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のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

リムブレーキ用のSES3.4のリヤリムでディスクブレーキの前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから、かつてリムブレーキ用の後輪を組んでいた
SES3.4のリヤリムを お預かりしました。
リムとしての品番は「A45」で、チューブラーリムです。
これを使って ディスクブレーキ用の前輪を組んでほしいとのことです。
ブレーキゾーンにヤスリ加工がなされる前のモデルなので、
ディスクブレーキの前輪に組み直しても 違和感がありません。

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クリスキングR45Dハブ 24H
黒半CXスプリントロクヨン逆イタリアン組みです。
結線は あとでやります。

category: のむラボ日記

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10周年だったらしい  

私は意識していなかったのですが、去る9月27日は
当店の対外的な、名目上のオープン日から
ちょうど 10年でした。
そうか、もう10年も こんなことしてるのか。

それに合わせて いろんなお客さんから色々と
直接いただいたり 贈ってもらったりしたものがあるのですが
(それで10周年に気付いた)、今日は それについて書きます。
自転車屋というのは 非常に差し入れや賄賂をいただく機会が多い
業種ですが、かといって ここに「こんなん いただきました」みたいなことを
しょっちゅう書くのは 何か ねだっているようで いやらしい気がするので
普段は あまり書かないようにしています。
お気持ちはいただきますが、お気持ちだけで結構です。
あと、期待されていないと思いますが
ついでに重要なことを書いておくと、
賄賂によって バックオーダーの
納期が縮まることは ありません。

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それぞれ別のお客さんからですが、
パークツールのショップサインと
傘立てをいただきました。ありがとうございます。

たまたまですが どちらのお客さんからも
バックオーダーをいただいている状態なので、
納期が倍になる刑に処すことにしました。
先ほど 縮むことは無いと書きましたが
延びることは あるってことです。

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傘立ては名入れのオーダーがされているものです。
暗黒自転車工房とか書いてありますが
気にしてはいけません。

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石突きを受ける部分は 珪藻土のプレートになっています。

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ショップサインのお客さんからは
幸福堂というところの神戸どら焼きを いただきました。

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時期からして10周年とは関係ないかもしれませんが、
傘立ての お客さんから少し前(といっても今月中)に
ビーカープリンで有名な葉山のマーロウが

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なぜか扱っているオイルサーディンをいただきました。
前々から気になっていたのですが、
このマーロウのロゴのイラストは どう見ても
レイモンド・チャンドラーのフィリップ・マーロウでして、
言うなれば コナン・ドイルのシャーロック・ホームズや
アガサ・クリスティのエルキュール・ポワロに相当します。
・・・当然ですが、許可は取っているようです。

私のオイルサーディンの使い方は ただ一つしかありません。
「オイルベースのパスタソースに混ぜて
ヘラでテキトーに潰す」だけです。
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↑ここまではペペロンチーノ
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エリンギを入れたのは私の好みです。
エリンギとマイタケは ほぼ常時 冷蔵庫に入っていますが、
どちらもパッケージに賞味期限の表記が無いので
冷蔵庫のドアの取っ手に油性マジックを置いてあり
それで毎回 購入日を書いてから入れています。
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ジェノヴェーゼペーストを ちょっと入れたのも私の好みです。
これも常備しています。
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アンチョビとオイルサーディンを入れました。
アンチョビは 徹底的に潰していますが
オイルサーディンは 3分の1くらいは潰し、
残りは原形をとどめる程度にしています。
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パスタはフジッリにしました。
画像左のアルチェネロの3色フジッリです。
画像右はディチェコのフジッリですが、
ディチェコのパッケージにあるフジッリの表記は「フスィリ」です。
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で、これに使ったオイルサーディンは
先ほどの いただきものではなく
常備しているキングオスカーのものです。
いずれ これと同じ使い方をします。

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これは また別のお客さんからですが、
「ままどおる」で有名な三万石のお菓子詰め合わせを いただきました。
このお客さんからは 年に何度も梨や林檎をいただきます。
画像が残っていないと思っていましたが
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梨のほうは ありました。

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これは、前の職場からの20年来のお客さん
(元々は関西人で 仕事の都合で関東にいる)が
横浜から来られたときにいただいた おかきです。
お土産として のむラボステッカーを多めに渡しておきました。

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また別のお客さんから
千寿せんべいなるお菓子をいただきました。
のし紙に名前が書いてあるのを避けて
撮れなかったので いきなり箱の中身です。

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名入れされています。
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デザイン千寿せんべいという商品名ですが、
実際は ショートニングをはさんだゴーフレットのようなもので
どちらかというと洋菓子です。
これを贈ってくれた方は ある意味 同業者で
普段から非常にお世話になっています。
初代に限りガンダムが好きな人なので
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お返しというわけでもないのですが
ガンプラくんを 2つ贈りました
(スタンダードカラーと グリーンのやつ)。
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スタンダードカラーの2体目は、
1体目より塗装が 多少 丁寧です。

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10周年とは関係ないですが、また別のお客さんから
今日たまたま ミートソースパスタを作ってきたというのをいただきました。
このお客さんは たまに炊き込みご飯とかを差し入れてくれたりします。
今日の晩御飯代が浮きました。
あと今日は、画像を撮り忘れましたが また別のお客さんから
シュークリームもいただいています。
足が早い(←賞味期限が短いという意味ですが 方言かも知れぬ)お菓子は
当店のお客さんで おすそ分けをしました。



この記事のひとつ前のアイアンクロスの記事は
記事の通し番号6399で、
その前のブラックオニキスの記事は 同6398ですが、
この記事は 2014年12月18日に
下書きのままだった記事番号1597に加筆して
今日(2022年9月29日)に上げたものです。
以下は撮り溜めてあった いただきものの画像です。
没にするつもりでしたが上げておきます。
キャプションを付けられるものは付けておきます。
いただきものの画像を撮っていたのは2016年くらいまでです。

お客さんから お菓子などの
差し入れ・贈り物・付け届け・賄賂などを よくいただくのですが、
今後は本当に固辞させてくださいませ。お気持ちだけで結構です。
直接いただいた方には「気を遣わないで欲しい」と いつも伝えているのですが。
何かいただくたびに写真を撮るようにしていたのですが、
デジカメのデータ整理をしてみたら
いつか記事にしようと思っていたものが
たくさん出てきたので紹介します。
いただきものを撮り忘れることがあるのと、
デジカメのメモリーカードが破損して壊れたことが過去にあったので
この記事をご覧の方で
「私が贈った あれが無いぞ!」ということがあるかも知れません。
その際はご容赦ください。
↑これは2014年に書いた文章です。
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ワインをいただきました。
二周年記念ということですが、当店のオープンのときも
クッキーをいただいています(→こちら)。
以前に勤めていたショップからのお客さんですが、
かなりの遠方ということもあり 当店に来られたことはありません。
お礼の電話を入れたのですが 荷札にあった電話番号が
間違っているのか つながりませんでした。

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白いブラックサンダーをいただきました。
「ホワイトサンダーじゃないのか?」などと無粋なことを言ってはいけません。
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白いブラックサンダーから かなり後になりますが、
同じ方からお菓子の詰め合わせをいただきました。
画像はないですが 当店オープンのときにワインもいただいています。
というか 私の時計の師匠です。

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詳しくは書けませんが、O塚製薬に勤めている
お客さんから ソイカラとソイジョイをいただきました。
いただいたのは それぞれ別の日です。
これは宣伝という名目なこともあり、
私も いただきましたが お客さんにも配っています。

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これは大阪のお客さん(一応)で、
ごくまれに寿司を差し入れる(頼んだ覚えは無い)奴です。
タコや鉄火巻の形が違うので 画像は それぞれ別の日です。
ちなみに(→こちら)も 同じ奴です。

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ウナギイヌの袋と中身は無関係です。

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これは・・・書いていいものかどうか
お客さんは運送業の方でして、トラックで荷物事故があって
そのときの積み荷だった 喜多方ラーメンをトラック1台分
会社で弁償することになったものの 営業所の人たちだけで
とても食べきれないので おすそ分けします、
ということで いただいたのですが
生麺だからか 麺の賞味期限が短く 割りとギリギリだったので
私も しばらく喜多方ラーメン生活をしました。

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このヌテラ(ヌテッラ)は パンに塗るチョコレート味のペーストで
カロリー爆弾ですが、かのマルコ・パンターニの好物でもありました。

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↑このオリーブオイルと
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↑このオリーブオイルは別件です。

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梅田の出入橋にある きんつば屋の きんつばです。
最近知ったことですが、当店の徒歩圏内で
心斎橋にも販売所があることを知りました。

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冒頭にある神戸の「幸福堂」を変換するときに
「口福堂」というのが まず予測変換で出たので
そんなお店があるんだと思っていたら
いま 画像のストックの中から出てきて びっくりしました。

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これは エクチュアというショコラティエの詰め合わせですが、
ある お客さんから お中元、お歳暮として年2回いただいているものです。
気を遣うなと言っているのですが。
ブルべに出まくっていて、わりと短い間隔(2年くらい)で
のむラボホイール5号のリムをダメにするので
(雨の中でも構わず走るので リムサイドが丸く削れてくるのが早い)
同じハブに対して リムのほうは3本目とか4本目だったりしますが
その際の工賃が 半額だったり 場合によっては無償だったりするので
のむラボホイールはコスパが良いなどと言われます。
でも このエクチュアを差し入れようがいまいが
対応が変わるわけではないのですが。

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クラブハリエのドライバームです。
私は これについて パンの耳を揚げたおやつのような
いわゆる端材や 切り取ったヘタの部分を 無駄にしないための
ものだと思っていたのですが、どうやら そうではないようです。
個人的には メインで売っているバームクーヘンより
こっちのほうが好きです。

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これは 先ほどのミートソースパスタの差し入れと
同じお客さんからのもので、お好み焼きと炊き込みご飯です。
日にちは それぞれ別です。

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↑モロゾフのアルカディア
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↑これはまた別件で 要冷蔵のモロゾフの
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アイスですが
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流しに栓をして 付いていたドライアイスを入れ
お湯をかけて遊びました。

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皆生(かいけ)トライアスロンの どら焼きです。

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アーノットというのはオーストラリア最大の
ビスケットなどのお菓子メーカーで、
あのスープ缶のキャンベルの傘下企業です。
ティムタムというのは そのアーノットの中の
チョコレート菓子のブランドですが

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海外のお菓子は 個包装していないことが多いです。
味は、一度コアラの体内を通過したビックリマンチョコって
たぶん こんなんだろうな、という感じの味でした。

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↑これは インドネシア土産のチョコレートです。
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中でバラバラになっていたので
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並べ直しました。
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これは関係ないですが、
インドネシアはイスラム教徒が多い国なので
食べ物の品目によってはハラル認証(宗教的に合法かどうか)の
表記が入っているものもあります。

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↑これは タイ土産のマカダミアクッキーです。
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・・・日本のお菓子って、造形のクオリティが
すごく高いんだなって思い知らされます。
これをいただいた お客さんからは また別のときに
海外版ルートビアをいただいたのですが
それは また別の記事で書きます。

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また口福堂だ!

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また モロゾフだ!

