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のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

XTのハブとクレストMK3リムで前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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スタンズのクレストMK3の29インチリムで前輪を組みました。

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HB-M8110-B 28H 半CXスプリントロクヨン逆イタリアン組みです。
結線は あとでやります。

このハブは現行最新のM8100系XTですが、
M8000系には無かった28H仕様が存在します。
100×15mmスルーアクスルのM8110ハブと
110×15mm(BOOST規格)スルーアクスルの
M8110-Bハブは28・32・36Hの展開で、
BOOSTかつストレートスポーク仕様の
M8110-BSは むしろ28Hのみの展開となっています。

規格的に過渡期のシクロクロスに 100×15mm用の
フロントフォークが付いているものが存在しますが、
これに使える安価なフロントハブというものが
なかなか無かったので 唯一28Hを出している
XTRのフロントハブを使うことが 過去に何度かありました。
そのうちの多くは、仮にXTハブで28Hが出ていたなら
そちらにしていたと思われます
(年代にもよりますがXTのフロントハブは定価で6000円弱、
XTRだと15000円前後で だいたい3倍程度の価格差です)。

もう すでに現行モデルのシクロクロスを
100×15mmのフロントフォークで出しているところは まず無いので、
それ用のフロントハブとして活用する機会は少ないと思いますが
「XTでも28Hが出た」というのは 覚えておくといいかもしれません。
今回のように MTBの前後輪を28Hで組みたいという場合も同様です。

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のむラボホイール1号の前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール1号の前輪を組みました。

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エボライトハブ 20H 黒CXスプリント反ヌポークラジアル組みで
赤アルミニップルです。

category: のむラボホイール

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レーシングゼロ ナイトさん  

お客さんから レーシングゼロナイトの後輪をお預かりしました。
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スポークがとんでいます。
登りで踏み込んだ瞬間に とんだということで、
疲労で首下がとぶ「普通の」スポークとびではなく
スポークの途中で破断しています。

いま「普通の」と書きましたが 傷や変形が無い
カンパニョーロ/フルクラムのアルミスポークが
首下で飛ぶのは 私も2件しか見たことが無く、超レアケースです。

何の理由もなく スポークが真ん中の部分で破断することはないので、
お客さんも言ってましたが 破断の前に
スポークに傷があっただろうとのことです。

スポークとびが起こるのは
(首折れスチールスポークなどの 普通の首とびの場合も)
信号待ちからのゼロ発進か 登りで立ちこぎをした瞬間など
急に踏み込んだときに多いです。

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フリーボディを外しているのは、
1つのフリーボディを 2つのホイールで共有しているからだそうで・・・。
センター出しの根拠にフリーボディが必要なので、
作業の際には 私物のフリーボディを取り付けました。

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直りました。

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↑交換したスポーク

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XR240リムで前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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キンリンのXR240リムで前輪を組みました。
700Cでも同名のリムが出ていますが、これは小径車用のリムです。
BD-1用に使うそうです。

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エボライトハブと同じハブの(というか元ネタの)
ノヴァテック291ハブ 24H 15番黒リーダー
反ヌポークラジアル組みです。
現行のDTの問屋さんですが、黒チャンピオンの15番が
常時取り扱いモデルではないので
特別に注文しない限りは入手が出来なくなっています。

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このリム、内周側の頂点の切削が凝っています。

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継ぎ目の段差もありません。
キンリンのリムでも かすかな段差があるものがありますが、
ALEXRIMSに比べると はるかに少ないです。
このリムの場合、カーテンレール状の部材を曲げている
曲率が大きい 小径リムなので
外周側に すき間ができやすいのですが、
スポークテンションをかける前から きれいに閉じていました。

ALEXRIMSのリムですが、
とくにディスクブレーキ用の完組みホイールのリムで
継ぎ目の部分に もし リムブレーキだったら使えないような
顕著な段差があるものが散見されます。
「バレないから手を抜いている感」がありありとしています。

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CLX32さん  

お客さんから CLX32の後輪をお預かりしました。
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知り合いから譲り受けたものだそうですが、
振れがあるとのことです。
振れの量は ホイールとして とても使えないくらい大きく、
その原因は

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素人が いぢくり倒して スポークをねじったり
異常にニップルをゆるめていたりしていたためでした。
縦振れもセンターずれもあります。
はっきり言って 新規の材料で最初からホイールを組むより
面倒な状態です。

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この世代のロヴァ―ルは
外周側に工具でつかむための六角があるニップルなので
内周側を触らないほうがいいです。
上の画像以外にもニップルを多々ナメていました。

付属のリムテープも テープタイプではなく
ストレッチバンドタイプのものでした。
リムテープを外すのも手間ではなく、再利用もできるので
内周側を触る理由がありません。
まあ 知らなかっただけだと思いますが。

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直しました。

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ねじれているスポークは 6~7本ありましたが、
軽微なものは戻せたので 交換したのは2本です。

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↑交換したスポーク

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↑フリー側
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↑反フリー側
このホイール、フリー側がDTエアロライトで
反フリー側がエアロコンプの左右逆異径組みです。
今日、これとは別件で これと同世代のCLX50を点検しましたが
それは左右ともエアロライトでした。

左右異数組みのカウンターに
左右逆異径組みを入れるかどうかについて
完組みホイールメーカーは リム高を判断基準にしている節があります。
ゾンダDBやレーシングゼロDBは 前後輪とも左右逆異径組みで、
レーシングゼロなどはアルミスポークなのに
わざわざやっているという徹底っぷりですが
ボーラワンDB左右同径組みとなっています。

ゾンダDBは、初出の2018年のカタログから
現行の2021年のカタログに至るまで
前後輪の左右とも2.0-1.6-2.0mmのスポークで
左右同径組みということになっていますが
現物はそうではないので これは誤りです。

CLX32の後輪ですが、最新のカタログでは
スポークについて「DTスイス エアロライト Tヘッド」という記載しかなく
これを信じるなら 左右異径組みではないということになります。

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あと、スライスされたエリンギ型スポークヘッドのこと
Tヘッドっていうのか、知らんかったわ。
これについても、ハブの年代によっては
フリー側のみ 通常のストレートスポークヘッドであったりもします。

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のむラボホイール2号の前輪を組みました  

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のむラボホイール2号の前輪を組みました。

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エボライトハブ 20H 黒CX-RAY反ヌポークラジアル組みです。
リムセメントで タイヤも張りました。

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WH-7801-CのリムとWH-R9100-C24のハブで後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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WH-7801-Cのチューブラーリムと
WH-R9100-C24のハブで後輪を組みました。

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20H 黒チャンピストレート/黒CXスプリントストレート
強制左右2クロス組みです。
元ネタのホイールでは 左右とも最終交差を編んでいませんが、
このホイールでは左右とも編みました。
反フリー側は結線します。あとで。

シマノのローハイトカーボンチューブラーリムのホイールですが、
7801系と7850系にはあるのに
7900系には無く(厳密には「そういうことになっている」)、
復活した9000系では 後輪がオプトバルの21Hになっているので
この20Hリムで組む場合は 左右10Hずつのリヤハブである必要があります。

7900のハブだと11S非対応なので、11S化も条件に入っていれば
9000のC24のCLないしTL、またはR9100のC24のハブでないといけません
(9000のC24でも チューブラーモデルはオプトバル21Hです)。

R9100のC24はモデル名が「WH-R9100-C24」だけで、
末尾に-CLや-TLや-TUが付きません。
クリンチャーモデルのみとなったので 区別する必要が無くなったからです。
どうしてチューブレスモデルをやめたんだろう?(すっとぼけ)

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ブレーキゾーンに焼き付いているブレーキシューのカスですが、
ブレーキの利きムラに出ていたかどうかは不明ですが
付着している箇所に疎密がありました。

