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のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

WH-R8170-C50-TLの前輪について  

少し前に 現行アルテグラのチューブレスホイールの
50mm高リムの前輪を 後輪に組み直しました(→こちら)。
リンク先の記事にも書いているように
お客さんは C50の前輪を 始めから当店で
後輪に組み直すつもりで C36とC50の前輪を買っています。

C36のほうは点検などでも お預かりはしていませんが、
左右同径スポーク、左右同数組みの24Hで
左右とも最終交差を編んで「いない」2クロス組みです。
つまり、もし不満があるのであれば
まだ やりようがある仕様ということです。
お客さんは 今回のホイール以前に
ロヴァ―ルのCLX50を使っていましたが、
C50を当店に預けている間に 前輪だけC36を使ってみたところ
「アルテグラのC36と CLX50の前輪では C36のほうが走る」
「CLX50は下りのコーナーが とくにダメで ヨレる感じがする、
下り以外でも 操舵感が遅れる感じがする」のが
とくに我慢を覚える必要が無いくらいには
マシになったということでした。
これは お客さんの言葉そのままであり、私の私見は入っていません。
お客さんが すでに のむラボ的ホイール観によって
ホイールに対する認知を歪められている、という可能性を
完全に排除することはできませんが。

後輪になったC50のお引取りの際に
オークションで売り飛ばす予定となった
CLX50の前後輪の点検もしました。
何なら もし有利になるというのであれば
「のむラボで点検しました」と
説明文に書いてもいいよと伝えています。

RIMG1158amx15.jpg
C50チューブレスのリム重量です。
蟹光線のアーカイブに残らないので ご注意ください。
CL/CLX50と同じリム高で 10~15g重いくらいでしょうか。
ホイールを組んだ際の雑感ですが、シマノのリムのほうが
ビビらずに張れる感触があります。

RIMG1174amx15.jpg
フロントハブの実測重量です。
R9270のフロントハブの実測重量は(→こちら

RIMG1175amx15.jpg
スポークの実測重量です。
スポーク長さは 左右同じで272mm、
スポーク比重は118.9÷24÷272÷0.0257が
0.708710038・・・なので
約71%ということでいいでしょう。
C36の後輪の左右スポークの結果(→こちら)とも ほぼ同じです。

スポーク比重を軽いほうから並べると
デュラエースのスポーク 62%
CX-RAYまたはエアロライト 65%
アルテグラのスポーク 71%
CXスプリントまたはエアロコンプ 78%
と、安定供給されている定番スポークから見事に外しています。
スポーク比重は5%も違えば
補修スポークとして混ぜるのが厳しくなりますが、
純正のスポークが 今後 どれほど安定供給されるのかは不明です。
WH-7900やWH-9000のスポークが
現在 安定して入手可能でしょうか?答えは もちろんNOです。

スポーク比重を知っておくと
既知のスポークの 未知の長さの重量が
かなり正確に分かるというのもありますが、
左右異径組み(または逆異径組み)をするときに
左右のスポーク比重の大小を把握していないと
できないという点でも重要です。

もし アルテグラの前輪を ハブをそのままで
ストレートスポークを片側のみ全交換する場合
CX-RAYなら右側、CXスプリントなら左側に入れるわけですが
その判断は アルテグラのスポークの
スポーク比重を知らないことにはできません。
左右同数スポークのディスクブレーキの前輪で
左右異径組みをするとして、スポークが
CX-RAYとCXスプリントしか無ければ
左/右の順で書くとして
CXスプリント/CX-RAYの組み合わせ以外にはありません。
ところが これにデュラエースとアルテグラのスポークが加わると
・CXスプリント/アルテまたはCX-RAYまたはデュラ
・アルテ/CX-RAYまたはデュラ
・CX-RAY/デュラ
と 左右異径組みの整合性がある組み合わせが6種類となります。
CX-RAY/デュラエースと CXスプリント/アルテグラは
スポーク比重が近すぎて あまり意味が無い気もしますが。

RIMG1177amx15.jpg
リンク先の記事にも書いていますが、
デュラエースのC36とC50のスポークは
スポーク比重62%と不用意に落とし過ぎた きらいがあるので、
私見ですが チューブレスリムのホイールに関しては
ハブの回転が多少滑らかだという点を勘案しても
デュラエースより アルテグラのほうが
走るホイールなのではないかと思います。

アルミスポークでリムブレーキ用ホイールの
シャマルウルトラとユーラスは リムとスポークが同じで、
ハブ胴の材質と ベアリングの仕様のみの違いですが
これがもし シャマルウルトラを軽く見せたいがために
ユーラスのほうに やや太いスポークを入れたとすると、
結果 ユーラスのほうが剛性があって硬く
人によっては ユーラスのほうが走ると感じる
通好みのモデルになったかもしれません。

そういう感じの「差別化のための差別化」を
ハブ(約10g差)や
リム(たぶん同じもの、少なくとも重量は同じ)ではなく
スポークで やってしまったがために
要素の大小を はき違えた 意図しない性能の逆転が
起きている気がします。

デュラエースもアルテグラも それぞれのC36とC50での
スポークの番手は同じですが、
C60になると 剛性重視でスポーク比重が大きいスポークを
採用しています。
それと同じことがデュラエースとアルテグラの
ホイールの間でも起こっていて、
事によると「安いホイールのほうが むしろ走る」といった事態に
なっている可能性があります。

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グランプリ5000の茶サイド仕様について  

今日、某問屋さんの中の人と
寿司を食べに行ってきました。
IMG_3237amx15.jpg
画像上 左から芽ネギ・鳥貝・ハマチ、
同下 玉子・焼きしいたけ です。
玉子は最初 何が来たのか分かりませんでした。

IMG_3238amx15.jpg
馬刺し

IMG_3239amx15.jpg
新香巻き・うなぎ押し寿司

それはいいとして、コンチネンタルのグランプリ5000
WOタイヤのオールブラックと いわゆるアメ色サイドまたは茶サイドは、
色違いどころではない 全く別のモデルみたいなものだという
話になったので それについて書いておきます。

RIMG1208amx15.jpg
現行モデルのグランプリ5000には、
後発の仕様として タイヤサイドが茶色いものがあります
(この仕様は23Cでは出ておらず、
23Cはオールブラック仕様のみとなります)。

タイヤサイドが ベージュやブラウンになっているタイヤが
各社から出ていますが、大きく分けて
タイヤサイドのケーシング(カーカス)が
トレッドから続くゴム素材で覆われているものと
そうでないものがあります。
タイヤサイドがゴムで覆われていて
色がベージュやブラウンであるものは
ほとんど性能に影響しない ほぼ見た目だけの違いですが
(むしろ黒以外の色だと 厳密には耐候性に劣る)、
ケーシングが露出しているタイヤは 性能が明確に違います。
そして、グランプリ5000の場合は
ケーシングが露出しているタイヤであり
色の名前も「タン」や「ベージュ」や「クラシック」などではなく
「トランスペアレント(透明な)」と なっています。
これは 色名というよりは仕様名というほうが的確です。

ロードバイク用のタイヤでは無いですが、
コンチネンタルのグラベル用タイヤの
テラ スピードや テラ トレイルなどのモデルで
薄いベージュサイドのモデルがあり、
これは「クリーム」という色名で
サイドまでゴムに覆われているもので、
トランスペアレントとは 明確に区別されています。

RIMG1210amx15.jpg
↑黒とトランスペアレントの25Cです。
PPバンドで縛ってありますが
トランスペアレントのほうがサイドが薄いので
縛っている箇所の幅も薄くなっています。

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PPバンドから説明書を抜き取りました。

RIMG1213amx15.jpg
PPバンドが2本かけてあるタイヤがあったので

RIMG1214amx15.jpg
1本を抜き取って量りました。
長さの個体差はあれど 1本1g未満と考えていいです。

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説明書は8gでした。

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PPバンドが1本かかっているだけで
説明書を抜き取った オールブラック25C 4本の重量です。

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同じ条件のトランスペアレント25C 4本の重量です。
もっと 差が出ると思っていました。
重量は トランスペアレントのほうが軽いです。

もし オールブラック100本と トランスペアレント100本で
最も軽いオールブラックの個体と
最も重いトランスペアレントの個体を探して抜き出せば
オールブラックのほうが軽かった、という場合も ありえるでしょうが
平均的には 明確にトランスペアレントのほうが軽いです。

上の2つの画像の比を元にして計算すると
オールブラック31本とトランスペアレント32本が
だいたい同じ重量になります。

RIMG1221amx15.jpg
で、このトランスペアレントのタイヤサイドですが

RIMG1222amx15.jpg
蛍光灯の光にかざして タイヤの内側から見ると
サイドが透けているのが分かります。
タイヤの外側に指を当てると 指の影が映るくらいには透過的です。

