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のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

シャマルウルトラのリムを交換しました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから シャマルウルトラ2WAY-FITのチタングレーをお預かりしました。
まずは 前輪から。

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お客さんのほうで 目印を付けてくれていますが、

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リムのビードフックが凹んでいます。
矢印は作業の都合上 私が描きました。

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それほどひどく曲がっていなかったので 修正がききました。
フロントリムの交換を要する場合、費用が はね上がるので
なるべく修正で対処したかったのです。

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念のため、タイヤを履いて ちょっと乗らせてもらいました。
ブレーキを当て利きさせながら乗ったり
下りでブレーキをかけ続けたりしましたが、
ブレーキの感触には一切異常が無かったので問題ありません。
しかし軽いなコイツ。普段このバイクに付けている前輪が
ホイール単体(前後ではない)1200gくらいあるので
分からないわけが無いのですが。

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つづいて後輪。

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ビードフックの変形はこちらのほうがひどく、リムの交換が必要です。
ビードフックの変形だけなら修正できなくはないかもしれませんが、
リムサイドがふくらんでいるので どうしようもありません。

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↑乗る前に説明書を読め、の 本のマークがある辺りが かなりふくらんでいます。
画像では分かりにくいですが。

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リムを仕入れました。

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2WAY-FITなので チューブレスバルブ付きです。
レーシングゼロの赤リムや シャマルウルトラの金リム、
あとこのチタングレーなどは リムのステッカーがあらかじめ貼られた仕様になっています。
ステッカーが別売りになっているリムは
なにか別のモデルとリムを共用しているからで、
例えば 黒シャマルウルトラと黒ユーラスは ある時期以降リムが同じものなので
別売りのステッカーで区別することになっています。
チタングレーのリムは ユーラスやレーシングゼロには無い固有の色なので
始めからステッカーが貼ってあるわけです。

現在のフルクラムではレーシング1が廃版なので
アルミスポーク用のリムはレーシングゼロしかないわけですが、
これがステッカー無しの仕様なのは
フロントリムがシャマルウルトラと同じものだからです。
厳密にはバルブ穴付近の非切削部分(島)が違うはずなのですが、
スペア用のフロントリムでは フルクラムの「島」の設け方をしている
シャマルウルトラ・ユーラスのリムが届くことがあります。
「島」については(→こちら)、
レーシングゼロ2WAY-FITのバルブ穴の島になっている
シャマルウルトラ2WAY-FITについては(→こちら)をどうぞ。

ステッカー付きのリムですが、別売りのリムに比べて
ステッカーの分だけ価格が高い・・・ということが無く
ほぼ同じなので ちょっとお得ではあります。
ステッカー別売りのリム交換で
「それならステッカー無しでええわ」と言われることも
たまにあるくらいなので。

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組めました。

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メガG3以前のリヤリムですが、
仮組みをひととおり終えた低テンションの状態だと
ホイールを回転させると リムが縦に踊るのが顕著に分かります。
が、それについて直感に反する ある性質があるのです。

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テンションがかかっていないリムの稜線が真円の軌道であったとします。
縦振れゲージの三角形の、リムに接触している頂点は
ホイール中心から同じ距離にあるので
リムの稜線と ちょうど接触するわけですが

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スポークテンションがかかると G3のリム穴付近の位相だけが
内周側に ひずみます。
なのでスポークの根元と その間で、縦振れを厳密に同じにすることは出来ません。
G3の直下7ヵ所の凹み具合が同じであれば良し、とするしかないわけです。

念のため書いておきますが 上の図、
不動の絶対基準は縦振れゲージのほうであって
実際に変動しているのはリムの稜線のほうです。
描くのが楽になる都合上
縦振れゲージのほうを描きかえていますが ご了承下さい。

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で、仮組みといっても低テンションではなく
スポークが手でガクガクと動かせない程度には張っている状態で
G3直下の縦位置を揃えたところ、
「G3の間7ヵ所でゲージに擦らず G3直下7ヵ所では必ず擦る」
という状態になりました。あれ?おかしくね?
ここからよほどキンキンに張れば(といっても指定の上限付近ですが)
G3直下のほうが凹んでいるところまでは持っていけるのですが、
そもそもG3の間のほうがすいている瞬間が存在するのが おかしいのです。
もしかして、、新品のリム単体の稜線は真円に近いどころか
スポークテンションでひずむことを勘案して
正7角形気味にG3直下を少し外周側に寄せてあるのでは?
という気がしてきます。

この傾向は リム穴間隔が均等な旧フルクラム、
お休み位相(右左右休)の新フルクラム
(28Hの反フリー側ラジアル組みの後輪から
反フリー側のスポークを半分間引いた状態と同じ)、
新フルクラム気味にリム穴の位置を変えたメガG3、の3つでは
はっきり観測できません。
なので わざとやっていると思われます。

category: のむラボ日記

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レーシングゼロ祭り  

フルクラム屋さんに行ってきました。
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の:(あれとあれをください)
問:こいつ、直接脳内に・・・!

つづく


と、さわりだけ書いておくと
あとに引けなくなる(続きを書かざるをえない)というスタイルです。
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スピード55C祭りは やることにしました。
すでに注文も終えていますが、
入荷は もうちょっと先になりそうです。

代わりというわけではないですが、
レーシングゼロ C17を ちょっと頑張る(※)ことにしました。
税込定価147960円ですが、
どのくらい頑張るのかは「ここには」書きません。
どこに書いてあるのかは お察しください。
直接リンクは貼れません。
このブログで唯一10000拍手を超えている あの記事です。

※「特価で投げる」の婉曲表現。
政治的理由で買わざるを得なかった完組みホイールに対して
しばしば用いられる。
(民明書房刊・うるわしい日本語辞典より)

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前モデルのレーシングゼロは、ステッカーが
( ゚∀゚)>>>>>>>>>>
で あったところ 新モデル(2017年~)では

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( ゚∀゚)ハハハハ ハ>>>
となっています。

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レーシングゼロ・ゼロナイト・ゼロカーボンの
廃棄リムが すぐ揃うのは当店だけ!