ブレーキゾーンに 熱ダレによる変形(凹凸)が無いか点検したところ
いまのところは全く問題なかったのですが、
このまま使い続けると 下りのブレーキングで
シューのカスが付いている位相が発熱して変形するかもしれないので

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アセトンで全て除去しました。

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パールイズミのトゥシューズカバーを買ったのですが  

パールイズミのトゥシューズカバーを買いました。
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↑こやつ
年末のくじ引き大会の景品にするつもりで仕入れた
リザードスキンのトゥシューズカバーを
この冬から使っていたのですが、2ヵ月経たずに
足の甲側の表面がボロボロに剥げてきたので 捨てました。
画像を撮っておけばよかった。
仕入れてから2年は寝かせていましたが
直射日光に当たるようなところに 晒していたわけでもありません。

私は足先の寒さには強いほうなので
大阪の、よほど寒い冬でなければ
シューズカバーは つま先だけのもので通します。
今年でいうと 1月13日前後の異常に寒かった日だけは
マヴィックのフルシューズカバーにしました。

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トゥシューズカバーの利点として、シューズの一番上の
ベルクロ・ラチェット・ダイヤルの類が調整可能というのもあります。
このトゥシューズカバーですが、
正式名称は2020年秋冬モデルの
7975 ウィンドブレーク ライト トゥカバーです。
仕様が これ以前のモデルに戻っているので、
あのマヴィックのパクリのような
パンツのゴムみたいなのが付いたのが
併売されているのかとも思いましたが、
展開している トゥシューズカバーは これだけでした。
以前の仕様などについては(→こちら)をどうぞ。

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このトゥシューズカバーの つま先のゴムですが、
クリートの先端ギリギリまで あるせいで
ビンディングのキャッチが 異常に しにくいときがあります。
信号待ちからのゼロ発進で 300m以上
ビンディングが はまらなかったこともありました。
私のクリートの取り付け位置が 可能な限り一番前であることも
関係しているとは思いますが、先ほどのリンク先の記事にある
昔の つま先のゴムが無かった ねずみ小僧時代の
トゥシューズカバーと比べても 穴位置が かかと寄りになっています。

いっそのこと ゴムの部分を取ろうかとも思いました。
ロードバイクのシューズは つま先蹴り出しで歩かないから
ここのゴムは不要なのではないかと。
ねずみ小僧時代には無かったわけですし。
と思って 見てみたら ゴムの先端に擦った跡があります。
なるほど、信号待ちの片足着地のときに つま先立ちになるわけか。
私は、信号待ちなどのときに片足だけビンディングを外す場合
左に縁石などがある場合は左足を外しますが
左右とも同じ高さの地面の場合は右足を外します。
理由があるわけではなく そういう癖です。
上の画像は右シューズです。

つま先のゴムですが、一部 切除することにしました。

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ゴムを一部 切ったあと、裏返して
縫い目の端を接着剤で固めて ほつれ止めとしました。

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↑これはセブンバイシクルのウインターグローブです。
ここの問屋さんのシャッチョさんは古くからの知り合いで、
納品の際に 箱にお菓子を詰めるテロ行為をしてきますが
そんなことをするのは どうやら私に対してだけのようです。
当店に開店当初からあるドライフラワーも
ここのシャッチョさんから いただきました。

先ほどのリンク先の記事にもあるように
私はグローブの手のひら側のクッションを
たいていの場合 抜きますが、

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このグローブでも同じことをしていて
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ほつれ止めの処理も同じです。
ていうか これ、元の状態だと 下ハンドル持つのが辛いくらい
手のひら側のクッションが厚いんだけど!?

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切って開いたところを 縫いました。

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↑これは時系列がとんで いくらか使ったあとですが、
縫い目が汚いながら ちゃんと縫えてます。
ドライバーの先で グリグリしてみました。

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びふぉー
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あふたー
まだ 片側だけしかしていませんが、
ビンディングのキャッチが 劇的に改善しました。
やはり ゴムが噛んでいたようです。

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ゴムを切除する前は、あまりにビンディングが はまらないので
上の画像のように シューズカバーをめくってから ビンディングを はめ、
それから つま先部分をかぶせることもありました。
その場合、シューズカバーが 多少ずれて動いたりします。

ゴムありでハメたあとに シューズカバーを
上の画像のように めくろうとしたところ、
シューズとペダルの間に噛んでいるので
めくることが出来ませんでした
(少なくとも 走行中に片手では無理でした)。
なので やはり噛んでいるんだなあとは思っていたのですが、
ゴムを一部 切除したあとの右シューズカバーでも、
布だけが噛んでいるだけなのに
同じく 片手の力では めくれませんでした。

おまけ
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なるべく トゥシューズカバーで通したいときの
悪あがきのお供として便利なのが、
このゴールドウィンのウインドストッパーソックスです。

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裏起毛「ではなく」薄手なので、
バイクシューズで履いても きつさを感じず、
完全防風ソックスなので 見た目以上に暖かい、
というか寒くないです。
丈も厚みも ロードバイクにちょうどいいというか
まさに自転車用として作られたものですが、
ゴールドウィンが自転車事業から撤退したので
入手不可能になりました。

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それとディフィートの「ソックス素材のシューズカバー」を合わせると
「ソックスとシューズカバーの素材が逆やんけ!」な見た目になります。
どうでもいいですが。

ちなみに このシューズカバー、
サイズが S~M(23~26cm)と
L~XL(26.5~31cm)の2種類ありまして、
濃い青、薄い青(上の画像の色)、ピンク、蛍光イエローの4色が
特価だったので S~Mを買い占め、L~XLもそこそこ仕入れて
定価の半額以下でセールをしていましたが
客寄的大熊猫に載せる暇も無く ほとんど売れてしまいました。
蛍光イエローのみ まだ少しあります。

大きいほうのサイズですが、歩くためのアウトソールが付いている
MTB用のシューズの場合は 26cmでも小さいほうのサイズだと無理で、
シクロクロスで使う際に ほどほどの通気性+ドロヨケ性能に期待して
履く人が多いようです。
当店で 大きいほうが売れた理由のほとんどが シクロクロス用でした。

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のむラボホイール2号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール2号の後輪を組みました。

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エボライトハブ 24H 黒半コンペヨンロク組みです。
結線は あとでやります。

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CLX50の後輪を組み直しました  

組み直しました、と表題にありますが
完バラしを経ていないので
今日もホイー(以下略)。のノルマを満たしません。
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それはいいとして お客さんから
ロヴァールのCLX50の後輪をお預かりしました。
ヌルいので 何とかできれば何とかしてほしいとのことです。

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リムブレーキ用の後輪で、2:1組みの21Hです。
もし24Hであったなら この世代のロヴァールには
リム穴の穴振りがないので 12:12Hの普通のハブで
組み直すところですが、そういうわけにもいきません。

話は変わりますが、少し前に組み直した
CLX50DB(→こちら)は 下りどころか堺浜のコーナーですら
ヨレている感じがあったということですが、
組み直したホイールをお渡しした 少しあとに
「硬すぎるので ちょっとゆるめてほしい」と言われたので
少し スポークテンションを下げました。
コーナーでヨレている感触は無くなっていたということです。
少しテンションを下げたあとでも 元よりは ずいぶん硬いはずなので、
横剛性に不安はないかと思います。

それとはまた別の話ですが、乗鞍で1時間を切る ある選手が
フレームはスペシャイズドではないものの
ロヴァールの前後輪を手に入れたので 点検してほしい、
と持ってきたことがあるのですが、
そのときにロヴァールについて 私が言うほど悪いホイールではない、
乗り心地がいいという好意的な感触のほうが強い、
と言っていたので ついに私が知る範囲のハイアマチュアから
擁護派が出たか、まあいいやと思っていたのですが
先日 それとは また別のロヴァールを点検に持ってきたときに
のむラボホイール7号よりは明確にヌルい、
張って どうにかならないか、組み直すことは可能か、
と訊いてきました。それみたことか。
この選手より弱い人たちがこぞってヌルいって言ってるのに
そのことが分からんわけがないでしょうが。
ちなみに、組み直しについては断りました。

