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のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

のむラボホイール6号を組みましたたた  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール6号を 3ペア組みましたたた。
昨日休んだ代わりに 今日は店を開けます、などと書くと
ホイール組み以外の仕事に忙殺されるのが目に見えているので
対外的には休みということのままで ホイール組みに専従しました。

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前輪はエボライトハブ20H CX-RAY反ヌポークラジアル組み、

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後輪はエボライトハブ24H 半コンペヨンロク組み結線ありで
銀スポークが1ペア、黒スポークが2ペアです。

category: のむラボホイール

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明日6月29日(金)ですが  

のっぴきならない用事があるので お休みをいただきます。
翌土曜日も 最終土曜日なのでお休みです。
申し訳ありませんが よろしくお願いいたします。
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腕時計の師匠から 配慮さんパッケージの日本酒をいただきました。
ここには書けませんが、1978~80年頃に定価128000円だった
ある国産ダイバーウォッチを お譲りした お礼なのでしょう。
私には扱いかねる、というか 真価を理解できないので
分かる人に持っておいてほしいという事情で 譲ったのですが、
私が入手した経緯も いただきものという形なので
タダでもらったものを タダで譲る以上 お礼とかいらんでよ、
と言ってはいたのですが・・・。
ブログ映えするのでいただきました。

category: のむラボ日記

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WH-9000-C24-CLさん  

お客さんから 9000のC24のWOホイールをお預かりしました。
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前輪は ちょっと振れあり、後輪も 振れありで

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センターずれがありました。経年使用でずれる方向でないことと
シマノの検品を通らないであろうほどの量であることから
センターゲージ無しの横振れ取りをした結果であることに間違いないですが、
お客さんいわく 知り合いがやったということで
プロの仕事でないなら まあ仕方がないです。
「ホイールに付属している おまけの工具では
高テンションのフリー側を回すのは難しい+横振れ取りは基本増し締め」
という条件が重なると こうなるのではないでしょうか。

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直しました。
もちろん横振れ取りもしています。

しかし「9000まで」ですね。本当に。
当店で 9100の完組みホイールを点検でお持ち込みされたのは たったの2回です。
どこかにシマノホイールの悪しき点を啓蒙しているブログなど あるのかもしれませんが、
それは別としても 7900の11S化に対応をしなかったのが大きいと思われます。

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のむラボホイール5号を組みました  

レイノルズの後輪を1本 組んだ程度では帰れません。
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のむラボホイール5号の後輪を組みました。

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エボライトハブ24H 半コンペヨンロク組み結線ありです。
先日組んだ 銀スポーク銀ニップルの前輪の相方ですが、
前輪は2本あるので これの後輪を もう1本

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組まずに 黒スポーク黒ニップルの前後輪を組みました。

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前輪はエボライトハブ20H 黒CX-RAY反ヌポークラジアル組み、

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後輪はエボライトハブ24H 黒半コンペヨンロク組み結線ありです。

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アサルトの後輪を組み直しました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから レイノルズのアサルトの後輪をお預かりしました。
のむラボホイール5号ばかりを組んでいるわけにもいきません。

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組み直しをご希望ですが、実際に ヌルいとかシュータッチするとか
なにか問題があるのか訊いたところ ヌルいしシュータッチするそうです。
どのホイールと比べてどうなのかというと
現行のレーシングゼロと比べて ヌルいということですが、
そのホイール、振れ取り可能な金属スポークのホイールで
私が知る限り最強のホイールなんですが・・・。
謙遜ではなく、組み直し後のアサルトですら レーシングゼロには勝てません。

まあ、レーシングゼロのことは ひとまず忘れて
組み直し前の状態よりは はるかに良くする自信はあります。

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組めました。

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エボライトハブ24H 黒半コンペヨンロク組み結線ありです。

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のむラボホイール5号の前輪を組みましたた  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号の前輪を組みましたた。

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エボライトハブ20H CX-RAY反ヌポークラジアル組みですす。

スポークを 60本(3ペア分)用意し、前輪を3本組んでから
余裕があれば 後輪の1本目に手を付けようかと思ってました。
思ってただけです。

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クリスキングのハブでのむラボホイール5号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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先日の続きです。
クリスキングのハブで のむラボホイール5号の後輪を組みました。

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R45ハブ28H 半コンペヨンロク組み結線ありです。

こんな のんびりしたペースでホイールのオーダーが捌けるのか、
と思われそうですが その通りです。
ここ最近はコンポの組み付けなど ホイール以外の仕事を進めていましたが
それも落ち着きつつあります。なんとか巻き返したい・・・。

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ユーラスさん  

お客さんから ユーラスをお預かりしました。
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まずは前輪から。
数千km程度の使用歴だそうですが、お客さんは2番目のオーナーです。
スポークが3本 曲がっていますが、これの修理に関して
スポークを全部換えないといけないとか もう直らないとか
あるいは法外な修理費用を提示されたりして
最初のオーナーが修理を断念したのかもしれません。
これは私が勝手にそう思っているだけではありますが、
実際 そういう話が多いのです。

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明らかに曲がっているのが1本(上の画像)、
ねじれているのが1本、かすかに曲がっているのが1本です。
ねじれているのは 下手くそが修理を試みたからであり、
落車やぶつけたことが原因ではありません。

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スポークを外しました。刻印は「縦4本」です。
お客さんから、修理に際して おしゃれ泥棒をしておいてほしいとのことなので
赤スポークを1本入れますが、
ドミノ移植をすれば黒スポークを3本買ってもらう必要はありません。

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直しました。

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作業前の状態は 曲がっているスポークが混じっているので
暫定センターは見ていませんが、
ほとんど「交換したスポークだけでの調整」で
縦横振れを追い込んだ時点でのセンターずれが この通りなので、
吊るしの状態は センタードンピシャだったのかもしれません。

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センター出しをしました。

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青いテープを貼っているのが新品に交換したスポーク×2、
赤スポークをバルブ穴の隣のリム穴にしたいので
そこから外した黒スポークを修理に充てたのが 白いテープを貼ってあるスポーク、
あと赤スポークの計4ヵ所が 一旦スポークを抜いた箇所です。

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つづいて後輪。
前後ハブとも グリス切れなどはなく、新品と大差ない状態だったので
オーバーホールなどはしていませんが 玉当たりのガタはありました。
とくにリヤハブのほうがひどかったです。

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これはカンパニョーロのホイールですが、
フルクラムの場合 おしゃれ泥棒で赤スポークにしているのは
「バルブ穴直近の左側(後輪は反フリー側)のリム穴」になります。

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それに従うと こうなるわけですが、

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このシャマルウルトラの反フリー側は「縦3本」のスポークです。
実は フリー側は「縦4本」のスポークなので
おしゃれ泥棒を「バルブ穴直近の右側」にすれば
フリー側から外した黒スポークを前輪の修理に使えるので
お客さんが買うスポークを1本減らせる・・・のは 分かっていたのですが
今回は 赤スポークを左側にするという点にこだわりました。

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センタードンピシャ。画像は作業後ですが 作業前もずれていません。
オーナーが変わったので カンパニョーロ用フリーボディを
シマノ11S用フリーボディに交換していますが、
それによるセンターずれは起きませんでした。
画像の時点では まだカンパニョーロ用ですが 交換後に もう一度見ています。

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↑これはリヤリムの CAMPAのAと GNOLOのGの位相ですが、
GNOLOのステッカーのほうが色がくすんでいます。
ステッカーの最外層にある薄いフィルムが剥がれていて、
それがためにホコリを呼んでいるためです。触ると ベタベタします。
これの交換の費用と納期を考えると
換えないほうがいいと思い 今回はそのままにしました。

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↑eurusのe側の端っこ
ここも、フィルムがめくれてきています。

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リヤリムのG3の間のスポークが無い位相ですが、
ここにフックをかけて バイクを留めていた可能性が高いです。

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↑交換したスポーク
リヤ左の「縦3本」は、赤にするために外しただけで曲がってはいません。
リヤ左の補修に使えます。

「縦4本」のスポーク3本の黄色いテープは お客さんのほうで貼っていますが
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明らかに曲がっている(冒頭のやつ)のと
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ねじれているのは ともかく、
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この かすかに曲がっているのは
スポークテンションがかかっている状態で よく気付いたものだと思いました。
振れ取り台にかければ これに起因する かすかな振れで気付きますが、
触診だけで見つけたのであれば すごいです。
念のため 後輪も含めて他のスポークも全数 調べましたが
テープが貼ってある3本以外に異常はありませんでした。

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レーシングゼロ カーボンさん  

お客さんから レーシングゼロカーボンの前輪をお預かりしました。
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新シャフトだいばくはつ案件です。

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決定的にやらかして どーしようもなくなるところまで
事態が進んでいないので、なんとかなります。

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といっても 多少の荒事はしています。
玉当たり調整ナットを取り去るために
左エンドのツバが切れて吹っ飛ぶところまで ドリルがうなっています。

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パーツを交換しました。

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フルクラムにしては ずれているほうです。

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直しました。
なお、「新シャフトだいばくはつ」という表現については
カンパニョーロにジャパンいち詳しい問屋さんから
苦言を呈されていますので、今後の良好な関係を見据えて
この表現で煽ったりなどの行為(→こちら)は控えていきたいと思います。




