のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

のむラボホイール5号の前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号の前輪を組みました。

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エボライトハブ20H 黒CX-RAY反ヌポークラジアル組みで
黒アルミニップルですが、

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バルブ穴とリムの継ぎ目を結んだ線と直交する位相のニップル4つずつを
赤に、という ご注文です。

category: のむラボホイール

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のむラボホイール5号の前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号の前輪を組みました。

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エボライトハブ20H CX-RAY反ヌポークラジアル組みです。

category: のむラボホイール

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ライトニングアルパインのリムの交換などをしました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから、アルパインブランドのリムで組まれたというか
私が過去に組み換えたホイールをお預かりしました。
元の状態は、チェンハウ製のハブで
アメリカンクラシックのものと ほぼ同等品ですが、
フロントハブはベアリングが すぐ死に、
リヤハブはナローフランジで横剛性が無く
(これは組み方も問題ですが)シュータッチするので
いずれもノヴァテックの291/482ハブで
私が過去に組み換えてあります。

今回は、スポークとびの修理ですが
リムのブレーキゾーンが かなり摩耗していたので
のむラボホイール5号のリムで組み換えることになりました。
同じラジアル組み同士の場合、組み換え後のほうが
スポーク長さが2mmほど長いのでスポークの使い回しはできません。
逆のパターンで、組み換え前のCX-RAYが未カットであった場合は
使い回しは可能です。

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組めました。

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どのみちスポークを新調するんだからということで、
お客さんと相談してタンジェント組みにしてみました。
CX-RAY ヨンヨンイタリアン組みです。
ニップルは基本的に銀アルミをご希望で、

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バルブ穴の両隣が青アルミ、
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対岸の リムの継ぎ目の両隣が金アルミというのをご希望だったので そうしました。

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つづいて後輪。

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全CX-RAYを半コンペに、
赤アルミニップルなのを 前輪と同じパターンに、という希望です。

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組めました。

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フリーボディやハブ体が 組み換え前よりも 妙にきれいなのは
ただ洗浄しただけでなく、前後ハブとも左右ベアリングを交換しています。
フリーボディ内部の2連ベアリングだけが無事で、あとは全てゴリゴリでした。

もし前輪の組み換えをラジアル組みでする場合、
組み換え前のフリー側のスポーク12本をカットして
フロントの20本中12本に使い回すことも可能だと
事前にお客さんに提案していますが、
気持ちよく交換することをご希望だったので
フリー側の12本は廃棄になりました。

反ヌポークラジアル組みをするとして、
フリー側12本のうち 元ヌポークの6本を
反ヌポーク通しで再使用するのも あまりいいことではありません。

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ニップルの仕様は前輪と同じです。

category: のむラボホイール

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スラムのデュアルドライブハブで後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんからアウトプレイというブランドの18インチホイールをお預かりしました。
ロードのホイールもありますが小径ホイールの取り扱いが多いブランドです。

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12Hストレートスポークディスクハブで逆イタリアン相当組みとなっています。
12Hとしたのは私のスポーク長さ計算式上でそういうことになるからであって、
スポークは24本です。
普通に言えば24Hホイールということになります。

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用があるのはリムだけです。
黒アルミニップルは外周側からもつかめる優秀な形状のものですが、
内外ともにナメかけているというか 元からやや丸い感じのものなので
今回は使い回しません。

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このハブフランジですが「通し」にスリットが切ってある格好になっています。
もしエアロスポークであったなら、首下の丸断面の部分を越えて
扁平な部分がスリットにかかるまでニップルをゆるめれば
スリットを通してスポークが外せるので実質「引っかけ」となるわけですが
このスポークでは どこまで行ってもスリットを抜けるような径の箇所が無いので
通し式となり、バラすのが多少面倒です。

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つづいて もうひとつのホイールです。
スラムのデュアルドライブという36Hハブで組まれた18インチのホイールです。

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デュアルドライブというのは、外装変速のハブに
内装変速も盛り込まれているということです。
フリーボディに取り付けているスプロケットの歯数とは別に
ハブ内部で内装変速をするわけですが、
今回付いていたスプロケットは8S、ハブの内装変速が3Sなので
ひとつのリヤハブで24Sということになります。
(もしフロントギヤがトリプルであったなら前後で72Sということになります。
多くの場合シングルギヤだと思いますが)

最近のロードバイクでよく見られる ワイドレシオの11-28T 11Sギヤと
フロントが50-34Tのコンパクトの組み合わせでは、
アウター×ローの50×28Tは 概ね34×19Tに相当します。
つまり、フロントインナーギヤでしか出せない固有の軽さは
19Tより大きい21・23・25・28Tの4枚しかないということなります。
乱暴に言えば、34×19Tを含む それより小さいスプロケット歯数との
組み合わせは アウターギヤでもほぼ同じような重さが得られるわけで、
これを22本入りの色鉛筆のセットだとすると 実は22色ではなく
同じような色を同じ色だと見なせば
実質15色(アウター全部の11色と インナー×ロー側固有の軽さ4色)に
なるということです。

内装変速と外装変速をどちらも取り付けたハブは これだけではありませんが、
いずれのメーカーのものでも 先ほど書いたギヤ倍数のカブリが非常に多くなります。
実質で何S(何色)になるのかは分かりませんが 8S以上になるのは確実で、
とくに「内装で最も軽い×外装でローギヤ」という軽さが欲しいなら
ハブ重量がかさむ以上のメリットが 乗り手にとってあることになります。

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スラム デュアルドライブとありますが、
これは内側エンボス加工で文字を入れたシリコンバンドを
無銘のハブ胴に巻いているだけなので、
ホイールを組んでからバルブ穴との位相が気に食わない場合
後からそれを変更できるという お得な仕様となっています。
そーゆー いらん横着をかましたことで
シリコンバンドがプチンと切れたりすると 目も当てられないので
触らぬほうが良いのは当然ですが。

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組み換え前のリムはALEXRIMSのDV15ですが、
リムのラベルが逆向きなのが気になります。
すぐにバラしますが。

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組み方は、ヌポークと反ヌポークによる
交差のあやどり無し2本組み(1クロス)イタリアン組みです。
これをやるなら、全反ヌポーク通し1クロスのほうがいい気がします。
(反フリー側は全ヌポーク通し1クロスでも可)

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あやどりというのは、最終交差を編むことです。
あやとり(綾取り)と呼ぶのが正しいみたいですが、
私は あやどりと呼んでしまっています。

フランジ穴の厚みがそれなりにあり、スポークも扁平ではないので
これで あやどりをすると スポークの曲がりがエライことになります。

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組めました。

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36Hハブ24Hリム サンサンJIS組みです。
3本組みというのはフランジ穴の読みからで、実際は2本組み相当の1クロスです。
36:24は3:2なので、フランジ穴3つのうち2つをリムに対して対応させれば
一応こういうことができます。スポーク長さの補正の計算めんどくせえ

この記事を概要だけ上げている時点では
組み換え前のホイールを32Hと書いていました。
コメントでのご指摘ありがとうございます。
ちなみに、32Hハブ24Hリムの場合は 32:24が4:3なので
反フリー側にお休みの位相を設ける
「フ反フ休」の2:1組みで組むことができます。
詳しくは(→こちら

