のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

リザードスキンの再来  

お客さんの注文で
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リザードスキンのチェーンステーステッカーを取り寄せました。
クリアカラーのほうはチェーンステー後部にかけて細くなる形ですが
このカーボンレザー(とメーカーが謳う材質)のほうは
長方形になっています。

もともとリザードスキンは
ネオプレーン生地を円筒形にしてベルクロで留めるタイプの
フレームなどを保護する用品を作っていたメーカーで、
チェーンステーやリヤサスのカバーなどを展開していました。
クイルステムを包むL字型のカバーもあったくらいなので
かなり昔からあるメーカーです。

最近では、ロード用のバーテープがよく売れます。
3000円もするようなバーテープが売れるのは不思議ですが、
欠品している色があれば 取り寄せをお願いされることも多い人気商品です。

これを今から お客さんのところに届けてきます。
午前2時まではやっているはずなので間に合うはずです。

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ZTRグレイル リムでホイールを組みました  

今日もホイー(以下略)。
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スタン’ズ ノーチューブスのZTRグレイルという
チューブレスレディのリムでホイールを組みました。
お客さんの希望が「グレイルの28Hリムのホイール」だったので
シマノのCX75ハブ(28Hしかない)で組みましたが、
妥協ではなくて むしろこのハブで組みたかったので ちょうどいいです。
あともしこのハブで24Hをラインナップしてくれたら
非常に有用な仕様となるのですが・・・。
もし存在していたら きっと何度も使ったことでしょう。

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前輪は全コンペロクロク逆イタリアン組みです。

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後輪は全コンペ・・・にしようと思ったのですが
フリー側をサピム・ストロングにしました。
組んだ後の反フリー側の張りを見る限り 正解です。
組み方はヨンロクJIS組みにしています。
結線は無し、場合によっては後日するかもということですが、
私としては、左右異径組みがかなり効いている後輪はいいとして
前輪の反ローター側を結線したいくらいです。

フロントハブのローター台座分のオチョコ量に対して
チャンピ/コンペで組む必要があるのか ちょっと悩んだんですが、
全コンペにしました。

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↑これはフリー側のストロングの最終交差部分ですが、
バテッド部分と交差がちょうど重なった状態で、
且つ スポークテンションが低いと パキパキ音の原因になります。
その場合、乗らなくても交差をにぎにぎするだけで異音がしますが
これは間違いなく大丈夫です。
(過去 実際に現認したのは スポークがレボリューションで
反フリー側という条件のときだけです)

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お休みをいただきます  

本日9月28日(月)ですが、
のっぴきならない用事のため お休みをいただきます。
申し訳ありませんが よろしくお願いします。
次回の のっぴきならないデーは10月21日ですが、
水曜日なので 元からお休みです。

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コスミックSLRさんと キシリウムSRさん  

お客さんから コスミックSLRをお預かりしました。
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リムの表記ではコスミックSLRです。
コスミックカーボンSLRというと、
ブレーキゾーンがエグザリッド処理ではない これの先代を指します。
残念ながらその2代でカタログから消えた短命モデルですが、
私はこいつが大好きです。前輪だけでも買っとけばよかった。
「調整要素のあるコスミックカーボンアルチメイト」みたいな位置付けですが
リムは従来のコスミックカーボンとほぼ同じなので
アルチメイトのような軽快感はありません。
そこに過度の期待を寄せずに 使いどころを間違えなければ
悪いホイールではありません。

マヴィックが時々やる「やりたかったことは分かるが、その方法でいいのか」という
斜め上に突き抜けた発想を象徴するホイールのひとつですが、
その筆頭は こいつではなくR-SYSです。

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このホイールのニップルは、汎用サイズのものと ねじ山のピッチが同じですが、
スポークのねじれが起こりやすいので 大きなセンターずれがある場合
作業が非常にやりにくいのが難点です。
上の画像程度では問題ありません。

問題なのは 反フリー側にリムが寄っていることで、
フリー側を増し締めするのは困難、
かといって反フリー側をゆるめることは横振れ取りの
微調整以外で考えられない というわけで
おもにフリー側の増し締めで何とかしました。

前輪は センターバッチリで横振れもかすかに1ヵ所という程度でした。

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同じお客さんなので ひとつの記事にまとめますが、
キシリウムSRを お預かりしました。

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前輪は ちょっとした振れ取りで済みました。
このアルミスポークですが、丸から扁平への境目が
魚の尾びれのようになっていて扁平度の大きいタイプで、
初代キシリウムからある形です。
(ハブフランジ形状がキシリウムESから これと同じものに変わったので
スポークの長さは それ以前と以後で異なります)
もうひとつ、扁平幅がやや狭く 軽量化目的だと思われるアルミスポークが
キシリウムK10あたりから採用されていますが、
旧型の扁平アルミスポークが廃盤になったわけではなく
キシリウムのモデルによっては
前輪は旧型、後輪は新型というように使い分けされることもあります。
最近では第3の形状として「新型扁平くらいの幅で厚みが増している」
というものがR-SYS系の後輪のフリー側に採用されていることがありますが、
これは かかりの良さを向上させるのが狙いだと思われます。

