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のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

明日6月1日(金)ですが  

のっぴきならない用事があるのでお休みをいただきます。
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大阪交響楽団の定期演奏会は年間10回(今年は11回)で
だいたい月に1回となり、ほぼ欠かさず聴きに行っているのですが
ホールのスケジュールの都合のためか 6月は2回あります。
明日の演奏会は 5月32日扱いで
5月のぶんと言ってもいいかもしれません。

というわけで6月29日(金)も休みます。
すみませんが よろしくお願いします。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール5号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号の前輪を組みました。
先日組んだ銀リムの後輪の相方ですが、
フロントハブが一昨日に届かなかったので 今日組んでいます。

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エボライトハブ28H CX-RAYヨンヨンイタリアン組みです。

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もうちょっと頑張ります。
それとは別に1ペア組みました。

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前輪はエボライトハブ20H CX-RAY反ヌポークラジアル組み、

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後輪はエボライトハブ24H 半コンペヨンロク組みで

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ターコイズアルミニップルです。
結線は あとでやります。

category: のむラボホイール

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レーシングゼロさん  

お客さんから レーシングゼロの後輪をお預かりしました。
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後輪が回転している状態で バイクごと倒してしまい、
反フリー側のスポークが 次々と折れたとのことです。

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↑1~3撃目

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↑4撃目で止まっています。
近所のワイズロードでは スポークとリム全交換だの
新しいのを買ったほうがいいだの
とにかく金のかかる提案をされたそうですが、
それを信じてたら 当店には来られていないわけでして。

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直りました。

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交換した4本のスポーク以外は ほぼ触らずに・・・という方針は
今回は無理でした。反フリー側の残る3本を 十分にゆるめないと
スポークヘッドがハブフランジに引っかけられなかったので、
反フリー側のスポークを全てゆるめた状態から調整しています。

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一応、リムが ダメかもという根拠はあります。
スポークにかかった衝撃の方向に リム穴が変形してはいたのです。
が、そのまま使えると判断し スポークの交換で修理しました。
ブレーキゾーンのあたりに変形があれば 横振れ取りを追い込めませんが、
その点に問題は無く 新品のリムと同様に追い込めたので
リムの交換は不要だと判断しました。
これは リム穴付近が集中的に厚い このリムだから何とかなったのであって、
汎用リムであれば 逝っていたかもしれません。

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↑交換したスポーク

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↑4撃目の打痕です。

category: のむラボ日記

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センター出しをする意味について  

ホイールのセンター出しについて
「どこかのブログに高圧充填して実走するとセンターずれは解消する。
ノンストレスでセンター出しは神経質になんなくても良いよ、的な見解が有ります。
どう思われますか?特にカーボンホイールは顕著とかないでしょうか?」
というコメントをいただきました。

これについてお答えします。
まず「高圧充填して実走するとセンターずれは解消する」というくだりですが、
ざっくりし過ぎていて ホイールのことを何も分かっていないのが明白です。
空気圧で リムがずれるのは(ついでに書くと経年使用で リムがずれるのも)
必ずフリー側に向かってです。しかも ごく微量です。
かすかに反フリー側にずれている状態で ある空気圧まで加圧すれば
ちょうどセンターが出る、という可能性はありますが
フリー側にずれている後輪で センターが出ることはありません。

そのブログとやらも その文意も知りませんが、少なくともこの表現だと
「加圧によるずれは 必ずセンターに向かって誘導される」ということになります。
そんなわけはありません。
また、加圧によるずれは 加圧の時点で完了すると思いますが
上の表現では「さらに実走を要する」ということになっています。
これも意味不明です。

あと、加圧によるずれの量はチューブラーと チューブドWOと
チューブレスではそれぞれ異なり、リムによっても変わります。
さらに、1気圧当たりでリムがずれる量というのも一定ではありません。
例として 具体的なことを書くと
WH-6800の後輪で23Cチューブレスの場合、
6~7気圧ではセンターずれは ほとんど発生しません。
8気圧くらいから観測可能なずれが発生します。

以前にもどこかで書きましたが、
イーストンのEA90RTとチューブレスタイヤの組み合わせで
お客さんが分かる量のセンターずれが発生するということがあり、
お客さんの希望で 使用時の空気圧に加圧した状態で
センターを出すという作業をしたこともありました。

マヴィックの後輪は ほとんどの場合
リムが反フリー側にずれていますが(→こちら)、
これについて「加圧時にセンターが出るように わざとしているのでは?」と
考えたこともあります。
しかし、その ずれの量は一定ではないですし センターが出ていることもありますし、
なにより ずれている必要がまったく無いリムブレーキの前輪がしばしば ずれている
ことから、単に まともなホイールを組む能力が無いだけだという結論に至りました。

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↑USTチューブレスタイヤの指定限界を超えて
10気圧以上に加圧しても、さすがに このすき間は埋まりません。
これについて「神経質にならなくていい」と言えるのであれば
私は そいつの神経を疑います。

では 経年使用や加圧によるずれを見越して
あえて反フリー側にリムをかすかにずらせばいいのでは?と言われそうですが
乗り手の仕様時の空気圧に応じて リムのずれにくさも勘案して
その量を絶妙に調整する、というのは不可能なので
私は 加圧無しでのセンタードンピシャを基本としています。
経年使用に関しては それを調べるために
私物の後輪を紙1枚程度 反フリー側にずらしていたことはありました。
あと先ほど書いたように お客さんの希望で実際にそれをやった例もあります。

加圧無しでドンピシャ状態、からの加圧でずれる量は
「神経質にならなくてもいい」と言っていいと思いますが
コメントにある「神経質にならなくてもいい」は
センター出しすらできない奴のタワゴトです。

じゃあ例えば 吊るしの状態で加圧無しセンタードンピシャの後輪
(レーシングゼロなどは だいたいそんな感じ)だったら
加圧によって フリー側にずれるのは気にしないのか、
という話になりますが・・・
ああ、こいつの見解では
「加圧と実走によってセンターずれは解消する」という表現なので
加圧無しセンタードンピシャの後輪は 加圧でずれることは無いんだったな。
後輪が 事情を汲んで ずれるべき左右を判断し 都合よくセンタリングするらしい。

上の画像では リムが反フリー側(左側)にずれているわけですが、
通常 シュータッチが起こるのは左側に限られます
(右側もシュータッチするほどスポークテンションを抜くと
正常に乗れる後輪として成立しません)。
同じことを先日書いたところですが、ワイドリム且つ
調整幅が少ないダイレクトマウントブレーキだと
まともなセッティングそのものができない場合があります。

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↑これは吊るしのゾンダWH-7801Cの後輪ですが、
この状態を見せられたうえで
「これくらいのずれなら神経質にならなくてもいいっすよ」と言われたり
「加圧と実走でセンターずれは解消するので大丈夫です」と言われたりして
そのままで突っ返されても 納得する、というのであれば
残念ながら私の出番はありません。どーぞどーぞ そのまま使ってください。

追記:上の画像、ゾンダじゃなくてエボライトハブに見えます、
というコメントをいただきました。
すみません、ゾンダではありません間違っておりました。
ゾンダと7801を併記した記事があったので勘違いしておりました。
ご指摘ありがとうございます。
画像の引用元は(→こちら)です。


あと カーボンホイールの場合は加圧の影響が顕著になりますか?
とのことですがコスミック プロ カーボン SLの場合は
タイヤとニップルが離れている(=リム高が高い)ので 影響が少ない条件だと思います。
マヴィックに限らず、カーボンチューブレスリムだと
8気圧以上入れることは まず無いと思うので
センターずれが顕著に出ることは無さそうというのもあります。

