のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

のむラボホイール5号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号の後輪を組みました。

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エボライトハブ24H 半コンペヨンロク組み結線ありです。

当店のXR200リム20Hと24Hの在庫が ほぼ尽きました。
20Hは在庫なし、24Hは あと3本くらいです。
7月10日前後に各100本ずつ届くので それまでお待ちください。

category: のむラボホイール

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818×2=1160  

昔々、7900デュラエースのブレーキシュー+ねじ左右1セットの定価が
668円だったことがあるのですが、
そのときの6700アルテグラのブレーキシューとフネの左右1セットの定価が
699円に設定されていたことがありました。

6700のフネに付いているシューは単品販売668円のものと同じなので
フネの価格が差し引きで31円ということになります。

アルミリム用と別個に分けて使うための カーボンリム用のフネ欲しさに
買う人がたくさんいるはず(むしろ そういう提案をこちらからする)と思い
50ペアほど仕入れたことがありますが、一瞬で完売しました。

もちろんこれは価格設定ミスで
すぐに値上げされた(→1952円)のですが、
それと同じようなことが 今また起こっています。

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↑画像左が 9000のR55C4アルミリム用シュー+ねじ左右1セットで、
右は 同じものが2ペアになっただけです。

どちらも現行品で普通に入手可能ですが、
左右1セット分のほうが定価818円、
左右2セット分のほうが定価1160円で設定されています。

1160円ではなく 1610円にするつもりだったのでは?
と思われるのですが 現状1ペア入りのほうを買うと
非常に損なので ここでお知らせします。
こんなことを書くと当店も損をするのでは?と思われるかもしれませんが
当店にあるシューの在庫など 数が知れていますので
痛い目を見るのは むしろ(以下略)

2014年のカタログでは 左右1ペア入りのシューしか設定がなく、
シマノが2015年の5月1日に
値上げするまでの価格は757円だったので、
現行の左右1ペアのほうの818円がメーカーの想定価格であり
左右2ペア入りを買った場合の 1ペアあたりの単価580円は
明らかに価格設定ミスです。

これは近々値上げされる可能性が高いので、
シマノのアルミリム用シューをお使いの方は
買い溜めをオススメします。

category: 新着情報!

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外装バッテリー用の穴を 別に設けました  

ドリルがうなる!
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お客さんから デローザのスーパーキングRをお預かりしました。
組みつけるコンポが 電動・機械式どちらにも対応している
フレームではありますが、バッテリーのコード用の穴を
ダウンチューブのボトルケージ穴の中間あたりにあけています。

最初の電動コンポの7970デュラエースが出た直後は
電動コンポ対応のフレームの場合
ここに穴をあけていたことも多かったのですが、
穴がここにあると ケーブルカバーを取り付けて配線することになり、
見た目に分厚くなるのと コードの取り回しが長くなるので
できれば避けたいところです。

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ボトルケージ穴(M5)とは別に M4穴が1つ あいています。
これはロングバッテリーホルダーに付いている ねじ台座に対応しています。

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↑これの
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↑ここですね。
実は ロングバッテリーホルダーはモデルチェンジをしており、
初期のころは このM4ねじ用の台座が無く
バッテリーホルダー下部の暴れ止めは
結束バンドでフレームを縛る方式だけでした。
現行モデルでは フレームにねじ穴を設けてあればM4ねじで、
設けていなければ結束バンドで
ロングバッテリーホルダーを 固定することになります。
実は 固定しなくても大して暴れないので、
結束バンドで縛る弊害(塗膜へ食い込むことや 汚れが引っかかることなど)を
考えれば あえて縛らないほうが良いかもしれません。

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しかし この穴・・・
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もうちょっと 一直線上に あけようぜ。

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実際に取り付けると こうなります。

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ここの低頭スクリューキャップねじは やや特殊な形状です。

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先ほど書いた「ケーブルカバー」ですが、
上の画像のものは 旧タイプのロングバッテリーホルダー用で、
現行品は やや異なります。

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ケーブルも含めて 組み立てました。

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バッテリー台座側の この部分が 現行品と異なります。

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上側の先端は こうなっています。

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完成形はこうですが、
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フレームから浮いて取り付くことと
掃除がしにくいすき間ができることが うっとうしいので、
なるべく これを使いたくありません。

カンパニョーロのEPSで組む場合で考えてみても、
ダウンチューブのボトルケージ穴の間に穴をあけるのは
意味がないので 仕様としては「古い」やり方ということになります。

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ということで、お客さんに許可をいただいて
ここにバッテリー台座までのコードの穴をあけました。

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ロングバッテリー台座がフレームから浮いたりもしません。

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フレーム外に出ているコードの長さも 最小限にできました。

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余談ですが、M4ねじ台座が このように2つある場合は
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ショートバッテリホルダーを 低頭キャップスクリューねじ2本で
取り付ける形式になりますので、さらにスッキリします。
元のM4ねじ台座から 上のほうを増設して2つにし、
ショートバッテリーホルダー化してもいいのですが
これは 後からでも出来ます。

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バッテリー台座まで コードを どう引くかによって
必要なコードの長さが変わるので、
そのことだけは 先に決めたかったのです。
それが決まらないと BB小物が取り付けられず、
組み立てが進みません。
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フレームに用意された穴が十分に大きかったので、
外装式ジャンクションを一部削って 内装式として使いました。

今回の作業はコンポの移しかえなのですが、
元のバイクが外装式で組まれてあったので
ジャンクションも外装式なのです。

スーパーキングのシートポストは、横幅が非常に薄い専用品なので
シートポストバッテリーが使えません。
シートチューブに仕込むことは多分可能ですが
本来 SM-BTR2はシート「ポスト」内蔵用なので
フレーム側が それを想定した穴の位置になっていません。
あと、組み換え前のフレームが 外装バッテリー式なので
充電器の買い足しなども含めて無駄が出ないようにしようとすると
シートポストバッテリーにする理由がありませんでした。