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コスメチックスポークの色の境目ですが、
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どうも塗装のようです。こういう細かい仕事はいいですね。

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後輪ですが、前輪がフルアルミスポークだから
キシリウムを名乗っているだけで 実質的にはR-SYSです。
なので反フリー側はカーボンスポークですが、
フリー側のアルミスポークは なんと「丸断面」です。
これは第4のアルミスポーク・・・というよりは
第3のアルミスポークへの過渡期的な仕様なので
私の勝手な分類では2と3の間の試作品といった感じです。 

追記:アルミ丸スポークですが、MTBホイールのほうで
先に採用されていますよというコメントをいただきました。
ありがとうございます!
キシリウムK10以降のリムサイドの切削なども
ディスクブレーキリムで まず始めたことが由来ですが、
ロードとMTBで相互に良くしていくというのが
マヴィックの強みかも知れません。
ロードチューブレスに手を出さないのが不思議なくらいです。


後輪のリムはフリー側に寄っていました。
反フリー側を増し締めできるのがありがたい反面
トラコンプリングを抜くのが面倒です。
フリー側を ほんのちょっとゆるめて調整できる量でも無かったので
潔く トラコンプリングを外しました。
スポークヘッドの摩耗を見る限り
出荷以降に調整されたことが無いのは確かです。

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ちなみに チューブラー仕様です。
いい選択です。


お客さんが 書いてもよいとおっしゃるので書きますが
このホイールの点検のために
高知県から わざわざ来られています。
シルバーウィーク中のことを 今ごろ記事にしてすみません。
ついでに書くと ひとつ前の記事のC24は石川県の方ですが、
他のショップの前をいくつも素通りして
当店に来てもらえるというのは
本当に普通のことではなくて ありがたいことです。

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WH-9000-C24-TLさん  

お客さんから 9000のチューブレスホイールをお預かりしました。
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実はホイール単体ではなくシクロクロス車を
シーズン前のオーバーホールでお預かりしているのですが、
それの後輪です。

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↑リムのビードフックが座屈で凹んでいます。
ブレーキシューの接触痕が途切れているのは このためです。

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↑このくらい へこんでいます。
お客さん自身 こうなった原因に覚えはあるそうです。

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分かりにくいので印を付けました。
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けっこう きれいに直りました。

ところで このホイールはチューブレスリムですが、
お客さんはチューブレスタイヤで使っています。
リムの修正をしたのは バイクをお預かりしてから
10日以上経ってからですが、
そのビードフックが曲がっていた期間でも
エア抜けが非常に少なかった(←シーラント無し)ことから、
リム(ビードフック)とタイヤ(ビード)では
タイヤの性能のほうがエア抜けにとって重要ということになりそうです。
もちろんチューブレスバルブも重要ですが。

その優秀なタイヤが どこのメーカーなのかを書くと
ステマ臭くなるので書きません。

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直りました。
おっと うっかり タイヤを撮ってしまいました。

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シラクCXチューブレスです。
パターンは(→こちら

リンク先にも書いていますが、シクロクロスのレースでは
事実上2気圧未満で使うはずなのに
このタイヤが3~5気圧指定なのは大人の事情です。
自己責任という言い方も ずるい気はしますが、
「1.6気圧でもOKです!」とは言えないことを察してあげましょう。

おまけ
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前輪はシラクCX マッド チューブレスでした。

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パターンはこうです。画像右が進行方向です。

WOのシクロクロスタイヤなら
転がり軽さと 乗り心地の良さと タイヤパターンの選択肢の多さでは
チャレンジがいいと思うのですが、
チューブレスならIRCのシラクCXが 私としては最もオススメです。

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バレットウルトラ 50 ダークラベルさん  

お客さんから バレットをお預かりしました。
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後輪が、乗っていてシュータッチするそうです。
シューとリムの間隔を詰めたセッティングでも無いそうですが、
近所のショップでは「ホイールが真っ直ぐに入っていなかったのでは」と
言われて突っ返されただけで終わったので
お客さんのほうでちょっと触ってみたものの
どうにもうまくいかないので持って来られました。
たしかに後輪にのみニップルを触った痕跡があります。

見てみると、スポークテンションが異常に低い個体でした。
のむラボホイール1号よりゆるいくらいで、明らかにおかしいですが
お客さんがゆるめたということは無いと思います。
そもそもシュータッチするから触ったのであって
元から ゆるかったと思われることと、
ホイールに付属している工具では まともにニップルを回せないこと、
締めたいのに わざわざゆるめることは
無いだろうということなどが理由です。