リム高が低くて 軽いリムで チューブレスタイヤ、などの条件が揃うと
実使用上で観測可能なずれが出るかもしれませんが、
加圧無しでセンタードンピシャからであれば 気にすることはありません。
つまり、初期状態が センタードンピシャかどうか
気にする必要はあるということです。
どーしても気になるのであれば
あるタイヤのある気圧のときにドンピシャになるよう 個別対応はします。

センター出しで それより重要なのは、
とんでもなくずれている後輪を排除することにあります。
あと、オチョコの無い前輪は 加圧や経年使用で ずれませんので
センター出しをキッチリすることに 何の異論もないはずです。

初期状態について言及せずに「加圧して実走すればセンターずれが解消する」と
断言しているのは明らかにおかしいですし、
こういうことを言っている奴は いま挙げた個別対応をするだけの
技術も無いでしょうから、聞くだに値しません。というのが私の見解です。
冒頭の文中の言葉を借りれば
「ノンストレスでのセンター出しに神経質になるからこそ、
そこからの加圧については神経質にならなくて済む」のではないでしょうか。
「ノンストレスでセンター出しは神経質になんなくても良いよ」なんて
とんでもない話です。
コメントありがとうございました。

category: ホイールの話

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ストライクの後輪を組み直しました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから レイノルズのストライク チューブレスレディの後輪をお預かりしました。

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リム高が高い=スポークが短いのに
反フリー側のスポークテンションが 低く握ると うにうにします。
ハブを交換しての組み直しをご希望です。

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絶対重量としてみると 軽いリムではないですが、
同じリム高(58mm)のクリンチャーアルミリムというのが
比較対象として ほぼ存在するわけではない以上
リム高を勘案すれば軽い、のかもしれません。

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組めました。

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エボライトハブ20H 黒半リーダーヨンヨン組み結線ありです。

category: のむラボ日記

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コスミック プロ カーボン SL USTさん  

お客さんから コスミック プロ カーボン SL USTをお預かりしました。
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まずは前輪から。

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ちょっとずれてたので

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直しました。

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つづいて後輪。

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これで出荷されているということは
メーカーの検品を通っているということですが、
そもそも センターゲージを当てていないのか
当てたうえで「よし、数値内だからOK!」となっているのかは不明です。
このホイールのリムはワイドリムなので、ダイレクトマウントブレーキだった場合
これだけずれていると リムとシューの間隔を左右同じにするのも困難です。

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直しました。

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新品のホイールなので 左エンドに傷などはありません。



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つづいて、別件での同じホイールです。
当店での点検の本数から考えるに、
このホイールは最近ものすごく売れているようです。
そういえばのむラボのおかげで売れまくりとかほざいてた
某名前を読んではいけないブランドのホイール、とんと見なくなりました。

記事にしていない(そもそも画像を撮っていない)件も多いので
ここ最近で相当な数の点検をしています。

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前輪はセンターずれ無し、振れが かすかにあった程度です。

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つづいて後輪。

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いつもの傾向と同じ ずれがあったので

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直しました。
メーカーがテキトーこいていようが最終的にちゃんとすればいいのです。
他店で購入時に「点検しました」と言われて
そのまま未使用のものを当店に持ち込まれた結果、
吊るしと同じようにずれていたということも よくあります。
いつも書いていることですが、
その程度の技術とサービスなら 実店舗で高い値段で買う意味が どこにあんねん。

ところで、つい先日まで私は コスミック プロ カーボン SL USTと
コスミック プロ カーボン SL(WO)が併売されていると思っていました。
違うんですね。USTに注力するためか 非USTは廃版になっていました。
なるほどそれで理由が分かった。
先日のショップオリジナル完成車に付属していた
コスミック プロ カーボン SL(→こちら)は、
不良在庫(しかも傷物で タイヤも傷んでる)を
処分するためにアッセンブルしたのでしょう。
それ以外のパーツに明らかな中古が付いている件と合わせて
「詐欺じゃないのか」「店名を晒すべき」という
コメントも複数いただいていますが、
お客さんの希望が一番の理由、
あと それ以外の理由もあり晒せないのです。
私は全面戦争したいと思っているのですが。
なお、詳しく書くと ホイールやクランクセットが新品ではないことなど
全然瑣末な問題というレベルの もっとえげつないことが起きていたので
それについては私のほうから入れ知恵助言をして
一応の解決をみました。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール7号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール7号を組みました。

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前輪はエボライトハブ20H CX-RAY反ヌポークラジアル組み、

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後輪はエボライトハブ24H 半コンペヨンロク組みです。
結線は あとでやります。

category: のむラボホイール

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のむラボホイール4号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール4号を組みました。
先日、銀スポーク金ニップルの のむラボホイール号を組んでいますが
組んでから注文書を確認したら
銀スポーク金ニップルののむラボホイール号だったあばばbっばっばああばああ

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前輪はエボライトハブ20H 反ヌポークラジアル組み、

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後輪はエボライトハブ24H 半コンペヨンロク組み結線ありで

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金アルミニップルの

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チューブラーリムです。

category: のむラボホイール

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のむラボホイール5号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号を組みました。

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1本目は エボライトハブ20H CX-RAY反ヌポークラジアル組みの前輪です。
これで銀スポーク銀ニップルののむラボホイール5号が2ペア揃いました。
昨日 根性を振り絞って これの相方の後輪を組んでよかった。
結線は まだしていませんが。

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つづいて別件の後輪を組みました。
のむラボホイール5号には 銀リムも あるでよ。

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エボライトハブ28H 半コンペヨンロク組みです。
結線は あとでやります。
前輪も28Hで組みますが、ハブの在庫が無いのに気付き
注文しましたが 届くのは火曜日あたりになりそうです。

category: のむラボホイール

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コスミック プロ カーボン SLさん  

お客さんから コスミック プロ カーボン SLをお預かりしました。
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新品の完成車に付属していたホイールですが、
タイヤが どう見ても新品の状態では無いような気がします。
上の画像では外してありますが。

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ホイールを振ると 小石が入っているのかと思うような
カラカラ音がしていましたが、バルーンのカスでした。
これが原因とは思えないような硬質な音だったのですが、
これを除いた瞬間に音がしなくなったので これが原因です。

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センターが うっすらずれてました。

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直しました。

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つづいて後輪。
REDのブレーキの調整幅が片方だけ狭いと思っていたのですが、
センターを見ていない後輪相手では
ホイールに原因が無いとは断言できないので
ブレーキ調整の前にホイールを見ています。
ていうか完成車売るならこれくらい直しとけや。
マヴィックなら9割がた ずれてるだろうが。

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直しました。

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このリヤハブは ポン当て式ですが、
ハブ芯つかみ工具+バイスを使わずに
左エンドを外すのに ペンチ系工具でつかんだ痕跡があります。
ホイールを100回抜き差ししても こんな傷はつきません。

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クランクにはペダルを付け外しした痕がありますし、

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アウターチェーンリングが明らかに摩耗しています。
さすがに これにはお客さんも「おかしいだろ」と言ったそうですが、
このクソショップは それでも「新車」だと言い張っています。

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色々と疑わしいので ほぼ全バラしから再組み立てしていますが、
ヘッドパーツに塗布しているグリスが
完成車メーカーの吊るしではなく わざわざイモグリスたっぷりになっていました。
それを洗浄してシリコーン系グリスにしていますが それのおかげで
フロントフォークがコラムカット後で258gだと分かったので良しとしましょう。