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新 シ ャ フ ト ☆

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だ い ば く は つ ☆

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オー オオー
新シャフトだいばくはつぅー☆


おうちのかたへ
新シャフトだいばくはつした新シャフトを崇める
とある邪教団の祭祀の様子を ご紹介しただけであり、
煽るなどの意図はありません念のため。

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レーシングゼロ カーボンさん  

お客さんから レーシングゼロカーボンの前輪をお預かりしました。
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買い物袋を前輪に突っ込んだとのことです。
転倒は避けられたということですが、
巻き込みは 本当に危ないので気を付けましょう。

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↑スポークが曲がってます。

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直しました。

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↑交換したスポーク

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レーシングゼロ カーボンさん  

お客さんから レーシングゼロカーボンの後輪をお預かりしました。
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これも、ひとつ前の記事と同じく

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釘のようなものを踏んで 外周側に穴があいています。
内周側まで貫通はしていません。

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穴の位置はいいのですが(←いいんかい)、
ビードフックに ピリッとかすっているのが気になります。
タイヤのビードがかかるフックの内側は無傷でした。

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かなりの硬度まで硬化する接着剤で 穴とクラックを埋めました。
マイクロクラックの伝播さえ避ければ
リムの交換をせず引き続き使えると判断しました。
硬化後は リムテープ無しでも いけると思いますが、
一応 テープ型リムテープを上から貼っています。

ひとつ前の記事の シャマルウルトラと同じような事例ですが、
この手の事例を見るのは初めてではないものの
のむラボ開店以降では3件目です。
1件目は 7900のC24の前輪で、
釘が内側まで貫通していました(記事にはしていない)。
2、3件目はシャマルウルトラとレーシングカーボンですが
これらは日は違うものの 1日違いでお持ち込みされています。

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シャマルウルトラ 2WAY-FITダークラベルさん  

お客さんから シャマルウルトラの後輪をお預かりしました。
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振れほぼ無しです。センターずれが ほんのうっすらあったので直しました。
が、今回の問題は それではなく

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釘のようなものを踏んで リムの外周側に穴があいていることです。
これに起因する横振れや リムのふくらみなどが無いこと
(ほぼ ど真ん中だったのは不幸中の幸いです)、
釘が内周側まで貫通していないことから

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チューブレス用のテープを貼れば大丈夫なんじゃないの、という結論に至りました。
テープを貼る範囲が広いのは、めくれてくるのを防止したかったからですが
もう少しピンポイントで貼ってもよかったかも知れません。
このリムは2WAY-FITですが、チューブレスタイヤも使えそうです。
お客さんは チューブ+WOタイヤで使っていて、これからも そうするとのことですが。

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全然関係ない話ですが、当店にあるチューブラータイヤ伸ばし機
ストレッチャーY(→こちら)に使っている
初代シャマルウルトラのチューブラーリムは

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ニップルの迅速な交換をするために 通常のリムにあるサイズの穴をあけてあります。
これのWOリムも持っていて ときどき組み換えていたのですが、
WOリムは 穴をあけずに使っていました。
WOリムをバラした状態からの組み付け時間が かなり短縮されます。

リムの外周側の穴に比べて、
今回の釘の穴は大きさや貫通した箇所から
リムの交換を要するような問題ではないと判断しました。

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パワータップハブの後輪を組み直しました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから パワータップハブ・オープンプロリムの後輪をお預かりしました。
使っていて不満があるとかいうのではなく、
お客さんの知り合いが 私が組んだホイールを持っていて
それを見て 当店にお持ち込みされたとのことです。

ホイールの組み直し以外の部分でも いろいろとダメだったので
片っ端から直しました。

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32Hハチハチ逆JIS組みです。逆JIS組み!
私のWフリーギヤの後輪も 理由あって逆JIS組みですが、
それ以外では 固定ギヤのピスト(あるいはBMX)で
前後ギヤとチェーンを左側にする「レフトドライブ」以外で
この組み方をする理由はありません。
レフトドライブにする理由は、BMXの場合は 乗り手の癖と競技特性から
必要がある場合もありますが、ピストの場合は単なるファッションです。

スポークは15番のDTコンペティション、
寸法でいうと1.8-1.6-1.8mmです。
14番のコンペティションは2.0-1.8-2.0mm、
あと最近 コンペティションレースというのが出たのですが
これは14番ベースのみで2.0-1.6-2.0mmです。
これについては 寸法による変形しにくさと重量の差、
あとは左右異径組みの際のスポーク比重の左右差などを勘案したときに
半コンペのフリー側に採用するメリットは無いと考えています。
リムブレーキの前輪であれば 全コンペより 全コンペレースのほうが
ちょっと軽いだけ有利、みたいになるとは思います。

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オープンプロで なぜロングニップル(16mm)を使っているのか・・・。
スポーク長さが異常に短いのを隠すためだと思われます。
12mmニップルであれば スポークのねじ山が見えてしまうので。

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↑フリー側
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↑反フリー側
念のため書いておきますが、ニップルを 一切ゆるめていない状態です。
左右で同じ長さのスポークを使う、という横着も しているようですね。
15番のコンペという珍しいスポークを使っているのが素人くさくない、
しかし仕事は よくできた素人さんのそれ以下(比べるのも おこがましいレベル)なので
これは果たしてショップの仕事なのか お客さんに訊いてしまいました。
・・・近所では有名というか ここしかないというショップだそうです。
店名までは訊いていませんが、ひとつの県にプロショップが何軒もある県ではないので
都道府県を書けば特定されかねません。

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リムテープの幅も合っていませんが、(ここまでのと比べれば)瑣末な問題です。
組み直し後に 幅が合うものに交換しました。

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なぜか フリーボディが はまっていません。
オレンジ色のシールが見えていますし、
モリブデングリスのような グレーのペースト状のグリスが漏れ出ています。

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フリーボディを抜いたところ、フリーボディ内側のベアリングの 内輪部分が出てきました。
これはマズい。

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ベアリングの中の鋼球が ガリガリに すりおろされて
その鉄粉がグリスに混じりペースト状になっているのです。
モリブデングリスではなく 粒度の荒いスチールグリスといったところでしょうか。

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洗浄しました。

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汚れていたハブ体も可能な限り きれいにしました。

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↑ノヴァテックの この手のフリーボディの構造は こうなっています。
カンパニョーロでは 内側ベアリングの抜け落ち防止に
スナップリングを採用していますが ノヴァテックの場合はイモネジです。

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↑これです。グリスホールじゃないよ。

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イモネジを外した状態で 内側ベアリングの内輪を叩けば
ベアリングを抜くのは容易です。
あるいは、外側のベアリングを交換するのであれば
フリーボディに指を入れて押せば 中のスペーサーがずれてくれるので
外側のベアリングだけを 叩き出すことも可能です。

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つづいて、外側のベアリングが崩壊した場合ですが
これも 叩きだすことが可能です。
上の図ではスペーサーを残していますが この場合は取り去ります。

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が、内側のベアリングが崩壊して 外輪だけが圧入された状態になっている場合
取り出すすべがありません。工具をかけられる箇所が無いからです。

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↑無理です。

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↑外側のベアリングとスペーサーを抜いた状態

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フリーボディから こぼれ落ちた内側ベアリングの鋼球ですが、
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半球状に なっています。

というわけで フリーボディは新品に交換しました。

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組めました。

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G3ハブ32H 黒半コンペヨンロク組み結線ありで 赤アルミニップルです。

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フリー側
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反フリー側
スポークの長さは ニップルの端面と だいたいツライチです。
オープンプロのリムですが、組む前にガラスの定盤に当てて 反りが無いことと
ブレーキゾーンの摩耗がほぼ無いことを確認したうえで 使い回しています。

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クリスキングのハブでのむラボホイール5号の前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから LWCの88mm高リムで組まれた後輪をお預かりしました。
少なくともリアルな知り合いであれば お客さんが特定できるような
どデカいステッカーが貼ってあるので 配慮さんが配慮しています。

先日のBHのTTバイク、フレームの裏側が写っている画像で
シリアルナンバーが読み取れる形になっているので
お客さんに不利益など起きませんか?というコメントをいただきましたが
あの場合は お客さんではなく
お客さん(一応)なので 配慮さんが仕事をしませんでした。

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リーフハブっぽいハブ24H 黒CX-RAYヨンゼロ組みです。
反フリー側ラジアル組みをやめたいということで、
半コンペヨンロク組み結線ありにします。

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飛び散ったチェーンオイルで ハブ体が油膜まみれなのを洗いました。
で、調べてみると スポーク長さが用意できないことが分かりました。
リム高が高すぎて、コンペの取り扱い最短長さから切っても
14番のねじ山部分が残りません。
スポークヘッド側2.0-1.8-2.0ねじ山側mmのスポークを切って
スポークヘッド側2.0-1.8mmのシングルバテッドになる場合、
1.8mm寸法に15番ねじを切ればいいんじゃないのと思うかもしれませんが
実はバテッド部分は きっちり1.8mmというわけではありません。
売り物以外では したこともありますが・・・やめたほうがいいですね。

フリー側に14番プレーンスポークを使う、つまり 半チャンピであれば組めますが
24Hのディープリムの後輪で半チャンピをすると 異常に硬くなるので
お客さんのほうから希望されない限り やりません。

のむラボホイール3号の後輪でも、本来フロントリム用の20Hで
あえて後輪を組むことが多いのも同じ理由です。
20Hの後輪の場合はヨンロク組みができないので
半コンペではなく 半チャンピにしますが。

とにかく、今日時点で これを組むのは無理ということが確定したので
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近い将来、のむラボホイール5号組みまくり地獄がやってくるのですが
それに片足を突っ込もうと思います。
上の画像では エボライトハブの袋詰めが写っていますが