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最終交差がフランジから離れるのをいいことに、あやどりをしてしまいました。
やった理由は「やりたかったから」です。
もし編まない場合、フリー側のヌポークがリヤメカと接触する可能性・・・は
低いですね小径ホイールなので。
(それ以前に右フランジが やや内側にあるので接触は起きません)
ハブの構造か ホイールの組み方か、理由は違えど
組み換え前ホイールはどちらもあやどり無しでした。


スポークはサピム リーダーの14番プレーンですが、
お客さんの希望は黒スポーク黒ニップルということだけであり、
15番プレーンの用意もしてあったのですが
結局14番で組みました。
あやどりをするなら15番のほうがやりやすいのですが、
24Hという本数を考えて14番にしました。
(もし32Hなら15番にしています)

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↑バルブ穴の位相です。
シリコンバンドは一切 動かしていません。

ここからは、このホイールの細かい罠について。
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組み換え前後のリムは どちらとも「18インチ」です。

ETRTO規格のサイズでいうと リム内径355mmとなるのですが、
組み換え前のリムはHE、組み換え後のリムはWOです(たぶん)。
インチ表記の指すところは タイヤを含んだおおよその外径のことです。
なので622mmのリムに ロードのタイヤを履けば700C、
MTBのタイヤを履けば29インチと呼び名が変わります。
ちなみに、700C=700mm≒27.5インチですが、
700Cのインチ換算は28インチで呼びならわされています。
いわゆる700Cリムにタイヤを履いて
外径が本当に700mmくらいになるのは 28Cのタイヤを履いたときです。

逆にインチの呼称が同じだと、WOとHEでリム内径が変わります。
26インチのWOは571mmでHEだと559mm、
20インチのWOは451mmでHEだと406mmです。
が、18インチの場合はWOもHEも355mmなのです。

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なので、355と表記してあるタイヤが
355と表記してあるリムに必ず合うとは限りません。
ビードフックの径は合いますが、幅が全然違うので
実質の互換性は無いということになります。

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シマノのロックリング締め付け工具ですが、
ガイドシャフトが付いていることが当たり前になっています。
これは元々、プロチームのメカニックが
既存の工具をシャフト付きに改造したのを見て
シマノがそういう形のものを後から出したわけですが、

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ハブシャフトが中空でないハブに対しては、
当然 ガイドシャフト無しのものが必要になります。

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で、こうやって締めればいいのかといえば
それだけではダメです。
回転方向にも空転するからです。

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内装ハブなので、フリーボディを前に回転させると
ハブシャフトが後ろに向かって回ります。
シャフトの平面部分をフレームに対して固定した状態では
フリーボディは 前に向かって空転しません。

なので、ハブシャフトの平面部分をつかんで
ロックリングを締めればいいのですが、
シャフトにナメ跡が付くのが怖いので
スプロケットを外すときに使う空転止めの工具を
通常と逆向きにしてロックリングを締めました。

このことと関係あるかどうかは不明ですが、
組み換え前のホイールは ロックリングが
ほとんど締まっていませんでした(手でゆるみました)。

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タイヤを取り付けました。
シュワルベのタイヤと このホイールは、
文字が下側(一方向)に向かって落ちる系のロゴなので
それを合わせる必要があります。

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↑こういうことです。
フルクラムのホイールも、文字の重力が下側に向かって働いているので
図の通りにラベルの文字が読めますが、
コンチネンタルのタイヤは文字の重力が
ホイールの内側に向かっているので
図の下側のほうではリムとタイヤの文字の向きが逆転します。
念のため書いておきますが、コンチネンタルの文字が逆さになっても
ルタンネチンコとはなりません。


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これがレイノルズのホイールでは文字が外向きに落ちる方向、
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シマノのホイールでは内向きに落ちる方向になっています。

今回のアウトプレイのリムと シュワルベのタイヤでは、
どちらも下向きに落ちる文字の向きだったので それも揃えました。

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このタイヤ、センタートレッドはスリックパターンですが
サイドのチェッカーフラッグ模様に水切り方向があるので
明確に取り付け方向が存在します。
といっても、ここまでホイールを倒すことは無い
(このパターンが接地面になることは無い)ので
ほぼ意味はありませんが。

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ディスクローターも取り付けました。
JIS組みにしたのは このためです。

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↑元々のホイールに付いていたローターを取り付けました。
もうひとつあるのは無関係の私物です。

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WH-9000-C24-CLさん  

お客さんから 9000のC24をお預かりしました。
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まずは後輪から。
ヌルい気がするので張ってほしいということです。
スポークテンションは、出荷基準は満たしているとは思いますが
特に ヌルいというわけではありません。

センターずれ無し、振れも ごくわずかなので
このまま使っていてもいいくらいですが、

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まずはフリー側のみ 可能な限りに張ってみました。
リムがフリー側に寄ってセンターずれが出来たわけですが、
これを反フリー側の増し締めでセンター出しするところまでは
増し締めが可能です。
これが出来たということは、特にヌルくなかったとはいえ
まだ張れたということになります。

結果、吊るしではありえないくらいにはカッチリしましたが、
スポークの選定と組み方の限界が このあたりというだけであって
先日 私が組んだC24リムの手組みホイールのほうが
これよりも はるかに硬いですし、
のむラボホイール5号の24Hの後輪はそれよりもまだちょっと硬く、
のむラボホイール1号はそれよりもかすかに硬く、
レーシングゼロは上記のいずれとも比べられないくらい硬いです。

レーシングゼロと比べれば五十歩百歩ですが、
アルミスポークの完組みホイールを除外した基準では
五十歩と百歩は ずいぶん違います。
今日の作業は五十歩を六十歩にしたくらいでしょうか。

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ハブのオーバーホールを ご希望だったのでやりました。
バラす前の感触ではオーバーホールの必要を感じませんでしたが、
グリスが けっこう抜けていたので 洗浄とグリスアップの意味はありました。

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つづいて前輪です。
こちらは、元々かなり張っており ほとんど増し締めできませんでした。
作業前の状態でセンターずれ無し、振れもほぼ無しです。

前後輪とも、ちゃんと点検したかのような作為を感じるのですが
超絶に当たりの吊るしの個体を前後輪とも引いただけかもしれません。
可能性でいうと前者のほうが高いです。

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フロントハブも、中身は傷んでいませんでした。
ただ、横ガタが かすかに出ていたので
振れ取り台上の作業の前に一旦ガタを取っています。

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のむラボホイール2号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール2号の後輪を組みました。

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エボライトハブ24H 半コンペヨンロク組み結線ありです。

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蟹光線ステッカーについて  

先日 ブラッックハブで組んだ のむラボホイール5号ですが、
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お客さんから送られてきたステッカーを
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貼りました。

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ブレーキゾーンを除くリムサイドの高さと
リムの曲率を 計算済みの形状とサイズです。

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ハブは蟹光線です。

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リヤハブは、左右方向に貼るのが厳しかったので こうしました。
今までに、お客さんが作ってきたステッカーを貼ったことは何度もありますが
こういうのを何故しないんだと言われたことは もっとあります。


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↑実は、のむラボステッカーなるものはあります。
こういう仕事をしているお客さんが作ってきたサンプルを見て
まとまった数を注文しました。