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↑この「くうや観助餅」ですが、作っていたお店が
2020年6月に創業130年目で閉店しました。
今では屋号を変えてくうや茶屋餅という名前で
販売を再開しているようです。

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東京赤坂の「とらや」の羊羹です。
画像にある「おもかげ」「夜の梅」などで商標を取っている方で、
伊勢にある「虎屋 ういろ」とは別の会社です。

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↑これはトルコ土産で、ハシ・ベキルというメーカーの
ターキッシュ デライトという商品です。
このカタカナ名で お取り寄せできるということまで いま調べました。

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お菓子の種別としては「ロクム」というもので、
でんぷんと砂糖で出来た 日本でいうところの「ゆべし」 の中に
ピスタチオやヘーゼルナッツが入っているものです。

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↑まぶしてある砂糖を水で流すと こんな感じ
これは一例で、味によって 見た目は違います。

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ヨックモックのシガールです。
葉巻型なので こういう名前です。

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坂角(ばんかく)総本舗というところの
海老煎餅「ゆかり」です。

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GOKAN(漢字だと 五感)の「ええもん」ですが、
上のほうでキャプキョン無しで一度 出ています。

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これは日にちは違うものの
先ほどの タイ土産の象型クッキーと同じメーカーで、
いただいた お客さんも同じです。
メーカーも同じ「キングパワー」というところで、
箱の隅にあるハート形リボンの中に
ハート メイド バイ キングパワーとあります。
キングパワーで調べたら 菓子メーカーではなく
タイの旅行小売グループとあるので、
空港などで売っている 定番のお土産なのでしょうか。
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箱を よく見ると、唐突にタイの情緒的価値を
押し出している感があります。
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そして個包装では ありません。
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これは同じときにいただいた
キングパワーのマンゴスチン ウエハースですが
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やはり パッケージで「タイ土産感」を醸し出しています。

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これとは全く関係ないですが 箱の仕切りを見ると
ジェイコブの「ゴースト」という腕時計を思い出します。

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ソイジョイとカロリーメイトです。
先ほど書いたO塚製薬の方からいただいたのですが、
宣伝のため 来店されたお客さんに
ひとり1個ずつということで配りました。

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↑これと
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↑これは日にちが2年ほど違いますが 同じものですね。
膨大な画像の中で神経衰弱している気分になってきました。

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↑これは鎌倉 豊島屋の鳩サブレ―です。
こちらの箱は よく見かけますが
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↑こういうバッグ型の箱もあります。
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これ、相当デカいのですが比較対象が無いと分かりにくいです。
ここの読者に伝わりそうな 約10cmのモノサシとして
ちょうど いいものがありました。
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デカい。

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春華堂の うなぎパイです。
これは非常に多かったので抜粋しました。
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このパッケージは 袋が透明ですが、
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この年代になると 袋の上下に白が入るようになり
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この年代では 袋にピンクの線が入っています。
ここまで実は 全て うなぎパイではなく「うなぎパイ ミニ」です。
うなぎパイのほうは もっと長くて、1枚あたりの満足度が高い反面
人によっては「重い」と思うようなので、
こちらのほうが人気なのかもしれません。
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これは うなぎパイV.S.O.P.です。
箱の隅に春華堂のロゴがあります。
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キャッチコピーは従来品の「夜のお菓子」ではなく
「真夜中のお菓子」となっています。

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神戸の岡本駅 駅前のフロイン堂の食パンです。
この記事の冒頭の話以外の画像は
2014~2016年ごろですが、今年(2022年)も
これをいただいたお客さんから 2回いただいています。
私は六甲山には あまり行かないのですが
行く場合は ほとんどが 国道2号線の神楽町の交差点で
山に向かって曲がり、鷲林寺の登りから甲寿橋の交差点に入ります。
それ以降は よりメジャーな逆瀬川駅スタートと同じルートです。
で、サコッシュを持っていれば 帰りに 多少 回り道をして
フロイン堂に寄ることもあります。
ここのパンは個人的に リーン系では最高だと思っています。

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先ほど 皆生トライアスロンのどら焼きがありましたが
これは佐渡国際トライアスロンのときの お土産ですね。

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「シュガーバターの木」といえば、
豆腐のパッケージのような 透明なフィルムが圧着されているのを
めくるタイプの 透明なプラの容器に
1列に入っているものを よく見ますが
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これは 箱に3列で、
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あまり見かけない味のものが詰まっているセットでした。

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先ほど、マネケンのベルギーワッフルがありましたが
こちらはマネケンのマカロンです。
これもマカロンの一種なのかも知れませんが

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↑普通 マカロンと聞いて想像するのは こういうやつです。

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モンドセレクションってあれですよね、
ベルギー人に「金賞!」とか「最高金賞!」って言うまで
佃煮とか梅干しとかラッキョウを無理やり食べさせましたという
認定ですよね。
あるいは必殺仕事人の名場面集のDVDセットのことかもしれません。

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にしき堂の もみまんです。
もみじ饅頭の発祥や元祖では無いですが
たぶん いま一番手広く販売している会社です。

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これも広島で、大国堂というところの もみまんですが
ここで有名なのは「ヒバゴンのたまご」のほうです(たぶん)。

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これは あのカルビーのポテトチップスの高級ブランド、
グランカルビーです。
おいしい芋の味がするポテトチップスです。
これは 時計の師匠からいただいたはずです。

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これは大台ヶ原ヒルクライムの お土産ですね。
未だに手元に残っているのは2018年のときの(→こちら)ですが。


まだ もうちょっとだけあるんじゃ
つづきはあとでかくでよ

別記事にしました(→こちら

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アイアンクロスリムの後輪を組み直しました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから スタンズのアイアンクロスリムで組まれた
後輪を お預かりしました。
これこそ、私が長年 求めていた後輪でもあります。

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と いうのも この後輪、TniのエボディスクハブIIで
サピムのレーザー(2.0-1.5-2.0mm)で
ロクロク組みという、逆ハイローフランジのリヤハブで
ふつーに組んだだけという ほぼ最悪の構成のホイールだからです。
アイアンクロスの許容限界テンションが低いので、
レーザーや レボリューションで組んでも
スポークが うにょーんの域に突っ込まない点だけは
リムとスポークのマッチングが良いと言えるでしょうか。
といっても アイアンクロスの限界付近まで張ってもいませんでしたが。

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なので 反フリー側が非常にヌルいです。
先ほど書いたように そもそもフリー側からしてヌルいことに加えて
ハブの寸法の悪条件が効いているからですが。

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経年使用による ずれも 混じっていると思いますが、
フリー側に リムがずれていました。
これを反フリー側の増し締めでセンター出しすれば
反フリー側は もう少し張ることになりますが、
大きくは化けません。

いやー、貴重だ。私は 今さら わざわざこんなホイールを組まないので。

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あと、スポークとリムが軽いのに
しんちゅうニップルにしている意図が分かりませんでした。

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組めました。

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エボディスクハブII 32H 黒半コンペヨンロクJIS組み
黒アルミニップルです。結線は あとでやります。
元は銀スポークでしたが 組み直し後が黒スポークなのは
お客さんの希望です。
反フリー側がラージフランジで、かつ32Hハブなので
8本組み(つまりヨンパチ組み)も 可能でしたが
今回は ヨンロク組みにしました。

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公平を期しすぎるためにも 元のホイール以上の力
(直後は 指にスポークの跡が残るくらい)で
にぎにぎしています。
どうだ、反フリー側の変形量が減っているだろう!と言いたいところですが
元の状態は丸バテッドスポークで 組み直し後はエアロスポークです。
エアロスポークは この前後方向からの
最終交差のにぎにぎの変形に関して
有利な結果が出るので 単純比較は出来ません。
元より はるかに張れていて、スポークの変形量の左右差も
激減しているのは事実ですが。
これでも、アイアンクロスの限界を超えないように
かなりビビって 控えめに張っているので
たとえば のむラボホイール8号のリムであったなら
もう少し 張っています。
あと、撮っていませんが 当然ながらセンターは出ています念のため。

category: のむラボ日記

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ザ・ブラックオニキス  

今日もホイー(以下略)。
DSC01127amx15.jpg
WTBのカーボンリムとオニキスのハブで後輪を組みました。
以前に当店で組んだレフティの前輪(→こちら)と同じお客さんのものです。

DSC01128amx15.jpg
リムも前輪と同じくCZR i23リムで、
レフティの前輪も700Cだったので
フロントサス仕様のトップストーンに取り付けるのでしょうか。
今回の後輪を取り付けるフレームは
キャノンデールかどうかは知りませんが、
キャノンデールの自社規格のAIオフセットではなく
普通にセンターを出して組んでほしいとのことでした。
といっても ハブとリムの見た目を揃えていることから
レフティの前輪の相方以外には考えにくく、
キャノンデールは2023年モデルから
AIオフセットをやめるらしいので
そういうフレームセットに取り付けるのかもしれません。

今後 キャノンデールでAIオフセット用に組んである後輪を
非AIオフセットのフレームに取り付けるときだけ
センターを出し直す・・・というのは不可能ではないですが
実質は無理と言ってもいいくらい面倒なので
別に 後輪を用意したほうが早いです。
これ関係で実際に困る状況としてあり得るのは
複数台用意したレース用のシクロクロス車のうち
AIオフセット時代のキャノンデールのフレームが
混ざっている場合などでしょうか。

過渡期のシクロクロスでは フロントハブの規格が100×12ではなく
BOOST規格以前のMTBと同じ100×15になっているものがあり、
たとえばGIANTでは ある年のTCXと
その翌年のTCXで フロントフォークの規格が
100×15から100×12に変わったために
前輪を共用できないといった例を 実際に見たことがあります。
「このフレーム専用の後輪」とか「このフォーク専用の前輪」を
強いられるのは不便ですが、
これはシクロクロスに限った話ではなく
昨今では クイックで固定された630mmローターを ゴム製のシューで
はさむ規格のブレーキが付いたロードバイクから
スルーアクスルで固定する160mmまたは140mmのローターを
レジン製のパッドではさむ規格のブレーキが付いたものに
実質 買い換えざるを得ない状況というのを各メーカーが強いており、
これらのホイール同士にも互換性がありません。

DSC01129amx15.jpg
ハブはONYXレーシングのベスパ―で、
142×12mmスルーアクスルのものです。
24H 黒半コンペヨンロクJIS組みにしました。
結線は あとでやります。
CZRリム自体がオフセットリムなので、
もし これをAIオフセットで組めとなると
反フリー側が はち切れんばかりになるので
左右異径異本組みのどこかを
デチューンする必要があったかもしれません。
まあ元々 左右同径同本組みで後輪を組むという観念から
一生 脱却できない奴でも スポークテンションの左右差が
少ないホイールが勝手に出来てしまうというのが
AIオフセットというものなので、私にとっては いい迷惑でした。
キャノンデールから AIオフセット仕様で始めから提供されている
後輪のハブが、通常のものと比べて
ワイドフランジになっているというわけでも無いですし。

DSC01113amx15.jpg
DSC01114amx15.jpg
というわけで 普通にセンターを出しています。

DSC01111amx15.jpg
時系列が戻りますが、
ハブのセンターロックのツバの部分に
切り欠きがあるのは

DSC01112amx15.jpg
これが無いと スポークを通すのが非常に難しくなるからです。
リムブレーキ用のクイックのベスパ―ハブに対して
フリー側のフランジ穴間径は同じでしたが、
反フリー側は 少しラージフランジになっていました。

DSC01115amx15.jpg
DSC01116amx15.jpg
この フリーボディに貼ってあるシールですが、

DSC01117amx15.jpg
フリーボディの奥にある1.85mmスペーサーの内周側は
スプラインに合わせた突起が無い 丸い形状なので
シールの合わせ目を 寝かせてやれば
指輪を抜き取るように外すことも可能です。
実は このシールが固定したいのはスペーサーではなく、

DSC01118amx15.jpg
↑この ピンのほうです。

DSC01121amx15.jpg
で、ビビったことが
このスプラインの間隔が広い部分ですが ピンがありません。
まさか どこかに落としたんじゃねえだろうな。
お客さんから、ハブは箱入りではなく
プチプチの梱包に包まれた状態でお預かりしたので
私は 出荷状態を見ていません。

DSC01122amx15.jpg
このピンですが、シールをめくれば ばらけて落ちそうではあるものの
よく見ると スプラインの突起の側面が
ピンのために丸く加工してあります。

DSC01126amx15.jpg
これが ピンの無いスプラインの突起の側面には無かったので
ピンが無いのは 元からでした。ビビらせおってからに。

category: のむラボ日記

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WH-R9270-C50-TLさん  

お客さんから WH-R9270の50mm高チューブレスリムの
完組みホイールを お預かりしました。
DSC01102amx15.jpg
少し使ったもので、点検をご希望です。
前後輪とも ほぼ振れ無しでしたが、
前輪のみ 大きなセンターずれがあったので
振れ取りなどの履歴があるのか訊いたところ、
とくに無いということなので 最初からのようです。

DSC01103amx15.jpg
あと、リヤハブにガタがあるので直してほしいということで
玉当たり調整をしましたが

DSC01104amx15.jpg
DSC01106amx15.jpg
ハブナットのいずれにも 工具をかけた跡があったので
触ったことがあるか訊いたところ こちらも無いとのことなので
メーカーでの最初の組み付けで付いたものかもしれません。
・・・と その場では お客さんには言ったのですが
シマノのハブとか、あるいはペダルなどのコンポパーツの
スパナをかける部分は どうしたわけか
工具をかけた跡が 一切見られないのが一般的なので
過去に お客さん以外の誰かが 出荷以降で触った可能性が高いと
私は考えています。

あと、センターロックのローター台座の寸法の関係上からか
輪行ヘッドと同じ構造のデジタルラチェット式の
玉当たり調整機構ではなく 単なるダブルナット式となっています。
現行のXTRには完組みホイールは無いですが、
11S時代のM9000系の完組みホイールの後輪
(2015年 初出)も 単なるダブルナット式なので
センターロック台座に仕込むのは難しいようです。

あのデジタルラチェット式は、無段階ではない代わりに
ギザギザの位置のうち 最も締め込んだところから
ひとつでも ゆるめる方向にセットしたら
ハブの横ガタが出ることから
「やり方さえ理解できれば誰が調整しても同じ結果になる、
しかも それを出すのが すぐにできる」というのが利点でしたが
自称プロショップでも やり方が理解できず
キャップの切り欠き部分や ハブシャフトの端を ぶっ壊すところが
実際に存在するので(→こちら)(→こちら)、
これは技術以前に知能の程度が低いショップが悪いのか
そいつらの知能に期待したシマノが悪いのか 難しいところです。
あと、なぜ ことごとくフリーボディのダストシールの向きを間違えるんだ。
こういう連中が いま(滅んでいなければ)油圧ディスクブレーキを
整備しているわけでして、間接的に人を殺すところが現れないか
少し前から ドキドキしています。