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今回の特典として、店舗での展示に使う
紙製の什器を問屋さんから もらいましたが
お客さんに還元できるもののほうが良かったですね。
過去の例でいうと Tシャツやタイヤレバーなどです。

スピード55Cは 5ペアほど入荷する予定ですが、
レーシングキャップが4個付いてきます。
おまけのほうが少ないので、
フルクラムのタイヤレバーとの選択式にするかもしれません。

category: のむラボ日記

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続・サピムのニップルについて  

サピムのCX-RAYを仕入れました。
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わりと まとまった数です。
いつもはもっと小まめに仕入れるのですが、
問屋さんで長期欠品していた長さの補充もあるので 今回は多めです。
CX-RAYの問屋さんの取り扱い長さは偶数の2mm刻みで、
私は252~276mmまでは6mm刻み
(252・258・264・270・276)、
それ以降は280~300mmまで4mm刻み
(280・284・288・292・296・300)、
あと、また6mmとんで306mmの計12種類の長さを
銀と黒で常備するように努めています。

カット可能な限界は8mmくらいでしょうが内規で6mmにしています。
これで246~306mmのスポークが全て得られることになりますが、
300mmが長らく欠品していたので
299mmは302mmをイレギュラーで仕入れて対応していました。
300mmと302mmからそれぞれ作った299mmを
混ぜて使うことは やりません。
バテッド部分とプレーン部分の割合が変わるのが嫌だからです。

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で、黒スポークの一部に黄色い袋入りのニップルがありました。
以前に、黄色い袋入りの銀ニップルが12mm長さのものになっている
と書きましたが(→こちら)、

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今回の黄色い袋の黒ニップルは間違いなく 14mm長さで、
従来のものと同じです。
ややこしい。黄色い袋は12mmじゃなかったのか。
銀ニップルでしか見たことが無いとはいえ
この例までは100%「黄色い袋=12mm」だったのです。

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14mmニップルだったので それ用の容れ物に混ぜました。
この容れ物に14mmニップル以外の異物を入れたくないのです。

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根元の部分の球体関節的な形状「だけ」でいえば
DTより優秀なのですが、使う気がしません。

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さらにややこしいのは、今回仕入れた銀スポークの中にも
黄色い袋があったのですが、
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こちらもなぜか 従来通りに14mmでした。
この前と違う結果です。

なので今後は、袋の色に関わらず 長さを見極めることにします。

category: スポークの話

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CC40Tさん  

お客さんから コスミックカーボン40チューブラーの前輪をお預かりしました。
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上の画像は、ハブシャフトを抜いて折れたスポークを回収した状態です。

レース中の落車で ホイールが踏まれて スポークが折れたとのことです。
購入店(ということはマヴィックの取り扱いあり)に相談したところ
「ハブがダメなら どうにもならない」と言われたそうで、
フランジのスリットが ちぎれ気味になっているのであれば 確かにその通りです。

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ハブフランジ外側の輪郭に全く変形が無いわけではないですが、
スポークヘッドを受けている部分は問題ないので、
リムさえ無事なら直りそうです。

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石臼状態で削れた粉が付着していたので
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エアーガンを噴きました。

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↑折れたスポーク

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折れたスポークと同じ側の
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隣のスポークが 扁平方向が90°回った状態で
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打痕もあり かすかながらベコベコ、
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その隣のスポークも かすかに くの字に曲がっています。
テンションがかかっている状態で分かるくらいなので
軽微な変形ではありません。

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さらに その隣のスポークは なぜか無事で、
その隣から 2本続けて曲がっていました。

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↑折れたスポークの隣
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↑そのまた隣

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結果、片側8本中5本の交換となりました。

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直りました。
交換したスポークは目印のテープを貼ってあります。
作業のほとんどは この5ヵ所のニップルしか触っていません。
もしリムがダメなら どうしても直させてくれないのですが、
振れが新品同様に追い込めたので 問題なさそうです。
ダメージの方向や強さにもよりますが、今回の場合は
もしアルミリムだったら再使用不可だったかもしれません。
場合によりけりですがフレームやホイールは
カーボンのほうが かえって壊れにくかったりすることもあります。

ていうか 購入店、この程度の状態なら
どう見ても「直りそう」なんだから 直せよ。

もしこれがダメだった場合は のむラボホイール2号の前輪をご所望でしたが
今回は 残念ながら直ってしまいました。
ちなみに、この修理と2号の前輪を組むのは 同じくらいの手間です。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール6号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール6号を組みました。

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前輪はエボライトハブ20H CX-RAY反ヌポークラジアル組み、

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後輪はエボライトハブ24H 半コンペヨンロク組みです。
結線は あとでやります。

category: のむラボホイール

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東京に行ってきました  

のっぴきならない用事があり 日帰りで東京に行ってきました。
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LOOKの2018年モデル、785HUEZ(ヒュエズ) RSが気になります。

これとは別に 鯛焼きの型を同じくする
HUEZ(RSではない)というモデルがあり
Sサイズの公称重量がフレーム990g+フォーク350gで
105コンポ完成車の税別定価が32万円、と それはそれでお得なのですが

HUEZ RSは Sサイズの公称重量がフレーム730g+フォーク280gで
フレームセットでの税別定価が38万円、と 軽さに振り切った仕様になっているので
超軽量山岳決戦バイクを組む材料の候補になりえます。
フラッグシップモデルというわけではないので
お財布の軽量化についても むしろ優しいほうです。

最小サイズ以外のヘッドチューブ長が長め
(というか586以降のLOOKはだいたいそう)ですが、
上位モデルだと自社規格のステムが前提の設計であるところ
HUEZ系は汎用ステムなので ポジションの自由度はそれほど狭くなく
軽量ステムも選べます。
LOOKからも 100mmで公称108gのステムが出るので
十数gの軽量化より 見た目の調和を取るのであれば それでも十分です
(上の画像の実車に付いている「LS1」というステムが それです)。

シートポストも27.2mm径の汎用品が使えるので、
サドルポジションで困ることは まず無いでしょう。
もちろん私なら 実測100g未満の、節操のない棒きれを突き刺します。

追記:「雑誌などでもヒュエズという表記になっていますが
フランス語はHを発音しないのでユエズが正しいと思います」
というコメントをいただいていますが、
実はカタログのほうでもヒュエズ以外に「ユエ」という読みを併記しています。
昔、クレメン(ヴィットリア傘下になったゾンビブランド)のタイヤのモデル名を
当時の輸入代理店が ガビア、ガリビエなどと カタカナ表記にしていましたが
そのなかにツアーマレットというモデルがありました。
ガビアもガリビエも峠の名前なので、
ツアーマレット(Tourmalet)も 一般に呼ばれている
ツールマレーのほうが より正確だと思うのですが、
こういうのは輸入代理店の呼びに従うのが無難です。
ツールドフランスのリーダージャージのマイヨ ジョーヌ、
あれは大昔マイヨ ジョンヌ、マイヨー ジョンなどの表記ゆれが
けっこうあったのですが マイヨジョーヌに定着させたのは
カメラマンの井上六郎さんだったと記憶しています。
こんなことを言い始めると「外国語を正確にカタカナ表記するのは無理だ!」
という面倒な論調になりかねませんが。


新大阪に戻って まず気付いたのは、
大阪と東京では エスカレーターの空ける側が違うんですね。
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おみやげに 東京ばな奈を買いましたが、
新大阪駅で あわてて思い出して買ったと思われたくないので
大阪で売っていない限定品(たぶん)にしてみました。

category: のむラボ日記

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恐怖!メタルクワガタ!!  

