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のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

EA90SLXさん  

お客さんから EA90SLXをお預かりしました。
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スポークが1本とんでいます。

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直りました。
サピムのレースのストレート仕様のスポークで、
イーストンの このリム高の補修に使う長さは常備を努めています。
とか言ってますが もし無かったらごめんなさい。
今回は いけました。

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WH-9000-C24-TLさん  

お客さんから 9000のチューブレスホイールの後輪をお預かりしました。
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落車で振れたので 近所のショップで見てもらったところ、
これ以上は無理というところまで直してもらったそうですが
リムがゆがんでいるかもしれないということです。
それを信用していないから 当店にお持ち込みされているわけですが。

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↑そもそも、ホイールセンターが出ていません。
こういうのは「よこふれとりだけをむちゅうでがんばった」
結果であることが多いですが、今回は横振れも取れていませんでした。
作業前に お客さんに、台にかけて見える振れの量を確認してもらっています。

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センター出しと振れ取りが出来ました。
ひどい縦振れが出ていなかったことだけが 幸いです。
おのれのクソ整備で取り切れない横振れを
リムのゆがみ呼ばわりするのはやめようぜ。
しかも お客さんも騙せてないぞ。

横振れですが、ニップル直下ではゲージに擦らないのに
その間ではうっすら擦る、という 取り切れないブレーキゾーンの波うちが
確認できるくらいまで きれいに取れました。
作業時間は 割りとかかったほうですが、振れ取りの追い込みよりも
クソ整備の悪手を一手ずつ戻すほうに時間がかかっています。

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キシリウムSLSさん  

お客さんから キシリウムSLSをお預かりしました。
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後輪だけです。
センターずれ疑惑があるということでしたが、確かに ずれていました。
リムが反フリー側に少しずれていましたが、スポークテンションもタレていたので
フリー側をセンター出し以上に張り リムを一旦フリー側にずらしてから
センターが出るところまで反フリー側を増し締め、という流れでいこうと
思ったのですがニップルとスポークの間に固着が起き始めていて
ニップルを あまり回せません。
なので 控え目な増し締めになりましたが、
それでも調整のほとんどが増し締め方向なので
一応 お客さんに「さっきよりは張ってる」と言ってもらえる程度には張れました。
すいません、もっと軽くスルスル回せるなら もうちょっと張りたかったのです。

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フリーボディの回転の感触が明らかに異常だったので、
R-SYSと違い バラす必要がないにもかかわらずバラしました。
画像の通りだったので 洗浄してからオイルを差しています。

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R-SYSさん  

お客さんから R-SYSをお預かりしました。
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前後輪ともセンターずれありですが、
前輪で 張りがヌルい側のトラコンプリングに横滑りの痕がありました。

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↑張っている側
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↑張っていない側
ただ、全般的にヌルいので 張っている側でも横滑りが起きています。
張っていなかった側のトラコンプリングは交換しました。

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リムから切削カスが けっこう出てきました。

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後輪の反フリー側のハブベアリングが錆びていたので、
同サイズの非接触式のものに交換しました。
フリー側は異常なしです。

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R-SYS SLRさん  

ひとつ前の記事とは別件です。
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お客さんからR-SYS SLRをお預かりしました。
フロントハブから異音がするということなので、少し強めに張り
トラコンプリングとスポークヘッドの間にグリスを塗っています。
前後とも同じくらいのセンターずれがありましたが直しました。
お客さんから「これはひどいほうですか?」と訊かれましたが
ひどいのは ひとつ前の記事の後輪のような状態です。

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R-SYS SLRさん  

先日の記事とは別件です。
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お客さんからR-SYS SLRをお預かりしました。
ホイール単体ではなく コンポの載せ替え作業の一環ですが、
買ったショップが やや信用できないということで点検をご希望です。

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カーボンスポークが1本 ベタベタしていて、蛍光オレンジ色の何かが付いていますが
彼のお姉さんいわく フレームの色に合わせて
カッティングシートを貼っていたのを剥がした跡だそうです。
パーツクリーナーを染み込ませた布で拭くと きれいに取れました。

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前輪はセンターずれ無しで 振れもほぼ無しでしたが、
後輪はガッツリずれていました。
リムが反フリー側にずれていれば フリー側の増し締めだけで対処可能でしたが、
フリー側にずれているので フリー側をゆるめてセンター出しするわけにもいきません
(紙1枚程度ならそれも可能ですが)。
トラコンプリングを抜いて おもに反フリー側の増し締めで調整する必要があります。