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こんなん欲しがる奇特な人はあまりいないと思いますが、
私が組んだホイールをお使いで ステッカーご希望の方が
ご来店されたときにお渡しするようにしています。

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↑これは私のポラールの心拍計のトップ画面ですが、
ウイルスに感染しているようです。

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のむラボホイール2号の前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール2号の前輪を組みました。

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エボライトハブ20H CX-RAY反ヌポークラジアル組みです。

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シャマル ミレさん  

お客さんから シャマル ミレをお預かりしました。
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前後輪とも 振れがほぼ無しです。
前輪は2ヵ所、後輪は5ヵ所しかニップルに工具をかけていません。
前輪はセンタードンピシャ、後輪はたぶんドンピシャだっただろうと思われます。
というのも、フリーの空転音が静かな個体だったので
もっとうるさくしてほしいと言われてそうしたのですが、
逆ねじの右エンドナットが手ではゆるまないものの
やや ゆるめの締め込みだったので、
フリーボディのグリスをぬぐった後に 元の状態以上にグッと締め込んだのです。
それで右エンドが縮んだのと同量程度のセンターずれがありました。
これは、私が使っているセンターゲージで検知できるギリギリの量です。
右エンドが縮むと、観測上はリムがフリー側に寄る形になるので
反フリー側のニップルを締められるような横振れを
無理やり見つけて かすかに締めました。
それが反フリー側7本中 5本のスポークのニップルで、
先ほど書いた5ヵ所となります。

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のむラボホイール5号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号を組みました。

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前輪はエボライトハブ20H CX-RAY反ヌポークラジアル組み、

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後輪はエボライトハブ24H 半コンペヨンロク組みです。
結線は あとでやります。

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レーシングゼロ カーボンさん  

お客さんから レーシングゼロ カーボンをお預かりしました。
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後輪から先に点検したのですが、
吊るしでここまで追い込むのかというほどにバッチリで
振れ取り台上で回るのを眺めて終わりというくらいの出来でした。

前輪は、フルクラムの上位グレードのホイールで 久しぶりに
センターゲージが明らかにガタつくほどのセンターずれがあり、
お客さんに「これがセンターずれですよ」と説明できたので
変な話ですが むしろホッとしました。

前後輪とも「何とも無かったよ!はい終わり!」だと
それが本当であっても お客さんが「本当にちゃんと見てるのか」と
かえって不安になると思うのです。

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R-SYSさん  

お客さんから R-SYSをお預かりしました。
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まずは前輪から。振れもありましたが、かすかにセンターずれありなので
ニップルを回すために トラコンプリングを外す必要があります。

トラコンプリングを圧入するとホイールセンターが狂うのですが、
それを調べるために 横振れを取り
センターずれを紙1枚程度まで追い込んだ状態にしました。
そこから片側だけトラコンプリングを圧入すると、センターが盛大にずれました。
もう片方を圧入したところ、センターがドンピシャで出ました。
ここで重要なのが、トラコンプリングの圧入でずれる量が左右で同じなら
左右とも未圧入のときと同じ 紙1枚ずれ状態になるはずだということです。

圧入前に紙1枚のずれを修正しなかったのは、
トラコンプリングの圧入で ずれが減ることを経験上から期待していたからです。
(もちろん、かえって ひどくなる場合もありますが)
トラコンプリングが圧入された状態で
カーボンスポークのニップルを回すべきではないのですが、
リングの圧入後のセンターずれを直すのに また外すというのは
摩耗によるリスクのほうが大きいので
ごく微細な調整は 圧入状態ですることもあります。

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リムの中に切削カスの大物が潜んでいました。お客さんの使用歴から、
4年間もホイールと一緒に回っていたことになります。
2つに割れてしまいましたが、
引き上げる直前までは これがつながった状態でした。
バルブ穴の直径よりも大きいので 自然に抜けることは無く、
タイヤチューブを装着すると絶対に抜けません。

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つづいて後輪です。

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普通のホイールと違い、R-SYS系は
リムが反フリー側に寄ることが大半です。しかもずれの量が大きい。
理由については また今度。

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直りました。
これと同じお客さんの シマノのRS81-C35も同時に点検しましたが、
そちらは前輪センターずれ無し、後輪はフリー側にリムが寄っていました。
その2つの後輪を入れ換えると ブレーキの調整が必要だということですが
当然そうなります。
R-SYSが反フリー側に ずれ大、RS81がフリー側に ずれ少で
ずれている向きが違うので ずれが足されて顕著な差になるからです。



~おまけ~
いつ上げようかと思っていたら溜まってきたので ついでに。
DSC01428amx6.jpg
お客さんからR-SYS SLRをお預かりしました。
後輪の全体像を撮り忘れていますが 後輪も点検しています。

DSC01429amx6.jpg
↑最近のマヴィックはグレードの乱立がひどいので、
これを撮らないと あとから名前が分からなくなることがあります。
前年度モデルと同仕様なのに 別に出た新モデルとの差別化で
名前だけ変わる場合もあり、余計にややこしくなっている例もあります。

DSC01430amx6.jpg
DSC01431amx6.jpg
↑この通りです。



DSC01458amx6.jpg
DSC01456amx6.jpg
お客さんからキシリウム プロ エグザリット SLをお預かりしました。
これもリヤリムが反フリー側に寄っていたのですが、
微量なので 画像を撮りませんでした。
ずれの量が少ないのであれば
フリー側の増し締めだけで解決する場合も多々あります。

DSC01457amx6.jpg
↑この画像を撮っておかないと名前が(略)



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お客さんから
キシリウムプロフェッショナルエグザリットスーパーライトをお預かりしました。

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DSC02360amx6.jpg
やはり同じ傾向です。

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DSC02363amx6.jpg
直ったでよ。

DSC02359amx6.jpg
↑この画像を(略)



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DSC02475amx6.jpg
お客さんから キ(略)。

DSC02476amx6.jpg
↑こ(略)

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WH-7850のリムで11Sの後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから 7850のC24の後輪をお預かりしました。

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10Sハブなので、11Sハブで組み換えてほしいということです。
あと どうでもいいことですが、右ハブフランジにチェーン落ちの傷があります。

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さらに どうでもいいことですが、
かつて ミシュランの赤タイヤを履いていたようです。
(バルブ穴周辺に こういう跡が残ります)

DSC02509amx6.jpg
組めました。

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エボライトハブ20H 半コンペヨンヨン組み結線ありです。
左右異本組みをしていないのに、
明らかに スポーク変形量の左右差が少ないということに気が付きましたが、
これはオフセットリムが効いているからのようです。
オフセットリムだから云々という知識と先入観から そう感じたのではなく、
本当に明らかに左右差が少ないのです。

組み換え前のスポークが黒で 組み換え後が銀ですが、
これはお客さんの希望です。
もし使えればということで CX-RAYの束を お預かりしていたのですが、
長さが合わないので使えませんでした。

リム穴の仕様の都合上、リムだけでなくニップルも使い回しています。

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フリー側10本中 外側の反ヤマアラシさん方向のスポーク5本のうち
4本に チェーン落ちの傷がありました。

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反フリー側10本中の隣り合った2本のスポークに 変形がありました。
組み換え前に目立つ振れがあったのですが、これが原因です。
(振れと曲がったスポークの位相が一致)

