のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

のむラボホイール5号の後輪を組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC07608amx3.jpg
のむラボホイール5号の後輪を組みました。

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リーフハブ24H 全CX-RAYヨンロク組み結線ありです。
3日続けてハンダ付けをしないというのは あまり無いことですが、
今日見たら ハンダこて台のスポンジが乾ききっていました。

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今回、めずらしく全CX-RAYで組んでいますが、
これはお客さんの意向ではなく
組み方をお任せされたうえでの 私の判断です。

このホイールのお客さんは
特に機材に関して詳しくはない女性の方なのですが、
体重が軽いのとヒルクライム用のホイールが欲しいということで
「リヤ20H 全CX-RAY」という
ひたすら軽量仕様にしようと思っていました。当初は。

ところが、ハブの重量差を考えると 事実上最軽量の後輪は
エボライトハブ20Hではなく リーフハブ24Hになってしまいます。
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↑これがリーフハブの重量
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↑これがエボライトハブの重量
リーフハブの仕様をフロント20H・リヤ24Hのみに限定しているのは
政治的理由でもあり 私の思惑でもあります。
本来はTniハブが長期欠品した際の代品という名目で
始めたことなので出しゃばってはいけません。


とにかく、このハブの重量差が 24Hと20Hの
スポークとニップル4本分の重量差より大きいのであれば
リーフハブ24Hのほうが軽量なホイールになるということになります。

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のむラボホイール5号 24Hヨンロク組みの長さの
CX-RAY4本(フリー側・反フリー側各2本ずつ)と
アルミニップル4個の重量です。

20Hヨンヨン組みの場合のスポーク長さは、
24Hヨンロク組みに対してフリー側が短く、反フリー側が長くなりますが
フリー側+反フリー側の長さが概ね同じになるので
20Hヨンヨン組みのスポーク4本とニップル4個でも
この秤では21gになります。
「スポークを4本減らせば21gの軽量化になる」と いうことです。

DSC07601amx3.jpg
↑24Hヨンロク組みの長さで半コンペにしてみました。
フリー側のスポーク2本をコンペティションに換えています。
3g増えているので、24Hヨンロク組みの半コンペと
全CX-RAYの重量差は約18gということになります。

「それくらいの重量増なのであれば」左右のスポークバランスが是正され
ペダリングのかかりに関わるフリー側に太いスポークを使う
半コンペのほうがオススメですよ、というのが普段の私の論調ですが・・・。

DSC07613amx3.jpg
たとえ話を ひとつ。
重い岩を押すことを考えます。
この岩の重さを任意に変えられるとして
ある人(Aさん)がそれを押したとき、
岩が軽ければズズズッと動かせるものの
1gでも ある重さを超えると途端にビクともしなくなるとします。
Aさんにとって岩が動かせるかどうかの
重さの閾値がハッキリしているということです。
ここで、それが100kgだとします。
99.999kgなら動かせるけれども、100kgだとビクともしないわけです。
で、このAさんにとっては岩が100kg以上であれば120kgでも200kgでも
「動かせない」という点に変わりはありません。
この閾値は、たとえばBさんは120kgまで動かせたり
Cさんは90kgからビクともしなくなったりなど 当然 人によって違います。

ここで言いたいことは、この閾値は主観ながら
「あるホイールを使ったときにヌルいと思うかどうか」と
同じようなものだということです。
下りやコーナーでヨレを感じたり
踏み込んだ時にたわみを感じるのであれば
「岩が動かせる」、
そういったヌルさを特に感じることができないなら
「岩が動かせない」に相当します。
岩が動かせない(ホイールにヌルさを感じない)のであれば、
その条件下で なるべく軽いほうがいい
のは間違いありません。

今回の私の見立てでは、20H 全CX-RAYであっても
このホイールの乗り手にとっては
「動かせない岩」になるだろうと思ったので
それで組もうと思ったのですが、
リーフハブにすれば24Hにしても かえって軽くなる、
しかもヨンヨン組みよりヨンロク組みのほうが 反フリー側が張れる
ということでリーフハブ 24Hにした次第です。
仮にリーフハブに20Hがあったらどうしていたか?ですが、
その場合は20H 全CX-RAYで組んだと思います。

ここまで書いていませんが、閾値にとって
スポークテンションは非常に重要な要素です。
同じ材料でヌルく組まれたホイールと
それ以上に張ったホイールでは 乗り味が全く違います。

このあたりのことを乗り手の事情に応じて
調整できる(かも知れない)のが 手組みホイールのいいところですね。

(かも知れない)と書いたのは、
お客さんの「岩の閾値」を見誤って、お渡ししたホイールが
「ヌルいです・・・」と言われるかもしれないからです。
いま付けているホイール(WH-RS10)と比べると
たぶん そんなことにはならないと思うのですが・・・。

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↑リーフハブ24Hと、20Hに対して増えるCX-RAYを足した重量です。
これがエボライトハブ20Hより軽くなるので、
のむラボホイール5号の事実上の最軽量仕様は

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↑これくらいになりました。
XR200リムは私の現認した範囲では369g~394gですが、
このリムは384gなので 中央値付近です。
(選りすぐったわけではなくて
箱に手を突っ込んで 最初に触れたリムを出しました)
リムテープを張ると21g増になりますが、
それでも かなり軽いのではないでしょうか。

あと、前輪を組めなかったのは この記事が長引いたからです。

category: のむラボホイール

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2015/08/31 15:26 | edit

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