DSC01107amx15.jpg
後輪は 均等間隔穴のЖ(ジェー)組みの2:1組みです。
私は R9270ないしR8170の完組みホイールは
前輪を2つ買って 1つを後輪に組み直すのがベストだと思っています。
その際、もしチューブラーリム仕様であれば
デュラエースグレードにしか存在しないので
R9270を買う必要がありますが
チューブレスリムの場合はコスメチック以外 同じリムが
R8170にあるので アルテグラグレードの前輪を
2つ買うのが安くていいです。
前輪全体の価格でも、トップブランドのカーボンリム単体より
ずっと安く しかもハイト/ウェイトレシオで見ても優秀です。

シマノのR9270/R8170系のホイールは
前輪が 左右同数組みの24Hで
後輪が 2:1組みの24Hですが、
仮に前後輪を すでに買ったとして
後輪のみ左右同数組みにする場合 可能なのかというと、

DSC01108amx15.jpg
DSC01109amx15.jpg
リムの穴位置自体には穴振りがあるようには
見えないので 可能です。
ボーラWTO DBのリムとは違い、穴数が同じでも
スペアパーツとしてのリムの品番は別だったので
何らかの作り分けはしているようです。
リム穴の位置に穴振りが無くとも
穴自体に左右への指向性が付けてある可能性はありますが
過去 実際に、R8170-C36-TLの後輪を
組み直したとき(→こちら)は そういうのを破って
無理に組んでいるという感触はありませんでした。

DSC01100amx15.jpg
前輪の実測重量です。
過去に、R9270ハブで C36とC50の場合にのみ通用する
(C60-HR-TLは スポーク比重が異なるので無理)
スポーク比重を62%ちょうどだとした場合の
ホイールのリム以外の部分である「ウニ」の重量を
算出してありますが(→こちら)、
それによるとWH-R9270-C50-TLの前輪は
ウニが228.78gだと概算しています。
スポークとニップルの重量はブレが ほぼ無く、
ハブも リムよりはブレないので これはかなり正確です。
なので ホイールの実測重量から ウニのぶんを差し引いた
460.22gが リムの概算重量ですが、

DSC01101amx15.jpg
これは リムテープの重量を含んでいるので要注意です。
なので、約450gといったところではないでしょうか。

前輪の公称重量は674gですが、
これに リムテープが含まれているのかは不明です。
メーカーの画像では チューブレスバルブがリムに付けてありますが、
今回のホイールは タイヤを外してのお持ち込みで
シーラントの痕跡が一切 無かったので
お客さんはチューブドで使っていたようです。












DSC01110amx15.jpg
オ待タセシマシタ!コチラノ画像ヲ・・・ッテ アレ?
↑遅かりし由良之助

category: のむラボ日記

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のむラボホイール2号の前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC01097amx15.jpg
のむラボホイール2号の前輪を組みました。

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660ハブ 20H 黒CX-RAY反ヌポークラジアル組みです。

category: のむラボホイール

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時代は変わった  

DSC01095amx15.jpg
DSC01096amx15.jpg
↑これは11-34Tのスプロケットです。
最近は 完成車にスペックインされている程度には
市民権を得ており、ロードバイクで ローギヤ34Tとか
バカでかい(←もうこの言い方から私見がダダ漏れ)歯数について
「男のくせに」とか「それはMTBでする格好であって
ロードバイクでそんなことをしたら
10年20年前なら奇異の目で見られたんだぞ」とか
「そんなギヤレシオを選ぶ子に育てた覚えはありません!」とか
言ってはいけない空気が すでに醸成されています。
なので 内心どう思っていようとも
大きな歯数のローギヤ(Low Gear Big Tooth)の人を見かけても
否定的なことを言わないほうがいいでしょう。

時代は変わった。

category: 新手のスタンド使い

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のむラボホイール認定5号の前輪を組みました  

お客さんから のむラボホイール認定5号の後輪をお預かりしました。
DSC01061msn5.jpg
ハブはノヴァテックの482で、Tniのエボハブと同じもの
というか 元ネタです。
エボライトハブではありません。そっちは 482SLが元ネタです。

このホイール、元はのむラボホイールもどきというか
ジェネリックのむラボホイールというか
偽のむラボホイールだったものを

DSC01062msn5.jpg
当店で 黒半コンペヨンロク組み結線ありに組み直したものです。
振れが少し出ていたので 直しました。
リムそのものは のむラボホイール5号と同じもので、
最後に組んだのが私なので 認定5号としています。


今日もホイー(以下略)。
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冒頭の後輪の相方で、
ジェネリックのむラボホイール5号のままだった
前輪を組み直してほしいということで お預かりしていました。
ヌルくて走らない気がするので
前輪は あまり使っていないとのことです。

DSC01064msn5.jpg
291ハブ 20H 反ヌポークラジアル組みです。
スポークは 安物ブランドのものですが
丸スポークの両面を かすかに扁平にしたようなスポークで、
一見 丸スポークに見えるようなもので
エアロスポークとは呼びがたいものでした。

リヤハブは 482と482SLでは ほとんど同じもので、
482の後期型と482SLでは フリーボディも同じ仕様です。
違う点といえばフランジに 肉抜き穴があるかどうかくらいですが、
291と291SLハブは けっこう違うものです。
ベアリングのサイズは 291SLのほうが小さく、
ハブのエンドは 291SLがポン当てエンドで
291は中空ボルトなので ハブシャフトと ねじ山の関係になっています。

DSC01066msn5.jpg
DSC01065msn5.jpg
DSC01067msn5.jpg
↑DTやサピムの黒スポークの塗膜は
こういう剥がれかたはしません。
ラジアル組みなら スポークに関わらず
ただ張ればいいのでは?とも思ったのですが
この色の剥がれかたが 見ていて萎えるのと

DSC01069msn5.jpg
逆リム扱いで組んでいるのが気に食わないので
スポークを変えて組み直すことになりました。
あ、あとニップルが つかみしろ3.4mm対辺のもの
なのも イケてないポイントです。

DSC01070msn5.jpg
DSC01071msn5.jpg
センターずれがあるように見えます。
いや、実際に ここでは ずれているのですが。
あとで分かったことですが、大きな振れがあったので
たぶんセンターが出ていると判定される位相のほうが
多いかもしれません。
初めに当てた位相が たまたま横振れが大きい箇所の
直下だったようです。

DSC01072msn5.jpg
組めました。

DSC01073msn5.jpg
黒CXスプリント反ヌポークラジアル組みで
赤アルミニップルです。

category: のむラボホイール

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CLX50さん  

お客さんから CLX50のリムブレーキ用ホイールの
前輪をお預かりしました。
DSC00668amx15.jpg
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落車したときに何かを巻き込んだようで
ホイール片側のスポークが連続して折れたということです。
お客さんは このホイールの最初のオーナーではなく、
フレームもスペシャライズドでは無いそうです。
近所のショップに修理を お願いしたところ
「スペシャライズドの取り扱いが無いので
スポークが手に入らないから出来ない」と 言われたそうですが、
取り扱いが無いのはいいとして
まるで「スポークさえあれば直せる」とでも
おっしゃっているようですから
じゃあ 当店でスポークだけ用立ててやるから
直してみろよ テキトーふかしてんじゃねえぞと
絡んでやろうかと思ったのですが
お客さんが やや遠方から来られているので
その やり取りを強いることなど出来ず
お持ち込みされた その場で直しました。



話は変わりますが、今年の乗鞍の少し前に
リムブレーキ用のCLX32の前輪の振れ取りを
スペシャライズドストアに持ち込んだところ、
1時間くらい時間をかけて「可能な限り 振れ取りをしました!」と
言われて もちろん金も盗られたという
振れ取りごっこをされた前輪が、
明らかにおかしいというので 当店に お持ち込みされたことがありました。
同じ日にハシゴしたのかどうかは不明です。
スポークが あちこち ねじれており、
とくに このあたりを触ったんだなと分かるニップル3つ分くらいの位相では
回転しているホイールを見るだけで
振れ取り台にかけずとも分かるレベルで
ビクンと脈打っている縦振れが出ていました。
何が言いたいのかというと、スペシャライズドを扱っていて
エラソーに百ウン十万円のバイクを売っているショップでも
店員でババを引けば こういう目に遭うということです。
在籍しているスタッフの どこまでがババなのか、
あるいは全員そうなのかはまでは 知りません。
先ほど書いたように 同日にハシゴしたかは不明ですが、
当店に お持ち込みされた日は分かっています。

DSC00360amx15.jpg
DSC00361amx15.jpg
後輪は作業をしてもらっていない
(チンパンジーに核ミサイルの発射ボタンの拭き掃除を頼んでいない)
ものの ついでに点検してほしいということで お預かりしました。

DSC00362amx15.jpg
この後輪、記事としてのバリューがありまして

DSC00364amx15.jpg
最終交差がある側=フリー側のスポークは
カンパニョーロのスポーク押さえ工具のB溝に入るのに

DSC00365amx15.jpg
対して 反フリー側のスポークはB溝に入らないので、
2:1組みの後輪で 左右異数組みに対するカウンターとして
左右「逆」異径組みを入れています。
これを ディスクブレーキ用のCLX50などでもやれば
もう ちょっとマシな吊るしのホイールになるのに、
という話を書くために 後輪だけ画像を撮ったのですが
画像のデータから日付を見ると8月16日でした。



本題に戻ります。
DSC00671amx15.jpg
ちょっと前に、紙に 2つ以上の切れ込みを入れて
手で引き裂こうとすると 最も弱い切れ込みだけが破れていくだけで
2ヵ所以上で切れ込みが進むことは無いという話を書きましたが、
このスポークの折れている箇所も アンプル瓶の頸部のように
最も弱いバテッドの境目で折れています。

DSC00670amx15.jpg
この箇所だけ スポークヘッドが無いのは、
最初に持ち込んだという近所のショップで
ポン当てエンドを外したときに抜き取ったそうです。
これは些細なことのようで、今回は 実際に些細なことでしたが
中途半端に手を出して いぢくられると
次に触る私がエライ目に遭うことも多々あるので、
「取りかかったんなら 最後までやれよ」と思って
イラっとします。

DSC00672amx15.jpg
DSC00673amx15.jpg
直りました。

DSC00690amx15.jpg
↑交換したスポーク

DSC00691amx15.jpg
折れていたのは4本ですが、

DSC00692amx15.jpg
DSC00694amx15.jpg
5撃目のスポークも変形していたので 交換しています。

DSC00677amx15.jpg
DSC00678amx15.jpg
先ほどの CLX38のように、
後輪も持って来られていたので 点検をしました。
落車に起因すると思われる派手な振れは無く、
センターずれが かすかにあったものの
振れ取りついでに消せる程度の量だったので
センターが出る方向の増し締め傾向の振れ取りで
両方とも直しました。
この後輪を撮った 記事としてのバリューは
ホイールそのものではなく、

DSC00676amx15.jpg
↑時系列が戻りますが センターゲージを当てるために
タイヤを外す前の画像です。
コンチネンタルのグランプリ5000TL(チューブレス)ですが、
グランプリ5000TR(チューブレスレディ)が出るのに伴い
併売ではなく 切り替わりで廃版となりました。
このタイヤ、トレッドパターンこそ グランプリ5000と同じですが
製法は グランプリ4000系と同じようで、

DSC00675amx15.jpg
グランプリ4000系のように ビード部分から糸が出てきます。
グランプリ5000TRでは 糸が出てくるのかどうか・・・は 知りません。
全く見たことが無いわけではないですが、
経年使用されたものは見たことがありませんので。
ビードが角ばっていて リムに はめるのに コツがいるタイヤでした。
ああ 早く安定供給されねえかな。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール4号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール4号の後輪を組みました。

DSC01059amx15.jpg
DT350ストレートスポーク用ハブ 24H
チャンピ/CXスプリント強制左右2クロス組みです。
結線は あとでやります。
このホイール、当初は黒スポークで組む予定でしたが
CXスプリントの黒ストレートが長期欠品しているので
銀スポークに変更となりました。

category: のむラボホイール

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SES6.7の後輪?さん  

お客さんから スマートエンヴィシステムの6.7の
WOリムの後輪を お預かりしました。
DSC01039amx15.jpg
ホイールから異音がするので近所のショップに預けたところ
解決しなかったので 当店にお持ち込みされたとのことです。
そのショップがどこかは お客さんとの約束なので書けませんが、
別のお客さん(一応)で そのショップの
ほぼ目の前に住んでいるにもかかわらず
海外通販での買い物を除いて
実店舗では当店にしか来ない奴がいるので
色々と そこの やらかし話を聞いています。
上の画像は作業後で、

DSC01045amx15.jpg
振れ取り後に左右全結線をしました。
全黒レースヨンヨンイタリアン組みで、
片切りハブなので 左右逆にして使うことが無いので
イタリアン組みでOKです。
片切りハブですが ハブ体にオチョコはありません。
そのショップいわく、音鳴りの原因として
ピストとロードではスポークの角度が違うからだとか
お客さんに色々と言っていたらしいですが
もし私が聞きに言って(その場合 のむラボだと名乗りますよ)
同じ話を堂々とできるかどうかは疑問です。
エアロスポークだったのを わざわざ丸スポークにしたりしてますが
これも音鳴り対策だということです。
あと、スポークテンションが上がると スポークの変形が減るので
音鳴りの軽減に期待できる、という点では
4本組みより6本組みのほうがいいんだがなあ・・・。
スポークの音鳴り「だけ」を絶対に解決するなら
左右ラジアル組みなのですが
駆動輪で それはマズいので出来ません。

DSC01037amx15.jpg
DSC01038amx15.jpg
結線だけで済むかと思ったら
センターずれと縦振れがあったので
それらを直してから結線しました。
横振れ取りと、なるべくスポークを張るという点は出来ていましたが
スポークと組み方を変えれば
(もちろん リムの限界未満の範囲で)これ以上張ることも可能です。

DSC01041amx15.jpg
このリム、SES(スマートエンヴィシステム)ということです。
リムに貼ってあるステッカーも リペアパーツまたは
黒や白以外の色がドレスアップパーツとして
販売されているものではありますが、
あまりに きれいに貼られているので
メーカーからの出荷以降で
メーカー以外の人が貼ったようには見えません。
なぜ こんなことが気になるのかというと、

DSC01043amx15.jpg
リムはEDGE時代からある「65」リムのWO版そのもので、
ワイドリムでも無かったからです。
私も知らないことですが、最初期の6.7は
いわゆるクラシックENVEの「65」リムの コスメチック違いで
リムそのものは同じということなのでしょうか?

