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のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

のむラボホイール5号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号の後輪を組みました。

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エボライトハブ24H 半コンペヨンロク組みで 赤アルミニップルです。
結線は あとでやります。

category: のむラボホイール

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ハイペロンさん  

お客さんから ハイペロンの後輪をお預かりしました。
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派手にグレーチングに落っこちたということで 点検をご希望です。

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リムサイドに擦り傷がありますが、これはどうしようもありません。

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振れ取り前の暫定センターは ずれ無しでしたが、
テンションが明らかに低いので張り直しました。

シマノ11S白アルミフリーボディに、ラチェット音を静かにして
交換しておいてほしいということなので そうしました。

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シマノのエアロスポーク用スポークマグネットを自己融着テープで
ぐるぐる巻きにしてあるのを もうちょっと何とかしてほしいということなので、
作業前と同じスポークの同じ位置に
ネオジム磁石を付けて 熱収縮チューブで固定しました
(熱収縮チューブを通すために一旦スポークを外しています)。
元の状態よりは磁力が強いので これでいいかと思います。

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↑元はこれがテープで巻いてありました。
冒頭の画像、スプロケットの下にあるカマキリの卵がそれです。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール5号の前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号の前輪を組みました。

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エボライトハブ20H CX-RAY反ヌポークラジアル組みで
赤アルミニップルにしました。

category: のむラボホイール

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ボーラ ワン 50 チューブラー ダークラベルさん(新シャフトだいばくはつ)  

お客さんから ボーラワンの前輪をお預かりしました。
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新しく小径ベアリング化したハブのシャフトの右エンドが
シャフトと別体になったために、そっちが先に外れてエライことになったという
いつものアレです。

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左エンドボルトがゆるむより先に こちらがゆるみ、
いろいろやっているうちに
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ねじ山をナメてしまったようです。
外した右エンドボルトは、もうここに かからなくなっています。

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USBの表記が正向きで読めるのが玉当たり調整機構(見なし左)側、
というのが気に食わないのでシャフトの交換ついでに逆転させます。
履いているタイヤに前後のパターンは無いですが
どのみち別の事情で一旦剥がすので 問題ありません。

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いつも書いていますが、よくあるトラブル ベスト20(当店調べ)に
必要なスペアパーツは常備を努めています。
この「新シャフト」は不名誉なことに
最近のパーツでありながら ランクインしています。
シャマルウルトラ/レーシングゼロ(※)と ボーラ ワンでは
同じパーツに見えて微妙に違います。

※互換性があるかのように書いていますが 互換性は無いことになっています。

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↑画像上がレーシングゼロ用、下がボーラ ワン用です。

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ボーラ ワンは、スポークヘッドが「引っかけ」ではなく「通し」なので
スポークを通す空間を確保するために
ハブの玉押しの位置を少し内側にしているようです。

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左エンド側のねじ山の長さも違います。

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直りました。
ついでにハブ内部のグリスアップもしています。

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まともなほうのセンターゲージを当てたくて タイヤを剥がしたのですが、
センタードンピシャで 振れほぼ無しでした。

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シャマル ミレさん  

お客さんから シャマルミレをお預かりしました。
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先日のとは別件です。
(あれはカンパニョーロ用フリーボディだったはず)

前後とも うっすらセンターずれありでしたが
振れはキッチリ取れていました。惜しい。

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フリーボディからグリスが漏れていたので拭きました。
このグリスの単品販売があれば欲しいのですが・・・。
ラチェット音やメンテ頻度をグリスの多寡で調整するのに、
さらに「純正グリスを使用」という選択肢を加えたいのです。

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ついでにこれも再販希望です。

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のむラボホイール5号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号を組みました。

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前輪はエボライトハブ20H CX-RAY反ヌポークラジアル組み、

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後輪はエボライトハブ24H 半コンペヨンロク組みです。
結線は あとでやります。

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基本は黒スポークで 前輪はバルブ穴の隣のみ銀スポーク、
後輪はバルブ穴の両隣を銀スポークにして
青アルミニップル、というのを ご希望なのでそうしました。

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シャマルウルトラ 2WAY-FITさん  

お客さんから シャマルウルトラをお預かりしました。
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知り合いからゆずってもらったホイールだそうですが、
前オーナーがかなり使い込んでいるらしいということなので
必要であればオーバーホールも含めて整備をご希望です。

前輪は ちょっと振れていた程度でハブも異常なしでした。
後輪は・・・
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ハブの回転に 虫食い感があります。