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クリスキングのハブで組む件の前輪をやりました。

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R45ハブ28H CX-RAYヨンヨンイタリアン組みです。

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7800ハブでのむラボホイール1号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから 7800のリヤハブをお預かりしました。
中古で購入したので オーバーホールを希望ということですが、
店舗ではない個人からの購入なので
ファーストオーナーではないという意味であって

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フランジに組み跡が無く、フリーボディに
スプロケットを取り付けた跡も ありません。
一応は新品なのですが「お客さんが希望してるから」というのとは別に
グリスアップせざるを得ませんでした(後述)。

ハブ体のすき間から 鼻水のように垂れたグリスやオイルが
フランジ穴を ふさぐことがありますが(上の画像)、
普段使っている エボライトハブでも よくあることなので
実はホイールを組むまえに さっと洗っております。

リムは TniのAL27ないしAL300、
32Hハブで ヨンパチ組み結線あり、
スポークはストロング/コンペや チャンピ/CX-RAYなどで
左右異径をいっぱいに取ってほしい、など
まさに「ぼくのかんがえたさいきょうのホイール」的なスペックを ご希望です。

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7800/7900/9000系デュラエースハブのフランジ穴には
ストロングの13番部分が通りません。
これは15番ベースのスポークの首折れリスクを下げるためだと思われます。

心の師匠のところで ハブをオーダーすると、15番ベースのスポークを使う場合は
14番スポークが通らないフランジ穴をあけてくれます。
心の師匠のハブは小径車で使われることが多いのですが、
小径車だと15番プレーンを使うことも多いので
700Cのホイールより そのあたりの気遣いが重要になってくるのでしょう。

これはデュラエースだけの話であって、
同世代のアルテグラ以下のグレードのハブは
13番スポークが 割りとすんなり通ります。

クリスキングのハブでは かなり通しにくいものの、一応 ストロングは通せます。
なのでフランジ穴の径は アルテグラ未満デュラエース以上ということになります。

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↑フランジ外側が13番、内側が14番
なのでフリー側はチャンピオンで確定、反フリー側はCX-RAYにすることにしました。
いわゆる半チャンピです。

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↑カンパニョーロのパクリ

玉当たりの調整にガタは無かったものの、
回転に チリチリとした引っかかり感があります。
そうか こいつ、初期型のAタイプか。
7800のハブには バラ玉ベアリングのAタイプと、
リテーナーベアリングのBタイプがあります。
バラ玉だと 回転中に鋼球同士が ごっつんこするのですが、
グリスがスカスカに抜けていない限りは 気になるほどの感触には現れません。

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で、左玉押しを外すと 鋼球がハブ胴の中にポロポロと落ちこみます。
ワンの内側やハブシャフトに ツバを設けて
その すき間を鋼球の径より小さくすれば 落ちるのを防げますが
(あるいは リテーナーベアリングにする)、
このハブでは そうなっていません。

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グリスで 鋼球をワンに保持させつつ
玉押しを まっすぐ取り付ければ組み立ては可能ですが、
完全に脱脂した状態での組み付けは非常に困難です。
わざわざ そうする理由もないですが。

これが、お客さんの希望にかかわらず グリスアップせざるを得なかった理由です。
ちなみに、画像の状態より さらにグリスをガッツリ充填したので
ハブにガタが出た状態で乗り続ける、というようなことをしない限りは
実質 メンテナンスフリーというくらい ノーメンテで使えるはずです。
シマノの完組みホイールでもそうですが、デュラエースグレードのハブの場合
リムの寿命のほうが 先に来ます。

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組めました。
フヒヒ。第3STいただきました。

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FH-7800 32H 半チャンピヨンパチ組み結線ありです。
超絶に硬いのですが、本当に よろしかったのでしょうか。

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反フリー側のフランジ径が 極端に小さくないので、
32H 8本組みで反ヌポークのスポークヘッドに対する
ヌポークのかぶりは控え目です。
ちなみに スポークの交換は可能です。少なくとも私であれば。

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ニップルは しんちゅう・・・ではなく アルミです。
ホイールを組み切るまでに ニップルのつかみ面をナメさせない自信がある、
または お膳立てができるというのであれば
しんちゅうニップルを使う理由はありません。
これが無理なのは、ニップルとの摺動抵抗が非常に大きいカーボンリムの場合です。
直近では 先日の日石のカーボンリム、フロントリムと微妙に仕様が違う
あのリヤリムは しんちゅうニップルで組みました。

category: のむラボホイール

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7700ハブでのむラボホイール5号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから シマノの7700ハブをお預かりしました。
これで のむラボホイール5号を組むのですが、
玉当たり調整について教えてほしいとのことなので書いておきます。

「ホイールに組まれた(スポークテンションがかかった)状態で
横ガタが無いギリギリゆるいところ」に調整します。
Wナットをかける動作で内側のハブスパナを動かすと
調整が変わるので、それも勘案しないといけません。
ハブ単体で調整すると、ホイールにしたときに調整がゆるみ 時として横ガタが出ます。
回転の軽さを最高に追求するなら、
クイックの締め付けで 玉当たりが かすかにシブくなるので
「ホイールの状態でうっすら横ガタあり、クイックを締めるとちょうど ガタが無くなる」
ように すればいいのですが、その場合 メンテ頻度が増えるのでオススメはしません。

クイック締め付け後に玉当たり調整が出来る構造としては
マヴィックの 6穴中4穴をカニ目レンチでつかんで調整するエンドナット、
というのがありますが 最近はポン当て式も増えてきました。
インスタントドライブのリヤハブだけかと思ったら
キシリウムのフロントハブでも ポン当てがあります。
ベアリングの抜け防止にスナップリングを入れてありましたが。

シマノのハブ単体とペダル軸は、出荷時点の調整が
どういうわけか 神がかっています。
なにか基準があって 玉当たりを調整しているのでしょうが、
とくにペダルは どーやって ああもドンピシャに合わせているのか。
(ちょっと締めると明らかにシブくなり、回転を軽くすると横ガタでパカパカと軸が動く)
ペダル軸の玉当たりを調整するのは たいてい中身が傷んでいる場合であり、
新品をわざわざ触ることは少ないので 余計にそう感じるのかもしれません。

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フロントハブのロゴは やや薄れていますが、

DSC05109amx9.jpg
リヤハブは ほとんど消えていました。
画像の位相にDURA-ACEのロゴが ごくかすかに見えます。

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↑ACEの部分を接写しました。
使っていたかどうか断定はできませんが、
ハブブラシ(通称 ハブ毛)を使うと アルマイトがみるみる薄くなります。
鉄胴のハブ以外では やめたほうがいいでしょう。

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前輪を組みました。

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HB-7700 32H CX-RAYロクロクイタリアン組みです。
スポークが銀CX-RAY(後輪は半コンペ)で
ニップルが銀アルミニップルということ以外は お任せされたのですが、
このハブがラジアル組み禁止であること(私物では やってますが)、
32Hでラジアル組みするとハブ胴が拭きにくくなること(私物は 24Hです)、
フランジの組み跡がロクロクイタリアン組みであったこと、
タンジェント組みのほうがフロントブレーキが利く(※)らしいことなどが理由です。

※クリスキング32Hハブとオープンプロリムの前輪を
ラジアル組み→6本組みに組み直した お客さんがいるのですが
何が変わったのか(ねじれに強い気がするとか、硬くなったとか)訊いたところ
確実に体感レベルで違うと言い切れるのは
「以前よりもブレーキが利く」ということでした。

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後輪も組めました。

DSC05114amx9.jpg
FH-7700 32H 半コンペヨンロク組みです。
結線は あとでやります。
バルブ穴から覗いたハブ胴の位相は、消えかかっているとはいえ
ロゴでドンピシャにしています。

category: のむラボホイール

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BHのTTバイクの外付けバッテリー台座をずらしました  

ドリルがうなる!
DSC05084amx9.jpg
お客さん(一応)のBHのTTフレームですが、外付けバッテリー台座に

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パイオニアの左ペダリングモニターが干渉します。

DSC05088amx9.jpg
BB裏から見ると こんな感じ
(今回の記事は時系列が メチャクチャなので
上の画像では すでに作業後のリベッターナットが付いています)

DSC05086amx9.jpg
バッテリー台座を反転させれば、ペダリングモニターとは干渉しません。
バッテリーを外すときに(レバーが開く向きの関係上)後輪を外す手間と
配線が美しくない点を除けば 一応は解決・・・と思いきや
閉じた状態のレバーが ディスクホイールに干渉するということが判明しました。

よくある手ですが、ペダリングモニターを左右セットで買ったのち
左クランクを 別のバイクに付けて
分割で使用するというのをやろうとしているので
これがために ペダリングモニターを買ったわけではありません。
内灘までの練習と、あと本番で使うだけであり
どうしても取り付かないのであれば
相方の右クランクが付いたバイクに返せばいいのですが、
でも どーしても何とかならんかと 無茶をおっしゃりやがります。

ダウンチューブ下部、BBの前辺りに
新規に台座用の穴を設けようかと提案したのですが
そこはちょっと・・・と言われたので
クランクセットと左BBベアリングと
BB裏のフタ(機械式コンポの場合 ワイヤーリードになる)を外して

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ここだ!という箇所に穴をあけて
DSC05079amx9.jpg
リベットナットを打ち込みました。
新規に設けた第3の穴が内側に寄っているのは わざとです。

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BBの穴に ドリルは貫通していません。
穴の中央に見えるのは フタ(ワイヤーリード)を留めるためのねじ穴です。

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BB裏ですが、機械式コンポの場合に
ワイヤーリードを付ける都合上 内側に凹んでいます。
電動コンポでフタを取り付ける場合は
フレームと だいたいツライチになるように フタの裏側が突き出しています。
で、凹みの横に 第3の穴をあけるわけですが
ここがどの程度 空洞なのかを調べるのに 時間がかかりました。

DSC05104amx9.jpg
カシメる前のリベットナットがBB穴の外側に突き当たらないこと、
第3の穴までフレームの平面が続いていることなど
たまたま条件が良かったので ドリルがうなりました。

DSC05083amx9.jpg
第3の穴を使ってバッテリー台座を前方に移動させました。

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干渉しなくなりました。

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ペダリングモニター用のマグネットがスレスレ気味ながら
干渉はしないのも、事前に確認しています。
ここに付かなければダウンチューブかシートチューブに付ければいいのですが、
すっきりとした外観には なりません。
ちなみに このマグネット、2個1セットでの販売単位ですが
当店では バラ売りをしています。

やらかした人も多いかと思いますが このマグネット、
両面テープをしっかり貼ってから剥がすと
2枚組のティッシュが分かれるように
まず表層だけめくれてしまうので 再使用は不可です。
マグネットの位置決めや仮止めは 慎重にしましょう。

category: ドリルがうなる!

