クオータのKOMエヴォを組みました。 
2013/01/22 Tue. 18:07 [edit]
クオータのKOMエヴォを組みました!

普段ホイールのことばっかり書いていますが、
自転車組み立てについて書くとメシノタネコードに触れまくるので書けないだけなんです。
こっちがメインのお仕事(のはず)なので、組み立て 組み換え等ありましたら
お気軽にお問い合わせください。
クオータのKOMエヴォですが、軽くていいフレームですね。
組んだらペダル付きで実測6.26kgでした。
クオータとは関係ないですが、このバイクのコンポは最新のスラム レッドです。
それで書きたいことがちょっとあるので書いておきます。

個人的に一番気になったパーツはブレーキです。
一応シングルピボットタイプなのですが、
それにしては けっこう利きます。

シングルピボットブレーキは2つのアームからなっていて、
Yアームでアウターを受け止めて Cアームにインナーを固定しています。
ブレーキシューはYアームとCアームに左右1つずつ付いています。

このレッドのブレーキですが、Cアームの先がカムになっているんですね。

これにより、シュータッチ以降の握りこみによる制動力が
上がっているのかもしれません。
これ自体はゼログラビティも同じような構造になっていますが、

レッドの場合、このカム(エアロリンクと表記のある黒い部分)が
後ろにあるYアームと連結しています。
ゼログラビティではブレーキワイヤーを
通していない状態ではカムが動きますが、
レッドではYアームとつながっているのでカムがぶらつくことがありません。
この構造はシュータッチ以降のブレーキアーチのたわみの軽減に
確実に寄与しています。

アウター受け兼アジャスターの部分にクイックレバーがついています。
それもあってアウター受けの部分が上に向かって長いので、
スローピングがきついフレームの場合に
リヤブレーキのアウターのライン取りが厳しくなるかも?と
思っていましたが それほどでもないようです。
フレームによっては分かりませんが。


↑レッドとは関係ないですが、
コンチネンタルのコンペティションのライトウェイト ロゴ入り版というのが
あるんですね。ドイツメーカー同士なので仲がいいのでしょうか。

ダブルタップレバーですが、ちょっとシャープになった感じです。

インナーアウターが内側引きか 外側引きかによって、
レバーパッドの後ろにかませるパッドも付属しています。
バーテープの切れ端を余分に巻き込んだりして工夫している人もいますが、
そういう需要にメーカー側が気付いているということですね。

↑このハンドルバーの場合は特に必要なさそうだったので使っていません。

フロントメカが感心しました。
チェーン落ち防止のガードとアジャスターが付属しています。
アジャスターに関しては 今回はフレーム側にあったので付けませんでした。
余談ですが、メーカー完成車に この手のアジャスターが
前後変速分 左右に付いていてカチャカチャ干渉するのが非常にうっとうしいです。
フロント変速分だけで十分だと私は思うのですが・・・。

フロントメカの取り付けボルトの奥に小さいねじ穴があります。

取り付けボルトのスペーサーに、調整ねじの先を押し付ける部分があります。

チェーン落ちガードは、取り付けボルトにかぶせる形で付きます。
これが非常に賢い!インナーワイヤーの固定ボルトをゆるめることなく
ガードの取り付け・取り外しができます。
で、横についているボルトを回すことで

無段階かつ確実にガードとチェーンの間隔を調整できます。これまた賢い!

普段ホイールのことばっかり書いていますが、
自転車組み立てについて書くとメシノタネコードに触れまくるので書けないだけなんです。
こっちがメインのお仕事(のはず)なので、組み立て 組み換え等ありましたら
お気軽にお問い合わせください。
クオータのKOMエヴォですが、軽くていいフレームですね。
組んだらペダル付きで実測6.26kgでした。
クオータとは関係ないですが、このバイクのコンポは最新のスラム レッドです。
それで書きたいことがちょっとあるので書いておきます。

個人的に一番気になったパーツはブレーキです。
一応シングルピボットタイプなのですが、
それにしては けっこう利きます。

シングルピボットブレーキは2つのアームからなっていて、
Yアームでアウターを受け止めて Cアームにインナーを固定しています。
ブレーキシューはYアームとCアームに左右1つずつ付いています。

このレッドのブレーキですが、Cアームの先がカムになっているんですね。

これにより、シュータッチ以降の握りこみによる制動力が
上がっているのかもしれません。
これ自体はゼログラビティも同じような構造になっていますが、

レッドの場合、このカム(エアロリンクと表記のある黒い部分)が
後ろにあるYアームと連結しています。
ゼログラビティではブレーキワイヤーを
通していない状態ではカムが動きますが、
レッドではYアームとつながっているのでカムがぶらつくことがありません。
この構造はシュータッチ以降のブレーキアーチのたわみの軽減に
確実に寄与しています。

アウター受け兼アジャスターの部分にクイックレバーがついています。
それもあってアウター受けの部分が上に向かって長いので、
スローピングがきついフレームの場合に
リヤブレーキのアウターのライン取りが厳しくなるかも?と
思っていましたが それほどでもないようです。
フレームによっては分かりませんが。


↑レッドとは関係ないですが、
コンチネンタルのコンペティションのライトウェイト ロゴ入り版というのが
あるんですね。ドイツメーカー同士なので仲がいいのでしょうか。

ダブルタップレバーですが、ちょっとシャープになった感じです。

インナーアウターが内側引きか 外側引きかによって、
レバーパッドの後ろにかませるパッドも付属しています。
バーテープの切れ端を余分に巻き込んだりして工夫している人もいますが、
そういう需要にメーカー側が気付いているということですね。

↑このハンドルバーの場合は特に必要なさそうだったので使っていません。

フロントメカが感心しました。
チェーン落ち防止のガードとアジャスターが付属しています。
アジャスターに関しては 今回はフレーム側にあったので付けませんでした。
余談ですが、メーカー完成車に この手のアジャスターが
前後変速分 左右に付いていてカチャカチャ干渉するのが非常にうっとうしいです。
フロント変速分だけで十分だと私は思うのですが・・・。

フロントメカの取り付けボルトの奥に小さいねじ穴があります。

取り付けボルトのスペーサーに、調整ねじの先を押し付ける部分があります。

チェーン落ちガードは、取り付けボルトにかぶせる形で付きます。
これが非常に賢い!インナーワイヤーの固定ボルトをゆるめることなく
ガードの取り付け・取り外しができます。
で、横についているボルトを回すことで

無段階かつ確実にガードとチェーンの間隔を調整できます。これまた賢い!
category: のむラボ日記
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