116amx3.jpg
↑このツノクロノではバンドの端が真っ直ぐです。
ウレタンベルトなどに交換してもベルトとケースの間に
すき間ができないので見た目にマヌケにならないのがいいですね。

DSC07110amx3.jpg
このツノクロノを買った時点では、
クロノグラフの秒針の帰零位置が ちょうど60秒の位置から
0.3秒ほどずれたところになっていました。
買う前から気づいてはいたのですが、現物を見れるところが少ないのと
あと2色ある他の色が 見た目にキツかったので
仕方なくこれにしました。
説明書にも、クロノグラフの秒針の帰零位置について
「59秒から1秒の間なら 異常ではなく仕様」とあったので
あきらめました。

という話を 最近知り合ったセイコーの中の人に言ったところ、
このムーブメントは竜頭を引き出した状態でボタンを長押しすると
針位置の微調整ができると聞いたので、
やってみたところドンピシャに合わせられました。
しかもその操作方法は よく見ると説明書にも書いてあります。
説明書は よく読みましょう。

ところで、スピリットには 1/20秒計が付いた
クロノグラフモデルが他にありません。

調べてみると、これのムーブメントは「7T92」という品番でした。
1/20秒計という仕様は セイコーでは珍しいので、
最近のモデルなら 1/20秒計=7T92だと思って
まず間違いありません。

7T92を採用している他のモデルを調べてみると
agav097bamx3.jpg
↑ワイアードのAGAV097(税別定価24000円)が それでした。
ワイアードはセイコーではなく
セイコーネクステージという関連会社のブランドになります。

あと、海外逆輸入モデルのクロノグラフでの採用例が多いようです。
DSC07038amx3.jpg
これは私の時計ではないのですが、撮影用に借りました。
これも7T92のモデルです。

DSC07043amx3.jpg
↑1/20秒計が付いています。
7T92ですが、先ほどクロノグラフの秒針の位置を
微調整できると書きました。これは正確には、
「時計機能だけのときは動かない針の初期位置を 任意に設定できる」
という仕様になっています。

つまりですね、今回のツノクロノは
「7T92の時計を90°ひねったバンド位置にして、
クロノグラフの秒針、積算計、1/20秒計の
3つの初期位置を90°ひねっただけの手抜きモデル」
ではないかということです。
日付の窓は、文字盤中心から同じ距離で穴を設ければ
どこにでも設定できます。

追記:
「手抜きも何も、今も昔もリューズ位置が3時じゃない時計は
ムーブメントの角度変えてるだけです。
機械式でも針位置変えるだけ。」

というコメントをいただきました。
確かにそうですね。
手抜きというと語弊がありましたが、
私の言いたかった手抜きというのはムーブメントの流用ではなくて
「黒馬の復刻を謳うなら もうちょっと文字盤なりを似せる努力をしてほしい」
ということに対してです。
といっても 見た目だけでも本気で復刻してしまったら
スピリットグレードでは到底収まらない価格設定になりそうなので
このあたりが いい落としどころ
(商品展開して消費者が付いてくるライン)なのは 確かです。
仮に、本当に黒馬を再現したと言えるくらいの見た目になる代わりに
売価が10万円になるとすれば、
それでも買う人はいるでしょうが 絶対数は激減するでしょうから。
それはともかく コメントありがとうございました。

買った動機 その2ですが、
非常にコンディションの悪い茶馬を 一時所有していたので
ツノクロノの雰囲気だけでも楽しめるコイツに
惹かれるものがあったのです。

DSC07040amx3.jpg
↑これのバンドを取り付ける角度を90°ひねって、
針の初期位置を手動で設定すれば・・・
DSC07123amx3.jpg
↑これになるということです。
本当に うまくしたものだ。
既存のムーブメント+それっぽいケースとバンドで
ツノクロノを作り、それを見てピンと来た者の手に取らせる・・・。
勝ち負けじゃあないですが 衝動買いした私の負けです。

価格的にはスピリットツノクロノのほうが
逆輸入7T92や ワイアードよりは上だからか、
バンドとバックルの仕上げだけは かすかに こちらが上でした。

以上、ボロクソに書いているように見えますが
クロノグラフのプッシュボタンの感触がいいので
気に入ってはいます。

仮に、1/20秒計が付いていない3ツ目インダイヤルの場合
たいていは 24時間で一周する24時間計が代わりにつきます。
冒頭のスピリットソーラーとジウジアーロは どちらもそれです。
でも これって必要なのでしょうか?
昼夜が判別できない状況として
睡眠を含む 日が差さない洞くつの探検や、
または鉱山で落盤に遭ったときなどに
例えば3時か15時か分かると便利、
ということは 私にはありません。