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アサルトチューブレスの後輪を組み直しました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから レイノルズのアサルトの後輪をお預かりしました。
不自然なまでにセンタードンピシャ、あと吊るしにしては 張ってある、
あとニップルが2つほどDTの12mm黒アルミニップルに・・・
これ 私が以前に点検したやつだ!

レイノルズの後輪ですが、反フリー側のニップルに
ゆるみが出る事例が 非常に多く
今回の後輪では ゆるんだ箇所の対処だけをしていましたが、
全バラしして 付属のニップルを洗浄 もしくはDTに交換したうえで
ねじ止め剤など駆使すれば ゆるみは治まります。

でも、そこまでするなら リヤハブとスポークを交換して
半コンペで組み直したほうがいいよね、となることも あります。

お客さんからは どーしてもヌルいとか シュータッチするとか
とくには聞いていませんが、組み直しをご希望です。

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先日 組み直したのはチューブラー、今回はチューブレスです。

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組めました。

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エボライトハブ24H 黒半コンペヨンロク組みです。
結線は あとでやります。

category: のむラボ日記

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RR411dbリムで後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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昨日の続きです。

DSC05068amx9.jpg
RR411ですが、チューブレスレディリムではあるものの
ハンプ(ビードを保持する突起)は ありません。
外周側のリム穴の穴振りが大きいので、ハンプを設けても
リム穴で切れてしまいますが。

リムのモデル名の前にある「RR」ですが、これはロードレーシングという意味です。
「R」だけのモデルもありますが こちらはロードという意味、
何が違うのかというと RRは片ハトメリムで Rはハトメ無しリムとなっていました。
なっていました、と 過去形なのは
現行モデルは全てハトメ無しリムとなっているからです。
が、RRとRで 明確な仕様差があります。

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RRリムにはPHR(プロ ヘッド レインフォースメント システム)という
専用のニップルとワッシャーを必ず使うこと、となっています。
無視されているシステムさんかわいそう(PHRSではない)。

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このワッシャーがハトメ的な仕事をするので
これを使うリムをRRとしています。
現行のDTのリムには 3つのカテゴリーがあり、それを列挙すると
パフォーマンス RR411 RR511 R460
エンデュランス RR421 RR521 R470
クロスロード  R500
と なっていますが
RRはハトメ無し+PHR、Rはハトメ無しという仕様で 例外はありません。

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責任者 い・・・妹・・・。

DSC05069amx9.jpg
こちらは専用ニップルですが、ENVEと同じく14番の専用ニップルなので
15番ベースのスポークでは ホイールが組めません
(ちなみにENVEは ニップルとブレーキシューに純正品を使っていることを
ワランティ適用の条件にしています)。

RR411リムの穴数は 20・24・28・32Hの展開ですが
「32Hリムに20H用のPHRキットが付属しているので
数が足りずホイールが組めない」というようなミスを避けるためか
リムの穴数に関係なく 32H+予備の分として
ニップルもワッシャーも34個入りが付属しています。
ニップルの袋にPro Loとあるのは ねじ止め剤をニップルに充填している
プロロックニップルという仕様を意味していますが、
私にとっては ありがた迷惑です。ありがたいという人もいるかもしれませんが。
ニップルの長さは15mmということになっていますが、

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外周側からつかむプロヘッド(←DTの商標)ニップルの
工具のつかみしろで3mm伸びているだけで
実効長さは12mmニップルと同じです。

それ以外の違いとして、スフェリカルニップルであるので
DTの普通の12mmニップル(品番30-008)とは違い
ニップルとリム(ワッシャー)との摺動面が 丸くなっています。
(sphere(球体)をカタカナ表記するときは スフィアとするのが一般的だと思いますが
spherical(球状の)となると スフェリカルベアリングというのがあり
こちらをスフィリカルと表記することは あまり無いので 今回はスフェリカルとしました)

DSC05043msn2.jpg
これがですね、リムとワッシャーとの関係は
わりときれいに面当たりになっているのですが、
ワッシャーとニップルとの関係は点当たりになっている感触があり
ニップルの回転の感触が ザリザリとしていて重いです。
もちろん、摺動面の抵抗を減らすような注油などをしたうえでの話です。
スフェリカルじゃないニップルのほうが
ワッシャーとの相性が良いような気がしてきました。

DSC05070amx9.jpg
プロヘッドの加工精度も 非常によろしくないです。
とくに良くない個体を集めているのは否定しませんが、
たかが34個中の6個が これです。

これらの問題、組み手には深刻ですが 乗り手には関係ない点は救いです。

DSC05071amx9.jpg
組めました。

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FH-RS770ハブ28H 半コンペヨンロクJIS組み結線ありです。
後輪を触っていて思ったのですが
昨日の前輪、結線が不要な気がしてきました。

RR411dbリムですが、リムの実測重量が408gほど、
専用ワッシャーが28個で8gほどなので
スタンズのアイアンクロス(385g・廃版)ほどには軽くないものの
ポストアイアンクロスとして どーでしょう、と お客さんに提案されたのが
これを組むことになった発端です。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール5号の前輪を組みましたがバックオーダーには関係ありません  

私はこれまで 左右異径組みでスポークテンションの左右差が是正される、
という表現をしてきましたが それについてコメントをいただきました。
「異径組をした時にテンションが変わるというのは完全に間違っているとおもいます。
テンション両側で釣り合っているので片側だけ変わりようがないのです。」
とのことです。
はい、実は これそのものは正しいです。

それとは別に
「第なんとかテンションという勝手な定義もやめてほしいです。」
とありましたが これはそういうわけにはいきません。

今日は そのあたりのことについて書きます。
DSC05050amx9.jpg
今日もホイー(以下略)。に関してノーカウントな
のむラボホイール5号の前輪を組みました。

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リムに はじめから傷があるので売り物にはなりません。
きれいに削って売り物ではないホイールに 後日 組み換える予定はあります。

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ブラッックハブ20H 全チャンピ反ヌポークラジアル組みで、
わざわざ書くことでもないですが 縦横振れをキッチリ追い込み
センタードンピシャです。
で、全チャンピではありますが

DSC05053amx9.jpg
DSC05054amx9.jpg
片側を14番プレーン、もう片側を15番プレーンで組んでいます。

DSC05063amx9.jpg
私はテンションメーターに出る数値を 第1スポークテンション、
それを換算表に落とし込んだ一般的な意味でのスポークテンションを
第2スポークテンションと呼んでいますが、
これは他人に押しつけているわけではないので
嫌だというなら 私のいうところの第2STだけを「スポークテンション」と呼んで
それで把握できる範囲でのみ ホイールを組んだり 評価したりすればいいのです。
誰かに やめろと言われる筋合いはありません。

第1STもスポークテンションの多寡で変わる数値には違いないので
私は スポークテンションの一種として扱っていて、
それを基に第2STが分かるので(第2STのほうが後)
一般的な意味のスポークテンションを2番目にしています。

DSC05055amx9.jpg
先ほどのホイール、第2STが1000N付近になるように組みました。
14番プレーンと15番プレーンにしたのは
ホーザンのテンションメーターの換算表を そのまま使えるようにするためです。
1000Nのときの ホーザンでの第1ST(H1ST)は
14番で130、15番で116となっています。

DSC05058amx9.jpg
同様に、DTのテンションメーターでの第1ST(D1ST)も調べます。
横に3行あるうちの左が15番、真ん中が14番ですが

DSC05059amx9.jpg
第2ST 1000N近辺の数値は このようになっています。

ホーザンの換算表は1000Nの次が1300Nとなっていて
実用上 問題がある程度には開いているので、
D1STで 1100Nや1200Nに相当するときのH1STを別に調べてあります。
私にとってはDTのテンションメーターが いわゆる「原器」で、
ホーザンは日常使い用です。
DTのほうが(なにせスポークメーカーなので)
いろんなバテッドスポークに対して換算表が個別にありますが、
工具としての使用感はホーザンのほうが簡便です。

DSC05057amx9.jpg
スポークテンション(←これは第1も第2も)に多少のバラつきがあるものの
14番側で H1STが ほぼ130のスポークを見つけました。
これのD1STは2.19になるはずですが、

