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のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

AL22Wディスクリムで前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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TniのAL22Wディスク用オフセットリムで前輪を組みました。

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Tni REVO(今後はレボ表記にします)ディスクハブ 24H
全CX-RAYロクヨン逆イタリアン組みです。
結線は あとでやります。

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レボディスクハブですが、以前も書いたように
前後とも24Hのみの12mmスルーアクスルハブです。

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緑アルミニップルです。
それはいいとして 今回のリムはオフセットリムですが、
AL22Wリムには リムブレーキ用とディスクブレーキ用があり、
ディスクブレーキ用は 上の画像のようにブレーキゾーンがありません。
どちらのリムにも 非オフセットリムとオフセットリムが出ていますが、
DTがRR411リムでやっているように
ディスクブレーキ用は 非オフセットリムは不要なのではと思います。

半コンペではなく全CX-RAYにしたのは
お客さんの用途が シクロクロスよりはディスクロード寄りだからで、
あと オフセットリムだからというのもあります。
非オフセットリムであれば おそらく半コンペで組んでいます。

Tniのハブもリムも 比較的安価でありながら
精度の良い材料なので、
レボディスクハブとAL22Wディスクリムで組んだホイールを
のむラボホイール8号にするかもしれません。

category: のむラボ日記

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コンチネンタルのレース28チューブが入荷しました  

コンチネンタルのレース28チューブが入荷しました!
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700×20~25C用、42mmバルブの
本当に「ふつうのチューブ」です。

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箱が やや大きいことからも分かるように
公称重量100gと とくに軽くもなく、新モデルというわけでもありません。
これとは別に レース28ライト(公称重量64g)というチューブもあります。

このチューブ、税別定価1200円で価格設定されていたのですが
レース28ライトが 税別定価1800円なのと比べると 割高感があり、
実際 問屋さんのほうでも 全然売れないということで
価格設定を大幅に安く 改めることになりました。
新価格は不明ですが(←確定後に追記します)
700~800円くらいになると思われます。
10月11日 追記:消費税10%で 税込700円設定となりました


このチューブを増税前に大量に買えば その分だけは
特価で攻められるお値打ち価格で販売できるということが判明したので
今回 200本仕入れました。
練習用チューブとしては かなりお買い得だと思います。
というか お買い得にするんだけどな!

200本仕入れたというのを表現するため
5×40箱で「コンチタワー」を 建立しました。
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コンチネンタル

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コンチ
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ネンタル

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箱の上下と 積みの凹凸で 文字を表現

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設計図通りに組んだので 間違いはありません

追記:
「こっそりチンコネンタルタワーにしてほしい」というコメントをいただきました。
よく見ろ

category: 新着情報!

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ボーラウインドタヌーオプティマイズド45ディスクブレーキ2ウェイフィットさん  

当店で ボーラWTO 45 DBを販売しました。
現状、ボーラWTOは 全て2WAY-FIT仕様です。
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2020年モデルから ホイールバッグが変わっているようです。

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まずは後輪から。

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ほんのわずか 反フリー側にずれているように見えます。
が、これはセンタードンピシャです。

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ハブシャフトの端は 銀色でテーパーがかかった部分で、
黒いのは玉当たり調整の割り入りナットです。
銀色のほうが かすかに出ていて段差があり、

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そちらで ドンピシャです。
横振れも ほぼ無しで、

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外周部を見ると リムの成型上の継ぎ目がありますが、
この位相のリムサイドに 指でなぞっても分からないくらいの
引っかかりがあり 当初 振れとして検知されたのがそこだけ、
という程度には 振れがありませんでした。

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リムを振ると ガサガサと音がします。
細い藁のようなカーボンのカスが入っていて、
1本でも入っていると 明確に音がするのですが
(乗って分かるわけではない)、

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ことごとく バルブ径の直径より長いので
ちょっと振った程度では出てきません。

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リム内のカス除去には
ホーザンのP-887先曲がりピンセットがオススメ!

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唐突なステマは無視して つづいて前輪。

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暫定センターは うっすらずれありです。

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↑後輪と違い これはセンターずれ

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なぜ「暫定センター」なのかというと お客さんの希望で
前輪のみCULT化するからです(現状はUSB)。

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ボーラWTOの鼓型のハブ胴は ワンが外しにくい(工具のかかりが悪い)
というのは 以前にも書きましたが
ディスクブレーキ用のハブは それがさらに顕著で

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反ローター台座側のワンを外すのが 非常に難しいです。

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USBベアリングを抜き取りました。
USBは ウルトラスムースベアリングのアクロニムなので
USBベアリングだと ウルトラスムースベアリングベアリングになりますが
気にしてはいけません。

新品のホイールなので
セラミック球のリテーナーは 脱脂してCULTに使い回します。

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ワンを圧入、ハブを組み立ててセンターゲージを当てると
明らかに ずれの量が変わっています。
暫定センターを見たのも CULT化前に振れ取りをしないのも
これが起きると思っていたからです。

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第1次センターずれ修正・・・

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背景白くないからわかりにくいけど もうちょい

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振れ取りとセンター出しをしました。
横振れは、後輪よりは ありました。

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付属しているチューブレスバルブが リム高に対して短いのですが、

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バルブエクステンダーも付属しており、

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エクステンダーにも切られている ねじ山の部分が

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リムから出ている長さの範囲は 全ねじ山になるので
バルブナットとの取り付けに問題はありません。

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ゾンダさん  

お客さんから ゾンダの後輪をお預かりしました。
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点検をご希望です。
フリーボディ付きハブシャフトが抜かれた状態で
お預かりしたので、点検前に組み立てました。
ハブの回転が重いとのことですが、
玉当たり調整をしたところ 回転にアタリが出ていて むしろ軽いくらいです。
ハブシャフトが抜かれる前の 元の状態を見ていませんが、
パーツに問題が無いのは確かです。

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フリー側に 紙1枚ほどのセンターずれあり、
横振れもかすかにあるので
探せば センターずれ無し判定される位相があるかもしれません。

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元々張り気味の個体でしたが、
フリー側に増し締め傾向の振れ取りで 一旦フリー側にずらし
反フリー側の増し締めで センター出しをしました。
微かではありますが、締めていないニップルが無いので
全体的に テンション微増となっています。

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のむラボホイール3号の前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール3号の前輪を組みました。

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20H 黒CX-RAYストレートラジアル組みで、

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ハブは お客さんからお預かりした
ノヴァテックのAS61CBという
スモール/ワイドフランジのストレートスポーク用のハブです。

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今回使った CX-RAYストレートは補修用のもので、

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長さ270mmで リム側のプレーン部分が長く
ねじ山無し仕様(スポークカッター必須)、
240mmまでカット可能というものですが

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スポーク長さを計算したら たまたま240mmちょっとだったので
吊るしのスポーク並みに いい感じの出しろになりました。

category: のむラボホイール

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のむラボホイール2.5号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール2.5号の後輪を組みました。

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エボライトハブ24H 半コンペヨンロク組みです。
結線は あとでやります。

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レーシング3さん  

お客さんから レーシング3の後輪をお預かりしました。
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走行中に スポークが折れたとのことですが、

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ハブではなく リム側、ねじ山の境目で折れています。
ストレートスポークの場合 首元より こちら側のほうが弱いようです。

家から けっこう離れたところで折れたということですが、
ブレーキを開放すれば自走は可能だったので そのまま走って帰ったそうです。
タイヤサイドがチェーンステーに擦るようであれば
自走は しないほうがいいのですが、そこまで振れは無かったということです。

この世の中には スポークが折れてもいないのに
タイヤがフレームに擦るクソホイール(→こちら)も存在しますが、
ということは あれは ある意味では
スポークが折れたレーシング3以下のホイールと言えましょう。