ブレーキのセンタリングを決める13mm幅のつかみ面を
ハブスパナでやっているので 工具をかけた痕がありました。

フロントブレーキのワイヤー固定ボルトが ほとんどナメています。
奥のほうで生きている六角に ヴェラのアーレンキーをかければ
なんとか調整はできますが、正常な状態とは言えません。

フレームは、あとリヤメカとリヤブレーキを外して
チェーンは切らないものの フレームから浮いた状態で保持すれば
フレームの実測重量を量ることも出来たのですが、手間なので やっていません。
しかし それくらいはバラしました。

あ、上の画像ですが スラムのeタップのフロントメカに取り付ける
直付け台座とのすき間を埋める くさび状のパーツこと
「ウェッジ」が付いていませんでした。
これは「無くても まあいいや」というものではなく
けっこうな機能部品です。
完成車といっても メーカーのカタログ完成車ではなく
そのショップで明らかな中古のパーツなども使ってあつらえた
オリジナル完成車なので、吊るしでの付け忘れというのはありえません。
購入時に渡された小物類にもウェッジは入っていませんでした。
ウェッジには くさびの角度が違う3種類のものがあり、
適切にフィットするものを選ばないといけません。
不適切な形状のものすら 付いてなかったけどな!

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↑これが ウェッジです。
シマノのフロントメカにあるイモネジ(サポートボルト)と同じ役割をしていますが、
特許除けで苦し紛れにいろいろ考えたら
むしろスマートなものができちゃったという感じです。

ウェッジもサポートボルトも 直付け台座の場合は必須ですが、
バンド式の場合は台座のゆらぎが ほとんど無いので不要だとは思います。

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これに関しては スラム純正のフロントメカバンドが
なかなかよく出来ており、

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ウェッジ要らずなように ピッタリとサポートする形状になっています。

category: のむラボ日記

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ハイペロン ウルトラ ツーさん  

お客さんから ハイペロンの後輪をお預かりしました。
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振れがありますが、それはひとまず置いておいて。

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ステッカーが ほぼ剥がされていますが、
CULTだけ残って(残して?)いました。
このステッカー、貼ったうえから スポークを通すので
お客さんのほうで あとから貼ったということは ありえません。

この記事の表題ですが、ハイペロン ウルトラではなく
ハイペロン ウルトラ ツーに特定できたのは
このステッカーが残っていたからです。

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2008年のハイペロン ウルトラ チューブラーです。
CULTのステッカーが貼ってありません。
この時点では CULTもUSBも無いからです。

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同じく2008年のハイペロン ウルトラ クリンチャーですが、
2006年以降のハイペロンのクリンチャーモデルは
チューブラーモデルよりハイローフランジな専用ハブになっています。
この後輪は2006年モデルが初出で、2008年までは同じモデルです。

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2004年モデルから ハイペロンにクリンチャーモデルが加わりました。
モデル名は同じく「ハイペロン」です。
この時点では リヤハブはチューブラーモデルと同じものです。

そのハイペロン クリンチャーを、さらにセラミックボールベアリングにして
ダストキャップを赤色にしたモデルが
そもそもの初代「ハイペロン ウルトラ」となります(上の画像)。
ハイペロン系に関しては 2005年モデルは2004年モデルと同じで、
赤ダストキャップのハイペロン ウルトラは2年間だけのモデルです。
このセラミックボールベアリング、鉄球用のボールレースに
セラミックボールを放り込んだだけのもので
すぐに虫食いが出る失敗作でした。

なので2006年のハイペロン ウルトラ
(チューブラーもクリンチャーもハイペロン ウルトラ)は
鉄球ベアリング仕様に戻っており
セラミックベアリングは無かったことになっています。
鉄球用のボールレースにセラミック球で 虫食いが出やすい、
というと黒ボールレース+USBと同じなように思えますが、
2004/2005年のハイペロン ウルトラ用のセラミック球は
CULTやUSBのそれとは別物だという話を
先日 カンパニョーロのジャパンいち詳しい問屋さんから聞きました。
実際、初代ハイペロン ウルトラの虫食いやすさは
USBの比ではなかった(誰が どう使っても 常用すれば1年もたない)
のは事実です。

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2009年からはチューブラー・クリンチャーともに
「ハイペロン ウルトラ ツー」というモデル名となり
CULTベアリングになりました。
まともなセラミックベアリングを再度出すまで4年かかっているわけです。
私は当初CULTに対しても懐疑的な見方をしていたのですが
杞憂に終わったのは幸いでした。
チューブラーが従来のハイローハブ、クリンチャーが超ハイローハブなのは
チューブラーが2017年に、クリンチャーが2015年に廃版になるまで
変更されることはありませんでした。
スポークの常備在庫を努めている身としては ありがたいことです。

2010~2013年には、アルミ製ハブ・鉄球ベアリング・
超ハイローフランジよりかすかに小径なハイローハブ(ゾンダと同寸法)で
クリンチャーのみ展開していたハイペロン ワンというモデルもありました。

というわけで、今回お預かりしたハイペロン チューブラーは
特定というには幅が広いですが 2009~2017年モデルの
ハイペロン ウルトラ ツーということになります。

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↑リヤメカを巻き込んで、
反ヤマアラシさん方向のスポークが2本曲がっています。

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交換しました。

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スポーク2本の交換なのに 目印のテープが4ヵ所なのは、

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反ヤマアラシさん方向のスポークを外すために
それと最初に交差しているヤマアラシさん方向のスポークを
一旦外さないといけないからです。
というわけで、いつも書いているように
通常は この4本のスポークのニップルだけの調整でだいたい何とかなるわけですが、
それとは別の不自然な横振れがありました。
振れの原因がスポークの変形にあることに 気付いていたかどうかは不明ですが、
他店で横振れ取りだけをしたとのことです。
うーん、そうだと思った。
曲がっていた2本の両隣だけ テンションが異常だったので。

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↑交換したスポーク
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どっちが一撃目なのか あとから特定できないくらい
同じように曲がっています。
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打痕に見えるのは 打痕ではなく最終交差の接触点です。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール5号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号を組みました。
最近、のむラボホイール5号を組む機械と化している 私ですが
これを何とかしないことには それ以外のホイールにも進めません。

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前輪はエボライトハブ20H CX-RAY反ヌポークラジアル組み、

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後輪はエボライトハブ24H 半コンペヨンロク組み結線ありで

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金アルミニップルです。

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DTの金アルミニップルには ロットによって色違いがあり、
現在は上の画像 右側の色で納品されます。
つい数日前に どちらの色もホイール1本分くらいしか
当店での在庫が無かったのですが、
たとえば右側の色で後輪を組み 金ニップルを仕入れてみたら
左側の色になっていた、ということが(まず起こりえないとしても)
怖かったので いずれかの同色で十分な数が揃うまで手を出せませんでした。

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金ニップルと一緒に 赤ニップルも補充しましたが、
箱が潰れて中身が漏れていました。
この程度であれば まだマシなほうです。
拾い集めればいいだけなので。
以前、14番の銀アルミニップルと 15番の銀アルミニップルが同時に漏れたことがあり
14番スポークを使っての全数検査に 非常に時間が取られたことがありました。

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根性を出して 後輪だけ もう1本組みました。

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エボライトハブ24H 半コンペヨンロク組みです。
結線は あとでやります。

category: のむラボホイール

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7900用のサードパーティの  

チェーンリングですが、
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↑こういうのもあるでよ。
ナローワイドの歯先じゃないので脱落防止用のパーツは必須です。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール5号の前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号の前輪を組みました。