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フリーボディを外しました。
グリス切れでカサカサしています。
この状態でも虫食い感があるので、
ハブ体のベアリングに異常があるのは間違いありません。

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ヤマアラシさん方向のスポーク全ての根元に
チェーン落ちの痕があるのですが、
曲がりや ささくれが無いので これは交換しません。

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先ほど、フリーボディを抜いた後でも
ハブの回転に虫食い感があると書きましたが
だからといってフリーボディ側に異常がないとは限りません。
フリーボディの外側のベアリング直下の部分で
ハブシャフトが茶色く汚れています。
もらい錆びと言うほどでもなくて、ベアリングから浸み出した
錆び汁が付いているだけなので 拭くと きれいになりました。

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フリーボディの外側のベアリングを交換しました。
パーツクリーナーを噴くと錆び汁がブワッと出てきます。

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意外にも、ボールレースに虫食いはありませんでした
(きれいな摩耗痕の筋はありました)。
リテーナーベアリングが曇っていたので 交換しました。

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↑とくに、傷んでいるボールが1つあったので交換しました。
虫食い感の原因は おそらくこれです。
このまま使っていたら本当に虫食いが出たと思いますが。
ギリギリのところで気付いた感じです。

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フリーボディの爪起こしバネは
「新品同然でないなら即交換」で対応しています。
値段が高いパーツでないわりには
出先でどうにかなった場合の深刻さが半端じゃないので。

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洗浄しました。
後輪は、そこら中が振れていましたが リムに凹みがあるわけではないので
落ち着いて振れを取っていけば 吊るしの新品くらいにはできるはずです。
というかできました。
ただ、ブレーキによるリムサイドの摩耗が大きめなので
ハブの寿命より前に リムの寿命が来ると思います。
あと数年はいけると思いますが。

もしかしたら前のオーナーは、この後輪の相方として
別の前輪を使っていたのかも知れません。
前後輪でリムやハブの傷み具合が極端に違います。

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シャマル ミレさん  

お客さんからシャマル ミレをお預かりしました。
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新品です。
ショップで買ったのか ポチッたのかは知りませんが
「ウチに届くと かーちゃんがうるさいので 送り先を会社にした」
などと わけのわからない供述をしており
今後の(かーちゃんの)捜査によって動機の解明にあたる方針です。

振れほぼ無し、センターずれ ごく軽微(振れ取りを詰めてたら消えてた)でした。

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ボーラウルトラ80周年記念モデルさん  

お客さんから ボーラウルトラの80周年記念モデルをお預かりしました。
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カンパニョーロ社の80周年記念モデルです。
ボーラウルトラが80年前からあるわけではありません(念のため)。

ちょっと前のモデルですが、未使用品のようです。
前後輪ともセンターずれありで、振れはほぼ無しでした。

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先日、カンパニョーロにジャパンいち詳しい問屋さんと
長電話をしたのですが、
ちょっと前に書いたある記事(→こちら)について・・・
消せ!と言われるかと思ったら 言われませんでした。
「消せって言ったら それをまた面白おかしく書くつもりでしょ?」
とは言われました。分かってらっしゃる。

電話をいただいたついでに ゾンダのスポークを また買い増しました。

先日の記事には誤りがありまして、リンク先も訂正していますが
「カンパニョーロジャパンではホイールの修理作業はしていない」とのことです。
私は頼んだことがないので知りませんでした。
スペアパーツの供給や 技術的質問に答えることはしてくれますが、
作業はあくまでもショップ側がしてくださいという体制になっています。
ただ例外的に、専用工具が必要になる特殊な作業だけは承っていて
EPSの内部部品や フリーボディのラチェットの受ける側のパーツ、
上位グレードのリヤメカの取り付けボルトの交換などは
むしろサービスセンター送りという形でしか修理ができません。
さらに例外として、先代のエルゴパワーレバーの分解修理だけは
サービスセンターでもしてくれたようですが
これは私のほうでも出来ますので頼んだことはありません。
パーツに不足さえなければ、すべてのパーツがバラバラの状態からでも
マニュアルを見ずに組み立てできますので。

それと もうひとつ。
今回のボーラウルトラは 50mm高/ナロー幅リム/内蔵ニップルですが、
現行のワイド幅リム/外出しニップルまでの過渡期に
ほんの1年だけナロー幅リム/内蔵ニップルという仕様が存在していました。
ただこれは50mm高リムのボーラウルトラだけであって
35mm高のモデルにはナロー幅リム/内蔵ニップルという
仕様は存在していないということです。