調べたところ、65リムは チューブラー・WOとも
リム高/リム幅は65mm/19mmとなっています
(実測のリム高は66mmですが まあ いいです)。
販売期間は、公式の言うところでは2008~2015年です。

これに対して初代 SES6.7のリムは
チューブラー・WOとも リム高/リム幅/穴数が
フロント用前提リムが 26mm/60mm/20Hのみ
リヤ用前提リムが 24mm/70mm/24Hのみ
販売期間 2012~2015年
となっているので、今回のリムは
「65リムにSESのステッカーを貼ったもの」と考えてよさそうです。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール4号の前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC01051amx15.jpg
のむラボホイール4号の前輪を組みました。

DSC01052amx15.jpg
DT350ストレートスポーク用ハブ 24H
半CXスプリント強制左右2クロス組みです。
結線は あとでやります。

DSC01053amx15.jpg
この金リムが当店最後の のむラボホイール4号のリムの在庫です。
厳密には これの後輪用に確保している もう1本が
最後の1本ですが。

category: のむラボホイール

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雨の中 鍋谷峠に行ってきました(実況編)  

9月20日の早朝に、直撃ではないとはいえ
台風の雨の中 鍋谷峠を登ってきました。
こんな危ないことをした意味はありますが、
それは別の記事で書きます。
nab014.jpeg
このあたりが一番 降っていました。
シトシトと小雨が降っているときに
時折 大粒の雨がバタバタと降るというのを
繰り返すという降り方です。
風が吹いたときに 樹々から雨水が落ちているのが
大粒の雨の正体かもしれませんが。

半袖ジャージから出ている腕にワコーズの日焼け止めを
厚めに塗りました。
日焼け止め目的ではなく 水を弾くからです。
冬の寒い雨以外は レインジャケットだと内側が蒸れるので
腕が出ていたほうが気持ちよく走れます。
ジャージの上から ウインドベストに防水スプレーをかけたものを
羽織って、サドルレールに簡易ドロヨケも挿しました。
大粒の雨モードになると ベストに当たる
雨粒の感触と音がヤバかったです。

nab015.jpeg
道中で ノウサギと ばったり遭いました!
やはり あれだ、ハンドルバーの上に あれ、なんだったっけ、
GOROじゃなくて デラべっぴんじゃなくて スコラでもない・・・
アクションカメラだ思い出した アクションカメラを付けていないときに限って
野生動物に遭遇します。
ノウサギですが、道路上で 目の前3mくらいで対峙して
お互い にらみ合い状態になったものの
こちらがスマホを取り出そうとした一瞬で
林の斜面の中に まさに脱兎のごとく駆け込んだのですが、
安全圏まで離れたと思っているのか それ以上は逃げずに
こちらを じっと見続けていたので
不鮮明ながら 動いていないところを撮れました。
上の画像 中央やや上付近に ノウサギがいますが、

nab015a.png
↑原寸の画像から切り出したのが これです。

nab007.jpeg
nab010.jpeg
倒木とまではいきませんが
太めの枝が落ちている箇所も そこら中にありました。
本当に怖いのは指の太さくらいの枝で、
うっかり踏むと ステアリングがグルっと持っていかれるように滑ります。
なので 下りも かなり慎重にゆっくり下りました。

nab012.jpeg
nab013.jpeg
このあたりは アスファルトに線が入っているように見えますが、
これは水深1cmほどの 川のように流れている水の波です。
軽いものは流されるようで、川になっている部分は
葉っぱや枝が落ちておらず むしろ快適に走れました。

nab011.jpeg
この白いのは、最初 土嚢かと思ったのですが
近づいてみると 木のてっぺんあたりが折れて
道に はみ出しているものでした。
裏返った葉っぱの裏が白っぽいので 初めに見たときは
かなりビビりました。

nab006.jpeg
下りですが、本当に危ないのは 先ほど書いたように
葉っぱに紛れる程度の細い枝です。

nab004.jpeg
スマホの補正のせいで分かりにくいのですが、
このあたりは かなり霧が濃く、空気も ひんやりとしていました。

nab005.jpeg
↑これは停車中に撮ったものですが、
霧がライトの熱に吸われるように流れています。
VOLT6000は 点灯中は冷却ファンが常に回っていて、
本体の横に空気の流れが出来ているので
流れの主因は そっちかもしれません。

nab016amx15.jpg
お地蔵さんです。

nab017amx15.jpg
お賽銭、ヨシ!
花立てに高野槙?のお供え、ヨシ!
誰かは知りませんが 手入れをしてくれている人がいます。
元からやっていた 地元のかたでしょうか。


nab020amx15.jpg
これは7月30日の22時ごろで、大宮神社の鳥居前です。
この日は 風吹峠から和歌山県に入り
鍋谷峠から大阪府に帰ったのですが、
この大宮神社の鳥居の前は 和歌山側の国道480号線が
新しい道に付け替えられる前の旧道では必ず通る箇所で、
かつて 南大阪の自転車乗りが鍋谷峠の
和歌山側のタイムを測るときのスタート地点として
コンセンサスを得ていた場所です。
鍋谷峠のタイムなんぼ?って言われたときに 和歌山側であれば
「大宮神社鳥居前から県境の標識の横」までを指しました。
現在では鍋谷峠は自動車専用道のトンネルが通っていますが、
それより前に(大阪側の旧道を きれいにする何年も前に)
旧道の舗装を一度 きれいにしており、
大宮神社スタートのタイムであっても舗装以前以後で
誰しものタイムが明確に縮むことになったので
その点も留意すべきでしたが 今ではそもそも
大宮神社からの計測という行為自体が廃れてしまっています。

現在では、わざわざ旧道の選択肢を選び続けないと
ここには たどり着けません。
ここまでに、自動車の場合は 狭隘道路だから通るなと
新しい道に誘導する標識や案内がありますが
道そのものは昔のままなので とくに狭いわけではありません。
実質 村落の人以外が通らないようにするための方便でしょう。

nab021amx15.jpg
どのみち、大宮神社から 少し先で
新しい道に合流します。
合流した箇所に ちょうど 峠を貫通しているトンネルがあります。
合流までの旧道は 車通りが極端に減ったからか、
道の真上が樹々に覆われている箇所では
小石や枝が よく落ちていました。
スマホの暗さ補正がすさまじいので、
街灯などの光源があると かなり明るく撮れますが
実際は もっと真っ暗に近い道です。

nab023amx15.jpg
↑いつもの場所。
大阪側・和歌山側のどちらであっても
ここがタイム計測のゴールとされています。
ここから和歌山側に 少し下ったところに
バスが転回できそうな形で道が広くなっている箇所があり
そこに「鍋谷峠」という大きな看板(標識?)があるのですが
私は大阪側の頂上で帰ることが多いので
写真を撮ることがありません。
なので その場所の画像がある
鍋谷スト氏のブログの記事のリンク(→こちら)を
勝手に貼っておきます。

nab022amx15.jpg
そこから もう少し和歌山側に下ると、
こういう看板があります。

IMG_2230amx15.jpg
これは また別の日で、7月21日の午前1時20分ごろです。
場所は 紀見峠の和歌山側の旧道の ほぼゴール手前の鉄橋です。
ちなみに この鉄橋の手前が(→こちら)の場所です。

IMG_2233amx15.jpg
IMG_2232amx15.jpg
環境庁と県による看板はフォーマットが同じようです。
これは 2001年の中央省庁再編以前に作られたものなので、
環境省ではなく環境庁となっています。

nab024amx15.jpg
で、7月30日に鍋谷峠の大阪側を下ったときの お地蔵さんですが
枯れてはいるものの花が挿してありました。
画像では判別不能ですが 湯呑の後ろあたりに
100円玉が4枚ほど(ちゃんと数えてないので もっとあったかも)
お賽銭として置かれていました。


nab019amx15.jpg
↑これは8月25日の午前3時半ごろです。
小雨が降っていましたが 暑かったので
もっと降れやと思いながら登りました。
現在、頂上の電光掲示板と温度計は故障しているのか
電気が通っておらず、電光掲示板には青いカバーがかけられています。
電気が通っているときは 夜中にだけ聞こえる冷蔵庫の音のような音が
(完全な静寂ということもあって)かすかに聞こえていましたが
今では それも鳴っていません。
画像の範囲外ですが、標識のポールの上のほうで
赤い点が小さく光っているので 監視カメラだけは
別電源で作動している可能性があります。

nab018amx15.jpg
その帰りに撮った お地蔵さんです。
たぶん この高野槙?は9月20日と同じものです。
お賽銭が無くなっていたので
お供えの購入費に充てられたと信じたいです。

この祠ですが、JIZOUパワーによるものなのか
内側に苔が生えずに白いままなので
ライトを当てると 天井に照明があるかのような光りかたをします。
あと、私が鍋谷峠で事故らないのも JIZOUパワーによるものです。
日頃の行いは悪い(自覚あり)ので 間違いありません。

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のむラボホイール2号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC01035amx15.jpg
のむラボホイール2号の後輪を組みました。

DSC01036amx15.jpg
660ハブ 24H 黒半コンペヨンロク組みです。
結線は あとでやります。

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続々・即堕ちロードバイクくん  

グラベルバイクとか、冷静に考えたら
日本で流行るわけないよねw














nab001amx15.jpg

nab002amx15.jpg
だれかたすけて
n番煎じやめろ(→こちら)(→こちら
直撃ではないとはいえ 台風の雨の中
夜中の鍋谷峠を登るのはやめましょう

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のむラボホイール1号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC01022msn5.jpg
のむラボホイール1号の後輪を組みました。

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660ハブ 24H 黒半コンペヨンロク組みで
銀アルミニップルです。
結線は あとでやります。

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ボーラ ウルトラ WTO 45さん  

ボーラウルトラWTO45を点検しました。
DSC01006msn5.jpg
当店で販売したものです。
上の画像は作業後です。

DSC01008msn5.jpg
私は タイヤのラベルの中央とバルブ穴の位相を
合わせることが多いのですが、
カンパニョーロのホイールは文字の重力(→こちら)(→こちら)が
一方向(下方向)なので 今回はバルブ穴の対岸の位相で
タイヤのラベルの文字とリムの文字の表記を合わせました。

タイヤは IRCから ごく最近出たフックレスリム対応モデルで、
HLのアクロニムがモデル名に追加されています。
フックレスリム対応モデルが出たことで 従来モデルは廃版となります。
このタイヤ、公称重量は同じ(重くはなっていない)ものの
ビードが硬く 従来モデルより リムに やや はめにくくなっています。
ちなみに このホイールはフックレスリムではありません 念のため。

DSC01009msn5.jpg
バルブ側のリムの表記は こんな感じです。
画像が ややボケているのは、近接して撮ると
リムにデジカメと手が写りこむので 少し離れたところから
ズームして撮っているからです。

DSC00935msn5.jpg
DSC00936msn5.jpg
まずは後輪から。
イチャモンレベルでセンターずれがありました。
イチャモンレベルというのは
「これをセンターずれだと指摘するのは イチャモン(難癖)に近い」
という意味です。

DSC00937msn5.jpg
DSC00938msn5.jpg
センターずれが減る方向で 無理にでも微細な横振れを見つけ続けて
取り続ければ そのうちセンターが出る、という方法でセンターを出しました。
センターを出すというより 出るまで触るという感じです。