機械式なら11時か23時か分からない状況で止まっているまま
日付を調整するのは危険ですが(23時頃に日付を調整すると歯車が傷む)、
クォーツの場合は電池の続くかぎりは 時計機能が止まることはないので
これで困ることもありません。

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それはともかく、日付つきの時計を 今後買うまいという
誓いを 今回あっさり破ってしまいました。
ああ 日付合わせがめんどくさい(年5回ですが)。

category: ヘッドホンとか時計とか

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コスミックカーボンアルチメイトさん  

お客さんから コスミックカーボンアルチメイトをお預かりしました。
完全に未走行の新品です。
ホイールタイヤシステムのため チューブラータイヤ付き
(張ってはいない状態で付属)ですが、
写真を撮った時点では外しています。
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調整する要素がほぼ無いので やることも無い・・・
と思いきや なかなかどうして問題児でした。

まず前輪ですが、振れ取りもセンター出しもできません。
センターゲージを当てると「ビタッ!」と吸い付くように合ってくれました。
よかったよかった。
もしずれていたら ほぼどうしようもありません。
ハブの回転が重たかったので 軽めに調整しています。

つづいて後輪ですが
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センターがずれていました。
後輪を斜めに撮っているのは
スポークとカメラが干渉するからです。
1mm弱ずれていますが、
これは反フリー側をゆるめて調整する方向になります。
幸いにも反フリー側は 過度に張り気味だったので
ゆるめたところでスポークテンションがヌルいと
感じるところまでは 下げずに済みました。

センターゲージが左右ともに「ビタッ!」と当たるようになったのを
お客さんにも現認してもらっています。
いつだったか コスミックカーボンアルチメイトについて
後輪だけがニップル調整可能なのは
振れ取り機能が欲しいわけではなく
歩留まりをよくするため、というようなことを書きましたが
まさに今日 これのおかげで不良(はっきり書きますが不良です)の
ホイールが瑕疵のない良品として使えるようになりました。

あと、チューブラータイヤの装着について
お客さんにレクチャーしました。
はじめてのチューブラーホイールだそうですが、
チューブラーの食わず嫌いのために
このホイールを使うのをあきらめるのは
非常にもったいない気がするので、
いい決断だと思います。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール5号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号の後輪を組みました。
32Hです。
お客さんが希望する、ある種の仕様用途により
スポークテンションをカッチリ目にしてほしいということのなので
普段よりは張ってみました。

私のホイール観に
「ハブとリムの間にかかっているスポークテンションの総和を
スポークの本数で分担している」というのがあります。
例えば スポークテンションの総和を360だとすると、
36Hではスポーク1本あたり10、
24Hでは15、
12Hなら30 のテンションになるということです。

前輪の場合は今書いたように全本数で分割、
後輪の場合は右側全てのテンションを右側のスポーク数で分割、
左側全てのテンションを左側のスポーク数で分割、というふうに考えます。
(こうしないと左右異数組みのときに困る)

このブログでは
スポークに計器をかけた時に出る数字を第1のスポークテンション、
第1のスポークテンションを換算表に落とし込んだ数字を
第2のスポークテンション(←これは一般的な意味でのスポークテンション)と
呼んでいますが、第1→第2の換算表のグラフ線は
比例直線ではなく 弓なりの線なので、
スポークの本数が半分になったからといって
第2のスポークテンションは倍になりません。

が、スポーク本数が減れば減るほど
ある剛性を得るのに必要なスポーク1本当たりのテンションは増すので、
単純に言えばスポーク本数が少なくなるほど
高いテンションで張る必要があり
その逆もまた然りということになります。

先ほど書いた
スポークテンションの総和を スポーク本数で割ったときに、
スポーク本数の違いに応じて 実際どれほどにテンションを
増減すればいいのかを数値化したい、
というのが「第3のスポークテンション」という概念を
思い立ったきっかけなのですが これについては書けません。

ともかく、今回の後輪は32Hという本数なので
普段組んでいるような24Hよりは やや甘めに組んでちょうど良い
ということになるわけです。
(この考え方を突き詰めると、
リムの公称限界テンションというのは
穴数別に指定しないといけない、ということになります)

で、今日やったことは何かというと
「24Hで組む場合のテンションで32Hリムを張った」です。
経験上 大丈夫だという確信はありますが、
未知のリムだと こんなことはやりません。

総和360テンションで24Hなら
スポーク1本当たり15テンション(※)になるところを、
1本当たり15テンションのままで 32Hなので
総和480テンションになる感じです。

(※)後輪の場合は右18左12くらいになりますが。

普段は総和360を意識して 32Hなら1本11.25で組むわけです。
この「総和」というのを数値化したいのですが、
狙ったところを完璧に出せるなら 第3スポークテンション関係の話も
ここに書ける程度にはまとまっているわけで・・・。
あくまで目安があって、それを意識しているだけだと思ってください。