この2点について教えてもらいました。


それとは別の話になりますが、
カンパニョーロでは、リヤブレーキについて
デュアルピボットと ディファレンシャル(要はシングルピボット)のどちらを
標準的な仕様だと考えているかという話について。
以前は シングルピボット仕様しか在庫していない問屋さんもあったのですが、
現在ではシングルピボット仕様も「選べる」形になっている
スーパーレコードとレコードについては
どちらの在庫も持つように努めてくれています。

それより下位グレードのコーラス以下では
デュアルピボットブレーキ「しか無い」ので、
どうも こちらのほうが標準仕様ということのようです。

そして、80周年記念のコンポはスーパーレコードがベースとなっていますが
これにはリヤブレーキがデュアルピボット仕様のものしかありません。
という話を、このリムを見て思い出しました。

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レーシングゼロ カーボンさん  

お客さんから レーシングゼロカーボンをお預かりしました。
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未使用の新品で、ハブにぶら下がっている札や
スポークに貼ってある注意書きも付いたままでした。

前後輪ともセンターバッチリで、振れも ほぼありません。
とくに前輪は、ニップルを2ヵ所しか触っていません。
ほとんど何もせずに済みました。

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シャマルウルトラさん  

お客さんから シャマルウルトラをお預かりしました。
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落車をしてから、振れがひどいということです。

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SHAMALのHの内側辺りに、ひっかいたような痕がありますが
凹みもあります。
これは お客さんも知っていたのですが、

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タイヤを剥がして調べたところ、
SHAMALのAMの間あたりのビードフックが内側に凹んでいました。
上の画像でも、ブレーキゾーンの反射具合で分かるほどです。

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↑ここですね。

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かなり頑張って直しました。
2WAY-FITならチューブレスタイヤを使えなくなる可能性もありますが、
WOリムなので 問題ありません。
横振れはそこかしこにありましたが、途中で「最も振れている位相」が
凹みの2ヵ所以外の位相になったくらいなので
このあたりが リム交換をせずに「直せた」と言える
ギリギリのところなのかもしれません。

作業後に タイヤを履いて 私のバイクでブレーキを当て利きさせたところ、
凹みについては ほとんど分からないくらいにはなったので
まだ使えると思います。

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のむラボホイール1号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール1号の後輪を組みました。

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エボライトハブ24H 黒半コンペヨンロク組みで

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赤アルミニップルです。

category: のむラボホイール

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のむラボホイール5号の前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号の前輪を組みました。

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エボライトハブ20H 黒CX-RAY反ヌポークラジアル組みで

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赤アルミニップルです。

category: のむラボホイール

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レーシングゼロのハブを交換しました  

お客さんから レーシングゼロの前輪をお預かりしました。
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ハブを交換してほしい、という
あまり聞かない案件です。

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フルクラムとカンパニョーロですが、
2007年頃に「ハブ体」をスペアパーツとして出していた時期がありまして、
これは私のような奴に「バラバラの状態から ありえない仕様のホイールを組む」という形で
オモチャ扱いされる恐れがあり(実際にその通りでしたが)すぐにやめてしまいました。
例えば 当時のレーシングゼロのハブ体は
カーボン胴ではないですが R0-012という品番で、
これで取り寄せを試みても「本国在庫が無く 生産も終了しているので終了」となります。

なので ハブの交換は出来ない・・・

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ああ、別のホイールの外し品のハブをお持ちなんですね。
それなら可能です。
交換したい理由は、おしゃれ泥棒とかではなく
もっと切実なものなのですが ここには書けません。
書ける範囲で書くと フルクラムに落ち度は全くありません。

ちなみに、組み換え前のハブは
新型の小径化したリテーナーベアリングのフロントハブで
USB仕様になっていますが、CULT化しているそうです。

実は、細かいことを言えばこれはNGです。
カンパニョーロのパーツをフルクラムに取り付ける(または その逆)は
やってはいけないことになっています。
カンパニョーロの シマノ11S用新型白アルミフリーボディを
フルクラムのホイールに使ってはいけませんし、
レーシングゼロのスペア黒スポークを
シャマルウルトラの補修に使ってもいけません。
で、新型小径フロントハブベアリングで
CULT仕様のものを出しているのは カンパニョーロだけなので、
最新のフルクラムの前輪がCULTになっているのは
ルール違反したものしかないというわけです。

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どうせ組み換えるので どーでもいいですが、センターずれがありました。
それより気になるのがスポークテンションで、吊るしの下限より ずっと下です。
ヌルい個体を酷使したとしても ここまでゆるくはならんだろというほど
ゆるいのですが、組み換えるので どーでもいいです。

