のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

黒スポークの結線はんだ付けについて  

黒スチールスポークの「黒」は、
(スチールなので)アルマイト加工ではなく塗装です。
「塗膜」です。
なので はんだが きれいにのりません。

しかし性能の良いフラックスを使えば
ステンレスの鋼線に 十分に はんだがのるということで、
現在では黒スポークの結線はんだ付けもやっています。
DSC06749amx3.jpg
ところが丸断面スポークの場合、
鋼線とスポークの間のすき間が大きく
スポーク同士の接触面積も小さいので
スポーク自体にも それなりに はんだ付けを効かせないといけません。

なので 不可能というわけでは無いのですが
できれば丸断面の黒スポークの結線はやりたくないなあ、
と 先ほどの銀コンペの結線ハンダ付けで思った次第であります。

丸断面の黒スポークで結線する場合は、
私のホイール組みの傾向からすると
全コンペか チャンピ/コンペの反フリー側ということになります。
過去にそれなりの数をやっていますが、
スポークと鋼線の間の はんだ付けの力を全く期待できないので
「巻きの結線」では結線が効きません。
「結びの結線」でないと おそらく長期間にわたって意味のある
鋼線の結束にならず、ほどけてくる可能性もあります。

逆にいうと 銀スポークであれば 巻きの結線+はんだ付けでも
一応は最終交差を縛れます。
ただその場合 主にダンゴ状のはんだ玉で留めているだけであって、
鋼線で留まっているわけではありません。

私にとってのはんだ付けは鋼線の結束(結線)のほどけ留めだけであって、
最終交差を縛る力を ほぼ結束だけで得られないなら
黒スポークの結線はんだ付けはできません。

さっき「丸断面の黒スポークの結線はんだ付けを できればやりたくない」と
書いたのは 作業の難度がちょっと高いから面倒だというだけのことです。
結びの結線なら 結束の性能が得られないわけではないので、
こんなことを書いたところで 結局 今後も承るという点では同じです。

category: スポークの話

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2015/01/11 21:38 | edit

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