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どうでもいい話ですが、グーグル翻訳で「くそ」または「クソ」と入力して
チェコ語にすると出てくる単語、
現在では 何者かが(いったい誰なんだろう?)情報の修正を提案したようで
それぞれ別の単語が出てきます。
日本語で「くそっ」、あるいは英語で「damn」をチェコ語に訳せば
引き続き 例の発音を聴くことが可能なので、興味のある方はお試しください。
こんなん書くと これらも対策される可能性がありますが。

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直りました。

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↑交換したスポークとニップル

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ニップルは スポークの残骸が回収できれば使い回すこともありますが、
さすがに これは無理でした。

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レーシングゼロ カーボンさん  

お客さんから レーシングゼロ カーボンをお預かりしました。
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ひとつ前の記事とは別件です 念のため。
近所のショップに修理に出したところ

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目印のテープが貼ってあるスポークが

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ねじれたまま返されたうえ この位相に振れがあるので直してほしい、
スポークが要交換だと判断されるなら(←要交換です)
ついでに 赤スポークにしてほしいとのことです。

作業中に スポークを これほど ねじってしまったのであれば
気が付かないはずは無いですし、
お客さんに正直に申告したのかどうかは知りませんが
最終的に この状態で突っ返している時点で 私に言わせればクソショップです。
と ここまで書いて気づいたのですが、
これを おしゃれ泥棒した場合 そのショップが気づく可能性があるのでは・・・。
まあ いいや。

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ねじれたスポーク直下に最大の横振れがあるので、
暫定センターを見るのに その横振れを拾わない位相で
センターゲージを当てています。

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リムが反フリー側にずれています。

あと、他にも(私が)気になる点があれば
勝手に直していいということだったので、
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明らかに ゴリッているフリーボディを外しました。
外側のベアリングの内部が錆びているようです。
ベアリングの内輪の内側が真っ黒に錆びて
ハブシャフトに傷をつけるケースが多いのですが、
今回の件ではベアリング直下は きれいなままで
その左右に 錆び汁が漏れているという痕跡になっています。
あと、雨中走行などで浸水したのか 水滴があります。

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時系列が少し戻りますが、右エンドのパーツにも
錆びが 浸み出ていました。

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ハブシャフトを きれいにして

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ベアリングを交換しました。

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直りました。

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センターも出してます。

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↑これは初代レーシングゼロですが、
お休み位相の無い均等感覚なリム穴で
ホイールを真横から見ると 反フリー側のスポークは
フリー側の最終公差と重なっています。
2:1組みの類型でいうと XI(エックスアイ)組みでなく
Ж(ジェー)組みということになりますが

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このレーシングゼロカーボンは XI組みです。
お休み位相のひとつにバルブ穴があり、赤スポークの位置を
「バルブ穴に直近なヤマアラシさん方向のスポーク」に したかったので
その位置のスポークは外して ねじれスポークの補修に回しました。
よって 一旦外したスポークは 目印のテープを貼った黒スポークと
(色が違うのでテープを貼らなかった)赤スポークの2本になります。
いつも書いていることですが、この2本のスポークのニップルの調整だけで
ほぼ振れ無しの状態に復元できる・・・はずなのですが
あちこち無用に いじくりまくっているので
それを元に戻すのに手間取りました。分からんなら触るんじゃねえよ。

フルクラムで公式に おしゃれ泥棒をしている場合
後輪の赤スポークは 反フリー側の1本となりますが、
今回は補修の都合上 フリー側の1本を赤スポークにしています。
これのヘッドの刻印は 縦3本「III」で、
同じ刻印の赤スポークが存在するので おしゃれ泥棒ができました。

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つづいて前輪。
こちらは点検だけです。ハブの玉当たり調整にガタがあり、締めました。

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元からセンタードンピシャで、うっすら横振れがあったのを取りましたが
それで センターは狂いませんでした。

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レーシングゼロ カーボンさん  

お客さんから レーシングゼロカーボンの後輪をお預かりしました。
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チェーン落ちで スポークを曲げてしまったということです。

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↑これですね。

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反フリー側から見ると チェーンの跡があります。

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直りました。

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↑交換したスポーク
チェーン落ちの瞬間に うまく足を止められたからか
要交換スポークは1本だけでした。

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初代シャマルミレ 初期型さん  

お客さんから シャマルミレをお預かりしました。
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ちょこっと 振れ取りをしただけです。
初代シャマルミレのフロントスポークは
ヘッドの刻印が 横線横並び2本「--」ですが、

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それとは別に ごく初期のモデルの場合 ニップル側に
つまようじの持ち手のようなスリットが入っていました。
ごく初期以降のシャマルミレや スペアスポークには
このような加工はありません。

初めて これを見たときに
振れ取り時のねじれの力に負けて マイクロクラックが伝播して
スリットのところで きれいに破断しそう、と思っては いたのですが
実際にそうなった例を見たことはありません。

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キシリウムSLさん  

お客さんから キシリウムSLをお預かりしました。
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「新品」ですが、点検をご希望です。

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モデル名 確認用画像
ついでに ブレーキゾーン一切汚れていないアピール

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2006年のキシリウムES(エディションスペシャル)が
限定モデルのため 再販できないので、
細かいコスメチックの違い以外 ほぼ同じ仕様で一般化したホイールです。

同じような例としては キシリウムK10(と呼んでいるのは日本だけで
海外ではキシリウムイクシオン)や
キシリウム125(マヴィック創業125周年記念モデル)も
そのあとに ほぼ同仕様のレギュラー販売モデルが出ています。

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後輪しか画像を撮っていませんが、
前後輪ともセンタードンピシャで ほぼ振れ無しでした。
マヴィックでは百に一つもないほどの奇跡のような精度です。
お客さんに「どこかで点検したホイールなのか」と訊いたところ
「eBayで買ったのを そのまま持ってきた」ということです。
あ、そこまで子細な来歴は別にいいです。詮索したようでスミマセン。
しかし 別の謎も解けました。
ナローリムで 非エグザリットで 非USTチューブレスで
インスタントドライブ360でない キシリウムのほうが
却ってありがたいという人もいるのです。いいセンスだ。

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XR331の前輪のリムで後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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XR331リムで 後輪を組みました。

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FH-RS770 28H 黒半コンペヨンロク組みです。
結線は あとでやります。

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過去に何度か書いたと思いますが、
DTのリムは 対岸同士で2枚貼ってあるステッカーが
片側では バルブ穴の位相と90°ずれていて、

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もう片側は バルブ穴の位相直下になっています。
リムブレーキ用で ブレーキゾーンがある RR411リムでは、
リヤ用オフセットリムの右側は
バルブ穴の位相にステッカーが無い側となっています。
なので 私は「バルブ穴の位相にステッカーが無い側を右側にする」のが
DTの意図しているところだと解釈しています。
ブレーキゾーンのないRR411dbリムは
ディスクブレーキ用なので オフセットリム仕様しかなく、
前後輪で バルブとステッカーの位置関係が必ず逆転します。

XR331リムは オフセットリムでは無いので
前後輪とも「バルブ穴の位相にステッカーが無い側を右側にする」のですが

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実は 先日組んだ前輪は(私が勝手に解釈した)リムの左右を間違っており、
ホイールをバラして リムの向きを ひっくり返すのは作業性が悪いので
横に添えた新しいリムに お引っ越しをしました。
つまり、前輪は2度 組んでいます。
今日の後輪は 元前輪のリムで組みました。

category: のむラボ日記

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X7S 06⊃ヨの後輪を組み直しました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから X7S 06⊃ヨ NO⊥S∀ヨ
(スマホで見ている方は 逆さにすれば読めます)
というモデル名のホイールをお預かりしました。