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ニップルを、ホイール半周分だけ
ハブフランジからスポークヘッドを外せるまで ゆるめました。
ここからハブを持ってゆすれば ハブが外せます。

これのあとに のむラボホイール2.5号を組んだので関係ないですが、
リムとハブを完全に分けたので これは今日もホイー(以下略)の条件を満たしています。
いや私事です すみません。

全てのニップルを同じ量ずつ ゆるめて ハブを抜いてもいいのですが、
半周だけゆるめた場合は まずはゆるめたニップルだけの増し締めで
ホイール組みを試みます。
縦振れ取りに際して、ゆるめなかった側のニップルを
締めざるを得ないところまで ゆるめた側の増し締めが済めば、
それは組み換え前と同じくらいまで戻したことになります。
ゆるめなかった半周側をほとんど触らないのであれば
(組み換え前のスポークテンションでいいのであれば)、
一旦ゆるめたスポークと そうでないスポークが混じるのが
ちょっと気になるところですが、
今回はハブ交換に際して ゆるめなかった側のニップルも大いに増し締めするので
全周ちょっとずつゆるめではなく 半周ゆるめにしました。

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バラしました。
これは私の中だけのルールですが、
フルクラムの前輪を バラから組む場合
「ハブのロゴは正方向で読めるように。
リムのWARNINGステッカーは進行方向左側。
バルブ穴から覗いた位相が梃子(英語でfulcrum)のロゴ」
と決めています。
上2つは、後輪の場合 出来ないこともありますが。

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というわけで、一旦ハブシャフトを抜いて
ハブ体との関係をひっくり返しました。
ハブ単体の状態で玉当たり調整をすると
ホイールに組んだときに玉当たりがゆるくなって
再度調整が必要になる、というのを知らないわけではないのですが、
左玉押しに くさび状に圧入されている
割り入りセンタリングワッシャを外すと、再度圧入したときに
その組み込み具合で ホイールセンターが変わることがあるので、
ホイールを上がりまで仕上げてから シャフトを入れ換えるのは
二度手間になる可能性があります。
「だいたい張った状態」でするくらいなら 先にしてしまえと思い
今回は ハブ単体でやりました。

このハブの場合、ハブフランジが引っ張られたところで
別体として圧入されたワンが 引っ張られるというのは
構造上考えにくいのですが
実際にスポークテンションがかかると 玉当たりがゆるくなりました。

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組めました。
間違えて組むことが絶対にできない強烈な穴振りがあるので
とくに問題ありませんが、このリムは逆リムです。

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お客さんに お渡ししたときに聞いたのですが、
組み換え前の状態は メーカーの吊るしではなく
ショップが組み換えたものだそうです。
どうりで ゆるいと思ったわ。
組み換え後は ことさらに張ってはいませんが(吊るしの平均よりうっすら上くらい)、
それでも よりカッチリしたのは分かると思います。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール2.5号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール2.5号の後輪を組みました。

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硬すぎるぐらいに硬く組んでいいということなので
仰せの通りにいたしました。
エボライトハブ28H 半コンペヨンロク組み結線ありです。

冒頭の画像にライトウェイトのホイールがありますが、
座屈でリムがふくらみ ちょっと使えなくなったので
それの代わりとして のむラボホイール2.5号を組みました。
同等の性能だなんて お客さんも私も思ってはいませんが、
今後ライトウェイトの後輪を買うかどうかは別として
その場しのぎとしては十分です。

タイヤとスプロケットを移したら
献体として好きにしていいとのことです。

category: のむラボホイール

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コリマの初代ミディアムを組み換えました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから コリマのミディアムの後輪をお預かりしました。

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経年使用でヌルいのに加えて ハブから異音がしてきたので
組み換えを ご希望です。
確かに、異常にヌルいです。吊るしの新品ではありえないヌルさです。
リムがフリー側にずれていると思ったのですが、
センターは出ていて 振れはごく軽微(使っていて分からないくらい)でした。

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おおっ、これは!
ステッカーは初代ミディアムのものです。そして、おそらく本当に初代ミディアムです。
現行のコリマのラインナップは 32/47/73mm高で
幅も広めのカーボンリムとなっていますが、
そもそものコリマリムは40mm高の「エアロ」というモデルだけで
(リム単品の話です。あとはバトンホイールなどもあります)、
これの穴数違いで多数のOEM先があり
カンパニョーロの初代ボーラのリムだったり
アンブロージオのXカーボ(ただし後期モデルはZIPPのMID-V285)だったり
ジピエンメのC416(カーボンの40mm高の16Hという意味)だったり
するという超ロングセラーモデルでした。
それに追加されたのが24mm高ローハイトリムの「ウィニウム」と
エアロと同リム高で より軽量な「ミディアム」です。

