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のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

バレットウルトラ50 ダークラベルさん  

お客さんからバレットをお預かりしました。
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1年ほど使ったので点検してほしいとのことです。
ベアリングがCULTで、回転もしぶくなかったので
ハブの分解は必要ないかとも思いましたが
お客さんの希望もあり ばらしました。

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リヤの右のボールレースにフリーの爪のグリスが流入していました。
これ以外は とくに問題無しです。
洗浄とグリスアップをして、あと お客さんの希望により
フリーのラチェット音を小さくしています。

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スプロケットは
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ついでに洗いました。

category: のむラボ日記

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シャマルウルトラ 2WAY-FITさん  

お客さんからシャマルウルトラをお預かりしました。
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持ってこられたときはタイヤが付いていましたが、
整備の都合上 外しています。

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ちょっとは走ったそうですが、ブレーキゾーンを見るかぎり新品同然で、
走った距離も ほんの少しだそうです。
後輪に細かい振れが多くあったのですが、片っ端から取りました。
そのため そもそもずれていなかったセンターがずれましたが
出し直しています。
振れ取り台に乗せてシャッと回しただけ、というわけではないですが
前輪は ほぼ問題無しでした。

category: のむラボ日記

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レーシングゼロ ナイトさん  

お客さんからレーシングゼロ ナイトをお預かりしました。
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新品です。

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ブレーキゾーンの注意書きのシールすら剥がしていません。

前輪が あまりにもバッチリだったので
後輪も・・・と見てみたら かすかにセンターずれがありました。
振れは前後とも ほぼ無しです。

category: のむラボ日記

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EA70さん  

お客さんからEA70の後輪をお預かりしました。
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フリー側のスポークが1本とんでいます。
イーストンのホイールは原則
ショップで修理できないということになっていることと
通販で買ったホイール(←らしい)は
どのみち見てくれるわけもないということで修理を断念しかけていましたが
このホイールの持ち主の知り合いの方が
これを直してくれるかもしれない 怪しい場末の自転車屋もどきを
知っているということで代理で持ってこられました。

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スポークの途中でとんでいます。
外的なショックが原因でない限り こうはなりません。

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とんだ箇所は ちょうど交差の部分ではありますが、
このホイールは交差を編んではいません(交差が接触していない)。

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直りました。

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スポークがサピムのレースのストレート仕様なのが幸いしました。
よほど短い長さでない限りは安定供給されているスポークだからです。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール1号の前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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昨日の続きです。
のむラボホイール1号の前輪を組みました。

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リーフハブ20H 黒CX-RAY反ヌポークラジアル組です。

category: のむラボホイール

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のむラボホイール1号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール1号の後輪を組みました。

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リーフハブ24H 黒半コンペヨンロク組みです。
結線と前輪の組みもしたかったのですが 忙しくて無理でした。

category: のむラボホイール

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T5あります  

ガーミンのANT+規格のハートレイトセンサーに
「HRM2-SS」というモデルがあります。
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↑これです。
電池はCR2032という ありふれたものなのですが、
それを交換するための ねじの穴が
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トルクス規格になっています。
これのサイズが非常に小さく、T5を採用しています。
T5というのは、小口のトルクスのアーレンキーセットの
最小サイズとしてすら通常は付属していないサイズで、
やや入手困難です。

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ということが過去にあったので 私は持っています。
今日も実際に役に立ちました。

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ピントが合わん。

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合った。

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これでお困りの方は 当店で電池交換いたします。
当店ではCR2032を常時在庫していないので、
出来れば それもお持ち込みください。

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苦情が殺到したのか、現行品は小さなプラス穴ねじになっています。
もしHRM2-SSをお使いの方は、電池が切れてから あわてる前に
ねじ穴の形状だけでもチェックしておくといいかもしれません。

category: その他 機材の話

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シャマルウルトラさん  

お客さんからシャマルウルトラをお預かりしました。
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市販品とは仕様が違います。

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スポーク1本とリムが初代のゴールド、
残りのスポークがグレーという仕様です。

私はかつて初代シャマルウルトラのチューブラー仕様を持っていましたが、
クリンチャーリムも 別個に取り寄せて ときどき組み換えて使っていました。

それとは別に このお客さんが
グレーのシャマルウルトラを使っていたところ、
後輪が座屈で凹んで使用不能になり 前輪のリムもブレーキで磨耗していたので
私のゴールドのクリンチャーリムを譲って組み換えたのが このホイールです。