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「完成車のおまけ」だったのでしょうか。
ほとんど使った痕跡がありません。
スペシャライズドのフレームについての良し悪しは知りませんが、
完成車の場合 価格に こいつが含まれるのは
不幸としか言いようがありません。
スポーク本数とリム高だけで見れば 同じようなホイールである
ボーラワンのほうが よほど幸せになれます。

ディスクブレーキ版に関しては、ロヴァールのほうが
ハイト/ウェイトレシオでリムが軽くて優秀という面もあるので
どちらがいいとは断言できません。
(もし私物なら ロヴァールを組み直しますし、
吊るしを使えというなら それでもボーラワンDBを選ぶとは思います)


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元の状態からして フリー側にリムがずれていました。

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外周側からも回せるニップルであれば、それが前提だからか
内周側のつかみ部分の縦幅が短く 角も妙に丸いことが多いです
(ボントレガーやレイノルズなどのホイールで よく見られる)。
が、これは そうなっていないので 汎用ニップルです。

反フリー側のスポークを交換するのですが、
慎重に交換していけば DT製のチューブレスレディリムテープを
剥がさずとも 作業自体は可能です。
が、見てみたいものがあったので リムテープは剥がしました。

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スポーク長さが短いです。すり割りに達していません。
これはフリー側ですが、

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反フリー側も 同じ傾向でした。
フリー側のスポークは そのままにしますが、
反フリー側のスポークは 元より かすかに長くします。

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反フリー側のニップルを 仮バラしとして 4周ずつ ゆるめました。
それでねじ山が2山ほど出ているということは、
ねじ山がニップルに隠れたところから
プラス2周ほどで ホイールを組み終えているということです。
これが いかに短いかは ホイールを組んだことが
ある人なら 分かると思います。
厳密には メーカーによって、あるいは ねじ切り機によって
スポークのねじ山の数は異なりますが、大きな違いはありません。

あと、全てのニップルにではないですが
画像のように周期的な痕跡が付いているものがありました。
工具のつかみしろ以外の部分にまで達しているので
工具の跡では無さそうです。

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ハブシャフトに陥入するタイプの左エンドですが、
ハブシャフトをハブ体から抜かなくても
ストレートスポークの交換ができます!
わーい便利!

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スポークを交換してから、反フリー側のスポークのねじ山が
ニップルにちょうど隠れるところまで 揃えて締めました。
というのが 上の画像の状態です。
横振れが少しあったので、ゲージを当てる位相によって
すき間の量は変わるでしょうが 大した差ではありません。
ここまで、一切 フリー側のニップルは回していません。

ここから、フリー側のニップルを1周ずつ増し締めしました。
そのあとに目立つ縦振れを ゆるめ傾向で取ったので
フリー側14個のニップルの回転角度の平均は
360°よりは小さいです。が、結果として 1周弱は締めました。
という時点での画像は撮っていませんが、
そこから 反フリー側のニップルを2周ずつ締めたのが

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↑これです。
そこから さらに反フリー側を2周締め、
その時点での横振れも取ったのが

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↑これです。
そこから、反フリー側を1周締めたあとに
上の画像の時点でのゲージを 反フリー側のエンドに当てたのが

DSC00957msn4.jpg
↑これです。反フリー側のニップルを1周締めたことによる
リムの移動量です。

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そこから新たに寸法を採り、
DSC00959msn4.jpg
フリー側に当てると こうなります。
ここから さらに反フリー側を締めたかったのですが、
フリー側の1周弱の増し締めが やりすぎだった気がしたので
めったにやらないですが フリー側に「ビビリゆるめ」を入れました。
回転量は1/4周強くらいです。
なので フリー側のニップルは
元の状態から 半周ほどの増し締めとなりました。
上の画像の状態のゲージを
ビビリゆるめ+反フリー側増し締め傾向の微細な振れ取り後の
左エンドに当てたのが

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↑これです。
ビビリゆるめ+反フリー側をかすかに締めたことでの
リム移動量です。

DSC00961msn4.jpg
新たに その寸法を採ると、
DSC00962msn4.jpg
こうなりました。
ここまでで、縦横振れは追い込んであります。
「縦横振れが無くセンターだけがずれている」状態にすると、
そこから 反フリー側の増し締めで出る横振れは
「反フリー側のスポークのニップルを回したことに
由来する振れ」だけになるので
これ以降(全般的なテンション調整が無ければ)
フリー側のスポークのニップルを触ることは ほぼありません。

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センターが出ました。
元の状態からでいうと、フリー側は3/4周の増し締めだけでなく
最初にリムがフリー側にずれていた分までも
反フリー側の増し締めで取っているので
間違いなく 全てのスポークが 元より張っていることになります。

DSC00967msn4.jpg
組めました。

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反フリー側を CX-RAY相当のスポークから
CXスプリントに変更しています。
ロヴァールの後輪は2:1の 1側のほうが
スポークの変形量が少ない傾向にありますが
(ヘタクソな左右異数組み)、
反フリー側のスポーク比重の変更で
その傾向自体は高まっています。
フリー側以上に 反フリー側が硬くなっただけですが。
フリー側の結線は不要な気もしますが、一応やります。

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つづいて前輪。
こちらは点検だけです。

DSC00970msn4.jpg
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暫定センターは ずれ無しで、横振れがありました。
量は ごくわずかですが ホイールの1/3周ほどにわたるほどの
長~い横振れだったので、乗って出るタイプの振れではありません。
というか使用感が ほとんど無いので
振れが出るほど 乗ってもいないことが確かですが。

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のむラボホイール5号の前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号の前輪を組みました。

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エボライトハブ 20H CX-RAY反ヌポークラジアル組みで
赤アルミニップルです。 

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ウイニウム プラスのリムで後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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コリマの ウイニウム+のリムで後輪を組みました。
完組みホイールの仕様では リム穴がペアスポーク気味の
疎密位相となっていますが、これは手組みホイール用の
リム単品販売仕様なので 均等間隔になっています。
また、昔のコリマのリムだと リム穴の穴振りが
逆穴振りですが これは正穴振りなので
イタリアン組みやJIS組みをする際の初手の
右落とし/左落としが逆転することはありません。
正穴振りのリムで左右同本イタリアン組みなら 左落とし、
そこからヨンロク組みになると 右落とし、
そこから もし逆リムなら 左落としとなります。

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エボライトハブ 24H 半コンペヨンロク組みです。
結線は あとでやります。

ところでこのホイール、昨日のGIANTのホイールと
同じお客さんのものなのですが
どちらもリム重量を量っておいてほしいと言われていた気がします。
まあここを見ている人には関係ない話ですが。
↑うわこいつかんじわるい










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オ待タセシマシタ!コチラノ画像ヲ ゴ覧クダサイ!

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30mm高 SLRちゅーぶれすれでぃりむデス!

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ういにうむ ぷらすデス!
↑やーめーろー!