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エボライトハブ20H CX-RAY反ヌポークラジアル組みです。

category: のむラボホイール

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普段乗りのロードバイクをシングルギヤ仕様にしました  

通勤 兼 こそ練(※)用のロードバイクのフロントギヤをシングルにしました。
※独りで こっそりとする練習
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何年かぶりに リヤリムのキルロイ参上を消してみたら、
日焼けで残ってしまいました。むしろ まあいいや。

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ウルフトゥースのナローワイドギヤのチェーンリングにして、
フロントメカを取っ払っています。
ナローワイドチェーンリングには色々なメーカーがありますが、
少なくともウルフトゥースとスラムでは
ロードバイクでのチェーン外れ事例は 私が知る限りありません。
シクロクロスでは ごくまれに起こるようなので
気になるのであれば ウルフトゥースのナーウルフ(gnarwolf)や
プラクシスワークスのチェーンガイドなどを取り付ければいいです。
その場合、フロントメカを取っ払うことによる軽量化の恩恵は
かなり薄くなってしまいますが。

機械式コンポの場合は シフトアウターとインナーワイヤーも除けるので
その点でも軽量化になります。

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カンパニョーロとスラムの場合は、左レバーの中身をバラして
単なるブレーキレバーにすることが可能です。
可能です、というのは 元に戻すことができるという意味です。

いずれの場合も レバー側のリターンスプリングは無くなりますが、
まともに組んであれば ブレーキ本体のリターンスプリングだけで
レバーは十分戻ります。
むしろ レバーのバネの力を握りこまなくていいので 引きが軽くなります。

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私が持っているロードバイクのクランクは
PCD144mmまたは135mmのものが多いのですが、
これらのPCDのナローワイドのチェーンリングというのは ほぼ存在しないので
(135mmはアメリカのガレージメーカーでありましたが 大きな歯数が無い)
クランクを PCD130mmまたは110mmにする必要があります。
PCD130mmで私が使いたいと思うようなクランクは
FC-7402デュラエース、シュパーブプロ、
FC-6600GアルテグラSLなどですが
今回は手近にあったスラムのGXPクランクにしました。
私が使っているクランク長さは165mmなので、
それで選択肢が狭くなっているというのもあります。

PCD144mmクランクの場合は52-42T、
130mmクランクの場合は52-39Tをおもに使っていますが
いずれの場合もスプロケットのローギヤは25Tにしています。
42×25Tは 計算上39×23.21Tになるので
42×25T≒39×23Tとなります。

フロントシングルギヤにするにあたり、
ローギヤのギヤ比は39×23T近辺、
トップギヤのギヤ比は ギヤ倍数4倍か それ以上が取れれば
通勤と こそ練では まず困りません。大抵の峠はクリアできます。
大阪近辺の人にしか分からないと思いますが、
ここでいう「大抵の峠」に 十三峠が含まれるかどうかは
私にとって それなりに真剣に練習にしているかどうかの分水嶺となります。
39×23T(≒34×20T)で軽快に駆けていけるか・・・。いまは無理ですね。
ちなみに、このブログのアドレスにあるPASS13というのは十三峠に由来します。

52-39T×11-25Tの アウター×トップとインナー×ローを
フロントシングルギヤで なるべく得たいわけですが、
当初は48T×11-32Tにしていました。
これは両端が 52×12Tと39×26Tに相当します。
ちょっと軽い側にずれていますが、
重い側は4倍以上あればいいので問題ありません。
なお、52×13Tと48×12Tと44×11Tが
同じギヤ倍数4倍だといっても フロントギヤの大きさの違いのせいで
実際にペダルを踏む重さが同じにはならない、という話は 今回は無視します。

上の画像ではシマノ11Sの11-28Tのスプロケットに交換しています。
リヤメカは本来32Tには対応していないものですが、
使用上の問題は起きませんでした。
32Tをやめたのは ロードバイクらしからぬ
破壊的な見た目に耐えられなかったからです。
↑ローギヤ32Tのスプロケットが
コンポの純正の組み合わせの中に入っている現状で
そういうことを言ってはいけません!

48T×11-28Tは 両端が52×12Tと39×23T弱(22.75T)に相当します。
11-32Tの場合 ギヤ間の歯数とびが
1・1・1・2・2・2・2・3・3・4となり
変速1回あたりのケイデンスの変化が
地味にきついのですが、11-28Tだと
1・1・1・1・2・2・2・2・3・3となります。
地味にきついんならフロントシングルにするんじゃねーよ、と言われそうですが
これ自体はフロントシングルギヤの問題ではなく 単にワイドレシオだからです。
52×39Tで通勤や平地練習をしたときに
インナーギヤを全く あるいは ほぼ使わないこともあると思いますが、
その場合は52Tシングルギヤで乗ったのと同じことです。

DSC04630amx9.jpg
↑52-39T×11-25Tのギヤ倍数を書き出すと このようになります。
インナー×トップが3.55なので
それより重いアウター×トップ側4枚は
「アウターでしか出せない重さ」となり、
アウター×ローが2.08なので
それより軽いインナー×ロー側4枚は
「インナーでしか出せない軽さ」となります。
インナーのトップ側から8枚目の2.05は
アウター×ローの2.08と ほぼ同じなので
インナーでしか出せない軽さは3枚ということでも いいかもしれません。
で、それ以外のギヤ倍数でアウターとインナーの数値が
同じ または近似値になっているものがあります。
フロントギヤ2枚×11Sは一見「22色入りの色鉛筆」のように見えますが、
本数が22本なだけであって ほぼ同じ色の鉛筆が混ざっています。
それらを除外した実質の色数は15色といったところです。

DSC04631amx9.jpg
52-39T×11-25Tで、ギヤ倍数順に厳密に変速するとこうなります。
52×16T=39×12T=3.25は
フロント変速の回数を減らすためにインナー側を無視しました。
もちろん、こういう使い方は 現実的ではありません。

DSC04632amx9.jpg
実際のところは
アウター×トップからは アウター×ロー付近まで使って
それ以降は インナーの固有軽さ3枚に変速、
インナー×ローからは インナーのトップ側3~4枚目までに
どこかでアウターに変速、という形になると思います。
これを事前の命令通りにするのが
シマノの電動コンポのシンクロシフトだったりするわけですが。

DSC04633amx9.jpg
そこに、48Tシングル×11-28Tのギヤ倍数を書き足しました。
両端が短いものの、11色の11本入り色鉛筆になっています。
先ほど、22本入りの色鉛筆が実質15色ほどだと書きましたが、
ということは リヤスプロケット段数が15Sくらいになれば
フロントシングルギヤで事足りるようになるのかもしれません。
39×25Tの軽さを52Tで出すなら 理論値で33.33Tなので
34Tということになります。
52×11-34Tで、変速ごとのギヤ倍数の変化に対して
歯数とびが気にならない(ケイデンスを変えるのが 苦にならない)ほどに
歯数差を詰めることができれば フロントメカは不要になります。

私は これを以って、軽量化と フロントのシフトトラブルが無いぶん
フロントシングルギヤが フロントダブルギヤの上位互換だ、
と言うつもりではありません。
実際、両端のギヤ倍数は あきらめて切っています。
11S程度でやることでは無いということです。
それに、シマノのホローテックIIクランクや スラムのGXPクランク、
あとは圧入系BBだと もうひとつの企みが成就しません。

