のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

のむラボホイール1号かもしれないホイールを組んだ気がします  

今日もホイー(以下略)。
最終土曜日は休みですが、ホイールや完成車のお渡しの約束があったので
店を一応開けました。
引き続きメールとコメントのお返事を進めています。

休みの日に私のホイールを組むのは罪にはならないだろうと思い
DSC01539amx3.jpg
リーフフロントハブ・XR300リムで前輪を組みました。
20Hのロクロク組みです。

真の最接線組みに相当する組み方は、
12Hの4本組み・20Hの6本組み・28Hの8本組み・36Hの10本組みの
4つですが、12Hの手組みホイールを組むことはまず無いので除外してもいいです。
後輪を組む場合、フリー側を4本組み一択だとして
反フリー側を真の最接線組みで左右異本組みすると
20Hのヨンロク組み・24Hのヨンパチ組み・36Hのヨンジュウ組みになります。
36Hの場合は フリー側が4本組みだとかなりラジアル組みに近くなるので
ロクジュウ組みでもいいかもしれません。
何が言いたいかというと、20Hは一応6本組みが可能で
後輪ならヨンロク組みも出来るということです。
それにも関わらずしないのは、左右のスポークのバランスの是正以外の部分で
覆しがたいデメリットがあると(現状では)考えているからです。
売り物で無いホイールであれば何度か組んではいますが。

20Hの前輪で左右とも6本組みにしたところで特にメリットがあるとは思えないのですが、
DSC01513amx3.jpg
Wクロスで組んでみたくて やってみました。
Wクロスというと、2クロス(4本組みの別称)と混同しそうですが
このブログでは「6本組み以上のときに
最終交差とその手前の交差の2つを編むこと」を指します。

DSC01516amx3.jpg
スモールフランジは穴の間隔が近く、
丸スポークは交差部分の横ゆがみが大きくなるので
スポークがかなりパキパキに曲がります。
使用スポークはDTコンペですが、
最初の編みの部分では まだバテッドが始まっていません。
これはひどい。

DSC01522amx3.jpg
家から3本ローラー用バイクの後輪を持ってきました。24Hです。
ばらして分かったことですが リムが662gもありました。
どうりで重かったわけだ。

DSC01520amx3.jpg
ハブは両ねじ切りなのですが、なぜか元々の組み方がイタリアン組みだったので
左右ともヌポークがヤマアラシさん方向になるように フリーギヤ仕様で使っていましたが、
私はこっちは段付きではないフリーギヤ用のねじ山になっていると思っていました。
でも一応フリーギヤ用の配慮はしてあります。

ねじ山の終わりから右フランジまでの間に幅が設けてありますが、
DSC01521amx3.jpg
↑そうなっていないトラックハブだと、フリーギヤを付けたときに
フリーギヤの裏側がハブ体と擦ったり スポークと干渉したりします。
ここはシマノ10Sの1mmロースペーサーなどがちょうど合うので
スペーサーを入れれば解決はしますが、それをすると
フリーギヤのかみこむ ねじ山の数が減ってしまうという別の問題が発生します。

DSC01525amx3.jpg
後輪のリムもXR300にしました。
画像の状態は仮組みなので スポークがだるんだるんですが
DSC01531amx3.jpg
張るとピシッとします。

DSC01533amx3.jpg
組み方は イタリアン6本組みをねじっているのですが、
さらにWクロスも盛り込みました。
この組み方はまったくオススメできません。

DSC01523amx3.jpg
↑Wクロス状態を順繰りに仕込んで仮組みをしていきますが、
最後の2本を編む前の状態が これです。
DSC01534amx3.jpg
ホイールとして組まれた状態からスポークを1本だけ交換する場合、
最終交差を
DSC01535amx3.jpg
このように乗り越えて通す必要がある場合がありますが、

DSC01526amx3.jpg
↑Wクロスで最終交差をねじった場合、または結線した場合は
これに関して大変なデメリットがあります。
上の画像で赤く塗ったスポークを交換する場合、
DSC01530amx3.jpg
↑こう通さないといけないのですがスポークの弾性変形の範囲内で
通すことは不可能です。
なので隣の交差を一旦ほどく必要がありますが、
それをほどくのに さらにその隣の交差をほどく必要があり、
それが片側のフランジ一周分に至ります。
つまり、1本スポークが飛ぶと
ホイールの片側全てをばらす破目になるということです。

DSC01537amx3.jpg
1本のスポークの軌跡を見ると とんでもないことになっています。
普通は ほぼ直線なんですけどもね。

DSC01538amx3.jpg
ラージフランジハブなのでWクロスによるパキパキ曲がりは
前輪よりはマシになりました。これもDTコンペです。
さっき書いたねじ山の終わりからの幅
(フランジがオフセットしているといってもいいですが)
のおかげでフリーギヤの干渉問題は避けられそうです。

DSC01540amx3.jpg
実際に付けてみたら余裕でした。
組み換え前と同じギヤなので まず問題は出ないはずですが。

DSC01542amx3.jpg
ギヤの歯先の 汚れている/汚れていないが交互になっているのには理由があります。
チェーンは「半コマ」を使わない限り アウターリンク/インナーリンクで1ペアなので
必ず偶数のコマ数になりますが、
このバイクのギヤ比も44×18Tで前後とも偶数なので
スプロケットの個々の歯に「アウターリンクが乗る/インナーリンクが乗る」
という関係が決して逆転しないのです。
汚れているほうの歯先がインナーリンクと接していたほうなので
再組み付けのときに今までと違う側のリンクに乗るようにしたほうが良さそうです。

リヤメカのプーリーは大昔、ギヤの形ではなく円盤だったりしましたが
ギヤになったときの主流は10Tでした。
シマノは7700から11Tにしていますが、これは奇数にすることで
アウターリンクとインナーリンクがプーリー一巡で交代するからです。
カンパニョーロはずっと10Tでしたが、割りと最近11Tになりました。

DSC01543amx3.jpg
MTBルック車などを 多段ギヤの使い方を知らない人が乗ると
一生アウター×トップにかけたまま使うことがありますが、
たまたま そのギヤ比で10Tプーリーのときに
チェーンのリンクの逆転が起きなかったために
10Tプーリーが五芒星の形に磨耗したのを見たことがあります。
11Tプーリーならこれは起きません。

category: 新手のスタンド使い

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2014/04/27 07:47 | edit

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