前後ともセンターバッチリ、振れがわずかにあったほかは異常無しです。
で、なぜお預かりしたのかというと
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リヤリムのビードフックが 路面でガリガリに削れてしまったからです。
落車はたぶんしていないと思います。振れがほぼ無かったので。
パンクしたまま ちょっと走ったのではないでしょうか。
幸いブレーキゾーンにまで 削れが及んでいなかったので
ガリガリをヤスリで軽くならしました。まだまだ使えます。

ところで私の使っていたチューブラーリムのほうですが、
ある意味 未だに現役です。

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ストレッチャーYとして。
ストレッチャーYとは(→こちら
製作過程(→こちら
両面化(→こちら

category: のむラボ日記

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のむラボホイール5号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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3日続けて のむラボホイール5号です。

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前輪はリーフハブ20H CX-RAY反ヌポークラジアル組み、

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後輪はリーフハブ24H 半コンペヨンロク組み結線ありです。

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お客さんの希望で青アルミニップルにしています。

当店はまだオープンして3年も経っていませんが、
毎年 この時期になると「伊吹までに」という言葉が お客さんから頻出し
私の心を さいなむのです。あばばばば。

category: のむラボ日記

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レーシングゼロ コンペティションさん  

お客さんからレーシングゼロのCULT仕様モデルをお預かりしました。
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まず、前後ともセンターずれが全くありませんでした。
来歴を訊いていないので分かりませんが、ショップなら販売前に点検済み、
通販なら よほど運がよかったのでしょう。
乗った期間なりの振れというには軽微な振れがあったので 取りました。

恒例のリヤハブの右エンドナットは 手でゆるんだわけではないのですが
フリーのラチェット音に違和感があったので工具でバラして見たところ、
フリーボディの3つ爪のうち 1つが寝たままになっていました。
バネがゆがんでいたわけではなく、爪の周りのグリスのせいだったので
オイルを差して小気味よく起き上がるようにしました。

category: のむラボ日記

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WH-9000-C24-CLさん  

お客さんから9000のC24の後輪をお預かりしました。
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見てのとおり
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スポークが1本とんでいます。
リムの中に落ちたニップルを見ると
スポークのねじ山部分が詰まっていたので
ニップルの端面で折れたのでしょう。

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スポークもニップルも在庫があったので すぐに直せました。
あと、スポークの扁平方向が
そこら中で ねじれていたので全て直しています。
冒頭の画像のスポークマグネットの向きがおかしいのも そのためです。

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WH-7900-C50-TUさん  

お客さんから7900のC50をお預かりしました。
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振れとセンター出しは とくに苦戦しませんでした。
お客さんの自己申告ではハブが良くないかも知れないということでしたが、
点検したところ とくに問題無しです。

前後輪ともブレーキに利きムラがあるということで
試乗させてもらいましたが、低速でブレーキをかけると
ガクンガクンと強烈な利きムラがありました。
ブレーキゾーンをきれいにした結果 かなりましにはなりましたが、
完全に除くには至りませんでした。

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↑前輪の同じ位相での左右です。
チューブラータイヤが 傾いて張ってあったので
一旦剥がして張り直しました。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール5号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号を組みました。

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前輪はエボライトハブ20H CX-RAYヌポークラジアル組み、

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後輪はエボライトハブ24H 半コンペヨンロク組みです。
結線は後でやります。

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昨日組んだホイールと同スペックですが 別件です。

category: のむラボホイール

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WH-RS10さん  

お客さんからWH-RS10をお預かり・・・しただけではなくて
バイクごとオーバーホールでお預かりしているのですが
その作業の一環です。
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↑画像は作業後です。
作業前の全体画像を撮り忘れました。
車載キャリアに 前後輪を付けた状態のバイクを乗せたまま
うっかり天井に ぶつけたということで、
前輪振れが出てしまっていました。
フレームなどは無事だったのが不幸中の幸いです。

前輪はハブの回転がしぶかったので直したのと、
振れ取り前にセンターを見ていないので分かりませんが
振れ取り後にはずれていたので直しました。
たぶん元々は ほぼ出ていたと思われます。
振れについては リムが曲がったというほどではないので
新品と同程度、いや新品でもここまで追い込んで振れ取りしてある
RS10はまずないので ある意味新品以上だろうという程度