DSC04636amx9.jpg
もうひとつの企みとは「Qファクターを詰めること」です。
肩幅の違いでハンドル幅を選べるのに
股関節幅の違いでクランク幅を選べないのは(広げる側は容易ですが)おかしい、
と思うのですが、これには事情があります。
アウターチェーンリングの外側のツラと
インナーチェーンリングの内側のツラの中間の位置、から
フレーム中心までの距離を「チェーンライン」と呼びますが、
シマノの場合 これが43.5mmに設定されていて、
サードパーティのクランクセットを使うなどして
チェーンラインが これから大きく外れると
フロントメカの調整範囲を超えてしまい アウター×トップや
インナー×ローで フロントメカとチェーンの干渉が起きてしまいます。
チェーンラインを保ったままでQファクターを詰めるのは
構造上 無理があるので クランクの長さはともかく
幅に関しては簡単には変更できません。
ラ・クランクとかを知らないわけではないですよ。
しかし、あれもQファクターを大きく詰めているとは言いがたい・・・。


上の図ではホローテックIIタイプのBBを描いていますが、
この手のBBはQファクター(左右クランクのペダル取り付け面の距離)を
変えることは できません。
Qファクターは、現行の大手メーカーのクランクセットだと
148mm前後であることがほとんどです。
カンパニョーロのウルトラトルククランクにはペダルの取り付け面に
「145.5mm」という表記があったことがありますが、
このクランクをフレームに通さずに 空中で組み立てて
クランクアームの位相を左右揃えた状態で測ると 147mmになります。

私物のあるロードバイクでは スクエアテーパーシャフトのBBによる
ピストのクランクを取り付けていますが、それのQファクターは135mmで、
左右均等でなくてもいいなら132mmにできます。

私はハンドルバーの幅を340mmから440mmまで試したことがありますが、
340mmは 車のすりぬけ最強なのと
3本ローラーでのモガキがしやすいものの 操舵感がピーキーで使いにくい、
440mmは ただ単純に広すぎて使いにくいということで
結局400mmに落ち着きました(外~外400mmです)。

で、Qファクターが130mm台のクランクセットを使うと
とくに違和感はないものの、3日続けて乗ったあとに
148mm前後のクランクセットを使うと
「うわっ!広っ!気持ち悪っ!」という感覚になります。
なにが言いたいのかというと、いまのところ私は
ハンドルバーが狭すぎてダメという思いはしたことがあるものの
Qファクターが狭すぎてダメという思いはしたことが無い、ということです。
「これ以上狭めると乗りにくいという折り返し地点」に達していないので
どこが落としどころなのかが分かりません。
そのピストクランクはPCD144mmなので 最少ギヤが42Tですが、
インナーチェーンリングと右チェーンステーのすき間が1mmも無く、
水を差せば 水滴が間にとどまるくらいです。
もちろんチェーンラインは メーカーの想定より内側にずれていますが、
インナー×ローで フロントメカとチェーンの干渉が起きないようにしたので
使用上の問題はありません。

DSC04637amx9.jpg
で、フロントシングルをナローワイドギヤで専用設計する場合
チェーンラインにシビアになる必要が無いので
少なくとも現状の チェーンラインの位置に
チェーンリングを持って来れるのではないか、
そして そのぶんくらいはQファクターを詰められるのでは無いかと思うのです。
私はコンポメーカーではないので ホローテックII形式のままで
Qファクターを詰めることはできませんが、
スクエアテーパーシャフトのクランクであれば ある程度は可能です。
冒頭で PCD130mmのクランクとして
FC-7402やシュパーブプロを挙げているのは
それができるクランクだということが 経験上分かっているからです。
FC-7402の次のモデル、FC-7410は無理です。
純正のBBのシャフト長さが103mmで、
それ以上に短いシマノテーパーのBBというのがほぼ存在しないからです。
また、FC-7410は純正のBBとクランクセットの組み合わせでは
右クランクが 左クランクより2mm内側に入った寸法になるので、
左右均等にこだわるのであれば
右ペダルにのみ2mmのワッシャーを入れる必要があります。
その次のFC-7700/7701ではオクタリンクのBBになるので
ダブルギヤ用で109.5mm、トリプルギヤ用で118.5mmの
専用BBとなり それ以外の選択肢が存在しません。
よって Qファクターはいじれません。

DSC04638amx9.jpg
DSC04639amx9.jpg
オクタリンクBBに対応したサードパーティのクランクは
スギノやFSAなどで存在しますが
(スギノ製のは スペシャライズドの完成車に付属している
スペシャライズドのロゴのクランクで見かけることのほうが多かった)、
オクタリンクのBBは シマノが他社に絶対に作らせなかったので
サードパーティのBBはありません。

次のFC-7800以降はホローテックIIになったので
完全にQファクターで遊べなくなりました。

なので PCD144mmでナローワイドのチェーンリングがあれば
Qファクターを詰めつつ フロントシングル化できるので
非常に有用なのですが、残念ながら そういうパーツはありません。
また、現状 ロード用のクランクに取り付けるフロントシングルギヤは
シクロクロス用としての需要しか考えられていないようで、
ウルフトゥース以外のメーカーだと せいぜい42Tくらいまでしか
ラインナップが無いことがほとんどです。
ウルフトゥースの場合は
PCD130mmの5アーム用で38~52Tの2T刻み、
PCD110mmの5アーム用で34~52Tの2T刻み、
R9100系に合う4アーム用だと36~50Tの2T刻みがあります。
ナローワイドのチェーンリングなので2T刻みなのは当たり前ですが
一応 書いてみました。
私はウルフトゥースの回し者ではありません念のため。
ちなみに、PCD110mmの5アーム用には非真円チェーンリングもあります。

DSC04641amx9.jpg
PCD130mmの165mmクランクだと
FC-7900も持っていますが、
DSC04640amx9.jpg
↑このチリの合わなさが絶望的にダサいのが難点です。
FC-9000やFC-R9100などの4アームだと
RIDEAやアブソリュートブラックなどから
ここをきれいに埋めるパーツが出ていますが、
7900の場合は プラクシスワークスで出ていたものの
現在は廃版(本国サイトにも載っていない)で入手困難です。
「praxis works 7900 bolt kit」で 検索すれば画像は見つかりますが。



話を戻しますが、
当初 48T×11-32Tで使っていたところ
スプロケットを11-28Tに変更しましたが、
こそ練では48×12Tのギヤ倍数4倍すら ほぼ使わないことに気づきました。
ギヤ倍数4倍というと、700Cチューブラーでケイデンス100rpmだと
50.1km/hとなり これは私が独力で維持できる速度ではありません。
下りで踏むのに困る程度でしょうか。

DSC04595amx9.jpg
48Tは、クランクの5アームのアウターのポジションに取り付ける必要があります。
フレーム次第では例外もあるでしょうが、
そうしないとチェーンリングが右チェーンステーと干渉します。
しかし44Tはインナーのポジションへの取り付けを想定しているようで、

DSC04596amx9.jpg
チェーンリングの外側の穴が沈頭ボルトに対応した加工になっていません。
ところがウルフトゥースの場合、

DSC04597amx9.jpg
インナーポジションを想定している歯数でも
チェーンリングの内側が沈頭になっていないのです。
これは34Tでも そうなのでインナーポジション用は
全てそうだと思いますが(境目の歯数は知りません すいません)、
困ったことに両側沈頭無しのチェーンリングだと
シングルギヤ用の5ピンでは長さが足りないので
めねじ側のみダブル用または やや長いものを用意する必要があります。