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のむラボホイール1号の後輪を組みました  

のむラボホイール1号の後輪を組みました。
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ハブは9000デュラエースです。

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24H 半コンペヨンロク組み結線ありにしました。

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このハブ、間違いなく 5万kmは使っていますが
ベアリングは大して傷んでいませんでした。
グリスは切れていたので 新たに充填しています。

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たしまえ換み組でブハプッターワパを輪後の303  

。(略下以)ーイホも日今
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お客さんから 303の後輪をお預かりしました。
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リムは ファイアクレストのWO仕様で
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ハブは シマノ11Sフリー仕様の DT240Sです。
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黒半コンペヨンロク組み結線ありで組まれています。
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先日の808の後輪ほどには
スポークの変形が不動というわけではありませんが、
かなりカッチリしています。

これをパワータップハブに組み換えます。

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ニップルとニップルワッシャーを使い回したいのですが、
リムの中に落とすと回収が面倒なので ハブ移しの術を使います。

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バラしました。
ハブは わざわざ10Sに戻します。

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スターラチェットの 洗浄とグリスアップをしました。

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組めました。

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G3ハブ 全黒CX-RAYヨンヨン組みです。

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フリー側を可能な限り張りましたが、
反フリー側を握ると
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軽い力でも うにうにとたわみます。



ここまで、おかしいと思った方も多いと思いますが
この記事の時系列は 実は逆さまです。
パワータップハブの後輪を、お持ち込みの10Sハブを 11S化しつつ
カッチリ目に組み換えてほしいということでした。

元々の303も、過去に私が増し締めしてはみたのですが
フリー側がパンパンに張って 限界を感じたので
劇的に化けさせるのは無理でした。

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エウラス 2WAY-FITさん  

お客さんから エウラスをお預かりしました。
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後輪に ちょっとしたセンターずれがあった程度です。
3年ほどノーメンテで使ったということですが、
ハブの回転も悪くありませんでした(むしろアタリが出て新品以上)。

作業前にチューブレスタイヤを外して
作業後・撮影後に また履かせましたが、
チューブレスタイヤ全般の傾向として
経年仕様で横っ腹が柔らかくなってくると
ビードが上がりにくくなってきます。
今回はIRCのタイヤでしたが、
思ったよりは すんなり上がりました。

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レッドメタル 29 SLさん  

お客さんから レッドメタル29をお預かりしました。
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前輪は お客さんがステッカーを一部剥がしています。
このステッカー、リムサイド全域に渡っているので
振れ取り作業の妨げとなり 困ります。
何とか出来ましたが。

ロードバイクの700Cというサイズですが、
622Cのリムにタイヤを履いて空気を入れた状態の外径が
約700C(1C=1mmなので700mm)になることから
そう呼ばれています。
(実際に700Cになるタイヤ幅はと言えば28Cくらいなのですが)

29インチというサイズは、
700Cサイズと同じ622Cリムに MTB用のタイヤを履くと
タイヤ込みの外径が 約29インチになるので そう呼ばれています。

要するに幅の広い700Cリムに
オフロードタイヤを履かせた規格、ということです。

WOリムの場合、ビードフックの部分の幅の表記が
あるものもあり(リム自体の幅ではない)、
ロードバイク用のリムの場合は 15C前後が標準ですが
このリムは19C幅なので リムに「622×19C」という表記があります。
先日のフルクラム レーシングゼロカーボンは622×17Cとあったので
最近 増えてきたロードバイク用のワイドリムは
既存のロードバイク用の幅と クロカンMTB用の幅の
中間くらいということになります。おそろしや。

それはいいとして、前輪はちょっとした振れ取りで済みました。
ハブも玉当たり調整ついでに中を少し見ただけで
グリスアップなどもしていません。

後輪は かなりの強敵でした。
センターずれが1円玉1枚くらいの幅であり、横振れが かなりあります。
目立つのは1ヵ所ですが、細かい振れはたくさんあります。
さらに、お客さんの申告で リムのビードフックに凹みがあるということでした。

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↑ここですね。
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ほぼ直りました。
ふくらんで見えるのは ステッカーの めくれです。
指で触っても 凹みも ふくらみも 感じない程度にはなりました。

ここから片っ端に振れ取りを続けたのですが・・・
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↑ここも かすかに凹んでいます。
振れ取りをしていて「おかしい」と思った箇所です。
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直しました。

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時系列が前後しますが、リヤハブは分解しました。
カップ&コーン式ではなく カートリッジベアリングです。
フリー側のベアリングの回転が ややゴリっていましたが
グリスアップで対処しました。

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後輪は結果的に洗ってしまいました。
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このホイールの持ち主のお客さんは
自分で多少はホイールを触れますが、
さすがに これは当店に持って来られました。
私も ビードフックの凹みは別として
リムそのものに歪みがある、と作業前は思っていたのですが
実際には かなりきれいに直せたので驚きました。
横振れはステッカーの厚み以下になっています。
フルクラムの後輪ですが 2:1スポークではないのも幸いしました。

ホイールを多少は調整できるほどのお客さん、ということと
このホイールのお持ち込み時点での惨状が
事情として噛み合わない気がしたのですが、
このホイール、人に貸していたそうで
通勤だか通学に ガンガン使い倒されていたそうです。
思えば確かに そんな感じの汚れと スプロケットの摩耗具合でした。

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初代R-SYSさん  

お客さんから 初代R-SYSをお預かりしました。
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後輪だけです。
カンパニョーロ11Sギヤを付けていますが、
ロックリングを締めると固定ギヤ状態になるということで持って来られました。
他のショップに半年ほど預けてあって
その間に マヴィックの代理店にも相談したり送ったりしたそうですが
「これ以上は無理」と言われて返されたということです。

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↑初代R-SYSは こんな感じの形状になっているのですが、