には振れ取りができました。

後輪は軽微な振れ取りだけで済みました。

ホイールが汚れていたのでオーバーホールの洗車ついでに洗っています。

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忍法ヤ〇オクの術(湿式)ですが、
最近 新たな方法を編み出しました。
作業が楽になったわけではないですが(むしろ面倒になってます)
完成度が より高くなっています。

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↑洗う前
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↑洗った後
タイヤも同じものです(念のため)。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール5号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号を組みました。

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前輪はエボライトハブ20H CX-RAYヌポークラジアル組み、

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後輪はエボライトハブ24H 半コンペヨンロク組み結線ありです。

category: のむラボホイール

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MUURの後輪を組み換えました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんからMUUR(ミュール)の後輪をお預かりしました。

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リムはキンリンXR300MUURオリジナル、

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ハブもチェンハウ(CHINHAUR/清豪工業有限公司)のR-220R
MUURオリジナルです。

アメリカンクラシックのハブに似ていますね。
それもそのはず、アメクラのハブも現在はチェンハウ製で、
通常のハブと逆で フリーボディ側にラチェット、
ハブ体側に爪(6つ)が付いている構造まで同じです。


お客さんの希望はフリーボディの11S化なので
アメクラのフリーボディが流用できれば
必ずしもホイールを組み換えなくてもいいにも関わらず

11Sハブで 組み換えることになりました。

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組み換え前は24H ヨンヨンJIS組み、
スポークは星のスターブライトの丸バテッドでした。
このスターブライトですが、同名の残念な現行品ではなく
磁石にくっつきまくりの 旧バージョンでした。
床に横たえた後輪を、
ホイールマグネットだけで起こすことが出来ます。
使い回してもよかったのですが、
長さの違いなどあるので断念しました。

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組めました。

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エボライトハブ24H半コンペヨンロク組み結線ありです。
組み換え前は反フリー側がヌルかったのですが、
組み換え後の結線なしの状態で比べても
カッチリ感については かなり化けました。
こっそりイタリアン組みにしたのは言うまでもありません。


おまけ
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シマノのフリーボディのスプラインは、
広い突起8つと 狭い突起1つという風に並んでいます。
これによってスプロケットの位相が ただ1通りに決まります。
ところが、ある種のチェンハウ系のリヤハブでは
狭い突起9つになっているものがあり、
その場合スプロケットがどの位相にでも入るという問題が起きます。
実際、ある年代のアメクラのハブでは
お客さんがスプロケットの位相を バラバラにセットしたことによって
見事に変速不良が生じていたことがありました。
この手のスプラインでしか起きないことですが 要注意です。

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↑スプロケットの変速ポイントの切り欠きを
赤く塗ってみました。

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位相が ただ1通りにのみ定まるスプラインの
フリーボディにスプロケットをセットすると・・・

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↑変速ポイントが このように きれいにずれて並びます。
この位置がバラバラになると変速が著しく悪くなります。
(といっても通常はバラバラにできないので 確認できないのですが)

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↑歯数の大きなギヤ(この場合はロー側4枚)では
ほぼ180°対岸の位置に 変速ポイントを もう1ヵ所設けています。

先ほど「狭い突起9つのスプラインでは どこでもスプロケットが通る」
と書きましたが、今回の組み換え前のハブでは一応 区別がありました。

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↑細い(1ヵ所)
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↑ちょっと広い(8ヵ所)

ただ、スプロケットのほうにも寸法差があって
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1枚物のスチール歯は寸法が きつめで
ただ1ヵ所にしか通らなかったものの、
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ローギヤ3枚を束ねているアルミのスパイダーアームは
寸法がゆるめだったので どこにでも通りました。

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↑○
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↑×
なので、ローギヤだけは間違う可能性があります。

私は 細い突起のみのスプラインを見たときに
これを警戒する癖が付いていますが、
お客さんのほうで取り付けたスプロケットでは
間違っていることが たまにあるので
アメクラユーザーの方は要注意です。

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↑これは 私の持っている超クロスレシオ10Sギヤ
「16-16-16-16-16-16-16-16-16-16T」です。