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グランプリのグランの部分を内側から見ると こんな感じ

RIMG1226amx15.jpg
対して オールブラックですが、まあ どこでもいいのですが
同じく 一応 グランプリのグランのあたりを
タイヤの内側から見ると

RIMG1227amx15.jpg
こんな感じです。グランプリ5000に限らず、
ベージュサイドや ブラウンサイドのタイヤを
光に透かしたときに 透けて見えるかどうかで
タイヤサイドの仕様を見分けることが出来ます。

で、サイドがケーシングだけで ゴムで覆われていないタイヤは
空気圧の設定を間違えなければ
コーナー限界も高く 乗り心地もいいのですが、
反面 タイヤサイドの耐久性が低く サイドカットもしやすいです。
どちらがいいのかという答えは
乗り手の求めている性能が何なのかで変わるでしょうが、
見た目重視で アメ色サイドのタイヤにしたら
耐久性が低くてガッカリした、とか
ベージュサイドのタイヤにしたら 乗り心地が変わりそうと思ったら
タイヤサイドまでゴムで覆われている仕様なので
オールブラックとほとんど変わらなかった、とかいうことが無いように
タイヤサイドの色だけでなく 仕様も意識して選ぶのがオススメです。

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年末年始の営業について  

突然のお知らせですが、今年の営業は今日で終了です。
12月28日(水)~1月5日(木)までお休みをいただきます。
対外的に休みなだけで 内部的には作業したりもあると思いますが。

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のむラボホイール5号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号の後輪を組みました。

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660ハブ 24H 黒半コンペヨンロク組みで紫アルミニップルです。
結線は あとでやります。

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ラピーデCLX40さん  

お客さんから ロヴァールのラピーデCLX40の後輪をお預かりしました。
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リムブレーキ用ホイールです。
内蔵ニップル仕様の時代のもので、

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バルブ穴の隣のリム穴のスポークが折れています。
スポークは左右とも、なんと レボリューションでした。
40mm高リムでは反フリー側を 逆異径組みにはしないようで、
コンペかもと思って調べたら レボでした。

このホイールをお持ち込みされた お客さんですが
最寄りのスペシャライズドのコンセプトストアに持ち込んだところ
すぐには直せないと言われたそうですが、そこにいた
以前に 私物のC38の修理で当店に来た
そのコンセプトストアのスタッフ(→こちら)から
当店を紹介されたそうです。
これね、ヒジョーに不愉快なんですよ。
私は お前の小間使いではないですし、
コンセプトストアに勤めているんなら
そこで許される範囲で対応してりゃいいじゃねえかクソが。
個人として当店に私物のホイールを持ち込むのと
ショップスタッフの対応として当店を紹介するのは
全然 別の話です。
いずれここを読むと思うので書いておくが 私物も含めて
もう今後 一切 お前からの修理依頼は受けん。
コンセプトストアを辞めて 同業者で無くなったとしても
それを解くことは無いから よく覚えとけ。

で、このホイールを お持ち込みされたお客さんですが、
正月休みに乗りたいので直してほしいとのことです。
メーカー直営のコンセプトストアの純正の対応ですら
スポーク1本の交換を即日で出来ないような、
モノの値段に対する お買い物体験のレベルが低い
ブランドのバイクを(それと知らずとはいえ)
買ったことに対する順当な罰

味わってもらうために 帰ってもらっても良かったのですが、
直してやることにしました。
あ、スポーク1本交換するくらいで
上から目線で ごめんなさいね。
それすら出来ない奴ら相手だから
自然と そーなっちゃうんですよ。
もし、スペシャライズドのコンセプトストアのうち
このホイールを「即日で」(←重要)修理できるというところがあれば
ぜひ名乗り出てください。ここで紹介します。
もし 出来ないというなら黙ってろ。
さあ早く 箱から7分組みの完成車を出して
ハンドルステムの向きをまっすぐのところで固定して
右から左に売るだけの単純作業に戻るんだ!

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直りました。

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↑交換したスポークとニップル

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スポークは、ねじ山始まりの箇所で破断しています。
ストレートスポークなら 首とびより こちらの破断のほうが
起こる可能性が高いです。

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ニップルは こんな感じ
スポークは回収不能です。

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丸スポークなので 回ってもバテッド部分の形状が変わらないからか、
スライスしたエリンギ状につぶす加工はされていませんでした。

スポーク1本の交換より 経年使用の蓄積による
振れを取る作業のほうが時間がかかっています。
いや、それだけじゃないな。
連続したリム穴6つ分くらいにわたって 妙な縦振れがあり、
お客さんに訊きはしませんでしたが
ほぼ確実に振れ取りごっこの履歴があります。
たぶん今回の後輪は スポークがとんでいなくて
点検だけでお預かりしたとしても 作業時間は
ほとんど変わらなかったと思われます。

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CLX50の後輪を組み直しました  

今日もホイー(以下略)。
RIMG1189msn5.jpg
昨日の前輪の続きです。
CLX50の後輪を組み直します。
このホイールは お客さんが当店にお持ち込みしたもので、
愛知県に隣接したギリギリ三重県といったところから来られています。
あと全然 関係ないですが 今日 埼玉県から来られたお客さんから
ロヴァールのホイールを組み直し希望で お預かりしました。
近所に やってくれるショップが無いらしいです。


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そのときに、結線したら ここがこんなふうに変わるんやでと
説明したので 1ヵ所だけ結線(ハンダ付け無し)をしています。
ホイール組みに際して バラしますが。

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前輪と同じく、多スポーク側の黒エアロライトは使い回すものの
作業の都合上 一旦ホイールをバラしました。

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組めました。

RIMG1197msn5.jpg
反フリー側を黒CXスプリントに変更しています。
結線は あとでやります。

もし お客さんが当店の近くに お住まいであれば
結線無しで少し使ってもらうか、
あるいは お引き取りで来店された際に
フリー側のスポークの変形量が明確に減っているのが
結線無しでも起きているというのを確かめてもらってから
結線をしてもいいのですが、
今回は お渡しは発送になるので それができません。
お持ち込みで来店された際に
結線の影響度は見せることが出来たので
だいたい分かってもらえるとは思いますが。

それと、今回の前後輪のリム重量ですが
軽いのが当たりだというのであれば
前後リムとも大当たりの個体でした。
もちろん、具体的な数値は教えるつもりはありませんが。
↑うわこいつ感じ悪い











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オ待タセシマシタ!コチラノ画像ヲ ゴ覧クダサイ!

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ふろんとりむデス!

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りやりむデス!
↑やーめーろー!

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CLX50の前輪を組み直しました  

今日もホイー(以下略)。
RIMG1178amx15.jpg
お客さんからロヴァ―ルのCLX50の前後輪をお預かりしました。
組み直しを ご希望で、今日は上の画像にある前輪をやります。
仮に スペシャライズドの最近の完成車が
最初に買ったロードバイクだという人で
比較対象となるホイールが無いのであれば
このホイールに疑問を感じないのかもしれませんが、
リムブレーキ・ディスクブレーキ含めて
それなりのホイール遍歴を 個人的経験として持っている人であれば
このホイールが その経験上のランキングで
上のほうに来ることは まず無いだろうと思われます。
今回のホイールのお客さんでも、
もし 今まで使ったことがあるホイールで 一・二を争うほど
このホイールが良いというのであれば
そもそも 当店にお持ち込みされないはずです。

それとは別に お客さんに質問をしたのですが、
「もし前後輪のうち どちらか片方しか組み直ししないと言われたら
どっちをしてほしい?」と訊いたら「前輪だ」と言われました。
これはロヴァールのディスクブレーキ用のホイールに関しては
いまのところ100%「前輪だ」と言われる質問です。
お客さんは これとは別にラピーデCLXも使っていたそうですが、
そちらも 前輪のヨレる感じと コーナーの左右の挙動の違いが
気になるとのことでした。
あのリムの重さが かえって美味しくなる速度域以上で
ぶん回し続けられれば 使いどころはあるかもしれませんが、
日本人のたいていのアマチュアは その条件に該当しません。
あと、前輪は6+12の18Hという本数が ふざけ過ぎで、
もし7+14の21Hだったならば 重量と空力の損失以上に
剛性の面で総合的に得をするはずです。
私のいつもの言葉でいうと、要素の大小を はき違えています。

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全コンペレースのCL50と違い、
CLX50では 多スポーク側のエアロライトは使い回しますが
それでも全バラしをしたほうが作業効率がいいというか
最終的なホイールの出来も 良くなります。
決して今日もホイー(以下略)。の条件を満たすために
バラしているわけではありません。ありません。

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組めました。

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画像で伝わるでしょうか、
少スポーク側を CXスプリントにしています。
結線は あとでやります。

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TniのROAD38リムで後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
RIMG1172amx15.jpg
TniのROAD38リムで後輪を組みました。
と表題にありますが リムはのむラボホイール旧2号と同じもので、
シリアルナンバーからして2013年製で
お客さんのお持ち込み品です。

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ハブはシマノの最後の良心(←私が勝手に言ってるだけ)こと
FH-RS400で、28H 半コンペヨンロク組みです。
結線は あとでやります。

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のむラボホイール5号の前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール5号の前輪を組みました。