リムは、バラした際にガラスの定盤に当てて反りが無いことを確認しています。

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フィルウッドのピストハブで後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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フィルウッドのピストハブと HEDのベルジウムリムで後輪を組みました。

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32H CX-RAYロクロクJIS組みにしました。

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以前組んだフィルウッドのハブとは違い、
ラージフランジで 両ねじ切りハブです。

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リムのラベルがステッカーではなくてプリントなのが 手が混んでいます。

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内周側にも穴振りがありますが、
外周側の穴振りは かなり大きく振ってあります。

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コスミックSLRさん  

お客さんから コスミックSLRをお預かりしました。
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縦振れを直してほしいということです。
近所のショップで一度 振れ取りをしてもらったということですが、
私の見立てでは縦振れの原因は そのときのテキトーな作業です。

このホイール、廃版になった「調整要素のあるカーボンスポーク」を採用していますが
よほど注意しないと ニップルの初動の供回りで
カーボンスポークがねじれて破損しそうになります。
それを避けるための専用のスポーク押さえ工具もありますが、
フリー側のほうがスポークテンションが高く
専用工具を使ってもニップルを回すのに 気を遣います。
反フリー側も同様の構造ですが、フリー側と比べるとすんなりニップルが回せるので
センターゲージの存在を知らない奴が横振れ取りだけするのであれば
反フリー側の増し締めだけで作業するのが楽ということになります。

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DSC02479amx6.jpg
↑もちろん こうなりますが。
本当に横振れ取り「だけ」頑張っているので、
お客さんにあっさり看破されるほどの縦振れが発生していました。

素人さんで たまに
「ホイールは組めないけど振れ取りはできる」というようなことを言う人がいますが、
私に言わせれば これはありえません。
縦振れを出さずに横振れを取るというのは、
ホイール組みをしたことが無いとできないからです。

リムが反ったりなどしていない限りでは、振れ取りというのは
100%(※)の状態でない組みかけのホイールを100%にする作業なので、
ホイール組みそのものです。

※100%の基準は人によって違います

今日、これとは別件で手組みの20インチホイールの点検をしましたが、
それはカンz・・・あるショップの手組みホイールでした。
縦振れが このコスミックSLRよりもひどく
位相によってはブレーキシューがタイヤサイドに こするほどだったので
まさか同業者の仕事ではないだろう という意味で
「これ、お客さんが組んだんですか?」と訊いてしまいました。
センターずれもひどく、前後ともずれていて
後輪は500円玉1枚分を超えています。
(記事にするつもりが無かったので画像は撮っていませんが
お客さんには作業前後の状態を見てもらっています)
結局、前後輪の点検にかかった時間は
イチから後輪を1本組むのにかかる時間と同じくらいでした。
お客さんにも言いましたが まさに組みかけのホイールです。

ホイールも組めないのに 無理して振れ取り作業を受けるのはやめましょう。
当店も 再点検で工賃をいただかないわけにはいかないので、
お客さんは工賃を2回払う破目になります。
そういうのを恥とも何とも思わないというわけでないのなら、
「ホイール組めません、なので振れ取りもできません」という看板を
外に大きく出してあげるのが親切というものです。

あと もうひとつ。
ホイール組みの最終妥協点(さっき書いた100%)が この程度であるならば、
それ以外の仕事全般の妥協点も まず間違いなく低いということです。
個人的には ここのショップの仕事では、リヤメカに至るシフトアウターが
冗談みたいに長いのが気になります。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール5号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC02489amx6.jpg
のむラボホイール5号の後輪を組みました。

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ブラッックハブ24H 半コンペヨンロク組みです。
結線は あとでやります。

category: のむラボホイール

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シャマルウルトラのリムを交換しました  

今日もホイー(以下略)。
DSC02472amx6.jpg
お客さんから リムが変形したシャマルウルトラをお預かりしていましたが、
交換用のリムが届いたので組み換えました。

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↑さすがにこれは修正できません。

DSC02473amx6.jpg
組めました。

DSC02474amx6.jpg
キシリウムやR-SYSも だいたい同じですが、ある種の完組みホイールは
ニップルのねじ山の「予定巻き取り量」寸前まで 締めてやれば
「ほんのちょっと縦横振れがありセンターずれがあるだけで
けっこうな段階まで組めているホイール」というのが簡単に得られます。
作業の初めから振れ取り台にかけているとしても、
ゲージを当てて追い込むのは ごく最後の段階で済むというわけです。

なので シャマルウルトラを組んでいるような工場の中の人は、
普段組み慣れている完組みホイールの組み立てに関しては
私よりもずっと早く組み上げていると思われます。
さらに、シマノやマヴィックの場合は さらに早いのではないでしょうか。
完成度9割前後の状態から仕上げるのを
だいたい常に放棄しているので。

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グリコの新プロテインと LOOKの新ボトルを買いました  

グリコとLOOKの新製品を同時にステマする画期的な流れを思いつきました。
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グリコの新商品「オキシドライブ」シリーズの
オキシドライブ サプリメントというのを仕入れました。

パプリカキサントフィルが配合されていて、呼吸持久力が高まるそうです。
と書いただけでは何のことやら分かりません。

パプリカキサントフィルというのは、パプリカのキサントフィルのことです。
動植物の天然色素のことをカロテロイド(カロチロイド)と呼びますが、
トマトやエビが赤いのもカロテロイドの色のせいです。
カロテロイドのうち、炭素と水素から成るものがカロテン、
炭素と水素と酸素から成るものがキサントフィルと呼ばれています。
(カロテンはβ-カロテンで聞きなじみのある単語で
「カロチン」の表記ゆれも非常に多いのですが、
カロテの部分の語源がニンジン(carrot)からなのでカロテンとしました。
キサントフィルのキサントは黄色いという意味で、
動物はキサントフィルを生合成できないので食べ物から摂取するしかなく、
卵黄が黄色いのはキサントフィルの色です。

半年ほど前にグリコが出しているプレスリリースによれば、
スペイン産のパプリカから抽出精製したパプリカキサントフィル製剤を
「パプリックス」と名付け、グリコ社内で開発・量産に成功したとのことです。
パプリックスに含まれる7つのキサントフィルの効果により
血中の抗酸化力を高める効果や運動機能を向上する効果があることを確認した、
と断言していますが、これは食品会社や製薬会社の試験による
裏付けが無いとできないことです。
臨床試験によれば、トレッドミルを用いた30分間の運動中の
酸素摂取量と心拍数を計測した結果、パプリックスの摂取によって
より少ない酸素摂取量と より低い心拍数で同強度の運動ができた、としており
これを根拠として呼吸持久力を高められる、としているわけです。

実は グリコのユーザー向けのサプリメントのカタログには
パプリックスの表記は1文字たりとも無いのですが、
「パプリカキサントフィル」「酸素運搬」というキーワードから
パプリックス配合のサプリメントということで間違いなさそうです。

オキシドライブシリーズには現在 3つの商品があり、
冒頭のオキシドライブ サプリメントは
ソフトカプセル状のタブレットで、オススメの摂取タイミングは
就寝前と起床後となっています。
これを飲む習慣をつけた場合、そうでない場合と比べて
「あー、酸素運搬能力が高まってるぜー」と感じるどうかは知りません。
そういう効果があるということにはなっています。
気になる方は一度お試しください。