前後輪とも スポークはサピムの黒レースストレートです。
軽量ローハイトリムですが、レーザーやCX-RAYのような
スポーク比重約65%のスポークより 重たいスポークで組まれています。
前輪は点検だけをしました。うっすら横振れありで、
センターずれは ほぼ無しでした。

お客さんは このホイールの最初のオーナーではないとのことですが、
チューブラーリムにセメントの跡が無いので
チューベラーテープで使っていたようです。
フリーボディに スプロケットの食い込み痕がありましたが、
あまり深くはなかったので
チューブラータイヤ1回分程度の使用歴だと思われます。
リムのブレーキゾーンにも ブレーキシューの跡はありませんでした。

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で、後輪が あまりにヌルいので 組み直してほしいとのことです。
お客さんは のむラボホイールを所有しているうえ
のむラボ的ホイール観に毒されており、
反フリー側ラジアル組みだから ダメだというようなことを言います。
まあ実際 私も この後輪は全然走らないとは思いますが。

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組めました。

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エボライトハブ24H 黒半コンペヨンロク組み結線ありです。
リムの実測重量を知りたいというので バラした際に量りましたが、
280gくらいのはずだとのことです(ソースは不明、公称値かどうかも不明)。
が、実際には思ったより重たかったようで かなりガッカリされていました。
ホイールを組んだ際の感触も、「超」軽量リム特有の
薄氷を踏むようなヤバい感触というのが一切無かったので
頑丈な(※)リムだなあとは思っていました。

※往々にして「重たい」の婉曲表現

ナローリムの廃版モデルとはいえ 実測重量を公表することに
意義はあるとは思い・・・ませんwwww
お客さんと 私だけが知っていればいいんですwww
↑うわなにこいつきっしょ













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オ待タセシマシタ!

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コチラノ画像ヲ ゴ覧クダサイ!
↑やーめーろー!

category: のむラボ日記

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XR331リムで前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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XR331リムとRS770ハブで 前輪を組みました。
つい先日も 同じハブとリムの組み合わせでホイールを組んでいますが
あれは銀スポーク銀ニップル、今日のは黒スポーク黒ニップルです。

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HB-RS770 28H 黒半コンペロクヨン逆イタリアン組みです。
結線は あとでやります。

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AL22Wディスクリムで後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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AL22Wディスク オフセットリムで後輪を組みました。

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レボハブ24H 半コンペヨンロクJIS組みです。
結線は あとでやります。

category: のむラボ日記

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コリマのディスクホイールさん  

お客さんから コリマのディスクホイールをお預かりしました。
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ステッカーが剥がされているので、HR(ハイレジスタンス)か
HM(ハイモジュラス)かどちらかは不明ですが おそらくHRです。
HRより 2割ほど硬いとされているのがHMで、
価格もHMのほうが高いのですが 重量はHRのほうが軽いです。
現行モデルでは HR相当がCN、
HM相当がC+ 2Dという名称に変わっています。

今回のホイールですが、
ハブシャフト周りのパーツが足りない疑惑があるということと、
ハブのベアリングがゴリゴリなので 交換をご希望です。

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パーツが足りないかどうかは不明ですが、
オーバーロックナット寸法が129mmほどしかないので
おそらく足りないのでしょう。
スペーサーを足してセンターを出すのですが、
何度も フリーボディを抜き差しするので 爪は外しています
(左右の寸法には影響しない)。

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今回のホイールのフリーボディは シマノ10S用が付いていました。

コリマのフリーボディは、上の画像の部分の径が32.5mmであれば
比較的最近かつ現行と同じ仕様なので 11S化は可能、
34.7mmなら11Sフリーボディが出ていないので 11S化は出来ません。
これは旧型になります。

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ハブシャフトの外径は12mm、
カートリッジベアリング式のハブで かつて よく見られた寸法です。
Tniのエボライトハブの前のエボハブにはIとIIがあり、
旧型のIは12mm径シャフト、
新型のIIとエボライトハブは15mm径シャフトになっています。
エボハブIは スチールシャフトだからか
シャフトの端が5mmの六角穴になっていますが、
このコリマのハブシャフトは 丸穴なので、
エンドの位置調整は ハブシャフトを専用の治具でつかんで
ハブスパナで回す形になります。

DSC03270amx12.jpg
ハブシャフトには 左右の区別が無く、同じエンドを任意の位置で固定するだけです。
どちらか片側が ハブシャフトと実質一体であるほうが調整がしやすく、
左右に ハブスパナ(15mm)をかけて ゆるめる方向に回したときに
必ず左側(反フリー側)が ゆるむようにしたいので
右側を 強めのねじ留め剤で 半ば固定しました。
右側のエンドのねじ山の回転が固く(山が潰れ気味)、
元々 手で回せないほどには抵抗が大きいので むしろ都合がいいです。
(仮に 左側が固かった場合は 左右を変えています)。

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で、これだけ ずれていました。
理屈でいうと このすき間の半分だけ
右エンド側に スペーサーを足せばいいのですが、
右エンドを伸ばすと 変速調整の位置が変わるので
他のシマノ10Sホイールと 変速が合わなくなります。
ディスクホイールなので おそらくはTTバイク的なバイクで使うでしょうから
あまり問題は無いのかも しれませんが。

もうひとつ。フレームメーカーを全て調べたわけではありませんが、
フレームや完成車に インスペクションシートが付属していた場合
リヤエンドの幅の許容値は 130mmのフレームで
「プラス2mm/マイナス0mm」となっていることが多いです。
言い方を変えると 認められるのは130~132mmで、
130mm未満は 0.1mmでも ダメということです。
これに合わせているのかどうか不明ですが、
エボライトハブの実測幅も131mmほどと なっています。
DTのハブの場合は シマノ10Sとシマノ11Sで
右エンドのパーツの長さが違うという ふざけた構造です。

今回のホイールは 最初の状態で129mmほどなので、
センターを出した時点で 132mm以内に収めたいところです。

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センターが出ました。
レイノルズのRZRというライトウェイト風ホイールは
リムが必ず左側にずれており、
左エンドに薄いスペーサーを任意に足していくことで
センター出しをするようにできています。
左側にずらしているのは スペーサーの枚数・厚みで
変速調整が変わらないようにするためです(たぶん)。

それを同じ調整法でセンター出しをしているわけですが、
今回の場合は 最初に ずれているのが右側、
スペーサーは 私が用意したもので
コリマのパーツでは無い、という違いがあります。

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131.6mmか131.7mmというところで 決着しました。

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129mm幅のときに ハブシャフトの左右の出しろを同じにしたので、
センター出し後は 左右不均等になりました。
このことを予見せずに 右エンドに ねじ留め剤を塗布した奴がいるようで、
何とかゆるめて調整後に 再度ねじ留め剤で右エンドを固定しています。

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左右エンドの出しろを 同じにしました。

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ハブベアリングも交換しています。
規格サイズの6001で、内径12mm・外径28mm・厚み8mmです。
12mmハブシャフトだと ベアリングの外輪と内輪の差を大きく取れる
(=中の鋼球のサイズを大きくできる)のが利点ですが、
最近のハブシャフトは 12mmスルーアクスルを通したいからという理由もあってか
15mm径が主流で、17mm径というのもあります
(15mmシャフトが増えたのは スルーアクスルうんぬん以前からですが)。

内径15mmのベアリングは、
6802だと 内径15mm・外径24mmで、
これは フリーボディや ハブ体左側によく見られるサイズですが
6001で内外輪差16mmのところ 6802だと9mmなので
やや心もとない感じです。
6903だと 内径15mm・外径28mmで 内外輪差13mmですが、
これを採用すると フリーボディのラチェットの径を大きくする必要があるからか
重たくなるのが嫌だからか
最近では 6903に対して 外径だけが2mm小さい
15267を採用しているハブが多いです。