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660ハブ 20H 黒CX-RAY反ヌポークラジアル組みで

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紫アルミニップルです。

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CLX32さん  

お客さんから ロヴァ―ルのCLX32の
リムブレーキ用ホイールをお預かりしました。
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点検と 交換を要すると判断されるならハブベアリングの交換、
あと 後輪の結線をご希望です。

後輪ですが、結線前に逆異径組みに組み直す必要は・・・ありません。
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フリー側は黒エアロライトで
カンパニョーロの工具のB溝に奥まで入る厚み、

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反フリー側は 黒エアロコンプで
同B溝の奥まで入らない厚みのスポークとなっており
すでに逆異径組みがされています。

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にぎる前
RIMG1131amx15.jpg
にぎにぎ中

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にぎる前
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にぎにぎ中
これらは それぞれ上下の画像で 同じ箇所の最終交差ですが、
交差を編んでいる接触点で 摩耗により塗装が剥げています。

RIMG1135amx15.jpg
ベアリングは、フリーボディのみ交換は不要で
前後ハブ体の 左右ベアリング全てが
程度の差はあれ 回転がゾリゾリしており
要交換と判断されました。
ベアリングサイズはハブ体右側のみ6902、
それ以外の3ヵ所は6802で、
6902はサイズが大きめのベアリングなので
傷みが出にくいはずですが 要交換と判断される程度には
回転が重たかったです。

RIMG1137amx15.jpg
DT本家のハブでは、同社がベアリングに対して
悪い影響を及ぼす可能性が高い
スキュワーを採用していたこともあって
ベアリングのサイズは大きめですが、
ロヴァ―ルや GIANTのSLRなどのホイールは
DTがあえて そうしている意図を汲み取れない程度には
頭が悪いので みみっちい軽量化狙いなのか
ハブ体に対してやたらと小さいサイズのベアリングを採用しています。
鉄球ベアリングだとして 6802は約7g、6902は約16gと
ここだけで見れば 倍以上 重さが違うのは事実ですが。

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セラミックスピードのベアリングを抜き取りました。
外側のシールは黒で、外側の外輪の横にのみ
メーカーとサイズの印字があります。

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ハブの内側に向かっている面は 青シールです。
マヴィックのインスタントドライブ360ほどではないですが、
セラミックスピードが要求しているメンテ頻度も
ちゃんとやっている人は皆無だろうという程度には
現実的でない頻度であり、とくにロヴァ―ルの前輪は
新品の鉄球のほうが よほどマシという
ゴリゴリした回転になっているものが散見されます。
ベアリングの交換に際して
鉄球のものでいいよということだったので
鉄球ベアリングに交換しましたが、
ボールレースが傷んでいるセラミック球ベアリングよりは
よほど スムーズに回るようになりました。

RIMG1146amx15.jpg
DTリヤハブの フリーボディのベアリングは
ラチェットの山のパーツを外さないと交換することができません。
これはスターラチェットなので 工具も 円周が四角い歯車のような
スプラインのものですが、
円周がノコギリの山のような形状の 3つ爪ポールスプリングのハブでも
同様の工具があり、ハブ体側のねじ山の寸法は同じなので
当店で やった例は無いですが 3つ爪ポールスプリングのリヤハブを
スターラチェットに変換することも可能です。
パーツ代が高すぎて やろうという人は まず いないと思われますが。
3つ爪ポールスプリングのリヤハブの右ベアリングを交換したことはあるので
工具自体は当店にあります。

RIMG1140amx15.jpg
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前輪ですが、センターずれがありました。

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振れ取りとセンター出しをしました。

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後輪ですが、メーカーの検品を通らない(マヴィックを除く)ほどの
センターずれがあったのと、前輪に無かった顕著な縦振れがあったので
「横振れだけ取りましたという振れ取りごっこ」の
履歴の蓄積があると思われます。
これを修正するのが ベアリング交換や結線以上に時間がかかりました。

RIMG1151amx15.jpg
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縦横振れを追い込みましたが、その時点では
センターずれの向きが逆転しました。

RIMG1153amx15.jpg
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センターも出ました。
これで結線ができます。

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結線も しました。

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のむラボホイール5号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
RIMG1165amx15.jpg
のむラボホイール5号の後輪を組みました。

RIMG1166amx15.jpg
エボライトハブ 24H 半コンペヨンロク組みです。
結線は あとでやります。
このエボライトハブは お客さんからの預かり品で、
ハブフランジ穴に組み跡があり フリーボディにも
かすかながら スプロケットの取り付け跡があります。

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WH-R8170-C50-TLの前輪を後輪に組み直しました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから 現行アルテグラの50mm高ディスクブレーキ用
チューブレスリムホイールの

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前輪を お預かりしました。
お客さんが これとあわせて買ったのはC36-TLの前輪で、
うっかり 前輪をふたつ買ってしまったので
ひとつを後輪に組み直してほしい・・・というのはウソで
始めから 当店で組み直すつもりで
C50のリム(スポークと安いほうのハブ付き)を買っています。

RIMG1159msn5.jpg
組めました。

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レボディスクハブ 24H 黒半コンペヨンロクJIS組みです。
結線は あとでやります。
仮に 結線無しの この状態でも
吊るしの後輪より走るホイールだという自信はありますが。

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初代レーシングゼロの後輪のリムを交換しました  

今日もホイー(以下略)。
RIMG1097amx15.jpg
昨日の前輪の相方の後輪です。
こちらも リムを交換します。

RIMG1099amx15.jpg
ダストキャップチャレンジに勝利しました。
ホイールをある程度 組んだあとに はめ込むのですが、
もし これを10回連続で付け外ししろといわれたら
ほぼ確実に やり切るまでに割れてしまうと思われます。

RIMG1100amx15.jpg
ねじ山は こんなんばっかり

RIMG1101amx15.jpg
フリー側がタンジェント組みなので、半周と
少し飛ばして1本を ゆるめ切らないと ハブを抜き取れませんでした。

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スポークの全数回収に成功しました。

RIMG1104amx15.jpg
が、要交換スポークが1本ありました。
画像一番下のスポークで、その上のスポークは
曲がっていないもので 比較用に並べたものです。

RIMG1105amx15.jpg
びふぉー
RIMG1107amx15.jpg
あふたー(洗浄しました)
刻印が縦線2本なのが 前輪と同じラジアル組みの
反フリー側用で、スポークを共有しています。
ホイール設計の段階で そうなるように
ハブ寸法を決めたのでしょう。
シマノの最初の完組みホイール、WH-7700も
スポーク長さが前後輪の左右で2種類になるようにしていましたが
WH-7701では フリー側をラジアル組みにしたので
結局 スポーク長さは3種類になってしまいました。
レーシングゼロも これより後のモデルは
スポーク長さは 3種類になっています。

RIMG1114amx15.jpg
上の画像のリムですが、一応 回転しています。
背景のほうにピントが合いつづけたので
4回目に撮った画像です。
スペアスポーク1本を含む スポークを全て通し
ハブをオーバーホールして 振れ取り台にかけ
縦横振れだけを追い込んだ状態ですが

RIMG1115amx15.jpg
フリーボディを まだ取り付けていない「前輪状態」です。
仮組みのときにスポークの引っかけが抜けないように
過分に反フリー側のニップルを締めたので

RIMG1116amx15.jpg
RIMG1117amx15.jpg
リムが 反フリー側に ずれているとは思っていたのですが
思った以上の量でした。
ただ、右エンドナットを締め込んでいる位置が
フリーボディ無しだと 少し内側に入るはずなので
フリーボディを取り付ければ このセンターずれが無くならずとも
少しは減るかと思い フリーボディを取り付け後に
再度センターゲージを当てたところ

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ほとんど変わりませんでした。

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センターを出しました。
反フリー側のゆるめだけでなく、フリー側の締めも入れています。

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組めました。
このリムの色は黒ですが、
レーシング1の黒リムと同じもの・・・ではありません。
当時のレーシング1は つかみ部分の対辺が5.5mmの
六角しんちゅうニップルで組まれており、
このレーシングゼロは同対辺6mmのアルミニップルです。
ニップルを通す リム穴の径は0.5mmより小さい違いですが
同じ径ではありません。
なので「固有の仕様のリム」となるので
リムのステッカーは出荷時点で貼ってあります。

固有の仕様でないリムの例としては、
ある時期以降のユーラスとシャマルウルトラが相当します。
違うのは ハブ胴の材質とベアリングの仕様で、
リムそのものは同じなので ステッカーは別売りのを
買って貼ってねという対応となっています。

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初代レーシングゼロのアルミニップルは、
しんちゅうっぽい色のメッキのような表面処理が施されていますが
これがボロボロと剥がれてきます。
黒アルマイトになる前の カンパニョーロのウルトラトルクの
BBカップの表面処理も、これと同じ症状が起こっていました。

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RIMG1124amx15.jpg
というわけで、前後輪とも ニップルは
あとの時代のアルミ色のものに全交換しています。
ニップルから出ている丸断面部分の長さが
2枚の画像で異なるのは 後輪の左右だからです。
上が反フリー側、下がフリー側です。
どちらもホイール右側(フリー側)から撮ったので
リム穴の顕著な穴振りも一応 見て分かるくらいになっています。

レーシングゼロやシャマルウルトラの2WAY-FITモデルですが、
お客さんから たまに「後輪のほうがチューブレスバルブが短くて
空気が入れにくい」と言われることがありました。
ホイールに付属しているチューブレスバルブの長さは1種類ですが、
前後でリム高が3mmほど違い バルブ長さ自体も元々短めなので
後輪のほうが顕著に短く見える結果となっています。
レーシングゼロも 2代目以降は前後でリム高が違います。
リム高よりも 貼ってあるステッカーの文字の縦幅のほうを
意識して見れば 高さの違いが分かりやすいです。
前後リムの高さに違いが出て以降は
当然ながらリヤリムのほうが重くなり、
25~30gくらいの差があるのですが
今回の初代レーシングゼロのリムは 前後で同じリム高でした。
リム穴周りの、切削で低くなっていない部分の高さで
前後リムとも実測25.8mmです。
なので 実測重量も同じくらいでした。
後継モデルより リヤリムが25gほど軽いということです。
え?具体的な重量?
なんで教えてくれると思ってんねん。
↑うわなにこいつ かんじわるっ!