調整する前に最終交差をにぎにぎしてもらって、
調整後との差を確認してもらいました。

調整前は フリー側に紙1枚ほどリムが寄っていたのですが、
一旦フリー側だけの増し締めをしたので
その時点では500円玉の厚みくらいまで増大しました。
というのを見てもらってから
「これから反フリー側の一方的な増し締めでセンター出しをします」と
言ってドンピシャに出したのも確認してもらっています。
調整によって かなりカッチリしたので
おそらくは乗って違いが分かると思います。
シュータッチが起こらないとは断言できませんが、
スポークテンションの多寡で直る問題なら これで直るはずです。

前輪も紙1枚ほどのセンターずれがありましたが、
顕著な横振れを増し締めで取る方向と
センター出しの方向が合致していたので
片側偏重の増し締めだけで消えました。
前輪は、増し締めによる乗り味の変化というのは
分からないと思います。
ニップルの回転量でいうと ほんのちょっとなので。

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のむラボホイール5号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号の後輪を組みました。

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エボライトハブ24H 半コンペヨンロク組みです。
結線は たぶんやりません。

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シックスコンポーネンツ ゼフィロスさん  

お客さんから シックスコンポーネンツというブランドの
ゼフィロスというホイールをお預かりしました。
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ひとつ前の記事に言い訳を書いていますが、
これを撮ったのは8月9日です。
前後輪とも振れはほぼ無しでしたが
後輪のセンターがガッツリずれていました。

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シックス
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コンポーネンツ
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ゼフィロス
と書いてありますが 黒いところはパッと見では見えません。
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お客さんはカーボンWOリムのホイールが欲しかったので
これを買ってみたそうですが、確かにリムは良さそうです。
(確かに「リムは」良さそうです。と カッコでくくると
イヤラシイのでそのまま書きましたが、
こんなことを書くと 結局イヤラシイです)

耐座屈、耐スポークテンション、耐ブレーキの熱持ちなどについて
はっきりしたことは まだ分かりませんが、弱そうには見えません。

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フロントハブはフランジ幅がワイドです。
ホイールの売りがエアロならば、スポークが広くはみ出すのは
どうかと思いますが横剛性を考えると
総合的にはこちらのほうがいいと思います。

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対してリヤはナローです。
前後輪で設計思想が一貫していないですが、
「メーカー」ではなく「ブランド」の場合は
そもそも設計に関わっているはずもなく
どこかの名無しの吊るしのホイールで良さそうなのを見つけてきて
ブランド名を入れただけのはずなので、
あまり深く(もしくは全く)考えていないのでしょう。

反フリー側(ほぼ)ラジアル組みですが、
スポークテンションの左右差は かなり少なくなっていました。
これはハイローフランジが効いているから・・・ではなく
(これだけあれば一応効いているはずですが)
ナローフランジでオチョコがひどくないからです。

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(ほぼ)ラジアル組みと書いたのは、
ハブ側で少し位相を絞っているからです。
スポークの引っ張り方向の性質としては
ラジアル組みとほぼ同じと 見なしていい程度です。

後輪のセンターずれを直したときに ほぼ増し締めだけで調整したので、
微増ながら一応は 理論上確実に ホイールは以前よりカッチリしたはずです。
それが体感できるほど変わったかというと
「分かるわけがない、変わったと思うのなら
増し締めしたという事実を知ったことによるプラシーボ」というのが 私の見解です。

お客さんには「この後輪、下りでヨレて急に挙動が変わるかもしれない」
と あらかじめ言っておいたのですが それについては問題ないそうです。
が、それ以前に 登りでウニャウニャしているのが分かるそうでして・・・。
スポークテンションは 元々かなり張ってあったので
これ以上張ったところで乗り味が劇的に向上することはありません。
かなり好意的に一面だけを見てやれば
「乗り心地が良い」と言えなくは無いそうですが、
点検お渡し以降に来られるたびに「後輪だけ ハブを換えたい」などと
言われますので そのうち何かされるかも知れません。
私としては組み換えるのがめんどくさいので
「数ある寸法から SIXTHがこれだ!と選択したリヤハブの
設計思想を否定するのは良くない、そのまま使おう!」などと
さっき書いたこととすでに矛盾することを
お客さんに言って躱していますが、
スポークドホイールでフランジ幅を詰めて
何かそれ以上のメリットが得られることはありません。

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記事が追い付きません  

「~さん」というタイトルで
完組みホイールなどの点検や修理の記事を書きはじめて
ずいぶんになりますが、
「写真を撮ったはずの私のホイールが記事になっていない!」
と思っている方もおられるかと思います。

忘れているわけではありません(たぶん)。
記事にするのに時間がかかっているだけだったり
付随する調べごとのために止まっていたり
思想警察の検閲に回されていたりするだけです。
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デジカメのメモリを整理中・・・

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レーシング3さん  

お客さんから レーシング3をお預かりしました。
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前輪の振れがひどいかもしれないそうです。

後輪はセンターバッチリで横振れも軽微でした。
ハブは問題なさそうだったので触っていません。

前輪は、ハブの回転にグリスが効いている感触が無かったので
洗浄無しでグリスアップだけをしました。
紙1枚ほどのセンターずれがありましたが、
横振れが少しあるので 信用できない暫定センターになります。
(位相を変えてみれば センターが出ていると判定される部分があるかもしれない)