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ヴィガーを組み換えました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから ロルフプリマのヴィガーをお預かりしました。
サピム製の丸穴用エアロスポークで組まれていますが、
CX-RAYよりスポーク比重の大きなスポークなので
前輪はCX-RAY化、後輪は半コンペ化を ご希望です。

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後輪にセンターずれがありました。
バラすので どうでもいいのですが。
前輪はチェック自体していません。

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切削カスの大物が取れました。
リム穴より大きいので 振っているだけでは取れません。

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組めました。
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前輪はCX-RAY反ヌポークラジアル組みです。

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ロルフプリマの内蔵ニップルですが、
こういう形の 妙に長いものが使われています。

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スポークとニップルの芯は リムに対して傾いていますが、
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外周側の穴は リムに対して真っ直ぐなので、
これを無理に工具でつかんでいる結果
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↑スポークが ねじ山部分の手前から曲がるような癖が付きます。
前輪がワイドフランジというのもあってか
元のニップルで組むのが少し苦しかったので、
必須というわけではないですが 六角形の寸法が同じで
より短いピラーの内蔵ニップルを使いました。
なので スポークの長さは 組み換え前より5mmほど短くなっています。

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後輪は半コンペに置き換えただけで、組み方は変えていません。
フリー側ヌポーク・反フリー側反ヌポーク通しで交差の重ね方も同じです。
ニップルも使い回して スポーク長さも組み換え前に倣いました。

今回 珍しく タイヤ付きで撮影しているのは
このホイールのお客さんに向けたメッセージです。
組めてますぜ。

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組み換え後のタイヤはヴェロフレックスのコルサ25Cですが、
タイヤパターンを見る限り 片側しかないラベルが左側に来る形になります。
よく見ると 回転方向の指示がありますが、
これと 私が思う回転方向は合致しているので

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このタイヤ、左側にラベルが来ます。
2本とも そうでした。

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R-SYS SLRさん  

お客さんからR-SYS SLRをお預かりしました。
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買ったショップが やや信用できないということで点検をご希望です。
後輪にセンターずれがありました。
トラコンプリングを再圧入する前に センター出しがドンピシャなのを
お客さんにも確認してもらいましたが、
トラコンプリングを圧入すると かなりずれました。
これはリヤハブだけの現象です。

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洗浄前を撮っていませんが、リヤハブの中身をきれいにしました。
それよりも・・・

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なんじゃこれは。
リヤハブだけがこんなに汚れていたことから、
使っているチェーンオイルを言い当てました。
そのオイルは、塗布前にチェーンを脱脂することを要求しているので
そのオイルで汚れているの被膜が形成されている
スプロケットはそのままのほうがいいだろうと思い、
今回は スプロケットは洗っていません。

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洗ったでよ。

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WH-7800さん  

お客さんから WH-7800をお預かりしました。
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後輪は かなり前に(のむラボ以前)私が一度点検したらしいです。
1ヵ所だけ 横振れがありました。

前輪は、ひどいセンターずれがありました。
このホイールはハブ側ニップル仕様なのですが、
リヤハブの場合は たいへん調整しにくいので
もしセンターずれを直すなら一苦労です。
フロントハブは簡単なので助かりました。

9Sも11Sも取り付け不可な 10S専用フリーボディですが、
これが 私が思うシマノホイールの最高傑作なので
大事に使ってください。

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バレット ウルトラ ブライトラベルさん  

お客さんから バレットをお預かりしました。
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リム高80mmと105mmのモデルは廃版になったので
「バレット 50」と いちいち呼ばなくてもいいようになりました。
後輪にほんのちょっとセンターずれがあった他は とくに問題無しです。
G3の束の部分だけ リムの縦振れが内周側に引っ込む現象は
それなりの高テンションで張られている以上 避けようがありませんが、
バレットの場合はリム高とリム剛性があるからなのか
スポークの材質が同じゾンダなどと比べても
G3特有の縦振れの量が少なくなっています。

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404 Not Found  

お客さんからZIPPの404をお預かりしました。
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シマノ10Sハブ仕様ですが、11S化できるバージョンではないのと
仮にできたとしても 純正のフリーボディの価格が
エボライトハブ+組み換えと それほど変わらないので
それなら手組みホイールにして よりカッチリにしようぜ、という いつものアレです。