ここでいうミディアムの「エアロより軽いエアロ」という位置付けですが、
初代ミディアムは リム単体がエアロと違い本当に軽くしてあるのです。
これ以降のミディアム(という完組みホイール)は、
スポークがエアロ(という完組みホイール)より
細いものを使っているから 少し軽いというだけで、
エアロとリムを共有するという いわば手抜きモデルに成り下がってしまいます。

今回のミディアムは、大したテンションで張っているわけでも無いのに
リムサイド(ブレーキゾーンより内周側の横っ腹)が波打っていて
指で押すと ペコペコします。
これは初代ミディアムだけの特徴です。
当時、ZIPPのMID-V280や285の軽さに脅威を覚えたのか
堅実なコリマには珍しく 軽さに走るという選択をしたのでしょう。

ミディアムのうち初代だけは、実測重量がウィニウムと同程度に軽くなっています。
(リム単体ではなく完組みホイールとしての重量です)
DSC09980amx5.jpg
その話はあとでするとして、まずは組み換えます。
当時のコリマのリムは、世の大多数のリムと
バルブ穴を基準としたリム穴の穴振りが逆(鏡映し)になっている
このブログでいうところの「逆リム」です。

DSC09982amx5.jpg
↑ハブフランジに余計な穴があるので分かりにくいですが、
画像の状態は いわゆる「左落とし」です。
最終交差しているスポークと、その向かいの最終交差の
計4本のスポークの束が バルブ穴をまたがないという大前提を守った場合
左落としはイタリアン組み(あるいは逆イタリアン組み)になります。

上側のフランジから反ヌポークを通したときに、それに対して
下側のフランジの左右隣のどちらにヌポークを落とすかということですが、
左右異本組みをするときに フリー側をX本組み、反フリー側をY本組みするとして
X/2とY/2がともに偶数または奇数になる場合は
右落とし・左落としの関係は逆転しません。
これが、ヨンロク組みの場合は Xが2、Yが3で偶数と奇数になってしまい
関係が逆転するので 右落としでイタリアン組みになります。
が、これは穴振りが正リムの場合であって
このリムのように逆リムでヨンロクイタリアン組みをする場合
右落としのさらに逆で 左落としになります。

DSC09984amx5.jpg
組めました。

DSC09985amx5.jpg
ブラッックハブ24H 黒半コンペヨンロク組み結線ありです。
張れるだけ張ってという ご要望にお答えしましたぜフヒヒ。

話を 初代ミディアムの完組みホイールに戻しますが、
初代ミディアムが現役のときのカタログ重量は
700Cチューブラーの24Hの後輪で
エアロが840g、ミディアムが760g、ウィニウムが750gです。
(フリーボディのシマノ/カンパニョーロによる重量差は、
無いはずはないですが 無いことになっています)
これだけだと ウィニウムとミディアムのリム重量の差が10gだけ、に見えますが
実際はスポークが違うので単純に比較はできません。

DSC09986amx5.jpg
当時のカタログおよびカモノハシさんです。
エアロとミディアムとウィニウムで、ハブは全て同じモデルです。
カーボンハブやピアシングハブ(→こちら)は まだ出ていません。

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このカタログから分かることは以上です。
完組みホイールの重量と、エアロとウィニウムのリム重量が載っていました。
実は、ミディアムはリム単体での販売がありません。
これ以降のミディアムリムだと
「エアロのリムを買ってミディアムのステッカーを貼る」で
済みますので、やはり単品販売はありません。

ここでのポイントは、エアロとウィニウムがCXスポークで
ミディアムがCX-RAYスポークだという点です。
なぜか エアロとミディアムで反フリー側のスポーク長さが1mm異なるのですが、
スポーク比重から出したスポークの概算重量を書き加えると

DSC09988amx5.jpg
こうなります。概算値は青ペンで書きました。
ここから、仮にハブとニップル(←リムとスポーク以外)の重量が270gだとすると
ミディアムのリム重量が379gだということになります。
私の経験上では、当時のミディアムはウィニウムより軽かったので
リムはもっと軽いはずなのですが・・・。
え?リムの実測重量を測ればいいだけだろ もったいつけんなって?
うっせーな指図すんじゃねーよ
↑うわなにこいつまじでかんじわるい














DSC09993amx5.jpg
オ待タセシマシタ!
思想警察ノ機銃掃射ヲ浴ビテ ぴあしんぐぼでぃニ ナリマシタガ

DSC09990amx5.jpg
DSC09983amx5.jpg
コチラノ画像ハ 無事デシタ!