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GIANTのSLRの前輪を組み直しました  

今日もホイー(以下略)。
DSC00913amx14.jpg
お客さんから GIANTのSLRの前輪をお預かりしました。
30mm高カーボンチューブレスレディリムです。
のむラボホイール5号の前輪より安定感に欠ける、
下り以前に クリテリウムのコーナーでヨレる、
マジでヌルい、とのことで 組み直しをご希望です。

DSC00914amx14.jpg
スポークは2.0-1.8-2.0mm丸バテッド黒ストレートスポークで、
スポークヘッドはスライスされたエリンギ形状に
ツブシ加工が入っています。
ハブフランジは 通し式ではなく引っかけ式です。

CXスプリントで組み直すのですが、
現状 コンペ相当のスポークなので
組み直しでスポーク比重はむしろ小さくなります。

DSC00917amx14.jpg
スポークヘッドにツブシがあるので 無限に供回りはせず、
丸スポークながら リム側に工具でつかむための
四角いツブシ形状も設けてあるので 増し締めは容易です。

DSC00915amx14.jpg
DSC00916amx14.jpg
センターずれがありましたが、
これを増し締め方向で埋めたところで
大して化けません。

DSC00912amx14.jpg
あと どーでもいいですが、このリムは
ディスクブレーキのホイールとリムを兼用していて
ディスクハブで組む場合の左右の向きの指示がありました。
今回のホイールは リムブレーキの前輪なので、
形状もリム穴の位置もオフセットはしていません。

この前輪、16Hなのが最大の間違いです。
この長さでコンペ相当のスポークであれば、
スポーク4本とニップル4個が増えて 20Hになっても
26gほどしか重たくなりません。
いつも書いていることですが、超ディープリムを除いて
20Hに対する 16Hによるスポークの軽量化と空力的優位性が、
要素の大小において 16H化によって損なわれる
ホイール剛性の損失を上回ることはありません。

26g軽くなると、仮に この前輪が
680gくらいであった場合(実際 それくらいですが)
「600g台」と「700g台」の境目を またぐこととなり
「前後輪の合計重量で千何百グラム」とかいう
それだけでは到底 ホイールの本質を類推できないのに
素人をだますのには ちょうどいい指標に関しては
有利となるのは事実です。

元の状態が 丸スポークとはいえ 供回りを完全に殺せるスポークなのに、
それよりスポーク比重が小さいスポークで
元より硬いホイールを組めるのかというと、
元のホイールが どれくらい張ってあったかにも依りますが
非常に難しいです。
メシノタネコードになりますが
今回は それをひねり出せる根拠がありました。
無理っぽかったら 完組みホイールのスポークから
ちょうど良さそうな長さとスポーク比重のものを見つけるだけです。
DSC08064amx12.jpg
今回は使わなかったので ちゃんと調べてませんが
初代レーシング3のスポーク(上の画像)が
それに該当するかもしれません。

DSC00921amx14.jpg
このハブはDT製ですが、
本家DTのハブよりフランジ幅が広いのが特徴です。

DSC00922amx14.jpg
↑こっちで だいたいの横位置を合わせると・・・
DSC00923amx14.jpg
反対側で これくらい違います。

DSC00924amx14.jpg
これも いつも書いていることですが、
ベアリングサイズはDTのほうが大きいです。
SLRのハブはもっと大きなベアリングを仕込めそうなのに
なぜか 小径ベアリングになっています。
これはロヴァ―ルでも同様です。
基本的に カートリッジベアリングのハブ、
さらに言うなら ポン当て式エンドのハブは
スキュワーで使うと クイックで使った場合と比べて
ベアリングの回転が重たくなり 傷むのも非常に早まりますが
(クイックと同程度の締め込みで使えばいいのですが
私が見る ほとんどの人は締め込み過ぎで使っています)、
DTのハブは スキュワーの影響を受けにくいサイズのベアリングを
採用しているので、自社のスキュワーで
ハブが傷むということは ほぼありません。
GIANTは、レバーと逆側のナット部分に
フォークやフレームの割りに入る爪が設けてある
DT製のスキュワーを出していましたが、
MTB用の135mmのリヤを除いて
ロード用は廃版にしています。

フランジ幅だけでなく ベアリング幅も
SLRハブのほうが広くなっています。この点はいいですね。
あと、DTのハブは ハブシャフトがベアリングの端面で切れており
ポン当て式エンドが ハブシャフトの中に入る構造になっています。
フロントハブでは さほど問題ではないでしょうが
(DTの場合はスルーアクスルを見越した設計というものあり
ベアリング内径が大きい=ハブシャフト径が太いので まだマシ)、
リヤハブの反フリー側が こうなっているハブは あまりよろしくありません。
DTのハブでも、リヤハブは
ハブシャフトがベアリングから十分に飛び出ています。
リヤハブシャフトの左側がベアリングの端面で終わっているのは
ゼンティスやヴィジョンのハブで存在します。

DSC08609amx5.jpg
↑これは ヴィットリアのキュラーノですが、こういうハブのことです。
ただ、ゼンティスも ヴィジョンも このヴィットリアも
エンドとハブシャフトは ポン当てではなく ねじ山の関係になっているので
この構造でも いけるのかもしれません。
GIANTのSLRですが、スペアパーツの
ポン当て式エンドを見ると クイック用のものでも
ハブシャフト内部に 陥入するタイプのものは無いので
その点では問題なさそうです。

DSC00929amx14.jpg
メーカー名は伏せておきますが
これが「リヤハブシャフトの左端がベアリング端面で終わっていて
かつ ポン当て式エンド」というハブです。
左エンドをハブシャフトに取り付けた状態で
指でつかみ 前後にゆすると
ハブシャフトに対して グジグジと動きます。

実際はフレームに挟んでクイックなり
スキュワーなりで締めるから問題ない?
そう思うなら 勝手にそう思っとけや。

これと関係あるかもしれない話として、
ペダルかBBからの異音(と思えば実際そうとしか聞こえない)と
思われていた原因が フレームと リヤメカを取り付けている
リプレーサブルエンドのねじの締め付けが甘かった、
あるいはゆるんでいたということが非常に多いです。
クイックの締め付けではエンドの貼り合わせの ゆらぎを
完全に殺せないというわけです。

ちなみに上の画像のブランド、一世代前のリヤハブは
ハブシャフトの左端面がベアリングから飛び出ていました。
また、ディスクブレーキ用のホイールは スルーアクスル仕様なので
ハブシャフトに陥入するポン当てエンドではありません。

DSC00925amx14.jpg
組めました。

DSC00926amx14.jpg
16H CXスプリントストレート強制ラジアル組みです。
元が黒スポークなのに 銀スポークで組んでいるのは
お客さんの希望です。

category: のむラボ日記

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DTのチャンピオンなどについて  

現在のDTの問屋さんですが、常備在庫しているスポークは
チャンピオンとコンペティションの2種類のみとなっています。
本国サイトではレボリューションが まだ載っていますが、
14番ベースのものだけとなっています。
エアロライトは、今の問屋さんより価格が安い傾向にあった
以前の問屋さんからして 他社で同スポーク比重のCX-RAYより
数割 高かったので とくに使う理由がありませんでした。
300mm・290mm・280mm・270mmの4種類で
リム側のプレーン部分を長くして10mmカット可能にしているから
260mmまでの任意の長さに切って使ってね、
という仕様だったのは別にいいのですが
頻繁に在庫切れをしていたのも 常用スポークに採用できなかった理由です。
DSC00875amx14.jpg
プレーンスポークは 任意の長さにカット出来るので、
スポークカッターで切ることを厭わなければ
一番長い長さだけを在庫するだけでいいです。
とくに よく使う長さがあるなら
最長長さ以外に持っていてもいいですが
(チャンピオンではなくコンペティションの話になりますが、
のむラボホイール5号24H後輪のフリー側の長さは
よく使うので ちょうどの長さを常備しています)。

チャンピオンですが、14番の銀と黒のみ
メーカー取り扱い最長長さの315mmで
「500本入り」という販売単位があります。
これ以外のスポークだと、同じくチャンピオン(14番と15番)の315mmで
100本入りというのがある他は
10本入りと4本入りの販売単位しかありません。
14番チャンピオンの1本当たりの単価について
500本入りを100%とすると、
銀は 100本入りが152%、10本入りと4本入りが195%となります。
黒だと 100本入りが144%、10本入りと4本入りが175%です。
使い切るあてがあるなら 14番のチャンピオンは
500本入りを仕入れる以外に考えられません。