DSC05060amx9.jpg
2.16でした。誤差の範囲です。
ホーザンの換算表では第1STから第2STへの変換は
13・14・15番プレーンの3種類だけに限られますので、
コンペティションやCX-RAY(エアロライトと同じと見做す)などの場合は
それらのD1STから調べ上げたH1STでの換算表を作る必要があります。

14番側がH1STとD1STで1000Nと判定されるということは、
15番側はH1STで116近辺、D1STで1.77近辺になるはずですが
DSC05056amx9.jpg
DSC05062amx9.jpg
だいたいそれぐらいになるスポークを
バラつきの中から恣意的に探しました。

これから分かることは、左右異径組みをしたときに
第2STは変わらない ということです。
が、スポークの断面積が違うので 変形しにくさは異なります。
スポークの変形しにくさは第2STだけで決まるものではなく、
断面積(番手・スポーク比重)も関係しているからです。
それを なるべく数値化して把握したいと思って考えたのが
第3STであり、これはメシノタネコードなので詳しく書くことはありません。
私の、ホイールに組み付けられたスポークの評価基準は 実は第3STであり、
第3STの数値と 私または他人が組んだ手組みホイールや
完組みホイールの世間的な評価は だいたい合致するので
それを基に オチョコがあるホイールのスポークの番手や
組み方を決めるようにしています。
なので、オチョコのあるハブでの左右異径組みで
スポークテンションの左右差が是正されるという
表現をしたのは、第2STではなく 第3STです。その点は申し訳ありません。
実は過去にも 第3STの意味でスポークテンションという
単語を使っている箇所はあります。

リムが規定している限界指定テンションは 第2STですが、
第2STだけでホイールを考えると
「チャンピオンとレボリューションでそれぞれ組まれた
スポークテンション1000Nのラジアル組みの前輪の硬さは、
スポークテンションが同じなので どちらも一緒」という
勘違いをすることにも なりかねません。もちろん、そんなことはありません。


つづいて「第なんとかテンションという勝手な定義もやめてほしいです」について。
知るかボケ。お前が使わんかったら ええだけやろ。
と言うだけでは あれなので 第1STの考え方なくして組めないホイールの例を挙げます。
DSC05064amx9.jpg
DSC05065amx9.jpg
カンパニョーロのアルミスポークのホイールですが、
当初は上にあるような資料が手に入らなかったので
「吊るしの後輪のフリー側でH1STが240に達しているものは ほとんど無く、
張っている個体の張っている位相で 235近辺」ということだけしか
分かっていなかったので リムの交換や増し締めの際には
それを基準にしていました。
現在では、リヤ右で D1STを1.75上限で組めばよい
ということが分かっています(でも H1STで235、のほうを採用していますが)。
ちなみに、アルミスポークは 第3STでは非常に高い評価となります。

DSC05192amx6.jpg
↑これはローヴァルのホイールのインスペクションシートですが、
画像の一番下の0.41などとあるのが 後輪のスポークテンションです。
で、これは第2STではなく D1STです。
確かに、同じスペックのホイールを大量に組むのであれば
換算表と見比べる必要が無い第1STのほうを基準にしたほうが簡便です
(これは のむラボホイールにも言えることですが)。

あと、ホイール組みをする素人さんで
パークツールのテンションメーターを使っている人が多いと思いますが、
何本か組んで慣れてくると 換算表を見ずに
P1ST(パークツールのテンションメーターの第1ST)が
基準になってしまうという人も多いのではないでしょうか。


冒頭のようなコメントをいただく際に
「あんたは物理の基本すら分かってない」とか
「物理が分かる人には笑われるだけ」
ということを言われたりすることもあるのですが、
では その物理の基本とやらに則って
世に問えるだけのホイールを実際に組み上げた例があるかというと、
私の知る限り ありません(本当に無いんだわ これが)。
実践が伴っていなければ「学者バカのタワゴト」に過ぎないのです。
もし出来るっていうなら、どーぞ ホイールを組んだうえで
これは アホののむラボが組むより優れたホイールだと おっしゃってくださいませ。

私は ZIPPやレイノルズやシマノの後輪を のむラボメソッドで組み直して
「前より悪くなった」と言われたことは無いですし、
組み直しの結果 シュータッチなどが起きなくなったということも多々ありますが、
例えばその 私が組み直したレイノルズの後輪を
さらに組み直して 体感レベルで違いが分かるだけの差を得られるような、
そういうホイール組みが出来るのかどうかという話です。

あと、ZIPP・レイノルズ・シマノあたりの後輪は
物理の基本すらわかっていない私の考えにすら劣った設計なわけですね。
このことは実践によって証明されています。

私なりに 現状の のむラボホイールを超えるようなアイデアが
無いわけでは無いのですが、それで おもにやりたいことは
「ハブの寸法を自在に決める」という メーカーでないと手出しできない部分になります。
が、カンパニョーロとフルクラム・ライトウェイトなどで
すでに それらを(それぞれ形は違いますが)実践していて、
手組みホイールでは出来ない領分に 突っ込んだホイールを出しています。
(次点でマヴィック・コリマなど。それ以外のメーカーは だいたい
ストレートスポークで組んである以外は 手組みホイールとほぼ同じです。
これはホイールの理屈の話であって、
ENVE・ZIPP・レイノルズなどはリム屋さんなので リムは非常に優秀です。)
ボーラワンが5万円くらいで入手できるなら
のむラボホイールを組む必要は無いかもしれません。


あと 具体的な話を ここには書かないものの、お客さんに
「のむラボホイール○号と すでに持っていた××の完組みホイールでは
どっちが走りますか、平地では?登りでは?かかりがいいのは?」
と よく訊くのですが、これは第3STのためのデータ集めです。フヒヒ。

category: スポークテンションの話

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RR411dbリムで前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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DTのRR411dbというリムでホイールを組みます。
まずは 前輪から。

DSC05029msn2.jpg
RR411には、ブレーキゾーンの仕上げありのリムブレーキ仕様と
仕上げ無しのディスクブレーキ仕様があります。
リムブレーキ仕様には、さらに 非オフセット仕様と
アシンメトリック(オフセットリム)仕様があります。

ディスクブレーキ仕様の場合、
前輪にはディスク台座ぶんのオチョコがあるので
後輪とはオフセットの向きを左右逆にすることで
オフセットリムを使う有意な事情があるからか
アシンメトリックモデルしか出ていません。

モデル名にある411というのは本来 公称重量を意味していましたが、
RR411dbの公称重量は410gです。
そこは411gでいいだろ!とツッコミそうになりますが
リムブレーキ仕様だと435gなので さらに乖離しています。

DSC05030msn2.jpg
公称のリム幅は RR411で21mm、RR411dbで22mmとのことですが
どう測っても 22mmはありません。
最も広い部分で21.4mmほど、
そこから外周に渡って かすかに絞られる感じとなり
リムの最外周部では20.5mmくらいになっています。

普段ホイールを組むのに リム幅を意識することはありませんが、
今回の前輪の場合は そうもいきません。

DSC05031msn2.jpg
オチョコ無しのフロントハブと 非オフセットリムでは、
左右のスポークの角度が同じになります。
なので 左右異径異本組みなどをする必要がありません。

上の図で 105のハブのフランジ幅を書いていますが
これはデュラエースとアルテグラにハブが無いので 105になったためで、
105ハブにした恣意的な理由はありません。
フランジ幅71.6mm、左右とも35.8mmです。
この35.8mmというのは あとでちょっとだけ出てきます。

DSC05032msn2.jpg
今回は シマノのスルーアクスルディスクハブのRS770で前輪を組みますが、
ディスク台座のあるハブなのでオチョコがあります。
現行のシマノの資料では フランジ幅59.6mmで オフセット量が6mm、
という面倒な表現をしているので 計算しないといけません。

DSC05033msn2.jpg
その計算式は、59.6の半分の29.8に
オフセット量をプラスマイナスするというものです。
これによってオーバーロックナット寸法の中心から
右側35.8mm、左側23.8mmという結果が得られます。
昔のシマノのカタログでは この計算結果の数値そのものが
載っていたのですが、最近では フランジ幅とオフセット量になっています。
右側が35.8mmということは、
RS770はシマノの非ディスクフロントハブから
単に左の台座ぶんだけ フランジ幅を詰めた設計だということになります。

DSC05034msn2.jpg
オフセット量というのは 上の図の6mmのことになります。

で、ここまでは リムが非オフセットリムで描いてありますが、
DSC05037msn2.jpg
これがオフセットリムであった場合、
ハブのオフセット量を詰める形で リムがオフセットしています。
RR411dbのリム穴には穴振りがあるので
その左右の平均をリム穴の位置だとして
どの程度ずらしてあるのか調べたところ

DSC05038msn2.jpg
リムが約21mmだとして 13mmと8mmといったところでした。
この場合のオフセット量は2.5mmとなりますが、
計測の精度がやや怪しいので 2mm以上3mm未満は確実、
という程度で考えます。

DSC05039msn2.jpg
これにより、実際のオフセット量は6mmから 3mm強となりました。
ここで問題なのが、どこまで左右異径異本組みを盛り込むかということです。
半コンペヨンロク組みをすると、おそらく反ローター側のほうが高テンションになります
(リムの限界テンションを管理するのが 反ローター側になるだけのことですが)。