6001のあとにC3とあるのは「C3すき間」のことで、
CN(普通すき間)という基準に対して
すき間を大きく取った すき間の規格のひとつを意味します。
※C3すき間についてコメントをいただいたので 文章を訂正しました。
コメントありがとうございました。

NTNは日本のメーカーですが、
DSC03349amx12.jpg
これは ドイツ製のようです。

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アタックの後輪を組み直しました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから レイノルズのアタックの後輪をお預かりしました。

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ヌルいので何とかしてほしい、に対する 姑息的処置として
以前に私が 増し締めをしたのですが、
一応 体感上の違いはあったとのことです。
それは意外でした。ほとんど化けないと思っていたのですが。
ただ、理屈の悪さとは別に テンションが低めの個体であったので
増し締めによる差が 大きかったのかも知れません。

どのみち 組み直しを避けることはできなかったわけですが。

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組めました。

DSC03385amx12.jpg
レイノルズハブ24H 黒エアロコンプストレートヨンゼロ組み・・・

DSC03386amx12.jpg
間違えた こっちだった
エボライトハブ24H 黒半コンペヨンロク組みです。
結線は あとでやります。
つい先日もアタックの後輪を組み直していますが もちろん別件です。

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ZIPPの310リムで前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから ZIPPの310リムをお預かりしました。

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この年代の700Cリムに「340」というのがありますが、
「310」は それの650C版です。

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外周部(ブレーキゾーン直下)のみ
発泡ウレタンを充填していた頃のリムです。

DSC03372amx12.jpg
ブレーキゾーンに痕が無く、タイヤを張った痕跡もありません。
未使用品のようです。
このリムが現行品であった当時は
チューベラーテープなどというものは 存在しないので、
使ったことがあるのであれば リムセメントの跡が何かしら残ります。
タイヤ張り面のアールがきつく、
想定しているタイヤ幅は おそらく19~21Cあたりです。
23Cで ギリギリ装着可能、25Cは やめたほうがよさそうです。

DSC03374amx12.jpg
組めました。今日は前輪だけですが。

DSC03375amx12.jpg
ハブは これまた廃版のHB-CX75、
このハブは 28Hのみの仕様なので これも28Hで
黒半コンペロクヨン逆イタリアン組みです。
結線は あとでやります。

昔のZIPPのリムは ブレーキが全然利かないうえに
ブレーキ熱も発生しやすいので、
ディスクブレーキ用のハブで組むのは いい考えです。

DSC03376amx12.jpg
ニップルは 銀しんちゅうニップルにさせてもらいました。
この年代のZIPPのリムはニップルとの摺動抵抗が非常に大きく、
もちろん軽減する手段を いくつか講じていますが
アルミニップルで組むのは 非常に困難です。

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XR331リムで後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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XR331リムで後輪を組みました。

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FH-RS770 28H 半コンペヨンロクJIS組みです。
結線は あとでやります。

スクオルクスニップルでの ホイールの仮組みを早くするための
専用工具を 以前から作ろうと思っていたのですが、
手が空くか 思い出すのが グラインダーを回せないような夜中だったりしたので
なかなか出来ませんでしたが、先日ようやく作れました。

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エルゴパワーレバーのレバー部分を交換しました  

前置き その1
あれは15年くらい前のことだったでしょうか、
実業団レースの広島で ずっと小雨が降っていて路面が常にウェット、
路面のコンディションでいうと走れないではなかったものの コースの霧が濃く、
それがあらかた晴れたと審判団が判断するまで
レースの開始時間を遅らせたということがありました。
帰りに高速道路を走っていた時間帯は レース時よりも ひどい どしゃ降りの雨で、
前輪だけを外して車の屋根に乗せられた 私のバイクは
時速100km/hで 雨の中を走り続けたような状態にあったわけです。
それから数日は そのときのレース用バイクには乗らなかったのですが、
次に乗ったときに 右エルゴパワーレバーを ロー側に変速しようとしたところ
レバーが びくとも動きません。
レバー内部のギヤ周りのパーツが錆びたかなにかしたようです。
そこで落ち着いて注油や 最悪 分解すれば良かったのですが、
さらに無理に押したばっかりに ベキッと折れてしまいました。
レバーはカーボン製で、金属の骨は入っていません。
このときのカンパニョーロは、少なくとも短期での解決を望むなら
右エルゴパワーの一部部品破損を回復するのに
「新品の左右エルゴパワーの新規購入」という手段しかありませんでした。
実際そうしたのですが、そのときには 想像できませんでした。
コンポのパーツ供給に関して カンパニョーロのほうが
シマノよりサービス体制が良くなる
なんて。

前置き その2
知り合いの同業者に サイクルウェアの古着を 商っている人がいます。
買い付けも販売も 関東というか東京のほうが市場が大きいからか
しょっちゅう関東のほうに出張に行っているのですが、
その人があるとき 東京で朝 電車に乗っていて 吊り革を握って立っていると
目の前の座席の2人が「昨日の のむラボ日記の内容ヤバかったよね」
みたいな会話をしており、それを聞いて
「俺 のむラボの中の人と知り合いで
いま提げてる このカバンに のむラボの名刺も入ってんねんぞ」
と話しかけたくてウズウズしたという話を聞いたことがあります。


本題
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お客さんから レコード11Sのエルゴパワーをお預かりしました。

DSC03216amx12.jpg
左なのでフロント変速側ですが、

DSC03217amx12.jpg
アウターに変速する側のレバーが折れてしまっています。
ブラケット形状が これより前の年代のエルゴパワーレバーは
内部の歯車やバネ1個に至るまで パーツの入手が可能でした。
現状では この年代も それより前の年代のエルゴパワーレバーも
ブラケット部分全て、逆に言うと「ブレーキレバーと そのピヴォットシャフト
ブラケットカバー ハンドルバー取り付けバンド以外 全て」
という ASSY単位でのパーツ供給となります。
これはエルゴパワー全体からすると比較的 割安な価格設定ですし、
パーツの保有年数がカバーする修理可能な年代も
他のコンポメーカーの比ではないほど 古くまで渡っています。
違うってんなら7800のレバーのアタマグミを売ってくれよ

で、カンパニョーロにジャパンいち詳しい問屋さんに 問い合わせたところ
レコードの左ASSYは現在 在庫切れだということです。
同世代のスーパーレコードなら あるということですが、
DSC03314msn2.jpg
スーパーレコードはレバーの横部分に
無駄にカーボンを貼ってあるという外観上の違いがあります。
これ以外にも 内部パーツの材質や 肉抜きの有無など違いはありますが、
外観に関しては これだけです。
価格差も 千円ちょっとということなので
スーパーレコードで補修してもいいのですが、
今回は 別の筋を当たってみました。

エルゴパワーレバーが、正常な変速ができなくなる場合に
壊れるというか 磨耗するパーツは決まっています。
昔と違い ASSY交換という対応でなく
そこのパーツだけ入手できるなら 私はそれだけを仕入れます。
「変速に関して壊れるパーツは 決まって同じ」ということは、
エルゴパワーレバーのジャンク品を複数持っていても
共食い整備や ニコイチができない可能性が高いということです。
が、今回は レバー折れなので
「中身がイカレていて レバー部分が無事」という
ジャンク品があれば そこからのパーツ取りで修理できることになります。
というわけで、持っていそうな個人に当たってみました。

DSC03218amx12.jpg
へへへ・・・あるじゃねえか。
ジャンクのレバーの状態でなく
わざわざバラして 必要部分だけ届けてくれました。

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エルゴパワーレバーを分解しました。
後ろ半分(ハンドルバーに近い側)は バラさなくても
前半分だけのパーツ交換は可能ですが、
全バラしの状態から 先に前半分を組みつけておくという手順のほうが
あるバネの引っかけに関して作業しやすいのと
後ろ半分の歯車部分のパーツの錆び落としをしたかったので
全バラしをしています。