DSC04603amx9.jpg
44Tに変更しました。
あえて アウターポジションに取り付けています。
48Tに戻せないのを承知でチェーンのコマ数も切り詰めました。

52×39Tの両端で表現すると 44T×11-28Tは
52×13T~39×25T弱(24.81T)となり 11本入り11色の色鉛筆です。
あと、わりとどうでもいいことですが
39×25T相当から52×13Tに変速するのに 1秒ほどしか かかりません。
これはフロントダブルギヤの場合 電動コンポであっても無理です
(いやむしろ電動コンポのほうが時間がかかるかも知れません)。

私は昔からシングルギヤ好きでして、
これ以前でも すでにシクロクロスとヒルクライムバイクとTTバイクが
シングルギヤ仕様になっています。
ナローワイドのチェーンリングが出るまでは
脱落防止のパーツを 個々に自作していましたが、
現状では その必要すら無くなりました。
便利な世の中になったのう。

category: その他 機材の話

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のむラボホイール5号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC04593amx9.jpg
のむラボホイール5号の後輪を組みました。

DSC04594amx9.jpg
エボライトハブ24H 半コンペヨンロク組み結線ありです。
今日組んだホイールは これ1本だけですが、
結線ハンダ付けをしたのは5本になります。

category: のむラボホイール

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のむラボホイール5号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC04588amx9.jpg
のむラボホイール5号の後輪を組みました。

DSC04589amx9.jpg
エボライトハブ24H 黒半コンペヨンロク組みで
赤アルミニップルです。
結線は あとでやります。

category: のむラボホイール

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のむラボホイール5号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC04576amx9.jpg
昨日、黒スポーク赤ニップルの のむラボホイール5号を1ペア組みましたが、
同スペックのものを あと2ペア早急に組まないといけません。
鶏合え酢 前輪を2本、

DSC04577amx9.jpg
後輪を1本組みました。
結線は あとでやります(あまりに後回しを溜めると指が死ぬ)。

DSC04578amx9.jpg
昨日の1ペアとは別件です。
あと1本 後輪を組めば 3ペアになります。

category: のむラボホイール

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のむラボホイール5号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号を組みました。

DSC04568msn2.jpg
前輪はエボライトハブ20H 黒CX-RAY反ヌポークラジアル組み、

DSC04569msn2.jpg
DSC04570msn2.jpg
後輪はエボライトハブ24H 黒半コンペヨンロク組みで

DSC04571msn2.jpg
赤アルミニップルにしています。
結線は あとでやります。

category: のむラボホイール

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のむラボホイール1号のハブを交換しました  

今日もホイー(以下略)。
DSC04562msn2.jpg
のむラボホイール1号のフロントハブを

DSC04563msn2.jpg
ホワイトインダストリーのT11ハブにして組み直しました。
組み直し前のハブは エボライトハブで
T11ハブのほうがフランジ径が かすかに大きいので
スポークを2mmほど切れば再利用は可能でしたが、
4年ほど使ったのでスポークを新調したいという お客さんの希望で
スポークは新品を使っています。

DSC04564msn2.jpg
バルブ穴両側のニップルを青アルミニップルにしています。

この件では リムとハブが完全に分割された状態から組んでいるので
今日もホイー(以下略)。の条件を満たしているわけですが
仮にそうでなくとも 今日はこれとは別にホイールを組んでいるので問題はありません。

category: のむラボホイール

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ゾンダさん  

お客さんから ゾンダの後輪をお預かりしました。
DSC04468amx9.jpg
C17リムで、最新モデルです。
知り合いから ゆずってもらったということですが、
スポークが曲がっているので 交換をご希望です。

DSC04469amx9.jpg
↑ヤマアラシさん方向のスポークが前後方向に、
反ヤマアラシさん方向のスポークが左右方向に曲がっています。
チェーンサック特有の擦り傷が無いこと、
チェーンサックの場合 ヤマアラシさん方向のスポークだけが
立て続けに曲がるところ この最終交差の2本だけが変形しているので
原因はチェーンサックではなく 横方向からの衝撃だと思われます。

DSC04470amx9.jpg
直りました。

DSC04472amx9.jpg
機能部品ではないのですが、ハブ体の角に付ける
プラスチックのリングが欠品していて、擦った跡があります。
つまり それなりの使用感があるわけですが、

DSC04471amx9.jpg
フリーボディは どう見ても新品です。
お客さんいわく ゆずってもらった時点では10Sフリーボディだったので
11Sフリーボディに交換したということですが、
C17リムのゾンダで 最初の状態がシマノ10Sフリーボディというのは ありえません。

というわけで いきさつを訊いたのですが、
安かったからか 間違えてか(←おそらく前者)
最初のオーナーが カンパニョーロ用フリーボディ仕様のものを購入、
そこに手持ちの シマノ10Sフリーボディを取り付けて使っていたものを
現在のオーナーがゆずり受けた、ということでした。
それなら つじつまが合います。

DSC04478amx9.jpg
↑ヤマアラシさん方向のスポーク

DSC04479amx9.jpg
↑ヤマアラシさん方向のスポーク
一見 曲がって無さそうですが・・・
DSC04480amx9.jpg
左右方向に変形があり
DSC04481amx9.jpg
ヤマアラシさん方向のスポークと同じ位置に
打痕があったので 交換しました。

category: のむラボ日記

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コスミック プロ カーボン SL USTさん  

お客さんから コスミックカーボンのUSTチューブレスモデルをお預かりしました。
DSC04517amx9.jpg
点検をご希望です。
前輪から始めますが、後輪にセンターずれ疑惑があるとのことです。

DSC04518amx9.jpg
前輪は玉当たり調整可能なフロントハブですが、
これが締めつけ過ぎでした。
マヴィックのベアリングは非常に堅牢で
かなり荒く使っても なかなか傷みが出ませんが、
玉当たりがシブい状態で使い続けるとさすがに 急速に傷みます。
ガタが無いギリギリのところから うっすら締めたくらいに
調整しておきました。

DSC04519amx9.jpg
チューブレスタイヤが履いてありますが、
ハッチンソンのロゴがあるので 製造元を隠す気は無いようです。

DSC04520amx9.jpg
話が逸れますが、
これは私物の固定ローラー台で エリートのヴォラーノというモデルです。
ベルト周りにカバーが付いていないので 初期型です。
現行モデルはカバーが付いています。

DSC04541amx9.jpg
初期型より さらに前、世界初回出荷分は
負荷ディスクが本体に擦る事例が多発したので リコールになっています。
といっても ほとんどが 問屋さんの出荷前にストップがかかり
ヴォラーノは発売延期という形となったので
ほとんど 出回っていないはずです。

負荷ディスクのフチを避けるように 本体側に切り欠きがあるものが対応品で、
上の画像の私物も 対応品です。

DSC04523amx9.jpg
で、このローラー台のベルトがハッチンソン製になっています。
ということを 書きたかっただけです。

DSC04524amx9.jpg
DSC04526amx9.jpg
まともなセンターゲージを当てたいがために タイヤを外すのですが、
シーラントが ちゃんと仕事をしていました。

DSC04527amx9.jpg
↑液体で残っていたのが これだけあります。
タイヤのビードや リムのビードフックに
固まったシーラントが 貼りついたままだと
次回の装着時に すき間を生じる気がするので
かなり きれいに除去しました。
これは ホイールの点検そのものよりも 時間がかかっています。