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オ待タセシマシタ!コチラノ画像ヲ ゴ覧クダサイ!

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ふろんとりむデス!
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りやりむデス!
↑やーめーろー!

category: のむラボ日記

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初代レーシングゼロの前輪のリムを交換しました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから 初代レーシングゼロの前輪をお預かりしました。
本当の意味での初代レーシングゼロは
リム/スポーク/ハブが 赤/赤/赤ですが、
これはあとから出た色違いのモデルで
黒/赤/黒となっています。

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グランプリ4000SIIがのトレッドが
ピキピキに割れているのはいいとして

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ブレーキゾーンの摩耗がひどいので
リムを交換してほしいとのことです。

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固着予備軍のニップルが多く、
ニップルの歯周ポケットから
白い粉がボロボロと出てきます。

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パリパリ系接着剤も使われていました。

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初代レーシングゼロのハブは
スポークヘッドを パズルのピースのように 横から はめ込むタイプの
ハブフランジではなく ある程度の深さの引っかけ式となっています。
が、これでも左右で連続したニップルを いくつか完全にゆるめれば

RIMG1076amx15.jpg
ニップルをゆるめていないスポークの
スポークヘッドを ハブフランジから外すことができます。

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16本中連続した5本と、あと何ヵ所かニップルをゆるめただけで
ホイールからハブを抜き取ることができました。

RIMG1078amx15.jpg
これ以降は、ニップルにスパナをかけた状態で
スポークの押さえ工具のほうを回すことで
ニップルをゆるめられます。
スポークテンションを解放しているので
その原因での ねじ山の抵抗もありません。

しかし 白い粉ボロボロ出てくるの すげーな。

RIMG1079amx15.jpg
初代レーシングゼロのスポークは
縦線1本と縦線2本の2種類です。
これは前輪で長さが1種類なので
全て縦線2本「||」です。
長い線のものと 点に近い線のものが混在していますが、
長い線のほうが古い仕様のスポークです。
といっても 点のような線のほうは
修理で交換したスポークというわけではなく、
メーカー内製の時点で混ざっているというだけです。

初代レーシング1のスポークは
黒スポークで 縦線1本と縦線2本ですが、
ごくごく初期のロットだと刻印無しのものも存在します。
ちなみに 初代シャマルウルトラのスポークは
ネクタイスポークでは無いですが
刻印は縦線3本と縦線4本と縦線5本の3種類で、
縦線3本と縦線4本は ネクタイスポークでは無くなった
レーシングゼロで多く使われるようになりました。

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外したスポークを洗浄しました。
ニップルが固着していて回収不能なスポークがあったりなどして
全数とも使い回せない場合もありますが、
今回は全数回収に成功しました。
何度でも書いてやりますが(→こちら)、
レーシングゼロやシャマルウルトラなどのリム交換で
スポークの全交換を必要とすることはありません。
しかも その場合だと、今回のリム交換はできないことになります。
ネクタイスポークは フルクラムのほうで すでに生産終了、
在庫があるぶんには出すけど
新規生産はしませんということになっているので。
当店には、修理に使うぶんには確保してはいますが
前輪や後輪のスポーク全交換に対応するほどの数はありません。
リムについても同様ですが、リムの在庫はメーカーにありました。

このレーシングゼロは2009年のカタログまで載っていて
2010年のレーシングゼロは
非ネクタイスポークの白黒カラーになるので(→こちら
もう15年くらい前のモデルです。
ユーザーの「補修してでも使い続けたい」という要望に
なるべく応えたいという意志が感じられます。
おい シマノとマヴィック聞いてるか~。

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ハブ体にスポークを通して仮組みしました。
ハブのオーバーホールも ついでにしています。

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ハブベアリングは、左右で傷み具合が違うことも多いので
使い回す場合は 元の左右をそのまま戻すように
気を付けないといけません。

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今回は どちらもそれほど傷んでいませんでした。
組み付けに際してこれらのパーツも
洗浄とグリスアップをしています念のため。

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びふぉー
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あふたー

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組めました。

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このハブのダストキャップですが、作業に際して外すことが必須で
年数が経っているものだと 非常に割れやすくなります。
それを知っているので細心の注意を払って外そうとしたのですが
それでも割れてしまいました。
わざと割って スペアパーツの代金を
より多く取ろうとしたわけではありません。

RIMG1096amx15.jpg
右側も、砕け散っていないものの割れました。

RIMG1090amx15.jpg
まあ よくあることなので
常備を努めているスペアパーツのなかに
これらも あるんですけど。

category: のむラボ日記

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シリカのチタンボトルケージのモデルチェンジについて  

シリカのチタンボトルケージ、SICURO(シクロ)が
モデル名の末尾にV2(ヴァージョン ツー)が付いて
仕様が変更されています。
パッケージが半分 箱型だったのが
厚紙への取り付けに変わり、
チタン製ボルトが付属しなくなりました。
以前のパッケージと付属ボルトについては
(→こちら)をどうぞ。

RIMG1039amx15.jpg
↑画像左がV1(と便宜上 呼ぶ)、右がV2です。
以下 記事中、左右に並んでいる場合は
左がV1で 右がV2です。
この角度から見ると違いは ほとんど分かりません。

RIMG1040amx15.jpg
まず、フレームに取り付ける プレートの形が違います。
それ以外の違いとして、溶接の仕上げが

RIMG1041amx15.jpg
V1下側
RIMG1042amx15.jpg
V1上側

RIMG1043amx15.jpg
V2下側
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V2上側
V2のほうが溶接の仕上げビード(V1もV2も 2回溶接しています)が
小刻みになった代わりに長くなっています。

RIMG1045amx15.jpg
↑比べると こんな感じ

RIMG1046amx15.jpg
さらなる違いとして、V2のほうが
プレートの穴が長くなっています。

RIMG1047amx15.jpg
V1とV2の上の穴の端を合わせました。
V1に取り付け跡があるのは 私物だからです。

RIMG1048amx15.jpg
その状態でV1側から見ると
プレートの穴の長さの違いは分かりませんが、

RIMG1050amx15.jpg
ひっくり返して V2側から見ると
こうなります。

RIMG1051amx15.jpg
ボトルケージの位置を上げたい人もいれば
下げたい人もいるかと思いますが、
どちらかというと 下げたい人のほうが多いのではないでしょうか。
ダウンチューブのボトルがシートチューブのボトルに干渉して
奥まで入らないという場合に「上げたい」、
シートチューブのねじ山の位置が高めで
ボトルやツール缶が 妙に浮いた位置に付くのが
見た目にも重心的にも良くない場合に
「下げたい」となるケースが多いと思います。
それを調べるのに、
まずは V1とV2のプレートの上の穴の端を合わせて
タイラップで縛ってみました。

RIMG1052amx15.jpg
V1のほうが かすかに低いです。
うーん、V2のほうが めっちゃ下げられる!というのであれば
わざわざ買い換えるのですが、結果は(私の期待からは)逆でした。

RIMG1053amx15.jpg
つづいて、下の穴の端同士を合わせます。

RIMG1054amx15.jpg
先ほどよりは顕著に V2のほうが上に上がります。
V1を2個 付けていて、いま現在ダウンチューブのボトルが
シートチューブのボトルにすれすれだという人は
ダウンチューブのみ V2にしてもいいかもしれません。