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16Tが9枚と トップギヤ用の16Tが1枚という構成です。

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「死の美顔器」「デスとうもろこし」の異名を持つ
これですが、変速性能は すこぶる悪いです。
(変速をする必要性については 私にも分かりません。
「変速」と書きましたが、速さが変わっていないのに
変速というのも おかしな話です。)

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↑スプロケットの歯先の位相がそろっているからか
歯間の段差が無い(変速ポイントの意味が無い)からか
リヤメカのスラント角が水平ではないからか、
変速が悪い理由は いろいろ考えられます。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール5号のスポーク交換をしました  

お客さんから のむラボホイール5号の後輪をお預かりしました。
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リーフハブ24H 半コンペヨンロク組み結線ありです。
フリー側のコンペティションを
チャンピオンに組み換えてほしいということです。

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↑フリー側のスポークだけをばらしました。

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組めました。

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↑組み換え前(半コンペ)
最終交差より やや外周でバテッドしています。
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↑組み換え後(半チャンピ)

ホイールを完全に ばらしていないので
私の勝手な定義では この作業はホイールの組み換えに相当せず
今日もホイー(以下略)としてカウントされません。
どうでもいいことですが。

category: のむラボホイール

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のむラボホイール5号を組み換えました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号の後輪をお預かりしました。
デュラエース24Hハブ 全CX-RAYヨンロク組み結線ありで
組まれていましたが、半コンペに組み換えてほしいということです。
反フリー側の結線をほどかずに組み換えるのは
私が組んだホイールに限り 手順が分かっているので 可能ですが
ブルベと通勤合わせて40000kmほど使っていることと
スポークとびの修理歴があることなどから
気持ちよく全交換することにしました。
ということで テンションを十分にゆるめてから ばらしています。
後ろブレーキをあまり使っていなかったのか、
走行距離のわりにはブレーキゾーンの磨耗が見られなかったことと
リムにゆがみが無かったこと(疑似定盤の窓ガラスに当てても すき間が皆無)
から リムは使い回すことにしました。

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ハブを洗いました。
新品のアルミ大径シャフトのデュラエースハブ(7800以降)は、
シャフトの回転が濁りなくスムースながら
ハチミツをこねくり回すような重さがあるのですが、
ベアリングのアタリが出たのか スムースさはそのままで
回転が かなり軽くなっていました。
グリス切れをアタリと誤認することもあるので これについては要注意です。

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組めました。

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半コンペヨンロク組み結線ありです。

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組み換え前と同じく 金アルミニップルにしています。
(ニップルそのものは新品に交換しています)

category: のむラボホイール

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キシリウムSLさん  

お客さんからキシリウムSLをお預かりしました。
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1年ほど使っているとのことですが、
どこかで整備した直後のものを
セカンドオピニオン的に持って来られたのかと思うくらいに
センターバッチリ、振れもほぼ無しでした。
ベアリングもガタ無し 傷み無しです。
書くことないぞ困ったな。

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↑このスポーク、ステッカーではなく
ペイントというか プリントなんです!ちょっと手が込んでいますね!

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アイオロス3さん  

お客さんから ボントレガーのカーボンホイールをお預かりしました。
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チューブラータイヤを張っていますが、何とか剥がさずに
センターゲージを当てられたので助かりました。
前後ともかすかにセンターずれがありましたが
片側に寄った振れ取りでついでに消える!と思い
やってみたら 前輪はセンターをまたいで
逆方向にずれたので さらに出し直しています。

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ハブはDT製ですね。
後輪は反フリー側が ややヌルいのですが
フリー側がカッチリ張ってあったので これが限界です。
実は見た目以上のハイローフランジ(反フリー側が非常に小さい)
なのですが、結局は反フリー側ラジアル組みなりの左右差でした。

category: のむラボ日記

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コスミックカーボンSLEさん  

お客さんからコスミックカーボンをお預かりしました。
リムのブレーキゾーンはエグザリット仕様です。
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後輪に かすかなセンターずれがあったほかは、
ほとんど振れなども ありませんでした。
エグザリットのリムは振れ取り台を削っているような気がします。
(それ以前に普段の使用で削れてしまっていますが)

category: のむラボ日記

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レーシングゼロさん  

お客さんからレーシングゼロをお預かりしました。
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逆ねじになっている リヤハブの右エンドキャップが
例によって 手でゆるみました。
センターゲージを当てる部分だからというのもあって
まず そこを点検する癖がついています。