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↑フロントリムのこの部分、
ビードフックの弧がちょっとつぶれているのが見えます。
かすかに凹みがあるので ブレーキゾーンの汚れも他の部分と違います。

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↑ ビードフックが ほんのちょっと曲がっています。
完璧とは言いませんが、これよりはましに修正してみました。
実際にタイヤを履いて ちょっと乗らせてもらったのですが、
ブレーキの感触に ほぼ現れなかったので 問題ないかと思います。

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レーシングゼロ 2WAY-FITさん  

お客さんから レーシングゼロをお預かりしました。
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後輪にセンターずれがありましたが
使用感の割りに 横振れはあまりありませんでした。

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マヴィックばかりだと不公平なので
たまにはフルクラムも晒しましょう。
新品じゃないけどな!

フリー側に リムが寄っているわけですが、
実際にずれているのは(センター出しで動かす量は)
ハブで見えるすき間の半分です。

そのうち詳しく書くとか言いつつ 未だに書いていませんが、
「経年使用した後輪(厳密にはオチョコのあるホイール)は
スポークの角度が立っている側にリムが寄る」
という現象が起こるのは 経験的に間違いないかと思います。

ここからは推測ですが、
この目視できるずれのうち 半分は乗ってずれた分、
もう半分は 元からずれていた分ぐらいになるのではないでしょうか。

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F4Rさん  

お客さんから F4Rをお預かりしました。
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後輪です。
チェーン落ちで スポークを何本か曲げてしまったということですが、
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よほどよく見て さすらないことには分かりにくい・・・

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はずでしたが テンションから解放すると
それなりに もやし状態でした。
3本交換しています。

category: のむラボ日記

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レーシングゼロ 2WAY-FITさん  

お客さんから 落車したバイクをお預かりしました。
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フロントフォークの左ブレードが削れてしまいました。
これはKING3のフォークですが、
デローザジャパンでは並行輸入品を一発で見分ける
ある対策を取っています。
日本の正規代理店取り扱いのものは
塗装が全て ジャパンオリジナルカラーとなっており、
見る人が見ればすぐに分かるようになっています。
塗装がグローバルモデル=ポチって買った というわけですね。

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塗膜以上に えぐれていましたが、深くなかったので

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埋めました。
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ツライチにするのは難しいです。
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続いてホイールです。左側に こけています。
左にこけた場合は右エンドが曲がることが絶対に無い、
というわけでもありませんが リヤエンドは無事でした。
コンポ関係のダメージでは 内側に曲がったレバーをグイッと戻した程度です。

ホイールは明らかにメタメタですが、
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右側から撮るという習性のため
大丈夫な側を撮ってしまいました。

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↑大丈夫じゃない側
スポークが3本曲がっていますが、特に真ん中のは
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えぐれてます。
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あと、リムのビードフックも傷だらけになっていました。
タイヤを外す前なので傷の位置が合致しています。
タイヤは処分することになりました。
ブレーキゾーンでガリガリしている部分は
ヤスリで均して使えるようにはしましたが、
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↑特に ここのえぐれ具合がひどいです。

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ビードフックが曲がったわけではないので
然るべき材料で埋めれば ほぼ直ると思いますが、
それは お客さんのほうで試みるそうなので
あとはスポーク交換だけをします。

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交換しました。

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どのスポークも、傷だけではなく 内側に向かって少し曲がっています。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール5号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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在庫を切らせてしまった黒コンペが再入荷したので

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のむラボホイール5号の後輪を組みました。
相方の前輪は すでに組んでおります。

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リーフハブ24H 黒半コンペヨンロク組み結線ありで
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赤アルミニップルにしています。

category: のむラボホイール

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WH-R550さん  

お客さんから WH-R550をお預かりしました。
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このホイールの点検だけではなくて
ワイヤーの交換などでバイクごとお預かりしていますが、
一緒に見ておいてほしいということです。

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フロントハブにガタがありました。
ガタがあったことは画像では伝わりませんが、
それでも ここを撮ったのは 私が記事にするときに
ホイールの型番を失念しないためにです。

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前輪は ちょっとセンターがずれていた程度です。
後輪は、左右ともにベロベロに振れていました。
付いていたスプロケットを外す必要は無いのですが、
ハブ側ニップルのため作業性が全然違うので 一旦外しています。
リムの変形を疑うくらい振れていましたが、
落ち着いて追いつめると 意外にきれいに取れました。
直したあとは 吊るしの新品より振れが少ないというくらいです。

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お客さんに言われてなかったことですが、
リムテープの幅が合っていなかったので交換しました。
シュワルベの16mm幅が入っていましたが
ヴィットリアの18mm幅に換えています。

上の画像でも、リムテープが片側に寄っています。

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↑ここは完全にアウトです。
パンクはしていませんでしたが、このままでは
いつかこれが原因のパンクが起きます。

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前輪のリムテープですが、バルブ穴の隣に
わざわざバルブ穴を あとから開けています。
こうした理由は分かりません。