DSC00876amx14.jpg
黒チャンピ14番の500本入りが
無くなりかけたので 仕入れました。

DSC00877amx14.jpg
銀チャンピ14番の500本入りは 少し前に補充しています。
ピストの後輪に左右使うのを除けば、半チャンピのフリー側と
廉価モデルのホイールの補修くらいにしか
使っていない気がしますが、
500本あっても 使えば無くなります(当たり前ですが)。

DSC00878amx14.jpg
ニップル無しのスポークのみ、14番プレーン315mm500本は
スポーク比重からの概算で4048gとなります。
中身の重さに対して 箱の底が弱く、
箱を持ち上げると 底が抜けそうになるので
使う前に補強しています。

DSC00879amx14.jpg
今回仕入れた黒の500本は PPバンドで留めてありました。

DSC00880amx14.jpg
DSC00881amx14.jpg
↑バンドを切ると 箱に痕が残りますが、

DSC00882amx14.jpg
当店在庫の箱には無いので
いつもの仕様というわけではありません。

DSC00883amx14.jpg
PPバンドで留めていた理由が分かりました。
箱の糊付けが取れています。
箱が崩壊していた原因が 中身の重さにあるのは明らかです。

DSC00897amx14.jpg
↑これは 銀チャンピオン500本が入っていた箱です。
右端のほうが黒ずんでいるのは ここに頭があったからです。
お父さんの枕と同じ理由ですね。

DSC00898amx14.jpg
↑これは 今回の黒チャンピオン500本の箱です。
メーカー問わず 黒スポークは銀スポークよりも
表面に油が残っている傾向があり、
スポークヘッドの擦れ以外の理由で 箱が汚れます。

黒スポークとしては これは まだマシなほうで、
現行品でいうと黒CXスプリント、
廃版品でいうとアサヒの黒エアロスポークが
手がすぐに汚れるほど 油まみれで出荷されています(いました)。

DSC00899amx14.jpg
箱が ばくはつしていますが、
これはこれで有用なので テープで補強して使います。

DSC00884amx14.jpg
14番チャンピオンの首折れスポークとは別に、
14番チャンピオンのストレートスポークの取り扱いが
ごく最近 始まりました。
こちらは 最長長さのみの100本入りとなります。
問屋さんの資料でも納品書でも 315mmとなっていますが
実際は320mmです。

DSC00885amx14.jpg
↑くろ
DSC00886amx14.jpg
↑ぎん
DSC00887amx14.jpg
スポークヘッドにDTの刻印があります。
14番プレーンのストレートスポークは
サピムのリーダーで 銀・黒とも供給はありますが
今後は こちらも使うことにします。

DSC00889amx14.jpg
↑この DTの100本入りの箱、
イレギュラーなスポークを管理するのに非常に便利なのですが
当店では余分な入手が 非常に困難になりました。
コンペティションは10本入りの袋なので 箱ではなく、
14番チャンピオンは500本入りの箱で買うので、
15番チャンピオンか14番チャンピオンストレートの100本入りを
使い切ったときに余るのみとなります。
かつて コンペの箱を何百と捨てたのが惜しまれます。
いくらかは手元に残していますが。

DSC00890amx14.jpg
100本入りの箱は、仕様変更で長さが短くなっています。

DSC00891amx14.jpg
昔は スポークと同数のニップルが同梱されており
DSC00892amx14.jpg
DTのニップルの単体販売と同じ箱が
スポークの奥に入っていました。
先ほどから「100本入りの箱」と書いている この箱ですが、
チャンピオンの銀と黒と コンペティションの銀は
100本入りで銀しんちゅうニップルが付属
(チャンピオンは黒スポークでも 銀しんちゅうが付属)、
コンペティションの黒と レボリューションの銀と黒は
72本入りで スポークの色と同じ
アルミニップルが付属となっていました。

黒コンペやレボは 本数自体が少ないので
新品の箱を持つと100本入りより
明らかに軽いのが分かります。

かつての銀コンペは 銀しんちゅうニップルが付属、
黒コンペは 黒アルミニップルが付属で、
黒スポークのほうが価格は高いものの
ニップルの仕様違いを勘案すると
価格差が最も少ないスポークでした。
前の問屋さんの2013年頃の価格だと
銀コンペ1本+銀しんちゅうニップル1個が88円、
黒コンペ1本+黒アルミニップル1個が120円ですが
ニップルの価格差が30円ほどあるので
スポーク単体で見ると ほぼ同じになります。

現行の税別定価だと
銀コンペ1本+銀しんちゅうニップル1個が111円、
黒コンペ1本+黒アルミニップル1個が228円で
その内訳は前者が98+13円、後者が170+58円です。
すげー値上がりしたのう。

DTとは関係ないですが、
サピムのリーダーの税別定価が1本あたり
銀37円、黒86円となっています。
ニップルや安いスポークでは、製品そのものより
それへの塗装代のほうが高いというのは よくあることです。

これがCX-RAYだと 銀360円、黒500円です。
割合でいうと 黒が銀の倍額ってことは無いですが
1本で+140円と考えると高いです。

これが15番ベースのエアロスポークのCXスーパーだと
銀760円、黒900円です。
スポーク自体が高いので 割合でいうと薄まっていますが
1本で+140円というのはCX-RAYと同じです。

これがCXスプリントだと銀280円、黒300円です。
なんと1本で+20円、プレーンスポークのリーダーよりも
塗装代が安くなっています。
ここから考えられる疑念が2つ。
実は 値段を付け間違っていて いつか黒スポークのみ値上げ、
または両方値上げするものの
黒の値上げ幅を とくに大きくするのではないかということ。
もうひとつは、ピラーあたりに外注したスポークなんじゃねえのと
思われることです。
黒CXスプリントが 他のモデル以上に とくに油まみれなのも
CX-RAYと同じところで製造しているとは考えにくい理由です。

DSC00893amx14.jpg
100本入りと書いた箱ですが、これがチタンスポークの
チタニウムMMC(メタルマトリクスコンポジット)だと

DSC00894amx14.jpg
M字型の間仕切りが中に入っていて 1箱18本入りとなっており
中身が入っているのか不安になるほど 軽いです。
上の画像では 同じ長さをまとめているので
18本以上入っていますが。

DSC00895amx14.jpg
製造工程で、ねじ山を切るときに スポークをつかんだ跡があります。
実は 銀ステンレスでも、判別困難ですが この跡はあります。
黒スポークの場合は、ねじ山に塗膜が乗っているので
スポークをつかんで ねじ山を切ったあとに 黒く塗っているようです。
これはDTのスポークでの話で、

DSC00902amx14.jpg
サピムのCX-RAYは ねじ山に塗膜が乗っている場合と
そうでない場合が混在しています。
長さによって違うというわけでもなく、
上の画像は同じ長さのスポークです。
非バテッド部分の長さが揃っているので 別にどうでもいいのですが・・・。

category: スポークの話

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RR411dbリムで後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC00900amx14.jpg
RR411dbリムで後輪を組みました。

DSC00901amx14.jpg
レボディスクハブ 24H 黒半コンペヨンロクJIS組みで
銀アルミニップルというか 銀スクオルクスニップルです。
結線は あとでやります。

category: のむラボ日記

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RR411dbリムで前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC00872amx14.jpg
DTのRR11dbリムで前輪を組みました。
お客さんの希望で リムのステッカーを剥がしています。

DSC00870amx14.jpg
今回のリムですが、剥がすので関係ないものの
リムの外周ギリギリに貼ってあるステッカーが多く、
上の画像のものなどは

DSC00871amx14.jpg
端の部分が ビードフックの上に かかっているくらいでした。

DSC00873amx14.jpg
レボディスクハブ 24H 黒半CXスプリント逆イタリアン組みで、

DSC00874amx14.jpg
黒スポークですが 銀ニップルです。
結線は あとでやります。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール5号の前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号の前輪を組みました。