DSC04532amx9.jpg
DSC04533amx9.jpg
振れほぼ無しで、かすかなセンターずれがありました。

DSC04535amx9.jpg
DSC04534amx9.jpg
直しました。

DSC04536amx9.jpg
↑こういうのを わりと徹底的に除いています。

DSC04537amx9.jpg
シーラントも新たに入れました。

DSC04538amx9.jpg
一晩 放置して エア抜けがまったく無かったので良しとします。

DSC04539amx9.jpg
これは私見ですが・・・。
ブレーキゾーンにスイスストップのイエローキングの痕があります。

DSC04540amx9.jpg
これは別件で、USTじゃないほうのコスミックですが
マヴィックとスイスストップのWネームのイエローキングが付属しています。

DSC04561amx9.jpg
マヴィックのカーボンリムのサプライヤーは、
上の画像のようにコリマであったり
あるいはエキノックス(→こちら)(→こちら)であったり
おそらく今回のホイールはENVEだと思いますが、
コリマとENVEのリムは イエローキングと非常に相性が悪いので
より攻撃性の低いブラックプリンスの使用に切り換えたほうが無難です。
同じことはイーストンのホイールにも言えます。

上の画像のコスミックカーボンアルチメイトは 私物でしたが、
ブレーキゾーンが凸凹した・・・わけではなく そうなりそうな気配がしたので
プラックプリンスに切り換えました。

ブレーキゾーンが黄色くなると、
リム側の黄色と イエローキングが擦る位相のみ
ブレーキが強くかかるようになり、熱持ちをするようになります。

DSC04552amx9.jpg
つづいて後輪。
前輪と違い リヤハブは新型のインスタントドライブなる構造になっていますが
要はポン当て式のハブで、調整要素はありません。

リム打ちの履歴があるということで よくよく見てほしいとのことですが、
とくに異常はありませんでした。

あと、スポークテンションがヌルい気がするとのことですが、
フリー側が 袋小路の3歩くらい手前ではあるものの
とくにヌルい個体というわけではありません。

横振れはほぼ無く、よくぞここまで追い込んだというほどでしたが
DSC04553amx9.jpg
DSC04554amx9.jpg
センターずれがありました。

DSC04555amx9.jpg
DSC04556amx9.jpg
直しました。
これでフリー側の増し締めしろを ほぼ使い切り
フリー側のテンションを袋小路1歩手前にしたので
今後は 軽微な振れ取り以外にできることはありません。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール6号の前輪を組みました  

のむラボホイール6号の前輪を組みました。
DSC04557amx9.jpg
ここまでで、前後輪のうち 片方だけしか組んでいない状態のホイールは
一旦 無くなったはずです。

DSC04558amx9.jpg
エボライトハブ20H CX-RAY反ヌポークラジアル組みです。

category: のむラボホイール

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クレストMK3リムでシクロクロスの後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC04559amx9.jpg
クレストMK3リムで シクロクロスの後輪を組みました。

DSC04560amx9.jpg
FH-RS770 28H 半コンペヨンロクJIS組み結線ありで
緑アルミニップルです。

category: のむラボ日記

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アイオロス コンプ 5さん  

お客さんから ボントレガーのアイオロス コンプ 5をお預かりしました。
DSC04435amx9.jpg
アイオロス 5 コンプではなく、アイオロス コンプ 5です。

DSC04438amx9.jpg
COMPと付けると なんとなく下位モデルだというのは業界の慣習です。
SLやPROだと上位モデル、ELITEだと中堅から下位といったところでしょうか。
ボントレガーの場合は それらとは別に
最上位モデルは XXXが付くということになっています。

DSC04439amx9.jpg
HED製だと思われるリムは
カーボンフードをアルミリムにかぶせてある構造で、
ニップルはアルミリムに接触しています。
カーボンフードは押すとペコペコで、重量増をなるべく避けて空力性能を求めています。
旧コスミックカーボンと同じ構造なわけですが、
このリムでは 水抜き穴が かなり大きくあけてありました。

旧コスミックカーボンのリムサイドにある水抜き穴は、
径が小さいので 水がきれいに抜けません。
かつて持っていた私物では このリムと同程度に拡張していました。

DSC04436amx9.jpg
DSC04437amx9.jpg
前輪のセンターがガッツリずれていますが、
このホイールがもっとヤバいのは縦振れでして、
お客さんにも作業前の状態を見てもらっていますが
ビクンビクンと跳ねるのが振れ取り台に掛けなくても分かるくらいでした。
買って半年のホイールで、買ってからは整備の履歴が無いということなので
購入店で初期点検をしていないことは明白です。

DSC04440amx9.jpg
DSC04441amx9.jpg
センターを出しました。これは難しいことではありません。
縦振れが本当にヤバかった。
リムやハブなどのパーツに問題はありませんが、
吊るしの精度でいうと 私が見た中で
現時点での今年のワースト1がこれになります。
時間でいうと のむラボホイールの前輪を1本組むより かかっています。

DSC04442amx9.jpg
つづいて後輪。
前輪と違い、センタードンピシャほぼ振れ無しでした。
なんだこのバラつきは。
前後輪で組み手が同じでは無いからでしょうが。

DSC04443amx9.jpg
24H左右2クロスで リム穴の間隔は
均等(ペアスポークではない)ですが、

DSC04444amx9.jpg
ハブ穴の位相を最終交差が外周側に寄るように ずらしてあるので
交差の読みでは2クロスですが、
スポークの仕事は 普通の4本組みよりも6本組みに近くなっています。

36Hハブ24Hリムでホイールを組まざるを得なかった結果、
これと同じようなことを したいわけではなく
そうなってしまった例が(→こちら)です。
穴とばし且つ 左右異本組みという超絶めんどくさいことをしています。

category: のむラボ日記

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404 Not Foundさん  

今日もホイー(以下略)。
DSC04508amx9.jpg
お客さんから 404の後輪をお預かりしました。
昨日と前輪とは別件です。ZIPPのロゴの色も違います。

DSC04509amx9.jpg
組み直しをご希望ですが、
シマノ11S化できない銀ハブ(→こちら)と違い
11Sフリーボディの黒ハブなので、
ヌルいとかシュータッチするとか そういうのが理由だと思われます。

DSC04511amx9.jpg
スポークは左右とも引っかけ式なので、
ニップルを半周ぶんほど 十分にゆるめると
ハブを抜き取るようにバラすことができます。

DSC04513amx9.jpg
組めました。

DSC04514amx9.jpg
エボライトハブ20H 黒半リーダーヨンヨン組み結線ありです。

DSC04516amx9.jpg
理由は書きませんが(すっとぼけ)、
サピム14mm黒アルミニップルを使い回さずに
DT12mm黒アルミニップルにしています。

昨日の404のニップル全交換では リム重量を量るのを忘れていましたが、
今日は量ってみました。
量ってみただけでここには上げませんが。
なんで教えなあかんねん。←うわこいつきわめてかんじわるい












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オ待タセシマシタ!