ここまで 散々引っぱってきた「メタルクワガタ」について書きます。
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↑淀川(だけじゃないと思いますが)にある この車止めのことです。

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↑別の箇所の同じもの
牙が内側に向かって伸びていますが、
下側が長いのが最高にいやらしいところでして、

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ギリギリってわけではないのですが けっこう狭いです。
メタルクワガタが夜行性かどうかは知りませんが、
私は夜行性です。この画像を撮ったのは2016年の6月で、
照らしているライトはVOLT6000を買う前なので VOLT1600です。

淀川の河川敷を そこそこの速度で流して走っていると
感覚的には しょっちゅうメタルクワガタに止められることになるので、
降車して歩けば安全に通り抜けられるところ
ついつい乗車したまま抜けようという横着をしてしまいがちです。
メタルクワガタに対して 真ん中かつ真っ直ぐに進入、
そのままスッと前に抜ければ
乗車したまま通り抜けられないこともない点も 罠です。

降車せずに通ると早く抜けられるというリターンの割りには
しくじった場合のリスクが あまりに大きいのです。
そしてリスクについては、やらかすまでは思い知ることがありません。

ここで実例を見てみます。
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当店でリム交換をした シャマルウルトラのリヤリムです。
お客さんの証言により メタルクワガタにやられたことが確かです。

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リムに凹みがあるので チダヌ(→こちら)をピーンと張りました。

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かなり凹んでいます。
リムの頂点というよりは、やや横にかけて凹みがありますが、

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これは、メタルクワガタの牙は リムの頂点にかからなくても
かすっただけで凹むということを示しています。
ゼロ発進からの加速とはいえ 乗り手の体重もかかっているので、
引っかかった場合は 交換を要するほどのダメージを
リムに対して与えることも あるわけです。
実は 昨日のレーシングゼロナイトのリヤリム破損も、
メタルクワガタによるものだと お客さんから聞いています。

で、ここで疑問なのですが、
本当にすり抜けをしくじったくらいで リムがベコッたりするものなのでしょうか?
乗車したままメタルクワガタを抜けるのは「行ける!」という確信があるわけで、
狭いとはいえ この程度のすき間を抜けられないのはおかしいはずなのです。

実は メタルクワガタには秘密があり
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↑このような状態で地中に埋まっており
獲物が引っかかるのを待っているのです。

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そして、どのように感知しているのかは知りませんが
・乗車したまま抜けようとしている
・誰の視界にも入っていない
・牙がリヤメカ辺りを通り過ぎた
という条件が揃った場合にのみ
牙を\ガシャ~ン!/と閉じてリヤリムを挟みこむのです!
という習性を持っているとしか考えられない壊れ方をした後輪を
これまでに多々見てきたので、確実にやられない方法として
メタルクワガタを通るときには いちいち降車するのをオススメします。

「淀川の河川敷が通勤路で、
いつも乗ったまま抜けてるけど大丈夫!」と言っていた人が
ある日突然やられた例もあります。
乗り手によって 下の牙の幅を絶妙に調整し、
確実に狩れる機会を待ったメタルクワガタの粘り勝ちです。

ちょっと前に リム交換をした のむラボホイール5号の後輪(→こちら)も
原因は メタルクワガタで、お客さんいわく
「後輪が引っかかったまま 立ちゴケした」ということになっていますが、
真相はというと メタルクワガタが後輪を挟みこんだまま
頭をブンブン振り回したのでしょう。リムが明らかに反っていました。
その半月後、同じお客さんが また来られたのですが
リム交換をしたばかりのはずの後輪が少し振れています。
原因を訊くと「またメタルクワガタにやられた」ということでした。
なんで いっぺんやられたのに また横着してんねん。
2回目は 落車をせず、振れ取りだけで済んだのが幸いです。




おまけ
メタルクワガタという表現は 今回が初めてではなく
以前からちょっと書いていましたが、それについて
「メタルクワガタとは橋の伸縮継手のことではないですか?」という
コメントをいただいていました。
で、リムが破損しうるような状況であった場合
道路管理瑕疵にあたる可能性があり、
道路管理者(市町の建設課、県の土木事務所、国道事務所など)に
賠償責任が生じるということも コメントをいただきましたが
それについては私自身が体験したことがあるので
ついでに書いておきます。

のむラボ開店前に 大阪の臨海線を走っていたときのこと。
信号が青になり 停止線からのゼロ発進で横断歩道の上にさしかかった時、
グレーチングのフタの溝が腐り落ちていて 縦溝だけになっており
ちょうどそこに すっぽり挟まって落車したことがあります。

unnamed (6)amx8
↑これは後日 別のホイールで検分したときのもので、
実際に はまったのはキシリウムESです。
臨海線の岸和田あたり、ローソンと吉野家が並んでいるところと言えば
分かる人には分かると思います。
(今 そのローソンはつぶれて 整体の店になっていますが)

信号待ちのときに 後ろにオートバイがいるのが分かったので
車道より外を走ったのでフタにはまり、ジャックナイフ状態になって落車、
左にこけて左ひじを すりむきました。右にこけてたらヤバかった。
あと、オートバイの人も急停車気味に停まってくれたので
事故は私の自爆だけで済みました。
たまたま携帯電話を持っていなかったので ローソンの公衆電話から110番、
自損事故の調書を取ってもらい 後日 大阪府土木事務所に電話したところ
その現場だと 岸和田土木事務所の管轄だというので
「たらい回しされるだけだったらどうしよう」と思いつつ連絡したら
手慣れた手続きで わりとすぐに解決しました。

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私の初代アテナのエルゴパワーレバーの
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↑この傷は そのときのものです。

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↑キシリウムの前輪は ハブ寸前くらいまで落ち込んだ痕があります。

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タイヤサイドが切れてパンクしたので、
持っていたパークツールのタイヤブートを貼ってチューブ交換しました。

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↑グレーチングに はまったときの傷
再度の現場検証をして話し合い、
賠償は キシリウムの前輪とヘルメットだけで
エルゴパワーレバーや擦過傷は不問にしました。
この件を蒸し返さないというサインもしています。
もしかしたら当たり屋的クレーマーだと思われたのかもしれません。