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エボライトハブ 20H 黒CX-RAY反ヌポークラジアル組みで
赤アルミニップルです。

category: のむラボホイール

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のむラボホイール5号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号の後輪を組みました。

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エボライトハブ 24H 黒半コンペヨンロク組みで

DSC00866amx14.jpg
赤アルミニップルです。
結線は あとでやります。

category: のむラボホイール

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AL31Wリムとパワータップハブでホイールを組みました  

今日もホイー(以下略)。
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TniのAL31Wリムとパワータップハブで後輪を組みました。

DSC00826amx14.jpg
AL22Wリムと同じく 数字はリム高で、
内幅19mmのワイドチューブレスレディリムです。

DSC00824amx14.jpg
G3ハブ24H 黒半コンペヨンロク組み結線ありで

DSC00825amx14.jpg
赤アルミニップルです。

category: のむラボ日記

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レーシングスピード ダークラベルさん  

お客さんから レーシングスピードの後輪をお預かりしました。
DSC00786amx14.jpg
DSC00787amx14.jpg
フリー側のヤマアラシさん方向と反ヤマアラシさん方向の
スポークが1本ずつ、計2本とんでいます。
お客さんは遠方の方なので これに対して3~4本のスポークを
送ってほしいと言われたのですが、
お客さん自身で修理 あるいは近所のショップにスポークを持ち込んだところで
まともに直せる可能性は非常に低いと私が思っているのと

本当に3~4本のスポークで直せるのか
現物を見ないと判断できないと 強く言って
ホイール自体を送ってもらいました。
私の見立てで要交換と判断されるスポークは 全て交換します。
3~4本くらいであれば スポークの在庫はありましたが、
実際は それどころではなかったので

DSC00796amx14.jpg
スポーク21本のセットを取り寄せました。
お客さんに請求するのは21本ではなく
実際に使った分だけとなりますが。

DSC00797amx14.jpg
反フリー側の回り止めのツブシ加工があるスポーク7本と

DSC00798amx14.jpg
それが無いフリー側14本のスポークが、
向きを変えて入れてありました。私には無用の配慮ですが。

DSC00788amx14.jpg
DSC00789amx14.jpg
とんでいないヤマアラシさん方向(このホイールでは外側)のスポーク
6本すべてに チェーン落ちのあとがあるので交換します。

DSC00790amx14.jpg
チェーン落ちについては、軽微であれば交換しないことも多いですが
このホイールでは 変形しているものがほとんどなので
要交換と判断しました。上の画像は 変形が とくにひどい1本です。

DSC00791amx14.jpg
ヤマアラシさん方向のスポークは
とんだ1本も含めて 全交換で確定として、
反ヤマアラシさん方向のスポークに
要交換と思われるものが 3本あったので
目印のテープを貼って 番号を付けました。

DSC00792amx14.jpg
DSC00793amx14.jpg
1番と2番は明確に変形があります。
矢印の先あたりが 曲がり始めと思われる箇所です。

DSC00794amx14.jpg
3番は変形疑惑です。
DSC00795amx14.jpg
指でさすると かすかに曲がっている気がするのですが・・・。

DSC00799amx14.jpg
まずは 1~3番のスポークを外しました。
画像 一番上は新品のスポークです。
1番と2番は明確に曲がっています。

DSC00800amx14.jpg
3番も要交換です。

DSC00801amx14.jpg
このあたりまでは新品と平行ですが
DSC00802amx14.jpg
やはり変形がありました。
もし、スポークが1本も とんでおらず 点検に持ち込まれたホイールで
この程度の変形スポークが 1本混じっていたのであれば、
見抜けないか、見抜いても交換しなかったかもしれません。
これくらいの変形でも、横振れ取りをすれば
このスポーク直下の位相で
接地面のタイヤの変形量より少ない縦振れが出ます。

結果としては とんだスポーク2本と曲がっていたスポーク9本の
計11本を交換することになりました。
フリー側14本の大半です。

DSC00803amx14.jpg
ニップルとリムの間に挟む専用のワッシャーですが、
長手方向が リムの前後方向に確実に向くように気をつけます。

DSC00805amx14.jpg
↑こういうことです。
これが90°回った状態で テンションを張ったがために
リムの頂点付近に ふくらみが出たというのをやらかした
シルベストサイクルというクソアホショップがありましたが
あの件はどうなったんだろう。
顛末は不明なものの(→こちら)で触れています。
リンク先のホイールとは また別件の話ですが。

DSC00806amx14.jpg
DSC00807amx14.jpg
とんだスポークが数本程度であれば 残りのスポークが
元あったはずの縦・横・センター位置のガイドとして機能しますが
残り3本だと それも期待できないので
交換しなかった3ヵ所のニップルも一旦ゆるめました。
今回の場合は とんでいないスポークの大半に変形があったので
元あった位置のガイドとして期待するのは どのみち無理ですが。

スポークを交換した箇所も していない箇所も
リムから スポークのねじ山が ちょうど見えなくなったところから
きっかり5周締めたのが上の画像です。
目立つ横振れも出なかったので
位相によって センターずれの量が大きく変わることもありません。
ここから、ちょうどセンターが出るところまで フリー側を増し締めすれば
理論上は 元あった状態(チェーン落ちのさらに前)に戻ります。

フリー側が丸スポークであったなら 非常に面倒な作業だったでしょうが、
扁平スポークで供回りを押さえられるので まだマシです。

DSC00808amx14.jpg
DSC00809amx14.jpg
さらに フリー側を3周ずつ締めました。
ここまで、反フリー側のニップルは一切 触っていません。

DSC00810amx14.jpg
DSC00811amx14.jpg
さらに1周ずつ締め、縦振れも追い込みました。
反フリー側のスポークが 縦位置のガイドとして機能していたのか
縦振れが ほぼ無く、縦振れ調整で触ったのも
ほぼ フリー側のニップルでした。

ここから、フリー側の微細な増し締めで センターを出せば
ほぼ 元通りです。元から 張り気味の個体であったようで、
とくに「一旦フリー側にずらしてから 反フリー側も締めて
センター出しすることで 確実に元の状態より張りました」的な
作業は必要なさそうです。

DSC00814amx14.jpg
DSC00816amx14.jpg
横振れを追い込んでいたら ついにセンターが逆転しました。
紙2枚ほどですが。
ここから、フリー側をかすかにゆるめて
センター出しをしてもいいのですが

DSC00817amx14.jpg
DSC00818amx14.jpg
反フリー側の増し締めで出しました。
全てのニップルが 元より締め傾向なので
理論上は元より張っているはずですが
体感できるかどうかは不明です。

DSC00819amx14.jpg
DSC00820amx14.jpg
直りました。

DSC00821amx14.jpg
↑交換したスポーク
DSC00822amx14.jpg
↑ヤマアラシさん方向の6本

category: のむラボ日記

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アスセイバーズのドロヨケとサドルとの相性について  

DSC00253amx14.jpg
当店で 以前に販売したアスセイバーズのドロヨケですが、

DSC00256amx14.jpg
FLIP-TIPというアスセイバーズ独自の設計により、
ドロヨケの後端が 上に持ちあがるように、
サドル裏に押し当てるように テンションがかかります。

DSC00255amx14.jpg
サドルレールの絞りの部分に合うので
旧モデルでは取り付けが不安定だった
セラSMPのサドルに取り付けても
前後に ガタついたりは しません。

DSC00254amx14.jpg
が、この 新アスセイバーズ、
フィジークのサドルについているアクセサリー台座こと
ICS(インテグレーテッド クリップ システム)に取り付ける
キャットアイライト用の台座(品番:398-0060)と相性が悪いです。

どうでもいいですが、ICSと聞くと
Cレコード時代あたりのカンパニョーロのパーツに金メッキや肉抜き、
Wレバーの曲げ加工などをしていた
カスタムチューンのメーカーを思い出します。

