のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

マヴィックのGEL280リムの後輪を組み換えました  

お客さんからホイールをお預かりしました。
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↑送ってこられた箱に こんなイラストがありましたが、
こういうのを描けば ブログで紹介してもらえるとか思ってるのでしょうか?
その通りですよ!


それはともかく今日もホイー(以下略)。
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GEL280 32Hリムの後輪をお預かりしました。

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アルマイト処理の通電について 650V表記になっていますが、
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↑同時代のリムには650W表記のものもあります。

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組み換え前は スポークが左右ともDTコンペの ロクロクJIS組みですが、
これをイタリアン組みにしてほしいというのが第一希望で、
あとは いいように(フヒヒ)組んでいいとのことです。

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組み換え前はしんちゅうニップルですが、これはアルミニップルに変更します。

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ハブは9Sレコードのチタンシャフト仕様です。
当初はフリー側をばらさずに組み換えるつもりだったので

DSC01500amx3.jpg
私の持っている同じハブから寸法を採りました。

DSC01501amx3.jpg
過去に何度か書いていますが、このハブのオチョコ量は最悪です。
フリーボディの奥が 分厚いスペーサー状になっていて、
スポークの角度が断崖絶壁になります。
しかも反フリー側のフランジ幅が そこそこ広いものですから、
オチョコがかなりきつくなっています。
当時の他社製の一般的なハブと比べて、フランジ幅は同じくらいで
そのフランジ幅自体が左にオフセットしたような設計です。
でも現状の11Sハブは これと似たり寄ったりな寸法になってしまったので
悪い意味で時代を先取りしているハブであったとも言えます。

先日サンツアーのボスハブで後輪を組みましたが、あれの左右同本組みと
このレコードハブで左右異本組みした場合のバランス差は
結局 近しいくらいになるのではと思います。

私の知る限り これが世界で最初の
「左右異本異径組みが強く望まれるハブ」では無いかと思います。

DSC01504amx3.jpg
組めました。

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半コンペヨンロクイタリアン組み結線ありです。
ヨンパチ組みはスポークの長さが得られず無理でした。
フリー側のコンペは再カットして再利用可能だと思われますが、
気持ちよく新品に換えました。

スポークを再利用するにあたり ハブからスポークを抜く場合は
ヌポークと反ヌポークを区別して分け、
再組み付けのときに ヌポークは再びヌポーク、
反ヌポークは再び反ヌポークで組むことにしていますが
そこまでやったにも関わらず すぐスポークが飛んだら嫌なので
新品にしています。

このハブこのリムで私個人のホイールを組むとしてもこうなります、という
スポークの選定と組み方とテンションで組みました。
テンションに関してだけは ちょっとウソで、
寿命を省みないなら もう少しだけ張ったのですが
今回はそういう了解は無いので見送りました。
GEL280は本当にデリケートなリムです。

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組み換えたことで 約50gの軽量化にはなりましたが、
本当に大事で本当に評価してほしいポイントは
「ハブとリムの間に起きていること」です。
かかりが良くなったとか 踏んで進むとか言われればいいのですが
これは数値化できませんし、写真で見れない部分なので
実際に使ってみてもらうしかありません。

DSC01508amx3.jpg
リムの保護として某メーカーのタイヤ(ライオンタイヤ製)が
糊なしで張ってありましたが
DSC01509amx3.jpg
例の青文字はXではなくPでした。
年代で違うのかもしれません。

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2014/04/26 13:28 | edit

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