半コンペ(左右異径組み)とヨンロク組み(左右異本組み)では
前者のほうが是正度が大きいのですが、
最近はCX75ハブやRS770ハブで前輪を組むときは
半コンペを採用することが多いです。
オフセット量6mmで 左右異径異本組みを採用していたわけですが、
デュラエーストラックのリヤハブで片ねじ切りオチョコありの場合
スモールフランジのHB-7710では オフセット量が2.75mm、
ラージフランジのHB-7600では 5.25mmです。
これらの場合は 左右同径同本組みをしていました。
HB-7600については左右同径同本組みで
左側のみ結線したいなーと思ったこともあるのですが、
競技の特性上 それをやるくらいなら両側とも結線を求められることから
左右とも結線無し、または結線ありしか したことがありません。

うーん難しい。反ローター側のほうが高テンションになるのは
多少は かまわないものの、あまりに差があるのは さすがにマズイ。
ここで思い出されるのは、是正度が非常に大きい左右異数組みで
ディスクブレーキの前輪を作りつつ、反ローター側のテンションを下げるために
むしろ 少スポーク側のスポーク比重を大きくした ゾンダDBのことです。
私が ゾンダDBの設計者であったなら逆異径組みをしただろうか。
この前輪を どう組むのかというのも、要素の大小が違うだけで同じ問題です。

DSC05044msn2.jpg
組めました。

DSC05046msn2.jpg
HB-RS770 全CX-RAYロクヨン逆イタリアン組みです。
結線は あとでやります。

半コンペは ビビッて避けました。これが正解かどうかは不明ですが、
めっちゃ悩んだ結果ではあります。

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リムのふちギリギリにステッカーを貼るなと言ってるだろうが!

DTのリムは、ステッカーの糊が弱く 端がふんわりとめくれてきて
お好み焼きの上の鰹節みたいになったりしますが、
このステッカーは 今までのリムとは違う感じです。
ステッカーがめくれてくる原因の大きな部分に
ブレーキ熱が関係していると思われるので、
それが起こらないディスクブレーキだと より めくれにくくなるはずです。

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カンパニョーロの手組み用のリムと同じく、
バルブ穴に対するステッカーの位相が

DSC05049msn2.jpg
リムの左右で90°ずれています。
通常は これが前後輪で合うように組むわけですが、
リムブレーキで リヤリムがオフセットリムの場合
フロントリムはリヤリムに合わせる必要があります
(先に前輪を組んで間違っていれば組み直し、
ラジアル組みで フロントハブに印字などが無ければ ひっくり返せばOK)。
これがディスクハブの場合だと オフセットリムのリム穴が寄っているのが
前輪は右側、後輪は左側となるので
バルブ穴とステッカーの位相の関係は 前後輪で絶対に合いません。

category: のむラボ日記

tb: 0   cm: 1

24Hの前輪を後輪に組み換えました  

お客さんから、つい先日 組んだ前輪をお預かりしました。
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エボライトハブ24H 黒CX-RAY反ヌポークラジアル組みの前輪ですが、
あれです、あれ、

DSC05006amx9.jpg
バルブ穴以外に 外周側に穴が無いという 例のリムです。
これと同じメーカー 同じリム高(でも外周側にリム穴がある)の
20Hの銀スポークの前輪を入手したので、
これを24Hの銀スポークの後輪に組み直してほしいという無茶振りをされました。

「リムのお引っ越し」を、
ヤドカリが背負っている貝を変えるのに例えるとするなら
今回の件は ハブとスポークの交換、
つまり どこからか 別のヤドカリの中身がやってきて
貝を強奪するようなものです。

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リヤハブ「うおおおお このリムは俺たちの場所だあああ」

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フロントハブ「うわあああ 乗っ取られるうう」

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フロントハブ「負けるかあああっ」
↑なんで押し返しとんねん
時系列をいじった寒い茶番です 気にしないでください。

こういう工程になるのは ブログ映えする画像を撮りたかったから・・・ではなく
リムの中にニップルを落とさずに ハブとスポークを移す都合上からです。

DSC05013amx9.jpg
組めました。
DSC05014amx9.jpg
エボライトハブ24H 半コンペヨンロク組み結線ありです。

category: のむラボ日記

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日石のカーボンリムのホイールを組み直しました(後編)  

ようやく組める条件が整いました。
DSC05020amx9.jpg
日石のカーボンリムで後輪を組みました。

DSC05021amx9.jpg
エボライトハブ28H 半コンペヨンロク組みです。
結線は あとでやります。

category: のむラボ日記

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ENVEの25リムの後輪を組み直しました  

今日もホイー(以下略)。
DSC04992amx9.jpg
お客さんから ENVEの25リムで組まれた前後輪をお預かりしました。
前後輪ともテンションがヌルく、経年使用でタレたとしても考えにくいほどであったので
元々の組み手が ヌルく組む主義なのか ビビって張れないヘタレなのか
とにかく ふんわり組んでありました。
前輪は 振れ取りとは別の増し締めをしていますが、
全てのニップルを1周以上 締めています。

DSC04993amx9.jpg
後輪はエボライトハブ24H 全黒CX-RAYヨンゼロ組みです。

DSC04994amx9.jpg
フリー側のスポーク長さが 長すぎる気がする・・・。

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ほとんど1周に渡ってニップルをゆるめることで リムから出した、
一切ゆるめていないニップルです。
もし前輪のスポーク長さが これと同じような感じであったなら、
そのままでの増し締めは無理でした。
タイヤはチューベラーテープで張ってありましたが
リムセメントのようなものが ニップルに付着しています。
で、触ったら これ、グリスでした。スポークのねじ山にも回ってるやんけ。
ニップルは再使用しますが、超音波洗浄と脱脂を かなり入念にしています。

DSC04999amx9.jpg
このリム、横ENVE(後述します)なのですが
シリアルナンバーが7桁なので かなり後のほうのモデルだと思われます。
最終ロットの25の公称重量は250gですが、
DSC05002amx9.jpg
実測重量は こうでした。
リムにある 25-24とは「モデル名が25、穴数が24H」という意味ですが
45や65の場合、モデル名の部分が1.45や1.65となっています。

DSC05019amx9.jpg
↑これ
45や65には レギュラーモデルの「1」より あえて重くした
頑丈さがウリの「2」というモデルがあり、
シクロクロス用および高体重ライダー向けとして出ていましたが
これらの場合 リムの印字は2.45や2.65となります。

なにが言いたいのかというと、
25には「2.25」というモデルは存在しないということです。
なので 最後期版の25のモデル名も「25」であり、「1.25」ではありません。
つまり 今回のリムは、公称250gのリムの個体差レベルの問題だということです。

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DSC05018amx9.jpg
EDGE~ENVEの25は ステッカーの見た目で3種類に分けられます。
上の画像にあるのは 最初期の斜めEDGE、つづいて横EDGE、
それから ブランド名がENVEに変わって横ENVEとなります。
横EDGEは(→こちら)の後輪、ちなみに前輪は斜めEDGEです。

公称重量ですが、斜めEDGEが195g、
横EDGEが初期は195g 後期は215g、
横ENVEが初期は215g 後期は250gとなります。

DSC05000amx9.jpg
で、当店の秘蔵在庫として横ENVEの25の20Hリムがあるのですが、
おかしなことにシリアルナンバーが5桁と 非常に若くなっています。
これはENVEの以前の問屋さんの最終在庫、
正真正銘の最後の1本なのですが
先入先出を徹底していれば 5桁のリムが残ることはありえません。
おそらくは 先入先出とは関係なく、
倉庫の片隅でひっそりと棚卸を避けるレベルで隠れていたものが
何かの事情で出てきたのだと思いますが、
これ、そもそも横ENVEですら無いと思われます。
バルブ穴周りにあるはずのステッカーが なぜか貼ってありません。
横ENVEのステッカーは入手可能なので、
斜めEDGEや 横EDGEの初期ロットを
横ENVEに貼りかえたものだと考えられます。
悪い言い方をすれば「偽装」になりますが、
偽装したのは問屋さんではなく メーカーのような気がします。
メーカーであれば「何かの拍子で見つかったリム、EDGEのままじゃ出せないから
ENVEに貼りかえたれ」ということが ありえます。
問屋さんが 手間をかけて それをする理由はありません。

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お前のような横ENVEがいるか!!
拳王の手下だな

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↑画像奥が281gの25、手前が194gの25です。
厚みが全然 違うがな。
194gのほうは カットサンプルで持っている斜めEDGEと同程度の厚みです。
だって 重量も同程度だもん。

このリムは そのうち300g台前半の吊るしの前輪を組む予定です。
持って軽いだけを追求するなら サピムのCXスーパーを使えばいのですが、
EDGE/ENVEの専用ニップルは14番ねじ、CXスーパーは15番ねじなことと
総合的な性能を勘案するとCX-RAYのほうが良い気がするので
おそらくは黒CX-RAYで組みます。

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組めました。

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エボライトハブ(組み換え前と同じもの)24H 黒半コンペヨンロク組み結線ありです。
今回の25は、明らかに組みやすかったです。
ビビらずにスルスルとテンションが上げられました。

category: のむラボ日記

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アサルトチューブラーの後輪を組み直しました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから レイノルズのアサルトの後輪をお預かりしました。

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チューブレスではなくチューブラー仕様で、
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カンパニョーロ用フリーボディが どう見ても未使用ですが、
これは以前に(→こちら)で書いた 79999円(1ペア限り)を買ったもので、
最初から私に組み直しさせるつもりで買っているので
元のリヤハブの規格は どーでもいいはずです。
前輪と リヤリムのセットだと考えても たしかに安いですな。