あと、土木事務所のほうでグレーチングのフタを全数検査したところ
要交換と思われるものが 私の事故現場含めて5ヵ所あり、
早急に交換して目印に赤いスプレーを噴いておきましたという報告もされました。
後日 現場を通ったら その通りにしてあり、
いまでも夜練で そこを通りますが 現在はまた別のフタに変わっています。

unnamed (2)amx8
unnamedamx8.jpg
キシリウムは 私のほうで修理できるので
金額的には少し儲かった格好にはなりますが、怪我もしてますし
もっと大怪我をしてたかもしれないので 得したという感じではありません。
上の画像、ESのリムを 別のESのリムに交換したのであって
K10のリムはまた別の機会に使っています。
赤いスポークが多いのは気のせいです。


ちなみに、メタルクワガタでリムを壊した場合は
この手の賠償の対象にはならないので ご注意ください。
奴は 訴えられないギリギリの線で 我々の後輪を狙っています。
おとなしく降車して通りましょう。

category: 新手のスタンド使い

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のむラボホイール5号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号を組みました。

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前輪はリーフハブ20H CX-RAY反ヌポークラジアル組み、

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後輪はリーフハブ24H 半コンペヨンロク組み結線ありです。

category: のむラボホイール

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レーシングゼロ ナイトのリヤリムを交換しました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから レーシングゼロナイトの後輪をお預かりしました。
リムの内周側がベコッているので交換です。

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表裏を示すのに ミニ配慮さんを縛り付けました。
リムに凹みがありますが、この程度なら
ブレーキゾーンに変形が無いのであれば
(ブレーキの感触に出ないのであれば)
調整だけで済ませることもあります。

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が、リム穴でいうと ひとつ隣の逆側が派手にベコッているので
完全に使用不能です。

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おのれメタルクワガタ

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リムを交換しました。

DSC00461msn.jpg
DSC00462msn.jpg
バルブ穴を覗いたときのハブ胴の位相は
反フリー側が7Hなので 7ヵ所から選べますが、
ロゴの関係上 ここにしました。

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スポークが曲がっていたので 2本交換しています。

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刻印 横1本はフリー側で
DSC00466msn.jpg
どちらかというと前後方向に曲がっており
DSC00467msn.jpg
変形と関係ある位置に打痕があり、

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刻印 縦3本は反フリー側で
DSC00471msn.jpg
どちらかというと左右方向に曲がっており
DSC00470msn.jpg
こちらも打痕がありました。

category: のむラボ日記

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EA50エアロさん  

解決は しなかったものの この話が誰かを救うかもしれないので。
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お客さんから EA50エアロの後輪をお預かりしました。

DSC00443amx8.jpg
シマノ10S用フリーボディを11S化したいとのことです。
上位モデルに採用されているR4ハブとは
明らかに違うフリーボディが付いています。

DSC00441amx8.jpg
フリーボディを抜きました。
12mm径ハブシャフトで どん突き防止スペーサーを兼ねた形状になっています。

DSC00436amx8.jpg
DSC00437amx8.jpg
↑フリーボディです。
あっ!こいつ、見たことあるぞ!

DSC00438amx8.jpg
私物の10Sギヤ、7400のロックリングで固定している 超クロスレシオ
16-16-16-16-16-16-16-16-16-16T
(トップギヤのみトップ専用16T)こと

DSC00439amx8.jpg
死の美顔器またの名を デスとうもろこしを固定している

DSC00440amx8.jpg
このフリーボディと全く同じです。
フリーボディ内側のベアリングまでの深さも同じ、
デスとうもろこしのほうが EA50に正常に取り付くのも確認済みです。
(違うのはベアリングのシールの色くらい)

で、こいつの出どころですが スピナジーのゼロライトのフリーボディを
11S化したときに お客さんからもらった10S用フリーボディです。
ゼロライトの11Sフリーボディの 10S用との違いは
スプラインの削ぎ込み量だけなので、
ゼロライト11S-ゼロライト10S-EA50 10S間の
互換性が確認されたことになります。
EA50の11S用フリーボディが 現在入手可能なのかどうかは知りませんが、
ゼロライトの11Sで換装する場合
「ちょっとこのホイールにそれは出せんわ」という程度には値段が高いので
今回は断念または保留となりました。

または逆に、EA50のフリーボディが入手可能で スピナジーより安かった場合
ゼロライトの11S化が


あれこんな時間に誰だろう
うわなにをするやめ

category: のむラボ日記

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レーシングゼロ カーボンさん  

お客さんから レーシングゼロカーボンをお預かりしました。
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そこそこ使っているようですが、
振れ取り直後のように 振れがありません。
フロントハブが新シャフトだいばくはつ予備軍だったので
それの処置をした程度です。

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左右エンドに5mmアーレンキーをかけたところ、右側が先にゆるんだので
強めのねじ止め剤を塗布して14mmスパナと5mmアーレンキーで
カッチリ締め込みました。

DSC00323amx8.jpg
つづいて、右14mmスパナ 左5mmアーレンキーで
左エンドをゆるめ ねじ山にグリスを塗布して
ゆるまない程度に締め込みました。
その場で即 左右5mmアーレンキーで
左が先にゆるむのは確認済み(上の状態)、
おそらくこれで 右エンドが先にゆるむことは無いかと思われます。

category: のむラボ日記

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ボーラ35さん×2  

お客さんから ボーラウルトラ35クリンチャーブライトラベルをお預かりしました。
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フロントハブの新シャフトだいばくはつ予備軍を事前に阻止した以外は
とくに問題なしです。
阻止の内容については次の記事に書きます。

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つづいて 同じお客さんから
ボーラワン35クリンチャーダークラベルをお預かりしました。
後輪にかすかなセンターずれがあった以外は とくに問題なしです。

category: のむラボ日記

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バレットさん  

お客さん(一応)から バレットをお預かりしました。
DSC00427amx8.jpg
DSC00430amx8.jpg
ヌルいので張ってほしい、ということですが
バレット相手にヌルいと言えるほど大層な脚してんのかコラと
言いかけたところ・・・本当にヌルいわ こいつ。
吊るしの下限は超えていましたが。
前輪は 振れ取りついでの増し締め程度にしか上げていませんが
後輪は かなりの増し締めをしました。

DSC00428amx8.jpg
DSC00429amx8.jpg
前後リムとも バルブブッシュが無いので補填しましたが、
とくに使っていると思われるフロントブレーキのせいなのか
(リヤリムのブレーキ痕が フロントリムより明らかに少ない)
フロントリムのバルブ穴の前後が削れているようで、
バルブブッシュがスカスカになっていて すぐに外れます。
チューブのバルブ部分は ねじ山が切っていないタイプだったので
バルブナットで押さえることもできません。
なので瞬間接着剤で貼り付けました。

