のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

キシリウムSLRの後輪(実質R-SYS)さん  

お客さんから キシリウムSLRをお預かりしました。
DSC05448amx5.jpg
バイクに付けて乗って来られましたが、点検したのは後輪だけです。
前輪は とくに何もしていないそうですが、
スポークテンションが高いほうに外れている個体で
かなり張ってありました。

後輪のほうですが、かなりヌルヌルです。
実際に、クランクを左の上死点から踏み込むと
リムの右側でシュータッチが起きるということです。
たいていの、というよりR-SYS以外の ほぼ全てのホイールでは
シュータッチするのはリムの左側と決まっていますが
R-SYSは右側でシュータッチします。
反フリー側のスポークが 実質ほぼ完全剛体だからでしょうか。

DSC05446amx5.jpg
幸いにして(?)、リムが 反フリー側にずれています。
これを、センターが出るまで フリー側を増し締めする・・・だけでは
足りないと思ったので トラコンプリングを抜いて
双方ともにカッチリ張りました。

が、それでもシュータッチが起きました。
私も実際に乗って確認しました。
お客さんのバイクのブレーキアーチは スラムのフォースですが、
リムとシューの間隔は左右均等で しかも詰め気味のセッティングではありません。
むしろレバーの握りは ゆるいくらいです。
そこから、ブレーキが機能しないほど シューとの間隔を広げると
もがいてもシュータッチは起きませんでした。
なので やはりホイールが横にぶれているということです。
(フレームの後ろ三角の剛性も関係あるでしょうが、
そこは私がアジャストできる要素ではありません)

左の上死点から踏み込んでゼロ発進すると
「キュルッ」と一瞬ブレーキの音がします。
エグザリッドの独特な音なので 間違いありません。
右の上死点から踏んだときに左シュータッチすることはありませんでした。

ということで、再度トラコンプリングを抜いて
反フリー側を一旦ゆるめ、可能な限りフリー側を張りました。
その時点では リム幅の半量ほど センターがガッツリ
フリー側に寄っていたのを お客さんにも見てもらっています。
そこから反フリー側の増し締めでセンターを出しました。
ホイール側でできる最大限の調整をしたわけですが、
結果は「ほぼ」シュータッチしなくなりました。
私が乗って 右シュータッチをするべく最大限に不自然に
横方向にもがけば かすかに擦ります。
が、お客さんが普通に乗っている範囲では
シュータッチが無くなったということなので
それで様子を見てもらうことになりました。
シュータッチが激減したのは確かですが、
どんな状況でも絶対に擦らないというわけではありません。
ただ、これ以上は もう張れないのも確かです(ちょっとした横振れ取りを除く)。

DSC05447amx5.jpg
いままで一度も点検などしたことが無いそうなので、
機能部品のフリーボディ奥ゴムシールも ちゃんと入っていました。

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