リムテープがピッチリすぎて、ずらすのが困難なので
別に開けた・・・というわけでもないと思います。

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バルブ穴の上から サイズ2番のプラスドライバーを当てて
ハンマーでの衝撃荷重で抜いたようです。






















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category: 新手のスタンド使い

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のむラボホイール2号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール2号の後輪を組みました。

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エボライトハブ24H 半コンペヨンロク組み結線ありです。
スラム・レッドの11Sスプロケットを付けているのは お客さんへのメッセージです。

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一昨日の後輪とは別件です。
結線はんだ付けは 今日まとめてやりました。

すでにタイヤも装着していますが、
お客さんが どーしても「ソーヨーのCKV270がいい」と言うので
それにしました。
実質ヴィットリア、さらに言うなら ライオンタイヤだと言ったのですが。

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ソーヨーのCKV270は、かなり昔から 実質的には コルサCXです。
トレッドパターンも同じです。

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今回のものはトレッドの向きを正しく張ると
ラベルが左側に来るようになっていました。

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ラベルによると21.5mm幅となっていますが、
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タイヤに成型された印字は22Cです。

ロードレースではタイヤ幅を厳密に測られることは まず無いですが、
シクロクロスではシビアな問題になります。
35C幅までOKだったルールが、数年前に33C幅までに改訂されました。
そのため多くのメーカーが32C表記のものを 競技用タイヤとして出しています。
「32C表記だけど 実際はほぼ35C」みたいな反則タイヤを排除するために、
タイヤ幅に関する表現は「最も太い箇所を実測したときに33C未満であること」
となっています。経年使用した際のタイヤの太りも勘案して
メーカー側も32C表記としているのでしょう。

ロードバイクでは このあたりが適当です。
あるメーカーの23Cタイヤと 別のメーカーの25Cタイヤで
新品同士の実測幅が同じくらい、ということもありえるので
幅に関してシビアに追及はしませんが、
ひとつの製品でサイズの表記が混在しているのはどうかと思います。

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ライオンタイヤ製なので タイ製です。
この横っ腹の、濃い緑に近い黒の染色具合も
どー見てもライオンタイヤです。

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コンチネンタルのチューブラータイヤ中
唯一の外注品である「ジロ」は、箱にタイ製と書いてあります。

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品番の入れ方と フンドシの点線の表記は こんな感じですが、

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今回のソーヨーも同じでした。

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恒例の、謎の「X(エックス)」も双方にありました。
このXですが、Pの場合もあります。
Xとは別に Dが併記してある場合もあります。

ライオンタイヤについては(→こちら)、
謎のXについては(→こちら)を どうぞ。

category: のむラボホイール

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TDF6さん  

お客さんから ロルフプリマのTDF6をお預かりしました。
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3Tというハンドル周りのパーツメーカーがありますが、
あれは昔イタリアのトリノに本社がありまして
正式名称のTecno Tubo Torino
(テクノ・チューボ・トリノで トリノ技術鋼管みたいな意味)の
アクロニムがTTTだったことに由来します。
今の名ばかりの新生3Tはテクノ・チューボ・タイワンという別会社です たぶん。

その3Tに昔「TDF」という形状の丸ハンドルがあったのですが
ロードバイクの世界では TDFはツール・ド・フランスのアクロニムだと
ほぼ決まっております。
それの6cm高リムなのでTDF6なのでしょう。

ロルフプリマの前身の「ロルフホイール」は、
当時珍しかったペアスポーク配列のホイールに特化した
新興メーカーでしたが、
自社のホイールを宣伝する手段として
トレックグループ傘下に入ることを選択しました。

トレックのパーツブランドは元々icon(アイコン)というブランド名で、
アイコンのステムやハンドルやフロントフォークなどが
トレックの完成車に付いていました。

現在では トレックのパーツブランドがボントレガーだと
思っている人が多いと思いますが(事実そうなってますが)、
ボントレガーはキース・ボントレガーが創設した フレームとパーツのブランドです。
リッチーがトム・リッチーのブランドなのと同じです。

トレックが自社のパーツブランドをボントレガーに変更するなかで、
どう見てもロルフそのものなホイールがボントレガーブランドから出ました。
初めて見たペアスポークのホイールがボントレガーだ、という人がいれば
「ロルフはボントレガーのパクリ」と思うかもしれませんが
時系列で考えれば確実に 逆です。

ロルフホイールはトレック傘下から抜けた、というより
メーカー自体が一旦消滅した形を取っていますが、
再び自分たちで始めたブランドが この「ロルフプリマ」です。
なので 旧ロルフのスペアパーツなどのサービスに関しては
「トレックに訊け、私たちには供給できない」とサイト上で明言していますが、
現在では その文のうち
Rolf Prima cannot provide parts or service for "Rolf Wheels"-branded wheels.
という部分が太字で強調されています。
かなり前になりますが、cannotだけが太字になっていて
異常に強調していた時期がありまして、
それを見ると「ああ、新ロルフはトレック時代のことを 良く思っていないんだな」
と 邪推してしまったものです。

