のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

フロントローラーブレーキ仕様のハブダイナモハブのホイールを組み直しました  

お客さんから一般車(ママチャリ)の前輪をお預かりしました。
DSC07300amx3.jpg
ハブは フロントローラーブレーキとハブダイナモを兼ねた
シマノ ネクサスのHB-NX60、
リムは27インチのステンレスリムです。
ステッカーにある品番はHB-NX60-Jとあったので
日本国内仕様なのかもしれません。

事故か何か原因は詳しく訊いていませんが、
リムがポテチになっているので要組み換えです。
ハブダイナモで無くなってもいいのであれば
一般車のショップで吊るしの前輪を買うという手もありますが、
NX60ハブの前輪を新規に別途買うと 自転車自体の価格に肉薄するので
ハブを使いまわしての組み換えが 元の状態に戻すのに最も安価です。

ということで 近所のショップに頼んだところ、
ホイール組みを断られたということで当店に持ってこられました。

DSC07301amx3.jpg
36Hハブを 13-14番スポーク(ほぼ13番で ねじ山部分のみ14番)で
ロクロクJIS組みにしています。

DSC07303amx3.jpg
組み換え前はステンレスリムですが、
組み換え後はアルミリムにすることになりました。
一般車の、価格のうえでの上位仕様は
ステンレスリムということになっていますが
重量は当然アルミリムのほうが軽量です。

一般車を販売していて 1日に何十台もの自転車を
店の前に出し入れした経験があれば分かることですが、
ステンリムの自転車はハンドルを持って押したときの転がりが
アルミリムより明らかに重いのです。
乗って走ればなおさらです。

ステンリムが優れているのは座屈に強く 振れが出にくいという点です。
(今回は振れ取りで対処できないほど振れが出ていますが
アルミリムなら もっと派手に曲がったはずです)

あと あまり知られていないことですが、
ステンリムはブレーキシューが減りにくいです。
ゴムとの摩擦で起きる現象がアルミと違うのかもしれません。
このホイールはハブ側ブレーキなので それを気にする必要がないことから
外周部の軽さ重視でアルミリムで組み換えることにしました。

DSC07304amx3.jpg
ニップルの、工具でつかむ部分の寸法は
現状では 対辺3.2mmと3.4mmの2種類でほぼ100%です。
DTやサピムが3.2mm、国産スポークが3.4mmなので
一般車のニップルは 通常3.4mmとなり
3.2mmのものは まず無いのですが
これはなぜか3.2mmでした。

DSC07305amx3.jpg
組み換えました。

DSC07306amx3.jpg
シマノのディスクブレーキフロントハブの場合、
説明書で指定された組み方は逆イタリアン組みです(→こちら)。
同じハブ側ブレーキである HB-NX60ハブの説明書を見ると
イラストが逆イタリアン組みになっていたので
組み換え前のJIS組みから逆イタリアン組みにしました。
ロクロク組みなのは同じです。
スポークは14番プレーンのDTチャンピオンにしました。

DSC07307amx3.jpg
シングルウォールリムの場合 しんちゅうニップルで
組んだほうがいい場合が多いです。詳しくは書けませんが。
リムはアラヤのLP-60にしました。
組み換え前後で リム重量が861g→632gとなっています。

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2015/01/28 06:43 | edit

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