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フリー側ラジアル組み時代のZIPPハブですが、
この仕様にしてはテンションが張ってありました。
お客さんのほうで増し締めしたそうです。

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扁平部分がねじれているスポークが何本かありますが、
スポークは使い回さないので関係ありません。

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組めました。

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エボライトハブ20H 半コンペヨンヨン組み結線ありです。

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コントロールテックの前輪を組み換えました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんからコントロールテックのカーボンホイールの前輪をお預かりしました。

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18Hだと思って買ったら16Hだったそうですが、
これを シマノのRS80のフロントハブ(16H)で
組み換えしてほしいとのことです。

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半周ほどは きれいにほどいて、
テンションが抜けてからスポークをカットしました。
組み換え前のスポークは黒CX-RAYの首折れ仕様ですが、
逆さニップルからツバの部分を除いた 妙なニップルに
スポークワッシャーを使って組まれていました。

スポークワッシャーといっても、内径が2.0mmではなく スポークに対してガバガバです。
スポークの長さも明らかに長いので、お預かりした要件が
増し締めであったなら 無理だったかもしれません。
どん突きになっています。

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このコントロールテックブランドのハブ、
RS80より寸法的には やや劣っていますが
そんなことよりも

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フォーク爪との接触面がやたら小さいのが気になります。

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組めました。

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スポークはストレート仕様の黒CX-RAYです。
組み換え前のテンションを精査したわけではありませんが、
お客さんいわく組み換え後のほうは「カンカンに張ってる!」らしいので
ヌルかったのでしょう。

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リムはエキノックス製のもので、2010年モデルです。
昔は シリアルナンバーのステッカーがホログラムになっていたということを
久しぶりに思い出しました。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール4号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール4号の後輪を組みました。

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エボライトハブ28H 全コンペヨンロク組みです。
結線は あとでやります。

category: のむラボホイール

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プラネットXの後輪を一部組み直しました  

お客さんから プラネットXの後輪をお預かりしました。
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リムは のむラボホイール2.5号と同じもので、
スポークは ピラーの要スリット穴の扁平スポークです。
それを24Hヨンヨン組みしているのですが、シュータッチするということです。
そもそもヌルいので 増し締めすれば
シュータッチを起こさないようにはできそうですが、
一部組み換えてもいいということなのでやってみます。フヒヒ。

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ハブはノヴァテックの482の前期型で、12mmスチールシャフトのものです。
TniでいうならエボハブIに相当します(15mmアルミシャフトはエボハブII)。

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リムはエキノックスで、2013年製です。

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反フリー側のみ ほどいてバラしました。

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反フリー側に6本組みの黒CX-RAYを仮通ししてからではありますが、
挨拶代わりにフリー側のニップルを 1+1/4周(450°)増し締めしています
(そこからは微調整ですが、それらもだいたい増し締め方向です)。

バラす前のホイールセンターは センターゲージにギリギリ検知できる程度で
「ほぼ出ている」状態だったので、
フリー側の増し締め後にホイールセンターを出せば
確実に組み換え前より フリー側が張ることになります。
組み直し前の状態は 黒スポークの交差を
簡単にカキカキと鳴らせる状態だったので、
これと同スペックのホイールが 全てシュータッチを起こすわけではありません。

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組み直しました。
反フリー側を黒CX-RAYにして ヨンロク組み結線ありにしています。
お客さんに「何じゃこれは!」と言ってもらえる程度には化けたようです。
よかったよかった。

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WH-9000-C24-CLさん  

お客さんから 9000のWOの後輪をお預かりしました。
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どこかのショップで振れ取りごっこをしてもらったところ、
取れないくらいひどい縦振れが出た状態で匙を投げられたとのことです。
工賃を盗られていないのだけが救いです。
横振れ「だけ」は そこそこ取ってありますが、
縦振れは振れ取り台にかけずとも目視で分かる状態でした。
ホイールを回転させると リムがビクンビクンと脈打っております。

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あと、センターずれがあります。
これだけ反フリー側にリムが寄っているのは
初期出荷状態でも経年使用でもなく 横振れだけをいじくり回したからです。

触った結果ですが、リムに異常がなかったので
吊るしの新品より縦振れが少なくなるまで 普通に追い込めました。
センターもバッチリ出ました。
「リムが反っているので 交換すると35000円」と言われたらしいですが
今回の件で リムが反っているように見えるのは
調整がなっていないだけです。

category: のむラボ日記

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キシリウムSL プレミアムさん  

お客さんから キシリウムSLをお預かりしました。
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お客さんは これの2番目のオーナーだということですが、
入手してから2万kmほどノーメンテで使っているということです。

