のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

シックスコンポーネンツ ゼフィロスさん  

お客さんから シックスコンポーネンツというブランドの
ゼフィロスというホイールをお預かりしました。
DSC03540amx5.jpg
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ひとつ前の記事に言い訳を書いていますが、
これを撮ったのは8月9日です。
前後輪とも振れはほぼ無しでしたが
後輪のセンターがガッツリずれていました。

DSC03541amx5.jpg
シックス
DSC03542amx5.jpg
コンポーネンツ
DSC03543amx5.jpg
ゼフィロス
と書いてありますが 黒いところはパッと見では見えません。
DSC03545amx5.jpg
お客さんはカーボンWOリムのホイールが欲しかったので
これを買ってみたそうですが、確かにリムは良さそうです。
(確かに「リムは」良さそうです。と カッコでくくると
イヤラシイのでそのまま書きましたが、
こんなことを書くと 結局イヤラシイです)

耐座屈、耐スポークテンション、耐ブレーキの熱持ちなどについて
はっきりしたことは まだ分かりませんが、弱そうには見えません。

DSC03544amx5.jpg
フロントハブはフランジ幅がワイドです。
ホイールの売りがエアロならば、スポークが広くはみ出すのは
どうかと思いますが横剛性を考えると
総合的にはこちらのほうがいいと思います。

DSC03549amx5.jpg
対してリヤはナローです。
前後輪で設計思想が一貫していないですが、
「メーカー」ではなく「ブランド」の場合は
そもそも設計に関わっているはずもなく
どこかの名無しの吊るしのホイールで良さそうなのを見つけてきて
ブランド名を入れただけのはずなので、
あまり深く(もしくは全く)考えていないのでしょう。

反フリー側(ほぼ)ラジアル組みですが、
スポークテンションの左右差は かなり少なくなっていました。
これはハイローフランジが効いているから・・・ではなく
(これだけあれば一応効いているはずですが)
ナローフランジでオチョコがひどくないからです。

DSC03550amx5.jpg
(ほぼ)ラジアル組みと書いたのは、
ハブ側で少し位相を絞っているからです。
スポークの引っ張り方向の性質としては
ラジアル組みとほぼ同じと 見なしていい程度です。

後輪のセンターずれを直したときに ほぼ増し締めだけで調整したので、
微増ながら一応は 理論上確実に ホイールは以前よりカッチリしたはずです。
それが体感できるほど変わったかというと
「分かるわけがない、変わったと思うのなら
増し締めしたという事実を知ったことによるプラシーボ」というのが 私の見解です。

お客さんには「この後輪、下りでヨレて急に挙動が変わるかもしれない」
と あらかじめ言っておいたのですが それについては問題ないそうです。
が、それ以前に 登りでウニャウニャしているのが分かるそうでして・・・。
スポークテンションは 元々かなり張ってあったので
これ以上張ったところで乗り味が劇的に向上することはありません。
かなり好意的に一面だけを見てやれば
「乗り心地が良い」と言えなくは無いそうですが、
点検お渡し以降に来られるたびに「後輪だけ ハブを換えたい」などと
言われますので そのうち何かされるかも知れません。
私としては組み換えるのがめんどくさいので
「数ある寸法から SIXTHがこれだ!と選択したリヤハブの
設計思想を否定するのは良くない、そのまま使おう!」などと
さっき書いたこととすでに矛盾することを
お客さんに言って躱していますが、
スポークドホイールでフランジ幅を詰めて
何かそれ以上のメリットが得られることはありません。

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2015/09/27 21:27 | edit

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