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コチラノ画像ヲ ゴ覧クダサイ!
↑やーめーろー!

category: のむラボ日記

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すべらない  

当店では、LOOKのKeOクリートの グレーと黒を常時在庫しています。
黒(固定)は 私が使うからというのも理由ですが。
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お客さんの要望により、グレーの「グリップクリート」も在庫することにしました。
すべり止めのゴムが付いていて つるつるしたところを歩いたときに
すべりにくいというクリートですが、レース派の人には不評だったりします。
ゴムの部分がペロ~ンと剥がれてくるからです。

が、それでもグリップクリートがいいという人もいますし
ペダルに付属しているのがこれだったので 同じものが欲しいという声もあり
常備を努めることにしました。

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ついでに、受験生にも売りつけてやろうと 画策していますが
受験生は当店には来ないと思われます。
この記事は スベッていますが(自覚あり)、
グリップクリートは すべりません。

category: 新手のスタンド使い

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WH-RS010さん  

お客さんから WH-RS010の後輪をお預かりしました。
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フリー側のスポークが折れているとのことです。
この後輪、11Sフリーボディ仕様のシマノホイールとしては最も安く
後輪だけでの単品販売もあるので
固定ローラー台用のホイールとして 人気があります。

これも現状そういう使い方をしているそうですが、
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ハブ体のフチや ヤマアラシさん方向のスポークに チェーン落ちの傷があることから
実走で使っていた時期もあるようで、
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とくに えぐれていたスポークが ローラー練習中にバツンと折れたようです。

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サピム リーダー 14番プレーンスポークで修理し、
とんだスポークのニップルの調整だけで ほぼ横振れが追い込めましたが
(上の画像のホイールは回転しています)

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それで これだけずれてるということは
元からセンターずれがあったということです。
しかも 経年使用でずれる側ではありません。

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直しました。

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今後は ローラー台でしか使わないということなので
ヤマアラシさん方向のスポークで傷がある残り5本は
今回は交換しませんでした。

シマノのWH-R501や このホイールなどの
一見 汎用サイズに見えるスポークですが、
フランジの厚みに合わせて スポークの首の横の長さなどを
専用に設計しているので 汎用スポークとは違うものだ、ということになっています。
しかし DTのチャンピオンや サピムのリーダーのほうが明らかにとびにくく、
交換したスポークが率先して またとんだということが経験上 無いので
(元のスポークは スポークとびの期間中も 残りが踏ん張った履歴があるのと
それを別にしても疲労に関して新品ではないので
条件的に不利、というのを勘案しても)
より良い汎用スポークで修理したほうが良いと考えられるので
サピムやDTのスポークで修理しています。

category: のむラボ日記

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404 Not Foundさん  

お客さんから ZIPP404の前輪をお預かりしました。
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スポークがとんだ、わけではなく ニップルが破断したということで
先日 修理をしたのですが(ここには上げていない)、
そのときに「サピムの14mmニップルは よく破断するので
DTの12mmアルミニップルにしておきますねー」と お客さんに言ったところ
私は忘れていましたが これで3度目、しかも3度とも同じことを言ったそうです。
つまり、毎回 同じ判断をしているわけですね。

3度目のときは淡路島で破断、16Hが1ヵ所とぶと走行不能になるので
タクシーで帰ってきたということです。

交換したDTのニップルは破断していませんが、
残り13ヵ所で同じようなことになる可能性は否定できない
(うえに確率が上がっていく気がする)ので
ニップルの全交換をすることになりました。

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↑これは別件での同じ事例ですが、サピムのニップルは

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こういう破断をすることが多いです。
経験上 DTより多いことは間違いありません。

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サピムのCX-RAYには スポークと同色の14mmアルミニップルが付属していますが、
私は どちらも使いません。ホイールを1本2本組んだ程度では分からないですが、
100本200本と組んでいけば 痛い目を見ることも多くなってきます。
使わないニップルは、謎の黄色首大根が自立するくらいには貯まってきました。

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時系列がとびますが、この時期のZIPPにはニップルワッシャーが入っています。
磁石にうっすら くっつくので そういうステンレス製だと思われますが、
これ無しで組むには 内周側の穴の厚みが心もとないので
使わないわけにはいきません。

これの穴周りのエッジが立っているので ニップルが摺動面で破断する?
いやそういう風には見えません。
もしそうなら このワッシャーにミドリル処理をかけないといけなくなります。
ただ、ニップルのリムとの接触面のアールに沿っていないのは確かです。

別の要因としては、このワッシャーとアルミニップルの間の電位差で
腐食が促進されているのかもしれません。

404のスポーク長さは やや短めで、
スポークの端がニップルの擦り割りとツライチ程度になっています。
これも関係あるかもしれません。

16Hというのも無関係ではないでしょう。
仮に20Hであれば スポークとびやニップルの破断は劇的に減ります。
これも経験上 間違いありません。

原因は単体で求められるものではなく、複合的に条件がそろうことで
「ニップルの破断が頻発する」という結果になっている気がします。

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同じニップルを違う角度で撮ったものです。
なんか白い粉が湧いてきてるんですが・・・。

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↑かつて交換した DTの12mmアルミニップルです。
次に破断するのはこいつらではなく やはり残りのサピムになるでしょう。

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丁寧にバラしていってるのですが、白い粉がボロボロと出てきます。

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あと、歯周ポケットを埋めんばかりのパリパリ系ねじ止め剤のせいで
かなり慎重にバラすことを余儀なくされました。
スポークの扁平部分を1本たりとも ねじらなかったのが
奇跡に思えてくるほどです。

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組めました。
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銀しんちゅうニップルにさせてもらいました。
それ以外にも メシノタネコードな処置をいくつかしてあるので
絶対とは言い切れませんがニップルの破断は 今後まず起きないと思います。

category: のむラボ日記

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クレストMK3リムでシクロクロスの後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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クレストMK3リムで後輪を組みました。

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FH-CX75 28H 黒半コンペヨンロクJIS組み結線ありです。
このCX75ハブですが、リヤハブのみ「在庫限り」となっており
無くなり次第終了ということになるようです。
リヤハブだけ廃版にする理由は無いので
いずれフロントハブも そうなる可能性が高いです。

シマノのCXシリーズですが、
カンチブレーキの上位モデルがBR-CX70、
下位モデルがCX-50となっていましたが
BR-CX70は 2017年にカタログ落ちで廃版となっています。
CX70と50の違いは 本体の仕上げ(70はアルテグラと合うグレーアルマイト)と
ブレ―キシューが フネ+カートリッジシューか カタマリシューかの違いですが、
シマノがカンチブレーキの取り扱いに注力しているかどうかは
他メーカーのそれより重要な問題でして、
BR-CX70/50の力率は
伝統的なサイドプルまたはカンチブレーキの比とは異なる
NEWスーパーSLRという自社規格になっています。
これはVブレーキの比に少し近いもので、伝統的な(シマノでいうと7800とそれ以前の)
ブレーキとは互換性がありません。
私が実際にやった例でいうと、ST-6770とTRPのカンチブレーキという
NEWレバー+伝統的ブレーキの組み合わせだと
レバーを握りこんでも シュータッチ以降は 制動力に変換されない感じで
ブレーキがまともに利きませんでした。
これと同じような問題はダイレクトマウントブレーキにもあります(→こちら)。
ていうかリンク先にも同じ話を書いてるじゃねーか まあいいや。

つまり、現行のブレーキレバーで適正に引けるカンチブレーキは
現行品ではBR-CX50だけということになります。
「このブレーキはシマノ力率です」という
サードパーティのカンチブレーキでもあれば 話は別ですが、
もしそんなブレーキがあったとすれば スラムやカンパニョーロには絶対に合いません。
力率違いの問題は ブレーキレバーを握りこむテクニックがあれば何とかなる、
というような小さなものではありません。

今回の CX75リヤハブの在庫限りの件もそうですが、
「クイック式のフレームや カンチブレーキを未だに使っている奴は
さっさと スルーアクスルのフレームや ディスクブレーキに買い換えろ」
という シマノお得意の切り捨ての早さは、むしろ清々しくすらあります。

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お客さんの希望で チューブレステープを貼り
チューブレスバルブを取り付けましたが、

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仮のタイヤを取り付けて一旦 加圧し、より強く貼りつけました。

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