なのでTDFという名前も 実はツール・ド・フランスではなく
「トレック・が 奪った・形式」という意味の アクロニムが潜ませてあるのでは?
という話を書こうと思ったのですが、
Dで始まる動詞で適当なものが思いつきませんでした。

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ロルフプリマはホワイトインダストリーに
ハブを製造してもらっていますが、
フロントハブのフランジはヌポーク通し不可なくらいに 厚くて角ばっています。
(これだけワイドなら ヌポークにする必要も無いのですが)

フランジが厚いのには おそらく設計上の理由もあって、
DSC04492amx5.jpg
ハブのエンド部分を押して固定するイモネジに
アーレンキーをかけるための穴を設けるためでもあるかと思います。

DSC04497amx5.jpg
リヤハブのスポークの通し方は
フリー側が ヌポーク通し1クロス、
反フリー側が 反ヌポーク通し1クロスです。

フリー側を全ヌポーク通しにすると
スプロケットのローギヤとスポークの干渉が
避けられない場合がありますが、
DSC04496amx5.jpg
右フランジを内側に寄せて回避しています。
フランジ幅の損失も気になりますが、
オチョコ量が大きくなるほうが私には気になります。

DSC04499amx5.jpg
リムのステッカーで ロルフの部分が白、プリマの部分がグレーの枠線だけなので
パッと見では「Rolf」としか読めません。
狙ってこうしているのではというのも 私の邪推です。

おっと点検の結果ですね。
後輪のセンターが 少しずれていました。
少本数のペアスポークにしては
横振れがきれいに取れていたのは さすがです。
リムをちょっと寄せるだけなので 作業が楽でした。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール2号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC04587amx5.jpg
のむラボホイール2号の後輪を組みました。

DSC04588amx5.jpg
エボライトハブ24H 半コンペヨンロク組みです。
結線は あとでやります。

ホイールと違って ここには載せませんが(ドリルがうなる!などは例外)、
最近 コンポの組み換えやオーバーホールが忙しく
店内がお預かりのバイクでいっぱいです。

category: のむラボホイール

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シャマルウルトラさん  

お客さんから シャマルウルトラをお預かりしました。
DSC04525e.jpg
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CULT化されています。
点検と ハブのオーバーホールをご希望です。

DSC04524e.jpg
トレーの汚れは 何件か立て続けにハブの洗浄をしたからで、
このシャマルウルトラだけのものではありません。

DSC04521e.jpg
リヤハブの左側のエンドナットだけが なぜかひどく錆びていましたが、
毛がダメになった しんちゅうのワイヤーブラシを先日捨てたばっかりなので

DSC04523e.jpg
別の方法で錆び落としをしました。

点検ですが、センターずれが少しあった程度で大きな問題はありませんでした。
お客さんの希望で フリーボディのラチェット音を静か目にしています。

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ゾンダさん  

お客さんから ゾンダをお預かりしました。
DSC04517e.jpg
スポークが1本とんでいます。
お客さんが スペアのスポークをお持ち込みされているので
それを使って直します。

DSC04518e.jpg
お客さんが持っていたのは「スポーク ミニキット」という単位のスペアパーツでした。
カンパニョーロのスペアスポークには
「スポークとニップルが1つずつ」や
「スポークとニップルが4つずつ」や
「前輪(または後輪)のスポークだけ ホイールひとつ分」など
色々な単位がありますが、
「前輪と後輪右と後輪左のスポーク2本ずつとニップル6個」
というのが ミニキットです。

DSC04519e.jpg
直りました。

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レーシングゼロさん  

お客さんから レーシングゼロをお預かりしました。
DSC04512e.jpg
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前輪が振れているという自己申告の通り
左右ともに少し振れていましたが、特にひどいことはありませんでした。
お客さんが自己申告するくらいの症状というのは、
すでに手遅れか その一歩手前だったりすることもあるので
ビビッて身構えてしまいます。

後輪は フリー側にリムがずれていたので
反フリー側を増し締めさせてくれて むしろ助かりました。

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のむラボホイール4号を 2号に組み換えました  

今日もホイー(以下略)。
DSC04556e.jpg
お客さんから のむラボホイール4号の後輪を お預かりしました。
乗っていて 急に振れが出たということです。

DSC04558e.jpg
DSC04557e.jpg
かすかに曲がっているスポークがあるというので探しました。
反フリー側の最終交差の2本だったので
そこのスポークを交換したのですが、ざっと横振れ取りをしたところ
この交差直下ではないところで えげつなく振れている箇所がありました。

DSC04559e.jpg
DSC04560e.jpg
DSC04561e.jpg
原因はスポークの曲がりではなく、座屈によるリムの変形でした。
お客さんにも「あの時か」と思い当たる節があるそうです。