DSC02445amx6.jpg
グリコに限らず あらゆるサプリメントの中で、
どこまで行っても「個人の感想」ではありますが
確実に効果が体感できると断言できるのが
この「エキストラ アミノ アシッド」、通称 金のグリコこと「金グリ」です。
就寝前に摂取する習慣がある場合、もし飲み忘れると
朝の寝覚めのけだるさで それが分かるくらいです。
確実に効果が体感できるサプリメントは 私の中ではあと1つあるのですが、
グリコではないのと ややヤバいので ここには書けません。

DSC02446amx6.jpg
LOOKの新ボトルを買いました。
画像右からゼファール・ゼファール・TA・TA・コブラですが、
今回買ったのは一番右のものです。

DSC02447amx6.jpg
コブラというのはイタリアのボトルとボトルケージのメーカーで、
古くはカンパニョーロのボトルも作っていたメーカーです。
80年代前半のカンパニョーロのボトルと このボトルが同じ形状で、
LOOKの自転車事業部の創立年が1986年なので
もしかしたら このボトルが初代のLOOKボトルなのかもしれません。
コブラについては(→こちら)もどうぞ。

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↑これらの時代にも クリアでない白いボトルがあるのですが、
ある時期から私は ほぼクリアボトルしか使わなくなりました。
例外は保温ボトルを使うときくらいでしょうか。
クリアボトルなら、カビとまではいかなくとも
茶しぶのような汚れがあっても すぐに分かるからです。
あと、新品時の「ポリ容器くさい味」が少ない気がします。

上のボトルは どちらもゼファール製ですが、
最新のものは、いままでのものと使い勝手が違います。

DSC01983amx6.jpg
オキシドライブシリーズには、サプリメント以外に
「ホエイプロテイン」と「ハイポトニックドリンク」の2つがありますが、
個人的にプロテインを買いました。
グレープフルーツ味です。
プロテインは、水以外だと牛乳で作る場合もあるかと思いますが
グレープフルーツ味だと牛乳には合いません。

DSC01984amx6.jpg
そのためもあってか、パッケージの説明でも
水で作れとしか書いていません。
味のほうは プロテインというよりはスポーツドリンクに近いので、
説明にある「④すぐに飲み切る。」には反するのですが
シェイカーではなく バイクボトルに入れる飲み物として利用しています。

DSC02454amx6.jpg
↑一応、グリコがオススメする摂取タイミングの中に「運動中」というのがあり、
このアイコンは同社の他のシリーズのプロテインでは見られないので
想定されている用法なのかもしれません。

DSC02456amx6.jpg
で、LOOKのボトルですが
DSC02458amx6.jpg
DSC02459amx6.jpg
DSC02460amx6.jpg
DSC02462amx6.jpg
最新のゼファールを除いて、ふたを外した直径が
プロテインに付属しているスプーンより明らかに小さいので、
こぼさずに入れることができません。
この点で、最新のLOOKボトルは非常に有用です。

DSC02464amx6.jpg
お召し上がり方が
水200~300ccに対してスプーン3杯分、ということですが
水を それよりも多くしました。
浸透圧と吸収効率の点からも、薄く作るぶんには問題ないはずです。

DSC02465amx6.jpg
溶けると こういう色になります。
パプリカキサントフィルの色、らしいです。

DSC02468amx6.jpg
新ボトルのフタは、なぜか反り返ったアールが付いており
この方向からだと問題なく飲めますが、

DSC02469amx6.jpg
こっちからだと 飲むときに
フタの端が口の上に当たります。
慣れていないとフタの向きを確認してから飲むことになるので、
頭の中がドロドロになっていて 余計なことに血を回さず
脚だけに集中させたいレース中に使うボトルには向いていない気がするのですが
LOOK信者の私には関係が無かったぜフヒヒ。
新ボトルかっこいー(ステマ)

DSC02470amx6.jpg
そういえば、最近のターザン(最新号ではない)にも
パプリカキサントフィルについて記事がありました。
書いていることは やや飛躍気味ですが論旨は同じようなものです。
ページの端に2種類のパプリカがありますが、
ピーマン型の品種より ししとう型の品種のほうが
抗酸化力が強いということです。
ししとう型のパプリカはスペイン産なので、
ここでなぜ グリコがスペイン産のパプリカを
使っているのかという理由が分かりました。
スーパーでよく見かける ピーマン型のパプリカは、
ほぼ100%韓国産ですが これは元々はオランダ産の品種です。

category: 新着情報!

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ボーラ ウルトラ 35 ブライトラベル チューブラーさん  

お客さんから ボーラウルトラ35をお預かりしました。
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反フリー側のブレーキゾーンに、ブレーキ熱による熱ダレで
デコボコしているので なんとかならないか、ということです。
画像の状態の青いマスキングテープは
作業の都合上 私が貼ったものです。

推測ですが、ダイレクトマウントブレーキをお使いではないでしょうか?
「シマノのダイレクトマウントブレーキは、下りでのブレーキングを想定した試験での
リムの左右でのブレーキ熱の温度差が当社のものより大きいです」という
カンパニョーロでの試験結果を見たことがあります。
あるいは、ダイレクトマウントブレーキの固定用2ピヴォットを
従来のブレーキ固定穴に取り付けるために1シャフトに変換している形状の
「疑似ダイレクトマウントブレーキ」である
BR-9000のようなブレーキアーチでも
同様の結果になるのかもしれません。

と思ったのですが フリーボディがカンパニョーロ用なので
お客さんが使っているコンポも おそらくカンパニョーロだと思われるので
関係ないかもしれません。

とにかく、リムの片側だけが ブレーキ熱でやられるというのは
珍しい症状です。

DSC02422amx6.jpg
↑黒いポツポツとした部分が 熱によるふくらみです。

DSC02423amx6.jpg
やり過ぎが怖いので、ほどほどに削りました。
ほどほどとはいえ けっこう削っています。←どっちやねん

タイヤがリムセメントで張られていたので、作業前後で試乗させてもらいました。
ブレーキを軽く当て利きさせつつ乗ると 1周に1回「ゴッ」とした感触がありましたが、
これは顕著な横振れが原因で、ブレーキゾーンの熱ダレとは あまり関係がありません。

DSC02424amx6.jpg
横振れを取ったあとにタイヤを外しました。
センターずれを確実に取りたかったからです。
あと、ハブにガタがありました。
センターずれはありましたが、暫定センターを見ずに振れ取りをしたので
元からなのか 私の作業でずれたのかは不明です。

画像の状態は、タイヤとリム双方に塗ったリムセメントの乾燥待ちです。
この時点ではフリーボディとスプロケットは私のものを取り付けています。

DSC02425amx6.jpg
タイヤを張りました。
リムセメントが効いてから 少し試乗しましたが、
ブレーキの感触は だいぶましにはなったものの 新品同然とはいきませんでした。
これ以上となると リム交換になります。申し訳ありません。

category: のむラボ日記

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WH9000-C24-CLさん  

お客さんから 9000のC24ホイールをお預かりしました。
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点検をご希望です。
前輪でブレーキをかけると ガクガクとするそうなのですが、
ホイール側で それが起きそうな原因はありませんでした。
紙1枚ほどのセンターずれありで 目立つ横振れも1ヵ所ありましたが、
ブレーキの感触に出るほどではありません。ハブのガタも無しです。