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組めました。
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エボライトハブ24H 黒半コンペヨンロク組みです。
結線は あとでやります。

category: のむラボ日記

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アタックだけ使う  

のむラボホイールのお渡しを、乗って来られたバイクに付けて
ちょうど 靴を履きかえるかのようにすることがありますが、
なぜか 元のホイールを取りに来られない方が 最近多くて
店内に溜まってきております。取りに来ておくんなはれ。
DSC04885amx9.jpg
↑画像のアクシウムはそーゆー経緯のものですが
日が浅いので 吊るし上げではありません。
それと、この記事を書くのに画像を撮る許可も もらっています。
アクシウムに付いているのはシュワルベのルガーノ、
私物の のむラボホイール5号についているのは
コンチネンタルのアタックIIIです。

コンチネンタルのアタック&フォースというタイヤですが、
フロント専用のアタックと リヤ専用のフォースに分かれており
抱き合わ・・・セット販売もあるものの 単品売りもしています。
トレッドパターンとタイヤ幅が前後で違い、
アタック&フォースIIのときはアタックが22C、フォースが24Cでしたが
IIIになった現行品ではアタックが23C、フォースが25Cとなりました。

アタックIIの22Cを前輪に、
グランプリ4000SIIの23Cを後輪に履くのが好きだったのですが
廃版になったものは仕方がありません、
現状は フロントタイヤに アタックIIIの23Cを履いています。

それはいいのですが、
アタックIIIはアタックIIからトレッドパターンも変わっています。

DSC04886amx9.jpg
↑画像上がルガーノ、下がアタックIIIですが、
水切りの理屈からしてどちらも画像右側が進行方向・・・ではなく
アタックIIIは左側がメーカー指定の進行方向になります。
逆のような気がするのですが、マヴィックのフロントタイヤと同じく
「メーカーがそう言ってるんだから 従っておくか」と思い
あえて逆履きにはしていません。
しかし もしタイヤサイドに指定の矢印が無ければ
「間違って」使っていた可能性が高いです。

category: その他 機材の話

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エルゴパワーV3のレバーを交換しましたのおまけの続き  

ようやく 回収できる。
DSC04914amx9.jpg
以前に、エルゴパワーV3の話を書きましたが(→こちら
それの 最後のおまけの話で
「メーカーの展開図にあるのは 右エルゴパワーの構造であって
左エルゴパワーの中身は展開図と違う」ということを書きました。
これについてはその通りだというコメントを すでにいただいていますし、
調べておきますと言っておきながら そもそも答えも知っていたのですが
サンツアーの 御コマンドシフタ-(※)と絡めて書きたかったので
続きを書くのが遅れました。

※丁寧にも「御」を付ける理由は不明です

で、家じゅう探せば コマンドシフタ-のひとつやふたつ出てきそうではあるものの
知り合いに頼んで 持って来てもらったほうが早そうなので
撮影用に借りたのが 上の画像のものです。

DSC04915amx9.jpg
右レバーは 7Sまたは8Sまたはフリクションに 切り換え可能になっています。
左レバーは、バネの先の鋼球が歯車に押し当たることで
フロントメカの戻りバネの力に負けなくしてある
「パワーラチェット」という構造の フリクションですが、
スギノ75のWレバーや ヨシガイが現行で出している各種Wレバーも
全く同じ構造になっています。
ちなみに私は スギノ75、オフメガ ミストラル、モドロ クロノスの
3大カーボン製Wレバー(勝手に認定)を持っていますが
そんなん書くとまた長くなるので 今回は割愛。

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コマンドシフタ-をバラしました。
DSC04917amx9.jpg
↑この鋼球が
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クリックリングの穴に パチパチと はまることで 変速を決めています。
スプロケットの間隔が一定(※)なのに対し穴の間隔は一定ではなく、
とくにトップギヤとセカンドギヤの間が 他よりも開いていますが
これは現行のコンポのリヤ変速でも同様です。

※ロックリングをスプロケットにすることで
ギヤが1速増える、というパーツがあり
その手のスプロケットの場合は 工具の締め具合で
厳密にはギヤ位置と歯先の位相が変わります・・・が 微々たるものです。

このクリックリング、シマノ9Sやカンパニョーロ10Sなどに対応する位置に
穴を設けたものを作れば コマンドシフターを さらに多段化できます。
心の師匠のところでも それを販売していますが
半穴をあけるのが面倒なのか 摩耗に強くするためか 貫通穴にしてあります。
11S用は、穴と穴の間隔が詰まりすぎるので 作っていないと言っていました。

DSC04920amx9.jpg
で、本題のレコードV3左レバーですが
DSC04921amx9.jpg
バラしました。
DSC04922amx9.jpg
こいつを パカッと開けると
DSC04924amx9.jpg
コマンドシフターやんけ!というのを書きたかったのですが
コマンドシフターの中身を 先に明示しておかないとダメだと思った次第です。
シマノの場合、フロントの位置決めは トリムのぶんまで キッチリ決めていますが
カンパニョーロでは この7つの位置のうち
フロントメカの羽根とチェーンがカリカリと接触しないところを
テキトーに探してちょ、となっています。
実は、社外品のクランクに対する冗長性は
こちらのほうが優れているのですが。

category: その他 機材の話

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なんかホイール組めや  

今日もホイー(以下略)。
DSC04947amx9.jpg
のむラボホイール5号の前輪を組みました。

DSC04948amx9.jpg
エボライトハブ20H CX-RAY反ヌポークラジアル組みで

DSC04949amx9.jpg
青アルミニップルです。
リムに使用感がありますが、のむラボホイール5号の前輪を
明文化されていないワランティを適用して 組み直したもので、
お客さんの前で作業しています。
リム以外の全てのパーツを一新、
もし リムをガラスの定盤にかけて反っているようであれば
リムも交換するつもりでしたが、リムは使い回せました。
完全に リム単体の状態から組んでいますが
今日もホイー(以下略)的には ノーカウントになります(どーでもいい自分ルール)。

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DSC04951amx9.jpg
先日の 日石のカーボンホイールの続きをやります。

DSC04952amx9.jpg
アカマツ・システマ リヤハブですが、
フリーボディはシマノのものを使っていて ハブ体部分などを自作してあります。

シマノのフリーボディを そのまま使ったリヤハブの例としては、
DSC04953amx9.jpg
今回の システマハブ、
DSC00314amx8.jpg
HEDのディスクホイール、
DSC04866amx3.jpg
TNTのハブ、
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スピナジーのREV-Xなどがあります。

フリーボディをシマノから買って付けている理由は、
フリーボディを自作するコストを考えるとこうしたほうがいいからだと
昔 心の師匠から聞きましたが
現在では システマハブはフロントしか作っていません。
それの理由も訊いたのですが
「リヤハブは シマノのハブを普通に買ったほうがいいから」ということでした。

これは私の推測ですが、7800系のリヤハブが
ポールスプリング式(カンパニョーロのパクリ)となり
一旦 伝統的シマノハブの構造で無くなったことも
関係しているのではないかと思います。
7900系と9000系では再び シマノ式フリーハブに戻りましたが、
スプラインの違い(→こちら)により互換性はありません。
さらに、R9100系にはリヤハブが無いので
普通にシマノハブを買うことも 出来なくなりつつあります。

DSC04954amx9.jpg
DSC04956amx9.jpg
28H 全レボヨンヨンJIS組み左右とも結線ありです。
JIS組みにしている理由は分かりません。
仮に この結線が「結びの結線」であった場合、
最終交差に鋼線を巻く向きが 左右とも同じになるという利点(?)はあります。

いま私がやっている「結びの結線バージョン4」の場合、
「イタリアン組みの反フリー側の最終交差の重なり」に対しては
手が覚えているので 鋼線の結びがスムーズにできますが
(ディスクフロントハブの逆イタリアン組みの反ローター側も同様)、
この「イタリアン/JIS組みの右側&JIS組みの左側」の結びは
全ての所作が 鏡映しに逆になるので苦手です。
ディスクリヤハブJIS組みの反フリー側が それに当たるので
最近は かなり鍛えられてきましたが。

DSC04960amx9.jpg
ニップルが腐りきっていたので、工具をかけて回しただけで
ボソッと ちぎれたりしました。振れ取りだけでも無理だったでしょう。
ニップルの丸断面の部分とリム穴の接触面積が大きいので、
錆びて わいたニップルをリム穴から外すだけで 大変な手間がかかりました。
リム単体の状態にするのに 1時間以上かかっています。
それとは別に TUFOのリムテープの リム側に残ったフィルム状のテープを
ホイール組みに支障が無いところまで剥がすのにも30分以上かかっています。
なのでホイール組みをする お膳立てに 2時間弱かかりました。

DSC04963amx9.jpg
↑これは先日組んだ前輪で・・・

DSC04964amx9.jpg
↑これはリヤリムですが、リム高は同じなものの仕様が違っていました。
リヤリム専用仕様というわけではなく 年代違いだと思いますが、
リム穴に厚みを持たせるための ツブシっぽい加工が
リヤリムのほうが顕著で、それだけならいいのですが
フロントリムは14mmニップルでも組めたところ
リヤリムは16mmニップルでないと工具のつかみしろが
ほぼ出ないということが判明しました。
で、16mmニップルの用意がギリギリ足りなかったので
ここまでやっておいてなんですが これは今日は組めません。

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お客さんから レーシングゼロのリヤハブをお預かりしました。
なぜハブだけなのかというと、リムを壊したからだそうです。
おい ちょっと待てや。なんでスポークが1本も無いねん。

