のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

ハブダイナモの前輪を組み換えました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんからハブダイナモの前輪をお預かりしました。
これを組んだのは かつての私です。
リムのブレーキゾーンが磨耗で丸く反るように減ってきたので
リム交換を ご希望です。
お客さんは私の友人ですが、自分でホイールを組める人なので
何か適当なリムと 長さが合ったスポークだけ
売ってくれればいいと言います。
いやいや人柱になってほしいのでホイールは是非
私めに組ませてくださいませフヒヒ。

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ハブの品番はDH-3D70ですが、
これはそれぞれ
DH ダイナモハブ
3  6V-3Wなら3、6V-2.4Wなら2
D  普通のハブならN、ディスク台座付きならD
70 品番。現行品は72 もしくは上位モデルに80もあり
という意味です。
例えばDH-2N72なら
普通のダイナモハブで6V-2.4Wということになります。

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DSC00673amx4.jpg
センターロックディスク台座があるのにイタリアン組みしているのは、
ディスクブレーキで使うことが決して無いからです。

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組み換え前のリムはマヴィックのA719です。
A品番はクロスバイク用のリムで、
A719は当時のフラッグシップモデルになります。
「28~40Cのタイヤに適合するリム幅のオープンプロ」
といった感じの仕様となります。

DSC00678amx4.jpg
マヴィックの特許である リム穴数インジケーターを見るかぎり、
40Hも存在するようです(ハブはどこにあるんだ)。
当時 日本の代理店で扱っていたのは32Hと36Hだけですが。

DSC00679amx4.jpg
組めました。
リムはDTのRR585にしました。
書き忘れていましたが リムもハブも32Hです。

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ホイールスミスの「SS14」という 14番のプレーン黒スポークを使いました。
32H ロクロク逆イタリアン組みです。
SS14が黒スポーク、というわけではありません。銀色もあります。
ニップルはDTのしんちゅうにしました。
逆イタリアン組みにしたのは
ディスクブレーキの使用を想定してのことではありません。
実験です。
このホイールには4つほど実験的要素がありますが、
いっぺんに詰め込むと 実は まともな実験にはなりません。

DSC00687amx4.jpg
スポークヘッドの刻印はWheel SmithのWです。
アサヒスポークが廃業するまでは、ホイールスミスのスポークは
大半がアサヒ製でした。今はどうだか知りません。
黒スポークの黒色は 塗装なのですが、
アサヒの黒スポークは塗膜がネトネトしているというか、
塗装が乾ききっていないかのような独特の触感がありました。
油が付いているような感じといってもいいかもしれません。
パーツクリーナーを噴いても 中性洗剤で洗っても
このネトネトは なかなか取れません。
往時のホイールスミスも黒スポークの場合は
同様の触感でしたが、今回のスポークはそんなことはありませんでした。

ホイールスミスのスポークがアサヒ製だったからといって、
アサヒのスポークを名前だけ変えて売っていた
手抜きの製品というわけではありません。
ホイールスミスの首折れスポークは、曲げの角度が独特(※)で
メーカー独自の考えがこもっていました。
それでもスポークメーカーが 他のスポークメーカーに生産委託するのは
どうかとは思いますが。

※いま見たらそうでもなくなってました。どういうことなんだオイ。

今回このスポークにしたのには理由がありますが、
今後 頻繁に使うかどうかは未定です。

DSC00681amx4.jpg
組み換え前のマヴィックリムはダブルアイレット(両ハトメ)仕様、
DSC00680amx4.jpg
組み換え後のDTリムはハトメ無し仕様です。

DSC00682amx4.jpg
リム内部に余すところ無く しんちゅうニップルを詰め込む
イヤガラセを思いつきましたが、あまりに面倒なので やめました。

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