後輪は、前輪よりも振れていてセンターがガッツリずれています。

DSC02429amx6.jpg
DSC02430amx6.jpg
↑これぐらい
リムが反フリー側にずれていますが、さすがにシマノホイールでも
この量のずれを出荷することはありません。
また、ずれている向きが経年使用で起こる側ではないので
振れ取りだけを頑張った結果リムがずれたと断定していいでしょう。

DSC02431amx6.jpg
ニップルにも、触ってナメた跡があります。
私が使っている工具とやり方では、こんなにナメることはありません。
触ったのが お客さんなのか近所のショップなのかは不明なので
ここらへんはスルーします。

DSC02432amx6.jpg
DSC02433amx6.jpg
フリー側を締める傾向で あらかたの横振れ取りをしました。
センターずれはあまり変わっていません。
元々、フリー側は張り気味なので
このずれの量をフリー側の増し締めだけで取るのは無理です。

DSC02434amx6.jpg
DSC02435amx6.jpg
でも頑張ってみました。
フリー側のニップルは、今後の微細な振れ取りしろを残すと
これ以上は張れません。

DSC02436amx6.jpg
DSC02437amx6.jpg
仕方がないので 反フリー側を少しゆるめました。
といっても かつて無駄に張ったぶんを戻しただけで、
フリー側の増し締めをせずにセンター出しをしたなら
もっとゆるめる必要があったわけなので
総合的には お預かり時よりは張っているはずです。

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あと、ハブを きれいにしておきました。

category: のむラボ日記

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ZED TECH 303の後輪を組み換えました   

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから ゼッドテック303の後輪をお預かりしました。
以前に クラックが入ったハブの交換をした前輪(→こちら)の相方です。

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ゼッドテックというのは、ディンプル穴加工を施した
特別仕様のハブで組まれたシリーズのことなので、
パワータップハブに組み換えられた この状態では
ゼッドテック要素はありません。
ステッカー以外は 普通の303のリムです。

これを、普通のリヤハブで組み換えてほしいというのが
お客さんの希望です。

24H CX-RAYヨンヨンJIS組みですが、経年使用のせいか 元々なのか
非常にヌルいテンションなので これよりカッチリしたものを組むのは容易です。

DSC02440amx6.jpg
組めました。

DSC02441amx6.jpg
ブラッックハブ24H 半CXヨンロクイタリアン組み結線ありです。

DSC02442amx6.jpg
ブラッックハブにしたのは、フリー側にCXを使いたかったからです。
かなり凝った要望ですが、私からの提案ではありません。
以前にblack incのホイールについて書いたときにも 書きましたが、
スポーク比重100%のスポークというのはカタログ重量「だけ」で
ホイールを判断する(しかない)人たちには 受けが悪いのですが、
間違いなく発生する重量面でのデメリットと秤にかけてでも
この硬さがいいんだというのであれば選択肢としては有りだと思います。
これより硬い303があれば教えてほしいというくらい 硬くなりましたが。

ちなみに私が使っているEDGEリムの後輪も 半CX(CX/CX-RAY)です。

DSC02443amx6.jpg
バルブ穴が回転方向に伸びていますが、
これは リムに対してチューブラータイヤがずれて
バルブが斜めに傾いたためです。

画像の状態では、組み換え後のフリーボディの方向からすれば
穴の進行方向が逆になっています。
これは、バルブ穴が理由ではなく リムに貼ってあるステッカーが
一部 ピラピラとめくれかけていたので
ステッカーの状態が良い側をフリー側にした結果
たまたま組み換え前とリムの左右が入れ替わっただけです。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール5号の前輪を組んだのですが  

パソコンのネット接続が初期化されたので画像はあとで
DSC02420amx6.jpg
直りました。
接続のセットアップにCDが必要なのですが、
いま使っているノートパソコンには光学ドライブが付いていないのです。
というわけで外付け式のものを買ってきました。
ウミガメと配慮さんGTは別売りです。

今日もホイー(以下略)。
DSC02417amx6.jpg
のむラボホイール5号の前輪を組みました。

DSC02418amx6.jpg
ブラッックハブ20H CX-RAY反ヌポークラジアル組みです。

category: のむラボホイール

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のむラボホイール4号の前輪を組みました   

今日もホイー(以下略)。
DSC02408amx6.jpg
のむラボホイール4号の前輪を組みました。

DSC02409amx6.jpg
DSC02410amx6.jpg
エボライトハブ20H CX-RAY反ヌポークラジアル組みで、
青アルミニップルにしています。

キンリンのリムは1回の発注単位が200本なのですが、
私が思っていたよりはTB-25リム(のむラボホイール4号)が出たので
もう在庫が ほぼありません(補修用に少し余分に持っておきたいのを差し引けばゼロ)。
というわけで次回入荷は 次に200本発注するときの納品時になります。

category: のむラボホイール

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ニュートロンさん  

お客さんから ニュートロンをお預かりしました。
DSC02257amx6.jpg
スポークが1本 ふにゃっとしているのは、
作業直後に 曲がっている疑惑のあるスポークを1本見つけて
そこだけを ゆるめてみたからです。

DSC02258amx6.jpg
↑やっぱり曲がっていました。

DSC02260amx6.jpg
直りました。
それとは別に、お客さんのほうからも言われたのですが
なぜかスポークテンションが異常に低かったので
出荷時平均をうっすら超える程度に張りました。
もしお客さんのほうから言われなくても
こちらから増し締めを提案しただろうなというほどのヌルさです。
ゆるめ傾向で調整した、などの覚えは無いらしいので
経年使用でそうなったということなのでしょう。

DSC02276amx6.jpg
交換したスポーク

DSC02277amx6.jpg
↑分かりにくいですが、凹んでいる部分が擦り傷で銀色になっていて
打痕があります。
真横からハンマーで躊躇なく叩いたということは無いでしょうが
それと同じような衝撃を受けたことは確かです。

DSC02261amx6.jpg
後輪は テンションが低いということも無く、
ちょっとした振れ取りとセンター出しとハブのガタ取りで済みました。

category: のむラボ日記

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シャマル ミレさん  

お客さんから シャマルミレの後輪をお預かりしました。
DSC02392amx6.jpg
作業前の暫定センターは、出ている位相もあれば
リムがフリー側に寄っている位相もあります。
反フリー側に寄っている箇所は無いので
全般的にはフリー側寄りということですが、
センターゲージを当てる位相によって答えが変わるのは
それなりの横振れがあるからです。

たまに書いていることですが、前輪または後輪「だけ」を持って来られた場合
お客さんの目にも明らかな症状があるということなので、
軽微な問題であることが少ないのです。

今回はゴクッとした大きな横振れがありましたが、
スポークの曲がりや リムの変形はありませんでした。
作業後は 吊るしの新品以上に きれいな状態になっています。

category: のむラボ日記

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シャマルウルトラ 2WAY-FITさん  

ワイヤー周りとチェーンの交換でお預かりしたバイクに付いていた
シャマルウルトラの後輪ですが、
DSC02393amx6.jpg
回転すると「ゴーッ」という音鳴りがします。
BBかリヤハブのどちらかが腐っている感じなのですが、

