のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

フォーミュラクロノ20リムの前輪を組み換えました  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんから アンブロージオのクロノ20リムで組まれた前輪をお預かりしました。
「みすと」みたいな名前のショップで組まれたものらしいですが、
ハブはアメリカンクラシック、スポークは黒CX-RAYです。

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ベアリングがダメになったということで、
ハブの中身がごっそり抜いてありました。

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これを、お持ち込みの黒いホワイトハブで組み換えてほしいとのことです。
画像ではハブのロゴが逆さになっていますが、
DSC01705amx4.jpg
玉当たり調整を固定するイモネジに アーレンキーをかけるための穴が
リヤハブでは反フリー側になるので、フロントハブでも これがある側を
私は左側とみなします。
ホワイトのハブが全てこうなっているわけではないですが、
MI5(このハブ)や H2は そうなっています。

アメクラハブより MI5ハブのほうが ややラージフランジなのですが、
「スポークが使い回せるなら 使い回してほしい」というお客さんの希望があったので
(それが無くても こちらから提案したと思いますが)
スポークの長さの差を調べたところ、
約4mm カットすればいいということが分かりました。

約4mmというのは、私の計算上での
アメクラ×クロノ20のスポーク長さから ホワイト×クロノ20の長さを引いたものです。

DSC01696amx4.jpg
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DSC01700amx4.jpg
ところが、組み換え前のスポーク長さは
ニップルのすり割りの面(ニップルそのものの端面ではない)から
さらに2山半ほど短かったので、実際にカットした長さは2mmくらいになりました。
私の計算上のスポークの長さは、ニップルの端面とツライチにしています。
スポークテンションで内周側にひずむことが顕著に出るリムであれば
計算上の長さからやや短くすることはありますが、
それでもニップルの端面未満になることはありません。
それとは別に 私の考えるスポークの最下限の長さは
「すり割りの面とツライチ」になるのですが、
組み換え前の状態はそれよりも ずっと短いです。
ホイール組みに一家言あるわりには、基本的なところが おろそかですな。

あるいはスポークカッターを持っていないのかもしれません。
日本の問屋さんでは、サピムのCX-RAYは
2mm刻みの偶数mmでの供給となりますが
この間隔で あらゆるホイールを組むというのは かなりの無茶です。
DTのエアロライトなら10mm刻みの展開になるのですが、どーするんでしょうか。

ちなみに、もしここから2mm長ければ
スポークがニップルの端面から少し飛び出して
増し締めしろがほとんど無いくらいになるはずです。

DSC01706amx4.jpg
組めました。

DSC01709amx4.jpg
スポークは使い回しで ヌポークラジアル組みにしました。

DSC01710amx4.jpg
どうでもいいことですが、
エンドナットより外側の ハブシャフト相当の部分が短いので
振れ取り台へのかかりしろが浅くて ちょっと作業がしにくかったです。

DSC01712amx4.jpg
DSC01715amx4.jpg
組み換えて分かったことですが、
組み換え前の端面が銀色でなかったということは
やはり元は未カットでした。

CX-RAYの 未カット状態からのカット可能長さは
条件付きで8mm、私の内規では通常は6mmです。
もし組み換え前に すでに何mmかカットされていれば
さらに約2mm切れなかった可能性もあるので
むしろ未カットで助かりました。

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ニップルは使い回していません。

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