のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

R838を アテナEPSで組みました  

ドリルがうなる!
お客さんから デローザのR838をお預かりしました。
DSC07247amx3.jpg
すでに完成車として組まれていたのですが、
コンポを全ばらしして アテナEPSに組み換えることになりました。

r838amx3.jpg
↑同色のR838のアテナEPS完成車の画像です。
EPSのパワーユニットが前三角の中に付いています。
今回 組み付けに使うアテナEPSは 別の完成車からばらしたものなので
ボトルケージと共締めするステーなどが付属していません。
そのことと
DSC07249amx3.jpg
ダウンチューブが涙滴断面形状で 上側がとがっているので
この上に四角いカタマリを乗せるのもどうかと思い、
DSC07253amx3.jpg
ダウンチューブ下に台座と穴を設けて取り付けることにしました。
これはアテナEPSが元々組み付けてあったフレームと同じ方式です。

DSC07256amx3.jpg
台座とグロメットが要求する寸法の穴をあけました。

DSC07313amx3.jpg
リベットナットを打ち込みました。

DSC07312amx3.jpg
パワーユニットの配線とグロメットの取り付けをしました。

DSC07261amx3.jpg
↑グロメットは こんな感じです。

DSC07265amx3.jpg
ハンガー部分は、配線がしやすいように
フレーム内部に通じる 大きな穴が2つあいています。
仮に これが無くともダウンチューブとシートチューブと右チェーンステーが
コードのコネクタが通る寸法でつながってさえいてくれれば
シマノの電動コンポでも EPSでも配線をすることは可能です。
その場合 手間が格段に増えますが。

DSC07470amx3.jpg
リヤメカの配線は ハンガー穴に通すと作業が楽なのですが、
上を越えるように通しました。
これだけだと 配線がハンガー内部に垂れてくる可能性があるので

DSC07266amx3.jpg
↑暴れ防止も兼ねて このようにまとめています。

DSC07269amx3.jpg
↑BBカップの間に入れるプラスチックの筒を
「ウォーターシース」といいますが、
これは穴があいていて 防水目的ではないので
ウォーターシースではありません。
表記にあるように「EPSケーブルプロテクションBBアダプター」です。

DSC07270amx3.jpg
不要だと思いましたが一応入れました。
これを圧入系のBBカップと併用すると、
後日 BBカップを外すことになったとき
作業の難度が上がるという欠点?があります。

DSC07341amx3.jpg
↑できました。
パワーユニットの位置が上過ぎ(ヘッドチューブ寄り)に見えるかもしれませんが、
これでもアテナEPSを外したフレームの取り付け位置から
2cmほどBB寄りに穴を設けています。
元のフレームの位置を信じてあけると かなり上になると思ったのです。

目安としては 真横から見た時に
アウターチェーンリングの輪郭にパワーユニットがかかるかどうか、
という位置ですが

merekamx3.jpg
同じ形のEPSパワーユニットを取り付けている
デローザ・メラクではもっと上に付いているくらいです。

DSC07343amx3.jpg
↑ちょうど別件で当店に来られたメラク+EPSの
写真を撮らせてもらいました。
これは元々あった穴ではなくて EPS化に際し
開けてもらった位置だそうです。ちょっとBB寄りですね。
ちなみに3件とも アウターギヤは50Tです。

クランクセットに隠れるほど低い位置に取り付けるなら
パワーユニットを画像の状態から逆さにする必要がありますが、
それをすると充電口が下を向くので しない方がよさそうです。
(冒頭のR838の完成車では、
前三角の中にあって 水撥ねを気にしなくていいことと
ダウンチューブのグロメット位置の関係から
これらとは逆に付いています)

DSC07263amx3.jpg
次はアウター受けの処理です。
元々R838のほうは機械式のコンポで組まれていて
それ用のアウター受けが付いていますが、
これらを フタと グロメット付きのフタに交換しないといけません。
お客さんの方で持っていないそうなので自作することにしました。

DSC07347amx3.jpg
下書き

DSC07351amx3.jpg
切り出し(当然ですが 先ほどの下書き通りにはしていません)

DSC07353amx3.jpg
皿ねじ用の穴あけ

DSC07355amx3.jpg
グロメット用の穴あけ

DSC07356amx3.jpg
塗料の食いつきが良くなるかと思い
ヘアライン処理(※)っぽく ヤスリがけ

※Vラインのお手入れのことではありません 念のため

DSC07357amx3.jpg
サーフェイサーを吹いて
DSC07358amx3.jpg
乾かしました。

DSC07363amx3.jpg
色は 白にしました。
フレームの色に合わせたかったというのもありますが、
黒は 買いに行かないと無かったからです。

仕上げにクリアを吹いています。

DSC07373amx3.jpg
できました。
形が ややいびつに見えるのは、
フレーム側の凹みが真っ直ぐでなくて
はまりきらない箇所があったので 現物合わせでヤスリを入れたからです。

DSC07374amx3.jpg
↑こんな感じ
フレームは白いマット(※)カラーで フタはツヤありです。
色味が異なりますが 遠目および画像では まず分かりません。

(※)今日も嵐が吹き荒れるジャングルのことではありません

DSC07377amx3.jpg
グロメット用の穴は コネクタの径ギリギリです。
これはシマノの電動コードのコネクタより ずっと太く、
フタの横幅からすれば かなり大きな穴になります。

DSC07378amx3.jpg
グロメットをつけました。

DSC07380amx3.jpg
コードが引きずり出されないように
ここにタイラップを巻いています。
暴れ止めに期待して タイラップの余りは切っていません。

DSC07381amx3.jpg
できました。

DSC07382amx3.jpg
さっきも書きましたが、フレームの凹み部分の輪郭が
ゴワゴワしていて干渉する部分があったので
それにあわせてフタの輪郭を削っています。

DSC07387amx3.jpg
↑右チェーンステーも同様に取り付けました。
ここからコードが出ているフレームは数多いですが、
チェーンはねと干渉しそうなので 私は好きではありません。
新たに下側に穴を設けるには 既存の穴が大きすぎるので
結局こうしました。

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