DSC03220amx12.jpg
↑この画像の左右が、レバー折れ以外は同じものです。

DSC03221amx12.jpg
前半分だけ 先に組み付けました。

DSC03225amx12.jpg
直りました。
お客さんには ASSYではなく レバー部分だけの交換は
イレギュラーな対応だと説明はしています。
なにせ 急ぎでもあったので。


おまけ その1
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カンパニョーロにジャパンいち詳しい問屋さんの中の人が
なぜか 当店にやってきました。
念のため書いておきますが レバーの件とは無関係です。

カンパニョーロのテストバイクのフレームは
古くはビアンキ、少し前は ピナレロでした。
ピナレロのときは フォークとシートステーがウネウネしていたときの
ドグマだったので 一目で分かります。
現行(上の画像のフレーム)は サルトです。

何しに来たのかというと、展示会で大阪に来るのに
新横浜から新幹線に乗るまでの地下鉄の車内で
ホイールにセンターゲージを当てている画像を
スマホで見ている人を見たという、
のむラボ日記の読者を地下鉄車内で見たという
たったそれだけのことを言いに来ています。


おまけ その2
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その次の日のこと。
具体的な内容については書けませんが、
とあるブランドの修理に関する
イレギュラーな対応について お礼をするため
心斎橋の法善寺あられの大きな詰め合わせを2箱
某 展示会に持っていき渡しました。
どこの問屋さんの人なのかは書けません。
紙袋に描いた蟹光線は あらかじめ書いたわけではなく
その場で即興で描いています。
帰りの新幹線で悪目立ちするがいい。
ヤ○オクに出そうかなとか言ってましたが

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XR331リムで前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。の前に。
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9月はシクロクロスのホイール組みまくり地獄になると思っていたら
全然 進まねーじゃねーか!これはヤバイ

今日もホイー(以下略)。
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XR331リムで 前輪を組みました。

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HB-RS770 28H 半コンペロクヨン逆イタリアン組みです。
結線は あとでやります。

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エクストラム(エクストリーム?)のバーテープが入荷しています  

エクストラムというバーテープのブランドを ご存じでしょうか?
といっても 現時点で知る人は非常に少ないと思います。
ブランドとしては新興ですが メーカーとしては以前から存在していて、
スパ〇ズや リザ〇ドスキン、最近のフィジ〇クのバーテープの
OEM元のメーカーが 自社で始めたブランドです。
スパ〇ズに関しては現在 製品全体のOEM元ではなく
最外層の生地だけを供給しているとのことです。
なぜかというと あの独特のネトい生地を作れるのが
ここだけだそうで・・・。

現在展開しているバーテープは
2.0 タッキー ライト
3.0 タッキー ライト
2.5 タッキー
2.0 タッキー ハイブリッド
の4つで、数字は厚み(mm)を意味します。

メーカーのホームページを見てみると
DSC01884amx12.jpg
2ヵ月ほど前から ずっと「近日公公開」となっています。
近日「公開」ではなく「公公開」としているのは
カミングスーンの綴り間違い(Mがひとつ多い)を
揶揄しているだけなので 気にしないでください。

ここで紹介されるまで この記事を上げないつもりでいましたが
もう待てないぜ。

DSC03284amx12.jpg
↑これが 2.0と3.0のタッキー ライトです。

DSC03285amx12.jpg
バーテープの厚みが違うので 箱の厚みも違います。

DSC03286amx12.jpg
リザ〇ドスキンみたい?そりゃそうだ 製造元なんだから。
この タッキー ライトですが、とくに2mm厚が よく売れます。

DSC03287amx12.jpg
このバーテープ、「そこそこの厚みがあって
バーテープの体を成しているバーテープ」としては 非常に軽いのです。
↑この表現で除外したバーテープは
キャットアイのシャイニーや スギノの紙バーテープなどです。
手に持つと「おっ!」と思う程度には軽く、
見た目の先入観と 手の軽さの感覚が噛み合いません。
上の画像のように 2.0のノーカットで片側25.8gですが、
公称重量は 左右ペア50gなので 正直です。
ちなみに3.0の公称重量は60gです。
どうやって軽くしているのかは不明(多孔質で気泡がある?)ですが
実際に巻いた際の厚みは2.0が リザ〇ドスキンの1.8、
3.0が リザ〇ドスキンの2.5に相当する感じになります。

DSC03297amx12.jpg
タッキー ライトは どちらの厚みも 全10色です。

DSC03299amx12.jpg
黒が2つあるように見えますが、
末尾BKが黒、GRがグレー、GR1がライトグレーということです。

DSC03300amx12.jpg
いや、写真うつりの問題ではなく
黒と 濃いグレーの違いが目視でも分かりません。

DSC03301amx12.jpg
黒は裏地が黒で、濃いグレーは白なのですが、
ここの色は 巻いた見た目に ほぼ影響しないので・・・
(横も この色なので、グレーのほうを巻くと
白い輪郭が出る感じにはなります)。

DSC03288amx12.jpg
バーエンドキャップですが、プラスチック製で

DSC03294amx12.jpg
エンドのロゴ部分は反射素材になっています。
これは日本の問屋さんの中の人が提案した仕様で、
このブランド自体 日本の問屋さんの主導によるところが大きいようです。

DSC03296amx12.jpg
エンドテープの質も悪くありません。
使ってもいいかと思うくらいには。
私は たいていのメーカーの ここのテープを使わず、
独自に使っているテープがあるのですが これは使ってもいい感じです。

必ず使うのは バーテープと同じ材質になっている スパ〇ズや リザ〇ドスキン、
幅が狭く 妙に硬くて ピラピラめくれてくる O〇Kや シ〇バは 絶対に使いません。
フィジ〇クは 最近の総モデルチェンジで このテープが安っぽくなりました。

つづいて2.5 タッキーを紹介したいのですが、
仕入れたことが無く 画像がありません。
タッキー ライトの あの軽さを持つと ちょっと厳しいかな・・・と思ったので。
展開している色は黒・グレー(黒とは明確に違うグレー)・赤の3色で
公称重量は90gです。

DSC03302amx12.jpg
最後に 2.0 タッキー ハイブリッドです。
色は黒ベースに グレー文字・赤文字(上の画像)・白文字の
3色展開で 公称重量115gです。
持つと ずっしりする感じがしますがこれが重いのではなく
タッキー ライトが軽すぎるだけです。

DSC02749amx12.jpg
グレー文字の現物です。
バーテープの半分がサワサワしたスエード調、
もう半分が ネトネトしたグリップのような風合いとなっており

DSC02750amx12.jpg
↑境目は こうなっています。

DSC02751amx12.jpg
実際に巻いた画像です。
問屋さんの言うところでも これを実際に使っている選手でも
サワサワ側をアップバーにするのがオススメだそうで、そうしました。

DSC02752amx12.jpg
ブラケット裏、最後の上への巻きの箇所で ちょうど切り替わるように・・・

DSC02753amx12.jpg
一旦 仮に巻いて
ハンドルバーエンド側の長さを調整して切っています。
あと、ブラケット付近のみ間隔を詰めて厚めに巻いているのは
ブラケットポジションがメインの人だと
バーテープが すぐにグローブで削れてくるからです。

このブランドの呼称ですが、
当初「エクストリーム」と 問屋さんの中の人も発音していたのに
少し前に渡された資料を見ると「エクストラム」となっており、
今日 問屋さんの中の人が来たので聞いてみたら
「まだ決まっていない」とか 言い出しました。

そこで私が、「「エクストリーム バーテープ」で検索すると
サドルブランドのアスチュートから出ている
エクストリームテープというのが引っかかったりするので、
ここは一般名詞でもある エクストリームは避けて
エクストラムで行ったほうがいいんじゃないの」と言ったら
「じゃあ、それで行こう!」と言われました。そんなんでええんか。
もし「エクストラム」に決まったら最後の一押しをしたのは 私ということになります。



