のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

R390の20インチリムで ホイールを組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC03331amx4.jpg
の前に。
ALEXRIMSのR390というリムでホイールを組んだのですが、
最近のR390は作りが以前と別物で、継ぎ目の処理が かなり良くなっています。
アルミリムの製法は カーテンレール状の材料を曲げわっぱして
くっつけているわけですが、小径車のリムの場合
内周と外周の差が大きいというか 曲率がきついので
継ぎ目の処理も荒くなりがちです。

今日 組んだのはR390の20インチリムですが、
内径が小さいのに それを感じさせない精度でした。
と 褒めてますが、お預かりした2本だけが当たりなだけだったら どうしよう。

「20インチのリム」といってもWOリムとHEリムの2種類があり、
これらは リム内径(上の図の青い線)が違います。
WOの20インチは451mm、HEの20インチは406mmで
それぞれ規格そのものが別です。
大雑把に言うとWOがロード用の細いタイヤ、
HEがMTBっぽい 大ボリュームのタイヤを履く形になります。

リム内径は規格によって決まっていますが、
上の図にあるサポート長(赤い線)は
リム高やニップルの形式によって変わり、
スポークの長さを計算するために必要な数値はこっちです。

DSC03324amx4.jpg
で、451mmWO規格のR390リムでホイールを組みました。

DSC03325amx4.jpg
前輪はHB-9000 24H 全チャンピ反ヌポークラジアル組み、

DSC03328amx4.jpg
DSC03329amx4.jpg
後輪はFH-9000 24H 全チャンピヨンロク組み結線なしで組みました。
今回の全チャンピは1.8mm(15番)プレーンです。
これは お客さんの希望ですが、
仮に何も言われていなければ
14番のコンペティションにするはずのところ
このホイールを組むような短いコンペが入手できないので
15番のチャンピオンにする、という流れで 結局同じことをしているはずなので
私と同じことを考えて 全チャンピ15番を指定したのであれば慧眼です。
色は不問ということなので シルバーにしました。
ニップルは しんちゅうの片ハトメと常に接することになるので
電位差の腐食にビビって しんちゅうニップルにする・・・わけではなく
それに対して強いアルミニップルを選択しました。
(と言っても いつも使っているものと同じですが)

DSC03330amx4.jpg
20インチ未満のリムだったり
ハブのフランジ寸法が大きかったりする場合は
スポークの最終交差を編むのが つらくなるので
編まずに組みますが、今回は余裕だったので編みました。

DSC03326amx4.jpg
バルブ穴から見えるハブ胴の位相が
DURA-ACE表記のところになるように 組んでいますが
これは私が勝手にしていることで、性能には関係ありません。
シマノの完組みホイールの場合、
バルブ穴から見える位相は
DSC03327amx4.jpg
グレード名が書いてある側と ちょうど反対側の この位置になっています。
知ったうえでDURA-ACEのほうを バルブ穴にしているので
気にしないでください。

デュラエースのハブは お客さんのお持ち込みですが、
これも いい選択です。
小径ホイールは 走行距離当たりのハブの回転数が
大径ホイールより多く、
スポークが短いため 路面の衝撃をよく伝えます。
(小径車にサス付きのフレームが多いのは そのため)
あと考えられるのは ハブの位置が路面に近いため、
泥はねなどで浸水しやすいかもしれません。

これらの条件に対して強いのは
カップ&コーン式のベアリングで、防水性の高いシールを
採用したハブということになりますが
現状ではデュラエースのハブが
この条件では最強のハブになると思います。
クリスキングのハブも いいのですが、
シールがデュラエースほど堅牢ではない(代わりに 回転が軽い)のと
ベアリング球がデュラエースよりは小さいので
次点といったところです。

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