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カンパニョーロの11Sスプロケットを入れると 右フランジに接触します。
フリーボディのどん突きより内側に スプロケットが
せり出している形状であることが災いしています。
カンパニョーロが11S化したのが2009年、
初代R-SYSが出たのが2008年なので
こうなることは想定できなかったはずで、仕方ありません。
この場合、スプロケットを入れる前にED11スペーサーという
薄いスペーサーを1枚入れるべきなのですが、それが入っていませんでした。
ただ、ED11スペーサーは非常に薄いので
それ1枚ごときで この問題が解決することはありません。

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↑フリーボディを外した状態です。
右フランジの スプロケットと接触していた部分は汚れていません。
今回のことは、直せないこと自体は「仕様なので仕方ない」と思いますが
ここが接触することはローギヤを当てれば すぐに分かることで、
少なくとも半年預からなければならないような事例ではありません。

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何を思ったのか、通常1枚だけ入っているはずの
フリーボディのどん突き防止スペーサーが2枚入れてありました。
これで寸法を稼ごうとしたのでしょうが、
この状態でも接触するので問題は解決していません。
まさかこれが アメアスポーツ(マヴィックの代理店)の
指示や対処の結果
というのではないと思いますが、
この状態でお客さんに突っ返すのはいけません。
お客さんも2枚入っていることは知りませんでした。
仮に これで接触問題が解決したとしても
変速調整が「このホイール専用の調整」になってしまいます。
さらに、2枚入れた状態でホイールセンターを出し直しているのかと思ったら
1枚の状態で ほぼ出ていたので
「スペーサー1枚分 右側だけ長い後輪」になっていました。

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一応 解決しました。
フリーボディ内のスペーサーは1枚で、正規の状態です。
スプロケットも ついでに洗っておきました。
接触について「仕様なので仕方がない」のは事実です。
通常の手段では解決できないのも確かです。
「仕方がない」の判定に半年かかるとか
中途半端な状態(しかも解決していない)で
お客さんに突っ返すのは おかしいと思いますが。

当店にはED11スペーサーがないので、
それだけ補填しておいてください。
(この状態で スプロケットはフランジに擦っていませんが)

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キシリウムSRさん  

お客さんから キシリウムSRをお預かりしました。
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振れは大したことはありませんでしたが、
前後輪とも お客さんに「これがセンターずれです」と見せられるくらいには
センターずれがありました。
お客さんの希望で リムのブレーキゾーンをきれいにしてみましたが、
新品同然と言えるほどには なりませんでした。
かなり きれいにはなったのですが。

このホイール、後輪は実質的にはR-SYSです。
カンパニョーロ11Sギヤが付いているのですが
ローギヤと右フランジのすき間の写真を撮らせてほしいと
お客さんにお願いして 快諾してくださったのに
撮るのを忘れました。

撮りたかった理由は次の記事で。

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レーシング3さん  

お客さんから レーシング3をお預かりしました。
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前輪だけです。
ニップルがゆるんでリムの中に落ち込んでしまったそうですが、
他にも事情があり 直すのが億劫になったのか
半年か1年くらい放置していたということです。

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マグネットでニップルを呼んで修理すればいいだけ・・・
だと思っていました。

スポークの首とびやニップルの破断(今回は破断していませんが)などで
1ヵ所だけ 部品を補填して直す場合、
その部分だけを増し締めして横振れが無くなるところまで締めれば
修理はほぼ完了で あとは微調整だけになります。
が、なぜかそこまでやってみたところ
最も振れているのは ニップルを補填した箇所とは全然違う部分でした。
しかも細かい横振れがそこら中にあります。
さらに、ホイールを回すと ビクンビクンと波打つような
大きな縦振れがありました。
このニップルの件とは別件で どこかのショップに
振れ取り依頼をしたことがあるということなのですが、
そのショップ曰く「この縦振れは直らない」ということなのだそうです。
冒頭書いた「他にもある事情」というのはこれのことで、
ニップルがリムに落ち込む前から振れがあったらしいです。

私が見れば分かりますが この縦振れは座屈でリムが変形したなどではなく
横振れ取りだけをムチャクチャにやった結果出たもので、
横振れ取りを試みた結果 出た縦振れです。
自分でおかしくしておいて それを「直らない」というのですから、
こういうバカはホイールを触らないほうがいいですね。
あと「直せない」のを「直らない」という言い方をしているのもムカつきます。

作業にかかる前の縦振れが、振れ取り台のゲージに当てて
目視できる量でどれくらいか お客さんに見てもらってから
作業後にどれだけきれいに取れたかも見てもらいました。
ニップルの調整で狂った縦振れなので ニップルの調整で直ります。
リムの変形がなかったので、かなりきれいに精度が出ました。
たぶん これの吊るしの新品のとき以上に出ています。
もしこれが後輪なら、2:1スポークなので ここまで追い込めないと思いますが。

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直りました。

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リベットナットを打ち換えました  

ドリルがうなる!
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お客さんから デローザのキングXライトをお預かりしました。
ダウンチューブ側のボトルケージのねじ穴が 供回りするそうです。
お客さんのほうで瞬間接着剤を垂らして
対処してみたそうですが(ギエエエエエ)、
どうも直っていないようです。
完全に末期的症状の供回りであれば
ボトルケージを外すこと自体も難しいのですが、
そこは何とかなりました。

シートポストを抜いてシートチューブを覗いたところ
ダウンチューブにはつながっていませんでしたが、
フォークを抜いてみると ダウンチューブとヘッドチューブは
つながっていたので リベットナットを落とし込んでも
回収可能なことを 事前に確認しています。

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↑ダウンチューブうえ
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↑ダウンチューブした
リベットナット周りのパリパリは瞬間接着剤です。
これをフレーム内に落とし込むために
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↑リベットナットがこうなっているところを
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ここまでドリルを入れることにします。