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↑ついでにフリーボディを抜いてみたところ、
仕事をしていない爪が1つありました。

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バネがゆがんだのかと思っていましたが
とくに問題はありません。
ドロドロに汚れたグリスの粘度で
爪がほぼ寝っぱなしに なっていたようです。

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洗浄してから再組み立てしました。
フリーボディに ハブ体側のラチェットのローレットの跡が
付いているのは、右エンドナットがゆるんだまま乗ったからです。
右エンドナットをしっかり締めてしまえば とくに問題はありません。

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お客さんの希望でフリーの音を静かに・・・と 当初言っていましたが
メリットとデメリットの話をすると うるさくしてほしいということになりました。
好みの問題かと思いますので 静かなほうがダメというものでもありません。

スプロケットはついでに洗いました。

ホイールは 前後ともセンターゲージがガタつく程度には
ずれがありましたが、直しました。

category: のむラボ日記

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コスミックカーボン40Cさん  

お客さんから コスミックカーボン40Cをお預かりしました。
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センターずれ ほぼ無し、振れもわずかだったので
作業がすぐに済みました。
フロントハブの回転がゴリゴリしているので
ベアリングが死んでいるのかと思ったら
玉当たり調整を締め込みすぎなだけでした。
接触式シールなので不要かとも思ったのですが
一応グリスアップをしています。

category: のむラボ日記

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R-SYSプレミアムさん  

お客さんからR-SYSをお預かりしました。
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後輪はセンターがずれていて
反フリー側のニップルを触らざるを得なかったため
トラコンプリングを外して調整しました。

前輪は振れもセンターずれも軽微だったのですが、
両手の親指でシャフトの両端を交互に押すと
はっきり聴こえるキシミ音が鳴ったので
ニップルの増し締めと スポークヘッドへのグリスの塗布が
必要と判断し やはりトラコンプリングを外しました。

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↑リングに付いているスポークヘッドとの接触痕が、点ではなくて
リングが回ったことによって横にずれて長くなっています。
やや位相をずらして打ち込みなおしたのかな、とも思ったのですが
スポークヘッドの動きによって リングが回ったようです。

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↑スポークの首下のケブラー(っぽいワッシャー布)が 破れていました。
これはニップルの締めすぎではなく、かえって締め足りないことから起きています。
伸びが無いカーボンスポークなので R-SYSはスポークを張らなくていい、
と思いがちですが しっかりとハブフランジをスポークで引っぱっておかないと
接触点がガタついて異音の原因になります。
増し締めと かすかな センターずれを直したあとに
作業前の音鳴りを 同じ方法で出そうとしたら、
まったく異音がしなくなっていました。

異音が出てからの対処法も同じです。
とくに立ちこぎなどすると たったこれだけの接触点から出ているというのが
信じられないくらいバキバキとなることがあります。
そういうR-SYSは(少なくとも私の知るかぎりでは)
例外なくニップルの締め込みが足りません。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール5号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号を組みました。

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前輪はエボライトハブ20H CX-RAYヌポークラジアル組み、

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後輪はエボライトハブ24H 半コンペヨンロク組みです。
結線は 後でします。

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お客さんの希望により 緑アルミニップルにしました。

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接写しないと分かりにくいですね。
普段はDTのアルミニップルを使うのですが
かなり長期にわたって入荷していないので サピムにしました。
サピムのCX-RAYに付属しているアルミニップルは14mmですが、
これは12mmのものを使っています。

category: のむラボホイール

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ENVE1-45リムで組まれた前輪を 組み直しました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんからENVE1-45リムのホイールをお預かりしました。
ハブは非常に特殊なもので、お客さんの希望によりお見せできません。

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パワータップG3ハブ並みのラージフランジハブですが、
ローハイフランジとなっていて

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左右ともDTレボリューションでヨンヨン逆イタリアン組みされています。

実はこのハブ、6穴ローター台座付きのディスクブレーキ用ハブなので
ローハイフランジや逆イタリアン組みであることは 理に適っています。

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↑ハブの左右をひっくり返して
ローターをシングルギヤに見立てると、
オチョコの関係が通常のリヤハブのようになり
ハイローフランジでイタリアン組み相当となります。

