のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

レーシングスポーツ DBさん  

お客さんから フルクラムのレーシングスポーツDBというホイールをお預かりしました。
DSC05066amx5.jpg
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フルクラムの日本での代理店は現在ひとつだけです。
そこでの取り扱いが(少なくとも現在)無いホイールです。
完成車に付いているものの 外し品という可能性もありますが、
たぶん違います。どこかで単品販売されているようです。
検索すれば一発で出ますが。

DBとはディスクブレーキのことですが、
フルクラムでDBと付くホイールは 他にレーシング5 DBだけです。
基本的な外観は酷似していますが、
こちらのほうが価格がずいぶん安いので
レーシング5 DBの廉価版という位置づけの
完成車アッセンブル用のホイールのようです。

(そういえば、スペシャライズドの完成車に
レーシング5と7のスペックを折衷した「レーシング6」や
ほぼレーシング3の「レーシング4」という
完成車アッセンブル用ホイールがありました)

フルクラムでは、ロード用のホイールには レーシング○○、
MTB用のホイールには レッド○○と名付ける決まりがあるので
それに沿えば これは29インチMTBではなく
ディスクロード・シクロクロス・クロスバイクでの
使用を想定しているということになります。

DSC05061amx5.jpg
リムの形状は前後とも けっこうなオフセットリムです。
オチョコの関係上「スポーク角度が寝ている側にリムの頂点が寄っている」
となるので前輪は反ローター側、後輪はローター側にリムの頂点があります。

DSC05064amx5.jpg
切削していないからか リムブレーキではないという甘えからか
リムの継ぎ目の精度が やや悪かったです。

DSC05068amx5.jpg
前後とも2:1スポークです。
ローヴァルの場合 ディスクハブの後輪は ビビッて
左右同数スポークにしているわけですが、これもある意味 正解です。
フルクラムのMTBホイールでは
2:1組みで反フリー側(ローター側)を
タンジェント組みにしている後輪がありますが、
それをやると 反フリー側のほうが高テンションになってしまいます。
反フリー側ラジアル組みが(基本的には)嫌いな 私でも、
もし2:1組みの後輪を組むなら 反フリー側はラジアル組みにします。

というタブーを このホイールではついに破りました。
その方法はというと、前輪のラジアル組み側では
上の画像のように ハブフランジは単なる引っかけですが、
DSC05065amx5.jpg
後輪ではスポークの根元を かなりガッチリとホールドしています。
ローターの制動時のねじれがスポークに
なるべく伝わらない工夫です。
うーむ賢い。
こういうのが まさに「完組みホイールにしか出来ないこと」です。

点検ですが、後輪のセンターが少しずれていたのと
ちょこちょこと横振れ取りをした程度です。

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