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ここで問題が発生しました。
ドリルの回転でリベットナット自体が供回りします。
しかも瞬間接着剤が回転の熱で気化したのか
強烈な接着剤のにおいがしてきました。
順序でいえば逆で、ドリルの回転と熱で接着が取れたのが先で
それがために供回りが起きているようです。

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印をつけてみました。

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60°くらい時計回りに回っているように見えますが、
実際は(360×n)+60°くらいです。
何周も回っています。

作戦を変更して、ハンドグラインダーで
ギリギリまで削いで フチをめくることにします。

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ギリギリまで削ぎました。

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これを めくって
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めくって
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ちぎり取ります。

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あとは ストンとフレーム内に落とすだけです。

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もう片方は 慣れもあって すぐに出来ました。

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↑こんな感じ

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あとは このリベットナットを専用工具で カシメて付けるだけです。

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↑こうなります。
DSC02500amx4.jpg
↑カシメたところ

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回収した 元のリベットナットですが、
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ほとんどカシメてありません。
これでボトルケージを固定できていたのが不思議です。

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新しいリベットナットを打ち込みました。
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↑こんな感じ

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ボトルケージ穴のねじ穴の向きが平行ではありませんが
これはダウンチューブが特殊な形をしているためで、元からです。

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↑作業前

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↑こんな感じになっているので
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下のねじ穴にワッシャーを足すことで ねじの向きはともかく
高さだけでも合わそうと思ったのですが、
実際にはボトルケージがそのまま付きました。
お預かりした時点でも同様なので
元のボトルケージが付かない道理はないのですが、
ボトルケージによっては 取り付けできないものもあるかも知れません。

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余談ですが、カレラのフィブラの シートチューブ側ボトルケージ穴も
同じような状態になっています。
こちらのほうが自由度が低いと思いますが。

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のむラボホイール1号の前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール1号の前輪を組みました。

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謎のワイドフランジハブ20H CX-RAY反ヌポークラジアル組みです。

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ヌポークラジアルで組んでもフォークに干渉しないのは確認済みですが、
それも知ったうえで 反ヌポークにしています。
これでも たいていの手組みホイール用ハブより
実効フランジ幅は広くなります。

category: のむラボホイール

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808の後輪を パワータップハブで組み換えました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから最新モデルの808の後輪をお預かりしました。
一緒にパワータップのリヤハブもお預かりしていて、
組み換えをご希望です。

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ところで このホイール、
タイヤを張った跡もなければ
ブレーキをかけた跡もありません。
どうやら未走行の新品のようです。
仮に、多少使ってから
これらの痕跡を分からないレベルまで消したとしても

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フリーボディにスプロケットの跡を残さないのは
不可能だと思うので やはり新品のようです。
フリーボディはカンパニョーロ用ですが、
お預かりしたパワータップのハブはシマノ用なので
どうも「パワータップハブの808ホイールの材料」として
リム単品ではなく ホイール全体を海外通販で特価で買った、
という事情なのではないでしょうか。

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ホイールは、ZIPPの箱と比べてピッタリ一回り大きな
某海外通販の箱にマトリョーシカ状態で入っていました
(マッチ箱を想像してもらうといいかもしれません)。

DSC02532amx4.jpg
←←←立つ位置まちがえた←←←

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ところでこのハブ、ゼロニー組み相当の前作から
はるかに ましになった新作です。
見かけ上は左右同径フランジで、
反フリー側のスポークヘッドの位置を フリー側より小さくして
実質的にはハイローにしている・・・
わけではなくて本当に左右同径フランジですが、
808のリム高さ(=スポークの短さ)あっての スポークのたわみにくさで、
左右同径同本組みでも 反フリー側がヌルいということはありませんでした。
新ハブの303は 新ハブの808より反フリー側がヌルくなるはずですが、
それでも旧ハブの303よりは明らかに硬いはずです。

旧ハブからの組み換えなら「組み換え前より硬くなる」と
ほぼ断言できますが このハブからでは精一杯張って微増というところでしょう。
といってもそれは 組み換え前と同じ全CX-RAYにした場合で、
半コンペという反則技を使うので かかりの良さを
組み換え前以上にすることは出来ると思います。
今回は組み換え前のホイールを使っていないようなので
(お客さんの感想で)それが出来たかどうかが 確認できそうに無いですが。

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組めました。

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G3ハブ24H 黒半コンペヨンロクイタリアン組み結線ありです。
イタリアン組みと わざわざ書いたのは
お客さんの希望に「イタリアン組みで」とあったからです。
黒スポークにしたのは私の一存で、
当初は銀スポークにするかもと言っていましたが
結局 黒スポークにしました。

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ニップルの首下のワッシャーは 使い回していますが
今回はニップルの形状が優秀だったので ニップルも使い回しています。

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のむラボホイール3号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール3号の後輪を組みました。

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エボライトハブ20H 黒半コンペヨンヨン組み結線ありです。

category: のむラボホイール

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XR200リムのホイールさん  

お客さんから XR200リムで組まれたホイールをお預かりしました。
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前輪20H 後輪24Hで スポークは全てCX-RAYです。
組み手の方については お客さんから聞きました。
ここを見ているらしいので これもたぶん見ることになると思います。

後輪が振れているので直してほしいということでしたが、
確かに細かい振れが左右どちらにも出ていました。

前輪は紙1枚ほどのセンターずれがありました。
センターゲージによっては「センターが出ている」と
判定される程度の量だったので問題はありません。

後輪に少し縦振れがありましたが、ホイールの構成上 致し方ないことです。
XR200は 縦振れをかなり追い込める、精度の良いリムですが
今回の後輪は2:1スポークなので 縦振れの妥協点はどうしても下がります。
同じような(スチールスポークで2:1組みの)構成の
レーシング3の一般的な吊るしの状態と比べれば はるかにましです。
このくらいの縦振れなら タイヤの接地面の変形量より はるかに少ないので
乗って異常を感じることはありません。