DSC02394amx6.jpg
リヤハブの回転がゴリゴリしていて、
フリーボディを引き抜いた状態ではスルスルです。

ということはフリーボディ内部のベアリングが腐っているわけですが、
ハブシャフトの 外側のベアリング直下の部分に もらい錆びがあるので
外側のベアリングがダメなようです。

DSC02396amx6.jpg
錆びが回っているように見えますが、

DSC02397amx6.jpg
その通りでした。

DSC02398amx6.jpg
内側のベアリングも、外側より ましというだけで
傷みが無いわけではなかったので、高いパーツでは無いということもあり
気持ちよく交換しました。

DSC02399amx6.jpg
↑外側のベアリングにパーツクリーナーを噴くと 錆び汁が出てきます。

DSC02400amx6.jpg
シャフトの錆びは、材質に深く食いつくほど進行していなかったので
なんとか きれいになりました。

DSC02401amx6.jpg
直りました。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール4号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール4号の後輪を組みました。

DSC02404amx6.jpg
エボライトハブ28H 半コンペヨンロク組みです。
結線は あとでやります。
なぜだか分からないですが、ホイールをほどくのを逆再生しているかのような
無駄な手順がほとんどない工程で ホイールが組めました。
もしこれが毎回できれば達人です。

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お客さんの希望で青ニップルにしました。

category: のむラボホイール

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コスミックカーボンのリムでピストホイールを組みました(前輪だけど後編)  

今日もホイー(以下略)。
DSC02369amx6.jpg
昨日の続きです。
一応 無事に組めました。

DSC02370amx6.jpg
フィルウッドのピストハブ20H 黒CX-RAY反ヌポークラジアル組みです。
このハブは オーバーロックナット寸法が100mmなので
ロードバイクに使えないではないですが、
前輪の装着に工具が必要(クイック式ではない)なので ピスト用です。

DSC02371amx6.jpg
これは本来 リヤ用リムですが、
エグザリットの向きに従って組んだ場合の 左側がラジアル組みを想定、
右側がタンジェント組みを想定したスポークの入射角になっています。

DSC02373amx6.jpg
まず左側ですが、
DSC02374amx6.jpg
DSC02375amx6.jpg
ラジアル組み用の穴で ラジアル組みしているので
スポークがカーボンフードに接触している穴はありません。

DSC02377amx6.jpg
つづいて右側ですが、
DSC02378amx6.jpg
DSC02379amx6.jpg
昨日とは逆の方向で接触が起きています。
昨日の場合は「ラジアル組み想定穴でタンジェント組み」ですが
今日の場合は「タンジェント組み想定穴でラジアル組み」になるからです。

DSC02380amx6.jpg
↑こんな感じ

これとは別に 私が気にしていたのは、
このリムがリヤ用なので もしかしたら
オフセットリムになっているのではないか?ということです。
反フリー側ラジアル組みの弱点をオフセットリム化で
軽減しているとすれば、前輪に使うのは少し問題があります。

2005年のコスミックカーボンSLのリムは、
それ以前のコスミックカーボンSSCに対して 両ハトメを片ハトメにし、
さらにリム穴間に切削を入れることで 軽量化をしています。
言うなればキシリウムのような加工をしているわけですが、
キシリウムのリヤリムはオフセットリムになっています。

もしコスミックカーボンのリムがオフセットリムであった場合、
左右とも同じスポーク同じ組み方にしたとき
左右でスポークテンションが違うということが起こります。
ラジアル組みで組むことが確定している場合(←お客さんの希望なので)
左右異本組みでこの差を埋めることはできませんが、
かといって 片側をスポーク比重65%にし もう片側を68%にする、
といったようなことができるほど スポークの選択肢は細かくありません。

DSC02381amx6.jpg
もしオフセットリムであった場合、片側をヌポークラジアル組み、
もう片側を反ヌポークラジアル組みすることによって
実効フランジ幅の中心を リムのオフセットに近づけるというのを考えたのですが、
これはちょっと 理に走り過ぎで見た目がよろしくないですね。
仮に、こうすることで ちょうど左右バランスが出るとしても やりません。
これが問題になるくらいなら ディスクブレーキ用のフロントハブの
オチョコのほうが よほど問題です。

これと同じような考えとして、
ディスクフロントハブとオフセットリムで前輪を組む場合
リムのニップル穴が反ローター側(ホイール右側)に寄るように、
つまり後輪でオフセットさせる場合とは逆側にオフセットさせて
オチョコの軽減を狙うことができます。
昔、ボントレガー(トレック傘下になる以前のキース・ボントレガーのブランド)の
26インチオフセットリムで ディスクブレーキの前後輪を組んだ
元同僚がいましたが、フロントリムの頂点を左寄りで組んでいました。
「オフセットリムは頂点が左寄り」と丸覚えしているだけで
理屈で考えることが出来ない かわいそうな奴だなあと思っていましたが、
あるとき ディスクブレーキのインターナショナルスタンダード台座に使う
極薄のワッシャーを自作すると言って 薄いアルミの板を買ってきたときに、
アルミに穴をあけてから 周りを切るのではなく
ワッシャーの形を切り出してから 穴をあけようとしていたのを見て、
ああこいつは本当にやべえと思いました。
アルミ板を直径1cmほどで丸く切り出したものが
すでにいくつか転がっていましたが、
その真ん中に6mmの穴をあけるのは非常に困難です。

話が逸れましたが、コスミックカーボンのリヤリムが
オフセットリムになっているのかどうかは、

DSC02382amx6.jpg
調べれば分かります。
DSC02383amx6.jpg
ブレーキゾーンよりも内側のリムサイドに、
カーボンフードを接着する のりしろを 段付きで設けています。

DSC02384amx6.jpg
オフセットリムではありませんでした。
ハトメの位置が 真ん中に無いのは
DSC02386amx6.jpg
ローハイトリムに設定されている通常の穴振りと同じものです。

外周側からも(穴振りを別として)オフセットしているのか目視で確認はできますが、
内周側から見る機会があるなら こちらのほうが確実です。

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コスミックカーボンのリムでピストホイールを組みました(後輪だけど前編)  

お客さんから コスミックカーボンのリムをお預かりしました。
DSC02327amx6.jpg
このリムとピストハブでホイールを組んでほしいとのことです。
はい、無理です。

このリム、ローハイトのアルミリムに
カーボンのフードをかぶせている構造になっていますが、
ニップルがリムの頂点にはないので
リムサイドの穴にスポークを通す形になっています。

DSC02328amx6.jpg
↑フリー側の穴
DSC02329amx6.jpg
↑反フリー側の穴
オチョコ量の違いによって リムへのスポークの入射角が変わるので、
それも勘案して穴の位置(高さ)が左右で変えてあるのです。
つまり、オチョコが無い(または ほぼ無い)シングルギヤ用のハブで組むと
スポークとリム穴が干渉する可能性があります。

DSC02330amx6.jpg
あと、このリムは2005年のコスミックカーボンSLと寸法上は同じものですが
厳密にはコスミック プロ カーボン エグザリットであり
ブレーキゾーンに向きがあるので、
オチョコが無いハブで組む場合でも これには従う必要があります。