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ハブのオーバーホールもご希望だったので やりました。
画像はリヤハブの洗浄です。
フロントハブの左右と リヤハブの右のベアリングにグリスを足しましたが、
交換までは不要でした。

前輪は 1円玉の厚み程度のセンターずれがあり、
それの修正だけで そこそこの増し締めになったので
明らかにスポークの張りがカッチリしました。
後輪は リムがフリー側に少しだけずれていましたが、
テンションが左右ともに低かったので
フリー側を先に増し締めして むしろセンターずれを大きくし、
次いで反フリー側の増し締めでセンター修正をするという過程で
スポークのたわみが減っていくのを お客さんに確認してもらっています。

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レイノルズのアタックチューブレスレディの後輪を組み換えました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんからレイノルズのアタックの後輪をお預かりしました。
シュータッチをするほど弱い、というわけではないのですが
もっとカッチリ目に組み換えてほしいそうです。

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どうでもいいですが ロー側でクロスレシオになっている
スプロケットが付いていました。

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反フリー側ラジアル組みです。
スポークは左右とも DTエアロライトのストレート仕様ですが、
ちょっと前のレイノルズは コンペ/レボなどの左右異径組みをしていて、
ハブの寸法(ハイローフランジ)も悪くなかったこともあり
反フリー側ラジアル組みのホイールとしては比較的マシなほうでした。

スポークを左右からまとめて握りこむと うにうにと変形しますが、
よく見ると変形のほとんどは反フリー側のスポークです。
実走でもがいてシュータッチする場合、
それが起こっているのは反フリー側のブレーキ面だけです。
右クランクを上から踏み込んだときに「シュッ」と擦るのですが、
フリー側では まず起こりません(そんなホイールはヨレて使えません)。
私の知り合いの ある選手などはゴールスプリントの前に
リヤブレーキのクイックを開いていると言っていました。
ちなみに そのホイールはZIPPの303の
反フリー側ラジアル組み時代のものです。

シュータッチを防ぐには
反フリー側のスポークテンションを上げればいいのですが、
それだけをやるとホイールセンターがずれます。
が、このスポークの選定と組み方では フリー側がほぼ限界なので
スポークの選定と組み方そのものを変えないといけません。
いつもやっていることです。

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組めました。

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エボライトハブ24H 黒半コンペヨンロク組み結線ありです。
お客さんの見ている前で組みましたが、
結線無しの状態でスポークの横たわみが
激減しているのを確認してもらっています。
結線は別として、この状態に持っていくのは
市販の材料だから誰でも出来るはずなのに
なぜ未だに 剛性的に明らかに劣っている組み方を
ホイールメーカーまでもがするのか、
と お客さんに訊かれましたが 私にも分かりません。
一般的なユーザーというのは、
公称重量とリム高とステッカーの色しか見ていない
(というより それ以上の判断基準を持たない)ので
仕方がないのでしょう。

ちなみに このリム、チューブレスレディ(つまりクリンチャーの一種)で
ワイドリムでもあるのですが、非常に軽いものでした。
具体的な数値は もちろん教えません。
ホイールを全体重量の大本営発表公称値だけで
選ぶような人たちには必要のない情報ですしね。
↑うわこいつかんじわるい











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一般的デハナイゆーざーノ皆様、オ待タセシマシタ!

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コチラノ画像ヲ ゴ覧クダサイ!
↑やーめーろー!

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レースXライトさん  

お客さんから ボントレガーのロルフもどきをお預かりしました。
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DT製のスターラチェット式フリーハブの具合が悪く、
下りで足を止めると固定ギヤ気味となり
チェーンステーの上でチェーンが垂れるようになるとのことです。

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スターラチェットのラチェット面(ギザギザ)の間に
グリス混じりの細かい砂やホコリが詰まっており、
これだと 固定ギヤ気味になるのも分かります。

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洗浄して専用グリスを塗りたくったのですが、
ラチェット面の摩耗がひどく 間に詰まっていたものを洗い流したからか
今度は前に滑る(ラチェットがかからない)状態になりました。

ラチェットのパーツを新品に交換したところ
明らかにかかりが良くなり 前滑りも無くなったので
ラチェットの摩耗が原因だったようです。

消耗品でないパーツというのはありえませんが、
このパーツの交換を要したのは 私も今回が初めてです。

category: のむラボ日記

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EC90エアロを組み換えました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから EC90エアロの後輪をお預かりしました。

