のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

オープンプロ リムを ケンタウルのハブで組みました(後輪だけど前編)  

今日もホイー(以下略)。
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お客さんからオープンプロ リムのホイールをお預かりしました。

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組み換え前は 前後とも7700ハブ 32H 全コンペロクロクイタリアン組みです。
多少ヌルい気はしますが、経年使用でタレたと思われることを差し引けば
この条件下で最善を尽くした感がある張りとなっていて、
しかも 振れがほぼありません。

これを お客さんの希望で カンパニョーロのケンタウルのハブで組み換えます。

表題が長くなるのを避けるため簡素にしましたが、厳密には
「オープンプロCDセラミック リムを ケンタウル センチュリー グレイのハブで組みました」
と なります。

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リムの「CD」というのは 他社でいうところのハードアルマイトの表面色のことですが、
セラミックとあるのは
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ブレーキゾーンに施された超硬被膜処理のことです。
もしかすると これはエグザリットの原形かもしれません。
普通のブレーキシューでも使えますが、
シマノから出ていた セラミック用ブレーキシューという
(リムへの攻撃性が高いので通常リムには使えない)硬いシューを
使うことで 雨天時の利きが非常に高くなります。
晴れている状況での利きは
通常リムと通常シューの組み合わせと大差ありません(ちょっと良いくらい)。

セラミック用シューは7700系デュラエースの時代から
当時の品番と変わりなく現在も入手可能ですが、
シマノはセラミック処理ブレーキゾーンのホイールを出したことはなく
マヴィックもセラミックリム用のシューを用意したことがないので
このシューは実質マヴィックセラミックリム専用です。

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ハブはケンタウル センチュリー グレイを お預かりしました。
ハブ胴のグリスホールの有無と 玉当たり調整ナットなどの
一部パーツの材質の違いを除けば 仕様は当時のレコードそのもので、
この時点では存在していなかったCULTベアリングに打ち換えることも可能です。

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フリーボディがシマノ11S用に換装されていますが、
これをするには 先日のエウラス(→こちら)と同じく
ハブシャフトを三角切り欠き有りの現行仕様にしないといけませんが、
それもお客さんのほうで換えています。

ところでこのケンタウル、ケンタウル センチュリー グレイという特別仕様で
そのために 緑がかったグレーアルマイトになっています。
この仕様は

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カンパニョーロで Cレコード(上の画像は それのハブ)が
最上位グレードだった時代に
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Cレコード センチュリーという
特別なアルマイトカラーの仕様があったことに由来します。

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本家と並べてみました。
ちなみに このハブは8S用フリーボディで、
カンパニョーロは 9S化のときにスプラインの仕様を変更しているので
8Sギヤしか付きません。

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仮組みのときに気付いたのですが、

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左エンド中空ボルトのねじ山に入れるワッシャーを
フロントハブ用の薄いものと間違えています。

フロントハブはワッシャー無しだったので
これを外して補填すればいいですが、
リヤハブ用のワッシャーは失くしていると思われるので

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用意しました。

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2006年のスペアパーツカタログを調べましたが、
ここのパーツはレコードと共用(上の図FH-RE121)で
ケンタウルだけ薄いということはありません。
あと「ケンタウル センチュリー グレイ」というのは正式名称です。

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組めました。

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半コンペヨンロク組みにしました。
結線は 多分やります。

オチョコがきつめのカンパニョーロハブであるということを勘案しても
先日組んだ7900ハブの28Hよりも 反フリー側の交差が 微かにヌルいです。
(それでも組み換え前よりは はるかにカッチリしています)
2本のスポークからなる1つの最終交差の変形量だけを比較しているわけですが、
「カッチリした最終交差7つ」と「それより微かにヌルい最終交差8つ」で、
どちらが かかりが良いホイールなのかは分かりません。
ここから、スポークの張力を変えずに(上げずに)
変形量だけを少なくする反則技が 結線だったりするわけで、
結線ありなら この2つの差は 人力程度のスポークにぎにぎでは
まず分からなくなってしまいます。

前輪ですが、スポークの在庫本数が少し足りませんでした。
入荷し次第すぐ組みます。

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