のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

のむラボホイール5号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC07078amx3.jpg
のむラボホイール5号の後輪を組みました。
32Hです。
お客さんが希望する、ある種の仕様用途により
スポークテンションをカッチリ目にしてほしいということのなので
普段よりは張ってみました。

私のホイール観に
「ハブとリムの間にかかっているスポークテンションの総和を
スポークの本数で分担している」というのがあります。
例えば スポークテンションの総和を360だとすると、
36Hではスポーク1本あたり10、
24Hでは15、
12Hなら30 のテンションになるということです。

前輪の場合は今書いたように全本数で分割、
後輪の場合は右側全てのテンションを右側のスポーク数で分割、
左側全てのテンションを左側のスポーク数で分割、というふうに考えます。
(こうしないと左右異数組みのときに困る)

このブログでは
スポークに計器をかけた時に出る数字を第1のスポークテンション、
第1のスポークテンションを換算表に落とし込んだ数字を
第2のスポークテンション(←これは一般的な意味でのスポークテンション)と
呼んでいますが、第1→第2の換算表のグラフ線は
比例直線ではなく 弓なりの線なので、
スポークの本数が半分になったからといって
第2のスポークテンションは倍になりません。

が、スポーク本数が減れば減るほど
ある剛性を得るのに必要なスポーク1本当たりのテンションは増すので、
単純に言えばスポーク本数が少なくなるほど
高いテンションで張る必要があり
その逆もまた然りということになります。

先ほど書いた
スポークテンションの総和を スポーク本数で割ったときに、
スポーク本数の違いに応じて 実際どれほどにテンションを
増減すればいいのかを数値化したい、
というのが「第3のスポークテンション」という概念を
思い立ったきっかけなのですが これについては書けません。

ともかく、今回の後輪は32Hという本数なので
普段組んでいるような24Hよりは やや甘めに組んでちょうど良い
ということになるわけです。
(この考え方を突き詰めると、
リムの公称限界テンションというのは
穴数別に指定しないといけない、ということになります)

で、今日やったことは何かというと
「24Hで組む場合のテンションで32Hリムを張った」です。
経験上 大丈夫だという確信はありますが、
未知のリムだと こんなことはやりません。

総和360テンションで24Hなら
スポーク1本当たり15テンション(※)になるところを、
1本当たり15テンションのままで 32Hなので
総和480テンションになる感じです。

(※)後輪の場合は右18左12くらいになりますが。

普段は総和360を意識して 32Hなら1本11.25で組むわけです。
この「総和」というのを数値化したいのですが、
狙ったところを完璧に出せるなら 第3スポークテンション関係の話も
ここに書ける程度にはまとまっているわけで・・・。
あくまで目安があって、それを意識しているだけだと思ってください。

DSC07080amx3.jpg
スポークは半コンペ、組み方はヨンパチ組みの結線ありです。
フリーボディはカンパニョーロです。

追記:
ヨンパチ組みですが、ヨンロク組みと書いてました すみません。
ごく低いリム(現行品でいうならアンブロージオのクロノ20など)の場合、
スポーク長さが取れないという理由で 反フリー側8本組みを
あきらめることがありますが、
XR200リムの場合は 旧パワータップハブでない限りは
ほぼ全てのハブで 32Hで8本組みが可能です。

category: のむラボホイール

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2015/01/23 00:14 | edit

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