DSC00997msn5.jpg
DSC00998msn5.jpg
つづいて前輪。
ほぼ ずれていないように見えますが

DSC00999msn5.jpg
ごくわずか、観測可能なギリギリのレベルで ずれています。
これは、センターゲージによってはドンピシャ判定されるレベルです。
この程度なら、たまたま振れている位相にゲージを当てていた場合
これ以外の位相でドンピシャが観測される可能性がありますが、

DSC01001msn5.jpg
この前輪、完璧と言ってもいいほど振れていませんでした。
先ほどの後輪ですら 横振れを3ヵ所ほど取っています。
あ、上の画像は ホイールが回転しています念のため。
この間隔で ゲージがリムに接触する箇所がありません。
プライドもって仕事してるなー。

このレベルになると、ここから 振れ取りごっこで
いぢくったが為に 元より精度が悪くなってしまった、
というのを やらかすショップも多いことでしょう。

DSC01002msn5.jpg
DSC01003msn5.jpg
センターを出しました。
全く振れていないホイールだと かえって作業が難しいです。

DSC01004msn5.jpg
すき間が あるように見えますが

DSC01005msn5.jpg
フォークに接しているのは ハブシャフトのシルバーの部分で、
黒いのは玉当たり調整の割り入りナットです。

DSC00939msn5.jpg
ディスクローターは RT-CL900にしました。
シマノのディスクローターは「SM-RTのあとに数字2桁」という法則でしたが
R9100系デュラエースの時代に
SM-RT900とSM-RT800というローターが出ました。
900はデュラエースグレード、800はアルテグラグレードです。
それ以降 MTBの上位グレードで
SM-RTではなく RT-MTという品番で
RT-MT900とRT-MT800というローターが出ました。
900はXTRグレード、800はXTグレードです。
うーん ややこしい。
SM-RT900とRT-MT900って 呼び間違えは ともかく
誤発注しそうになります。
幸いにして(?)SM-RT900/800は
横風を拾うだの ダンシング時に擦りやすいだのと問題があり
選手たちがMTBのローターを使い始めるというのが
常態化したので 廃版となり、
シマノでも デュラエースとアルテグラには
XTRとXTのローターを使ってくれというのが公式となりました。

という状態から 改めてロード用として発売されたのが
RT-CL900とRT-CL800です。
CLというのは より冷却効果が高いことからCOOLを意味する・・・
わけではなく センターロックの略です。たぶん。

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アーチリムの後輪を組み直しました  

今日もホイー(以下略)。
DSC01010msn5.jpg
昨日の続きです。スタンズのアーチリムの後輪を
BOOSTハブで組み直します。

DSC01011msn5.jpg
元の状態はFH-M8010 32H
半コンペヨンロクJIS組み結線ありです。

DSC01012msn5.jpg
組み直しに使うBOOSTハブは
フロントと同じく REVO MTBハブです。
エボディスクハブと違い、逆ハイローフランジでは無く
左右同径フランジです。

DSC01013msn5.jpg
前輪と同じく、結線していない側のスポークである
フリー側のコンペは カットして使い回します。
XTのハブから ヌポークを抜いて、
カットしたのち REVO MTBハブに移した時点が
上の画像です。

DSC01014msn5.jpg
フリー側のフランジを突き合わせると、

DSC01015msn5.jpg
反フリー側のフランジは これだけ違います。
非BOOSTハブと BOOSTハブの比較なので
当たり前と言えば当たり前ですが、
これがもし「REVO MTBのほうが広いけど
フランジの厚み1枚程度しか変わらん」とかだったら
嫌だなあと思っていました。

BOOST化するだけならハブの品番の末尾に
「-B」が追加された 同じXTのBOOSTハブにすればいいじゃん、
ローター台座の規格も 組み直し前後ともセンターロックで
変わらないんだし、と言われそうですが

DSC01018msn5.jpg
BOOST化ついでに スラムXDフリーボディ化するのも
お客さんの希望なので、このハブを選びました。

このハブの製造元は 天下のシマノ様から
当初 マイクロスプライン フリーボディの
ライセンス生産を許諾されていなかったからか
(これは ものすごい悪手で、結果
レース党の人たちのスラムへの買い替えが加速しました)

REVO MTBリヤハブは シマノHG 11Sフリーボディ仕様と
スラムXD 12Sフリーボディ仕様という展開となっています。

ここでいうシマノ11Sとは、
MTBと ロードでも11~34Tのみがそうなっている
「フリーボディに占める幅が10Sと同じ 11Sフリーボディ」
というわけではなく ロード用のREVOハブなどと同じフリーボディなので
「ロードの11Sスプロケットが取り付けられる11Sフリーボディ」です。
また、スラム仕様のほうは 問屋さんのサイトでは
「スラムXD12速」とありますが 現物を見たところXDRでした。
XDで使う場合は1.85mmスペーサーを装着する必要がありますが、
リヤハブには付属していません。
XDRの奥にあるスプラインの形状は 先達に敬意を表してか
シマノのHGフリーボディと同じなので、
シマノの純正品でも社外品でも存在する
いわゆる11S→8・9・10S化用の1.85mmスペーサーも使えます。

リヤハブには2種類のフリーボディがありますが、
これらに互換性は無いと 事前にアナウンスされています。
たとえば、シマノ11S用のREVO MTBハブを
フリーボディの交換で あとからXDR12Sに変換することは
出来ないということです。

DSC01016msn5.jpg
ついでに 元のリヤハブの重量です。

DSC01017msn5.jpg
シマノの伝統的な形式の
カセットスプロケット用のフリーボディは、
それ以前に世界共通規格だったボスフリーハブの
ハブ体の左右ベアリング間距離を広げたものです。
なので、ハブへの荷重を支えていると言えるベアリングは
ハブ体左端と フリーボディ右端にしかありません
(フリーボディ内部に ごく小さい鋼球が並んでいる箇所がありますが)。
なので、この形式のリヤハブはフリーボディを抜き取ると
ホイールとして回転させることができなくなります。

たとえば 実際に やる やらないは別として、
ペダリング不要で ステアリングとブレーキだけで下りきれるような峠を
ノーペダリングで下るとして、
フルクラムの後輪であれば フリーボディを抜き取ったものを
フレームに装着して走行することは可能です。
が、シマノの伝統的なフリーボディ仕様の後輪では不可能です。

そして この形式のフリーボディハブは その構造上、
スプラインの部分をアルミで作ることができません。
デュラエースやXTRのハブまたはホイールで
チタンを採用しているのも それが理由です。
7800時代のデュラエースはアルミ製フリーボディだっただろ!と
言われそうですが あのリヤハブだけは なぜか
シマノの伝統的形式のフリーボディではなく
3つ爪のポールスプリングで、
ハブ体左右にベアリング+フリーボディにも
カートリッジベアリングが2つ入っています。
寸法的な互換性は無いものの 構造はカンパニョーロなどと同じです。
なので、WH-7800と7801の後輪は
先ほど書いた フリーボディを抜いた状況での
ダウンヒル走行が可能です。
7800や7801については(→こちら)(→こちら)(→こちら)もどうぞ。

DSC01019msn5.jpg
組めました。

DSC01020msn5.jpg
REVO MTBハブ 32H 半コンペヨンロクJIS組みです。
結線は あとでやります。

DSC01021msn5.jpg
バラして見たわけではありませんが このフリーボディ、
ラチェットの山が 1周72ノッチということです。
山数が多いと 当然 1山の高さも低くなると思いますが
それと関係しているのか 空転時の機械的ブレーキが非常に少ないです。
言い方を変えると、手でフリーボディを後ろ側に回したときの抵抗が
非常に少ないです。

振れ取り台にかけた状態で
ホイールの自重を除けば無負荷という状態で
シャッと後輪を回して、ある同じ回転速度から計測を開始して
ホイールが止まるまでの時間を測るというテストをするとして、
ハブベアリング球をセラミック製にするなどの方法で
より長い時間 回っているという結果を得られたりしますが、
「フリーボディを 手で押さえて常に空転させる」というのを
そのテストの条件に加えれば ラチェットの抵抗で
回転時間が激減するはずです。
その中において、このリヤハブは
空転時の機械的ブレーキが非常に少ないので、
フリーボディを手で押さえるかどうかによって
比較対象のホイールに対して テストの結果が逆転する可能性があります。
このフリーボディの妙に軽い滑らかさ、おそらく 体感で分かります。

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完成車のパーツのこういうテキトーな仕様きらい  

お客さんから スコットの完成車に付いている前輪をお預かりしました。
DSC00972amx15.jpg
かつては プレミアムブランドだったこともあるものの
スコット傘下のパーツブランドになった
シンクロスって書いてあるALEXRIMS製リムの
ホイールです。

DSC00971amx15.jpg
ニップルがゆるみ切って リムの中に落ちています。
お客さんから「リムの交換が必要ですか?」と訊かれました。
スポークが実質 1本とんでいる状態なので
リムがポテチ状に振れているように見えることから
そう考えたのかな、と思っていたのですが
実は それだけではなく、どことは書きませんが
百ウン十万円の完成車を売っているのに
このホイールひとつ直せないという
恥ずかしいうえ いびつな商売をしている大型ショップが
当店の近くにありまして、そこで
「修理をしてみないと分からないけど リムの交換もあり得る」
と言われたので それを半分 信じていたからでした。
もう半分は 信じていないので
当店にお持ち込みされたと思われます。

リムの中に落ち込んだニップルを回収し、
スポークのねじ山に ゆるみ止め剤を塗布して
全般的に増し締め傾向で振れ取りをしました。

DSC00976amx15.jpg
スポークは リッチマンズというブランドのもので、
名乗っている中では最廉価帯のスポークです
(もっと安いスポークだと どこにも銘がありません)。
ピラーに DTにもサピムにも無いスポーク比重と断面寸法の
スクエアエアロスポークがありますが、
このリッチマンズにも それと全く同じスポークがあります。
ヘッドの刻印を除いて 何が違うのか見た目では判別できません。
あと 以前にも書いたことですが、
リッチマンズとピラーは 本社の所在地が同じです。

DSC00973amx15.jpg
DSC00974amx15.jpg
DSC00975amx15.jpg
ここから表題の話です。
リムテープの幅が全く合っておらず、
全てのリム穴ででは無いですが テープがずれて
穴が露出している箇所が多々ありました。
スコットのロードバイクの完成車で、
10年ほど前のスピードスターの廉価グレードのモデルには
ALEXRIMSのRACE28と書いてあるリムで組まれた
手組みホイールが付属していました。
これは そのホイールに入っていたものと同じリムテープです。
時代が変わって リムの内幅が広くなったのと、
このリムが チューブレスレディリムかどうかは知りませんが
(リムサイドのステッカーなどに明確な記載は無かったが
ハンプらしき突起がある)、
そうでないとしても 製造工程を共有しているからか
リム中央に丸い凹みがあるので、
加圧でテープが中央に引きずり込まれることから
ストレッチバンドタイプのリムテープだと
リム幅ちょうどであっても NGです。
というわけで チューブレス用の
テープタイプのリムテープを貼りました。

たぶん 製造元に まだ何千本も余っているからでしょうが、
こういうスペックに合わないテキトーなパーツを
組み付けている完成車が嫌いです。

DSC00977amx15.jpg
DSC00978amx15.jpg
DSC00979amx15.jpg
お客さんに言って 後輪も見せてもらいました。
前輪の画像は連続したリム穴ではないですが、
上の画像は 3連続のリム穴です。
これでよくパンクせずに 今まで乗れてたな。

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アーチリムの前輪を組み直しました  

今日もホイー(以下略)。の前に。
少し前の話ですが、お客さんが あるブランドの
超軽量カーボンリジッドMTBフレーム(だったもの)を
お持ち込みされました。
見てみると、後ろ三角しかありません。
後ろ三角から トップチューブとダウンチューブの
ばくはつした断面が出ている物体で、
断面を触ると カーボンのささくれでケガをしそうでした。
走行中にそうなったわけではなく、
車のルーフキャリアにフレームを載せた状態で
ドライブスルーに不意に寄るなどして
低い天井で ちゅどーんしたとのことです。

そのフレーム「だけ」での用件は
後ろ三角から 圧入BB小物を回収してほしいという
ことでしたが、それに付随する案件として
「最近はXC用のフレームでも BOOST規格が完全に主流で、
この壊れたフレームが 所有している最後の
非BOOST規格のフレームだった。
で、これに付けていた非BOOSTの前後輪を
BOOSTハブで組み直してほしい」
ということで ホイール組みを お願いされました。


今日もホイー(以下略)。
DSC00980amx15.jpg
これが その前後輪のうちの前輪です。

DSC00981amx15.jpg
HB-M8010 32H 全CX-RAY
ロクヨン逆イタリアン組み結線ありで、
かつて 私が組んだものです。
BOOST規格は それ以前のスルーアクスルの規格に対して
オーバーロックナット寸法が フロントで10mm、
リヤが6mm広くなっていますが、
ポン当て式などのハブで エンドの部分を付け替えただけで
BOOST化しているようなハブは
ハブ体のフランジ幅は 何ら変わっていないので
「それ ホイールの構造体としては ほとんど性能が変わらんやろ」と
思ってしまいます。
これが シマノのハブの場合、BOOSTハブは専用設計になっていて
非BOOSTハブよりも ハブのフランジ幅が広い
別のハブ体となっています。
これがフロントハブでは 10mm差を
そのまま全てフランジ幅に反映しています。
公称値でいうと 現行のXTRもXTも 60.2mm→70.2mmです。
リヤハブでは 6mm差を反映・・・どころか
XTRでは+7.17mm、XTでは+6.99mmとなっていて(→こちら
どうしたわけか フランジ幅を約7mm広げることに成功しています。
フリーボディがマイクロスプラインであることと関係あるかも知れませんが。
反面、リンク先の記事にも書いていますが
非BOOSTのシマノハブを
パーツ交換でBOOST化するということは出来ず
その点では融通が利きません。
というわけで 今回の前輪もハブの交換、
つまり ホイールの組み直しをすることになりました。

DSC00982amx15.jpg
うわああああああああ
何かが リムに飛び散ったようで
白んでしまっているうううぅぅ!!