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リヤハブは 6つ爪フリーのもので、
リーフハブの兄弟です(どっちが兄かは不明)。
フランジ穴は2:1スポーク用に設計されています。
2:1ロクゼロ組みですが、スポークテンションの左右差が
100:100を通り越して 反フリー側のほうが うっすら高いくらいなので
(少なくとも フリー側の最低値<反フリー側の最大値ではある)、
ヨンゼロ組のほうがいいかも知れませんが そこは好みです。


上から目線で恐縮ですが、エラソーに2つほどアドバイスすると
DSC02452amx4.jpg
DSC02456amx4.jpg
カートリッジベアリングのハブは、
ヌポーク通しラジアル組みを避けたほうがいいものがあります。
powerway系のハブすべてが ダメというわけではないですが、
リーフフロントハブでは ある理由から やりません。
リーフリヤハブでは 一応OKですが、
私は 反フリー側ラジアル組みの後輪を組むことが
まず無いので 関係のないことです。
理由はメシノタネコードに触れるので書きません。
これらのハブが それに当たるのかどうかも書きません。

追記:ヌポークラジアル組みをしたときに「ある現象」が起こるかどうかが
ヌポークラジアル組みができるかどうかの判断基準ですが、
ハブのベアリングの形式と シャフトとエンドナットの形式、
それらと あと2つほどの条件で ヌポークラジアル組みの可否が決まります。
「タンジェント組みのホイールは
ヌポークと反ヌポークを交互に繰り返している」ことに着目して
フランジ穴に ヌポーク通しと反ヌポーク通しを交互にした状態から
ラジアル組みをしたこともありますが、
この場合に起こる「ある現象」の起こり具合は
全ヌポーク通しと 全反ヌポーク通しの中間くらい、と思いきや
かなり 全ヌポーク通し寄りの結果になりました。

DSC02457amx4.jpg
あと、サピムのCX-RAYに付いてくる
14mm長さの銀アルミニップルですが、
これは使わないほうがいいです。
私はDTの12mm長さの銀アルミニップルを
わざわざ取り寄せて使っています。

DSC02484amx4.jpg
↑使わないので余ったサピムのアルミニップル
いま量ってみたら奥の袋(満杯)が1695g、
手前の袋(貯めこみ中)が1030gだったので 合わせて2725g、
このニップルは100個で約36gなので
やや少なく見積もっても 7500個くらい
使わずに持っているということになります。

DSC02485amx4.jpg
DTのニップルのほうが良い理由も書きません。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール5号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号の後輪を組みました。

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エボライトハブ24H 全CX-RAYヨンロクイタリアン組み結線ありです。

エボハブが良かったのですが、問屋さんの在庫が20Hと32Hだけで
24Hも当店にはすでにないのでエボライトハブにしました。

スポークもニップルもシルバーですが
こいつの別名は ブラックスペシャルです。
実験的なことを盛り込みましたが 画像には写っていません。

category: のむラボホイール

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奴らを高く吊るせ!  

パークツールの バイク掛けフックが入荷しました。
DSC02449amx4.jpg
木ねじ式と ナット留め式があり、
フックの形状も スタンダードと ファットタイヤ用の2種類があります。
木ねじ式はフック部の被覆が青、ナット式は黒です。

上の画像はスタンダードの木ねじ式で、お客さんの注文品です。
お客さんのお店が午前2時までやっているので 今から届けてきます。

category: 新着情報!

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のむラボホイール6号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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DSC02443amx4.jpg
のむラボホイール6号を組みました。
販売前の試作品です。
詳しくは また書きますが、使っているリムは
実測305g(プラスマイナス5g)のチューブラーリムです。

DSC02442amx4.jpg
前輪はリーフハブ20H CX-RAY反ヌポークラジアル組みで
DSC02446amx4.jpg
↑実測重量が こんな感じ、

DSC02444amx4.jpg
後輪はリーフハブ24H 半コンペヨンロク組み結線なしで
DSC02445amx4.jpg
↑実測重量が こんな感じです。

リムに ニップルとブレーキシューが付属しないので、
どこのメーカーのものが合うのか 調べないといけません。
ニップル問題は すでに解決していますが、
ブレーキシューのほうは まだです。
これも まだ販売できない理由のひとつです。

ブレーキシューについては 目ぼしいものを2種類ほど用意して
ある選手に人柱になって試してもらおうと思っています。
これらのホイールが のむラボホイール6号の試作品だと
バレては困るかもしれませんので

DSC02448amx4.jpg
↑リムに「ノムらぼほいーる6号デハアリマセン」印を付けておきました。
これで大丈夫です。

category: のむラボホイール

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ゼロライトさん  

お客さんから スピナジーのゼロライトをお預かりしました。
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DSC02430amx4.jpg
これらは本来 対ではありませんが、
前輪がアルミリムモデルで 後輪がアルカーボンモデルです。
どちらもWOリムです。
ゼロライトの後輪は 左右ともタンジェント組みなのですが、
反フリー側が ぐにぐにとたわむので
センターを保ちつつ張ってやるために フリー側を見てみると
カンカンに張ってあって微調整以上には触れない感じが伝わってきます。
見た目にはそうでもなさそうなのですが、ゼロライトは
後輪のスポークの変形量の左右差が大きいホイールです。

前輪は センターバッチリで振れあり、
後輪は ほぼ振れ無しでセンターがずれていました。

前輪はあちこち振れを取っていたら かすかにセンターずれが出たので
振れ取り後に出し直しましたが、
後輪は センターずれを減らす方向で
片側偏重の振れ取りをしていたら センターが勝手に出ていました。
過去に何度も書いていますが、いざ直すのであれば
センターずれは「あったほうが直しやすい」場合が多いです。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール1号の前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール1号の前輪を組みました。