話を聞いたところ、近所のショップで リム交換に際して
スポークの全交換も必要だと言われたらしく、
結局は依頼しなかったものの そのときにスポークを
全て外した(おそらくは切った)ので スポークは1本も残っていないとのことです。
私の経験上、よほどえげつない壊れ方をしたリムの交換でも
5本以上スポークを交換した例は ほぼありません。
ドーンと座屈していようが メタルクワガタに手ひどくやられていようが、
スポークの交換を要しなかったことさえ あります。
むしろ3本以上のスポークを交換するのは
チェーン落ちや リヤメカ巻き込みなどの場合などに多く、
リム交換は スポークをほぼそのまま使い回せることが大半です。
ああああ そういうテキトーこく クソショップ大嫌い。
スポーク21本全ての交換を要する壊れ方した後輪 見せてくれや。
見てみたいわ。

お客さんには、スポークの価格が リムより高くなるので
ハブからの再生はかなり割高になることを説明しましたが、
それでもいいということなので パーツを取り寄せました。
リヤ右スポーク+ニップルは税込定価2044円なので 14ペアで28616円、
リヤ左スポーク+ニップルも税込定価2044円なので 7ペアで14308円、
合わせて42924円です。どひゃー。

ところがですね、リヤ右スポーク14本+左スポーク7本の
コンプリートキットというのがありまして、これは税込定価24699円となります。
スポークのコンプリートキットには ニップルが付属していないのですが、
当店にはサービスで付けられるほどの数が余っていますので
そちらで対応することで なんとか費用を抑えることができました。

DSC04966amx9.jpg
で、これがコンプリートキットですが
リヤ右の刻印が「横1本」、リヤ左の刻印が「縦3本」となっています。
お客さんは おしゃれ泥棒をご希望で
赤スポークを1本入れておいてほしいとのことですが
フルクラムで公式おしゃれ泥棒してる場合
「反フリー側で バルブ穴直近のリム穴」が 赤スポークになるので

DSC04967amx9.jpg
「縦3本」のスポークを1本 赤と交換しました。

DSC04969amx9.jpg
どーでもいいことですが、
リム穴のフチに残っている加工痕から
道具と工程が類推できます。

DSC04970amx9.jpg
組めました。

DSC04971amx9.jpg
元の後輪をバラすという作業が無いので その点では楽でした。
リム単体の状態から ニップルを個別に磁石で呼ぶのを含めても
1時間はかかっていません。
ちなみに 冒頭の のむラボホイール5号は
リム単体の状態から20分くらいで組めています。

category: のむラボ日記

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パワータップハブでのむラボホイール5号を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから パワータップハブで組まれた後輪をお預かりしました。

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DSC04928amx9.jpg
リムはマヴィックのCXP33で

DSC04929amx9.jpg
サピム黒レースで 32HロクロクJIS組みしてありますが、

DSC04931amx9.jpg
反フリー側の反ヤマアラシさん方向のスポークが1本とんでおり、

DSC04930amx9.jpg
2本は 星の自称スターブライト14番プレーンで補修してあります。
片側フランジでスポーク比重が異なるスポークを混ぜるのは 良くないのですが、
スポークの在庫が無かったのでしょう。

DSC04933amx9.jpg
DSC04934amx9.jpg
この自称スターブライト、磁石に強く くっつきますが

DSC04935amx9.jpg
DSC04936amx9.jpg
もう1本は 磁石にくっつきませんでした。
バラして調べたところ長さは 全く同じでした。
詳しい来歴は不明ですが、
黒レースを 2度も銀スターブライトで補修していることから
同じショップ(近所または行きつけ)での作業だと思うですが
そこでのスターブライトの在庫に磁性が違うものが混在していることになります。
あるロット(1袋100本入りなど)ごとで 全てのスポークが
どちらかの性質を示すのであれば まだいいのですが、
1袋の中に混在しているのであれば 問題です。
それは無いと思うのですが・・・。
まあどっちにしろ こんなクソスポーク使わんけどな!

DSC04937amx9.jpg
ヌポークの痕が 全てのフランジ穴についているので
少なくとも2回以上 ホイール組みされています。

DSC04938amx9.jpg
組めました。リムがXR200なので のむラボホイール5号です。

DSC04939amx9.jpg
パワータップ エリートプラスハブ32H 半コンペヨンロクイタリアン組みです。
結線は あとでやります。
組み換え前は黒スポークでしたが 銀スポークでいいそうです。

DSC04943amx9.jpg
例の自称スターブライト、同じ長さに切って調べてみました。
よく見ると 光沢が違います。
磁石につかないほうがステンレス的というか、
肉眼では判別できますが 画像ではほぼ分かりません。

DSC04944amx9.jpg
磁石につくほうは 近づけるとバチーン!と くっつき、
磁石付きの棒をいくら振り回しても スポークは外れません。

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磁石につかないほうですが、厳密には 全くつかないわけでもなく
ほんのうっすら 反応はしました。
ただ、よほど注意して持ち上げないと ポロッと外れます。

category: のむラボホイール

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レーシングゼロのリムを交換しました  

今日もホイー(以下略)。
DSC04888msn2.jpg
お客さんから レーシングゼロの前輪をお預かりしました。
ビードフックの変形などはありませんが、
リムそのものがポテチになっています。

DSC04889msn2.jpg
傷のあるスポークが1本ありました。
表面処理のかすれ程度なら 使い回しますが、
これは やや深い傷なので 交換します。

DSC04890msn2.jpg
DSC04891msn2.jpg
先日の レーシング3や初代レーシング1のリムの場合、
他のモデルや仕様とリムを共用していないので
リムにはステッカーが貼ってあります。
どういうことかというと、例えば ゴールドやチタングレー以降の
黒シャマルウルトラであれば ユーラスとリムを共用しているので
リムにはステッカーが貼ってありません。
初代レーシング1には 黒リムと銀リムがありますが、
貼ってあるステッカー自体は同じもので 1種類しかないので
始めから ステッカーありになっています。
この黒レーシングゼロのリムは アルミニップル仕様の黒レーシング1とリムを共用、
そのレーシング1は すでに廃版ですが
同世代のレーシングゼロであっても ブライトラベルやダークラベル、
あとテコ入れ限定モデルの レッドパッション(※)やコンペティツィオーネなど
仕様が いろいろあるのでステッカー無しの仕様で供されています。

※レッドパッションがレギュラーモデルと違うのは
リムではなくスポークの色だけ・・・と思いきや
ステッカーにも仕様違いがあり(→こちら)同じものの入手は不可能です。

DSC04892msn2.jpg
ステッカーは前後リムのセットでの販売形態ですが、
当店ではバラ売りをしています。
あまり意識されていないことではありますが、
シャマルウルトラやレーシングゼロのリムは 前後でリム高が違います。
なのでステッカーの縦幅も2種類あり、共用はできません。

同じような話として「2WAY-FITのチューブレスバルブ、
後輪のほうが短いので空気が入れにくい」と言われることがありますが
チューブレスバルブの長さは1種類だけなので 違うのはリム高のほうです。

このステッカー、別売りということと
金額をお客さんに告げたときに「じゃあ要らんわい」と言われることが たまにあり
ステッカー無しで修理することもありますが
今回の件では ステッカーありをご希望です。

DSC04893msn2.jpg
以前に、シャマルミレとレーシングゼロナイトのリム交換で
全て別件の4件で それぞれ前後リムが1本ずつ、
さらに全ての件でステッカー交換希望ということで
シャマルミレ用とレーシングゼロナイト用のステッカーが
過不足無く 短期間で無くなったという奇跡が起きましたが、
基本的には使わなかったほうのステッカーが余ることが多いです。
在庫を持っていれば ちょうど当てはまることもありますが、
尿路結石ニョーロ欠席事件(→こちら)(→こちら)のようなこともあるので
要注意です。

DSC04894msn2.jpg
今日も パリパリしてるぜ!

DSC04895msn2.jpg
半周ほどに渡って、テンションを十分にゆるめました。
スポークが1本無いのは ゆるめ切って外れただけで
とくに意味はありません。

DSC04896msn2.jpg
↑このスポークもダメっぽいです。
リムがポテチになったのは トラックとぶつかったからとのことですが、
それを受けたスポークが これのようです。
DSC04897msn2.jpg
フランジから外してみました。

DSC04898msn2.jpg
横から はめる式のフランジですが、
まったくゆるめていないニップルが半周ほどあるのに
スポークヘッドをフランジから外すことができるので
DSC04899msn2.jpg
この状態に 一瞬で持っていけます。
パリパリ系ねじ止め剤・アルミ錆び・スポークテンションなどの
ニップルが回しにくくなる(抵抗が大きくなる)条件のうち
スポークテンションが除外されるので
この状態だと ニップルをゆるめるのが 楽になります。

DSC04900msn2.jpg
組み換え前後のリムを
DSC04901msn2.jpg
ある位相で ピタッと合わせると
DSC04902msn2.jpg
対岸の位相で すき間ができます。

DSC04903msn2.jpg
使い回す14本のスポークです。
刻印は「縦4本」です。

DSC04904msn2.jpg
在庫はあるでよ。

DSC04905msn2.jpg
DSC04906msn2.jpg
組めました。

DSC04909msn2.jpg
↑交換したスポーク
DSC04911msn2.jpg
傷のあったスポークですが、
DSC04913msn2.jpg
ちょうど傷のところで曲がっていました。

category: のむラボ日記

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