DSC00257amx14.jpg
お客さんが実際に使っているサドルに対して
ちょうどの位置に 台座の突起が抜けるように穴をあけました。
フィジークの別のモデルに変える場合は
左右幅はともかく 前後幅は拡張する必要があるでしょうが、
今は このサドルにだけ合っていればいいので問題ありません。

DSC00258amx14.jpg
↑あふたー
上の画像は加工後です。
びふぉーを取り忘れたので

DSC00630amx14.jpg
↑びふぉー
同じモデルの未加工品で撮りました。
台座の突起のせいでドロヨケ後端の高さが低くなり、
ドロヨケの仕事を あまり果たしていないのが分かります。

DSC00260amx14.jpg
サドルバッグとの併用は無理ですが、ライトは使えます。
上の画像の ラピッド ミニことTL-LD635であれば
ドロヨケの角度を ほとんど下げずに使えます。

DSC00781amx14.jpg
つづいて セラSMPのサドルに取り付けた場合ですが、
「取り付け」自体は安定しており

DSC00782amx14.jpg
ドロヨケを持って 前後にゆすっても ほとんど動きません。

DSC00783amx14.jpg
が、このSMPのロゴの部分と
DSC00828amx14.jpg
それより前にある サドルレールが
U字型に垂れた部分の2ヵ所と干渉するので

DSC00785amx14.jpg
取り付けは安定しているものの
ドロヨケの角度は かなり下がります。
セラSMPでは、先ほど書いた2ヵ所の突起を抜ける穴を設けてある
FAN-GOというモデル名の専用品があるので
そちらを使ったほうがいいです。

category: のむラボ日記

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カーボンチューブレスリムで後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC00777amx14.jpg
先日の続きです。
カーボンチューブレスリムで後輪を組みました。

DSC00778amx14.jpg
レボディスクハブ 24H 半コンペヨンロクJIS組みです。
結線は あとでやります。

DSC00775amx14.jpg
DSC00776amx14.jpg
要素としては オフセットリムというのが最も大きいのですが、
ホイール組み中に リムがかなりフリー側に寄っている状態で
反フリー側が もう充分と思える程度まで張れており、
センターを出すための反フリー側の増し締めに苦労しました。

DSC00774amx14.jpg
42mm高ワイドリムでチューブレス対応リムですが、
このリム、ハイト/ウェイトレシオでいうと 非常に優秀です。
リムの内周側の穴が厚く それほどビビらずに張れることから、
実際の重量に違和感を感じるほどです。
リムサイドを強く握ると 多少ペコペコはしますが
クラシックENVE(EDGE)ほどではないです。
飛び道具としてのリスキーさが無い、
常用できる範囲のリムでは このあたりが最軽量ではないでしょうか。
リムの最外層の仕上げが違うものの
これと同じメーカー(ブランドではなくメーカー)のリムは
何度か組んだことがあります。

ちなみに実際の重量についてですが、
タダでここを読んでいる人たちに教える気はありません。
↑うわなにこいつきわめてかんじわるい














DSC00780amx14.jpg
オ待タセシマシタ!

DSC00773amx14.jpg
コチラノ画像ヲ ゴ覧クダサイ!
↑やーめーろー!

category: のむラボ日記

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カーボンチューブレスリムで前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC00767amx14.jpg
お客さんからお預かりした
42mm高カーボンチューブレスリムで 前輪を組みました。

DSC00769amx14.jpg
オフセットリムで

DSC00768amx14.jpg
バルブ穴周りの形状も凝っており

DSC00770amx14.jpg
外周側に バルブ穴以外の穴が無い仕様となっています。
仮組み めんどくせえ

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レボディスクハブ 24H 半CXスプリントで

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ターコイズアルミニップルです。
結線は あとでやります。

category: のむラボ日記

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404のWOリムで前輪を組みました(前輪だけど後編)  

今日もホイー(以下略)。
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昨日の続きです。
404のWOリムで前輪を組みました。

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レボディスクハブ 24H 黒半CXスプリント
ロクヨン逆イタリアン組みです。
結線は あとでやります。

category: のむラボ日記

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404のWOリムで後輪を組みました(後輪だけど前編)  

今日もホイー(以下略)。
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ネダ星人が持ってきた ZIPPの404の
WO(非チューブレス)リムで後輪を組みました。

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ブレーキゾーンがあるので
ディスクブレーキ用というわけではないようです。

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レボディスクハブ 24H 黒半コンペヨンロクJIS組みです。
結線は あとでやります。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール5号をAL22Wリムで組み換えました  

お客さんから のむラボホイール5号をお預かりしました。
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まずは後輪から。
AL22Wリムへの組み換えをご希望ですが、
リム内径が非常に近いので スポークが使い回せます。

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リムのお引っ越し中・・・

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組み換え前後とも 赤アルミニップルですが、
これは 使い回さず新品に交換しています。

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組めました。
いや まだだった。
組み換えついでに XDRフリーボディへ
変更しないといけなかったのですが、
それを忘れてホイールを組み終えてしまいました。

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組めました。

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シマノ11Sフリーボディから XDRフリーボディへの換装で
ホイールセンターは ずれないはずですが、
紙1枚ほど リムが左に寄りました。
フリーボディの交換時の エンドの締め込み具合で
変わったのかもしれません。
上の画像は それを直したあとの画像です。

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つづいて前輪。

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リムのお引っ越し中・・・

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組めました。

category: のむラボ日記

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ボントレガーのハブとイーストンのリムで前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから ボントレガーの前輪をお預かりしました。

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リムは WOナローアルミリムで、

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ハブは20Hラージフランジで 組み方は位相絞りフランジのヌポーク0本組み、
スポークは DTの要スリット黒エアロスポークです。

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ハブのフランジ幅は かなり広めです。

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ヌポーク0本組みで組まれていますが、
反ヌポーク通しが出来ないフランジ形状でした。
フランジ径が極端に小さいフロントハブで ヌポークラジアル組みをすると
ハブシャフトに横ガタが出ることがあります。
デュラエースや クリスキングのR45くらいの径であれば
それは ほぼ発生せず、仮に発生しても 玉当たり調整でガタは取れます。
Tniのエボハブの場合は、発生しても取る手段が 一応はありました。
エボライトハブの場合は エンドがポン当て式で
ベアリング径も小さいので ガタが発生した場合 取る手段がありません。

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友人の前輪で 反ヌポークならぬ「半ヌポーク」ラジアル組みをすることで
フランジの変形方向を中和させようとしたことがありますが、
これはこれで別の問題があるので のむラボホイールには採用しませんでした。
ちなみにこれは エボライトではなくエボハブです。

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↑これは キャノンデールの完成車に付いてくる
カーボンチューブレスレディリムのホイールで、
HGとあるのはモデル名のホログラムのことです。
リムサイドの穴が大きいのは、水抜き穴というより
チューブレスの空気圧が リム内に抜けたときの
ばくはつ防止用の意味のほうが大きいからだと思われます。

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このホイールのフロントハブは 今回の前輪とは逆に
反ヌポークラジアル組み限定の形状になっています。

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リヤハブは左右同数スポークで 反フリー側ラジアル組みという
20世紀的な組み方となっていますが、
反ヌポークラジアル組み限定の形状ではないので
よりマシな後輪に組み直す場合に ハブに邪魔されることはありません。

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本題に戻ります。
お客さんから ボントレガーの前輪とは別に
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イーストンのR90SLという
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ワイドチューブレスレディリムも お預かりしておりまして、
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リムの交換を ご希望です。
リム高は ややイーストンのほうが高く(=リム内径が小さく)、

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元の前輪のスポークの リム側のプレーン部分の長さが長めなので、
少し切ることで 不可逆ながらイーストンへの組み換えが
確実に可能です。

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ボントレガーのリムに、ホイールに使われている
スポーク長さが書いてありました。親切ですね。
誰が信じるかボケ。
25mm高くらいの汎用ニップル用リムと
超スモールフランジのエボライトフロントハブのラジアル組みで
だいたい280mmくらいなのに、
こんなラージフランジで281mmなわけがありません。
これは おそらく、別のハブで281mmスポークのモデルが すでにあり
それのリムを使い回しているためだと思われます。
元のスポークの実際の長さは 275mmでした。

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組めました。

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お客さんの希望で 赤アルミニップルにしています。

お客さんから作業前後のリム重量とホイール重量を
量っておいてほしいと言われていましたが、
リムの重量差が53gなのに
ホイールの重量差は77gとなりました。
スポーク長さを切り詰めたのは小要素で、
元のしんちゅうニップルが 外周側からも回せる
大きな六角頭付きのもので 材質だけでなく
体積的にも重たかったことが 関係しています。

実際の重量については、とくに教える気はありません。
↑うわこいつかんじわるい
















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オ待タセシマシタ!コチラノ画像ヲ ゴ覧クダサイ!