DSC00983amx15.jpg
あ、タイヤビードが上がったときに漏れ出たシーラントが
固まっていただけだったので
指でグジグジと こすると あっさり落ちました。

DSC00985amx15.jpg
ハブはTniのREVO MTBハブにします。

ややこしいですが これはエボディスクハブとは別物です。
エボディスクハブは100mmと135mmのクイック仕様が出荷状態で、
パーツの交換により フロントが100×12mmか100×15mm、
リヤが142×12mmのスルーアクスルに変換可能です。
現行品は 厳密にはエボディスクハブIIで、
フロントハブのスルーアクスル化のアダプターの形状が
違うので 要注意です。
そして、エボディスクハブはBOOST化は出来ません。

対してREVO MTBハブは前後ともBOOST規格のみの仕様で
(一応 書いておくとフロントが110×15mm リヤが148×12mm)、
穴数は 32H仕様のみです。
最近の軽量XCリムは(とくにカーボンリムは)
28Hであることが多いのですが、
今回の件では 組み直すホイールが32Hなので
ちょうど助かった形です。

DSC00986amx15.jpg
ホイールをバラしました。
結線している6本組み側はテンションを抜いたあと切断して廃棄しましたが、
結線していない4本組み側は スポーク長さを少し切り詰めれば
再利用できると分かったので 丁寧にバラしました。

DSC00987amx15.jpg
ハブのフランジ幅ですが、

DSC00988amx15.jpg
こちら側を合わせると

DSC00989amx15.jpg
REVO MTBのほうが 明確に広いので
BOOST専用設計ではあるようです。

DSC00990amx15.jpg
元のハブから ヌポークだけを抜き取り、
長さをカットして 次のハブのヌポークとして通しました。

DSC00991amx15.jpg
XTのハブですが、思ったより軽かったです。
カップ&コーンのハブを軽くするのは難しいのですが、
ハブ胴の部分の厚みを薄くしているのと
ローター台座がセンターロックだからでしょうか。

DSC00995amx15.jpg
組めました。

DSC00996amx15.jpg
REVO MTB 32H(のみ展開だけど)
ロクヨン逆イタリアン組みです。
結線は あとでやります。

category: のむラボ日記

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コスミック プロ カーボン SL USTさん  

お客さんから コスミックプロカーボンの前輪をお預かりしました。
DSC00951amx15.jpg
上の画像は作業後です。
目印のテープの意味は後述します。

事故で ぶつかったので
点検をしてほしいとのことです。

この件とは直接関係ないですが、
DSC00969amx15.jpg
ラグドスチールフレームの時代から 見られることですが、
前輪の前面がファーストコンタクトで 正面衝突したにもかかわらず
ホイールは全く破損せずに フレームやフォークが
曲がることが よくあります。
フレームの場合は ヘッドラグに ほど近い
トップチューブとダウンチューブに しわが寄ります(上の図A)。
フォークの場合は クラウンの少し下で後ろに向かって変形します(同B)。
いずれの場合も塗装割れを伴う しわが出ます。
AとBは、通常は 同時に起きません。
これは、紙切れに2ヵ所(あるいは それ以上)の切れ込みを入れ
それを引き裂くように引っ張ると
最も弱い(裂けやすい)切れ込みだけが広がって
2ヵ所以上の切れ込みを 同時に裂くことはできないのと同じように
正面衝突の場合は 最も弱い箇所だけがグシャるからです。
一般車(ママチャリ)だとB、スポーツ車だとAで起きることが多いです。
それとは また別ですが、ブリヂストンの大昔の
RADAC(レイダック)のラグドアルミフレームは
事故事例が無くとも 経年で Aの箇所に しわが出ていることが多いです。
お客さんから 事故車の画像をいただいていますが、
キャノンデールのフレームが まさにAの箇所で
グシャっていました。しわ どころではなく完全な破損ですが。
画像で見る限り、フォークは何とも無さそうでしたが
使わないほうがいいでしょう。
下玉押しのあたりにクラックが無ければ使えると思いますが
さすがに断言はできません。

で、ホイールですが
DSC00940amx15.jpg
DSC00941amx15.jpg
センターずれ無しで、

DSC00942amx15.jpg
横を向きかけているスポークが1本あったのと
かすかな振れが2ヵ所あった程度です。
ベアリングは、傷みが無かったわけではないですが
交換まではしませんでした。
ハブの左側ポン当てエンドが 本来 手で スッと外れるところ
白錆びが湧いて 固着していたので なんとか外して
錆びを油で拭き取り、軽くシリコーンスプレーを噴いて再装着しました。
ハブシャフトのベアリング直下の部分に グリスも塗っています。

話は反れますが ワコーズのスプレー、
缶にある表記が シリコンルブリカントではなく
シリコーンルブリカントとなっています。
さすが ケミカル屋さんです。siliconとsiliconeを混同していません。
今回使ったのは ワコーズのそれでは無いのですが。

DSC00943amx15.jpg
↑画像のリムは回転しています。
横振れは ありません。と言っていいくらいには取っています。

DSC00944amx15.jpg
これが最外周部だと、1ヵ所だけゲージに接触します。
ビードフックが かすかに外にふくらんでいます。

DSC00945amx15.jpg
ほぼ全ての位相で リムとゲージのすき間が
これくらいになるようにすると

DSC00946amx15.jpg
たった1ヵ所ゲージと接触する位相があります。
あと 上の画像、カーボンの編みこみのすき間から
繊維が ちょろっと出ています。

DSC00950amx15.jpg
↑何ともない位相のブレーキゾーン

DSC00949amx15.jpg
↑かすかに ふくらんでいる位相のブレーキゾーン
カーボンの模様が もしゃもしゃしています。
これの反対側のビードフックは何ともありません。
画像の側だけです。
冒頭の画像のリムに青いテープを貼ったのは この位相です。
ブレーキシューが溶けて はりついた跡が無く、
ここ以外で同じような箇所が無いことから
これはブレーキの熱ダレが原因ではなく
事故に起因する可能性のほうが高そうです。
衝撃のほとんどは フレームに伝わったと思いますが、
衝突の際に ここでリム打ちを(地面ではなく真正面で)
したのかもしれません。
ホイールに関しては、ブレーキシューの当てる位置を
少し内周側にすれば 問題なく使えると思います。

DSC00947amx15.jpg
目印のテープを貼りました。

それはいいとして、
このホイールのお客さんに悪いことをしたかもしれません。
お手紙より抜粋・原文ママで
「過去15年間はマビック信者で数セットの完組ホイルを経験しましたが、
いずれものむラボ7号と比較するとマビックホイルが
回転体としてイマイチだと気が付きました」とのことです。
・・・それは正直すまんかった。

category: のむラボ日記

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チューンのメーカー内製ホイールの後輪を組み直しました  

今日もホイー(以下略)。
DSC00953amx15.jpg
昨日の続きです。チューンのメーカー内製の後輪を組み直します。

DSC00954amx15.jpg
前輪と同じくBOOST規格の28Hハブで
全黒レースロクロクJIS組みです。
黒半コンペヨンロク組みで組み直すつもりですが、
DTのコンペが 30mmほどはカット可能であるところ
それとバテッド各部の径を同じくするサピムのレースを
カットする場合 最大8mm、できれば6mm以内に
とどめておくのが無難です。
これはCX-RAYの場合と ほぼ同じです。
レースのほうがコンペよりも 2.0-1.8-2.0mmの
1.8mmの部分が長いということです。
私は 2.0-1.8-2.0mmのバテッドスポークの
スポーク比重を概算で85%としていますが、
コンペを実測すると 実は86.5%くらいになります。
レースは85%ちょうどくらいで、メーカーの公称値である
260mm64本で363gから計算しても
363÷64÷260÷0.0257=0.84882891・・・なので
84.9% あるいは85%としていいくらいです。

何が言いたいのかというと、組み直しに際して
フリー側のスポークを6本組みの長さから
4本組みの長さにカットするのは無理ということです。
反フリー側をCX-RAYにして 半レースこと半コンペ相当にさえすれば
ヨンロク組みなのかロクロク組みなのかは それよりは小要素なので
もし スポークをなるべく使い回してほしいという条件が存在していたならば
フリー側のスポークを そのままにしています。
が、半レースロクロク組みで組んでから
「うーん・・・なんか ちょっと物足りんな」と思うかもしれない
可能性があるのであれば
最初から 半コンペヨンロク組みで組んだほうがいいと思い
スポークは左右とも破棄しました。

DSC00955amx15.jpg
DSC00956amx15.jpg
あと それを別にしても 今回の場合は
ニップル側に四角い供回り止めのツブシ加工をしてある
特注の黒レースだったので、そもそも1mmたりともカットは出来ません。
元の前後輪とも スポーク長さが やや短めの傾向がありましたが、
これは四角い部分が歯周ポケットに たくさん入り込むと
供回り止め工具でつかみにくくなるための処置だった可能性があります。
そこまで考えて組んでいる感じはしないのですが。
つかみ部分の色が 工具によって剥げてしまったらしく、
色を塗ってありました。

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DSC00959amx15.jpg
元の状態では リムがフリー側に ずれていました。

DSC00960amx15.jpg
先ほど、6mmは切れると書いたサピムのレースですが、
これは特注品だからか ねじ山の部分のすぐ先で
2.0mm径が終わっているという
「ニップルは14番用を使う 15番の丸スポーク」といった寸法になっていました。

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組めました。

DSC00965amx15.jpg
28H 黒半コンペヨンロクJIS組みです。
結線は あとでやります。
この前後輪、海外通販で
ハブ単体で買ったとしても安いというくらいの価格で
ハブではなく ホイールでの販売形態だったということですが、
実質は ハブとリムとニップルのセットで
スポークなぞ最初から無かったと割り切っても
損にはならないくらい安かったそうです。

DSC00963amx15.jpg
フリーボディはXDではなくXDRです。
XDに変換するスペーサーも付属しています。
メーカーのほうで XDのみに対応するフリーボディと
XDRを作り分けるのが面倒だからということでしょうが、
スラムが次に1×13速のMTBコンポを出したときに
今でいうところのXDRフリーボディに対応とするかもしれませんので
その布石としてXDRであったほうがいいかもしれません。

あるいは、ロードバイクがBOOST化したとしても・・・。
↑それだけは マジで やめろ

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時系列が戻りますが 後輪のリムです。
前輪と同じくチューンのステッカーが貼ってあります。
なぜ これを 素直に ここに上げるのかというと、
記事としてのバリューが薄いからです。
私は ハブの重量には それほど こだわりませんが、
チューンのハブは昔から軽量で、かと言って
エクストラライトのハブほど 軽さのために耐久性を捨てた(※)
ヤバい仕様というわけではありません。
常用可能な範囲で最軽量、といったところでしょうか。

※フリーボディのラチェットの爪が 2つ爪で
ゴムのOリングで爪起こししてるのは
本当に頭おかしい(一応 誉め言葉)です。

こう言われるとハブの実測重量が気になると思いますが、
もちろん教える気はありません。
↑うわなにこいつだいぶかんじわるい











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オ待タセシマシタ!