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R4SLハブのベアリングが死んでおり、
回転がゴリゴリしているのでベアリング交換・・・ではなく
ハブそのものの交換をご希望です。

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バラしているときに気付いたのですが、
フリー側のスポークに チェーン落ちによる傷がありました。

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組めました。

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エボライトハブ20H 黒半リーダー結線ありです。
この後輪、増し締めしたかどうかは知りませんが
やたらと張っている個体だったので、
組み換え前を超えた(結線は別)と確信したのは
ほとんど組み終わりに近いときでした。

category: のむラボ日記

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ホリゾンタルのLOOKフレームを買いました(11年ぶり2回目)  

LOOKのAC364というピストフレームを買いました。
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ペダルの品番がPP~、フレームの品番がKG~から始まっていたころの
LOOKでは、KGのあとに続く番号で
フレームの年代・グレード・素材と工法が
だいたい正確に分かったものですが、
その法則はKG481(後ろにあるフレーム)を最後に無くなり、
次のフラッグシップモデルの585あたりからは
「数字がでかいほうがなんとなくエライ」ぐらいになっています。
KG481の場合は、
百の位の4が年代となり
181→281→381i→481となっています。
381iの「i」はインテグラルヘッドを採用したからというものありますが
iMacの影響からか 何かと小文字のiを付けるのが
当時 流行していたという わりと軽い理由です。
十の位の8はグレードです。
実際、481の下位モデルは461や451です。
481の系統の純粋下位モデルとしては
461ではなく451になると思いますが
(外ラグ式で シートポスト径が25.0mmなので)。
一の位の1は素材と工法で、カーボンチューブ+アルミラグ式という意味です。
カーボンモノコックだと6になるので、末尾が6のフレームの上位モデルは
186→286→386i→486という変遷になっています。
実は585は ギリギリこのルールに則っています。
4→4の次で→5
8→同じグレード→8
1→カーボンラグは5なので→5
585の次は十の位が増えた595と
一の位が増えた586が併売されますが、
これはどちらもフラッグシップモデルという扱いです。
価格は595が3万円高いだけで、
フレーム重量は586のほうが100g軽くなっています。
平地のレスポンスは595、ヒルクライムは586といったところでしょうか。
586は、系統的には486と何の関係もないので
このあたりから品番に意味が無くなってきます。

で、LOOKのピストフレームは
アルミモデルのAL464Pというのが 2011年に出て、
クロモリモデルのAC364が2015年に、
カーボンモデルのCR564Pが2016年に出ました。
AC364だけ末尾にPがありませんが とにかく、
364がクロモリ 464がアルミ 564がカーボンで
末尾64がピストモデル、という法則めいた状態になっています。
が、これらは昔の法則とは何の関係もありません。
実は2002年モデルに 同名でAL464Pというモデルがあるのですが
これはアルミ前三角+カーボンバックという仕様です。時代を感じます。

末尾が96の ○96系統だけは唯一 未だに昔の法則に従っていて、
TTまたはトライアスロンまたは
世界選手権で使われるような決戦ピストのモノコックフレーム、という点で
現在から796→596→496→396→296→196まで さかのぼれます。
296と286、196と186は 共にTTフレーム然とした形状ですが、
386iや486は 396や496ほどには平べったくはありません。
○86系統はTTバイクではなく エアロロードに分化したということなのでしょう。
先ほど書いたように586は○86の系統ではありませんが。

また、2桁時代のフレームにKG96という名車がありますが
これはKG196の前身というわけではありません。

数字がでかいほどなんとなくエライ、と書きましたが
あくまで「なんとなく」です。
その法則に従えばMTBのリジッドフレームの986や
サス付きフレームの996がエライということになりますので。
今調べてたら986(26”)の 27.5”版が987、
29”版が989になっていました。
MTBフレームの一の位は現状
ホイールサイズを指すということになっています。


今回364を買ったのは、昨今珍しいホリゾンタルフレームだったからです。
もう一度ホリゾンタルのLOOKフレームを買う日が来るとは思いませんでした。
フレームカラーも懐古趣味的で、パイプもタンゲなので
私のような奴を釣るための日本限定企画モデル・・・だと思っていたのですが
本国サイトにもあるグローバルモデルです。一応。
TrackではなくUrbanというカテゴリーにあるので 街乗りピストに分類されており、
キャリパーブレーキの取り付けは前後とも可能です。
ボトルケージ穴は一切ありません(3本ローラー専用車にするとしても1つは欲しい)が、
これはリベッターナットで増設できるので問題ありません。
↑こんなことを書いていることには問題があります。