怒られたら消すかもしれない おまけ
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私のシクロクロスには現在、3.0 タッキー ライトの
パイロット版というか試作品が巻いてあります。

DSC03304amx12.jpg
エンドテープとバーエンドのロゴが製品版と違います。

DSC03308amx12.jpg
あと、パッケージと
DSC03309amx12.jpg
バーテープの最外層の模様も違います。
さらに簡易なパッケージのバージョンもあり、
当店では けっこう前から 常連のお客さんに
これらを売っていたのですが(あえて店頭に並べていない)、
つい先日「エクストリームのバーテープありますか」と言って
来られた お客さんがおり、
2.0 タッキー ハイブリッドを買っていかれました。
なぜ エクストリームを知っているのか訊いたところ
SNSで知ったそうです。



もうひとつ おまけ
DSC00613amx12.jpg
DSC00614amx12.jpg
↑これは記事用に撮った お客さんのバーテープで、
いずれも 旧フィジーク(←伏せ字にするのを 忘れたわけではない)の
マイクロテックス タッキー バーテープの 2mm厚のものです。
このバーテープが 私の知る限り
「素手で握っても手汗で滑らない最強のバーテープ」だったのですが、
廃版になってしまいました。
廃版というより フルモデルチェンジ(どうやらOEM元を変えたらしい(棒読み))に
伴って消えた感じです。
これが出る以前だと マイクロテックス ソフトタッチの
2mm厚(→こちら)を使っていました。こちらも廃版です。
ちょっと前に コカ・コーラのカンザス計画について触れましたが
これも同じようなもので、新製品を出す際に
従来品を安易に廃版にするのは良くないと思います。
でも コカ・コーラと違うのは自社内製じゃないってことだな。

DSC03310amx12.jpg
上の画像のバーテープ、気づいていない人も多いのですが
フィジークの「:k」のロゴが 延々と敷き詰めてある
エンボスの模様になっています。

DSC03312msn2.jpg
これは私のバイクに巻いてある
現行のフィジークの タッキー バーテープです。

DSC03314msn2.jpg
↑次の次の記事にも使い回せる画像

DSC03317msn2.jpg
2mm厚だと こういう最外層のパターンになっています。
ロゴを入れるところに 溝を切っていないところといい
ヴィットリアのコルサのタイヤそっくりです。
2mm厚とはいっても、
最も厚い中央部が2mmで端にいくほど薄くなる場合と、
中央部も端も2mm厚で四角い断面形状の場合がありますが、
旧フィジークは前者で これは後者です。
バーテープの端に段差ができるのは そのためで、
公称2mmはウソでは無いのですが やや厚く感じます。

私が重視する素手での握り心地も
バーテープ全体の中では 良いほうではあるのですが、
旧フィジークの タッキーとは全く違う感触です。

DSC03316msn2.jpg
バーテープの両側に ロゴがエンボスで入っており、
片側は黒いまま、片側は白になっているので
白を隠すように巻けば 真っ黒にな見た目に、
出すように巻けば このように ちらほら見える感じになります。

最後に。
タッキーバーテープというのは 各社が出していますが、
対義語に当たると思われる 翼バーテープというのは見たことがありません。

category: 新着情報!

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レーシングゼロのリムを交換しました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから レーシングゼロの前輪をお預かりしました。

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落車による振れ取りを ご希望です。
当初は点検だけのはずで、後輪は振れ取りで直りましたが
前輪はリムが反っている疑惑(確信)があり 交換することになりました。
横振れだけでも取ってみる悪あがきはしたのですが、
それをすると すごい縦振れが出ました。

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バラしました。
固着スポークがあり、どうしても ゆるめられませんでした。
無理をすると へし折れるのは分かっているので
あえて そのままにしています。

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スペアリム(よく似ているが スペアリブではない)は
ステッカー別売りの仕様です。

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組めました。

DSC03277amx12.jpg
元のホイールのリムで、
継ぎ目の処理に そのままチューブが接するのを
良くないと思ったのか、お客さんのほうで テープが貼ってありました。
マヴィックのキシリウムなどの場合だと
そういう趣旨のテープを メーカーのほうで貼ってあります
(ブレーキの熱で 横幅が縮むのですが)。

DSC03278amx12.jpg
あと、レーシングゼロのリムは
バルブ穴から少し離れた位相に小さい穴があいています。
2WAY-FITリムの場合でも この穴があり
後から わざわざ塞いであるので、
製造工程上(ガス抜き?)必要なのだと思われます。

リムの継ぎ目と この穴、どちらも チューブをそのまま入れても
問題はないのですが お客さんが気にしているようなので

DSC03280amx12.jpg
テープタイプのリムテープを 1周だけ貼っています。

DSC03281amx12.jpg
曲がっているスポークがあったので 交換しました。
固着ニップルのスポークと合わせて交換したのは 計2本です。

DSC03283amx12.jpg
作業を始めた当初は
ホイール片側で3~4本ほど続けて
これくらい曲がったスポークがあるのでは、
という感じの振れだったのですが
実際 曲がっていたスポークは1本だけで
振れの主因は リムの反りでした。
ガラスの定盤に当てましたが スポークテンションの ばらつき無しに
組めない程度には曲がっていたので
(リム交換後ではなくホイールをバラした時点で確認)、リムを交換しています。

category: のむラボ日記

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初代レーシング3さん  

お客さんから 初代レーシング3の前輪をお預かりしました。
DSC03262amx12.jpg
スポークが1本とんでいます。

DSC03263amx12.jpg
ニップル側の ねじ山始まりの部分で破断して、
ハブ側は お客さんが切ったとのことです。

DSC03264amx12.jpg
ニップルの再利用は無理なので交換しますが、

DSC03265amx12.jpg
純正の しんちゅうニップルは 汎用ニップルと同じ工具で回すものの
リム外周側の端の部分の頭が やや大きく、
しんちゅうに磁石が付かないので 専用のパーツ(上の画像にあるもの)を
ニップルに取り付けて 磁石でリム穴に呼びます。
純正ニップル+磁石用のパーツを取り付けた状態だと
長さがそこそこ長いのですが、
これがリム内部で縦になって 引っかかることがあります。
リヤリムの場合は フロントリムよりリム高が高いので
引っかかりは起きません。

DSC03266amx12.jpg
DSC03267amx12.jpg
直りました。

DSC03268amx12.jpg
初代レーシング3のスポークは、いわゆる「きしめんスポーク」です。
きしめんスポークというのは 通常の丸穴には通らないような
幅広のスポークを指す用語であって、
たとえば エアロスポークでもCX-RAYのようなスポークは
きしめんスポークとは呼ばない、と 私は思うのですが どうでしょうか。
先日、CX-RAYを きしめんスポークだと言っている人がいたので
それを間違いだと言っているわけではないのですが 気にはなりました。

初代レーシング3のスポークですが、
邪悪な目的(少なくともこれが想定している補修とは無関係)のために
そこそこの本数を在庫しております。
このスポーク、なかなか便利でして 邪悪なホイールを組む以外にも
レーシング3の補修にも使えるんです!