RIMG1055amx15.jpg
あと 気になったのが このプレートの形状の違いです。

RIMG1056amx15.jpg
ふーむ・・・。
アルフレッド・ウェゲナーも こういう気持ちだったのかもしれん。

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↑プレートの横側、V1を上にして

RIMG1060amx15.jpg
↑同・V2を上にして

RIMG1061amx15.jpg
こいつら もしかして・・・。
チタンの1枚板を上の図のようにカットしたあとに

RIMG1062amx15.jpg
さらに こういう風に切り出して

RIMG1063amx15.jpg
V1とV2のプレートを作っているのかもしれません。
SDGsに配慮したモノづくりということでしょうか。
どこまで本当かは分かりませんが
シリカいわく チタンボトルケージの部材からの使用率は99.9%で
材料をカットしたときの切り屑だけが唯一の廃棄物だと言っています
(プレートの長穴のために抜いた部材は 鋳つぶしているのか?)。
あるいは、ここまでキッチリ切り出していないとしても

RIMG1065amx15.jpg
↑この程度は やっていそうではあります。
V1のプレート形状で、溶接の仕上げと
プレートの穴の長さをV2に準拠させた仕様の
V1´(ダッシュ)、あるいはV3というのを出して
以降 V2と交互に出すようであれば この説は確からしくなります。
しかし、V1の形状だけで無限敷き詰めを考えると無駄が多いですが
V2の形状だけだと それほど無駄なく敷き詰められるので
もはや V1型のプレートは不要かも知れません。

先ほど SDGsと書きましたが、
シリカは ボトルケージ部分の中空チタンチューブの端材を
チタン製のストローとして仕上げて(※)売るくらいには
商魂たくましく、その商品について
リユーザブル(再使用可能)で サスティナブル(持続可能)だと
本国サイトに 本当に書いてあります。
意識高えな オイ。

※ストレート形状とベント形状の2本セットで
ベントのほうの曲げ加工と ロゴのレーザー刻印、
全6色展開の陽極酸化処理に 出荷前の超音波洗浄と
何かと手の込んだことをしているのは確かです。

category: その他 機材の話

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ボーラWTOさんさんさん  

お客さんから ボーラWTO33の
リムブレーキ用ホイールをお預かりしました。
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点検とチューブレスタイヤの取り付けをご希望です。

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前輪ですが、新シャフトだいばくはつを回避する
処理をしておいてほしいということですが
左右エンドに5mmアーレンキーをかけて ゆるめたところ
右側が先に ゆるみました。
これは新シャフトだいばくはつ予備軍なので
こちら側の中空エンドボルトとハブシャフトの関係は
接着に近い ねじ止め剤で固定します。

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右側に呼び径14mmの専用スパナ(自作)をかけて
左エンドをゆるめました。
ねじ山にグリスを塗って締めたのち
左右に5mmアーレンキーをかけて 何度か試したところ、
先に 左エンドがゆるむようになりました。

RIMG0997amx15.jpg
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センターずれ無しでした。
ごくごくわずかな振れ取りのために
ニップルを触ったのも 2ヵ所だけです。

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つづいて後輪です。
リムがフリー側に かすかにずれています。

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私の表現でいうと紙2枚といったところです。

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センターを出しました。
横振れは ほぼありませんでした。

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シュワルベのプロ ワン TLEを取り付けました。
TLEとは チューブレス イージーのアクロニムで、
チューブレスレディという呼び名を避けたい事情があるからか
シュワルベが そう言っているだけで
チューブレスレディと同じ意味です。

RIMG1005amx15.jpg
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このタイヤ、左右ともに180°位相の両側にラベルがあります。
タイヤパターンが存在し、回転方向の指定もあるので
それには従うわけですが バルブ直下の位相を
ラベルの中心にする場合 2つある どちらのラベルでも
同じ・・・かというと 違います。

RIMG1007amx15.jpg
回転方向の指定に従った場合の左側に1ヵ所のみ、
TLEというラベルがあります。
これとバルブ穴の位相が前後輪で揃うように取り付けました。

ホイールを左側から見てバルブが真上になるようにした場合、
バルブの位置は時計でいうと12時ですが
TLEのラベルは3時か9時になります。
これを3時どうしか 9時どうしで揃うようにしようぜ という話ですが
今回は3時どうしにしてみました。
上の画像 左、後輪のTLEのラベルの位相のビードが
上がってないように見えますが

RIMG1008amx15.jpg
↑前輪
RIMG1009amx15.jpg
↑後輪
どちらのタイヤも 全周に渡って
「ビードが上がってるときにしか見えませんよライン」が出ているので
ビードは上がっています。
それに対して ラベルの印字位置が少し違っているだけです。
あと このホイール、ブレーキゾーンが AC3なので
後輪は 間違えようが無いですが
前輪は 左右に関して 性能に関わる向きの属性があります。
上の画像にある鮭の切り身みたいな線が それです。

  / ̄ ̄ ̄\
 // ̄ ̄ ̄\\

/′ / / / / \ ヽ
( / ・_・ / / / )ノ
\___/ ̄
  (| |)
   ∪∪

サンリオの KIRIMIちゃんのアスキーアートも貼っておきます。
環境によっては ずれて表示されるかも知れません。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール8号(たぶん)を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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まだネタバレできないので続きは書けません。
書けるようになったら書きます。

追記:
12月18日(日)に、シクロクロスのほうの信太山に行ってきました。
こう書くと「シクロクロスじゃないほうの信太山」って
何なんだと思われるかもしれませんが
それについて深く考えてはいけません。
RIMG1031amx15.jpg
私の時計の師匠のシクロクロス用の後輪を組みました。
ソーラー発電機能が無い電池式のクォーツ腕時計の電池が
3年もつとして、もし腕時計を10本持っていたとすると
体感的には3~4ヵ月に1本くらいのペースで
何かしらの腕時計が止まるか
電池切れ寸前の2秒運針に気付くことになります。
少し前に、時計の師匠に電池切れの時計を4本
電池交換の依頼で預けました。
セイコー×2と ハミルトンと タグホイヤーです。
これは、時計の師匠に近しい人が
時計の修理屋さん(プロ)だからです。

で、電池交換した時計を受け取った際に
電池代と工賃を支払うと言ったのですが
日頃 私にお世話になっているからとほざいて
請求しようとしやがりません。
このやり取りは何度かあったのですが、
分かったもういい じゃあエゲツナイ仕返しをするから
覚悟しとけと言っていました。

で、当店になぜか 所有権が私にあるAL22Wリムで
表層のアルマイトがアルカリにやられて
色落ちしているリムがあったので、
それを時計の師匠のパーソナルカラーに塗装して
以前からモランボン組みのホイールが欲しいと言っていたので
モランボン組みに組んだホイールを
信太山のシクロクロス会場に直接 渡しに行ってきました。
時計の師匠は「こんなんもらわれへん!お金は払う!」と言うので
私は きっぱりと断りました。
どうだこれで分かったか「代金は払う」と言っているのに
「いやいや日頃お世話になっているのでいただけないですよ」と
言われる側の気持ちが!
しかも この場合、リムは中古品なので
「古物商の免許が無い当店」には「お客さんに売る」ことが
出来ないという道義上の強みもあります。
まあ 個人間のやり取りってことにもできますが。
このホイールのお返しで菓子折りなどを持ってきたりしたら
しばくぞと伝えてあります。

RIMG1032amx15.jpg
タイヤが付いているので分かりにくいですが、
最外周部にはタイヤレバーをかけることもあると思い
色を塗っていません。
緑色はスプレー、白い唐草模様は手書きで
クリアを何度も吹いて 厚めにコートしました。

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唐草模様をリムの位相90°ごとに 描く/描かないとして
リムの左右で描く/描かないを反転させています。
これは、そうしたほうが回っている状態が きれいだと思ったのと
全周に渡って描く場合に対して作画コストが半分で済む
からです。

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つい先日「モランボン組みをするスポークの径が
2.0mm未満なのはマズいかも」とか書いておきながら
黒チャンピ/コンペにしてしまいました。
ヨンロク組みにはしています。
しかも手癖でイタリアン組みにしてしまったので
後日 反フリー側を黒チャンピにして
JIS組みにする可能性が高いです。

category: のむラボホイール

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F4Rの後輪を組み直しました  

今日もホイー(以下略)。
RIMG1011amx15.jpg
昨日の続きです。
FF山口のF4R後期型の後輪を組み直します。

RIMG1012amx15.jpg
リムのブレーキゾーンとタイヤ張り面を見る限りでは
新品と見まがうくらい 使用感が無いホイールですが、
フリーボディのスプラインの山の側面に
ごくわずかなスプロケットの取り付け痕がありました。

組み方は全黒エアロライトヨンヨン組みですが、
この条件下でも もうちょっと張れるだろうというくらいには
ヌルく組まれていました。
組み手が同じとは限りませんが
前輪は ちゃんと張ってあったのですが。
もし、全黒エアロライトヨンヨン組みで
いっぱいまで張ってあれば このホイールは
当店に来なかったかもしれません。
ヌルいとは思いつつも、ガマンできないほどではないので
そのまま使われていた可能性があります。

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これは作業前の状態ですが、どういう工具を使っているのか
リム穴の隣に 工具との接触による擦り跡がありました。

