のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

WH-7801-Cさん  

お客さんから 7800のカーボンホイールをお預かりしました。
DSC02992amx03e.jpg
後輪だけです。

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スポークが1本、首元で折れています。
ねじ山始まり・・・では ありません。
このホイールは スポークヘッドがリム側にあり
ハブ側にニップルが付いている構造だからです。

このホイール、スペアスポークの供給が終わっています。
よって直せません。と 他店で言われて 当店にお持ち込みされました。
これの次代の7850のホイールですら
供給終了になっているパーツもあるくらいなので 仕方ありません。

2006年デビューで、お客さんが2006年か2007年に買った
大昔のホイールですからパーツが無いのも当然ですね!
(2つ前のCX-RAYストレートスポークの記事で
書いたことに関する当てこすりではありません)

お持ち込みされた時点では チューブラータイヤが張ってあったままでした。
このホイールの場合、それが非常に重要な点なのです。
助かったあぁぁぁ!

DSC02995amx03e.jpg
スポークヘッドワッシャーがリム内に残っていました!
もしタイヤを剥がせば なくす可能性が出てくるので
これが回収できたのは幸いです。

DSC02998amx03e.jpg
このホイールは 左右異径組みで
反フリー側のスポークがCX-RAY相当の比重のスポーク、
フリー側がそれより太くなっています。
ほぼ同比重で やや長いスポークがあったので
長さが合うよう 切りました。

DSC02999amx03e.jpg
直りました。
これを買い換えるとして 現行の相当品は
9000のC24チューブラーになるわけですが、
オプトバル組みより こちらの方が優れている点もあるので
単純上位互換ということにはなりません。

DSC02993amx03e.jpg
9Sスプロケットも付かない
10S「専用」アルミフリーボディです。
「デュラエースのホイールを使いたければ コンポを10S化しろ」という
販促のためだけのイヤガラセ仕様ですが、7900のホイールでは
これ以前のチタンフリーボディや このアルミフリーボディより軽くなった
溝入りチタンフリーボディ(8・9・10S用)になりました。

結局 あとに残ったのは
「このフリーボディ以外では 10Sスプロケットには
ローギヤの奥に1mmのロースペーサーが要る」という
うっとうしい つじつま合わせです。
一時の思い付きでこういうことをするのは どうなんでしょうか。

DSC03000amx03e.jpg
リムの外周部、バルブ穴の対岸に「バルーン抜きの穴」があるのですが
ここは通常 あとからフタがしてあります。
ごく初期のロットは薄いアルミ、
それ以降はカーボンのフタが接着されているのですが
(同じLEW系の作りかたをしている
ENVEやイーストンのリムでも このフタがあります)、
チューベラーテープが強力なので これ以前に使っていたタイヤを
剥がして捨てたときに 持っていかれてしまったようです。
リムセメントでベッドを作っていれば こうはなりません。

バルーンというのは成形(加圧時)の都合上
カーボン製品の中に残る ビニールの風船のことです。
取り除かなくても問題はありませんが
取り除いても製品の強度が落ちたりすることはありません
(かすかな軽量化にはなります)。

DSC03074amx03e.jpg
↑これは のむラボホイール3号のリムですが、
このリムはバルーンが残っているタイプのものです。
実害はないのですが リムを振ると
バルーンの欠片の音がしたので 一部 取り除くことにしました。

DSC03075amx03e.jpg
↑リムの中でガサついていたのは上の画像右の欠片ですが、
それを取り除くのに画像左の欠片をほじくり出さないと無理でした。
バルーンは透明か、薄い紫色であることが多いです。

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