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エボライトハブ20H CX-RAY反ヌポークラジアル組みです。

category: のむラボホイール

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404さん  

お客さんから 404の前輪をお預かりしました。
DSC02412amx03.jpg
スポークが1本とんでしまっています。
首元(ハブ側)でとんだのであれば タイヤを剥がさず対処できたかもしれませんが
ニップルが破断して リムに落ち込んだような感じになっているので
ニップルのかけらを回収するのと 新たなニップルを補填するのに
タイヤを剥がす必要があります。

楕円形でスチール製のニップル首下用ワッシャーが入っているのですが、
それとアルミニップルとの接触点で破断が起きていました。
ニップルのかけらが見当たらないような気がしましたが、
よくよく探すと(リムを振りまくると)見つかりました。
404だけにNot Foundとか言いたかっただけです スミマセン。

スポークを1本補填して 振れ取りをするだけなら たやすいことなのですが、
恐れていた事態が起こっていました・・・。
DSC02415amx03.jpg
フランジリング(勝手に命名)が 外れてしまっています。
このリング、フランジにスポークテンションがかかる前は
パチンと軽く はまりますが、はめてからスポークテンションをかけて
フランジを外に広げると 手では絶対に外せなくなります。

いま「絶対に」と書いたところですが、
スポークがとんだときの衝撃で リングが外れることがあるのです。
そして この状態からでは 絶対に手では はめられません。
(こっちの「絶対」は 本当に絶対)
お客さんのほうでも ちょっと頑張ってみたそうですが、
やはり無理だったということです。

再び はめるには、片側のスポークを一旦すべてゆるめるしかありません。
スポークがとんだ箇所以外の部分を触らなければいけないというのが
今回の「めんどくさいポイント」です。

DSC02416amx03.jpg
一応 直りました。

DSC02417amx03.jpg
全く同じスポークで 同じ長さなのですが、
黒スポークが在庫で無かったので 銀スポークで応急処置しました。
応急処置と書きましたが この状態、
おしゃれ泥棒状態で非常にかっこいいと 私は思います!
いっそのこと 応急処置と言わず
このままで使われてはいかがでしょうか?(※)
いやーこれはZIPPの見た目に新風を吹き込む
斬新なデザインですね!
「これ 最初からこうなっているの!?こいつイケてる!」と
思ってしまう方も多いのではないでしょうか!













(※)却下されました

category: のむラボ日記

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SES 3.4 45 WOさん  

お客さんから スマートエンヴィの3.4の後輪をお預かりしました。
DSC02410amx03.jpg
最近、SMART ENVEとは呼ばずに
SMART ENVE SYSTEMのアクロニムから
「SES」と呼ぶことになっているようです。
SES 3.4は 35mmフロント用リム20Hのみの展開、と
45mmリヤ用リム24Hのみの展開、という
2つのリムのセットの呼び名です。
リヤ用リムは オフセットリムではないので
「前後とも45mm高の24Hリム」でホイールを組めなくもないですが
メーカーの提唱する組み合わせに従わない積極的な理由もないので
35mm前輪と 45mm後輪で使うのがいいのでしょう。
リム幅も 前後で違いますし。

お預かりした理由ですが「縦振れがひどい」ということです。
リム幅が広めで、取り付けるフレームの後ろ三角が寸法的にシビアで
しかもBBの後ろに付けるタイプのリヤブレーキなので
リムの縦横振れが目立って見える条件がそろっています。
ごく最近 他のショップで振れ取りをしたらしいのですが、
センターがずれていました(1円玉1枚弱で お客さんに見てもらってます)。
縦振れは元々っぽいですが、センターずれは
最近したという 横振れ取りに起因すると思われます。

DSC02411amx03.jpg
ちなみにWOリムでパワータップハブでした。
もしここを見てたら覚えがあるだろう テメーの仕事だよ。

縦振れは 内側に凹んでいるのが1ヵ所、
外側に出ているのが1ヵ所ありましたが
それがホイール1回転中に混在しているので
ぐわんぐわんと偏心した感じに見えます。
縦振れをお客さんに看破されるというのは よほどのことです。
縦横振れをキッチリ追い込んだのと
センターずれ無し左右ドンピシャになったのを 現認してもらいました。

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F6Cさん  

お客さんから FF山口のF6Cをお預かりしました。
DSC02394amx03.jpg
DSC02407amx03.jpg
F6Rではなく F6Cです。
Cは「ClincherのC」・・・ではありません。チューブラーリムなので。
これはシクロクロス向けの仕様なので「CrossのC」という意味のようです。
となると RはRoadのRですね。
何が違うかというと、Rが24Hなのに対し Cは28Hとなっています。

お預かりした要件ですが、
DSC02395amx03.jpg
FF山口ブランドのシマノ10S用ハブのフリーボディ部分を、
シマノ11S用のものに交換してほしいということです。
以前 私が書いた邪悪な記事(→こちら)を見て、
これも同じことができるかどうかというお問い合わせです。

リンク先の記事では FFWD(←FF山口と区別しています)の日本代理店は
DTハブ仕様のものしか取り扱っていないと書いていますが、
現状ではFFWDと表記があるハブで組まれた仕様のものも取り扱っています。
が、やはりそれにも種類があるようで
そのFFWDブランドのハブのフリーボディは
このFF山口ブランドのハブとは互換性がありません(確認済み)。
なのでリンク先の記事と同じ手口で11S化することにしました。

DSC02396amx03.jpg
ということで あのハブのフリーボディを仕入れました。

DSC02397amx03.jpg
スプラインにある シマノ11Sを示す表記が
以前と変わっていますが、ものは全く同じです。

DSC02400amx03.jpg
爪の部分も同じです。
フリーボディがハブ体に突き当たるのを防止するスペーサーが
11Sフリーボディのほうにだけ入っていますが、
10Sフリーボディを抜いたときに 同じものが
グリスのせいでハブ側に残っただけで、
これは10Sも11Sも同じもの(寸法も同じ)です。