ところで、カンパニョーロ・フルクラムのホイールの
吊るしのスポークテンションの上限・下限については
憶測でなく断言ができます。
それは ある資料が根拠なのですが、
DSC00453amx8.jpg
たまたま あるページの一番上がユーラスだったので
それで見てみると
DSC00454amx8.jpg
スポークの公称寸法と長さ、
(スポーク長さがLengthではなくLenghtなのは
スペルミスとも言い切れないところです)
DSC00455amx8.jpg
出荷基準のスポークテンションが載っています。
ここで重要なのが、アルミスポークの第1スポークテンション
書いてあるということです。
DTのテンションメーターの第1STなので D1STですが、
カンパニョーロのアルミスポークが あるD1STであったとき、
第2ST(上の表のSpoke tension)がいくらになるのか定義できるのは
DTではなく カンパニョーロになります。

D1STは ホーザンテンションメーターでのH1STに変換可能なので
これを知っておけばカンパニョーロのアルミスポークのテンションを
H1STで管理することが出来るようになります。
ちょっとだけ書いておくと
D1STの1.6mmが H1STの235(2.35mm)に相当します。

こういうのを見て いつも思うのですが、
スポークテンションの指定は フロントとリヤ右だけでいいのではないでしょうか?
リヤ右を指定テンションの上限付近まで張った状態で
リムのホイールセンターが出ていれば、
リヤ左のテンションは ホイールの寸法的条件で勝手に決まってしまうので
どうすることもできません。
なので 寸法的条件のほうを 与えられた材料で最大限 良くしようというのが
私が普段書いていることですし、
完組みホイールも 寸法的条件をよく見て選んでほしいのです。

具体的に どれとは書きませんが、
マヴィックのホイールで リヤ右を上限に張ったときに
リヤ左が下限に達するかどうかというホイールがあるのです。
ああなるほど。そこから(指定テンションにすべく) リヤ左だけ増し締めするから
マヴィックの後輪のセンターずれは
リムが反フリー側に寄っている場合が多いんだ(←これは憶測)。

category: スポークの話

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7700ハブで のむラボホイール1号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから 32Hの前輪をお預かりしました。
リムサイドが丸く凹んでおり、摩耗インジケーターのドットが
かすれて消えかけているので リムの交換をご希望で、
リムは XR300でいいとのことです。

DSC00447amx8.jpg
私も知らないヘッドの刻印の14番プレーン黒スポーク
ロクロクイタリアン組みです。

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スポーク長さは ニップルのすり割りくらいまでなので、
短すぎというわけではありません。

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リムはおそらく アラヤのAR-713です。

DSC00449amx8.jpg
組めました。

DSC00450amx8.jpg
HB-7700 32H CX-RAYロクロクイタリアン組みです。
ホイールをバラしたときに ハブ単体での回転がシブいと思いましたが
スポークテンションがかかれば 案外ちょうど良くなるだろうと思い
そのままで組んだところ、ちょうど良くなりました。
玉当たりは触っていません。

ラジアル組みにしなかったのは、
このハブがラジアル組み禁止だからというのもありますが
28H以上でラジアル組みをすると ハブ胴が拭きにくくなるというのも理由です。

このホイールのお客さんへ 私信ですが、
「もうひとつのホイール」も組めてます。

DSC00452amx8.jpg
↑24Hでラジアル組みしている例
私物の のむラボホイールQ号E

DSC00451amx8.jpg
↑28H以上でラジアル組みするとハブ胴が拭きにくくなるという例
私物の のむラボホイール1号3・3・7

category: のむラボホイール

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のむラボホイール1号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC00433amx8.jpg
本当は昨日組むはずだったのむラボホイール1号を組みました。

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前輪はエボライトハブ20H 黒CX-RAY反ヌポークラジアル組み、

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DSC00432amx8.jpg
後輪はエボライトハブ24H 黒半コンペヨンロク組み結線ありで

DSC00435amx8.jpg
赤アルミニップルにしています。

category: のむラボホイール

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アイオロス5さん  

お客さんから ボントレガーのアイオロス5をお預かりしました。
DSC00405msn.jpg
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知り合いが使っている同じホイールと比べて明らかにヌルイから
テンションを張れるなら張ってほしいとのこと、
あと ハブの点検などご希望です。
前輪はセンターずれほぼ無しで ハブの回転も悪くないので
横振れ取りをちょっとしただけで終わり・・・ではなく
振れ取りとは別の全般的な増し締めをしました。
タイヤを剥がせば 外周側からニップル回し工具を
かけられるのは知っているのですが、
ワイドリムで タイヤ(22C)をむにっと避ければセンターゲージが当てられたので
作業に際して タイヤは剥がしていません。

DSC00404msn.jpg
アイオロス5だと断定できたのは、うっすらと読めるからです。
リムを製造してからステッカーを貼り、
吸血鬼が溶けるほどの強力な紫外線を照射するか
太陽光を浴びせて経年使用したのちに剥がすことで
このような仕上がりになります。
どちらの方法を採ったのかは分かりません。

後輪は、まず ハブの回転が濁っています。
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スターラチェットに、専用のグリスが きれいな状態で塗布されていません。
たっぷり塗っても すぐに切れるので 実は当然なのですが。

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このハブはDT製ですが、
フリー側のベアリングを抜くにはラチェットリングを外す必要があります。
ラチェットリングを外す工具は、ハブシャフトが通っている間は かかりません。
つまり、右のベアリングを交換するためには
左のベアリングを抜く必要があるということです。

DSC00381msn.jpg
↑ラチェットリングツール(もちろん専用品)
DSC00382msn.jpg
こんな感じで
DSC00383msn.jpg
外れます。

これが外せるのはカンパニョーロ(フルクラム)もですが、
カンパニョーロの場合は ラチェットリングも専用工具も
サービスセンターだけの扱いになっているので
交換の際は このクソブログの問題ある表現などを
いつも生暖かく見守ってくださる
かの慈悲深いカンパニョーロ・ジャパン様へ出す必要があります。
先日 中の人に会いましたが、こないだの記事(→こちら)も
なかなかひどかったと言われました。
ラチェットリングは なぜか3個セットでの価格設定で
プライスリストに載っているのですが、
ちゃんと1個あたりの価格で販売してくれます。

DSC00384msn.jpg
ラチェットリングの奥に、ベアリングのシール部分で
スターラチェットのタケノコバネを受けないようにするため(たぶん)の
そこそこ厚い スチールのワッシャが入っています。

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ベアリングを抜いて洗浄しました。

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反フリー側のベアリングですが、
傷みは少ないものの セラミック球ではなく鉄球であったのと
お客さんが遠方であるため 気持ちよく新品にすることにしました。
なので、ハブ体ベアリングは 左右両側とも交換しています。