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実測値ハ 赤ぺんデ書キ足シマシタ!
↑やーめーろー!

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キシリウムエリートさん  

お客さんから キシリウムエリートをお預かりしました。
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後輪のリムが反フリー側にずれていたので、経年使用ではなく最初からです。
あと、ハブにガタがありました。それ以外は 問題無しです。

完組みホイールにしては珍しく スポークの最終交差を編んであるのですが
(といっても構造上 リヤの反フリー側だけですが)、
銀スポークなので 異音が出にくいからだと思われます。
事実、これの後の同名モデルが黒スポークになったときは
最終交差の編みを やめています。

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のむラボホイール1号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール1号を組みました。

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前輪はエボライトハブ20H CX-RAY反ヌポークラジアル組み、

DSC09942amx5.jpg
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後輪はエボライトハブ24H 半コンペヨンロク組みです。
結線は あとでやります。

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お客さんの希望で 赤アルミニップルにしました。

category: のむラボホイール

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レーシングゼロ2WAY-FITの限定モデルさん  

お客さんから レーシングゼロをお預かりしました。
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後輪に 経年使用で起きた分がほとんどだと思われる量のセンターずれがありました。
前後輪とも小さな振れがありましたが とくに問題はありません。

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初代レーシングゼロと同じくハブ・スポーク・リムを
すべて赤アルマイトにした限定モデルで、ハブはCULT仕様です。
フルクラムの限定モデルには 日本限定仕様が多いのですが、
これは日本の問屋さんが企画しているのではなく
フルクラムのほうが勝手に作って無理やり買わさr
あれ?こんな時間に誰だろう

category: のむラボ日記

tb: 0   cm: 1

ユーラスさん  

お客さんから ユーラスをお預かりしました。
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フルクラムというブランドが世に出て、
レーシング1でアルミスポーク仕様のホイールを出してから
初代シャマルウルトラ(ゴールド)というモデルが出たわけですが、
それ以前のモデルなので ミドルハイトリムのホイールとしては
これがフラッグシップモデルです。
当時は「エウラス」と「ユーラス」という表記が混在していたので
表題ではユーラスにしてみました。

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↑スポークが曲がっていて この直下に目立つ横振れがあります。

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スポークを交換しました。
テンションから解放しただけで 私が曲げたわけではありません念のため。
曲がっていないスポークは、曲がっていたスポークの隣のスポークですが

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何かに擦った傷があったので交換しました。

category: のむラボ日記

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コスミック カーボン 40 エリートさん  

お客さんから コスミックカーボン40エリートをお預かりしました。
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シリーズの中のグレード分けとして
「エリート」だの「SL」だのと名前の後に付ける傾向がありますが、
これの場合は「チューブラー」と「エリート」の2種類となり
エリートはWOリムになります。
当然ですがエリートという単語に WOという意味はありません。

新品未使用で、横振れは ほぼありませんでした。
振れ取り台の上で検知できるから取るだけで、
ブレーキ時の感触で振れを感じるのは無理だという程度の量です。
それだけ振れを追い込めるのに、前後輪とも 2mm弱もホイールセンターがずれています。
マヴィックの工場にはセンターゲージが無いのかも知れません。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール5号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号の後輪を組みました。

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エボライトハブ24H 黒半コンペヨンロク組み黒アルミニップルです。
結線は あとでやります。

category: のむラボホイール

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のむラボホイール5号の前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号の前輪を組みました。

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エボライトハブ20H 黒CX-RAY反ヌポークラジアル組みで
黒アルミニップルです。

category: のむラボホイール

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アイオロス3の後輪を組み直しました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから アイオロス3のカーボンホイールをお預かりしました。
買ってから一度も「良い」と思ったことがない、下りでヨレる、
ヒルクライムのときに シッティングはともかく
ダンシングした瞬間にたわんでいるのが分かる、
トレックショップで増し締めを頼んだものの あまり変わらなかった、
などなど否定的な感想が お客さんの口から次々出てきます。