DSC02402amx03.jpg
例によって右エンドナットとの接触箇所だけは異なるので、

DSC02403amx03.jpg
↑右エンドナットの つばの部分を小さく削る必要があります。

DSC02406amx03.jpg
交換できました。
どん突き防止スペーサーの寸法が同じで
右エンドナットが 新フリーボディに付属していないので
使い回している以上、以前も書きましたが
この交換でホイールセンターは狂わないはず・・・なのですが
センターずれがあったので 微細な振れ取りも兼ねて直しました。


話は ちょっと逸れますが、
ガーミンのEDGE500は当初、正規代理店経由のものは
本体の色がシルバー/ブルーか
ガーミン・チポレ チームレプリカのアーガイル柄の2種類だけでした。
なので ブラック/レッドや シルバー/ブラックを見かけた場合
「ああ これはポチって買ったやつだな」と すぐに見分けがついたものですが
正規代理店で これらのカラーも展開してからは
一見しては分からなくなってしまいました。

同様に、DTハブでないFF山口のホイールも
「ポチって買ったことが確定」だったのが
最近は そうではなくなっています。

DSC02408amx03.jpg
今回の このリムは、玄武岩仕様なので
かなり前のFF山口のホイールのはずです。

DSC02409amx03.jpg
「このブログのせいで ロゴがFF山口にしか見えなくなりました」という
趣旨のコメントを最近 何件か いただいていますが、
これは元々「FF山口」です。
かの一流ホイールブランド「FFWD」と比べて
判別できないほど非常によく似ていますが
「違う」ということにしておかないと 思想警察が訪ねてくるので
私としては「違う」としか言えません。

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レーシングゼロさん  

お客さんから レーシングゼロをお預かりしました。
DSC02364amx03.jpg
走行中に ガーミンのトランスミッターを巻き込んで
スポークが1本曲がっているそうです。

DSC02362amx03.jpg
↑ここの反フリー側のスポークなのですが、
DSC02361amx03.jpg
この方向に曲がっているので 真横から見ても ほぼ分かりません。
スポークの在庫があったので交換しました。
スポーク曲りの件とは別で センターずれがあったので
(といっても 少しでしたが)同時に直しています。

category: のむラボ日記

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ゾンダさん  

お客さんから ゾンダをお預かりしました。
DSC02360amx03.jpg
落車で 後輪に顕著な横振れが出ています。
きれいに直りはしましたが、もしホイールをバラしたなら
リムが ごくわずかに反っているかもしれません。
前輪も持って来られていたので ついでに見ましたが、
ほとんど 何もせずに済みました。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール1号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC02418amx03.jpg
のむラボホイール1号の後輪を組みました。

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エボライトハブ24H 半コンペヨンロク組み結線ありです。

category: のむラボホイール

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レーシングゼロ 2WAY-FITさん(おしゃれ泥棒の話)  

お客さんから レーシングゼロをお預かりしました。
DSC02168amx4.jpg
正確にはレーシングゼロの2WAY-FITです。
お預かりした要件が通常の点検や整備なら
チューブレス仕様かどうかは どうでもいいことですが、
お客さんの希望は「スポークを1本だけ 赤に換えてほしい」ということなので
2WAY-FITなのかどうかで 仕事の内容が 多少変わってきます。

表題にある「おしゃれ泥棒」というのは
「スポークが1本だけ違う色にしてある状態」の のむラボ用語のことです。
キシリウムES以降のキシリウムには 元からおしゃれ泥棒状態のものがありますが、
それをカンパニョーロやフルクラムで あえてやってほしいという
ご希望が たまにあります。

キシリウムと違い 後から おしゃれ泥棒状態にする場合、
私は 色の違うスポークを バルブ穴の隣に配することで
バルブ穴をすぐ見つけるための目印としての
多少の実用的な意味を盛り込むことにしています。

カンパニョーロのG3組みや フルクラムの2:1組みの場合、
寄り合った3本のスポークを1組として見立てることができるわけですが
ゾンダ以上または レーシング3以上のモデルは21Hなので
3本スポークの束が 7つあることになります。

この「7つ(奇数)」というのが厄介でして・・・
DSC02368amx4.jpg
↑G3または2:1組みの 反フリー側のラジアル組みスポークの
7本だけを描き出すと このようになります。
そこから、スポークの重量バランス的に
最適な位置にバルブ穴を設けた場合・・・
DSC02369amx4.jpg
リムの継ぎ目とニップル穴の位相が かぶってしまいます。
これを避けるために G3または2:1の後輪は、
妙な位置にバルブ穴を設けています。

DSC02171amx4.jpg
↑これは別件で いま当店にある
シャマルウルトラ(非2WAT-FIT)ですが、
DSC02169amx4.jpg
↑スポークの根元の部分だけ リム高を高くしてあります。
この部分を 当記事中で 今後「島」と呼ぶことにします。
通常のG3部分では スポーク1本につき
1つの島を設けていますが、
DSC02170amx4.jpg
↑バルブ穴の部分では 位相ずらしをしつつ
バルブ穴と その隣のスポーク穴で長い一つの島にしてあります。
DSC02370amx4.jpg
相方の前輪では・・・
DSC02371amx4.jpg
↑バルブ穴のためだけに島を設けてある形になっています。



DSC02372amx4.jpg
DSC02375amx4.jpg
さらに別件。
これはレーシングゼロのダークラベル・・・ではなく
通常はUSBベアリングのところ 特別にCULTベアリングになっている
レーシングゼロ コンペティションという限定モデルです。
これの2WAY-FIT仕様というのはありませんので
リムは非チューブレスのレーシングゼロと同じです。
DSC02374amx4.jpg
↑フロントリムのバルブ穴付近は、
シャマルウルトラと違い バルブ穴の両隣のニップル穴と
3つまとめて 島になっています。
DSC02381amx4.jpg
↑リヤリムは、G3と違い 見かけ上の3本のスポークの束の中にバルブ穴があり、
バルブ穴の両隣とまとめて 島にしてあります。

