のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

KeOブレードペダルの板バネを入れ直しました  

お客さんから ルックのケオブレードペダルをお預かりしました。
DSC04132amx5.jpg
板バネが ペダル裏の中央にある現行品です。
走行中に板バネが外れたということですが、普通は こうはなりません。
クリートに絶妙な大きさの小石を噛んだことに気付かず ビンディング動作をしたら
小石を介して足の力で板を踏み抜いたように外れたとのことです。

DSC04133amx5.jpg
カーボンの板バネが への字型に曲がっているのは元からです。
こんな塑性変形はありえません。

バネを戻すために ビンディングの可動部分を一旦外すわけですが、
DSC04134amx5.jpg
DSC04135amx5.jpg
ちょっと普通は持っていないような小さいトルクス穴の
中空シャフトとボルトで固定されています。

DSC04136amx5.jpg
ただ賢いことに、サイズがそれぞれ T8とT10なので
トルクスレンチの小さめのサイズのキットを買えば外せるようにしてあり、
同じ工具を2つ買わせないという配慮がしてあります(多分)。

DSC04181amx5.jpg
↑これが そのシャフト

DSC04137amx5.jpg
DSC04138amx5.jpg
あとは板バネをセットして組み立てるだけなのですが・・・。

DSC04192amx5.jpg
↑分解したパーツを大雑把に描くとこうなります。

DSC04193amx5.jpg
DSC04194amx5.jpg
で、ペダルを前後から押さえて 板バネを圧縮させないことには
ペダル本体と ビンディング部分のパーツのシャフトを通す穴が
横から見て揃いません。
これは新型のケオブレードで二代目にあたりますが、

DSC04182amx5.jpg
初代のケオブレードの板バネは ほぼまっすぐなものを弓なりに曲げるので
相当な力でペダルを前後から挟まないといけません。

DSC04187amx5.jpg
そこで、こういう専用のジグを バイスと合わせて使います。

DSC04184amx5.jpg
DSC04185amx5.jpg
↑圧縮しきった状態でシャフトが通るようになります。
ビンディング部分を外す際には必ずしも必要ではありませんが、
再度組み立てるときには必須です。
が、このジグは初代ケオブレードペダル用であって
現行のモデルには合いませんでした。

なのでペダルの前後に傷を付けないようにして バイスで挟んでみましたが、
元々湾曲している板バネだからか バネ強度が12Nmだからか
(もっと上に16Nmや20Nmがある)、
割りとあっさり穴がそろって 再組み立てができました。

DSC04140amx5.jpg
直りました。
もう片方のペダルと比べて ビンディング部分を手で起こしたときの感触に
遜色がないので問題ないかと思います。

category: その他 機材の話

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://pass13.blog.fc2.com/tb.php/2170-a65809de
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

検索フォーム

最新記事

最新コメント

カテゴリ

月別アーカイブ

リンク

カウンター