のむラボ日記

自転車工房「のむラボ」のブログです

ちょっとした記念品について  

ひとつ前の記事で、カンパニョーロ50周年記念の
コンポセットに付属している葉書を本社に送ると
「粗品が届く」と書きましたが、
粗品は謙譲語なので「記念品」とかのほうがいいと思います、
というコメントをいただきました。
確かにそうですね。
「本当につまらないものですが・・・」というのを
受け取る側が書いている形になりますので。
訂正しておきます。
コメントありがとうございました。

で、その記念品について書くのですが その前に。
ヨーロッパでは、記念モデルを出す場合 ○十周年ごとだけでなく
四半世紀ごとを一つの節目にすることも多いようです。
(50周年の場合は この条件をどちらも兼ねますが)
なのでデュラエースの記念モデルも25周年ですし、
カンパニョーロの場合は50周年と75周年です。
そういえば昔あったスギノ75というコンポセットも
スギノ社75周年記念ということで出ています。
スギノ75にも本社返送用の葉書が付いていて、
それを送るとスギノ社にあるレリーフに スギノ75の購入者として
未来永劫 名前が刻まれる、ということだったのですが
スギノはその後 不渡りを出し倒産しているので
そのレリーフがどうなったのかは分かりません。
今のスギノ(スギノエンジニアリング)は
歴史的には続いていますが 再建した会社です。

カンパニョーロのコンポですが、リヤブレーキに
デュアルピボットタイプとシングルピボットタイプの2つの仕様があります。
シングルピボットのほうはスケルトンとか Dスケルトンと呼ばれることもありますが、
DスケルトンのDは ディファレンシャル(差)という意味で、
カンパニョーロいわく ブレーキの力はフロント:リヤで7:3なので
リヤはロックしにくいよう あえて制動力を落としつつ あと軽量化も兼ねて
シングルピボットブレーキを選択できるようにしたということです。
いま「シングルピボットブレーキを選択できるようにした」と書きましたが、
この書き方だと Dスケルトンブレーキはあくまでオプションであって
本来リヤブレーキはデュアルピボットのほうが標準仕様ということになります。
下位グレードのコンポでは リヤブレーキにはデュアルピボットのものしか無い、
ということも それを後押ししているようですが
これはコストの問題もあるかもしれません。
(固定用シャフトの長さを変えるだけで 前後の区別になる)
ところが、日本国内のほとんどの代理店では
ブレーキの形式を指定せずに コンポを注文した場合
リヤブレーキはDスケルトンとなります。
(今はどうだか知りませんが奈良県のある代理店さんだけは
デュアルピボットブレーキでした)
これは「ユーザーの希望の多くがDスケルトンだろう」という
代理店さん側の配慮であって、
カンパニョーロとしては Dスケルトンは
あくまでオプションとしての扱いになるようです。
・・・という説の裏付けのひとつが75周年記念コンポです。
75周年記念のリヤブレーキは デュアルピボット仕様しか存在しないので、
カンパニョーロが標準としている仕様はデュアルピボットのほうというわけです。

DSC06019amx5.jpg
カンパニョーロのデュアルピボットブレーキですが、
DSC06020amx5.jpg
YアームとCアームを連結しているパーツと
Cアームの間の固定ボルトの長さが長く、
フレームによっては干渉します。
実際は 画像の状態からブレーキの固定シャフトに
ギザ付きワッシャを1枚以上入れるので
ここはもう少し空くはずですが、それをしても
75周年記念のリヤブレーキが取り付けられなかった例が実際にあります。

画像のブレーキでは
四角いナット2つ+固定イモネジで ガタを取るようになっていますが、
これより前のレコードでは ナット1枚で固定するタイプになっていました。
昔、オンセチームのバイクは ここのナットが
厚みが3分の2くらいのチタン製のものに交換してありましたが、
これはオンセのマノロ・サイス監督が機材オタクだからです。
当時のジャイアントのフレームでも 純正の状態で干渉は起きないので
軽量化を別にすれば 薄いナットに交換する理由はありません。
マノロ・サイスといえばオンセ時代のローラン・ジャラベールのバイクに
肉抜きしたレコードのアルミクランクを付けたりしていましたが、
ホセバ・ベロキのバイクの レコードの文字を金色にしたり
リバティセグロスのBHに付いていた
カンパニョーロのコンポの文字を青色にしたりなど
軽量化と関係の無い改造も多々やっていたので
やはり軽量マニアというよりは機材オタクです。
選手の改造(イケナイお薬の投与)がバレた件では逮捕されていますが。


と、ここまでが 前置きです。
50周年記念に付属してくる葉書を本社に送ったときに届く記念品ですが、
DSC06021amx5.jpg
↑これです。
ネットに落ちていた画像を拾ったものなので
私がこれを所有しているわけではありません。

DSC06022amx5.jpg
50周年
DSC06024amx5.jpg
トゥーリョ・カンパニョーロの「カンパニョーロ トゥーリョ」サインが
箱に入っていますが、これはコンポに入っている刻印と同じものです。

DSC06025amx5.jpg
入っているのはペーパーナイフです。

DSC06026amx5.jpg
50周年のマークが彫られたメダルをカシメてありますが、
DSC06027amx5.jpg
裏側はトゥーリョ・カンパニョーロの肖像になっています。

DSC06028amx5.jpg
・こうげき力 +30
・たまに 2回こうげき

ケースに敷いてあるベロア生地にトゥーリョ氏の顔が
聖骸布のように浮かび上がっていますが
気にしてはいけません。

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2015/11/23 06:52 | edit

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