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スポークは半コンペ、組み方はヨンパチ組みの結線ありです。
フリーボディはカンパニョーロです。

追記:
ヨンパチ組みですが、ヨンロク組みと書いてました すみません。
ごく低いリム(現行品でいうならアンブロージオのクロノ20など)の場合、
スポーク長さが取れないという理由で 反フリー側8本組みを
あきらめることがありますが、
XR200リムの場合は 旧パワータップハブでない限りは
ほぼ全てのハブで 32Hで8本組みが可能です。

category: のむラボホイール

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のむラボホイール5号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号を組みました。

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前輪はエボライトハブ20H CX-RAYヌポークラジアル組み、

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後輪はリーフハブ24H 半コンペヨンロク組み結線ありです。

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お客さんの希望で 青アルミニップルにしました。

category: のむラボホイール

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ハンガー裏のねじ穴をスプリューで修正しました  

ドリルがうなる!
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お客さんがクオータのケベルに乗ってこられました。
BB裏のフタを止めるためのねじ穴がバカになったので
何とかしてほしいということです。

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↑専用のフタに このM5ねじを付けた状態で乗ってこられました。
フタをかぶせてから 透明な梱包テープを貼っていたのですが、
それもそのはず、この状態から ねじを(回さないで)押し込むと
DSC07015amx3.jpg
↑こうなります。
ねじ山が完全にバカになっています。

DSC07017amx3.jpg
↑M5のねじ穴が元よりも広がっている状態から
M5ねじが使えるように再生する手段として、
スプリューを埋め込むことにしました。

DSC07020amx3.jpg
M5スプリュー用の下穴5.2mmでドリリングして
スプリュー用のタップを切りました。

DSC07021amx3.jpg
M5のスプリューを埋め込みました。
これが新しいM5のねじ穴になります。

DSC07023amx3.jpg
ねじが ねじ山に十分かかってから、
ペンチで ねじをつかんでバイク全体を持ち上げるという
パフォーマンスじみたことをお客さんの前でやりました。
それくらいしっかりしているということです。
実際はフタを押さえるだけなので大した力はかかりません。

DSC07026amx3.jpg
できました。
トラスねじに変更したのは、
ワッシャー無しで首下のかかり面を広く取りたかったのと
ねじ頭がフタから出ない見た目にしたかったからです。
おそらくはそもそもの固定ねじも 冒頭のキャップスクリューではなく
トラスだったと思われます。

スプリューについては(→こちら)もどうぞ。

category: ドリルがうなる!

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WH-7900-C24-TLさん  

お客さんから7900のチューブレスホイールをお預かりしました。
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18000kmくらい使っているそうです。
とくに不具合や異常は感じないものの
ハブの中を点検してほしいということと
振れやセンターの調整をお願いされました。

センターは前後とも ごくわずかにずれていましたが、
細かい振れがあったのを ほぼ片側だけで振れ取りすれば
勝手に消える程度でした。

フロントハブは ボールの状態が良く
ボールレースもきれいだったので
洗浄無しのグリスアップだけで対処しています。

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リヤハブは フロントハブよりは汚れていたので ばらしましたが
こちらも大して問題はありませんでした。

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スプロケットも ついでに洗っています。

category: のむラボ日記

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ニュートロン ウルトラさん  

お客さんからニュートロン ウルトラをお預かりしました。
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買ってから当店に乗ってきた程度しか使っていない ほぼ新品です。
振れがかすかにあったのと リヤハブにガタがありましたが
センターは前後とも ドンピシャといっていい仕上げでした。
たまに こういうのはあります。

後輪は反フリー側ラジアル組みですが、
DSC06963amx3.jpg
↑超ハイローフランジなのと
(とくに反フリー側のスモールフランジ具合がすごいです。
スポークヘッドが納まっている位置が
通常のハブのフランジ穴になると考えると
いかに小さいかということです)
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↑フリー側
DSC06966amx3.jpg
↑反フリー側
左右異径スポークなので
反フリー側ラジアル組みとしては
かなりスポークが張れていました。

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リヤリムにはアシンメトリック(左右非対称)とありますが、
DSC06968amx3.jpg
↑実際に こんな風に非対称なリム形状になっているのは
ハイペロンだけです。
ニュートロンも、その前のモデルのニュークリオンも、
それの廉価版のプロトンも
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リムの形状そのものは ほぼ左右対称です。
リム穴が左寄り(政治思想のことではありません念のため)にあいているので
「オフセットリム」ではありますが
「アシンメトリックリム」という表現は違うような気がします。