DSC00387msn.jpg
ラチェットリングを裏から見ると、
DSC00388msn.jpg
例のワッシャがおさまる段付きになっていますが
ラチェットリングのねじ込みで 勝手に誘導されるわけではないので、
ある程度締めてから ずれないように ここにおさめる必要があります。

DSC00389msn.jpg
つづいて、ダストシールを はめ込みますが
このパーツ、指で押し込んだくらいでは取り付けが出来ません。
圧入ですが、専用工具を使っての衝撃荷重で叩き入れます。

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ダストシールの凹みを避ける専用の工具で、

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シャフトの内径にピッタリ合うので叩く力が真っ直ぐになり 逃げません。

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もうひとつ。叩くためのアダプターも必要です。
DTのハブは なにかと専用工具が必要なのです。

DSC00393msn.jpg
入れました。

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↑ダストシールは、スチールのリングにゴムを溶着させた構造で、
突起は ゴムで出来ています。
上の画像では マイナスドライバーで押しています。

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スターラチェット専用グリスを べったりと塗布しました。

DSC00396msn.jpg
↑うーむ。スターラチェットの圧入が怪しい。
というわけでクイックを取り付けて、強めに フレームに取り付けました。
DTのフリーボディは、右エンドをパチンと はめこむのに
手で押した程度では入りません。
一度 フレームに取り付けるのが確実です。
これをしないとセンターゲージが正しく当てられません。

DSC00397msn.jpg
DSC00398msn.jpg
センターが思いっきり ずれていました。
ずれの量と向きから察するに、フリーボディをシマノ10Sから11Sにした際に出た
後天的なものだと思われます。
トレックの公式見解では これのセンター出しをやっちゃいけないらしいですが、
お客さんの希望なのでやります。
もしこれが私のホイールであっても直します。
これを「直さなくていい」とか おかしいやろ。

DSC00399msn.jpg
DSC00400msn.jpg
フリー側の増し締め偏重で
横振れ取りついでにセンター出しを狙ってみました
第3回目!(1回目と2回目は割愛)
おいおい まだ出ないのか。

DSC00402msn.jpg
DSC00401msn.jpg
やっと出ました。
これ以前は フリー側の寸法をセンターゲージで採って
反フリー側でハブとのすき間を見ていますが、
最後だけは逆で 反フリー側の寸法をフリー側に当てています。
センターが出ていれば 結果は同じになりますが。

ほぼ増し締めで作業していますが、
リヤハブ寸法と組み方の条件がよろしくないので
良条件の後輪と比べて 反フリー側が未だヌルいのは否めません。
一応、乗って分かる程度の違いは発生しているとは思いますが・・・。

category: のむラボ日記

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デダのスーパーゼロステムを買いました  

デダ エレメンティの
DSC00362msn.jpg
スーパーゼロというステムを買いました。
4kg台のバイクに使うためですが、このステムは 重たくは無いものの
特別軽いというわけではありません。
しかもデダ自体に これより軽いステムがあります。
最も軽いのがスーパーレジェロ、ついでゼロ100、その次がスーパーゼロですが
実測重量ではスーパーゼロは2位タイといったところです。

DSC00363msn.jpg
このステム、Dクリップという 機能部品ではない
飾りのパーツが付属していまして、
ステム本体の色が黒で 文字がグレーの「ブラック」という色では
赤のDクリップが、
ステム本体が黒で 文字も黒の「POB」という色では
黒のDクリップが付属します。

DSC00365msn.jpg
Dクリップは、ハンドルバーのクランプ部分より
きついアールになっている やや軟質な素材で、
ハンドルバーにパチンと はめ込むことで おしゃれ度がアップします。
・・・本当にそれだけです。

で、超軽量ステムとは とても言えない重量の これを買った理由ですが、
DSC00366msn.jpg
ひとつめは「Di2クリップ」という別売りパーツが取り付け可能だからです。

DSC00367msn.jpg
形状の大部分がDクリップと同じですが、
シマノ電動コンポの上JCが取り付け可能になっています。
パチンと はまるだけでは 心もとないので

DSC00368msn.jpg
↑Dクリップ
DSC00369msn.jpg
↑Di2クリップ
クリップの下の端がステム内部で引っかかるようになっており、
ステムのフロントキャップがハンドルバーに固定されている限りは
外れないように ステム側の形状も設計されています。

訊かれそうなので先に書いておきますが、
Di2クリップはスーパーゼロステム専用品です。
デダの別のモデル含め 他のステムには使えません。
加工を含めればあるいは・・・。

DSC00371msn.jpg
パチンと はめてみました。画像の向きで取り付けても
上JCの重量で下がってこない程度の保持力はあります。

DSC00377msn.jpg
取り付けました。
左右にかすかに ぐらつきはありますが、
引っぱっても外れることはありません。

ちなみに、デダのハンドルバー部分のクランプ径は、
一般的には31.8mmであるところ 31.7mm、
カーボンバー(車爆弾ではなく炭素棒という意味)の一部では
31.75mmという表記になっており、
デダのステムやバーは他社製品との互換性が無いということになっています。
なので よいこはデダどうしのくみあわせでつかおうね!
わるいこは じこせきにんでつかおうね!

ところで 上の画像のフロントキャップの左右と上下の向きですが、
DSC00372msn.jpg
左右と上下の指示がフロントキャップ裏にあります。
R=右は 進行方向の右側に、という意味で
先ほどの画像でいうとスーパーゼロと書いてある側になります。
これ、向きの指定があるものの左右逆や 上下逆さに取り付けても
性能や安全性に問題は無い、という メーカーからのお達しがありますが
指定がある以上そのように取り付けてほしいという お達しが問屋さんからありました。
少なくとも私がこれを買った問屋さんは 出荷前に全数検査をしたらしいですが、
初期状態で間違っているものが存在しているらしいです。
または それ以後の取り付けで 間違った向きになる可能性もありますので
このステムをお使いの方は一度チェックしたほうがいいかもしれません。

DSC00374msn.jpg
コントロールテックのスコアード99ステムも軽くていいのですが、
デダのフロントキャップのみ取り付けて 場合によってはDi2クリップを加工・・・
と考えもしましたが ねじ穴の位置がまったく合わず無理でした。

DSC00378msn.jpg
取り付けました。
(機能上問題ないフロントキャップの向きには従うのに
それよりは問題がありそうな ハンドルバーの指定には従わない)