ヘッドホンや腕時計ではなく、自転車関係で
こういう新鮮な気持ちになるお買いもの体験が
また出来るとは思っていませんでした。
パーツについて あれこれ考えるのは本当に楽しいですね。

category: 新手のスタンド使い

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キルロイ参上  

休みの日にホイー(以下略)。
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厳密には休みの日に組んだのではなく勤務時間外なのですが。

私は、ここしばらく日常使いの後輪を のむラボホイール4号にしていたのですが
それはいずれ あるお客さんに譲るつもりの習作でした。
先日、夜中にその方が来られたので
センターずれ修正と ベアリング交換などをして渡したのですが
代わりの後輪が急きょ必要になったので これを組んだ次第です。

センターずれ修正について。
「後輪は経年使用でリムがフリー側にずれていく」現象を確かめるため
あえて紙1枚ほど反フリー側にリムをずらして組んでいたのですが、
タイヤを剥がして調べてみると センターを超えてフリー側にずれていました。
この間(1年くらい)に振れ取りはしていませんし、
タイヤを剥がした段階で横振れも ほぼありません。

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リムはEDGEの1-65ですが、リムの表記は1・68です。
ブラッックハブ24Hヨンロク組みで
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フランジ穴がスリットありなので スポークは半CXにしました。

同名の記事を過去に書いてました(→こちら
昔の記事を見てびっくりするのは、
「撮影場所の壁紙が汚れていない」ということです。
おそらくは「~さん」と称するホイール点検の仕事が増えて
汚れたホイールを立てかけることが増えたからだと思うのですが。

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Wフリーハブの後輪を組み直しました  

今日組んだホイールではありません。
※休みの日にホイー(以下略)。
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Wフリーハブの後輪を組み直すことにしました。
ハブから不快な音がするようになったのですが、
それ自体は予想の範疇なので大したことではありません。

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左右とも10Sスプロケットで 片方が14-25T、もう片方が12-30Tです。
画像ではクイックが付いていますが
クイック無し・リムテープあり(21g)・両側ともスプロケットありで
タイヤ・チューブ無しの重量が
DSC08858amx5.jpg
これです。

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バラしました。
ハブの音鳴りを消す処置をやります。
思いついたのが最近なので 今まで放置していました。

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組めました。

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32H 全CX-RAYハチハチ逆JIS組み結線ありです。
16ヵ所結線は さすがに面倒でした。
JIS組みでないのには理由がありますが、書けません。

DSC08862amx5.jpg
ハブの真ん中を隠す必要が無くなりました。
走行中の異音もきれいさっぱり消えましたが
スポークの選定や組み方と ハブの音鳴りは別問題なので、
ハブの処置がうまくいかず CX-RAY(末端価格1万円相当)が
無駄になる可能性もあったので かなりビビッていました。

スポークは星のエアロSB3にしてもよかったのですが、
こういうしょーもない案件で廃版品を使うことがためらわれたので
今回は使いませんでした。


※休みの日にホイー(ルを組んで何が悪い)。の略です。

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オープンプロリムでピストの前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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オープンプロでピストの前輪を組みました。

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7600のフロントハブ32Hで
全コンペロクロクイタリアン組みです。

先日組んだ後輪の相方ですが、
こちらは9mm中空シャフトに交換して
ナット止めからクイック仕様にする予定です。

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WH-6800さん  

お客さんから WH-6800をお預かりしました。
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ハブフランジのあたりの砂汚れと、リムを振ると細かい砂が出てきたことから
シクロクロスで使っていたと推測したのですが、その通りでした。
えらく振れているということですが、
先に見た後輪はセンターずれ無し振れもほぼ無しでした。

前輪がかなり振れていて、シュータッチもしていたそうです。

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↑リムに座屈の跡がありました。
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ちょっと斜めから

完璧には直せませんでしたが、
作業後にタイヤを履いて私のバイクに付けて
シューを当て利きさせつつ試乗したところ、
ブレーキの感触では ほとんど分からないくらいには直っていたので
まず問題ありません。
これ以上というとリム交換になるわけですが、
その場合は費用がはね上がるので
それを除外した場合での最善は尽くしたと思います。

