のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

ホンフゥのカーボンWOリムでホイールを組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC04012amx3.jpg
お客さんからホンフゥ(Hong Fu)のカーボンリムをお預かりしました。
WO仕様です。つや有りなのは、最近出たモデルらしいです。

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安全マージンのカタマリみたいなリムですが、
それもあってかリム幅が非常に広いです。
2本重ねると よく分かりますが、現行のZIPPのようにブレーキゾーンの部分が
リムの外周部に向かってかすかに細くなっています。
最も太い部分の幅は実測で26.4mm、
最外周部は24.0mmでした。

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↑スポークテンションは180kgfまで張れるそうですが、
スポークやニップル側の条件が それを許すほどではないので
リム側の限界スポークテンションは事実上 上限無しです。

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ハブはお客さんお持ち込みのHB-7400のスリット穴仕様です。

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穴数は18Hです。

このデュラエースの時代のセカンドグレードの
600(今のアルテグラに相当)の ハブにも18H仕様がありましたが、
それは当時たいへんお世話になりました。
シマノのハブは そもそもラジアル組み禁止で、
7700時代の5500系105の 5501ハブ、
のさらにマイナーチェンジモデルの「5501-A」が
ロードのハブでラジアル組みOKになった最初のハブです。
デュラエースとしては7800系が最初になります。
が、18H(片側9H)のフロントハブは
タンジェント組みだけで組むことが不可能なので
ラジアル組みせざるを得ません。
ЖЖЖ組みやXIXIXI組みなどのエキゾチックな組み方を
するくらいなら |||||||||組み、つまりラジアル組みをしたほうがいいでしょう。
というわけで反ヌポークラジアル組みで 組むことにします。

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余談ですが、シマノはなぜか「20Hのフロントハブ」というのを出しません。
ほぼ何でもありだった7700ハブの時代ですら そうです。
現行のHB-9000も 18Hの次は24Hになります。
手組みホイールで この点が機会損失になることがけっこうあります。
「フロントリムに20Hはあるけど18Hはない」という カーボンリムもあるので。
思えば9000のハブでホイールを組んだことは何度もありますが、
時代なのか そのほぼ全てがカーボンリムでした。
9000の32Hハブでローハイトアルミリムを組んだことは ほとんどありません。

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リヤハブはFH-6600をお預かりしています。

DSC04010amx3.jpg
これが「デュラエースグレード以外で最後に出ていた24Hリヤハブ」になります。
先日「なぜシマノハブでのむラボホイールを出さないのか?」という趣旨の
コメントをいただきましたが、答えは単純で「24Hハブがないから」です。
フロント20Hが欲しいところですが、無理ならせめて前後24Hでいいので
アルテグラか105で出ていてくれれば 当然採用します。
今ならリヤハブが11S対応なのは必須条件ですね。
(このFH-6600はフリーボディが11S化出来ませんが、
お客さん側の現状の事情では問題はありません)

カートリッジベアリングの中のボールというのは
ハブによっては仁丹みたいな大きさのものもあるのですが、
シマノハブのような カップ&コーン式で
大きなボールのベアリングのほうが 一般に耐久性が高いです。

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組めました。

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CX-RAY 反ヌポークラジアル組みです。
フロントハブですが、お客さんのほうで グリスアップと玉当たりを
かなり詰めた状態で持って来られているのですが、
ホイールを組むと(フランジが引っぱられると)玉当たりが 軽く甘くなるので
玉当たり調整は 本当はホイールの状態でないと出せません。
で、回転があまりに軽くて かす~かにガタらしきものが出ています。
微妙なところですが、もしこれが私のホイールだったなら
レース専用なら このまま使う、
常用する予定なら もう少しだけ締めるといったところです。

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後輪はフリー側ストロング/反フリー側CX-RAYの
ヨンロク組み結線ありにしました。
お客さんの希望ではフリー側はチャンピオンをご希望だったのですが、
さらに攻めてストロングにしました。
ものすごく極端な例を除けば
事実上の左右異径組みの最大差の組み合わせになります。
久しぶりに書きますが、結線 要らないかもと思うくらいに
反フリー側が張れました。フヒヒ。
1ヵ所だけ 結線せずに、お客さんに交差を
にぎにぎしてもらってもよかったかも知れません。

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↑バテッド部分がちょうど交差部分にかかりました。
これ、黒スポークだったり 反フリー側だったりした場合
かなり大きな音鳴りの原因になります。
フリー側で銀スポークなので 多分大丈夫だと思いますが。

「黒スポークならともかく銀スポークでカキカキ鳴るの?」と
思われるかもしれませんが、
昔 反フリー側でレボリューションのバテッド部分が たまたま擦ったときは
かなりひどい音鳴りが出ました。

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