DSC03269amx12.jpg
ただ、通し式のフランジのハブには使えません。
通し式でも スリット穴になっているハブもありますが、
それらのスリットが想定している横幅を超えていることが ほとんどなので
使えるのはほぼ 引っかけ式のフランジのハブに限られます。

category: のむラボ日記

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SES3.4の後輪を組み直しました  

お客さんから ENVEの3.4のチューブレスレディリムの後輪をお預かりしました。
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シュータッチをするので 組み直してほしいとのことです。
ブレーキゾーンがヤスリ目なので、
シュータッチすると「キュッ」と鳴くので分かりやすい仕様になっています。

DSC03244amx12.jpg
DT350ハブ 24H 黒CX-RAYヨンヨン逆イタリアン組みで

DSC03245amx12.jpg
DSC03246amx12.jpg
センタードンピシャです。
が、このセンターが出ているのは お客さんのほうでやったということで、
スポークテンションも 吊るしにしては
やけに張り気味だなあと思っていたのですが
増し締め方向で調整したようです。
それでも あかんかったか。

DSC03247amx12.jpg
組めました。

DSC03248amx12.jpg
黒半コンペヨンロクイタリアン組み結線ありです。

実は この後輪、ひとつ前の記事のレイノルズと
同じ お客さんなのですが エボライトハブとDTのハブだと
スプロケットの位置が かすかながら確実に違うので
変速調整を必要とします。
お客さんのほうからも
こっちもエボライトハブにしたほうがいいかと訊かれたのですが、
DTのハブを すでに持っていながら
それを使わないというのは もったいないので
使い回すことをオススメしました。

category: のむラボ日記

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アタックの後輪を組み直しました  

今日もホイー(以下略)。
DSC03237amx12.jpg
お客さんから レイノルズのアタックの後輪をお預かりしました。
リヤハブの年代でいうと 現行の2世代前のもので、
DTエアロコンプストレート ヨンゼロ組みになっています。
ヌルいので組み直してほしいということです。

DSC03238amx12.jpg
DSC03239amx12.jpg
リムが左側(反フリー側)にずれています。
今からバラすので 関係ないですが。

DSC03240amx12.jpg
DTエアロコンプですが、DTの日本の問屋での常備取り扱いがありません。
これは 今の問屋さんも ひとつ前の問屋さんも同じです。
さらに、サピムで これに相当するスポーク比重のスポークが無いので
(エアロライトはCX-RAYで代用できる)、
もし この後輪でスポーク折れなどが起きた場合は修理が困難です。

DSC03241amx12.jpg
組み直しました。

DSC03242amx12.jpg
エボライトハブ24H 黒半コンペヨンロク組み結線ありです。
元のハブは ストレートスポーク仕様で
強制ヨンゼロ組みとなるので使えません。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール5号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号の後輪を組みました。

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エボライトハブ24H 黒半コンペヨンロク組みで
銀アルミニップルです。
結線は あとでやります。

category: のむラボホイール

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のむラボホイール5号の前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号の前輪を組みました。

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エボライトハブ20H 黒CX-RAY反ヌポークラジアル組みで、

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銀アルミニップルです。

category: のむラボホイール

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コンチネンタルコンペティションの限定モデルが入荷しましたが完売しました  

コンチネンタルのコンペティション チューブラーの限定モデル、
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TdF LTD(ツールドフランス リミテッド)が入荷しました。

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公式ライセンス商品とあります。
今年のツールドフランスの総走行距離3640kmにちなんで
3640本限定生産ということですが、
日本の問屋さんへの入荷数は たった100本ということです。
日本は世界的に見ても チューブラータイヤが売れる国だと思うのですが、
100本は少ないですね。2本で1ペア、100本で50ペアを
各都道府県に1ペアずつ分けると ほぼ無くなる計算です。
昔 シマノから デュラエース25周年記念という
7700をベースにしたコンポセットが限定発売されていましたが、
あれは当時のプロ選手が 実戦でバンバン使っていました。
このタイヤも 3640本のうち プロ用への割り当てがあるのかも知れません。

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25C幅のみの仕様です。
これより一段階細い22Cなら 私も買っていたのですが。
あっ、すいません。当店入荷分は すでに完売しております。
なので「売りたいから」記事を上げる理由はありません。

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トレッドパターンは通常モデルと同じですが、
TPIが通常モデルが180であるところ TdF LTDでは200となっており、
それもあって 重量も通常品の25Cが280gであるところ
250gと軽くなっています。

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TPIとはスレッド パー インチ、1インチあたりの糸の本数のことで、
上の図では 7TPIとなります。
TPIが高いほど タイヤのケーシングの部分の糸が細くなるので
結果 タイヤが薄くなり 乗り心地が良くなり
コーナリングの限界性能も高くなる傾向にありますが、

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↑こんな感じ(実際はケーシングは数枚の繊維を斜めに交互に重ねています)
TPIだけで タイヤの性能が決まるわけではありません。
ヴィットリアのロード用タイヤでは
モデルによってTPIを26、60、150、220、290、320と作り分けていますが
ヴィットリアの320と コンチネンタルの180では
数字の大きな前者が優秀、と簡単に決まるわけではありません。
が、同じメーカーでTPIが違っていれば
高いほうのタイヤが単純に良いという判断材料にはなります。

今回の TdF LTDですが、TPIが20違う程度では説明できないほど
通常品に比べて サイドがしなやかで、全くの別物といっていい感じでした。
限定モデルではありますが 通常品から定価で500円高いだけという
良心的な価格設定(14500円→15000円)となっており、
正直1本20000円設定でも 買う人は買うと思います。
あっ、当店入荷分は完売したんですけどね(2回目)。


おまけ
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お客さんからコンチネンタルの
コンペティション PRO LTD(プロ リミテッド)の28Cをお預かりしました。
コンチネンタルのチューブラータイヤは
内径がやたらと小さくて リムに はめにくいものがあり、
個体差というよりは 19Cのタイヤが とくに小さい傾向があります。
ポディウムTTとコンペティションの19Cは
「これくらいの径でタイヤを作るか」というサイズが
他の幅のタイヤと明らかに違う感じで、
コンペティションの22Cや25Cは
初心者には リムに はめるのがキツい部類のタイヤだと思いますが、
私の場合は ストレッチャーY(上の画像のタイヤ伸ばし機)にかけずとも
装着は可能です。
この傾向でいくと さらに太い28Cのコンペティション
(市販されていない別バージョンではありますが)は
どちらかというと リムに はめやすいはず・・・と思いきや
なぜか(19Cほどではないにしろ)内径が小さく、
さらに個体差もあり 2本あるうちの1本が とくに小さく私でも非常に苦労しました。
というわけで、お客さんから伸ばしてほしいと お預かりしたのが
上の画像です。
市販品でない(日本の問屋さんに扱いが無く 本国サイトにも載っていない)
タイヤがここにあるのは プロチームの払い下げ品だからで、
お客さんは これをフランスで買っています。
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コンペティション PRO LTDというタイヤは
ラベルの年代(これは最新)や トレッドパターンが 何種類か存在します。

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コンチネンタルのタイヤは モデル名のラベルがバルブ直下の位相にあり、
その対岸の(180°向こうの)位相に
コンチネンタルや ドイツ製ハンドメイドという表記がありますが

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このタイヤでは120°位相で 3か所にラベルがあります。

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トレッドパターンは通常品と同じですが
プロチームでは センタースリックやオールスリックのパターンもあるようです。
これより前の年代のコンペティション PRO LTDでは
センタースリックが標準仕様でした。
ちょうど前後専用タイヤの「アタック コンプ」フロントタイヤと
「フォース コンプ」リヤタイヤが 同じようなパターンになっています。

念のため書いておきますが、アタック&フォースは
WOとチューブラーで トレッドパターンが全くの別物です。
WOの場合はサイドに水切りありのスリックタイヤで
前後タイヤで水切りのパターンが違い、
チューブラーの場合は センタースリックで サイドがヤスリ目で
前後タイヤのパターンは同じです。
そして WOもチューブラーも、フロントタイヤのほうが細い幅になっています。

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↑これがアタック コンプ チューブラーです。

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センタースリックで ヤスリ目サイド、これと全く同じではないですが
一世代前のコンペティション PRO LTDは こんな感じのパターンです。

