のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

オリエントの機械式時計を買いました  

すじコン・・・
DSC04680amx5.jpg
は 関係ありませんが(おいしかったです)、
オリエントの機械式時計を買ってしまいました。
お客さんでオリエントスターを持っている方がいまして、
それを見て 私も欲しくなった次第です。

オリエント時計の機械式モデルは上から
ロイヤルオリエント、オリエントスターと続きますが
私が買ったのは「ワールドステージコレクション」という
機械式としては最廉価のグレードになります。

DSC04787amx5.jpg
↑これにしました。
文字盤の色は 他にも黒と白があります。
税別定価が3万8000円、実売価格は税込で2万円台後半くらいです。

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メタルバンドは初めから使うつもりが無かったので
保護フィルムすら剥がさずに置いてあり、
ヒルシュのカーボンに交換してあります。

DSC04790amx5.jpg
バンドの仕上げは 時計の価格からすれば上出来で、
コマは板巻きではありません(少なくとも外側は)。

1096amx5.jpg
↑ワールドステージの別モデルです。
日付なしが欲しかったのですが、オリエントスターの日付なしだと
ゼンマイの残り時間を示すインジケーターが もれなく付いてきて
シンプルな3針のモデルがありません。
上の画像のモデルの場合、黒や白の文字盤もあるのですが
この赤がダサカッコいいので もし買うなら この色にしていました。
もっと高価な時計なら絶対買わない文字盤の色を
買ってしまえる楽しみが この価格帯にはあります。
これにしなかったのでは、バンド幅が22mmだからです。
20mmでないと 私の手持ちのバンドで遊べません。

1093amx5.jpg
続いて こちらもワールドステージの別モデルです。

セイコーの海外展開モデルには、ヴェラチュラとかスポーチュラとか
コーチュラという「○○チュラ」という名前のモデルが多いのですが
その中のアークチュラというモデルには その名の通り
弧(アーク)が文字盤にデザインされたものがありました。
上の画像のモデルは アークチュラに似ていないながらも
それを思い出すのですが、
アークチュラと違い 名は体を表す的なデザイン上の根拠がありません。
気に入らなかったのは そこではなくて、
ケースのラグが 既製品のバンドと合わない形状だったからです。

DSC04791amx5.jpg
で、これにしたのですが、
これはワールドステージの機械式・日付なしの中で
最廉価なモデルです。
買ってから気づいたのですが、秒針停止機能がありません。
なので竜頭をいっぱいまで引き出しても秒針は止まりません。
ついでに書くと 自動巻きですがゼンマイの手巻き機能もありません。
どうりで竜頭が小さいわけだ。シンプルでいいぞ むしろ気に入った。

秒針停止機能なし・手巻きなしの自動巻きというと
海外生産のセイコー5(モデルによっては実売1万円以下)が そうですが、
このオリエントのほうは ケースやバンドの仕上げがいいのと
日本国内で製造している点が違います。

文字盤からムーブメントが見える
オープンハート仕様で無くてもいいのですが、
機械式日付なしの普及価格帯というと これが多いです。
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見ていて ほれぼれする仕上げでもないですが
裏ブタはシースルー(スケルトン)です。
自動巻きのローターは多少磨いていますが。
ローターの動きは あまりスムースでなく、
一回転中に引っかかる位相が いくつかあります。
個体差なのか仕様なのかは不明です。
ケースを垂直にした状態(文字盤横向き)で
そーっと縦に回しても ローターが常にきっちり鉛直下向きにならない、
というわけですが 日常の動作では十分に動いてはいます。

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裏スケの場合、三つ折れバックル式などではなく
間近で見られるようなタイプのバンドにするのが好きです。

DSC04750amx5.jpg
手巻き機能が無いので、自動巻きだけで
何とか止めないように 丸4日ほど動かしました。
秒針停止機能はありませんが、
竜頭を引き出して押さえると秒針は止まります。
分針を逆行させるとグググッと秒針を戻すこともできます。
機械に良くなさそうなので普段はやりませんが、
年差プラスマイナス10秒のグランドセイコーのクオーツと秒針を合わせて
約96時間 動かし続けたところ、約8秒遅れとなっていました。
単純計算で日差マイナス2秒です。
4日の間には 静置した日と腕に付けた日があり、
ゼンマイのほどけ具合や温度などの条件もそろっていないので
はっきりした結果とは言えませんが 遅れ傾向であることは確かなようです。
公称は日差プラス25秒~マイナス15秒なので、
精度は(今のところ)まずまずです。
このムーブメント、パワーリザーブが40時間以上となっていますが
ローターだけでフルに巻き上がることは やはり無いようで
24時間触らなければ だいたい止まってしまいます。
同じ時計を2日続けて付けることがあまり無いので
機械式時計を使うときは だいたい時刻合わせからになるという
私の使い方では、日差が仮に10秒あったとしても あまり問題はありません。
(もちろん精度は出ているほうがいいですが)
このときに、時間合わせだけでなく日付合わせもするのが
非常に面倒なので 日付なしのほうが好きなのです。

