のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

ユーラスさん  

お客さんから ユーラスをお預かりしました。
DSC05044amx5.jpg
カンパニョーロジャパンが設立される以前のEURUSで、
輸入代理店によっては「エウラス」ではなく
「ユーラス」と 表記ゆれがあったころのモデルなので
表題をユーラスさんにしてみました。
(Nucleonも、ニュークリオンではなくヌクレオンだったりしていました)

シャマルウルトラ以前なので
ミドルハイトリムのフラッグシップモデルでもあります。
ヌクレオンは、後輪がオフセットリムで リムが重いため
前輪はヌクレオンのほうが軽いものの
後輪はユーラスのほうが軽いという、
リム高で見れば逆転している現象が起きていました。
なので 前輪をヌクレオン、後輪をユーラスにすると
アルミリム最軽量ホイール同士の組み合わせ(当時)となります。

お客さんの要件は曲がったスポークの交換です。
すぐに済みました。

DSC05043amx5.jpg
↑スポークヘッドを受けているような白いリングが
ハブフランジ内部にあります。
色は薄いグリーンの場合もありますが、
これは やや軟質なプラスチックのリングで
スポーク折れが起きたときにスポークヘッドが
ハブ内部に落ち込むのを防ぐ役割をしています。
マヴィックのトラコンプリングより こちらのほうが先ですが、
トラコンプリングをハードコンプレッション(金属同士の接触・圧入)とすると
こちらはソフトコンプレッションといったところでしょうか。

先ほど「スポークヘッドがハブ内部に落ち込むのを防ぐ」と書きましたが、
その主体的な役割が
「落ち込んだスポークヘッドがアルミシャフトをガリガリ削るのを防ぐ」ことに
あると 私は思っていました。

DSC05116amx5.jpg
DSC05115amx5.jpg
ところが 現行のニュートロンウルトラなどでは
このリングがありません。
よく見ると ユーラスのハブフランジが「引っかけ」なのに対し
ニュートロンウルトラは「通し」となっているので、
「折れたスポークがフランジからはじけ飛ぶのを防ぐ」のが
リングの本意なのかもしれません。

といっても これらの話は
ニップル側でスポークが折れた場合に有効なのであって
スポークヘッド側で折れた場合 回転しているホイールの中で
スポークが暴れるのは避けられませんが。

category: のむラボ日記

tb: 0   cm: 0

コメント

コメントの投稿

Secret

トラックバック

トラックバックURL
→http://pass13.blog.fc2.com/tb.php/2252-b7c294df
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

検索フォーム

最新記事

最新コメント

カテゴリ

月別アーカイブ

リンク

カウンター