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これは当店のリム捨て場にあった前期型のF4Rのリムと
今回の後期型のF4Rのリムを並べた画像です。
ちなみに どちらもチューブラーリムです。
前期型は38mm高リムなのに対し
後期型は45mm高リムとなっており、
さらに F6Rリムのように リムサイドが
かすかに湾曲した凹み形状になっています
(上の画像でも リムサイドに当たった光の形で分かります)。

RIMG1023amx15.jpg
リム内径の表記がありますが どちらも信用してはいけません。

RIMG1025amx15.jpg
組めました。

RIMG1026amx15.jpg
FF山口の特注品だけど 色を変えているだけで
ハブ胴にFF山口の表記があるわけではない
(MADE BY DT SWISSという表記はある)350ハブ 24H
黒半コンペヨンロク組みです。
結線は あとでやります。

RIMG1027amx15.jpg
これは当店にある前期型のリムの実測重量です。
後期型のリムですが、明らかにリムサイドの厚みが薄く
指で押すとペコペコすることから ハイト/ウェイトレシオでは
前期型より優秀なのだろうとは予想していました。
その軽さの反面、元より張ってあった前輪と
ヌルめとは言え高テンション側である後輪のフリー側のリム穴は
スポークテンションによって ややふくらんでおり
組み直しに際して ビビらずに躊躇なく
張って組めるようなリムではありませんでした。
また、重量の個体差も大きく リヤリムのほうが軽かったです。
あまりの差に 秤からリムを持ち上げて
ゼロが取れているのか確認したくらいです。
たった2本だけの比較なので 前輪用の20Hリムが重ための個体なのか
後輪用の24Hが軽めの個体なのかは不明です。

個人的には後者ではないかと思っているのですが
(これ以降 後期型F4Rのリムを10本量っても
今回のリヤリムより軽いリムは0本か、
せいぜい1本あるかどうかくらいという感じ)。

え?その具体的な重量を教えろ?
そんなん簡単に教えるわけないやろ。
↑うわこいつかんじわるい













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オ待タセシマシタ!コチラノ画像ヲ ゴ覧クダサイ!

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ふろんとりむデス!
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りやりむデス!
↑やーめーろー!

category: のむラボ日記

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F4Rの前輪を組み直しました  

今日もホイー(以下略)。
RIMG0985amx15.jpg
お客さんから FF山口のF4Rをお預かりしました。
知り合いが買ったものの すぐに手放すというので
譲ってもらったものだそうですが、
あまりにもヌルくて 2~3回使っただけで
放置していたものだそうです。
とくにダメなのは後輪ですが、今なら前輪も
より硬く組み直せるということで
前後輪を お預かりしました。
今日やるのは前輪だけですが。

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ハブはDT240・・・ではなく F4Rの後期型なので
350ハブです。
オリジナルカラーの特注品ではありますが。
20H 黒エアロライト反ヌポークラジアル組みです。

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組めました。

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黒CXスプリント反ヌポークラジアル組みで、

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びふぉー
RIMG0992amx15.jpg
あふたー
黒しんちゅうニップルだったのを
黒アルミニップルに変更しました。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール1号の後輪の反フリー側のスポークを交換しました  

お客さんから のむラボホイール1号の後輪をお預かりしました。
RIMG0924amx15.jpg
モランボン組みの後輪です。
元は普通に組んでいたものですが、
お客さんの希望で組み直しました。
いまの組み方になったのは2017年の8月(→こちら)なので
5年以上前のことです。
これが お客さんが練習などで最も常用しているホイールとのことです。

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リーフハブ 24H チャンピ/コンペヨンロクモランボン組みです。
左右異本異径組みをしています。
お預かりした理由はフリーボディのベアリング交換ですが、

RIMG0926amx15.jpg
それとは別に
スポークのねじり終わりの箇所が だんだんずれてきて
振れを取っても すぐ振れるということです。

RIMG0927amx15.jpg
↑この箇所
これですが、バテッドしている細い径の部分で
うにょーんが起きています。
通常、1.8mm径(15番)では ほぼ うにょーんは起きませんが
モランボン組みは リム側のねじり終わりの箇所より外周に
降伏に関する力が集中してかかるようで、
コンペでも うにょーんが起きることがあります。
バテッド部分が1.5mm径(17番)の レボリューションだと
普通のホイールでも 100kgfあたりから
確率的に うにょーんが起きますが
モランボン組みをすると ホイールを組み終えるまでに
ほぼ全数が ねじり終わり以降で うにょーんを起こすので
ホイールを組むこと自体が困難、というか無理です
(これは実際に試したことがあります)。

コンペの場合、ホイール組みの時点では
うにょーんを ほぼ起こさないものの
経年使用すると ここまで顕著に起こるというのは初めて知りました。
お客さんがテープを貼って指摘しているのは1ヵ所ですが、
程度の差はあれ 反フリー側のねじり終わり全てで
同じような痕跡がありました。

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これは別件ですが、モランボン組みでスポークが折れた例です。
組んだのは2018年11月10日で(→こちら)、
直した日は今年の11月18日なので ちょうど4年です。

RIMG0728amx15.jpg
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ねじり終わりの箇所で破断しています。
このホイールはフリー側がストロング、反フリー側がチャンピオンで
フリー側のストロングは 首元13番(2.3mm径)で
それ以降は14番(2.0mm径)というシングルバテッドなので
ねじり終わり以降で 径は変化していません。
また、左右とも うにょーんが出ているスポークは ありませんでした。
このホイールで分かるのは、やはり ねじり終わりの箇所の
負担が大きいということです。

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↑これは反フリー側のスポークをバラす際に
切断して ニップルを一切ゆるめずに抜き出した
スポークのリム側の部分です。
うにょーんを起こしたスポークは、それ以降 増し締めをしても
スポークテンションに変換されず スポークの伸びに変換されます。
なので、ニップルの端面とツライチくらいになるスポーク長さであったのに
そこから何山も ねじが進んでいるスポークがあります。

RIMG0932amx15.jpg
↑これは ニップルをゆるめ切って抜き出した
最終交差のペアのスポーク2本です。

RIMG0931amx15.jpg
うち1本を ひっくり返すと こんな感じ

RIMG0933amx15.jpg
スポークヘッド側で 端を揃えました。
画像右のスポークのヘッドが浮いているように見えるのは

RIMG0934amx15.jpg
ヌポークと反ヌポークの差です。
ハブフランジから ねじり始めまでの角度の差が
普通のホイールより大きいので
首元の変形の差も より顕著になります。

RIMG0935amx15.jpg
向きを揃えると だいたいきれいに添います。

RIMG0936amx15.jpg
で、長さが これくらい違いました。

RIMG0981amx15.jpg
↑バテッドスポークで、ねじり終わりから
ニップルの径に太くなるまでの間を 赤で描いた図です。
その右に描いてあるのは 均等間隔に横線を引いたスポークで、
左の図の赤に相当する箇所を 右でも赤く描いています。

RIMG0982amx15.jpg
↑バテッドスポークの うにょーんは
こんな感じで起きているということです。
これが「1.8mm径の部分の長さが短いことで 応力が集中した結果
実際のスポークテンションの範疇で うにょーんを起こす」のか
「単に1.8mm径だと耐えられないだけ」なのかが不明です。
もし前者であれば、2.0-1.8-2.0mmバテッドだと
うにょーんが起こるのに 1.8mmプレーンだと起こらないという
領域が存在するはずです。、
後者だと そもそも1.8mm径でモランボン組みすると
通常のホイール組みの範疇では
必ず うにょーんを起こすということになります。
あと「スポークの本数」は うにょーんの発生に関して
そこそこ大きな要素な気もしますが。
24Hだと起こるのに 32Hだと起こらない、
というのは ありえる気がします。

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これは極端な図ですが、
バテッドスポークを 曲げ方向に塑性変形しない程度に力を加えると
弓なりに変形する曲率が 太い径と細い径で違います。

RIMG0984amx15.jpg
で、もしバテッド部分の長さが極端に短い、
アンプルか つまようじの溝のような長さであった場合
変形の形が弓なりではなく 直線を折ったように角ばった形になるはずです。
どちらのスポークも 太い径と細い径の寸法が同じであったとして
曲げ方向ではなく 伸長方向に引っ張った場合
上のスポークが せいぜい うにょーんを起こす程度であるところ
下のスポークは ブチンとちぎれる(破断する)という結果に
分かれるというのであれば
これもまた極端な話ですが モランボン組みの ねじれ終わりから先の状態は
上の図の 下のスポークの状態に片足を突っ込んでいるということになります。

RIMG0939amx15.jpg
15番プレーンなら 曲げ方向の変形の弓なり曲率が一定になるので
もしかしたらモランボン組み時の うにょーんの起きにくさに関してだけは
バテッド部分が15番のバテッドスポークより強い可能性があります。
それを試すのはバクチなので、反フリー側のスポークを
少なくとも通常のホイール組みの範疇で
経年使用まで含めても うにょーんが起きない(ほぼ起きない)ことが
確からしい14番プレーンで組み直すことにしました。