DSC02331amx6.jpg
ハブはフィルウッドのシングルギヤ用ハブですが・・・

DSC02332amx6.jpg
DSC02333amx6.jpg
けっこうオチョコがありますね。
リム穴問題は むしろ好都合のようです。
誰ださっき無理とか言った奴は

DSC02334amx6.jpg
Philの上に保護テープを貼っていますが
作業には関係ないので このままにしておきます。

DSC02335amx6.jpg
組めました。

DSC02336amx6.jpg
20H 黒半コンペヨンヨン組みで、結線も あとでやります。
半コンペを要するほどにオチョコがありました。

DSC02337amx6.jpg
フリー側の穴へのスポークの入り方は
DSC02338amx6.jpg
どこも こんな感じです。

DSC02343amx6.jpg
ところが反フリー側は・・・
DSC02341amx6.jpg
DSC02342amx6.jpg
最終交差でハサミを入れた格好で リム穴と接触しました。
これは仕方がありません。

DSC02348amx6.jpg
リム穴の高さが左右で違うのは、前後方向からホイールを見た場合の
左右スポークの入射角の違いで説明できます。

DSC02353amx6.jpg
つづいて、横から見た場合のラジアル組みとタンジェント組みの
入射角の違いについて。
ラジアル組み側の場合、上の図のようにリム穴は等間隔でいいのですが

DSC02354amx6.jpg
タンジェント組みの場合、フランジ径や組み方によってスポークが寝るので
このように接触します。

DSC02355amx6.jpg
そこで、コスミックカーボンのリムでは タンジェント組み側(フリー側)のリム穴は
コスミックカーボンのハブで組んだ場合のスポークの入射角に合わせて
位相を絞る形でずらしてあります。

というわけで後輪は なんとか組めたわけですが・・・

DSC02357amx6.jpg
つづいて前輪を組まないといけません。
もちろんオチョコが無いハブなので
エグザリットの方向にのみ従って 無理やり組むわけですが、
リム穴の件とは別で調べたいことがあるので 後日にします。

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テンペストIIのハブで のむラボホイール1号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC02319amx6.jpg
お客さんから イーストンのテンペストIIの後輪をお預かりしました。
ステッカーはイーストンの表記となっていますが、
スペックはヴェロマックスのホイールと同じで
むしろイーストンホイールではありません。
ハブが まだヴェロマックスだからです。

DSC01414amx6.jpg
↑でかいステッカーがEASTON VELOMAXの
ダブルネームではないものの、
ヴェロマックスだよステッカーが別に貼ってありました。

ヴェロマックスのホイールは、
両端ともねじ山になっているスポークを使う形状になっています。
ハブ側に高強度のねじ止め剤でスポークを固定してから
ホイールを組むため 時間がかかり 生産性が悪く、
スポークがとんだ場合の修理も難しいので
イーストンホイールでは 単なるストレートスポーク仕様となりました。

DSC01410amx6.jpg
DSC01411amx6.jpg
実はちょうど2ヶ月前に ハブの回転がゴリゴリだったので
ベアリングの交換をしています。
(画像は9月11日のものですが 記事にはしていません)
その時点では気が付かなかったのですが、

DSC02322amx6.jpg
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DSC02324amx6.jpg
リム穴にクラックが入っている箇所が複数ありました。
リムの交換が必要ですが、のむラボホイール1号のリムで組み換えます。
これは私の提案ではなくて お客さんからの申し出ですが、
先に言われただけで 私の提案も同じです。
もし可能なら、ベアリングを交換したことが無駄にならずに済みます。

DSC02344amx6.jpg
組み換えるリムと リム高が近いので、
ハブとスポークが一体となったウニ状のパーツを
そのまま使い回せればいいのですが・・・。

DSC02347amx6.jpg
結果から言うとOKでした。
リム内径はXR300のほうがテンペストIIより1mmほど長いので、
組み換えに際してスポークの長さを長くする必要があります。
リム内径の1mm差は、リム直下にハブフランジがある場合の
ラジアル組みであればそのまま1mm差となりますが
実際は フランジの位置やスポークの組み方によって変わってきます。
なので 今回の件で ウニを そのままで使い回す場合、
ニップルのねじ山に対するスポークのかかりが浅くなるわけです。

ところで、イーストンホイールは ニップルの端面から
スポークのねじ山が2山ほど出ている状態で組まれている場合がほとんどです。
ニップルからスポークが飛び出る長さで組む!ということに こだわるのであれば
特別にスポークのねじ山長さを長く取るべきだと思いますが、
ここはサピムの市販品と変わりません。
なので、上の図にあるように ニップルのどん突きまで1山程度しか
余裕がありません。
リムにクラックを生ずるのも納得なほどに張っているので
微細な振れ取り以上の増し締めは無理で、
あと1周ニップルを締めることは まず無いですが。

私がイーストンホイールのスポーク補修をする場合は、
ニップルとツライチの長さで補修するようにしています。

今回は、この無駄な長さのおかげで助かりました。
組み上がり後のスポークの端面が ニップルのすり割り~ツライチ程度まで届いたので、
かえって(私としては)ちょうどの長さになったのです。

DSC02325amx6.jpg
DSC02326amx6.jpg
組めました。リム以外の変更点として、
黒しんちゅうニップルを 銀アルミニップルにしています。

ところで先日、イーストンホイールの修理について
「いつも参考にさせていただいています!
疑問なのですが、東商会では販売店で
EASTONホイールの修理とかはNGだと聞いているんですが、
のむラボさんで修理して東商会から怒られたりしないんですか?
もし都合が悪かったらスルーしちゃってください!」
という コメントをいただきました。

これについては以前どこかで書いたと思いますが、
この「販売店は基本触るな」という方針は 日本の代理店のものではなくて
メーカーのお達しによるものです。
イーストンなりヴェロマックスなりの意向で
「イーストン(ヴェロマックス)ホイールセンター」なるものが
ヴェロマックスを扱っていたライトウェイプロダクツジャパンさんと
イーストンを扱っている東商会さんの中にある(あった)わけですが、
そこでの対応だけでは 数を捌くのと 修理の納期を迅速にするのが難しいので、
いずれのブランドも「これを受けたら触ってもいいよ」という
セミナーを開いています(いました)。
私はのむラボ以前に それを受けたことがあり
資料も持っているので対応しているわけですが、
当店は東商会さんと取り引きがないので
正式なルートで筋を通すならイーストンホイールセンターを ご利用ください。
ちなみに、具体的には書きませんが 補修するスポークの本数が
ホイール全体のある割合を超える場合はショップでの修理は不可、
補修用リム単体の供給はしておらず
リム交換の場合はホイールセンター送りになる、
など修理に関して細かい制約があります。

このホイール、お客さんが遠方の方なうえ
出来れば明日の鈴鹿で使いたいということなので
「30分ください、あと店の前は駐禁がすぐに来るので
車はコインパーキングに入れてください」と お時間をいただいて
即興で組み換えました。
作業している横で IT技術者のロードバイク日記なるブログを書いている
FJTとかいうやつが「わるいやつら」と3人で だべっていましたが
気にしてはいけません。


ああ、もしお叱りをいただいたらですね、
イーストン系の修理に関して ここに上げるのをやめます
(修理をしないとは言っていない)
コメントありがとうございました。

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