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ぼんとれがーノ りむ(りむてーぷ無シ)デス!

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いーすとんノ りむデス!

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作業前ノ ほいーる(りむてーぷ付キ)デス!

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りむてーぷ単体デス!

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作業後ノ ほいーるデス!
↑やーめーろー!

category: のむラボ日記

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SES4.5のチューブラーリムで後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。の前に。
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↑これはエボライト フロントハブの実測重量で、
公称値も 実測と同じく60gです。

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↑これはエボ フロントハブの実測重量ですが、
厳密には後期型のエボハブIIです。
公称値は85gですが、85gなのは前期型のエボハブIの重量の表記を
引き継いだだけであり 実測で85gあるエボハブIIというのは
おそらく ありません。

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フランジの穴数が同じもので量りました。
18gというと わずかな差のように思えますが、
割合でいうと 20%以上も違います。
ほとんど同じ見た目のハブなのに
どこで それだけの軽量化をしたのかというと、
ハブ胴の太さが違うのは 見て分かりますが
ここでは数g稼ぐのが やっとです。

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エボライトフロントハブのフランジは 28Hと32Hを除いて
フランジ穴の内側に肉抜き穴がありますが、
この穴で抜かれた体積を すべて集めても
1円玉1枚分あるかどうかといったところです。
純アルミとアルミ合金で比重が違うのを勘案しても
この量では微々たる差なので、
この穴での軽量化は 1gあるかないかといったところです。
では 何が重量差の主因なのかというと、
鉄のカタマリたるベアリングのサイズが
エボライトハブのほうが小さいからです。

それはともかく今日もホイー(以下略)。
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スマートエンヴィシステム4.5のチューブラーリムで
後輪を組みました。
リム単体のモデル名としてはA56となります。

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ハブは DT180のストレートスポーク用の新型ハブで、

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24H 黒リーダー/CXスプリント左右2クロス強制JIS組みです。
このハブは最終交差の接触(あやどり)の有無を
どちらでも選べるようになっており、
同じようなフランジのストレートスポーク用のハブで組まれた
プライムの完組みホイールだと フリー側のみ あやどりを取っていますが、
今回のホイールでは 左右とも あやどりを取りました。
というか 私は ほとんどの場合そうしますが。
結線をするには あやどりが必須というのもあります。
結線は あとでやります。

このリヤハブは スターラチェット部分が
両押しバネ式から片押しバネ式に変更され
内部機構が簡略化された ラチェットEXPという新型のハブです。
DTのハブをパクっていたマヴィックのインスタントドライブを
パクったような機構で、ベアリング幅が広がったので
横剛性アップ!というようなことを謳っていますが
フランジ幅は かえって狭くなっています。

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左フランジも 見るからに狭いのですが、
ディスクローター台座ありのモデルと
左フランジ幅がほぼ同じ(公称値で0.1mm違い)なので、
ローターが付けられないのに ローターを付けるスペースを
確保しているような寸法となっています。

DSC00713amx14.jpg
このハブは130mm幅クイック式ですが、
フランジ幅の公称値は 右15.4mm/左33.3mmでした。
左右の合計は48.7mmとなります。
ざっと 49mmでいいとして、これが どこからどこまでの幅なのか
調べてみることにしました。
・左右フランジの内側の穴の中心間の距離
・左右フランジの並列に並んでいるスポーク穴の中間部分同士の距離
・左右フランジの外側の穴の中心間の距離
↑下に行くほど「定義している幅」が広くなるので、
フランジ幅が広くあってほしいのであれば
49mmが上の定義であるほど都合がいいわけです。
が、実際は画像にもあるように 一番下の
外側の穴の中心間の距離でした。

さらにこのハブ、オチョコがキツいのが ツラいです。
これと同じハブの142mmスルーアクスル式では
フランジ幅の公称値は 右17.3mm/左33.4mmとなっています。
130mm幅のハブに対して 右フランジが 約2mm広いわけですが、
これは かなり大きな差です。

仮に 右19mm/左38mm/左右合計57mmのハブがあったとして
(シマノハブやエボライトハブが これくらいです)、
そこから 左右合計が55mmになるのに
左のみマイナス2mmの右19mm/左36mmだと
スポークテンションの左右差が近づく反面
フランジ幅の損失のほうが横剛性的にはマイナス側の大要素だなー
と思いながらホイールを組む程度ですが、
右のみマイナス2mmの右17mm/左38mmというハブだったとすると
どうあっても フリー側をキンキンに張っているのに
反フリー側がヌル過ぎるというホイールになってしまいます。

私は何度か(というか ほぼ現物が出るたびに)
Tniのエボディスクリヤハブについて、
逆ハイローフランジなので あるホイールの組み手が
まともな後輪が組めるかどうかの
試験をするのに ちょうどいいというようなことを書きましたが、
今回のハブも それとは違う条件(組み方が強制される、
ストレートスポークなので番手が豊富に選べない)で
まともな後輪を組むのが難しいリヤハブです。

DSC00714amx14.jpg
↑これはロヴァ―ルのリヤハブですが、
DT本家ではなく DT「製」のハブを採用している完組みホイールでは
DTよりもベアリングのサイズが小さいことがほとんどです
(GIANTのSLRも同じような感じです)。
これらのハブのベアリングを交換したことは 数え切れないほどありますし、
交換を要さないまでも 回転がガサついているハブは
しょっちゅう見かけます。が、DT本家のハブでは
ベアリングの交換をしたことは ほとんどありません。
ベアリングの外径が大きいので 傷みが出にくいのです。
上の画像のハブも、ハブ体に もう少し大きな径のベアリングを
仕込めそうな余裕があるのに なぜか そうしていません。

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↑新旧スターラチェットハブのベアリング
ラチェットEXPの新ハブは 従来モデルよりも軽くなっていますが、
その主因は構造の簡略化ではなく ベアリングサイズの変更です
(ハブ体も フリーボディも)。
これ、確実に パーツの交換頻度が高くなっちゃうんですが・・・。

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トップテンひとくちメモ(ひとくちだけに)  

佐藤製薬のトップテンですが、
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もうほとんど中身が無いよ!というところまで飲んだら
ジャージのポケットに 逆さにして しばらく入れておき、
逆さのままで キャップをゆるめると・・・

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あと ひとくちくらいは飲めます。
これで助かった(気がする)ことも多いので
知っておくと 便利です。

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zwiftの上位ランカーに「うわーすごい!プロのドラマーより太鼓の達人がうまいみたいな 感じですよね!」とか言うのは やめろ  

表題は記事の内容に関係ありません。
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この正月は「ビニールハウスの中を散歩する二本足のニンジン」の
ドット絵アニメなどを作ったりしてました。非常に有意義でした。

追記:
image0msn4.jpg
本題は こっちですが。

category: 新手のスタンド使い

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