このホイールのお客さんは、ヒルクライムが けっこう強い選手で
実際に大会での優勝や入賞経験もある方なので
単なるタワゴトではありません。

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私なら、ホイールの性能や性質について
「リヤハブの左フランジが内側に寄りすぎていて
フランジ幅が狭いので うんぬん~」とか
「反フリー側ラジアル組みなので うんぬん~」 と
理屈の面から決めつける傾向がありますが、
そういう予備知識や先入観が無く 純粋に実際使ってどうだったかだけで
良いとか悪いとか評している感想というのは、
理屈こねこねで無いぶん かえって信頼性が高いと思うのです。
こういう「理屈は知らんけど 良かった(悪かった)」という感想のことを、
言葉は悪いかもしれませんが 私は「ゴリラの感想」と呼んでいます。
以前に書いた「淡路島で使う限りにおいては
ゴキソのホイールより マヴィックのアクシウムのほうが走る」という
お客さんの話も その一例です。
先日、フリー側のスポークを太いものに交換した コスミックカーボン40の場合は、
お客さん持ちこんできた奴が「のむラボ的ホイール観」に毒されていて
スポーク比重がどうたらとか言ってましたので、
乗ってもヌルいのが分かるとは言っていましたが
この場合は 純粋な「ゴリラの感想」ではありません。

組み換え前のホイールですが、
ショップであとから増し締めしたそうですが 実は まだまだ張れます。
とくに反フリー側がうにゃうにゃです。
が、フリー側を限界付近まで張る+ホイールセンターが出ている状態の
「テンションの袋小路」まで追い込んでも 現状と大差ないだろうと思われるので
ハブを交換して組み換えることになりました。

DSC09905amx5.jpg
ニップルと首下ワッシャーは 優秀な形状なので使い回します。

DSC09908amx5.jpg
組めました。

DSC09909amx5.jpg
リーフハブ24H 半コンペヨンロク組み結線ありです。
このホイールのお客さんは、のむラボホイールを別に持っていて
それよりも組み換え前のアイオロス3のほうが明らかにヌルいので
何とかならないかということで お預かりしました。
結線前にスポークの張り(たわみの少なさ)を確認してもらってから
結線ハンダ付けをしています。
乗ってもないのに 化けたとか 全然違うとか うおぉぉぉとか言ってましたが、
理屈の上では のむラボホイールのリム部分が
アイオロス3であるというだけのことです。
ちなみにリム単体の重量ですが、どこで見聞きしたものか
330gだと お客さんは思っていました。
実際に どうだったのかは教えられません。
このホイールのお客さんにだけ教えるのならいいですが、
ブラウザのページをグリグリと繰っただけで
それが分かるとかカンチガイしてもらっては困りますね。←うわこいつかんじわるい










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オ待タセシマシタ!

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コチラノ画像ヲ ゴ覧下サイ!
↑やーめーろー!

category: のむラボ日記

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トップチューブのアウター受けを一切使わなくなりました  

ドリルがうなる!
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私のシクロクロスバイクですが、
トップチューブのアウター受けを すべて使わないようになりました。
フレームに付いているアウター受けのうち、
使っているのはリヤのカンチブレーキの部分だけです。
(フロントブレーキのアウター受けはステムの中)

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なので見た目が すっきり・・・。

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なので見た目が すっきりしました。

category: 新手のスタンド使い

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のむラボホイール1号のピストホイールを組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC09888amx5.jpg
のむラボホイール1号のリムで ピストの後輪を組みました。

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グランコンペ32Hハブ 全チャンピハチハチJIS組みで
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左右全ての最終交差を結線しています。
とにかく硬いです。

category: のむラボホイール

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ゾンダさん  

またゾンダか!(別にいいけど)
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お客さんから ゾンダをお預かりしました。

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スポークが折れてい
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るので交
DSC09870amx5.jpg
換しました。

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時系列が前後しますが、
ハブのオーバーホールも ご希望なので 同時にやりました。
ストレートスポークが 引っかけではなく通しなので
交換にはハブシャフトを一旦抜かねばならないので ちょうど都合がいいです。
お客さん自身でもハブをバラしたことがあるそうですが、
ダストシールをワンに切ってある溝に パチンと嵌めていなかったので
シールが浮いてハブの回転が濁っているかのようになっていました。
ボールもワンも玉押しも 交換するほどには傷んでいなかったので
洗浄とグリスアップだけをしています。

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後輪もハブのオーバーホールと点検をご希望です。

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右のエンドナットと 左のエンド中空ボルトが手でゆるみました。