RIMG0941amx15.jpg
スポークを補填して ざっと縦横振れを取りました。
上の画像のホイールは回転しています。

RIMG0943amx15.jpg
RIMG0944amx15.jpg
その時点でのホイールセンターです。
リムが思いっきり フリー側にずれていますが、
ここから反フリー側を増し締めして
センターを出すだけでホイールが組めます。
というほど単純でも無く 最後のほうで縦振れ取りを
もう一度追い込む必要があったりしますが。

RIMG0945amx15.jpg
RIMG0946amx15.jpg
まだまだ。

RIMG0947amx15.jpg
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センターを出しました。
バラす前のホイールも 少し振れ取りを試みましたが、
ゴクッと大きな縦振れがあり その位相のスポークで
うにょーんが起きているので 締めても締めてもスポークが伸びるだけで
縦振れが無くならなかったのに スポークを交換すると
きれいに ビシッと決まりました。
引き続き使い回したフリー側のチャンピオンは
全数とも スポークの長さがニップルの端面で揃っていて
うにょーんを起こしていないのを確認済みです。

RIMG0949amx15.jpg
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あ、本題の フリーボディのベアリング交換もしています。
これはホイール組みのあとにしたので
念のため センターゲージを最後に当てていますが
このベアリング交換で センターは ずれませんでした。

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組めました。チャンピ/コンペから全チャンピになりましたが
ヨンロクイタリアン組みなのは同じです。

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レーシングスピード35さん  

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お客さんから レーシングスピード35チューブラーの
前後輪をお預かりしました。
リム幅20mmのナローリムモデルです。

ボーラとレーシングスピードは 当初50mm高リム仕様のみで
あとから35mm高リム仕様が出ていますが、
ボーラ35のナローリム仕様は カタログ上の年度でいうと
1年間しか出ておらず その翌年にはワイドリム化しています。
レーシングスピードは ワイドリム化をせず、
ボーラに対してリム高を5mm高くした
スピード40とスピード55という
カンパニョーロとリム高を同じくしない路線で
ワイドリムのホイールを別に出しました。
レーシングスピード35はカタログ上の年度では
2014~2017年モデルで、
2017年のカタログでは新たに出たスピードと併売されており
2018年のカタログからは記載が無くなりました。
私は ボーラ35のナローリムのチューブラー仕様が
カンパニョーロのホイールの白眉だと考えていますが
1年しか出ていないレアモデルなので あまり見かけません。
持っているという人は大事に使ってください。
対して レーシングスピード35チューブラーは
カタログの年度上では4年間出ていたことになっていますが
そもそも 当時に出回っている数が少なく、
2017年は実質 問屋さんに入荷しておらず、
2014年はカタログにフライング気味に載せていたので
本当に出回っていた期間は2年半くらいです。

RIMG0957amx15.jpg
後輪ですが、お客さんのほうで交換希望のスポークに
テープが貼ってあります。
リヤメカを巻き込んでスポークの真ん中あたりで変形しているのと
チェーン落ちでスポークの首付近で傷があるのと
それぞれ別個の理由ですが テープを貼ったスポークは
7本連続しています。
これ以外に 私の判断で交換を要するスポークがあるなら
それも交換していいとのことでしたが、
交換したのは 最初にテープが貼ってあった7本だけでした。

RIMG0958amx15.jpg
目印のテープに 反時計回り(ホイールの回転で巻き込んだ順)に
数字を書き込んだのは 私がやりました。

RIMG0960amx15.jpg
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スポークを7本交換し、ほとんど そのスポークのニップルだけの調整で
横振れをざっと取った時点で 紙2枚ほどのセンターずれがありました。
フリー側にずれているのと その量から
最初の状態がセンタードンピシャか それに近い状態で、
ほぼ全量 経年使用でずれた可能性が高いです。

RIMG0963amx15.jpg
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追い込んだ振れ取りと センター出しをしました。

RIMG0964amx15.jpg
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直りました。

RIMG0967amx15.jpg
↑交換したスポーク

RIMG0968amx15.jpg
変形が理由で要交換と判断されるのは
1~4のスポークくらいまでで、

RIMG0970amx15.jpg
5~7のスポークは どっちでもいいという感じでしたが
チェーン落ちの傷があるのは確かなのと
お客さんの希望ということもあり交換しました。

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スポークとは無関係ですが、バルブブッシュが初代のものでした。
これは バルブ(とくに ねじ山を切っていないバルブ)を
非常に通しにくく、チューブラーリムで35mm高なので
短いバルブエクステンダーを装着すると思いますが
そのバルブエクステンダーは ねじ山無しである可能性が高いので
現行(3代目)のバルブブッシュに交換するのがオススメです。
詳しくは(→こちら

RIMG0971amx15.jpg
つづいて前輪。こちらは振れ取り点検をご希望です。

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振れは ほぼ無かったものの、
後輪よりも ずれていました。

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センターを出しました。

category: のむラボ日記

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のむラボホイール1号の前輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール1号の前輪を組みました。

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660ハブ 20H CX-RAY反ヌポークラジアル組みです。

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のむラボホイール1号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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のむラボホイール1号の後輪を組みました。

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このホイールの注文時にお客さんの希望で残してあった
エボライトハブ 24H 半コンペヨンロク組みです。
結線は あとでやります。

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CL50の後輪を組み直しました  

今日もホイー(以下略)。
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昨日の続きです。
CL50の後輪を組み直します。

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ロヴァール16+8Hハブ 全黒コンペレースヨンニー組み相当です。
センターずれは ほぼ無しでした。
フリー側に紙1枚未満で ごくごくわずかに ずれていましたが
経年使用のせいかもしれませんし、
どこの完組みホイールの検品でも通る程度の量です。

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組めました。

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半CXスプリントにしました。
結線は あとでやります。
左右異数組みへのカウンターとしての左右逆異径組みなので
フリー側がCX-RAY、反フリー側がCXスプリントです。
結線するのも フリー側です念のため。

仮に このホイールがCL(全コンペレース)ではなく
CLX(全エアロライト)だったとして、
ホイールセンターが出ているという当たり前の前提条件の下で
フリー側(結線無しの状態)のスポーク比重65%の
スポークの変形しにくさを ここまで少なくするのは不可能です。
もし それが可能なら 吊るしのCLX50を
増し締めで張ればいいだけです。
なぜそれが出来ないのかというと、
吊るしの状態では 反フリー側のスポークが袋小路寸前まで張っていて
増し締めしろを除いて もう いくらも張れないので
反フリー側よりヌルいフリー側
(こんなんロヴァールのディスクブレーキの後輪くらいです)も
ホイールセンターを保ちつつ張ることが出来ないからです。
フリー側のほうがヌルいのは
反フリー側にディスクローターがあるのにビビッて
タンジェント組みしていることも大きく関係しています。
リムとリヤハブを引き続き使い回すのであれば、
フリー側の締めしろを増やす手立ては
左右逆異径組みしかありません。
この後輪は24Hですが リムには2:1組み用の穴振りがあるので
左右同数組みのリヤハブで組むこともできません。

今回のホイール、実際はCLX50ではなくCL50なので
半CXスプリント化をすると たとえ黒スポークだとしても
左右のスポークとも全交換となります。

CLX50とCL50はリムの表記以外 同じリムのようですが、
今回は リヤリムがやや重いほうに振れていました。
具体的な実測重量?そんなん教えるわけ無いやろ。
↑うわこいつかんじわるい












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オ待タセシマシタ!コチラノ画像ヲ ゴ覧クダサイ!

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ふろんとりむデス!

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りやりむデス!
↑やーめーろー!

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アイオロスXXX4さん  

お客さんから アイオロスXXX4の前後輪をお預かりしました。
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前後輪とも 振れ取り点検をご希望です。
前輪はセンターずれが かすかにあり、
前後輪とも振れが わずかにありました。

ボントレガーのホイールですが、シマノのコンポが
10Sから11Sになった時期のクイック仕様のリムブレーキ用の後輪で
DT製ハブのシマノ10S用フリーボディを 11S用に交換すると
右側ポン当て エンドの長さが長くなるので
11S化後はリムが反フリー側にずれる、
それも私としては看過できない量でガッツリずれるのですが
当時 トレックが そのセンターずれに関して
わざわざ「センターを出し直すな」という声明を出していて
理由は知りませんが ああ ホイールに関しては
その程度の認識のメーカーなのね、と思ったものですが
今回の このディスクブレーキ用の後輪は ずれていませんでした。

RIMG0872amx15.jpg
前後輪とも左右同数組みの24Hで
前輪は片側ラジアル組みで ゼロヨン組み相当、
後輪は左右同本組みで ヨンヨン組み相当です。

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後輪は お客さんの希望で点検後に反フリー側を結線しました。

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アルピニストCLXさん  

お客さんから アルピニストCLXの前輪をお預かりしました。
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夜中に、前照灯を照らした状態で
信号待ちで完全に停車しているところに
無灯火の自転車が横から突っ込んできてぶつかられてから
振れが出たとのことです。