このグランドセイコーのクオーツですが、
精度は半年でマイナス3秒くらいです。
なので日差は ほぼ皆無と見なして
機械式時計の精度を見るために
ときどき 秒針単位でこれと合わせてみたりしています。

ワールドステージでも 上位モデルには
秒針停止機能やゼンマイの手巻き機能は付きますが、
公称精度は どのモデルでもプラス25秒~マイナス15秒です。
ムーブメントは変わりますが オリエントスターでも これは同じです。
ロイヤルオリエントのみ プラス10秒~マイナス5秒なのですが、
最近のロイヤルオリエントは 8振動のムーブメントを廃版にしてしまったようです。
なのでオリエント時計の現行の機械式は全て6振動です。
ロービートの「刻んでいます」感のある運針も好きですが、
オリエント時計が機械式に本腰を入れているぞ!という象徴が
ロイヤルオリエントの8振動ムーブメントだったと思うので
その点はちょっと残念ですね。

オリエント時計は現在 セイコーの関連会社の
セイコーエプソンの子会社なので、
セイコーの機械式時計にはあまり無い価格帯を
埋めるようなラインナップを展開するという戦略なのかも知れません。

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歩度調整の機構が裏から見えますが、
時計屋さんに出すほどのことではありません。

DSC04794amx5.jpg
ちょっとデザインで冒険している「竜頭のぞき窓」ですが、
私は嫌いではありません(カッコいいとも思いませんが)。
日付窓の流用ではなく、一応 専用の文字盤となっています。

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あとちょっとした不満点として、12時のインデックスが
他のものより幅が太いのはもちろんいいのですが

DSC04797amx5.jpg
6時も太いのは 気に入りません。
12時だけでいいのに。
これをやるなら3時と9時も太くした方が
見た目のバランスがいい気がします。

sary053amx5.jpg
セイコーにも オープンハート&裏スケで日付なしのモデルがあります。
ムーブメントでいうと4R38です。
上の画像のモデル(プレサージュ)で、
文字盤の色違いから選ぶなら 白がいいです。
文字盤が白のときだけ青い針になるからです。

青焼き針という、製法上の歩留まりの悪さゆえ
おもに高級時計しか使われない青色の針があるのですが、
これが映えるのは白文字盤なので
だいたいは青焼き針=白文字盤です。
もちろんセイコーのプレサージュの青い針は
それっぽく塗っただけの模造品です 念のため。

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セイコーで4R38の場合 文字盤の窓は
テンプの位置で設けていますが、
DSC04753amx5.jpg
オリエントの場合はテンプの中心から ちょっとずらしてあります。
これのおかげで ガンギ車のカチコチした動きが
見えるので 私はこちらのほうが好きです。

透けている部分が多いからかもしれませんが、
静かな室内だとムーブメントの動作音がかすかに聞こえます。
私も まだまだ若いということですな。
タイメックスのアナログクオーツのステップ運針は
気にしだすと発狂しそうな音がするので
机の引き出しか時計ケースに放り込まないと寝れないくらいですが、
オリエントの6振動はそういう音ではありません。
(そもそも音の大きさが全然違います)

ここまで書いてて思ったのですが、
時計の写真を撮るのは非常に難しいですね。

今回はオリエントのワールドステージコレクションを買ったところ
全体としてはガッカリしなかったので
今後はオリエントスターを買うことがあるかも知れません。
よーし買い支えるぞー(というほど今回 高い買い物はしていませんが)。

オリエント時計の機械式は
「他社も含めた同価格帯のモデルで仕上げや仕様を比較した場合」という
見方をした場合、最高の選択肢になると思います。

そもそも廉価帯の機械式に注力しているメーカーなので
「他社も含めた同価格帯のモデルで仕上げや仕様を比較した場合」などという
ニッチな条件付け自体が すでにオリエントびいきなのですが。

category: ヘッドホンとか時計とか

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