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RR415リムの後輪を一部組み直しました  

お客さんから DTのRR415リムで組まれた後輪をお預かりしました。
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ヌルいので組みなおしてほしいということですが、
なるべく低予算でという条件付きです。

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どっかのショップのステッカーが貼ってありますが、
ここで組まれたわけではありません。
元の状態がヌルいので 別の組み手が
スポークを全交換して組み直していますが、
その第2の組み手いわく「これ以上は張れない」とのことです。
第2の組み手は 私も一応知っていますが、
まともなホイールを組める奴ではなかったと記憶しています。

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32Hハブを15番プレーンスポークでロクロクイタリアン組みにしていて、
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スポークは CNスポークのものです。
「これ以上は張れない」ということらしいですが、
そんなことはありません。
この条件下からでも もう少しは増し締めできます。
それ以前に・・・

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ホイールセンターが出ていなくて リムがフリー側に寄っているので、
センターが出るまでは反フリー側を一方的に増し締めできるはずです。

DSC08913amx5.jpg
最終交差のところに目印のテープを貼って
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スポークの変形が無くなるまで手で握りこみました。
組み直し後に これが減っていればいいわけです。

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リムはRR系なので、ハトメがあります(R系はハトメ無し)。
ハトメありのリムにはミドリルが使えませんが
それ以外にニップルのすべりを良くする工夫を怠っていた
(のではなく たぶん方法を知らない)ので
ニップルが回せないだけであって、
増し締め自体が不可能なわけではありません。
このリムは指定限界テンションが それほど高くは無いのですが
それでも もう少しやりようはあります。

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フリー側のスポークを十分にゆるめてからバラしました。

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フリー側のスポークを サピムの黒リーダー14番プレーンにして
組み方を 左落とし6本組みから右落とし4本組みに変更しました。

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仮組みの段階では フリー側のテンションがゆるいので
DSC08923amx5.jpg
反フリー側もゆるゆるです。

DSC08926amx5.jpg
DSC08927amx5.jpg
バラす前から、反フリー側のニップルを一切調整しないようにして
フリー側を張れるだけ張りました。
この段階で横振れはほぼありませんが、
本来ここまででしているはずの縦振れ取りをしていないので
縦振れは 後から追い込む必要があります。

バラす前の状態より センターずれが大きいですが、
これもリムがフリー側に寄っている状態なので
反フリー側だけを一方的に増し締めできるわけです。
ここまで反フリー側のニップルは一切触っていないので、
反フリー側のスポークの変形量は
確実に組み直し前より少なくなります。
フリー側はスポークの番手(スポーク比重)が そもそも異なるので
反フリー側以上に組み直し前との違いが大きいです。

DSC08932amx5.jpg
組めました。

DSC08930amx5.jpg
DSC08931amx5.jpg
同じ条件で反フリー側を握りこみました。
恣意的な方法は取っておりません念のため。
むしろ もうちょっと硬くなると思っていたので物足りないくらいです。
フリー側がこれ以上に別物なので その点だけでも大きいのですが。

これで私は このホイールの第3の組み手ということになりますが
第1の状態はおそらく レボリューションのロクロク組みです。
もうちょっとホイールのことを分かっていれば
第1の状態からの組みなおしで
15番プレーンでの左右同径同本組みにはしないはずですが、
それを言っても仕方がありません(←じゃあ言うな)。

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のむラボホイール4号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール4号の後輪を組みました。

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グランコンペの32Hトラックハブで
全コンペロクロクJIS組みにしています。

グランコンペハブの黒ハブ体の32Hにのみ「I(アイ)ハブ」という
特殊な仕様のモデルがあり、両ねじ切りで

DSC09027e.jpg
片側が段付きねじ山の固定ギヤ用、
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もう片側が段無しねじ山のフリーギヤ用となっています。

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Iハブのシャフトは本来ナット止め用のものになっていますが、
DSC09024e.jpg
別売りの中空シャフトでクイック化することも可能です。
お客さんの希望だったので やりました。

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ガーミンの台座の下に シマノの上JCを取り付けました  

ドリルがうなる!
ひとつ前の記事のお客さんが、奥さんのバイクの ガーミンの台座に
シマノ電動コンポのジャンクションAを取り付けられないかと言うので
やってみました。
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↑ガーミンの純正台座です。
裏のねじ2本を外して、本体をひねって取り付ける部分を取りました。

