のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

アイオロス3 さん  

お客さんから ボントレガーのアイオロス3の後輪をお預かりしました。
DSC03305amx4.jpg
DT製のハブで、フリーボディは スターラチェット仕様です。
ベアリングの回転が濁っているので それの交換と、
シマノ10S用フリーボディから 11S用フリーボディへの交換をご希望です。

DSC03306amx4.jpg
DTのハブですが、フリー側のベアリングはスターラチェットを収める
スプラインの部分を外さないと ベアリングが抜けない構造になっています。

DSC03309amx4.jpg
なので 専用工具で
DSC03310amx4.jpg
これを外します。

工具側のスプラインの深さは パーツ側と ほぼ同じくらいなので、
実際に使うときはスプラインが見えなくなるまで入ります。

DSC03311amx4.jpg
ベアリングも抜きました。

スプラインの部分は
ペダリングでゆるむことが無いように(むしろ締まるように)
ねじ山は右ねじになっているわけですが、
それなりに使ったホイールで 実際に これを外す際は
かなりの力を必要とします。

DSC03396amx4.jpg
DTのマニュアルでは「工具のほうを上向きにバイスに固定し、
ハブ単体の状態を持って 手の力でゆるめる」となっていますが、
「ハブ単体の状態で外せないなら ホイールの状態にしてからにしろ」と
なかなかふざけたことを書いています。
それで外れるのは このやり方で締めた直後だけで、
ホイールとして使ってスプラインが回転方向に食いつくと
まず外れなくなります。

DSC03386amx4.jpg
この話で思い出した方もいるかも知れませんが、
これはちょうど昔のボスハブと ボスフリーギヤの関係に似ています。
ボスフリーギヤがペダリングで食いついたハブのホイールを、
ギヤを外す前に うっかりバラすと ギヤはまず外せません。

なお、上の画像のハブはボスハブではなく トラックハブです。

結局「バイスに工具」では無理だったので
柄の長さを延長したモンキーレンチで外しました。

DSC03313amx4.jpg
スターラチェット用のグリスを べっとりと塗布して
はみ出した分を拭き取ります。

DSC03318amx4.jpg
DSC03319amx4.jpg
11Sフリーボディに交換したので(右エンドナットが長くなったので)
ホイールセンターがずれました。
新しいホイールセンターから見れば リムは反フリー側にずれているので
ニップルの調整は フリー側を締めるか
反フリー側をゆるめるかになりますが、後者は なるべく避けたいところです。

DSC03322amx4.jpg
反フリー側ラジアル組みのスポーク2本に テープを貼りました。

DSC03321amx4.jpg
このスポーク同士を握ると 簡単にテープがたるみます。
さすがに これをゆるめたくはないので
センター出しは ほぼ100% フリー側の増し締めだけでやりました。
それにつられて理論上は反フリー側のテンションも微増・・・には
なっているはずですが 体感できるほどではありません。

DSC03323amx4.jpg
できました。

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2015/08/03 21:20 | edit

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