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サイドのヤスリ目ですが、
コンペティションは楕円の粒が並んでいるのに対して
こちらは菱形の粒になっています。
爪でひっかいた時の音が違う程度には 違いがあり、
憶測ですが かつてのコンペティション PRO LTDの
ヤスリ目サイドは 楕円の粒だったと思われます。

コンチネンタルの日本の問屋さんは、
コンチネンタルの市販品を全て 常備取り扱い品にしているわけではありません。
たとえば700C用WOタイヤのチューブは
「レース28(28インチ≒700C)」という シリーズになりますが、
かなり厚ぼったく箱も大きい レース28、
それより薄く軽いレース28ライト
(これでヴィットリアのウルトラライトと同じくらいの厚みと重量)、
25~32C用のレース28ワイドの3種類は取り扱っているものの
超軽量チューブのレース28スーパーソニックの取り扱いはありません。
(同名の超軽量WOタイヤの グランプリ スーパーソニックの取り扱いはあります)。
スーパーソニックのチューブは、今は改善しているのかも知れませんが
バルブが根本で外れるというトラブルが非常に多く、
タイヤ装着時に リムに噛み込んでパンクしやすくもあったので
どうも それが理由で問屋さんが取り扱いをしていないようです。

タイヤでいうと グランプリGTや ゲーターハードシェル、
ゾンダークラッセIIなども取り扱いがありません。
前者2つのWOタイヤは
キャラクターがかぶるモデルが他にあるからだと思われます。
ゾンダークラッセIIは 6日間レース用のタイヤなので
日本で売れるとは考えにくいです。

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グランプリ4000SIIのサイドに反射テープを付けた
「グランプリ4000SII リフレックス」というモデルもありましたが、
これも日本の問屋さんでの取り扱いは無かったはずです。

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話は変わりますが、ビリヤードボールを模した
フレンチバルブキャップがあったので買ってみました。

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問屋さんに在庫があったのが 1・2・3・5・8の5種類だけです。
かつては ほかの数字もあったのかも知れません。
1つだけ売れるとするなら 9(ナインボール)になると思うので
かつてあったものの完売した、のかも知れません。
1・2・3が残っていたのは 助かりました。
これによって

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各バルブに番号を振ることができます。

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が、1個11gもあるので 使わないかもしれません。
話を戻しますが(トリプルバルブに付いては一切 説明無し)、
私は WOホイールに履くタイヤは少し前だと
フロントがアタックII、リヤがグランプリ4000SIIの23Cでした。
アタックIIはフロント専用の22C、フォースIIはリヤ専用の24Cでしたが
アタック/フォースは現在 IIIとなっており
フロントが23C、リヤが25Cと 1Cずつ太くなりました。
そしてグランプリ4000SIIは廃版です。
なので 現在では フロントはグランプリ5000の23C、
リヤはグランプリTTの23Cか ゲータースキンの23Cを履いていて
リヤタイヤのみ状況によって変えています。
グランプリTTは 23Cで実測177g(公称180g/23C)と軽く、
グランプリスーパーソニック(公称150g/23C)に
耐パンクベルトを入れただけのような仕様となっています。
グランプリTTがセンタースリック+サイドに薄いヤスリ目で
スーパーソニックが完全スリックなので トレッドパターンは やや違いますが。

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これは先ほどの画像の 先代のグランプリTTですが、
サイドのケーシングに ほつれがあり

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トレッドにもプツプツと穴があり

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タイヤの頂点に 糸が見え始めています。
私はタイヤを早めに交換するほうですが、気づいたら こうなっていました。
2000kmちょっとぐらいしか使っていないはずです。
あまり ビビらずに常用できるタイヤの中では軽いので
後輪に履くのに 気に入ってはいるのですが。

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耐久性重視で使っているのが このゲータースキンです。
トレッドの下からタイヤサイドにまで
ポリエックスブレーカーという耐パンクベルトが配されており、
実際 パンクやタイヤカットに非常に強いモデルです。
コンチネンタルのタイヤは かつて
グランプリ3000
スプリンター2000
スポーツ1000
という 3モデルを中心に展開していたことがあり、
スポーツ1000は、現在のウルトラスポーツIIに相当します。
グランプリは、3000→4000→4000S→4000SII→5000だけでなく
現在 派生モデルが多すぎという展開です。
スプリンターは、チューブラータイヤにモデル名が残っていますが
それのゲータースキン版に スプリンター ゲータースキンというモデルがあるので
WO版のゲータースキンもスプリンターに相当するグレードなのかもしれません。
メーカーでは 固定ギヤ、メッセンジャー、街乗りサイクリスト向けとしていますが
公称220g/23C(実測227g)と それほど重たくないので
ロードバイクの練習用タイヤとして問題なく使えます。

これより上位グレードの グランプリのゲータースキン版が
グランプリ 4シーズンですが、
重量が 公称値でゲータースキン比10g増となります。
トレッドがグランプリ相当なので
グリップ性能などは 4シーズンのほうが上のはずです。

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ゲータースキンも グランプリ4シーズンも、
ポリエックスブレーカーの色が茶色になっていますが
これが嫌だという人が それなりにいるようです。
私は気にしませんが。

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グランプリ 4シーズンの限定モデルとして
ブラックエディションというのがあります。
これはかつて北米限定で売られていたモデルで、
日本にも 少数限定で特別入荷したことがありますが(→こちら
現在では北米限定というわけではないようです。
ただ本国サイトには載っていないので 限定仕様である点は変わっていません。
少し前に日本の問屋さんから買えと言われて仕入れたぶんですが、
とくに宣伝しないでも普通に売れていくので ここには上げていませんでした。

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タイヤサイドが茶色ではなく 黒なのはいいのですが、25C仕様しかありません。
よって 私が使うことはありません。
リンク先の記事にも書いていますが、
ポリエックスブレーカーのタイヤは
空気圧で横幅が太る現象が 起きにくくなっています。
それとは別に、新品のゲータースキンの23Cを
DTのXR331リムに取り付けて7気圧ほど入れると
(XR331は本来29インチのMTBリムで、公称の限界空気圧は6.8気圧です)
ややワイドリムなので 引っ張りタイヤとなり
実測の幅が ほぼ25Cとなります。
なので グランプリ 4シーズンの25Cと ゲータースキンの23Cは
取り付けるリムによっては
実際のタイヤ幅は それほど変わらないのかも知れません。
タイヤの高さや重量は違いますが。

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303さん  

お客さんから ZIPPの303をお預かりしました。
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まずは後輪から。ゴクッと目立つ横振れがあるのと

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センターがずれているので

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直しました。

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つづいて前輪。

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振れほぼ無しで センターずれがあります。

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あと、ハブ右側の「偽」玉当たり調整ナットの向きが
左側とそろっていないので 直しました。
このハブは 前輪の左右と 後輪の左側のエンドナットが
空力を意識した翼断面形状となっており、
エンドナットの割りがある 平らに丸い側を前に、
細くとがった側を後ろに向けてホイールを固定するように指示があります。
前輪の場合 左エンドナットの玉当たり調整によって
向きがランダムに決定されるので、
そのあとに右エンドナットを 左側と同じ位相にして固定するようになっています。

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センター出しと振れ取りをしました。
このホイールのお客さんは このホイールの最初のオーナーではないので
詳しい来歴は不明ですが、前輪のタイヤがチューベラーテープで張ってあり
後輪のタイヤがリムセメントで張ってありました。
不思議なのは、前輪は一度たりとも リムセメントを塗った痕跡が無いのに
後輪のリムセメントのベッドが非常に厚く しっかりしており、
アセトンで完全除去(テープに移行する場合に必要)するのが
不可能とは言わないまでも 非常に困難な状態だったので、
新しいタイヤの取り付けも お願いされていましたが
前輪をテープ、後輪をセメントで張りました。

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