キシリウムの場合、1本だけ色の違うスポークは
後輪の場合フリー側に配してあります。
なので前輪は 色違いのスポークがある側が「みなし右側」ということになります。

私の場合は、色が違うスポークの位置は
「後輪の場合反フリー側で 前輪の場合みなし左側」
「バルブ穴の最も近く」という 2つの条件で決めますが
前者の条件のほうが優先されます。
なので「おしゃれ泥棒」でブログ内検索して引っかかる
別件のシャマルウルトラ(→こちら)では
後輪の赤スポークが バルブ穴の隣ではありません。



DSC02382amx4.jpg
まだ本題には入りません。
これもまた別件のレーシングゼロ ダークラベル(非チューブレス)で、
私が過去 おしゃれ泥棒状態にしたものです。
DSC02383amx4.jpg
「反フリー側でバルブ穴に最も近い」という条件のスポークを
1本 赤に換えてあります。
DSC02384amx4.jpg
↑で、ハブ胴のラベルを見てみると
DSC02385amx4.jpg
フリー側から見てUSBと読めるように貼ってありました。

リムに貼ってあるWARNINGステッカーは
元来 進行方向左側に貼ってあるものが多数でしたが
最近は右に貼ってあることも多いので これを以って
左右みなしの判別材料とせず、
「ハブ胴のステッカーの向きを根拠にする」ことにすると・・・
DSC02386amx4.jpg
DSC02388amx4.jpg
↑前輪の場合 こうなりました。
DSC02389amx4.jpg
フルクラムの前輪は このブログでいうところの「逆穴振り」なので
左(みなし)フランジから出るスポークは 進行方向右から見て
バルブ穴の反時計回りの隣側となります。
DSC02391amx4.jpg
「みなし右側から見て 前後ハブともUSBが正向きに読めるとき、
どちらも向こう側のフランジから 赤スポークが出ているようにする」と
DSC02393amx4.jpg
↑バルブ穴の隣の赤スポークは
前輪は反時計回りの隣、後輪は時計回りの隣になるということです。


で、なぜ2WAY-FITの場合 仕事の内容が変わるのかというと、
DSC02179amx4.jpg
↑今回お預かりした後輪の バルブ穴付近の島は
こんな感じで非チューブレスリムと同じなのですが、
DSC02177amx4.jpg
↑前輪のバルブ穴の位置は なぜか ずらしてあって
ひとつの島で まとめてあったからです。
この場合「バルブ穴に最も近いスポーク穴」は
左右両隣から選ぶことができず、ここで確定となります。
リムが2WAY-FITの場合、後輪ではなく前輪のほうが
色を変えるスポークの条件を決めてしまう、
というのが今回 書きたかったことです。
DSC02182amx4.jpg
そこだけ赤スポークに換えました。
ここからハブ胴の「USB」が読める向きを「みなし右側」とすると・・・
DSC02181amx4.jpg
↑こうなりました。
先ほど、後輪で色が違うスポークを配する位置の 条件と優先順位は
「1:反フリー側に 2:バルブ穴に最も近く」と書きましたが、
それだと 先ほどのレーシングゼロ ダークラベルのように
バブル穴のどっちの隣に赤スポークが位置するかの関係が
前後で変わってしまいます。
・・・迷ったのですが、今回は
「前後輪どちらも右側から見て バルブ穴の反時計回りに一つ隣に赤スポーク」
で 揃えることにしました。
DSC02184amx4.jpg
なので今回は フリー側に赤スポークが来ます。
DSC02183amx4.jpg
↑「回転しているホイールから バルブの位置を瞬時に見つけ出す」
という多少の利便性を優先しました。

category: のむラボ日記

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パワータップハブで のむラボホイール1号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC02366amx4.jpg
パワータップの2.4ハブで のむラボホイール1号を組みました。

DSC02367amx4.jpg
28H 半コンペヨンロク組みにしました。
結線は不要な気がしますが、多分やります。

category: のむラボホイール

tb: 0   cm: 0

レーシングゼロ NITEさん  

お客さんからレーシングゼロ ナイトをお預かりしました。
DSC02334amx03.jpg
DSC02333amx03.jpg
「これがセンターずれですよ」と お客さんに説明できる程度には
後輪がずれていましたが、他には問題無しです。
フルクラムはかつて 強力な ねじ止め剤を使っていた時期があって、
ニップルが全くゆるまず 無理に回すとスポークのバテッド部分が
ひねり切れるように破断することもありましたが、
最近は ニップルと一体化するような強力なものは使っていません。
むしろ ほとんど何もついていない状態のものもあり
それはそれで考えものです。

先日バラしたレーシングゼロ カーボンも
スポークを半周ほどに渡ってほどくと
あとは手でニップルがゆるみました。

今回のナイトも、ニップルの回転がスムーズだったので
調整はしやすかったのですが、もうちょっと ねじ止めを利かせても
いいんじゃないかと思います。
いや、パリパリ系のねじ止め剤で強力接着をされるくらいなら
これくらいのほうがいいのですが。

category: のむラボ日記

tb: 0   cm: 0

ボーラ ワン 50 ダークラベルさん  

お客さんから ボーラワンをお預かりしました。
DSC02330amx03.jpg
DSC02336amx03.jpg
チューブラー仕様です。
前後ともセンターずれ無しで 振れもかすかだったのですが
後輪が何となくヌルいので 張れるなら張ってほしいとのことです。
明らかにヌルい場合は お客さんに断りを入れて
私のほうから増し締めを提案しますが、今回のこれは
とくにテンションが低めというわけではありません。

お客さんの希望なので 振れ取りの増し締めしろを残して張りました。
テンションを上げる前にスポークを握ってもらい、
上げた後に たわみが減ったのを確認してもらっています。

category: のむラボ日記

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