のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

Q2 QUASARリムを アルフィーネのハブで組みました  

今日もホイー(以下略)。
DSC03509amx4.jpg
20インチの小径リムを アルフィーネのハブで組みました。

リムにはQ2 QUASARと書いてありますが、
これはQ2というメーカーの QUASARというリムなのか、
それともQUASARというメーカーの Q2というリムなのか
どちらだか分かりません。
前にも書きましたが これは
「マイナーなバンドの音楽CDのジャケットを見たときに
どっちがグループ名で どっちが曲名なのか分からない」のと同じです。

今回は そのどちらでもなくて、
ブランド名が「Q2 QUASAR」で
これはその中の1モデルです。

お客さんの希望は 黒スポークと赤ニップルで
組んでほしいということだけで あとはお任せです。
これだけのラージフランジと 非ローハイト小径リムなので
スポークのリムへの前後方向の入射角がきつくなることから
しんちゅうニップルにしたかったのですが、
赤ニップルとなると アルミしかないので アルミニップルにしました。
スポークは ホイールスミスの黒い14番プレーン(SS14)です。
バテッドスポークで このホイールに使えるような短いものは
安定供給されている長さの範囲では手に入りませんし、
黒スポークでというなら なおさらです。
当店には「黒の14番」の在庫が
DTのチャンピオンと サピムのリーダーもあるのに
ホイールスミスのSS14を選んだのには 理由があります。

DSC03506amx4.jpg
↑画像の5本のスポークのうち
左3本はSS14、右2本はチャンピオンです。

DSC03507amx4.jpg
↑W刻印がホイールスミス、DにTがかかっている刻印がDTです。

DSC03508amx4.jpg
↑こうすると分かりますが、
ホイールスミスのスポークは首元の曲げ角度が
90°よりも かなり鈍角になっている特殊な設計です。
かつてホイールスミスは 旭スポークに スポークの製造を委託していましたが、
これは特許がからんでいるようで 旭スポークはこの首元にはなっていません。
旭スポークが廃業して以降の ホイールスミスの製造委託先は
どこだか知りませんが、だいたい見当はついています。

余談ですが
旭スポークの黒スポークは、塗料のせいなのか
油が浮いているように 表面がネチャついていましたが、
同時期のホイールスミスの黒スポークも同じネチャつきがありました。
現行モデルにはありません。

DSC03521amx4.jpg
大径リムでの 反ヌポーク通しのスポークの
首元の角度を描くとこんな感じになりますが、
DSC03522amx4.jpg
小径リムでは それが より鈍角になります。
ヌポーク通しのスポークの場合は 首元の角度を
狭角になる方向に折り曲げることは出来ますが、
ここを逆に広げることは出来ないので
小径リムと首元が鈍角なスポークは 相性がいいのです。

DSC03510amx4.jpg
DSC03511amx4.jpg
ハブはアルフィーネのSG-S700の32Hです。
組み方はロクロクJIS組みにしました。
ヨンロク組みするほどのオチョコ量ではないと思ったからです。

JIS組みなのはディスクブレーキ台座があるからですが、
リムサイドはブレーキゾーンまで アルマイトがかかっている仕様なので
お客さんは ディスクブレーキでの使用を前提として
ブレーキゾーンの仕上げが無いリムを選んだのかもしれません。

DSC03513amx4.jpg
フランジ寸法は 右26.2mm、左31.9mmといったところです。
実測値なので ノギスの揺らぎはあるかもしれませんが、
公称値と0.1mm違っていてもスポーク長さの計算が狂うほどにはなりません。
左右を足すと 58.1mmですが、
昨今のロード用ハブはだいたい57mmくらいのものが多いので
(DTで53mm、アメリカンクラシックで50mmです)、
たとえこれを700Cリムで組んでも横剛性は確保されるはずです。
ロード用ハブの右フランジ幅は
FH-7700で20.8mm、
7700時代のアルテグラと105で21.1mm(これは ほぼ最大値)、
最近のハブは19mm前後のものが多いですが
これは26.2mmなので ギヤ側のスポークテンションが
過度に張るということもありません。

ハブ胴のローター側の形状を見る限り
左フランジ寸法は「右と同じでオチョコ無しのナロー」から
「ローター台座いっぱいまでのワイド」まで 任意に設定できそうなので
このあたりがシマノの考える落としどころなのでしょう。

右フランジを広く取れる理由は、
内装ギヤ用ハブなので 外装多段ギヤを付けることが無いからですが
オーバーロックナット寸法が135mmだからということも関係あります。

DSC03514amx4.jpg
ハブ右側には 3ヵ所切り欠きのスプラインがあって、
これに合うシングルスプロケットを取り付けるようになっています。

DSC03519amx4.jpg
アルフィーネ用のスプロケットはCS-S500(エス ごひゃく)という品番ですが
105の9Sギヤ CS-5500(ごせんごひゃく)と見間違いそうになるので要注意です。

CS-S500は ガード付きのスプロケットで18Tと20Tがありますが、
DSC03515amx4.jpg
グレード外製品でガード無しの16Tスプロケットがあり、
スプラインが合うので歯数を小さいくしたい方にオススメです。

DSC03516amx4.jpg
↑これ

DSC03517amx4.jpg
付けました。

DSC03518amx4.jpg
シングルスプロケットを固定するC型スナップリング
(カセットスプロケットでいうところのロックリング)が
別売りだということに いま気づきました。
あばっばっばあばあbっばあばばああばb

category: のむラボ日記

tb: 0   cm: 1

コメント

承認待ちコメント

このコメントは管理者の承認待ちです

# | 
2015/08/09 22:40 | edit

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://pass13.blog.fc2.com/tb.php/2105-316ebc49
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

検索フォーム

最新記事

最新コメント

カテゴリ

月別アーカイブ

リンク

カウンター