のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

広がってプレッシャーを取る スペーサー状のパーツについて  

先ほどの記事からの脱線です。
DSC02053amx4.jpg
↑フォークコラムにギザギザのスペーサーを入れていますが、
これには理由があります。

タイムのフレームセットはトールキャップの部分で
ヘッドパーツの玉当たり調整を完了しているので、
それより上にあるスペーサー類に プレッシャーは かかりません。

なので ステムを十分に押し下げつつ固定しても
Di2コネクタが左右に動いてしまいました。

お客さんは、現状は 高めのポジションでいいということなので
イーストンのEC90ステムの付属品(単品入手は多分不可、しかも廃盤品)を
使ってプレッシャーをかけました。
ステムを固定してから ギザギザスペーサーのねじを回すと
ギザギザがずれて開き プレッシャーがかかります。
ねじの調整で あとからスペーサーの厚みが変わる、
と言ったほうがいいかも知れません。

DSC02066amx4.jpg
EC90カーボンステムといっても 年代によって
同名のものがいろいろありますが、
上の図のような最悪に調整しにくいステムだった時期がありました。
まず、ステムの位置はコラムスペーサーの一番上に限ります。

ステムの上のフタ(ナット)を締めると フォークコラムに固定されますが、
同時にステアリングの左右も固定されるので
ステムが まっすぐ前に向くように 同時に決めないといけません。
なのでコラム側に 横ねじが無いのです。

ステムを外すときは、斜ウス スペーサーの食い込みを解除しないといけないので
フタをゆるめてから ハンドルに体重をかけてステムを「落とし」ます。
このときに、落とししろが必要なので ステムの下に
直接ギザギザスペーサーを入れてはいけません。
上の図で描いている赤いスペーサー(5mm厚)は
180°ぶんで 半分に分割された 2つのパーツを合わせる構造で、
これを合わせてから 溝に輪ゴムをかけます。
この厚みが「落とししろ」になります。

ギザギザスペーサーの広がる量(プレッシャーをかける力)は
あまり大したものではありません。

ステムのフタを締め切る(固定する)と、ステムの高さが かすかに下がります。

なのでセッティングするときは、別途 通常のスペーサーも含めて
ステムを締め切ったときに コラムのすき間が
分割スペーサーが ギリギリ入る寸法(5mm強)になるようにして、
分割スペーサーをはめた後に ギザギザスペーサーを広げて
ガタを取る必要があります。
これが簡単なことではありません。
私の知る限り 調整が最も面倒なステムです。

DSC02055amx4.jpg
で、このギザギザスペーサーを 個人的に持っていたのですが、
今回 便利なので使いました。

同じ趣旨の製品で USE・リンゴスターというものがありますが、
そちらのほうがガタ取り幅が大きい反面 厚みもあるので
今回は かつてのEC90の付属品を使った次第です。

category: その他 機材の話

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