組み換えをお願いされた理由は「ヌルいから」です。
スポークはレボリューションですが、
うにょーんの発生までに まだ増し締めが出来そうなテンションでした。
交差を握ると簡単にペキペキと音が鳴らせます。
だいたい私が普段組むENVEのテンションの7割くらいでしょうか。

で、増し締めで済ませられるかというと
別の理由で無理でした。

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↑スポークのねじ山に塗布されていたのが
強度が高めのロックタイトだったからです。
このねじ止め剤は、硬化してからの ゆるみ止めとしては有効です。
ニップルのゆるみ回転の初動を強烈に止めます。
が、振れ取りなどの再調整でニップルを少しでも回してしまうと
ただのパリパリしたカタマリとなり
それ以降は ねじ止め剤としての効果は激減します。

増し締めしようとすれば まず このパリパリを
ニップルの締め込みで割る必要がありますが、
接着強度が高くてスポークが過度にねじれるので
全てのスポークで問題を起こさずに増し締めするのは困難です。
ということで 増し締めしたければ
いったんバラしてから スポークのねじ山に付着したパリパリを
きれいに落とす必要があります。

・・・事実上の組み換えになるなら スポークも換えたほうがいいですね。

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組み換えました。

DSC07703amx3.jpg
24H 全CX-RAYロクヨン逆イタリアン組み結線ありです。
スポークテンションの低い側が反ローター側になるので
結線をしようかどうか迷いましたが、やりました。
過去に私が組んだディスクブレーキ用の前輪では
したり していなかったりです。

組み換え後のテンションは フリー側で組み換え前の約1.5倍、
反フリー側は左右異本組みが効いているので それ以上です。

DSC07704amx3.jpg
↑このピンクローターは お客さんのものではありません。

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キシリウムエキップSさん  

お客さんからキシリウムエキップSをお預かりしました。
DSC07676amx3.jpg
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新品です。
前輪はセンターが出ていたのですが、
振れ取りをしたらずれたので 再度出しなおしました。
後輪は振れがほぼ無しでセンターがずれていたので
振れ取りついでに直しています。

最終的に振れ取りとセンター出しをするのであれば、
実はセンターがずれていてくれたほうが
増し締めの方向が一方向に決まるのでかえって楽、
という場合は多々あります。

後輪で反フリー側にガッツリずれている場合を除いては。
(↑フリー側が張っていて締められない+
反フリー側をゆるめたくない)

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WH-RS010さん  

お客さんから WH-RS010をお預かりしました。
DSC07667amx3.jpg
DSC07668amx3.jpg
新品です。
後輪のセンターがかすかにずれていました。

DSC07674amx3.jpg
↑バルブ穴からのぞいて びっくりしたのですが、
内周側の厚みがすごいことになっています。
オフセットリムだからかな、と思ったのですが
DSC07672amx3.jpg
↑先ほどのWH-6800で これくらいなので
やはり すごい厚みです。

ホイールの扱いに不慣れであったり無頓着な人が使っても
ぶっ壊れない というのも一種の性能ですが、
リムの重さだけでなくてホイールの構造も含めて評価するなら
マヴィックのアクシウムが最強なのではないかと個人的には思います。

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WH-6800さん  

お客さんからWH-6800をお預かりしました。
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前後とも経年使用なりの振れが かなりありました。
それだけならいいのですが、後輪のセンターが異常にずれています。
これは出荷状態ではありえない量で、
「振れ取りをひたすらやったのに センターを点検しない」
場合にしか起こりえないことです。

DSC07671amx3.jpg
スプロケットを見たときに、強烈な違和感を感じたので外しました。
ちょっと考えられないことを(お客さんではなくショップが)
していたので直しました。お客さんには何がおかしかったのか説明しています。
スプロケットを洗ったのは 作業のついでです。

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ゾンダさん  

お客さんからゾンダをお預かりしました。
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DSC07665amx3.jpg
前後ともセンターバッチリで、振れもほぼありませんでした。
センターについては
「ショップで点検して追い込んでいる感じ」がしたのですが、
お客さんいわく「ちゃんと販売前に見ていると言っているところ」だそうです。
それなら なぜ当店に・・・。
振れ取りする箇所はあったので
当店で まったく何もしていないわけではありませんが。

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