で、このステムを買った もうひとつの理由は
DSC00376msn.jpg
ステム胴の横が平面で、レックマウントの例の両面テープが
きれいに取り付くからです。

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↑かなりすっきりしました。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール5号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。の前に。
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(表向きの)閉店後に
圧入式BBについて ひと通りの説明をしろ!
との来客がありました。

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↑たぶん わすれもの

今日もホイー(以下略)。
DSC00407amx8.jpg
それとは関係が無いのですが、
のむラボホイール1号を組もうと思ったところ
5号のスポーク長さを切り出してしまい、
スポークをほったらかしておくのも嫌なので
5号の後輪を組むことにしました。
切り出したのは黒スポークですが、
黒スポーク/赤ニップルのご注文があるので そのぶんを組みます。

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エボライトハブ24H 黒半コンペヨンロク組みです。
結線は あとでやります。

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先ほども書きましたが、お客さんの希望で赤アルミニップルにしています。

category: のむラボホイール

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あさって お休みをいただきます  

あさって 9月21日(木)ですが、
のっぴきならない用事があるのでお休みをいただきます。
申し訳ありませんが よろしくお願いいたします。

DSC00114amx8.jpg
「信号待ちで落ち着きが無いペダリングモニター」の話を書きたいのですが。
POLARのV800 2と絡めた記事の用意があります。

category: のむラボ日記

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レーシングゼロ ナイトのフロントリムを交換しました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから レーシングゼロナイトの前輪をお預かりしました。
修復できない変形がリムにあるので要交換です。
現在 当店にはリム交換でお預かりのレーシングゼロナイトが前後1ペア、
シャマルミレも前後1ペアありますが これらはそれぞれ4件の別件だという偶然です。
あとシャマルウルトラチタニウムグレーのリヤリム交換もあります。
シャマルミレのリヤリム以外は入荷しているので なんとか早く組みたいところです。

DSC00352amx8.jpg
リムの頂点付近がベコッています。
金属的な ささくれに見えるのはステッカーです。
めくれているのがアルミであったなら、
ふと触っただけで ざっくりと手を切るので要注意です。

DSC00353amx8.jpg
ちょっとめくりました。凹みだけです。

DSC00354amx8.jpg
フロントリムはレーシングゼロナイトの品番で仕入れていますが
フロントに限ればシャマルミレと同じものです。
なので ステッカーは別売り、お客さんが希望すれば
ステッカー無しで対応することもあります。

先ほど書いたナイト&ミレの前後2ペアで計4本、
リム幅はいずれもC15で リム交換に際してC17にすることも可能ですが
それを希望した方は いませんでした。
ワイドリムが嫌われているわけではなく
前後でリム幅が違うと おかしいから、というのが理由だとおもいますが。

DSC00357amx8.jpg
↑組み換え前のリム(それにしてもブレーキゾーンが摩耗してねーな)ですが、
この部分のステッカーが水抜き穴を塞いでいる気がします。

DSC00355amx8.jpg
↑これは組み換え後のリムですが、実際 その通りでした。
なので ちょっと間をあけて 貼っています。
カンパニョーロ・フルクラムのステッカーが
水抜き穴を塞いでいる事例は多いです。

DSC00359amx8.jpg
組めました。

DSC00360amx8.jpg
DSC00361amx8.jpg
「バルブ穴から覗いたハブ胴の位相がフルクラムのロゴ」に
最も近くなるようにしています。

category: のむラボ日記

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HEDのディスクホイールさん  

お客さんから HEDのディスクホイールをお預かりしました。
DSC00299amx8.jpg
シマノ10Sフリーボディを11S化したいということです。

DSC00300amx8.jpg
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このディスクホイール、ディスク部分は かなりペラペラで、
カンパニョーロのギブリのように テンション構造になっているような張りもなく
(ギブリは太鼓のような張りがあり手で叩くとボワンボワンと音がする)
ボソッとした感触です。
なぜ それで構造的に問題が無いのかについては後述します。

DSC00302amx8.jpg
フリーボディ奥側のベアリング抜けとしてイモネジで留めているのと
エンドのギザの感じ、どう見てもノヴァテック製のフリーボディです。
エンドは六角穴ではないので パワータップハブと同じポン当て式、
つまり 例えばパワータップのフリーボディも そのまま付くわけですが、

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エボライトハブやパワータップハブでは
シャフトと別体になっている どん突き防止スペーサーが
このハブでは一体型となっています。
これがちょっと問題でして、

DSC00303amx8.jpg
元の10Sフリーボディは3つ爪、交換するフリーボディが4つ爪であった場合
4つ爪フリーボディのスペーサー関係の仕様変更(→こちら)により
シャフトとフリーボディが擦れてしまう可能性があります。

実際、上の画像の3つ爪フリーボディの穴の径をノギスで採ると
4つ爪フリーボディの穴に入りませんでした。
微かながら明確に寸法が違います。

DSC00305amx8.jpg
ハブシャフトに4つ爪を突っ込んでみました。
手で回す限りは 擦った感触も無く きれいに回りますが、
実走でどうなるかは分からないので

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当店の在庫にあった 3つ爪のフリーボディを用意しました。
こちらはノギスで測った穴の寸法が ぴったり合います。

DSC00307amx8.jpg
交換しました。フリーボディの周りに貼ってある
カーボン模様のステッカーについては後述します。

DSC00308amx8.jpg
↑スプラインのどん突きとディスクがスレスレに見えますが、
スプロケットを取り付けて回してみたところ 接触はしていませんでした。
が、ローギヤに変速したときに
リヤメカのプーリーケージが擦らないという保証はありません。

DSC00309amx8.jpg
その場合は ディスクに 丸く擦り傷が付くのですが、
現状ではなっていませんでした。

DSC00316amx8.jpg
このディスクホイール、実は
「スポークドホイールにカーボンの薄膜を張っているだけ」
という構造になっています。
なので外周部にリムテープが必要ですし、振れ取りもできます。
これが カーボンの膜にテンションがかかっていなくて
剛体として成立しなくても いい理由です。

先ほどのフリーボディ周りのステッカーはフランジ穴を隠すためのものです。
スポークがとんだ場合 スポークドホイール並みに振れが出ると思われますが、
ディスク膜が付いたままでの交換も 一応は可能だと思われます。

DSC00310amx8.jpg
つづいて同じお客さんから HEDのディスクホイールをもう1本お預かりしました。
こちらも11S化をご希望です。
先ほど書いたリヤメカとの擦り傷、こちらのディスクには付いています。

DSC00311amx8.jpg
マヴィックのコメット(→こちら)並みに分厚いカーボンで、
これ自体が剛体なので スポークドホイールにはなっていません。

DSC00312amx8.jpg
アルミリム部分はかなりのナローリムです。接着も荒々しい。

DSC00314amx8.jpg
で、こちらはフリーボディの交換は無理でした。
シマノの8Sフリーボディをメーカーが買って流用しているようです。
スピナジーでの同じような例は(→こちら)、
11S化できない理由は(→こちら)です。