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↑前後方向に曲がっているスポークがあります。
当初は これ1本だけかと思っていたのですが、
上の画像でいうと曲がっているスポークの右隣、
反時計回り側に隣のスポークも左右方向に曲がっていました。
で、そちらは ハブ体の横に傷も付いています。
上の画像では影になっていて黒っぽいですが、
実際は アルミの地の色が出ています。

RIMG0903amx15.jpg
直りました。

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↑テープを張っているのが スポークを交換した箇所ですが、
こちらの画像でも向かって右側のスポークの根元の部分で
ハブ体が削れているのが分かります。

RIMG0905amx15.jpg
お客さんの希望で結線もしました。
ひとつ前の記事のCL50のように 少スポーク側を
スポーク比重が大きくなる形で 全交換したほうがいいのですが、
それだと お預かりになってしまうので 結線だけをしています。

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↑交換したスポーク

RIMG0913amx15.jpg
こちらは 明らかに前後方向に曲がっていたスポークです。
たまに書いていることですが、
こういうのは瞬間的に すごい力がかかっています。
スポークテンションがかかったホイールの状態で
ハンマーで躊躇なく この部分を叩いて
同じくらい変形させるのは困難ですし、
ペンチ2本でスポークをつかんで 静加重で これと同じように
曲げろと言われても
折れが1ヵ所で への字に曲げるのは可能ですが
曲線的に2ヵ所 くにゃっと曲げろと言われると やはり困難です。



RIMG0914amx15.jpg
もう1本は ほぼ左右方向の変形だけなので
曲げ直せば ギリギリ再使用できなくもなさそうな感じですが

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14番ベースの部分で曲がっていたので 交換しました。
このくらいでも、スポークの変形に起因する振れが出ていました。

category: のむラボ日記

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CL50の前輪を組み直しました  

今日もホイー(以下略)。
RIMG0906amx15.jpg
お客さんから ロヴァ―ルのCL50の前輪をお預かりしました。

RIMG0907amx15.jpg
全黒コンペレースストレートで 2:1組みの21Hです。
画像は撮っていませんが センターずれは無し、
スポークテンションは このスポークなりには張ってあり、
増し締めしろは ほぼ無く それを詰めたところで
ここから いくらも化けません。
お客さんからは 前後輪ともお預かりしており
前後輪とも組み直しを ご希望ですが、
これはロヴァ―ル持ちの人に だいたい訊いているのですが
「前後輪のうち どっちがより深刻で我慢ならないか、
仮に もし どちらか片方しか組み直してあげないと
言われたら どちらを希望するか」と訊いたら
やはり 前輪でした。
デスヨネー。

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組み直しました。

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半CXスプリント逆異径組みです。
結線は あとでやります。
少スポーク側がCXスプリントです念のため。
銀スポークなのは お客さんの希望ですが、
こういう、ひと目で明らかに改造してるのが
バレバレっていう仕様は 個人的に好きです。

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当たり前ですが センターは出ています。
少し引いて撮っているのは 銀スポークですよアピールです。
今回のホイールはCL50ですが、もしCLX50であったなら
多スポーク側のスポーク比重は
エアロライトでもCX-RAYでも ほぼ同じなので
少スポーク側のスポーク比重を大きくしただけで
組み直し前後ともセンターは ずれていなかったのに
多スポーク側のタンジェント組みをにぎにぎしたときの変形量が
(もちろん結線前の時点で)小さくなって 硬くなっている、
というのが明らかに分かるというのを触って確かめられるのですが
今回は全コンペレースから 左右ともスポークを変更しているので
単純比較は出来ません。
元の状態より スポークの変形量の左右差が少なくなっているのは
確認できますが。
これが もし お客さんの前でやった作業であれば
組み直し後で結線前の状態を にぎにぎしてほしいのですが
遠方の方なので無理です
(当店に来られたことはあるのですが・・・。ちなみに九州)。
ここまでなら、ロヴァ―ルでも 少スポーク側を
DTのエアロコンプにすれば ほぼ同じものは作れるはずですが、
それをしないのは 前後輪の合計重量だけを参考にして
ホイールを選ぶような層にはスペック的に響かないものになるからか
風洞実験上での数値が わずかに劣るからか
単にホイールのことを真剣に考えていないからか
私には分かりません。

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チューブレスタイヤを交換しました  

私物のバイクの後輪にのみ採用している
チューブレスレディタイヤですが、
RIMG0896amx15.jpg
3週間くらい前からシーラントが浸み出している穴が
あることに 気付いてはいました。
これでもエア漏れは薄ブチルチューブ並みで、
7気圧が6気圧になるのに4~5日かかるくらいといった感じでした。

チューブラータイヤのトレッドが明らかに減っていて要交換であっても
「あと1日 走りに行ったら換えるか」と思いつつ
結局 換えずに そのうちパンクするという
ズボラをかますことがありますが、
実はリムセメントのチューブラーは
出先でパンクした場合の自己救済にかかる時間が
最も短い仕様のタイヤとなります。
どの方式のタイヤでも 取り扱いに十分に習熟している
という前提条件付きではありますが。
その次がチューブド クリンチャー、
その次がテープ式のチューブラー、
最も時間がかかるのがシーラント入りのチューブレスです。
出先でシーラント入りチューブレスのパンク処理をやる破目になる
可能性を最小限にするために 今日タイヤを交換しました。
といっても 3週間くらいは穴があるのを知りつつ使っていたわけですが。
あと、シートチューブとシートポストの後ろ側に
飛び散ったシーラントが固まったものが点々と付いていました。

リムセメントで張ったチューブラータイヤですが、
天寿を全うする だいぶ手前の状態のものを
スペアタイヤとして確保したいこともあるので
そういう場合は 交換を かなり早めにすることもあります。

RIMG0898amx15.jpg
少し空気を抜いて穴の周りを 指で押しました。
普段は こんなに漏れ出てきません。

RIMG0900amx15.jpg
チューブレスタイヤの交換を
全て記事にしているわけではないので
正確な備忘録にはなっていませんが、
数ヵ月前に入れたイメジのシーラントが液状で残っていました。
シャバシャバではなく トロッとしているのは元からです。

RIMG0897amx15.jpg
IRCのフォーミュラプロ チューブレスですが、
とくに軽いS-ライトのみチューブレスレディで、
しかもラインナップ中 唯一23Cを出してくれています。
少し前に現行のチューブレスタイヤのうち ロードライトを除く
アスピーテとフォーミュラプロの全モデルが
フックレスリム対応となりましたが、
あの妙に角ばったビードは フックドリムには はめにくく
フックレスリムを使っているわけではない人には 単純に迷惑です。
フックドリム用チューブレスと併売してくれと思うところですが
その場合 パッケージや商品の表記を よく見なかった奴が
フックレスに非対応のタイヤを取り付けて
死にかけた挙句 メーカーに逆ギレする未来が 容易に想像できるので
製造工程の簡略化という点でも 併売は難しいのでしょう。

上の画像の2本が
手持ちのフックレスリム非対応版の23Cの最後の手持ちです。
流通在庫を本気で探せば まだギリギリ入手可能かもしれません。

category: のむラボ日記

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7400ハブでのむラボホイール5号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
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7400のリヤハブで のむラボホイール5号の後輪を組みました。

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フリーハブでは無いので FH品番ではなく
HB-7400(のリヤハブ) 32H 半コンペヨンロク組みです。
結線は あとでやります。

これはボスハブで、オーバーロックナット寸法は
呼び寸法で126mm、実測だと126.5mmでした。
現代的な142mm幅のスルーアクスル仕様のリヤハブは、
このボスハブに対して ホイールの構造体として
理屈の上で劣っている点が いくつもあります。
バカでかいローギヤにディスクローターとは、
ずいぶん いびつな進化を遂げましたな。

category: のむラボホイール

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明日お休みをいただきます  

明日12月8日(木)ですが、
のっぴきならない用事があるので
お休みをいただきます。
申し訳ありませんが よろしくお願いいたします。

演目は モーツァルトのピアノ協奏曲第12番→
ブルックナーの交響曲第6番という流れですが、
なぜ この組み合わせなのかが分かりません。
「どっちもイ長調だから」とか
そういうのではないと思うのですが。

追記:マジで「どっちもイ長調だから」でした。
モーツァルトもブルックナーも オーストリア生まれですが、
モーツァルトがザルツブルグ、ブルックナーがアンスフェルデン出身で
時代は違えど 両人とも ウィーンに移住して
そこで活躍したからつながりということらしいです。
ブルックナーの6番はフルで演ると1時間弱と長く、
ブルックナー自身も生前は(公演では)第2楽章と第3楽章しか聴いておらず、
全楽章の初演時の指揮者は グスタフ・マーラーですが
このときもマーラーの判断で カットしたバージョンを演奏しています。
というかマーラーのほうこそ自身で作曲した交響曲に
演奏時間が長いものが多く、
1番と4番が55分くらい、それ以外は だいたい80分くらいで
3番に至っては100分くらいあります。

category: のむラボ日記

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