リムを交換することになったのですが、
のむラボホイール2号で組み換えることになりました。

DSC04563e.jpg
組めました。

DSC04564e.jpg
ハブだけが使い回しでエボライトハブ24H、
半コンペヨンロク組み結線ありです。

category: のむラボホイール

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のむラボホイール5号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC04526e.jpg
のむラボホイール5号が組めました、という連絡を聞いて
当店に受け取りに来られたのですが、後輪が見当たりません。

探すより組むほうが早い気がしたので即興で組みました。
お時間をとらせまして申し訳ありません。

DSC04527e.jpg
リーフハブ24H 半コンペヨンロク組み結線ありです。

category: のむラボホイール

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のむラボホイール5号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC04502amx5.jpg
お客さんから のむラボホイール5号の前輪をお預かりしました。
横振れを見てほしいということなのですが、
1ヵ所 かなりひどく振れていて
「異常にテンションが低い箇所で横振れを取るのに
そこを 更にゆるめるしかない」ということになっていました。
リムがポテチ状態になっている確信が得られたので
リムの交換をします。
これを書くと お客さんが 知り合いの方に特定されるかもしれませんが
街路樹に激突したそうです。

他の被害が、STIレバーが内側に曲がった程度などで済んだのは
前輪が ぶっ壊れてくれたからだと思うことにしましょう。

DSC04503amx5.jpg
↑リムのお引越し前
ブレーキゾーンは あまり汚れていません。

DSC04504amx5.jpg
新しいリムに お引越し中・・・

DSC04505amx5.jpg
組めました。
今回は ニップルも使い回したので
リム以外は何も換えていません。

DSC04506amx5.jpg
↑リムのお引越し後
廃リムをガラスの定盤に当てたところ、かなり反っていました。
というのも お客さんに確認してもらっています。


DSC04507amx5.jpg
続いて別件ですが、
のむラボホイール5号の後輪を組みました。

DSC04509amx5.jpg
ハブはDT350 28Hのお持ち込み品です。
半コンペヨンロク組み結線ありにしました。

DSC04510amx5.jpg
11Sフリー用10S化スペーサーが付いたままで
お預かりしていますが、いまにも抜け落ちそうです。

DSC04511amx5.jpg
と思っていたら スプラインに出来た スプロケットのカジり跡のせいで
これ以上 抜けなくなっていました。
もしどうしても 外したいなら軽くヤスリを入れればOKです。

category: のむラボホイール

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コスミックカーボン40さん  

お客さんから コスミックカーボン40をお預かりしました。
DSC04485amx5.jpg
DSC04490amx5.jpg
ひとつ前の記事とは別件で

DSC04486amx5.jpg
こちらはWO仕様です。

DSC04487amx5.jpg
WO仕様の場合は 構造が ちょっと凝っているので
ニップルも特殊形状のものになっています。

DSC04488amx5.jpg
DSC04489amx5.jpg
よりにもよって 反フリー側にリムが寄っています。
カンカンに張ってあるフリー側のスポークというのは、
それ以上張っても なかなかリムが横に動きません。
センター出しに 少してこずりました。

なお、当ブログで この手の「ゲージを当てている画像」が
マヴィックホイールばかりであることに対して
思想警察からの圧力があったような気がしますが、
気がするだけです。

category: のむラボ日記

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コスミックカーボン40さん  

お客さんから コスミックカーボン40をお預かりしました。
DSC04484amx5.jpg
DSC04483amx5.jpg
チューブラー仕様です。
ハブのベアリングをセラミック化してほしいということですが、
セラミックスピードはちょっと高いので
Tniのベアリングに交換することになりました。

DSC04472amx5.jpg
DSC04475amx5.jpg
DSC04476amx5.jpg
↑抜きました。

DSC04474amx5.jpg
↑入れました。

DSC04478amx5.jpg
交換したベアリングですが、
このホイールの場合は 2種類で5個です。

DSC04480amx5.jpg
フロントハブ左右と リヤハブ左が「6901」、
リヤハブ右とフリーボディが「608-9」です。
FTS-Lフリーボディのベアリングが608-9であること以外は
ホイールによってベアリングのサイズが違うので 下調べが必須です。

ベアリングの規格では、6901は
外径24/内径12/幅6(単位はmm)と決まっています。

同様に608は 外径22/内径8/幅7と決まっているのですが、
マヴィックでは リヤハブシャフトの外径が8mmなのは
強度的に無理と判断してか「608のサイズで内径が9mm」という
規格外の特注サイズを採用しています。
これは一般に入手が困難なのですが、
Tniのベアリングにある「608-9」というのが
それにあたるので 助かります。

DSC04481amx5.jpg
6901は3つとも日本のNSKの日本工場製のものでした。

608-9(とTniが呼称するサイズ)のベアリングのうち 1つは
スウェーデンの老舗かつ大手のSKFのものでした。
シールの色が黒です。
ITALYとあったので おそらくイタリア工場製です。
もう1つは 日本のNSKのインドネシア工場製のものです。