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コチラノ画像ヲ ゴ覧クダサイ!
↑やーめーろー!

category: のむラボ日記

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チューンのメーカー内製ホイールの前輪を組み直しました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから ドイツの軽量パーツメーカー tuneの
メーカー内製ホイールを お預かりしました。
前後輪をお預かりしていますが、今日は前輪です。

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買ったばかりのもので、まだ使ってもいません。
が、明らかにヌルいので組み直してほしいとのことです。

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チューンのBOOSTハブ 28H 全黒レース
ロクロク逆イタリアン組みです。
チューンは軽さに傾倒したパーツを出しているので
スポークは レース(2.0-1.8-2.0)ではなく
レーザー(2.0-1.5-2.0)かと思っていたのですが
ノギスで測ったところ レースでした。
もうひとつ、スポークのにぎにぎで あまりにヌルかったというのも
レーザーかと思った理由です。

DSC00921amx15.jpg
リムは スタンズのクレストMK4で、
チューンのステッカーが貼ってあります。

DSC00922amx15.jpg
ニップルは赤ですが、サピムの赤と 色味が違うのと
ENVEの 指定しんちゅうニップルのようなドットが打ってある
(ゆるみ止め機能があるかも知れません)もので、

DSC00923amx15.jpg
外周側からも回せるニップルだったので
これは使い回すことにしました。
この手のニップルで銀と黒以外のものは珍しいです。

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センターずれがありました。直後にバラすわけですが、
チューンの「吊るしの程度」を知っておきたかっただけです。

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リムは 400gをなんとか切っている程度です。
MK4で オフセットリムになってから 少し重くなりました。

DSC00933amx15.jpg
組めました。

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28H 半黒CXスプリントロクヨン逆イタリアン組みです。
結線は あとでやります。

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のむラボホイール5号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC00916amx15.jpg
のむラボホイール5号の後輪を組みました。

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いまや貴重品となったエボライトハブ 28H
半コンペヨンロク組みです。
結線は あとでやります。

category: のむラボホイール

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コメントのお返事(リムのアルマイトを剥げさせたものについて)  

ひとつ前の記事の続きです。
この記事を書いている現在
表向きに届いているコメントは2件ですが
非公開コメントを含めると12件と
たくさんのコメントをいただきました
(コメントをされた際に 非公開を選択しなかった場合でも
こちらの設定で どのみち内容は非公開になっています)。
ありがとうございます。
その中に、私が現在 これではないかと思っているものを
言い当てているコメントが 多々ありました。
記事中で書き忘れていましたが、
結線ハンダ付けで使っている
フラックス(塩酸)でも アルマイトは剥げませんでした。
なるほど 酸じゃないなら・・・ってことです。
当店に常備していないもので、
ちょっと時間がかかりますが テストはします。

あと、ある位相のニップルの色の剥げ方と
リムサイドから垂れてビードフックとタイヤのすき間に
伝っていることからも、ホイールを静置している時間が
それなりに長かったことは 関係しています。
仮に、洗剤として用いたあとに
すぐに よく水洗いすれば大丈夫だった可能性があります。
ちょっとした 流し損ね、拭き忘れがあった場合に
アルミの表面に不可逆な変化を起こすことを考えれば
リスキー過ぎるので 私は使おうとも思いませんが。

category: のむラボ日記

のむラボホイール8号の後輪のリムを交換しました(裏)  

8月11日に のむラボホイール8号のリムを
交換した件(→こちら)の対になる記事です。
そのときに書けなかったことを書きます。
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お客さんから のむラボホイール8号の後輪を お預かりしました。
ニップルは虹色配列です。
リムが汚れているのを 何とかきれいに出来ないかとのことです。

これは、リヤディスクブレーキのオイルを入れ換える作業で
KCSというショップに預けたところ、
リムに 預ける前には絶対に無かった汚れが付けられたということです。
私は そのバイクの現物を 預けた1週間ほど前に見ていますが、
ブレーキオイルの交換が必要な感じではありませんでした。
まあ それは今回の問題の本筋では無いので、
作業をする必要があったかどうかの是非については問いません。

で、リムの汚れというのが
DSC00294amx15.jpg
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↑これです。
この汚れに見えるものですが、汚れているわけではなく
リムの黒アルマイトが剥げています。

なのでパーツクリーナーで拭いたりしても 落ちません。
アセトンでも きつめのディグリーザーでも無理でした。
どれほど ゴシゴシこすっても全く落ちません。
落ちないというか すでに表面処理が まだらに落ちてしまっている状態なので。
これについてKCSでは、当初
「雨で こうなったんじゃないか」と言って
お客さんを丸め込もうと 荒唐無稽な話をしました。
お客さんは そのときに強く抗議せずに
ホイールを組んだ当店に お持ち込みされていますが、
私のほうでも どうしようもないので
当店にも お客さんにも落ち度が無いものの
ものすごく落ち込んでいたので かわいそうだと思い
当店のほうで リムも工賃も無償で交換しています
((表)の記事の内容)。

リヤリムで、チェーンオイルが リムサイドに飛び散ったのを
長期間放置することで 恒久的な汚れがリムに残ることがあります。
その場合、ほとんど右側(スプロケット側)のリムサイドだけが汚れて
汚れに左右差が出ます。
とくに リム高が50mm以上あると 顕著になります。
が、このアルマイト剥げは リムの左右ともに出ています。
お客さんのバイクは 私の見る限り だいたい いつもきれいで、
この汚れを長期間 見過ごすようなことはありえません。
あと、チェーンオイルによる恒久的な汚れというのは
多少は きれいに落とせます。

KCSのほうでも なにか後ろめたいことがあるようで、
バイクを渡されるときに「後輪を洗浄しておきました!」と
わざわざ言われたそうです。
で、雨で リムの色が剥げたという話ですが、
DSC00298amx15.jpg
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↑カラーニップルが こんなに脱色するものでしょうか?

DSC00300amx15.jpg
DSC00301amx15.jpg
↑このあたりに至っては
ニップルのつかみしろの4面のうち
1面だけが色落ちしています。

また、雨が原因だというのであれば
DSC00310amx15.jpg
↑これは後輪を組み直す前に
お持ち込みされたときの前後輪ですが

DSC00311amx15.jpg
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DSC00314amx15.jpg
DSC00315amx15.jpg
前輪だけが何の問題もなく きれいな理由が説明できません。
あと、この前輪の状態が お客さんが普段 管理しているくらいの
きれいさです。誓って この記事のために
わざわざ 洗ったりしていません。

DSC00316amx15.jpg
↑こんな感じ

この腐食(と言っちゃいますが)ですが、
何らかの液体が かかったままで放置しています。
放置していたときに 地面に近い側の位相であったために
リム穴とニップルの接触箇所に
液だまりがあったんだろうなあというニップルでは
DSC00321amx15.jpg
DSC00322amx15.jpg
DSC00323amx15.jpg
このように リム穴付近だけが器用に剥げています。
虹色配列は、どの色を何個 連続させるかは穴数によって変わるものの
紫→濃い青→ターコイズ→緑→黄色→赤→紫・・・と並んでいるので
濃い青~緑あたりの位相が 放置していたときの
地面側の位相です。

DSC00304amx15.jpg
DSC00306amx15.jpg
あと、液体がリムを伝って タイヤとビードフックの頂点の間に落ちて
シュッと前後方向に広がって リムが白んだ箇所があります。

DSC00325amx15.jpg
↑タイヤを外しました。
リムが変色しています。

DSC00303amx15.jpg
あと、ハブ胴にも飛び散っていて アルマイトが剥げています。
ハブとスポークは使い回したので
お客さんの後輪のハブは 今も この状態です。
これも、どれほど拭いても きれいになりませんでした。

DSC00319amx15.jpg
ハブフランジや スプロケットのアルミ製スパイダーアームにも
飛び散っています。
で、スチールの歯の部分も白くなっていますが

DSC00320amx15.jpg
これは 指でぬぐっただけで落ちました。

DSC00317amx15.jpg
スポークにも飛び散っていますが、
DSC00318amx15.jpg
これも 指でぬぐうだけで だいたい落ちます。
アルミの表面処理にだけ深刻なダメージを与えるようです。

DSC00327amx15.jpg
リムのお引っ越し中・・・。

DSC00328amx15.jpg
DSC00329amx15.jpg
リムとニップルを交換しました。

DSC00332amx15.jpg
で、元のリムとニップルは証拠として残してあるのですが
これと同じようなアルマイトのリムに
当店のほうで DOTオイル、かなりきついシトラスディグリーザー、
チェーンオイル、あとワコーズの中の人が来たときに
当社で一番 成分がきついと教えてもらったパーツクリーナーなどを
リムの別々の箇所に ふんだんにかけて
直射日光下で数日 放置したのですが、
どれも 上の画像の元のリムのような
不可逆なダメージを与えるには至りませんでした。
KCSがほざいている限りでは「雨」が原因とのことですが
私には そうとは思えません。
お客さんが後日 上の画像の元のリムを KCSに持ち込んで話をして
ある程度 向こうの出方を見たので この記事を書いています。

この件、もし「のむラボホイールが なんか気に食わないから
悪意をもって ホイールを汚した」というのであれば
まだ いいのです。あと、私は そうだとも思っていません念のため。
怖いのは「当店秘伝(笑)の洗浄剤で洗ってやるぜ」と
善意をもって作業をしてスカタンをこいている場合で、
この場合だと 他に被害者が発生している可能性があります。
私は 雨が原因だとは思っていないので
お客さんが KCSに目を離す形で今後バイクを預けないことで
この症例が発生しないことによって
雨が原因ではないと証明できると思っているのですが。

というか、ニップルのカラーアルマイトが
全体的に薄くなっているのはともかく
組んで間もないホイールで
こんなに顕著に色落ちしているのを見たこと自体が
初めてです。

で、お客さんに頼まれて KCSに話をしに行くのに
元のリムとニップルを貸してほしいと言われたので貸しました。
ただし、何か言いくるめられて リムとニップルを
没収されるのは絶対に避けろ(というか私の所有物ですが)というのと
ニップルを袋から出すなという点は念を押しておきました。
結果、本当に覚えが無いと言い張ったそうです。
ただ、当店にある あらゆるケミカル類で
リムに対する攻撃性を調べてみますと言われたそうですが、
あれ?雨が原因じゃないの?言ってることがブレてきてるぞ。
全部 試したけど該当するものは無かった!
なので当店は悪くない!
という「調査結果」とやらを出すことに意味は無いぞ。
だって 預ける前には確実にリムが汚れてなかったんだから。
今からでも 原因が分かりました!雨じゃなかったですゴメンナサイ!
をしたほうが傷が浅くて済むというアドバイスはしておきます。

あと、リムの組み換えという形で償うだけの技量が我々には無い、
少なくとも のむラボと同等かそれ以上のレベルでは
無理と言っていたらしいですが ショップの看板上げてて
ホイール組めないと堂々と言うとか 恥ずかしくないの?
そんなんでも コンポの組み付け作業とかに限っては
まともにできるっていうの?
それと、元のリム単体が存在するってことは
すでに組み直しされていると察するべきで、
それに関してかかった費用を お支払いさせてくださいと
自発的に申し出ることができないから
お前らは三流以下なんだゾ☆
自発的に申し出たとして三流、
一流とかなら そもそもこんなスカタンは犯しません。
あっ、別に 当店が「勝手に」無償でやった
組み直しの費用を請求しているわけではありません念のため。


KCSさまへ。
もし ここを読まれたうえで
申し開きがあるとか、この記事を消してほしいとかいうのであれば
その希望に沿うことは やぶさかではありませんが、
その前に お願いがあります。
今回の件が「雨(雨水)が原因で起きた」という
確実なエビデンスを私に提示してください。
できるでしょ?最初にお客さんに そう「説明」したんだから。
できないなら 一生 黙ってろ。


この記事を読まれた一般の読者の方へお願いがあります。
ショップ側に落ち度がある形で 何か やらかされたにも関わらず
荒唐無稽な説明で煙に巻かれたとか、非を認めなかったとか、
知らぬ存ぜぬを通されたとか、
結局 泣き寝入りを強いられたという経験が
実際にあるという方だけが
この記事の拍手ボタンを押してもいいということで お願いします。

そんな人 そんなに たくさん おるわけないやろ・・・。

追記:
↓こんなに おるんか!多すぎやろ!!

category: のむラボ日記

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30mm高カーボンWOリムで後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC00911amx15.jpg
昨日の続きです。
謎のブランド(すっとぼけ)の30mm高WOリムで
後輪を組みました。

DSC00910amx15.jpg
ホワイトインダストリーズT11ハブ 24H
黒半コンペヨンロク組み結線ありです。
クリスキングと違って カンパニョーロ用のフリーボディの
ラインナップを継続しているのは えらいですね。
今回の前後リムですが、お客さんからは
リム単体でお預かりしているので
お客さんのほうでは すでに 実測重量を
把握している可能性が高いです。
出回り始めた頃の ロヴァ―ルや新デュラエースのホイールの
リムの重量を すっぱ抜いた場合などは
「ちょうど購入を検討していた、あるいは もう持っているけど
リム単体の重量を知りえなかったので助かった」
という感じで 記事としてのバリューが高いと思うのですが、
そういう意味では 今回のリムは知ったところで
どのみち まず買わないであろうリムに対して
「ふーん」という感想が出る程度のことだと思います。
と、私が勝手にそう思っているので リムの重量は教えません。
↑うわこいつかんじわるい













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オ待タセシマシタ!コチラノ画像ヲ ゴ覧クダサイ!

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24mm高ふろんとりむデス!

