のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

シートクランプの「割り」を 前側にも作りました  

ドリルがうなる!
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お客さんからスコットのCR-1をお預かりしました。
「して欲しい加工がある」というのですが・・・。

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↑シートクランプの締め付けによって
軽量シートポストに しわができています。
シートクランプを締めすぎたわけではありませんが、
軽薄な軽量パーツを経年使用すると こういうことは避けられません。

お客さんいわく これ自体は別にいいということですが、
性懲りも無く また軽量カーボンシートポストを使いたいということで、
シートチューブの前側にも「割り」を作ってくれないか?
というのを お願いされました。
締め付け応力が そのぶん分散されるというわけです。

まさに昨日、フレームに不可逆な加工を施すことについて
書いたところですが、
今回の件は お客さんの強い希望です。いやマジで。

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CR-1のフレームは、
シートチューブ内径(シートポスト外径)は31.6mmですが
シートクランプ取り付け部の外径は34.9mmではなく
34.4mmという特殊なサイズです。
試しに 34.9mmのシートクランプをかぶせると スポスポはまります。
なのでフレームの34.9mmとシートポストの31.6mmを共締めするような
2段式のシートクランプは使えませんし、
形状がより良くなっているシートクランプも使えません。
ここでいう「形状がより良い」というのは、
シートクランプの縦幅が大きなタイプのものです。
(純正のシートクランプが すでに縦幅があるタイプのものなのですが・・・)
シートクランプの割りと フレームの割りをずらすようなものもありますが、
それだけでは解決しません。

CR-1は超軽量フレームとして一世を風靡しましたので
社外品で 内径34.4mmのシートクランプも出ているのですが、
私で心当たりがあるものは カーボン製で異常に軽い
キングオブ軽薄なものなので この問題の解決にはなりません。

結局 お客さんの希望通り 前側にも割りを設けることになりました。

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割りを新たに設ける方法ですが、
まずはガイドとなる穴をあけます。
それから

DSC06994amx3.jpg
残りを一気に仕上げます。
詳しいやり方は「ふくろうの描き方」で検索してください。

DSC06992amx3.jpg
↑後ろ(元々の割りのある側)から見たところ

DSC06996amx3.jpg
シートクランプをつけると
それっぽくなりましたね。

DSC06998amx3.jpg
ドンピシャに合わせる方法があるので
前後の割りの位置はずれていません。

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