シールの色が茶色いNSKのベアリングのほうは
末尾にDとあるので接触式に間違いないですが、
SKFのほうのリップシールの特性については分かりません。
マヴィックは 防塵防水性能を重視して
回転性能にやや劣る接触式ベアリングをあえて採用しているわけですが、
SKFが入っていたリヤハブ右側のベアリングは
5つのうち最も浸水しにくい箇所なので
思うところあって ここだけベアリングの特性を変えているのかもしれません。




おまけ
DSC04482amx5.jpg
シマノのロード用の初代のホローテックⅡのBBですが、
「バラすな」という注意書きがあります。
ですが、2重3重のシールを外して
ベアリングを交換することは不可能ではありません。
ここのベアリングのサイズは「6805」で、
寸法は外径37/内径25/幅7 となります。

6805以外の規格サイズで、外径37/内径25で
幅が7以外になっているものは ありません。
(外径37で 他にあるサイズは
6301が外径37/内径12/幅12で
6904が外径37/内径20/幅9です)

ところが、カンパニョーロのウルトラトルククランクについているベアリングは
外径37/内径25/幅6という規格外品です。
ベアリングが1mm薄くなければ設計上 無理があり、
他の規格サイズで ちょうどいい寸法のものが無かったのでしょう。
この「1mm薄い6805」というのも 一般には入手困難です。
が、Tniのセラミックベアリングでは用意されています。
こちらは「6805-6」みたいな名前ではなく
6805(シマノ用)、6805(カンパ用)という表記なので
注文する際には要注意です。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール5号の前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号の前輪を組みました。

DSC04468amx5.jpg
リーフハブ20H 黒CX-RAY反ヌポークラジアル組み 赤アルミニップルです。
後輪も組もうと思ったのですが、黒コンペを切らしてしまったので組めませんでした。
問屋さんには在庫があります。
黒CX-RAYを切らすことは よくありますが、
黒コンペを切らしてホイールが組めなかったのは たぶん初めてです。
まだまだあると思っていたら、最近 黒半コンペ仕様が多いので
急激に減っていました。

DSC04469amx5.jpg
ということで 別件の前輪を組みました。

DSC04470amx5.jpg
ハブは旧エボハブ24Hで CX-RAY反ヌポークラジアル組みです。
このハブは お客さんのお持ち込みですが、
フランジ穴を見ると タンジェント組みされていた痕跡があります。

当店の在庫と混同することは まずありませんが、
DSC04471amx5.jpg
一応 念のため
おもちこみシールを貼っておきます。

category: のむラボホイール

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のむラボホイール5号の前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号の前輪を組みました。
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黒スポークが入荷したので
エボライトハブ20H 黒CX-RAY反ヌポークラジアル組みです。

DSC04460amx5.jpg
もう1本。
DSC04461amx5.jpg
こちらはリーフハブ20H 黒CX-RAY反ヌポークラジアル組みです。

DSC04457amx5.jpg
エボライトハブのほうは 青アルミニップル、
リーフハブのほうは 緑アルミニップルです。

category: のむラボホイール

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WH-7900-C35-TUさん  

お客さんから C35チューブラーの前輪をお預かりしました。
DSC04199e.jpg
バルブの反時計回りの隣のスポークに白いテープが貼られていますが、
DSC04200e.jpg
↑そのスポークが 曲がっているということです。
DSC04201e.jpg
直りました。
DSC04319e.jpg
↑こんだけ曲がってたよ

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R-SYS SLRさん  

お客さんから R-SYSをお預かりしました。
DSC04436e.jpg
DSC04446e.jpg
点検をご希望です。
ちょっと使っていますが ほとんど新品です。

DSC04437e.jpg
初代R-SYS SLが最初ですが、特に1gでも軽さを狙ったR-SYSは
ハブのエンドがポン当て式なので ベアリングの玉当たり調整ができません。
ポン当て式かどうかの見分け方は簡単で、ダストシール部分に
6穴中4穴を専用カニ目レンチでつかむ機構が無く、
シャフトの穴の端が 5mmアーレンキー用の6角穴に
なっていなければ ポン当て式です。

前輪はセンターバッチリで ほぼ振れ無しでした。
後輪は・・・
DSC04439e.jpg
DSC04440e.jpg
リムが反フリー側に かなり寄っていました。
反フリー側に寄っているので フリー側のアルミスポークだけの増し締めで
センター出しと横振れ取りができれば トラコンプリングを抜かなくて済みます。

DSC04441e.jpg
DSC04442e.jpg
が、無理でした。
元のずれの半分くらいにはなりましたが
元々フリー側が張り気味の個体なので
これ以上は増し締めできません。
(不可能ではないですが ホイールの寿命や
今後の振れ取りしろを考えると 実質の限界です)

これは反フリー側を かすかにゆるめないといけません。
R-SYSの反フリー側は ニップルのちょっとの回転で
リムの横位置が かなり動くので ヌルくなるほどには ゆるめずに済みます。

DSC04445e.jpg
ということで結局 トラコンプリングを外しました。

DSC04444e.jpg
DSC04443e.jpg
調整したので ドンピシャです。

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