「左右それぞれのスポークの軌道がアシンメトリックである」というのであれば
オチョコがある時点で すでにそうですし。

DSC06972amx3.jpg
↑リム穴が左寄りで、しかも左右の穴振りがあるので
反フリー側のフランジに対応するほうの穴は
端っこギリギリにあいています。
それもあってか補強の壁が リム内部に設けてあります。

category: のむラボ日記

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パワータップハブで のむラボホイール1号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから パワータップの32Hハブで組まれた後輪をお預かりしました。

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リムですが、この継ぎ目の処理は間違いなくマヴィックです。
高さ、形状、ハトメ無しの仕様などからして CXP23です。
通常は ここにステッカーを貼って上手くごまかしていますが、
剥がしてしまえば こうなっています。

「剥がしてしまえば」と書いたのは
マヴィックのリムのステッカーは 自然にはまず剥がれないこと、
そしてこのホイールの持ち主が
おおっぴらに「マヴィックを使っていること」が知られてはいけない
立場の方だから 剥がしたのかなと思ったからです。

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全コンペロクロクイタリアン組みになっています。
フリー側のヌポークがチェーン落ちで傷ついていること、
リムのブレーキゾーンが かなり磨耗していることなどから
ハブ以外を一新して組み換えることになりました。
リムは なんでもよかったのですが、
「かかりのよさ重視」「重量はあまり気にしない」とのことなので
のむラボホイール5号にせず1号で組むことになりました。

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ハブは ベアリングのシールをめくりグリスアップ、
あと洗浄もしています。
フリーボディはシマノ用が付いていますが
たぶんカンパニョーロ用に換えるとのことです。

パワータップハブは フリーボディの交換でセンターがずれないので
とくに問題はありません。

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組めました。

DSC07045amx3.jpg
半コンペヨンパチ組み結線ありです。
結線は要らないかも?というくらい反フリー側が張れましたが
一応やりました。

DSC07046amx3.jpg
↑ラージフランジの最接線組みなので
最終交差が かなり外周になります。
なので結線の効果は非常に大きくなります。

例えば2本組みの場合 最終交差(1クロス目です)は
かなりフランジに近い位置になるので
交差より外周部のスポークの変形をあまり減らせません。
今回のホイールは それの逆です。
最終交差より内周側が ほぼ不動になるので
スポークの変形だけでいうなら
超ラージフランジになったような状態になります。

category: のむラボホイール

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シートクランプの「割り」を 前側にも作りました  

ドリルがうなる!
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お客さんからスコットのCR-1をお預かりしました。
「して欲しい加工がある」というのですが・・・。

DSC07000amx3.jpg
↑シートクランプの締め付けによって
軽量シートポストに しわができています。
シートクランプを締めすぎたわけではありませんが、
軽薄な軽量パーツを経年使用すると こういうことは避けられません。

お客さんいわく これ自体は別にいいということですが、
性懲りも無く また軽量カーボンシートポストを使いたいということで、
シートチューブの前側にも「割り」を作ってくれないか?
というのを お願いされました。
締め付け応力が そのぶん分散されるというわけです。

まさに昨日、フレームに不可逆な加工を施すことについて
書いたところですが、
今回の件は お客さんの強い希望です。いやマジで。

DSC06981amx3.jpg
DSC06983amx3.jpg
CR-1のフレームは、
シートチューブ内径(シートポスト外径)は31.6mmですが
シートクランプ取り付け部の外径は34.9mmではなく
34.4mmという特殊なサイズです。
試しに 34.9mmのシートクランプをかぶせると スポスポはまります。
なのでフレームの34.9mmとシートポストの31.6mmを共締めするような
2段式のシートクランプは使えませんし、
形状がより良くなっているシートクランプも使えません。
ここでいう「形状がより良い」というのは、
シートクランプの縦幅が大きなタイプのものです。
(純正のシートクランプが すでに縦幅があるタイプのものなのですが・・・)
シートクランプの割りと フレームの割りをずらすようなものもありますが、
それだけでは解決しません。

CR-1は超軽量フレームとして一世を風靡しましたので
社外品で 内径34.4mmのシートクランプも出ているのですが、
私で心当たりがあるものは カーボン製で異常に軽い
キングオブ軽薄なものなので この問題の解決にはなりません。

結局 お客さんの希望通り 前側にも割りを設けることになりました。

DSC06984amx3.jpg
DSC06985amx3.jpg
DSC06988amx3.jpg
割りを新たに設ける方法ですが、
まずはガイドとなる穴をあけます。
それから

DSC06994amx3.jpg
残りを一気に仕上げます。
詳しいやり方は「ふくろうの描き方」で検索してください。

DSC06992amx3.jpg
↑後ろ(元々の割りのある側)から見たところ

DSC06996amx3.jpg
シートクランプをつけると
それっぽくなりましたね。

DSC06998amx3.jpg
ドンピシャに合わせる方法があるので
前後の割りの位置はずれていません。

category: ドリルがうなる!

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