それにしても引用の多い記事だな。

category: のむラボ日記

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レーシングゼロ 2WAT-FITさん  

お客さんから レーシングゼロの前輪をお預かりしました。
DSC00330amx8.jpg
かばんを巻き込んでスポークが曲がっているとのことです。

DSC00331amx8.jpg
↑ここですね。見た目では ほぼ分かりませんが、
この位相で ゴクッと横振れがあります。

交換ついでにおしゃれ泥棒を ご希望ですが、
曲がっているスポークのリム穴は
おしゃれ泥棒で色を変える位置(バルブ穴に最も近くて左側)ではないので
おしゃれ泥棒のリム穴からスポークを移してくる必要があります。
なので 一旦リムから外すスポークは2本になります。

DSC00332amx8.jpg
直りました。
えっ?おしゃれ泥棒してないじゃないかって?

DSC00333amx8.jpg
DSC00334amx8.jpg
↑スポークの刻印が「縦4本」で合致するもののうち お客さんの希望で
シャマルウルトラ チタニウムグレーのスポークを使いました。
フランジと色が合っているのがいいですね。

DSC00335amx8.jpg
↑交換したスポーク

category: のむラボ日記

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KeOブレードカーボン(第1世代)のブレードを交換しました  

同名の記事(→こちら)が過去にあり、作業内容は同じです。
DSC00338amx8.jpg
お客さんからお預かりした初代KeOブレードペダルですが、
破損による交換というわけではなく

DSC00339amx8.jpg
バネパワー16Nmが硬くて使いにくい、ということで12Nmへの換装をご希望です。

DSC00344amx8.jpg
カーボン板バネを仕入れたのですが、
LOOK用の工具箱を開けたら すでに在庫がありました。

DSC00345amx8.jpg
バイス用のジグは初代KeOブレードだけに対応、

DSC00341amx8.jpg
DSC00342amx8.jpg
それ以降のモデルは 弾頭型アダプターを使って
ペダル本体にビンディングの爪を取り付けるのですが、
これを初代の補修に使うことも可能です。

DSC00346amx8.jpg
↑こんな感じで シャフトを通します。
DSC00347amx8.jpg
バネを交換しました。

DSC00348amx8.jpg
このペダル自体 ほとんど使った痕跡が無く、
16Nmの板バネも再利用可能なので
使わないかも知れませんが お客さんにお返ししておきます。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール1号の後輪を組みましたた  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール1号の後輪を組みましたた。

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エボライトハブ24H 半コンペヨンロク組み結線ありですす。

category: のむラボホイール

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レックマウントのSW-R9150用 貼り付けキットを使ってみました  

通常、タイラップで取り付ける 9150のサテライトシフトユニットを
DSC00282amx8.jpg
両面テープで取り付けるためのキットが レックマウントから出ています。
粘着力が強い厚手の両面テープを ちょうどスイッチの形に切り抜くのは
なかなか難しいと思われるので商品として作ってみた、とのことです。

DSC00283amx8.jpg
↑概要

DSC00285amx8.jpg
↑つかいかた

DSC00284amx8.jpg
パッケージでは ハンドルバーやステムだけでなく、
DSC00286amx8.jpg
同社のTYPE19マウントへの取り付けも提案しています。
タイム乗りの既婚者さんが。

DSC00290amx8.jpg
DSC00291amx8.jpg
意図は不明ですが、両面テープの間のウレタン層を
黒マジックで塗れという指示があります。

求める性能に見合う素材が グレーの色のものしか無かった、けど
見栄えが悪いので あとから黒く塗れということなのかもしれません。
話は変わりますが、ステムの固定ねじの六角穴の中を
油性マジックで塗りつぶしておくと
思いのほか水をはじくので 錆びの防止になります。
私は やりませんが。

きれいに真っ黒にするのは案外難しいので、
台紙から剥がす前に よく見ることをオススメします。

DSC00287amx8.jpg
DSC00289amx8.jpg
↑びふぉー
固定のタイラップで サイクルコンピュータの台座などを
共締めしていないので、タイラップに こだわる必要はありません。

DSC00292amx8.jpg
DSC00293amx8.jpg
↑あふたー
だいぶスッキリしました。
ハンドルバーや ステム胴の横が 平面になっているのが望ましいですが、
これでも接着力は十分です。

タイラップもそうですが、スイッチの下に噛ませてある
ゴムの台座が不要になる点もいいですね。

DSC00294amx8.jpg
サイクルコンピュータは共締めしていないものの、
上JCは共締めしていました。
画像を撮った時点では宙ぶらりんでしたが
今は別の方向で固定しています。

category: その他 機材の話

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のむラボホイール1号の前輪を組みましたた  

今日もホイー(以下略)。
DSC00336amx8.jpg
のむラボホイール1号の前輪を組みましたた。

DSC00337amx8.jpg
エボライトハブ20H CX-RAY反ヌポークラジアル組みですす。

category: のむラボホイール

tb: 0   cm: 1

アイアンクロスリムで前輪を組みました  

後輪を組んでから日があいていますが、
DSC00328msn.jpg
相方の前輪を組みました。

DSC00329msn.jpg
エボディスクハブII 28H CX-RAYロクヨン逆イタリアン組み結線ありです。

このホイールのお客さんは
100mm幅15mmスルーアクスルとクイックの併用をご希望ですが、
エボディスクハブIIのアダプターでどうしても分からないことがあり
問屋さんに問い合わせていました(解決済み)。
結果でいうと私のカンチガイで、勉強になりました。
お手数をかけさせて申し訳ありません。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール5号の前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号の前輪を組みました。

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エボライトハブ20H CX-RAY反ヌポークラジアル組みです。

category: のむラボホイール

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レーシング1 2WAY-FITさん  

お客さんから レーシング1の後輪をお預かりしました。
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スポークにリヤメカを巻き込んでしまったとのことです。

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まず、ヤマアラシさん方向のスポークが えぐれつつ 変形していて
大きさから これが初撃ということになりますが、
ヤマアラシさん方向がやられたのは
最終交差よりハブ側で巻き込んだためだと思われます。

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初撃の位相のちょうど対岸あたりで、
反ヤマアラシさん方向のスポーク2本が続けて変形していました。
こちらは最終交差よりも リム寄りの位置で 変形しています。

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交換しました。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール5号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号の後輪を組みました。

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エボライトハブ24H 半コンペヨンロク組み結線ありです。

category: のむラボホイール

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