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中央の十字の近くにある穴は、水抜きか スピーカーの穴なのかもしれません。
ここを塞ぐと、ガーミンユーザーには
脳内再生余裕な あの「ピロリン♪」という音が
こもって聞こえるようになるかもしれませんので やめときましょう、と
やんわりと「やりたくない」という意思を伝えたのですが
かまいませんと笑顔で言われたので 続行です。

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中央に穴をあけるのは強度的にヤバそうなので、
4穴のうちひとつを ブラインドリベットの寸法で抜きました。
あとで取り付ける上部のパーツと リベットのカシメ部分が
干渉しないのは確認済みです。

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次に、上JCの台座からゴムバンドを引っかける部分をカットします。
裏面がステムに合わせたカーブになっているので邪魔なのです。
それから、画像のように 先ほどガーミンの台座にあけた穴と合うように
中央からオフセットした位置に穴を開けます。

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ブラインドリベットで取り付けました。
さらにガーミン本体を取り付ける部分をねじ止めしないといけないので
上JCを一旦ずらします(指で強く持てば何とか回ります)。

DSC08996amx5.jpg
ガーミンの純正ねじが上JCの台座と干渉したので

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M3の皿ねじに交換しました。

DSC08999amx5.jpg
あとは上JCの台座を回すと・・・
DSC09000amx5.jpg
太陽の塔になります。
ブランドリベットの穴の位置はオフセットしていますが
台座そのものは中央になっています。

今回は即興かつ初めてなので
作業中に ねじ山問題に気付いたわけですが、
ブラインドリベットのカシメ部分の寸法などが
分かっている2回目以降であれば
先にガーミンの台座を皿ねじで組み立ててから
ブラインドリベットを太陽の塔方向で打ち込めばOKです。
2回目以降と書きましたが もう この作業に飽きたので
2度とやりません。

DSC09001amx5.jpg
↑オ・モ・テ・ガ・ワ

DSC09003amx5.jpg
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実際に取り付けてみました。
思ったよりはスッキリしています。

こんなんするくらいならレックマウントみたいなのを買えばいいだろ!
とお客さんに言ったのですが「値段が高いので却下」だそうです。

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あのー・・・そう言っている本人のバイクには
レックマウントが付いているのですが・・・。
これの場合は 上ガーミン/下キャットアイのライトです。

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ブラインドリベットでターマックSL3のアウター受けを修理しました  

ドリルがうなる!
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なんとかSL(ショートライフ)とかいう
フレームをお客さんからお預かりしました。
トップチューブ後方のブレーキアウター受けが外れてしまったそうです。

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よく分からない軟質な接着剤でくっつけているように見えますが、
抜けかけの乳歯のようにグラグラしています。

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タイラップを強く巻き付けて固定の補助にしていたようで、
フレームの塗膜に痕が残っています。

できれば いらんことする前のほうが修理しやすかったのですが・・・。

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アウター受け自体も
リベットの材質との電位差か 汗でやられたか、
塗装の内側から 錆が進行しています。
汎用品で合うものがあれば これ自体も交換したいのですが、
手持ちに無いので 今回は使い回します。

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アウター受けをグジグジと触ると ポロンと外れました。

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軟質な接着剤がフレーム側に残っているので
DSC08974amx5.jpg
削ぎました。

DSC08975amx5.jpg
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アウター受けとの接触面は、サンドペーパーで
画像の状態から もうちょっとだけ荒らしています。

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↑元のリベットを外すのに ドリルでぶち抜きました。

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フレームとの接触面をきれいにしました。

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ブラインドリベットでアウター受けを固定しました。
リベットだけでなく 接着剤も使っています。

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レーシング1 2WAY-FITさん  

お客さんから レーシング1をお預かりしました。
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後輪は経年使用でギリギリ説明できそうな程度のセンターずれありで、
前輪は1円玉1枚分の厚みほどのセンターずれありです。
振れも そこかしこにあるので全部取りました。

作業中にスポークが突然 破断しましたが、こういうときは
見た目にねじれていたり 感触に予兆がある場合が ほとんどで
いきなり折れるということは めったにありません。
折れたのが走行中でなくてよかった、と思うことにします。

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のむラボホイール4号の前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール4号の前輪を組みました。

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エボライトハブ20H 全コンペ反ヌポークラジアル組みです。

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別件で もうひとつ。

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ブラッックハブ20H 全コンペヨンヨンイタリアン組みです。

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