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洗浄しました。フリーの爪起こしバネは 全く歪んでいなかったので
使い回しましたが、当店でかつて単品販売したそうです。
振れほぼ無しでセンターずれありでしたが すぐに直りました。

DSC09877amx5.jpg
ここからは、このゾンダのお客さんとは全然関係のない話になるのですが、
今日 当店の常連のお客さんから聞いた話によれば、
知り合いが レーシング3のスポーク修理を近所のショップに依頼したところ、
レギュレーションが変わって ショップでの修理が不可となり
カンパニョーロジャパン内のサービスセンター預かりでしか修理ができず、
費用もそれなりにかかり(ホイール片方買うのと変わらないくらい)
納期が数ヵ月になります、と言われたので自分でスポークを入手して修理した、
ということがあったらしいです。
はい、もちろん そのショップが嘘をついているだけです。
もし読んでたら覚えがあるだろ静岡県のクソショップ テメーだよテメー。
新しいホイール売りつけたいのか知らんが
ふっかけるんじゃねーよ死ねボケ。

カンパニョーロジャパンのサービスセンターでしか
修理を受け付けないパーツがあるというのは本当です。
具体的には リヤハブ体のフリーボディのラチェットのギザギザの部分や
現行のスーパーレコードのリヤメカのピボットボルト、
EPSユニットの内部部品の故障修理などがそうです。
これらは専用工具が必要なサービスなので
サービスセンターでしか修理できませんが、
それ以外の修理は全てショップに一任されていて
スペアパーツの供給「だけ」を行うというのが
カンパニョーロジャパンの方針です。

なので ホイールのスペアスポークは全モデルで入手可能で、
モデルによって「スポークだけ前輪全部」「スポークだけ後輪全部」
「スポークとニップルを1つずつ」「スポークとニップルを4つずつ」
「前後輪左右ぶんスポークとニップルを2本ずつ(ミニキット)」と
販売形態がいろいろあるものの、とにかく入手自体は可能です。
上の画像は「4つずつ」ですね。
シャマルウルトラやレーシングゼロのアルミスポークは
1本当たりの値段が高いからか「1本ずつ」の販売と、
「スポークだけ片輪全部」の販売から選べます。
後者の場合は ニップルを使い回すか
「ニップルだけ10個」というのを 別に買えばOKです。

当店ではホイールの修理そのものに関して
カンパニョーロジャパンさんの手を煩わせたことはないですが、
ここに いらんことを書いて 手を煩わせたことはある(※)ようです。
その節は申し訳ありません。

※この記事自体もそうなるやも知れぬ

当店のお客さんの知り合いの静岡県の方ですが、
中華カーボンホイールがヌルいので
何とかならんかという件も 今日訊きました。
私が組んだホイールでなければ 今よりマシにはなると思いますので
大阪に来られた折にでも お預けください。よろしくお願いします。

category: のむラボ日記

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ゾンダさん  

お客さんから ゾンダをお預かりしました。
DSC09831amx5.jpg
四国のお客さんなのですが、
富士ヒルクライム帰りに寄られました。
この方のゾンダは以前にも修理したことが・・・
ああ、あれは後輪でしたか。

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↑スポークが曲がって
DSC09865amx5.jpg
いたので交換しました。
この前輪は 修理のために車に積んでいただけで、
レースで使ったわけではありません。

category: のむラボ日記

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WH-9000-C24-CLさん  

お客さんから 9000のWOホイールをお預かりしました。
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後輪にセンターずれがあったのですが、
経年使用でずれたぶんが大半だと思われます
(ほんのちょっとフリー側にずれていた)。
ハブがダメならグリスアップしてくださいということでしたが
全く問題なかったので玉当たり調整を念のため やり直しただけです。
うーん。あまり書くことがないのですが ここに載せると約束しちゃったので。

category: のむラボ日記

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ヴィガーαさん  

お客さんから ロルフプリマのヴィガー〆をお預かりしました。
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ペアスポークのどうしようもないところですが、
ニップル直下でしか調整できない以上
横振れ取りの妥協点はどうしても下がります。
別のショップで「こんなもんやろ」と振れ取りをしてもらったそうですが
私が見たところ本当に「こんなもんやろ」でした。
めっちゃきれいに整備されています。
吊るしの当たりの個体でも この状態はありえません。
セカンドオピニオン的に お持ち込みされましたが
ちゃんと出来ている場合も もちろんあるということです。

これが本来 当たり前のことなのですが、現実はそうじゃないので
近所の、あるいは遠くのショップのスカタンのケツモチの仕事が
私に回ってくるわけです。

category: のむラボ日記

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