DSC00864amx15.jpg
30mm高りやりむデス!
↑やーめーろー!

category: のむラボ日記

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正直に言えよ、「出来ません」って  

お客さんから ENVEの25リムで組まれた後輪をお預かりしました。
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エボライトハブ 24H 黒半コンペヨンロク組み結線ありです。
かつて 私が組んだものですが、
お客さんはセカンドオーナーです。

行きつけのショップに持ち込んだところ、
フリーボディが腐っていて回らなくなっている症状について
フリーボディの交換が必要だと言われたということと、
振れが かすかにあるものの 結線しているホイールは
結線を解かないと振れ取りができないと言われたそうで
当店に お持ち込みされました。

DSC00848amx15.jpg
「結線をしているホイールは 振れ取りができない」
というのは 技術も知識もないクソカスショップの常套句です。
というか ホイールの結線すらしたことが無いやろ。
今回 これをほざいたショップの名前を
ここに書かないという条件で お客さんから聞きだしましたが、
そこは 過去に私が組んだホイールを振れ取りごっこで
メチャクチャにして 結局 私が直す羽目になったこともあるところでした。
口先だけは一丁前のショップもどきです。
今度からは「振れ取りをする技術が無いので出来ません」
または「のむラボにビビっているので出来ません」と
正直に言えよ カスども。

なんなら、私が通常は「現実的に無理」だと言っている
結線のハンダを 吸い取り線で きれいに除去して 鋼線をほどき、
「結線を解いたから振れ取りをやってみろ、費用はのむラボが払う、
あとで のむラボがチェックするから ちゃんとやれよ」と言って
ホイールを渡したら 作業に取りかかるんでしょうか?
ビビって さわれないと思うのですが。

本当に そうしてやろうかと思ったのですが、
ホイールの往復に際して お客さんに
余計な負担を強いることになるので
その場で振れ取り作業をしました。
これにより「某クソショップもどきが
結線無しホイールの振れ取りをまともにできるかどうか」は
証明できませんが
「結線してあるホイールは振れ取りが可能」というのは
証明できます。
それ以前に いつも書いていることですが、
そもそも リムのお引っ越しが可能なのに
それより下位の作業である振れ取りが出来ないわけがないんですよね。

フリーボディの交換、またはフリーボディのベアリングの交換が必要だと
言われていたのも誤診です。
クイックを締めると フリーボディが固定ギヤのように固まるのは、
「フリーボディを外したときに シールリングがハブ体側に残っているのに
その上から 同じシールリングが付いた新しいフリーボディを取り付けたため
シールが2重になっているから」でした。
このことは、フリーボディを外す前に予言してから
お客さんの見ている前で外し、シールが2枚重ねになっているのを
確認してもらいました。
お客さんのほうで フリーボディを交換したことは無いとのことなので、
最初のオーナーのほうで やったのでしょう。
あと 仮に某クソショップで フリーボディの交換になった場合、
対処は不可能なはずです。
このフリーボディは当店で買い占めていますので。


振れ取りはしましたが、ひどく振れてはいませんでした。
2ヵ所ほど かすかに横振れがあった程度です。
チューブラーリムで内蔵ニップル式なので
「タイヤ交換のときに ついでに取ればいいじゃん」程度で、
これが もし私物なら実際にそれまで乗って使うくらいの
振れでしたが わざわざ お持ち込みしてもらっているので
振れ取りをしました。
フリーボディもフリーボディのベアリングも交換していませんが、
ハブ体 左側のベアリングは
回転が ややゴリゴリしていたので換えました。
これは明文化していないことですが、
私が組んだホイールは最初のオーナーでなくとも
振れ取りの工賃自体は無料です
(送ってもらう場合は 送料のご負担はいただきますが)。
なので 今回かかった費用はベアリングの代金だけでした。

category: のむラボ日記

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シャマルウルトラさん・・・じゃなかった!レーシングゼロさんでした!  

お客さんから シャマルウルトラの前後輪をお預かりしました。
って書いてたけど 本当はレーシングゼロでした すみません!
ご指摘のコメントありがとうございます!!
以下 間違っていたところは訂正しています。

DSC00906amx15.jpg
ベアリングのCULT化と点検を ご希望です。
上の画像は作業後のものですが。

リムのステッカーが剥がされていますが
後輪がG3組みなので フルクラムで無いことが分かります。
って書いてたけど お休み位相ありの2:1組みでした!

ハブ胴がカーボンなのでレーシング1ではなく、
リムの外周側の形状と バルブ穴にバルブブッシュが無いことから
2WAY-FITではない チューブド対応のみの
WOリムということも分かります。

DSC00907amx15.jpg
リヤハブ胴のステッカーが
右側から見て正向きに読める方向だったので、
前輪も それに倣って 玉当たり調整ナットが前後輪とも
左側になるように ハブシャフトを組み付けました。

もし このハブ胴にステッカーが貼っていなければ、
前輪については シャマルウルトラとの区別が付かないのでは?
と言われそうですが

DSC00908amx15.jpg
リムの内周側の形状が 左右に向かって丸いのがカンパニョーロ、
角ばった面取りになっているのがフルクラムなので 判別できます。

DSC00872amx15.jpg
鉄球用のワンが黒い年代のものでした。
ワンの内側に、金魚すくいのポイのような
グリスガードの膜が付いた枠が一緒に圧入されています。

DSC00873amx15.jpg
ワンと ポイ枠を外しました。

DSC00879amx15.jpg
ポイ枠のツバには厚みがあるので、
これも ハブの寸法に含まれます。
これと同じハブ胴のレーシングゼロの限定モデルで
最初からCULTになっているものの場合、
膜無しのポイ枠が一緒に圧入されていることからも
それは確かです。
CULTのベアリングには グリスを差さないので
ポイの膜は不要ですが、膜は 枠に強力に貼り付いているので

DSC00875amx15.jpg
膜に火をつけました。
この程度では火災報知器に感知されませんが、
黒くて くさい煙が 身体に悪いのは確かです。

DSC00876amx15.jpg
先に水を用意してます 念のため。

DSC00877amx15.jpg
最初にペンチでつかんだ部分が あまり燃えなかったので
再度 燃やしました。

DSC00882amx15.jpg
ポイ枠と一緒に CULTのワンを圧入しました。

DSC00885amx15.jpg
それからパーツをハブを組み付けたのですが、
ハブ胴とダストキャップに こんなに すき間があったっけ?
と思ったので

DSC00883amx15.jpg
ハブのオーバーロックナット寸法を調べたところ

DSC00884amx15.jpg
100.1mmといったところでした。これは正常な範囲です。

DSC00886amx15.jpg
外した黒ワンと CULTのワンの厚みも調べましたが、
DSC00887amx15.jpg
全く同じです。
というわけで 先ほどのすき間は気のせいだったようです。

DSC00888amx15.jpg
DSC00889amx15.jpg
リムが左側(ということにした玉当たり調整ナット側)に
かすかに ずれていました。
振れは ごくわずかに2ヵ所あったものの
ほぼ無しといっても いいくらいだったので
このセンターずれは CULT化に起因している可能性があります
(ワンの圧入具合が 作業前後で わずかに変わる可能性がある)。
追究したいなら 暫定センターを見るべきですが、
どのみち ちゃんと直すんだから まあいいやと思って
だいたい いつも 暫定センターは見ません。

DSC00890amx15.jpg
DSC00891amx15.jpg
振れ取りとセンター出しをしました。

DSC00892amx15.jpg
つづいて後輪。
作業に際して 11S用スチール製シマノフリーボディから
カンパニョーロ用フリーボディに交換していますが、
元のフリーボディが 色々とパーツがダメだったので
ちょうど良かったです。

DSC00895amx15.jpg
びふぉー
DSC00900amx15.jpg
あふたー
時系列がとびますが、作業前後のワンの圧入具合です。
当然どちらも ポイ枠も圧入しています。
もしポイ枠の分だけ ワンが内側に入っていたら
もっと明確に ラチェットの山との位置関係が変わるはずです。

DSC00894amx15.jpg
びふぉー
DSC00901amx15.jpg
あふたー
玉当たり調整ナットとハブ胴の位置関係も
作業前後で違っているようには見えません。

DSC00896amx15.jpg
リヤハブのポイ枠の膜も燃やしました。

DSC00898amx15.jpg
ポイ枠のツバが重なるように
枠を向かい合わせにして、
ツバの厚みを測りました。

DSC00899amx15.jpg
2枚で1.1mmといったところです。

DSC00902amx15.jpg
DSC00903amx15.jpg
経年使用に起因するセンターずれが大半っぽい
センターずれがありました。

DSC00905amx15.jpg
DSC00904amx15.jpg
反フリー側の増し締め傾向で直しました。

category: のむラボ日記

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24mm高カーボンWOリムで前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。の前に。
DSC00853amx15.jpg
これは のむラボホイール2号のリムですが、

DSC00854amx15.jpg
エキノックスのWH199というモデルに
Tniのステッカーでブランディングしたものです。
Tni以外のブランドから WH199リムが販売されているのか、
それとも独占契約なのかは不明です。
WH199は20.5mm幅ですが、
旧のむラボホイール2号のリムはWH007というリムで
19.1mm幅でした。
WH007については Tniブランド以外で
販売されていた例を見たことがあります。
といっても 本家エキノックスブランドで ですが(→こちら)。

DSC00855amx15.jpg
24Rは 24Hのリヤ用リムという意味で、
とくに穴振りやオフセットなどは無さそうですが
リヤ用ということなので フリーボディの向きが指定されています。
わざと右側の端に写している シリアルナンバーですが、
冒頭の21は 2021年製を意味します。
これはリムの外周に埋め込まれているシリアルナンバーで、
それとは別に 違うシリアルナンバーのステッカーが
リムサイドまたは内周側の頂点に貼ってあり
それの最初の数字2つも製造年の下2桁です。

あと どうやら 外周側に埋め込まれているナンバーの年度は
リムが成型された時点のもので
リムに貼られているステッカーのナンバーの年度は
出荷直前の検品時に貼られているようで、
後者の数字が 前者の数字の翌年になっていることもあります。

DSC00859amx15.jpg
5項目ある注意書きの1番目が
「エキノックスのブレーキシューを使ってね!」です。
実際は 安定供給されていないのと 利きの感触から
スイスストップのブラックプリンスに落ち着く人が多数ですが。


今日もホイー(以下略)。
DSC00856amx15.jpg
お客さんから エキノックス製の
カーボンWOリムをお預かりしました。

DSC00860amx15.jpg
WH175が24mm高(厳密には24.2mm)の20Hリム、
WH156が30mm高(厳密には29.8mm)の24Hリムです。

DSC00857amx15.jpg
WH175は ステッカーでは2014年製ですが
リム側では2013年製となっていました。
WH156は どちらも2015製でした。

ちなみに、現行のENVEのリムも
外周側に埋め込まれたシリアルナンバーと
ステッカーで貼ってあるシリアルナンバーがありますが、
この2つは同じ数字になっています。

DSC00858amx15.jpg
注意書きのステッカーにも エキノックスの記載があります。
これらのリムは おそらくは他社に卸さない契約の独占モデルです。
リムのブランドは明かせませんが。
年代やモデルによっては エキノックスの部分が
そのブランド名に変わっているものもあります。
今回のブランドとは関係ないですが
FLOに変わっているものについては(→こちら)です。


DSC00862amx15.jpg
おっと危ない 配慮さんのガードが無ければ バレるところだった。

DSC00865amx15.jpg
内蔵ニップルなので サピムのインターナル用
アルミニップル(12mm長さ)で
組もうとしたのですが、

DSC00866amx15.jpg
DSC00867amx15.jpg
ニップルの外周側の端面が リム穴より かすかに突き出ます。
リムテープを貼れば 空気圧に限らず
確実に ニップルと接触するということです。

24mm高のWOリムで、ビードフックが高めなのと
内周側の穴が厚めなのとで こうなってしまうようです。
サピムのインターナルニップルには
12mmの他に 10mm長さのものもありますが、

DSC00868amx15.jpg
DSC00869amx15.jpg
今回は ENVEも指定している10mmしんちゅうニップルで組みました。
対辺5mmの六角形のニップルにしたとしても
外周側の穴に 工具が入るのは確認していますが、
対辺3.2mmの四角形のニップルのほうが
メンテ性が高いだろうと思い これにしました。

DSC00870amx15.jpg
組めました。
リム単体の画像の時点で 知っている人にはわかるロゴが
写っていますが、配慮さんが あわてて配慮しています。

DSC00871amx15.jpg
ホワイトインダストリーズ T11ハブ 20H
黒CXスプリント反ヌポークラジアル組みです。
このリムで これ以前に組まれていたハブが
どこのものかは知りませんが(すっとぼけ)、
お客さんのほうでは こちらのほうがいいという判断なのかもしれません。

お客さんの希望では スポークは黒CX-RAYとのことでしたが、
あまり重量を気にせずに剛性重視ということで
最終判断を委ねられましたので 黒CXスプリントにしました。

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