のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

電動コンポ専用仕様のSLR01の お膳立てに従いませんでした  

ドリルがうなる!
DSC00691amx4.jpg
お客さんからSLR01をお預かりしました。
シマノ電動コンポ専用の仕様で、アウター受けなどを省いているため
機械式のコンポでは組めません。
バッテリーは 外付け式をダウンチューブ下に取り付けるようになっていて、
そのためのショート台座用のねじ穴が すでに設けてあります。
無視して内蔵バッテリーにすることも可能なのですが、
お客さんの希望で外付けにしました。
他にも外付けバッテリーの電動コンポの完成車を何台となく持っているので、
1台だけのために充電器を買い直すのが嫌だったのかもしれません。

DSC00692amx4.jpg
BB穴には、アルミのスリーブが挿入されています。
フレームの製造と同時なので取り外しできるわけではありません。
これに4つの穴がすでにあいており、
配線が簡単にできるようになっています。

DSC00695amx4.jpg
通しました。
画像上から時計回りにフロントメカ、上ジャンクション(以下JC)、
バッテリー台座、リヤメカにそれぞれ接続します。

DSC00696amx4.jpg
これらを下JCにつないで
DSC00698amx4.jpg
ダウンチューブに放り込みました。
あとはBBを避けるように コードを適当に処理すればOKです。

          ~終わり~










DSC01079amx4.jpg
気に食わないので やり直します。
こんなに荒っぽくコードを抜いたわけではありません(念のため)。

DSC01081amx4.jpg
今回、フレームとスリーブ(BB穴)の関係はこうなっています。

DSC01082amx4.jpg
で、先ほどまでは お膳立てどおり このように配線していたわけですが、
DSC01083amx4.jpg
↑こうすればBB穴に一切コードを通さなくてもいいのでは?
と思ったのです。
これができそうだというのは、もちろん事前に調べてのことです。

DSC01085amx4.jpg
バッテリー台座のコードですが、ここは本当にギリギリの寸法だったので
一瞬だけドリルが うなっています(お客さん了承済み)。
なので冒頭の ドリルがうなる!は一応 事実です。

DSC00701amx4.jpg
配線できました。
DSC00704amx4.jpg
↑4本ともダウンチューブの穴から出ています。

DSC00705amx4.jpg
下JCにコードをつなぎました。
これをダウンチューブに放り込むと・・・

DSC00797amx4.jpg
配線ができているのに コードがBB穴を通っていないという状態になります。
すっきりしました。
BB穴が防水に関して密室になったわけではないので
ウォーターシースに相当するパーツは使います。

つづいて、フレームに元々あいている穴について。
DSC00715amx4.jpg
右チェーンステーからリヤメカへの穴はこうなっています。
とくに問題はありません。

DSC00714amx4.jpg
フロントメカの穴ですが、たいていは台座やバンドの高さより
やや下にあけている場合が多いです。私もそうします。
ところが、このフレームでは ほぼ同じ高さにあけていました。
台座のリベット穴と距離が近すぎる気がしますし、
コードも少し たるみます。
ただ、これを見たある人の意見によれば
グロメットからの配線が下を向くので 水が入りにくいという利点があるそうです。
この後の処置を見れば、そこまで考えていないように思いますが・・・。

DSC00693amx4.jpg
ショートバッテリー台座のねじ穴と コードの穴も問題があります。

DSC00713amx4.jpg
まず、台座のねじ穴の位置がまっすぐではありません。
ねじの六角穴の位置で見れば よく分かります。
私でも もうちょっとまっすぐにあけるぞ オイ

DSC00712amx4.jpg
さらに、配線すると コードがこのようになります。
台座の位置をもう少し上にするか、穴の位置をもう少し後ろにすれば
もっとすっきり配線できたはずなのですが。
ひとつ前の画像を見てもらうと分かりますが、
台座の位置は 上いっぱいにしています。
この向きでは バッテリー取り外しのレバーが
チェーンリング側に開く形になるので、
実は逆さに取り付けるのが正解なのかなとも 思いましたが
その場合コードがプラプラするので やはりこっちでいいようです。

DSC00804amx4.jpg
しかし そのままではまだダメです。
上いっぱいに取り付けても
DSC00803amx4.jpg
↑ここがフレームと干渉しました。
これによって台座がひずむので
DSC00802amx4.jpg
バッテリーが まっすぐに入りません。

DSC00805amx4.jpg
ということで 台座とフレームの間にスペーサーを入れました。
DSC00806amx4.jpg
↑今度はちゃんと空いています。
DSC00808amx4.jpg
バッテリーもスムースに取り付け可能になりました。

DSC00716amx4.jpg
つづいて上JCへの配線です。
先に 画像のように グロメットまで取り付けて処理したところ・・・
DSC00811amx4.jpg
9070のレバーに付属しているやや長いブレーキアウターキャップが
どうやってもアウター受けに入りませんでした。
DSC00813amx4.jpg
なので一旦グロメットを外してから通したのですが
DSC00815amx4.jpg
そのあとにグロメットを付けてみると やはり窮屈です。
なぜここに穴を設けたのか。
グロメットを、シマノ製でない薄いものにすれば干渉はマシになりますが、
防水性を考えればこちらのほうがいいので この状態にしています。

DSC00816amx4.jpg
コードをブレーキアウターに沿わせるとしても、
もうちょっといい位置があると思うのですが・・・。



DSC01087amx4.jpg
最後に。もし今回、仮にBB穴が完全密室であったとしても
フレームチューブ間のつながりさえ明確なら
コード3本が配線済みの下JCを ヘッドチューブから
ワイヤーで誘導して配線することも可能だったと思います。
それができないと配線できないフレームが次に控えているので、
いい勉強になりました。

あと上の画像ですが、
とぼけることができるギリギリの線をついたと自負しております。

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