のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

キシリウムESさん  

お客さんから キシリウムEditionSpecialをお預かりしました。
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オーバーホールと振れ取りをご希望です。

世界で最初の完組みホイールは
1996年に出たマヴィックの「ヘリウム」・・・というわけではないのですが
完組みホイールが当たり前に普及するきっかけとして
爆発的に売れたモデルであるのは確かです。

キシリウムESは ヘリウム(=マヴィックの完組みホイール事業)10周年を
記念して 2006年に出たモデルです。
ということは これ、いつから使っているのかは分かりませんが
9年くらい使っている可能性もあるということになります。

リムのブレーキゾーンは まだまだ使える状態とはいえ
ブレーキングによる丸い磨耗が出始めています。
ハブの赤い塗装(アルマイトには見えない)も ところどころ欠けています。

オーバーホールをご希望なので 状態の如何にかかわらず
バラすわけですが、グリスアップだけで済むなら
ベアリングを抜く必要はないので まずシールだけをめくりました。

DSC00376amx4.jpg
いやー素晴らしい。こう見えて、まったく傷んでいません。
洗浄とグリスアップをしたところ、新品並みの回転になりました。
お客さんに訊いたところ ベアリングを交換したことはないそうです。
(NTNの6901LUが入っていますが、
これはマヴィックがよく使っているものです)
マヴィックのカートリッジベアリングは回転が重たい と言う人もいますが、
接触式シールなので当然です。
微々たる回転性能アップと防水防塵性能とを 秤にかけて考えた
マヴィックなりの結論が接触式シールの採用であるというだけで、
それが不満なら交換すれば良いのです。
断言や証明は無理ですが、もしこれが非接触式シールのベアリングであったなら
とっくに傷んで 要交換の状態になっていたのではないでしょうか。

ホイール全体から にじみ出る「バリバリの使用感」と
ベアリングの状態(傷み具合)が全く合致していない感じです。

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フリーボディとハブ体が重なっている部分は、
ホコリや砂を噛んだまま回った結果
カジリ傷が付いてしまって・・・
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いませんでした。そう見えただけです。
(内側は ちょっと付いていますが)

DSC00383amx4.jpg
↑トレイに落ちた汚れのほとんどは ハブの中ではなく
外側の油汚れなどです。
今回は 先日の記事でいうところの
安いほうのパーツクリーナーを使いました。

DSC00386amx4.jpg
スプロケットも洗えるかぎり頑張りましたが
それなりに磨耗があるので 新品同然の見た目、とはいきませんでした。

センターずれを事前に見たところ、前後とも軽微だったので
寄せる方向に振れ取りをしていたら自然と直っていました。

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